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2012年3月中旬の小説ニュース(外部リンク)

2012年3月中旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
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2012.3.20(火)

仏最大の書籍展閉会…日本から文学関係者20人

【パリ=待田晋哉】日本が15年ぶりの特別招待国となったフランス最大の書籍展「サロン・デュ・リーブル」(読売新聞など後援)が19日(日本時間20日未明)、閉会した。

図書館Bar 静かな人気

千葉県船橋市海神にある小さな民間図書館「船橋北口図書館」で毎月開かれる「図書館Bar」が、静かな人気を集めている。毎回違うテーマを設定し、お酒を飲みながら語り合いを楽しむ趣向だ。スタートしたのは一昨年末で、口コミで評判となり、今では毎回30人程度が参加する。

2012.3.19(月)

桜庭一樹の『伏 贋作・里見八犬伝』が劇場アニメ化

直木賞作家・桜庭一樹が初めて週刊誌に連載した小説『伏 贋作・里見八犬伝』(文藝春秋刊)がアニメ映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』として今秋公開されることが19日、明らかになった。原作は、執筆されてから200年近くが経とうとする今もなお多くのクリエイターに影響を与え続ける長編伝奇小説の古典「南総里見八犬伝」を桜庭氏が新解釈して生まれた、人と犬の血をひき、人に化けて暮らす<伏-ふせ->をめぐる物語。桜庭氏は2003年よりライトノベル『GOSICK -ゴシック-』シリーズで人気を集め、2008年には「私の男」で直木賞受賞。今回、自身の作品として、初の劇場用アニメーション映画となる。

「タブレット型端末」学校図書館に整備へ 新年度から京都市教委

京都市教育委員会は、小型のタブレット型端末を活用した学校図書館整備に、新年度から取り組む。「iPad(アイパッド)」の米アップル社が教育用アプリ配信に乗り出し、教育分野での情報端末の活用が関心を集める中で、市教委は小中学校全体へのタブレット型端末導入も視野に入れ、実証によって教育効果を見極めたい、としている。

「古典の日」法制化へ前進

11月1日を古典に親しむ「古典の日」として法制化しようと、超党派の国会議員らが29日に「『古典の日』推進議員連盟」を発足させることが決まった。京都の文化人らが提唱して3年余。実現に向けた大きな一歩で、府や京都、宇治両市、京都商工会議所などで組織する「古典の日推進委員会」が集めた賛同の署名も1日現在、11万件近くに達した。だが、署名の6割は府内で、関心を示している人も中高年が多く、課題は少なくない。

九州さが大衆文学賞 大賞は横浜市の東さん【動画】

新人作家の登竜門「第19回九州さが大衆文学賞」は大賞の笹沢左保賞に、神奈川県横浜市の東圭一さん(53)の「足軽塾大砲顛末(てんまつ)」が選ばれた。佳作と奨励賞は唐津市の板倉充伸さん(48)の「らんぐざあむ くらふてぃぐ ろーぺんと」に決まった。(ライフ版の24、25面に特集)

京極夏彦さん新作、紙・電子で別会社から刊行

京極夏彦さんの新作小説「百鬼夜行 陽」が紙の書籍は文芸春秋、電子書籍は講談社から、ほぼ同時に刊行されることが15日、わかった。

ビデオリサーチ、電子書籍の利用実態調査を発表 - 利用経験者は約7%

ビデオリサーチはこのほど、約500誌を対象にした雑誌メディア調査「MAGASCENE」第13回調査について、調査結果の一部を公開した。電子書籍の浸透度や利用状況に関するデータが発表されており、調査期間は2011年9月29日~10月19日。12歳~69歳の男女を対象に実施され、有効標本数は8163人。

日本統計学会創立75周年記念出版『21世紀の統計科学』(全3巻) 増補HP版 (2012年1月)

2008年に日本統計学会75周年記念出版として刊行されました国友直人・山本拓監修『21世紀の統計科学』(全3巻)の増補版を,日本統計学会のホームページを通じて提供することとなりました.本書の増補版のオンライン公開が統計科学の今後の発展に資することを期待しております.

2012.3.18(日)

「アニメ」「ラノベ」「原作」の意外な関係

アニメ化でヒットするラノベ、原作なしがヒットするアニメ 好調が続くライトノベル市場。『ORICONエンタメ・マーケット白書2011』(オリコン・リサーチ刊/16日発売)によると、2011年の書籍市場(BOOK、文庫、コミック)は前年比99.3%の1兆1123億円と伸び悩むなか、文庫ライトノベル(ボーイズラブ=BL及び耽美含む)の売上額は232.8億円で前年比(※)121.7%と大幅な伸長をみせた。2009年度実績と比較では売上額、売上部数ともに50%以上増加し、その存在感を増している。

2012.3.17(土)

日本絵本賞:受賞作品決まる

<ホンヨモ! 子ども読書推進運動進行中!>

あなたも出版社になれる、直接ネット上で株式公開できる「クラウドファンディング」法が米国議会を通過する見通し

米出版界でも話題となっている個人向け資金調達サイト「Kickstarter.com」の成長ぶりを見て、ついに米国政府も重い腰を上げたようだ。

月仁文学賞:吉柳さんら5人に 飯塚で授賞式 /福岡

地域で文化的な活動を地道に続ける人を表彰する「月仁文学賞」の授賞式が16日、飯塚市歴史資料館であった。

2012.3.16(金)

米IDPF、EPUB3電子書籍で固定レイアウトを指定するための指針「EPUB 3 Fixed-Layout Documents」を公開

米IDPF(本部:米国ワシントン州)は現地時間の3月13日、EPUB 3.0形式電子書籍ファイルで固定レイアウトを指定するための指針「EPUB 3 Fixed-Layout Documents」を公開した。

「1Q84」仏訳本も、パリで日本招待の書籍展

日本が15年ぶりの特別招待国となったフランス最大の書籍展「サロン・デュ・リーブル」(読売新聞など後援)が16日、パリで開幕した。

三浦雅士さんら8人選出 23年度の日本芸術院賞

日本芸術院(三浦朱門院長)は16日、優れた芸術作品の創作や芸術の進歩に貢献した個人に贈る平成23年度日本芸術院賞に、評論・批評家の三浦雅士さん(65)、尺八奏者の山本邦山さん(74)ら8人を選んだと発表した。

クラウドファンディングで資金を募った「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」(記事紹介)

グッドアイディアを紹介するウェブマガジン"greenz.jp"で、「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」を紹介する記事が掲載されています。これは、東日本大震災の津波によって市立図書館が全壊した岩手県陸前高田市のとある仮設住宅内に図書室を作るための活動で、「いわてを走る移動図書館プロジェクト」のシャンティ国際ボランティア会(SVA)とも協力して行っているとのことです。同プロジェクトでは、クラウドファンディングサービスの"READYFOR?"を活用してプロジェクト資金の寄付を募ったところ、目標金額の200万円が3日間(うち150万円は2時間)で達成されたとのことで、現在は500万円以上の金額が集まっているようです。

ボーイズラブが規約に触れた?:米AmazonがDigital Mangaのアカウントを停止処分に

米Amazonが日本製コミックの翻訳出版などを手がける米Digital Mangaの販売アカウントを停止処分とした。ボーイズラブコミックなどが規約違反に当たったとみられているが、Digital Mangaの全作品が現在購入できなくなっている。

「知の巨人」吉本隆明さん死去 糸井重里、猪苗代湖ズら追悼コメント続々

戦後を代表する評論家の吉本隆明さんが2012年3月16日、亡くなった。87歳だった。

長嶋有の小説を萩尾望都、小玉ユキら15名がマンガに

長嶋有の小説を原作にしたコミカライズ集「長嶋有漫画化計画」の単行本が、本日3月16日に発売された。

室生犀星:没後50年記念、文学アルバム出版 作品と素顔を1冊に /北陸

金沢出身の文豪、室生犀星(1889〜1962)が今年で没後50年となるのを記念して「室生犀星文学アルバム 切なき思ひを愛す」が出版された。

小学館・集英社G、仏子会社が独でコミック出版

小学館・集英社グループは15日、フランスにある子会社がドイツで漫画の新レーベルを発足させ、日本のコミックの自社出版を始めたと発表した。

吉本隆明氏が死去 戦後思想に大きな影響

文学、思想、宗教を深く掘り下げ、戦後の思想に大きな影響を与え続けた評論家で詩人の吉本隆明(よしもと・たかあき)氏が16日午前2時13分、肺炎のため東京都文京区の日本医科大付属病院で死去した。87歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長女多子(さわこ、漫画家ハルノ宵子=よいこ)さん。

2012.3.15(木)

第11回スーパーダッシュ小説新人賞 第四次(編集部)選考を通過した作品を発表いたします。

第四次(編集部)選考を通過した作品を発表いたします。厳正なる選考の結果、5作品が第四次選考を通過いたしました。(順不同)

小学生は電子書籍を知らないし親も読ませたいと思っていない――子どもライフスタイル調査から

アスキー・メディアワークスが実施した『子どもライフスタイル調査2012 冬』の調査結果によると、小学生の半数以上が電子雑誌・電子書籍を知らず、その保護者も半数以上が電子書籍を読ませたい(読んであげたい)と考えていないようだ。

室生犀星文学賞に南さん

第1回室生犀星文学賞(読売新聞北陸支社主催)の表彰式が26日、金沢市の雨宝院で行われ、小説「二日月(ふつかづき)」で受賞した富山県砺波(となみ)市の南綾子さん(72)に、正賞の九谷焼の文鎮と副賞50万円の目録が読売新聞北陸支社の中川俊哉支社長から手渡された。南さんは「愛着ある作品が受賞できて光栄です」と語った。

第3回創元SF短編賞 最終候補作発表

第2次選考の結果、下記の15編を最終候補作として選出いたしました。

ジュニア文学賞:津の私立高田中3年の村上さん、小説「桃の季節」が最優秀の田辺聖子賞 /三重

全国の中高生から文芸作品を募集した「第4回田辺聖子文学館ジュニア文学賞」で、津市一身田町の私立高田中3年、村上リ子さん(15)の小説「桃の季節」が、全部門の最優秀作品から2点だけに輝く「田辺聖子賞」を受賞した。

<講談社>京極夏彦の「百鬼夜行」シリーズを電子書籍化 16日から順次配信

講談社は15日、直木賞作家・京極夏彦さんの小説「百鬼夜行」シリーズを電子書籍化することを明らかにした。第1弾として京極さんのデビュー作でもある「姑獲鳥の夏」と、シリーズのサイドストーリーを集めた短編集「百鬼夜行 陰」を16日に配信。今後シリーズ全巻を毎月配信していく。

2012.3.14(水)

『ゴッドファーザー』続編小説をめぐる訴訟、泥沼化…今度は原作者側がパラマウントを訴える

フランシス・フォード・コッポラ監督の映画『ゴッドファーザー』の原作小説の続編出版をめぐる訴訟で、今度は原作者マリオ・プーゾさんの遺族が米パラマウント ピクチャーズを訴えた。先月の段階では、今年7月に予定されていた無許可の続編小説出版差し止めを求め、米パラマウント ピクチャーズがマリオさん側を訴えていた。

イギリス推理小説の最高峰CWA賞の受賞歴を持つ作家ウィリアム・ランデイの新作が映画化!

英国推理作家協会賞(CWA賞)の新人賞受賞歴をもつウィリアム・ランデイが今年1月に出した新作「ディフェンディング・ジェイコブ / Defending Jacob」が映画化されることが明らかになった。

「悪妻」ではなかった?漱石の妻、夫案じる手紙

文豪、夏目漱石(1867~1916年)が1910年(明治43年)に伊豆・修善寺で吐血し、危篤となった際、妻の鏡子(1877~1963年)が東京の留守宅を預かっていた書生に送った手紙3通が見つかった。

ゆきのまち文学賞に「大きな木」

ゆきのまち文学賞に「大きな木」日刊スポーツ雪をテーマにした文学作品に贈る「第22回ゆきのまち幻想文学賞」の大賞が14日までに、千葉県船橋市の山ノ内真樹子さん(58)の「大きな木」に決まった。過去の入賞、入選者を対象にした長編賞には札幌市の結城はにさん(51)の「うきだあまん」が選ばれた。

ブリタニカ大百科事典、ついに印刷版を終了

1768年、啓蒙主義の絶頂期、印刷機は(まだ比較的少なかった)字の読める人や知識人の間で知識を広める方法として数多く利用された。しかし多目的な参考書は殆ど存在せず(最初に登場したのがその数年前)、重要な知識の殆どが数多くの専門化された書籍に分かれていた。光学について、ヒルの使用法について、新世界の蛮人を巡る旅、等といったものだ。その年、Encyclopaedia Britannica[ブリタニカ大百科事典]の初版が印刷された。全3巻からなるその内容は、簡潔にして有用な人知のほぼ全てから成っていた。

2012.3.13(火)

ついにニコニコ静画に漫画投稿機能が追加される

ニワンゴは3月13日、「ニコニコ静画」にユーザーからの漫画投稿を受け付ける「マンガ投稿」機能を追加、これに併せてニコニコ静画(ニコニコ漫画)を「ニコニコ静画(マンガ)」にリニューアルした。これによりニコニコ静画はイラスト、電子書籍、マンガという3本柱が生まれたことになる。

一般読者の投票によって選出する、小説・マンガの書籍大賞 - 第3回ブクログ大賞[2012]

ブクログ大賞とは、本好きのみなさんで小説・マンガの最高の一冊を決める、書籍大賞です。

「中央公論」の表紙刷新

総合月刊誌『中央公論』の表紙が、今月10日発売の4月号から刷新された。

2012.3.12(月)

村田蓮爾も感嘆、美麗イラスト300点以上収めた椎名優画集

電撃大王ジェネシス(アスキー・メディアワークス)で連載中の「Monochrome Myst」や、ライトノベル「偽りのドラグーン」のイラストなどで知られる椎名優の画集、「椎名優画集III ガーネット」が3月19日に発売される。

島田荘司のミステリ小説「糸ノコとジグザグ」がマンガ化

ミステリ作家・島田荘司の小説「糸ノコとジグザグ」のコミカライズが、4月5日に発売されるモーニング19号(講談社)から3号連続で発表される。コミカライズを手がけるのはちば賞出身の新鋭・原点火。

広がる「いきなり文庫」 そのわけは?

「いきなり文庫」とうたって文庫で新作小説を刊行するスタイルが広がっている。人気作家の作品は単行本を経て文庫化するのが常識だった出版業界。なぜ「いきなり」なのか。

米国内におけるGoogle Book Searchのスキャン活動がペースダウン?

米国の大学関係者向け業界紙によるとGoogleが提携大学と行なっている「Google Book Search」サービス向けの紙書籍スキャンの作業ペースがここ1年で半減していることが明らかとなった。

「池波正太郎記念文庫」で16日から時代小説展

昨年開館10周年を迎えた東京都台東区西浅草の「池波正太郎記念文庫」(台東区立中央図書館内)で16日から、「時代小説展 剣豪」が開かれる。剣豪たちを描いた歴代の名作約100冊を紹介する。7月18日まで。

新会社「出版デジタル機構」、植村氏が社長に就任

出版デジタル機構は3月9日、東京・千代田区の小学館5階講堂で発起人会及び取締役会を開催し、新会社「出版デジタル機構」の設立と同社の役員人事を決定した。

被災児童を描いた「パンプキン・ロード」が大賞 小川未明文学賞

20回目を迎えた児童文学の登龍門「小川未明文学賞」(新潟県上越市などの主催)で、山梨県甲斐市のもりいずみさん(47)=ペンネーム=の作品「パンプキン・ロード」が大賞を受賞した。

2次創作がコンテンツの寿命を延ばす──角川会長と川上会長が話す、ネット時代の電子書籍 (1/3)

角川とニコ動が手を組んだ電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」の公開に合わせ、角川グループホールディングスの角川歴彦会長と、ドワンゴの川上会長が対談。電子書籍や著作権、Amazonの動向などを語り合った。

ライトノベルの知られざる歴史

ダ・ヴィンチ4月号の「走れ! トロイカ学習帳」では、現在活字分野で非常に好調のライトノベルのスポットを当てている。企画内ではライトノベルの歴史について紹介。

震災から1年、作家の声を特集

東日本大震災を受け、作家の声を特集する雑誌が相次いでいる。

太宰治賞 二次選考通過作品はこちら

第28回太宰治賞 二次選考通過作品(全18篇・カッコの中は応募者在住地です)

2012.3.11(日)

[フルメタル・パニック!]シリーズ累計発行部数1000万部突破

賀東招二さんのライトノベル「フルメタル・パニック!」(四季童子さんイラスト)シリーズが累計発行部数1000万部を突破したことが明らかになった。

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