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2013年1月中旬の小説ニュース(外部リンク)

2013年1月中旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2013.1.20(日)

【書評】『路(ルウ)』吉田修一著

■緻密だが天衣無縫な筆致 台湾新幹線着工をめぐる出会いと別れと再会とを描く群像劇…というようなまとめ方は、間違ってこそいなくとも、この作品の何たるかを伝えはしない。全ての良い作品がそうであるように、本作の厚みは要約を拒む。だからあえて人物紹介だけを試みる。

書き出し小説大賞・第8回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。

101歳の詩人、柴田トヨさんが死去 本紙「朝の詩」から生まれたベストセラー詩集「くじけないで」の著者

産経新聞「朝の詩」からデビューし、98歳の時に刊行した詩集「くじけないで」がミリオンセラーとなった詩人、柴田トヨ(しばた・とよ)さんが20日午前0時50分、老衰のため宇都宮市内の老人ホームで死去した。101歳だった。

国会図書館デジタル資料、公立で閲覧可能に

「入手困難」なもの対象 国立国会図書館がデジタル化した所蔵資料を、全国の公立図書館などに送信して見られるようにするための改正著作権法が今月施行された。

2013.1.19(土)

【エンタメ小説月評】作品中で自作を「映画化」

小説を原作とした映画が昨年は、約30作も公開された。 封切り時の大量宣伝が本の売り上げを加速させる打ち出の小槌(こづち)となるためか、製作委員会に出資し自社の本の映画化を後押しする出版社も増えてきた。良し悪しは別にして、ベストセラーの方程式に映画化は不可欠な時代だ。

伊豆文学賞 鴻野さん(掛川)最優秀

県などでつくる伊豆文学フェスティバル実行委員会は18日、「第16回伊豆文学賞」の審査結果を発表した。

【文学】小説「等伯」が直木賞受賞 安部龍太郎さんに聞く

「もう一回立ち上がろう」その姿をより伝わる形で 田舎から出て辛酸…親近感 -等伯を書いたのはなぜ。

オトナ女子が読みたいエロ系文庫

――これじゃ、女はイケないでしょー―「女による女のためのR-18文学賞」創設のきっかけは、男性視点の官能小説に異を唱える、女性編集者たちのそんな声だったという。女が自然に感じることのできる性をテーマにした小説の追求――だがそれは、その趣旨に創作意欲を刺激された新たな書き手たちによって独自の進化を遂げていった。

私はちゃんと,幸せです。「放課後ライトノベル」第125回は『クワガタにチョップしたらタイムスリップした』で未来にタイムスリップ

今,昆虫が熱い。 昨年の「このマンガがすごい!」で1位を獲得し,話題となった『テラフォーマーズ』。火星で異常に進化したゴキブリと,さまざまな昆虫の能力を移植された人類のバトルが熱い。

犬とハサミは使いよう : 人気ラノベがアニメ化決定

本好きの少年と、何かとハサミを振り回す売れっ子作家のヒロインが繰り広げるドタバタを描いたライトノベル「犬とハサミは使いよう」(ファミ通文庫)がアニメ化されることが19日、明らかになった。詳細は今後、発表される。

2013.1.18(金)

官能小説には実体験が描かれているのか?OL小説家にインタビュー

長引く不況はまだ終焉の気配を見せず、なかなか給料が上がらない昨今。世間ではフルタイムで働きながら、バイトやFXなどの副業でお金を稼いでいる人も多い。そんな中、派遣社員として勤務しながら、官能小説を書いている女性がいる。小川沙耶さんだ。スポーツ紙や雑誌などで作品を発表し、文庫本を三冊刊行。ダブルワークの実態や、官能小説のネタ元についてインタビューを行った。

「朝井文学」に熱視線 直木賞受賞、県内書店に特設コーナー

不破郡垂井町出身の作家朝井リョウさん(23)の直木賞受賞から一夜明けた17日、県内では書店や図書館に特設コーナーが設けられ、若き直木賞作家への関心が盛り上がった。母校には垂れ幕が掲げられ、実家に町長が訪れるなど、地元には喜びの輪が広がった。

三浦しをん、小説家への道

2006年に29歳で直木賞(『まほろ駅前多田便利軒』)、2012年に35歳で本屋大賞(『舟を編む』)を受賞し、今年『まほろ駅前多田便利軒』はドラマ化、『舟を編む』は映画化と、両作品とも実写化されるという今注目の作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号では、三浦しをん大特集を組み、彼女の半生に迫るロングインタビューを掲載している。

山梨文学シネマアワード 高橋伴明・恵子さんも受賞

31日、竹中直人さんらトーク 甲府市の湯村温泉郷などで、映画や文学の関係者を表彰する「山梨文学シネマアワード2013」(同実行委主催)受賞者に新たに映画監督の高橋伴明さんと、高橋さんの妻で女優の高橋恵子さんが選ばれ、31日と2月1日に行われるトークイベント、上映会などの詳細も決まった。

電子書籍ストアサービスを徹底比較(後編)

1クリックのKindleは購入が簡単。確認画面が多いBookLive!とReader Store

震災をきっかけに内容が変わった直木賞候補作 有川浩さんの『空飛ぶ広報室』

第148回直木賞は、朝井リョウさんの『何者』と安部龍太郎さんの『等伯』に決まりました。朝井さんは、戦後最年少・23歳での受賞となり、受賞作『何者』は今後注目を集めることとなるでしょう。

2013.1.17(木)

"おとぼけ"高良&"アンニュイ"綾野がたまらない! 『横道世之介』の期待度

第7回本屋大賞第3位に選ばれ、柴田錬三郎賞を受賞した吉田修一の青春小説『横道世之介』(文藝春秋)が2月23日の封切りを前に話題を集めている。

ビブリア古書堂もびっくり!? 本屋さんで本当にあった話

剛力彩芽主演でスタートした月9ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(三上 延/アスキーメディアワークス)。原作は同名の人気シリーズで、古書をめぐる謎を古本屋の美人店主が明かしていくというミステリー小説だ。

その日、受賞者たちの心境は? 第148回芥川賞・直木賞会見レポート

16日、第148回芥川賞・直木賞(日本文学振興会)の選考が行われ、芥川賞に黒田夏子氏『abさんご』(早稲田文学)、直木賞に朝井リョウ氏『何者』(新潮社)と安部龍太郎氏の『等伯』(日本経済新聞出版社)が選ばれた。

タッキー主演でドラマ化も決定! パン職人男子の魅力とは

4月からNHKでドラマ化されることになった大人気シリーズ『真夜中のパン屋さん』(大沼紀子/ ポプラ社)。4年ぶりに滝沢秀明が主演を務めることでも話題になっているこの作品。

著名人&担当編集者が明かす 直木賞作家・三浦しをんの素顔

松田龍平&瑛太主演で1月11日からスタートしたドラマ『まほろ駅前番外地』。その原作者である直木賞作家・三浦しをん。過去には、『風が強く吹いている』が実写映画化、また昨年の本屋大賞受賞作『舟を編む』の映画公開も4月に控えている人気ぶりだ。また、『神去なあなあ日常』には宮崎駿が帯にコメントを寄せるなど、著名人からの支持も深い。

【本の話をしよう】「夜の底は柔らかな幻」作家 恩田陸さん

≪子供の頃の「わくわく感」再現したい≫ 女優の北川景子(26)が主演した連続ドラマ『悪夢ちゃん』の原作『夢違』(角川書店)など、作品の映像化が相次ぐ人気作家、恩田陸さん(48)。

就活はトランプの「ダウト」?  朝井リョウの直木賞作品『何者』が就活生を勇気づける

第148回芥川・直木賞の選考会が行われ、直木賞は朝井リョウさんの『何者』と安部龍太郎さんの『等伯』に決まりました。平成生まれでは初の受賞となった朝井さん。2009年に『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞し、同作は映画化。着々と今回の受賞への足場をかためていました。

角川、ツイッター小説を紙・電子書籍に 新人作家を発掘

角川グループホールディングス(GH)は米ツイッターと組み、ミニブログを使って物語をつづっていく「ツイッター小説」を紙や電子で書籍化するサービスを今春にも始める。

ツタヤ、書籍販売で首位 最大手紀伊國屋を抜く

DVDレンタルなどのチェーン店を展開する「TSUTAYA」(ツタヤ)の書籍販売部門の2012年の売上高が過去最高の1097億円になり、業界最大手の紀伊國屋書店を抜いて首位に立ったことが16日、わかった。

Kobo、年末商戦好調で「世界の電子書籍市場シェアの20%を獲得」と表明

英国の出版業界ニュースサイトで、Koboが好調な年末商戦の成果を背景に、世界の電子書籍市場で同社が20%のシェアを獲得したことを明らかにしたと報じられている。

75歳の黒田夏子さん会見詳報 「生きているうちに見つけてくれてありがとう」

初のノミネートで芥川賞に決まり、史上最年長の受賞者となった黒田夏子さん(75)は16日夜、グレーのゆったりしたニットに黒のズボン姿で、やや緊張した表情で記者会見場に登場した。

戦後最年少の朝井リョウさん会見詳報「自分の本に励まされながら書いていきたい」

平成生まれ初の直木賞を受賞した朝井リョウさん(23)は、黒いスーツに赤と紺色のネクタイを締め、やや緊張した表情で記者会見に臨んだ。

直木賞受賞者の安部龍太郎さん 歴史長編「等伯」に、「モデルの半分は自分自身」

18年ぶり2度目のノミネートで待望の直木賞を射止めた。「このような晴れの日が、僕の人生の中に来るとは思っていなかった」と朴訥(ぼくとつ)な口調で喜びを語る。

小説誌「パピルス」が刷新

幻冬舎の小説誌「パピルス」(偶数月28日発売)が、現在発売中の2月号からリニューアルされた=写真=。

75歳芥川賞・黒田さん小説集、20日発売 50年前のデビュー作も

史上最年長、75歳9か月で芥川賞を受賞した黒田夏子さんの小説集『abさんご』が、早くも2013年1月20日、文藝春秋から刊行される。

2013.1.16(水)

「選考過程で年齢のことは出なかった」第148回芥川賞講評

第148回芥川賞(日本文学振興会主催)は、黒田夏子さん(75)の『abさんご』に決まった。16日夜、東京・築地の料亭「新喜楽」で選考委員の堀江敏幸さん(49)が会見し、選考経緯について説明した。概要は次の通り。

「完成した力量と新しい才能のぶつかり合い」第148回直木賞講評

第148回直木賞(日本文学振興会主催)は、朝井リョウさんの『何者』と安部龍太郎さんの『等伯』に決まった。16日夜、東京・築地の料亭「新喜楽」で選考委員の北方謙三さんが会見し、選考の経緯について説明した。概要は次の通り。

ニコニコ動画で150万再生を記録した初音ミクの大ヒット曲、「こちら、幸福安心委員会です。」がノベル化!

日本を代表する冬のお祭りと言えば、北海道札幌市で行われる「さっぽろ雪まつり」。今年で64回目を迎え、2月5日~11日に開催される予定ですが、雪まつり期間中に行われるイベント「SNOW MIKU 2013」が話題です。バーチャルアイドル・初音ミク誕生の地が札幌市であることから、北海道を応援する企画としてオフィシャルツアーや市電「雪ミク電車」の運行が予定されています。

バンド・デシネとSF 大森望インタビュー[前編]

SFの翻訳者としても、また豊崎由美氏との「メッタ斬り!」シリーズでも知られる、評論家の大森望氏に「バンド・デシネとSF」という切り口でインタビューしました。インタビュアーは、バンド・デシネの翻訳者として『闇の国々』をはじめ、多数の作品を手がけてきた原正人さんです。

中学入試によく出る作家は誰?

いよいよ受験シーズンの到来。国語のテスト問題といえば、古典や名作からの出題というイメージかもしれないが、最近の人気作家の作品からの出題も少なくないようだ。

井上靖文学館:若き日の作品知って 「流転」の企画展開催−−長泉 /静岡

長泉町東野のクレマチスの丘にある井上靖文学館で、井上靖(1907〜91)の若き日の作品「流転」に関する企画展が開かれている。

作家の読書道 第133回:加藤千恵さん

高校生の頃に歌人としてデビュー、最近では瑞々しい筆致で描きだす恋愛小説でも人気を博している加藤千恵さん。北海道で生まれ育った少女が短歌と出会ったきっかけは、そしてデビューするきっかけは? あの甘く切ないシーンを繊細に切り取る感性の源泉にあるものは? 納得の読書遍歴が浮かびあがります。

本の舞台裏〉漫画が誘う名作文学

名作文学とコミックのコラボ作品が次々と登場している。

芥川賞 75歳の黒田夏子さん 直木賞は戦後で最年少、平成生まれ初の朝井リョウさんと、歴史小説の安部龍太郎さん 

第148回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は黒田夏子さん(75)の「abさんご」(「早稲田文学」5号)に、直木賞は朝井リョウさん(23)の「何者」(新潮社)と安部龍太郎さん(57)の「等伯」(日本経済新聞出版社)に決まった。

2013.1.15(火)

じん(自然の敵P)は、芥川賞を獲ることができるのか?

1月16日に発表される、第148回芥川龍之介賞・直木三十五賞。候補者のなかには、過去最高年齢である75歳の黒田夏子の作品が芥川賞にノミネートされるなど、その行方に注目が集まっている。

装丁家・日下潤一個展「絵と本 その3」開催

メディアファクトリー「幽BOOKS」の装丁も多く手がける、装丁家でデザイナーの日下潤一さんの個展「絵と本 その3」が2013年1月23日より、東京・西神田studio イワトにて開催される。

大人の女性向け官能WEB小説マガジン『fleur(フルール)』 公式サイトプレオープン!

2月22日、「レディのための新しい恋と官能」をテーマとした大人の女性向け官能WEB小説マガジン『Fleur(フルール)』が創刊される。その創刊にあたって本日公式プレサイトがオープンし、執筆を予定している24名の作家が発表された。

こんなに違う――iPad miniで主要電子書店のビューワを比較

電子書籍の読書体験を語る上でビューワのできは重要な要素。今回は"画像表示"という観点で主要な電子書店のビューワの違いをiOS上で徹底比較してみた。コミックに強いビューワはどこだ?

文芸出版社、文庫ヒットへ奇手妙手

短編冊子付き限定版 新人賞の応募作いきなり

小説同名の桜「舞姫」植樹、鴎外生誕150年を記念

明治の文豪、森鴎外(1862~1922年)の生誕150周年を記念し、代表作と同名の桜「舞姫」が12日、北九州市小倉北区城内の森鴎外文学碑前に植樹された。春には花を咲かせるという。

師の遺志継ぎ、仏小説「文体練習」完訳

日常の一場面を99通りの技法で表現したフランスの小説「文体練習」の翻訳半ばで急逝した京都大名誉教授・松島征さんの遺志を引き継ぎ、〈弟子〉の大学講師ら3人が完訳を果たした。

電子書籍専用の短篇小説レーベル「nanovel」、iPhoneアプリをリリース

GADGETの電子書籍専用の短篇小説レーベル「nanovel」は、iPad/iPad mini用アプリに加えてデジタルマガジン形式のiPhone版アプリをリリース。

2013.1.14(月)

「好き」を超えた! 三浦しをんが読み返すマンガ5作

直木賞受賞の映画化作品『まほろ駅前多田便利軒』にひきつづき、『まほろ駅前番外地』のドラマが1月11日からスタート、また、2012年本屋大賞受賞作の『船を編む』の映画公開も4月に控えている人気作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号では、今年ますます人気を博すこと間違いなしの三浦しをんを大特集。特集では、無類の読書家としても知られる三浦しをんが頻繁に読み返すという、彼女のルーツともいえるマンガを紹介している。

前向きな現場 知ってほしい 松村美香さん「利権鉱脈 小説ODA」

真冬のモンゴル・ウランバートルの広場で、駐在中の若手商社マンが凍死する場面で物語は幕を開ける。彼はどのような重荷を抱え、なぜ死なねばならなかったのか。

【書評】『路』 吉田修一著

評・中島隆信(経済学者・慶応大教授) 浮かぶ台湾の情景 「路(ルウ)」という優しくゆったりとした響きを持つタイトルがこの長篇(ちょうへん)小説のすべてを表現しているといっていいだろう。

第13回えんため大賞受賞作品『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』、トレジャーハント・バトルロワイヤルをコミカライズ!

父親によって島流しにされた八真重護が、引っ越し先の激安アパートで出会ったのは美少女地縛霊・龍ヶ嬢七々々。彼女は生前、島中に不思議な力を持つお宝《七々々コレクション》を隠していた――。

谷崎潤一郎と西脇順三郎、ノーベル賞候補に4回

作家の谷崎潤一郎、詩人の西脇順三郎の2人が、少なくとも1958年から62年の間に4回にわたってノーベル文学賞の候補になっていたことが、同賞を選考するスウェーデン・アカデミーへの情報公開請求で分かった。

川上未映子さんに高見順賞

第43回高見順賞(高見順文学振興会主催)は14日、川上未映子さん(36)の詩集「水瓶」(青土社)に決まった。

2013.1.13(日)

【書評】『孤愁 サウダーデ』新田次郎、藤原正彦著

■ポルトガル文人の日本賛歌 新田次郎の筆になるモラエスは、巻頭、詩人タイプの外交官として登場してくる。

アラブの王子様に萌える腐女子たち

BLにおいて、根強い人気を誇っているアラブもの。アラブの王子様が日本の男性を見初めて結ばれるというストーリーは、BL界にあふれかえっている。しかし、数ある外国の中でなぜこれほどまでにアラブがもてはやされているのだろう。腐女子が惹かれるアラブの魅力とは、一体何なのか?

直木賞作家・三浦しをんが小説の「凄さ」を感じた5作

直木賞受賞の映画化作品『まほろ駅前多田便利軒』にひきつづき、『まほろ駅前番外地』のドラマが1月11日からスタート、また、2012年本屋大賞受賞作の『船を編む』の映画公開も4月に控えている人気作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号では、今年ますます人気を博すこと間違いなしの三浦しをんを大特集。

【著者に聞きたい】マブルーク・ラシュディさん 『郊外少年マリク』

■絶望に耐えるユーモア 移民の子として仏郊外で生まれ育った著者が、自身の経験を生かして描く哀切な成長物語だ。語り手は、パリ郊外の団地で暮らすアルジェリア系移民の少年、マリク。5歳から26歳までの年齢を章タイトルにした年代記スタイルで、マリクの成長ぶりと、貧困と差別にあえぐ郊外の団地の現実を浮き彫りにする。

ライトノベル:元徳島大生、「百億の魔女」で作家デビュー 高知県出身・小川淳次郎さん「活字親しむきっかけに」 /徳島

高知県出身で徳島大在学時に本格的に小説を書き始めた小川淳次郎さん(27)が昨年暮れ、ライトノベル「百億の魔女」(講談社ラノベ文庫、651円)で作家デビューを果たした。ライトノベルは主に中学・高校生を対象としたジャンルで、自身も学生時代に多くの作品に触れたという。小川さんは「今の中高生が活字に親しむきっかけになれば」と話している。

今まで読んだ中で一番感動した小説は?

ケータイ、スマホ、電子書籍端末などでも小説が読める時代になりました。文字だけで私たちを楽しませてくれる「小説」は最もお手軽で、しかし深みもあるエンターテインメントではないでしょうか。今までにあなたを感動させた小説はありますか?

高橋伴明&高橋惠子が夫婦で「山梨文学シネマアワード」受賞

高橋伴明監督と女優の高橋惠子が、「山梨文学シネマアワード 2013」を夫婦そろって受賞することがわかった。

2013.1.12(土)

ニコ動で話題 「終焉ノ栞プロジェクト」CDアルバムとライトノベルのリリースが決定

ニコニコ動画上で話題を呼んでいる150P(ワンハーフピー)が、2月27日(水)にアルバム『終焉-Re:write-』をリリースすることが明らかとなった。150PはVOCALOIDによる楽曲のアーティストだ。ニコニコ動画のクリエイターが集結して始まった終焉ノ栞プロジェクトの中心人物として注目を集めている

モデル地探せ「まほろ散歩」 三浦しをんさん小説の舞台町田

町田市とうり二つの架空の都市「まほろ市」を歩こう-。三浦しをんさんの小説「まほろ駅前番外地」のファンら十八人でつくる研究会は、小説に登場する場所のモデル地を推理するマップを作製した。二月上旬から無料配布する。研究会リーダーの石川薫さん(72)=森野=の案内で、一足早く小説の舞台巡りを体験した。

ファンタジー世界で自衛隊とドラゴンが交戦する。「放課後ライトノベル」第124回は『ゲート』の向こうで状況開始!

世界が滅亡することなく迎えた2013年。この「放課後ライトノベル」もどうやら無事,打ち切られることなく連載が続いていくようである。ゲーム情報サイトに掲載という場違い感にもそろそろ慣れ,今後もこの調子で頑張っていきたいところ。とりあえずまた1年,どうぞよろしくお願いいたします。

【Spot the 電撃文庫】『魔遁のアプリと青炎剣』は"高校生がバイトでニンジャをする話"から生まれた――天鴉蒼先生インタビュー

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第65回となる今回は、『魔遁のアプリと青炎剣(アウローラ)』を執筆した天鴉蒼先生のインタビューを掲載する。

逆境生き抜く楽観主義…「極北」のセローさん

英国の気鋭の作家で、長編小説『極北』(村上春樹訳、中央公論新社)を刊行したマーセル・セローさん=写真=が来日した。

2013.1.11(金)

"視聴熱量"で見るなら……!? ドラマ『まほろ駅前番外地』に注目

テレビ界では、視聴率は低くとも、ツイッターの"つぶやき"が多いなど、視聴者の番組への思い入れの「熱さ」や「深さ」から番組を評価しようとする動きがある。昨年10月、ビデオリサーチ社はツイッターの投稿件数をもとに、新たな視聴率を開発すると発表した。ツイッター日本法人からデータ提供を受け、「番組あたりの平均ツイート数」と「同じ枠の前4週での平均ツイート数」で指標化するという。

【書評】『噂の女』 奥田英朗著

評・平松洋子(エッセイスト) ワルい女っぷりが痛快 前川清は「止(よ)して 止してよ なぐさめなんか」(「噂(うわさ)の女」作詞・山口洋子)と未練たっぷりに唄(うた)ったが、奥田英朗の『噂の女』の大物ぶりは威風堂々。

実写化作品だけじゃない!三浦しをんの描く濃密な世界

実写映画化された『まほろ駅前多田便利軒』や『風が強く吹いている』など、そして今年映画化される『舟を編む』など、数々の名作を世に送り出している直木賞作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号の三浦しをん特集では、数多あるその小説を、各作への著者コメントつきで、4つのカテゴリに分けて紹介している。

ラノベ質問状 : 「スカイ・ワールド」 問題の解決方法にびっくり コミック化、アニメ化目指す

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「スカイ・ワールド」(瀬尾つかさ著、武藤此史画)です。富士見書房ファンタジア文庫編集部の笹尾明正さんに作品の魅力を聞きました。

小説の1分PV「CUTNOVEL」

小説の1分PV「CUTNOVEL」オフィシャルサイト

[注目アニメ紹介]「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」 ラノベ原作のバトルファンタジー

自分の能力を持て余した問題児たちが、「箱庭」と呼ばれる異世界で波乱を巻き起こすバトルファンタジー「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」が11日から、順次放送をスタートする。原作は竜ノ湖太郎さんの人気ライトノベル(天之有さんイラスト、角川スニーカー文庫)だ。

「滅びの美」愛した西行…「宿神」夢枕獏さん

作家、夢枕獏さん(62)の新作『宿神(しゅくじん)』(朝日新聞出版)は、貴族社会の終わりを見詰めた歌人・西行を主人公にした歴史物語だ。

「捉えきれない殺意」思索…高村薫さん

警視庁刑事、合田雄一郎が、一家4人惨殺事件の捜査を通して殺人の意味を問い直し、人間という存在の<謎>と対峙(たいじ)する長編小説『冷血』(上下巻、毎日新聞社)。

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