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2016年7月下旬の小説ニュース(外部リンク)

2016年7月下旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
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2016.7.31(日)

「嫌な人のことを考え続けるといとおしくなる」――芥川賞作家・村田沙耶香と気鋭の漫画家・米代恭が意気投合

7月23日、漫画「あげくの果てのカノン」の刊行を記念して、作者の米代恭さん(24)と小説家の村田沙耶香さん(36)の対談イベントが行われました。

【桜木紫乃に聞く】「ストリップは20分間の短編小説だと思った」 踊り子の物語「裸の華」を書いたのは1通の手紙がきっかけだった

北海道を舞台に小説を書き続ける直木賞作家、桜木紫乃さん(51)の新作長編『裸の華』(集英社)は、けがで踊れなくなったストリッパーが主人公。踊りに恋し、踊りに人生をかけた女の矜恃が描かれるとともに、人にとって"恥"とは何かを考えさせられる。自他共に認めるストリップファンでもある桜木さんに、新作にかけた思いを聞いた。

今回の『私の消滅』では、かなり無意識を使うことになりました――中村文則(1)

――新作の『私の消滅』(2016年文藝春秋刊)は〈このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。〉という、非常にそそる一文から始まりますよね。そう書かれた手記を読む一人の男が巻き込まれていく不条理な状況と、悲惨な幼少期から始まる手記の内容が並行して進んでいく。先入観なく読んだほうが面白いと思うので、このインタビュー記事ではあまりストーリーに触れないようにしますが。

<チア男子>際立つ力強さ 小説、アニメが追い風

はじける笑顔、高く蹴り上げる足、ポンポンを手に華やかに舞うのは--筋骨たくましい男子。女子のイメージが強いチアリーディングの世界に、男子が増えてきている。今月からは、直木賞作家・朝井リョウさんの小説「チア男子!!」(集英社)を原作としたアニメ放送も始まり、ますます人気が高まりそうだ。

2016.7.30(土)

【書評倶楽部】『炎と苗木』田中慎弥著には「壇ノ浦文学」の系譜が潜む 京セラ元会長・伊藤謙介

気鋭の作家、田中慎弥氏は山口県出身だ。壇ノ浦をのぞむ風土は、中原中也や種田山頭火、金子みすゞなど、特異な作家を育んできた。なかでも耽美(たんび)派の俊英、赤江瀑のめくるめく情念の世界は、私をとりこにした。

アートワークが魅力のアンソロジー「小説の家」に岡田利規「女優の魂」

岡田利規が小説として発表したのち、戯曲化され一人芝居にもなった「女優の魂」が、昨日7月29日に新潮社から発売された「小説の家」に収録されている。

2016.7.29(金)

足袋作り100年の老舗がランニングシューズ開発に挑む―池井戸潤最新作『陸王』が熱すぎる!複製サイン付き限定ブックカバーも見逃すな!

百年の歴史をもつ老舗足袋業者がランニングシューズ開発に挑む――。ドラマ「半沢直樹」の原作などで知られる人気作家・池井戸潤の新作『陸王』が2016年7月8日(金)に発売された。

2016.7.28(木)

「多くは言わん。ただただ感無量」ライトノベルの金字塔『ゼロの使い魔』遂に最終22巻発売決定!

2013年に逝去したヤマグチノボルの大人気ライトノベル『ゼロの使い魔』シリーズの最終22巻が、2017年2月24日(金)に発売されることが決定した。

『キミスイ』を超える純愛小説はこれだ!超速で20万部突破、『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』の著者・沖田円が贈る最新作

消えることなく、心の中に永遠に生き続ける記憶がある。切なさも悲しみも喜びも、甘酸っぱい恋心でさえも、青春は気がつけばあっという間に通り過ぎてしまうが、生きる希望となるような思い出が、自分の進む道を照らし出してくれる。

姫路文学館 展示など一新、30日に再オープン

兵庫県の姫路文学館(姫路市山野井町)が30日、リニューアルオープンする。

横山秀夫さん「64」ダガー賞最終候補に 日本人作品初

英国推理作家協会(CWA)は28日、同国で出版された優れた推理小説に贈られる同協会賞の翻訳部門(インターナショナル・ダガー賞)の今年の最終候補5作品を発表した。

2016.7.27(水)

ショートショート部門新設 坊っちゃん文学賞募集

愛媛県松山市は26日、第15回「坊っちゃん文学賞」の作品募集を始めた。

「こんなに泣けた作品は久しぶりでした」かりゆし58の名曲「アンマー」に着想を得た、有川浩の書き下し感動長編小説『アンマーとぼくら』

2016年2月22日(月)にデビュー10周年を迎えたロックバンド・かりゆし58の名曲「アンマー」に着想を得た、有川浩の書き下し感動長編小説『アンマーとぼくら』が7月19日(火)に発売された。

本はともだち:児童文学作家5人が対談

2006年にデビューした女性児童文学作家5人が講談社(東京都文京区)で対談した。「恋する和パティシエール」の工藤純子さん、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の廣嶋玲子さん、「トーキョー・クロスロード」の濱野京子さん、「天山の巫女ソニン」の菅野雪虫さん、「鉄のしぶきがはねる」のまはら三桃さん。10年を振り返り、児童文学への思いを語った。

札幌初 東京で人気の「文学フリマ」開催 開場前から多数の読者の列が

2002(平成14)年にスタートした、文学作品の展示即売会「文学フリマ」。東京ではすでに22回開催されている人気イベントですが、7月23日に札幌でも初めて開かれました。

【今週はこれを読め! エンタメ編】賃貸アパートの一室の様々な人生〜長嶋有『三の隣は五号室』

三号室の隣は、四号室ではなく五号室。これって「『四』は『死』に通ずる」というので四号室を作っていないってことですよね? 昔はこういう施設多かった気がするが、最近あまり見ないような。なぜ三号室の隣が五号室なのかまったくピンときていない(あるいは、五号室の隣は当然四号室だと勘違いしている)登場人物もいたし。

2015年度の国内電子書籍市場は1584億円規模、前年度から25.1%増加、8割がコミック

株式会社インプレスは、2015年度の国内電子書籍・電子雑誌市場規模についての調査結果を発表した。電子書籍は1584億円で、前年度の1266億円から25.1%増加。

2016.7.26(火)

【今週はこれを読め! SF編】テクノロジーのなかの自由、祝祭的高揚のなかで暴力的に世界を毀損する

冒頭の情景が印象的だ。主人公のひとりドクター・ラングが、医学部の講義に出かける前に、高層マンション二十五階にある自室のバルコニーで電話帳を燃やした火のそばにすわり、ジャーマン・シェパードの尻肉を食っている。

小さな疑問は大きな恐怖へと変わりトラウマに! 『骨』『まめつま』『霧が晴れた時』…【小松左京の怖いはなし】5タイトルがデジタルコミックと朗読コンテンツで登場!

ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスと毎日放送が提携し、小松左京のホラー短編小説5タイトルが、デジタルコミックと朗読コンテンツとなり2016年7月26日(火)にリリースされる。

小説を投稿してAI分析できるサイト「ツギクル」ベータ版がオープン

ツギクル株式会社は26日、小説を投稿できるウェブサイト「ツギクル」のベータ版サイトをオープンし、作品の登録受付を開始した。正式オープンは今秋ごろの予定で、投稿や閲覧など、すべての機能が無料で利用できる。

2016.7.25(月)

「こち亀」40周年記念小説で、両さんが「おそ松さん」や「ガルパン」と激突

秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載40周年と、単行本200巻の発売を記念したアンソロジー小説「VS.(バーサス)こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー」が、9月17日に刊行されることが決定した。

「ライトノベル作家」に夢はありますか? 投稿サイト出身作家に聞く(1)

 自作小説を出版社に投稿し、新人賞を取ったり、編集者の目に留まって作家デビュー。そんなデビューの仕方は今、大きく崩れようとしているのかもしれない。

『小説王』早見和真著 出版不況にケンカを売るアツイ小説

「アツイ!」という言葉をあまり聞かなくなったような気がするが、久々に純粋な賛辞として「アツイ!」と連呼したい小説に出会った。アツイ! 激しくアツイ!

池澤夏樹さん、谷崎文学の魅力語る

作家・谷崎潤一郎の誕生日にあたる24日、谷崎をしのぶ「残月祭」(芦屋市谷崎潤一郎記念館主催、読売新聞大阪本社など後援)が兵庫県芦屋市のルナ・ホールで開かれた。

都市伝説の恐怖に挑んだ、この夏必読のホラーエンターテインメント

鈴木光司の『リング』刊行から25年、都市伝説ホラーの新たな傑作が誕生した。澤村伊智の『ずうのめ人形』(KADOKAWA)は、ある都市伝説が現実を侵食してゆく怖さをサスペンスフルに描いた、危険なフィクションである。

2016.7.23(土)

与謝野晶子短歌文学賞 甲府で表彰式 受賞者ら約250人参加

第22回与謝野晶子短歌文学賞(産経新聞社主催、山梨県教育委員会共催、EH株式会社特別協賛)の表彰式が23日、甲府市の山梨県立文学館で開かれ、全国から短歌愛好家など約250人が参加した。

2016.7.22(金)

作家の読書道 第174回:彩瀬まるさん

2010年に「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞、2013年に長篇小説『あのひとは蜘蛛を潰せない』で単行本デビューを果たした彩瀬まるさん。確かな筆致や心の機微をすくいとる作品世界が高く評価される一方、被災体験をつづった貴重なノンフィクション『暗い夜、星を数えて 3・11被災鉄道からの脱出』も話題に。海外で幼少期を過ごし、中2から壮大なファンタジーを書いていたという彼女の読書遍歴は?

楽天ブックス: 著者インタビュー -あんびるやすこさん「『なんでも魔女商会21 おきゃくさまはルルとララ』 『ルルとララのコットンのマカロン』」

女の子が大好きなものといえばドレスにお菓子、そして魔法!そのすべてが盛り込まれた作品で、小学生を中心に絶大な支持を集めているあんびるやすこさん。少女たちが活躍する夢と希望に満ちた物語は、今や母親世代や男の子たちのハートも掴んでいます。絵本から読み物へと移っていく年代に、「読書の楽しさを教えてくれる」と大人気のシリーズに込めた思いをうかがいました。

「向田邦子を忘れない」35年目の夏に寄せて――

台湾での不慮の飛行機事故で亡くなってから35年。珠玉の作品を数多く残し、多くの女性がその生活スタイルを憧れとして、歳月を経てもなお語り継がれる向田邦子さんの魅力に迫る。

芥川賞作家・村田沙耶香の最新作が「Maybe!」に掲載!玉城ティナが小説のイメージを再現

2016年7月19日(火)、第155回芥川龍之介賞と直木三十五賞が発表され、芥川賞は村田沙耶香の『コンビニ人間』(文藝春秋『文學界』2016年6月号)、直木賞は荻原浩の「海の見える理髪店」が受賞した。

<アクセル・ワールド-インフィニット・バースト->加速世界の未来を描く完全新作

劇場版アニメ「アクセル・ワールド-インフィニット・バースト-」(小原正和監督)が23日に公開される。2046年の東京を舞台に、いじめられっ子だった少年らが"加速世界"という仮想空間で戦う姿が描いた「ソードアート・オンライン」などでも知られる川原礫さんの人気ライトノベルが原作で、2012年4~9月にテレビアニメが放送された。

2016.7.21(木)

【エンタメ小説月評】激動の世 永遠に続く杜

歴史・時代小説の中で、戦国と幕末は定番の題材と言っていい。激しく世の中が動き、人の運命が交錯する。人物や視点を変え、あまたの作品が書かれるのもうなずける。

芥川賞団体「広告」にアニメファン激怒 「文学の方が上」目線かよ

芥川賞や直木賞などを運営する日本文学振興会が新聞に載せた広告について、アニメを侮辱しているのではないか、といった疑問や批判がネット上などで相次いでいる。

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