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トムに関連する小説ニュースまとめ

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トム ニュース検索結果

2021.6.25  作家の読書道 第230回:一穂ミチさん

短篇集『スモールワールズ』が大評判となり、直木賞にもノミネートされている一穂ミチさん。文体も形式も人物造形も自在に操って読者の心を揺さぶる一穂さん、同人誌での二次創作からBL小説でプロデビュー、そこから一般文芸へと活動の場を拡張中。漫画も小説もノンフィクションも幅広いジャンルを読むなかで惹かれた作品とは? さらにはアニメや動画のお話も。リモートでたっぷりおうかがいしました。

2021.6.18  【今週はこれを読め! ミステリー編】疾風怒濤のホラー西部劇『死人街道』

神を激しく憎みながらその憎悪の対象に祈りを捧げる以外の生き方を知らない男。

2021.5.21  【今週はこれを読め! ミステリー編】九歳の少年が出会う苛酷な世界『ブート・バザールの少年探偵』

少年が出会った世界には光が降りそそいでいたか。それとも。

2020.12.23  【今週はこれを読め! ミステリー編】満身創痍の探偵ハリー・ホーレを読むべし!

満身創痍という四文字がこれほど似合う男はいない。

2020.6.27  作家の読書道 第218回:藤野可織さん

不穏な世界を時に美しい言葉で、時に奇想を炸裂させた設定で描き出す藤野可織さん。2013年には『爪と目』で芥川賞を受賞、最近では女性2人が破滅に向かう世界で活き活きと冒険する『ピエタとトランジ<完全版>』が評判に。この世界観を生み出す背景に、どんな読書遍歴があったのでしょう? 小説だけでなく、影響を受けた漫画や好きな映画や俳優についてもたっぷり教えてくださいました。

2020.5.12  【今週はこれを読め! SF編】奇妙な全体主義の成立と凋落、孤独と想像力をめぐって

ケイト・ウィルヘルムの代表長篇。単行本刊行の翌年(1977年)にはヒューゴー賞とローカス賞を受賞している。1982年にサンリオSF文庫から邦訳が出たものの、ほどなく絶版。若い読者にとっては「名のみ聞く名作」となっていたので、こんかいの復刊は好企画だ。

2020.3.3  【今週はこれを読め! SF編】第二次『幻想と怪奇』に喝采!

伝説の雑誌〈幻想と怪奇〉が45年の歳月を経て甦った!

2020.2.18  【今週はこれを読め! SF編】「珍しさ」より「質」を重視した、選りすぐりの十篇。

過去十年に発表された日本SFの傑作選。『2』は「新鋭篇」で、採られているのは次の10篇。

2019.11.20  87歳「代表作はいつも次作」 日本ミステリー文学大賞、辻真先さん

今年の日本ミステリー文学大賞は、辻真先さんに決まった。1932年生まれの87歳。受賞会見では「自分の代表作はいつも次の作品だと思っています」と意欲たっぷりに語った。

2019.4.16  【今週はこれを読め! SF編】大胆なSFの設定に、現代社会の問題を写しとる

白水社の《エクス・リブリス》は、上質な海外文学を届けてくれる、小説読みにとっては慈雨のごとき叢書だ。そこに初めて収められたジャンルSFが本書である。七篇を収めた短篇集。著者のプロフィールを知って、のけぞった。

2019.4.2  【今週はこれを読め! SF編】いつか卑徒(ひと)になる日まで

酉島伝法のデビュー作「皆勤の徒」は衝撃だった。同作を巻頭に収めた同題の連作集は、第三十四回日本SF大賞を射止めた。選考委員ほぼ全員が一致しての受賞決定である。また、〈本の雑誌〉で二〇一五年におこなった「21世紀SFベスト100」(選者は鏡明、大森望、牧眞司)でも堂々の第一位に選出された。まさに怪物的作品といえよう。

2019.1.15  【今週はこれを読め! ミステリー編】血が滾る冒険小説『拳銃使いの娘』

血が滾る、としか言いようのない小説である。

2018.10.9  「思いがけない、カタチになる」monogatary.com初のコンテスト「モノコン2018」結果発表

「モノコン2018」には、指定のお題に対して物語を投稿してエントリーする「物語部門」と、表紙となるイラストやデザインを投稿する「表紙部門」、さらには読んだ作品を積極的にシェアしたりオススメすることで参加できる「オススメシ部門」の3部門が用意されており、「物語部門」「表紙部門」の優秀作品は、「その作品の魅力を最も伝わるカタチで展開」することが約束されていましたが、「思いがけない、カタチになる」というキャッチコピーの通り、複数の優秀作品がそれぞれ様々な形に展開されることが発表となりました。

2018.9.20  【エンタメ小説月評】一筋縄ではいかない異色作

タイトルを見て、よくあるスパイ小説だと思ってはいけない。一條次郎『ざんねんなスパイ』(新潮社)には、このジャンルならではの知的な駆け引きも、スリリングな冒険もほとんどないからだ。

2018.8.28  【今週はこれを読め! SF編】焼死に至る〈竜鱗病〉があぶりだす、現代社会が抱える病理

うーん、やはり、ジョー・ヒルは画像的想像力が並外れている。

2018.8.25  作家の読書道 第197回:小野寺史宜さん

2006年に短篇「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞、2008年に『ROCKER』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞してデビューした小野寺史宜さん。「みつばの郵便屋さん」シリーズなどで人気を得、今年は孤独な青年と人々とのつながりを描く『ひと』が話題となった小野寺さん、実は小学生の頃から作家になることを意識していたのだとか。その背景には、どんな読書遍歴があったのでしょう?

2018.7.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】中2男子のおバカな友情物語〜黒瀬陽『別れ際にじゃあのなんて、悲しいこと言うなや』

"男子がいちばん愚かしいのは中学時代、女子は高校時代"というのが私の持論だ。私の弟や息子たちを観察した結果&自らの来し方を振り返っての反省をふまえての見解である。さらに補足すると、"男子のバカは概ね低レベル、女子のバカは小賢しさを伴うものである"という気がしている。本書の主人公・小林とその仲間たちは中学2年生、まさに脂ののったおバカたちだ。

2018.6.22  【今週はこれを読め! ミステリー編】足枷だらけの警察小説『影の子』がいいぞ!

いかに状況を宙吊りにするか。それがサスペンスを書くための条件である。

2018.3.20  【今週はこれを読め! SF編】輝かしい未来を取り戻すために、ぼくができること

二十一世紀になっても世界はダメなままだ。というか、どんどんダメになっていないか。

2018.2.6  【今週はこれを読め! SF編】月面都市に渦巻く陰謀、大仕掛けの破壊工作、息詰まるサバイバル

『火星の人』で一躍注目を集めたアンディ・ウィアーの第二作。こんどは月が舞台だ。

2017.11.17  岡山県文学選奨の入選決まる 現代詩の田中さん4人

岡山県、県文化連盟などは17日、第52回県文学選奨の入賞作品を発表した。最高賞の入選は全8部門のうち、現代詩、短歌、俳句、川柳の4部門で各1点が選ばれた。表彰式は29日、県庁で行われる。

2017.11.7  【今週はこれを読め! SF編】ズレながら重なりあういくつもの可能性世界

クリストファー・プリーストは、もはやSF作家というより現代英文学を代表する小説家のひとりといったほうがいいだろう。

2017.11.6  豚肉の部位になぞらえた『肉小説集』の次は、旨さあふれる「鶏」小説! 『和菓子のアン』でおなじみ、坂木司の最新刊

本書は、人気シリーズ『和菓子のアン』でもおなじみ、〝日常の謎〟の名手・坂木司さん、待望の最新刊。各世代が抱える悩みを豚肉の部位になぞらえた『肉小説集』(この9月に文庫化)に続いて、今回のテーマ(?)は、鶏=鶏料理。とはいえ、そこはひとすじなわではいかない坂木さん。はたしてその内容とは――?

2017.11.4  「神保町ブックフェスティバル」で出版社が苦悩する「せどり問題」

「神田古本まつり」「神保町ブックフェスティバル」は、本好きが集まる"本好きの祭り"。しかしそんな祭典で、出版社を悩ませている問題がある。それは転売目的で本を購入する「せどり」。現場で何が起こっているのか?

2017.9.19  【今週はこれを読め! SF編】ルールを目的とするルール無視、ポスト・トゥルースのゲーム

第三回ハヤカワSFコンテストに投じた『ユートロニカのこちら側』で大賞を射止めた小川哲の、これがデビュー二作目にあたる。

2017.8.30  【今週はこれを読め! エンタメ編】サマセット・モームのスパイ小説『英国諜報員アシェンデン』

私がスパイ志望だったことについては当欄の読者の方には周知の事実であろうから、これまでに取り上げたスパイものについてはいま一度、2014年11月12日や2015年3月11日更新のバックナンバーをご確認いただきたいと思う(嘘。私の夢想などはどうでもいいのですが、イアン・マキューアン『甘美なる作戦』や柳広司『ラスト・ワルツ』はたいへんおもしろい作品ですので、ぜひお読みになってみてください)。本書も同じくスパイが主人公の小説、しかもイギリスの大作家サマセット・モームによる古典作品だ。

2017.7.10  辻村深月の『スロウハイツの神様』が舞台化! 脚本・演出家の成井豊、"ラストが圧巻"『かがみの孤城』を語る!【前編】

演劇集団「キャラメルボックス」と、作家・辻村深月のコラボレーションがこの夏、実現する。

2017.6.7  【今週はこれを読め! エンタメ編】『続あしながおじさん』が新訳で登場!

"1作目を超える続編は存在しない"というのは、半ば共通認識のように受けとめられている。

2017.5.30  父、母、夫、妻…背負っている"役目"をうまく担えない大人たちへ――21年の時を経て傑作小説『幼な子われらに生まれ』遂に映画化! 原作者・重松清からコメント到着

直木賞作家・重松清の傑作小説『幼な子われらに生まれ』が、発表から21年の歳月を経て映画化されることが決定。浅野忠信、田中麗奈などの豪華キャスト陣を迎え、2017年8月26日(土)よりテアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国にて公開される。

2017.5.17  作家の読書道 第183回:芦沢央さん - 作家の読書道

作家の読書道 第183回:芦沢央さん

2017.4.19  【今週はこれを読め! エンタメ編】心を温めてくれる短編集〜川上弘美『ぼくの死体をよろしくたのむ』

ある時期、川上弘美さんの本だけを読み続けていたことがある。

2016.11.16  【今週はこれを読め! エンタメ編】ラスカル以来の感動!『アルバート、故郷に帰る』

世にロードムービー・ロードノベルは数々あれど、旅のお供がワニという作品はなかなかないのではないだろうか。

2016.11.16  作家の読書道 第178回:宮内悠介さん

デビュー作品集『盤上の夜』がいきなり直木賞の候補になり、日本SF大賞も受賞して一気に注目の的となった宮内悠介さん。その後も話題作を発表し続け、最近ではユーモアたっぷりの『スペース金融道』や、本格ミステリに挑んだ『月と太陽の盤』も発表。 理知的かつ繊細な世界観はどのようにして育まれたのか。読書の変遷をたどります。

2016.8.31  「鬼平犯科帳」テレビアニメ化!「美しい、どこにもない世界を目指します」

さいとう・たかをによるマンガ版も発表されている、池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」のテレビアニメ化が決定した。

2016.7.26  【今週はこれを読め! SF編】テクノロジーのなかの自由、祝祭的高揚のなかで暴力的に世界を毀損する

冒頭の情景が印象的だ。主人公のひとりドクター・ラングが、医学部の講義に出かける前に、高層マンション二十五階にある自室のバルコニーで電話帳を燃やした火のそばにすわり、ジャーマン・シェパードの尻肉を食っている。

2016.7.4  SFとは「ステキなフィクション」! 人気声優・池澤春菜がいざなうSFの楽しみ方

SFといえば映画やアニメ、マンガでも定番の人気ジャンルである。

2016.6.15  作家の読書道 第173回:西崎憲さん

作家、翻訳家、アンソロジスト、ミュージシャンと、さまざまな顔を持つ西崎憲さん。昨年は日本翻訳大賞を立ち上げ、今年は文芸ムック『たべるのがおそい』を創刊など、活動の場をどんどん広げていく西崎さんの原点はどこにある? その読書遍歴はもちろん、各分野に踏み出したきっかけもあわせておうかがいしました。

2016.5.30  独占インタビュー「ラノベの素」 岩井恭平先生『東京侵域:クローズドエデン』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は6月1日にスニーカー文庫より『東京侵域:クローズドエデン』第3巻が発売となる岩井恭平先生です。本作に込められた魅力、最新第3巻のストーリー展開についてもお聞きしました。

2016.5.6  村上博基氏死去 スパイ小説を翻訳

村上博基氏(むらかみ・ひろき=翻訳家)4月30日、死去、80歳。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男、夏雄(なつお)氏。

2016.4.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】独立独歩の精神で生きるヒーローの物語『ドライ・ボーンズ』

ページをめくり始めてすぐ、あ、そうそうこれ、読みたかったのってこういう小説なんだ、と呟いていた。

2016.4.28  祝・本屋大賞受賞!『羊と鋼の森』の宮下奈都さんインタビュー。「3人の子育てと執筆活動はどちらも楽しくて大切で、なくてはならないものです」

――『羊と鋼の森』の2016年本屋大賞受賞おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか。

2016.4.15  <本屋大賞>新得町図書館に宮下奈都さんの特設コーナー

北海道新得町で2013年4月から1年間暮らした作家、宮下奈都さん(49)の小説「羊と鋼の森」が今年の本屋大賞に選ばれ、町図書館に宮下さんの著書を集めた特設コーナーができた。22日まで。

2016.4.11  『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、オリジナルキャスト&監督で続編企画が進行中

桜坂洋のSFライトノベル『All You Need Is Kill』を原作に、トム・クルーズ主演、ダグ・ライマン監督でハリウッド実写化された『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)。トムとリタ・ヴラタスキ役で出演したエミリー・ブラント、ライマン監督続投で続編の企画が進行していることが明らかになった。

2016.3.22  【今週はこれを読め! SF編】ロボットの教養小説、SFを対象化するSF(みたいな小説)

ロデリックはミネトンカ大学のコンピュータ・サイエンス科で開発されたロボットだ。

2015.12.3  週刊文春ミステリーベスト10 2015年【海外部門】第1位は『悲しみのイレーヌ』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。

2015.11.28  電撃文庫『戦闘機少女クロニクル』は歴代の戦闘機が電撃文庫の人気イラストレーター陣によって美少女の姿に!?

瑠莉丸タクマ先生が執筆する電撃文庫『戦闘機少女クロニクル』の紹介記事をお届けします。

2015.11.10  【今週はこれを読め! SF編】迷宮のごとき〈鷲の巣〉に託す最後の希望、そして果てなき絶望

『鷲の巣』はカヴァンの代表作『氷』の十年前に発表されている。『氷』では権力者が君臨する迷宮じみた〈高い館〉が描かれたが、本書は〈管理者〉を頂点とする〈鷲の巣〉が舞台となる。

2015.11.4  【今週はこれを読め! エンタメ編】調律師をめざす若者の道のり〜宮下奈都『羊と鋼の森』

ピアノという楽器はなぜこんなに私たちを魅了するのだろうか。

2015.10.20  【今週はこれを読め! SF編】甦る『屍者の帝国』、読み換えられる『計劃』

伊藤計劃の三作品をアニメ化する「Project Itoh」と連動し、版元をまたいでの出版企画が相次いでいる。本書もそのひとつだ。

2015.10.16  [無彩限のファントム・ワールド]京アニの新作テレビアニメが16年1月スタート

「けいおん!」など数々のヒットアニメを生み出してきた「京都アニメーション」の新作テレビアニメ「無彩限のファントム・ワールド」が2016年1月にスタートすることが分かった。

2015.9.18  きらら熱烈インタビュー 第125回 古内一絵さん

人間が死ぬ前に本当に残したいものは、財産でも名誉でもなく、その人の記憶なんだと思いました。

2015.8.25  影の薄い"ナナフシ"を、性欲の強い"オオムラサキ"が取り合う!? ムシを擬人化した人気BLの最新作が、おもしろい!

極道、アラブ、リーマン――。一見、なんの脈絡もないような単語を並べてみたが、実はこれ、BLの世界で常に一定の人気を誇っている「ジャンル」を意味する言葉なのだ。

2015.7.25  『彼女は遺伝子組み換え系』は最強&最恐のツンデレ美少女との近未来バトルストーリー!【電撃文庫新作紹介】

嵯峨伊緒先生が執筆する電撃文庫『彼女は遺伝子組み換え系』の紹介記事をお届けします。

2015.7.15  作家の読書道 第162回:木下昌輝さん

デビュー単行本『宇喜多の捨て嫁』がいきなり直木賞の候補となり、新しい歴史エンターテインメントの書き手として注目される木下昌輝さん。第二作の『人魚ノ肉』は、幕末の京都で新撰組の面々がなんと化け物になってしまうというホラーテイストの異色連作集。その発想や文章力、構成力はどんな読書生活のなかで培われたものなのか? 

2015.6.17  『ゲイ短編小説集』『美少年尽くし』で知られる平凡社ライブラリーから、今度は『古典BL小説集』が出たぞ!

『ゲイ短編小説集』に『レズビアン短編小説集』、『美少年尽くし―江戸男色談義』……。難解な哲学書のイメージも強い平凡社ライブラリーから、同性愛を題材にした本がちょくちょく出ていることは気になっていたのだが、この5月にもスゴい本が出ていた。

2015.6.17  作家の読書道 第161回:磯﨑憲一郎さん

2007年に文藝賞を受賞して作家デビュー、2009年には芥川賞を受賞。意欲的な作品を発表し続けている磯﨑憲一郎さん。叙事に徹した日本近代100年の物語『電車道』も話題に。時間の大きな流れの中で生きる人々をとらえたその作品世界は、どんな読書生活から育まれていったのか? 商社に勤めながら40歳を前に小説を書きはじめた理由とは? 

2015.6.7  小説で読みたい 名作SF映画、ベスト10

近年、「猿の惑星」や「スター・トレック」など往年のSF映画が相次ぎ再び製作されている。今年も「ターミネーター」(7月)、「ジュラシック・ワールド」(8月)、「スター・ウォーズ」(12月)と、話題の大作が続々公開される。

2015.4.7  「2015年本屋大賞」決定! 大賞は上橋菜穂子『鹿の王』

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞 2015」の受賞作が決定した!ノミネート作品10作品の中から大賞に選ばれたのは、上橋菜穂子氏の『鹿の王』(KADOKAWA)。

2015.4.3  82歳の官能小説評論家がふり返る『日本の官能小説』と性表現 ―摘発と戦ってきたエロスな文学の深淵

戦後70年を迎える今年。『日本の官能小説 性表現はどう深化したか』(永田守弘/朝日新聞出版)がたどる官能小説の歴史も1945年、終戦の年からはじまる。

2015.3.16  【今週はこれを読め! ミステリー編】『ザ・ドロップ』に犯罪小説の真髄を見た!

これぞ犯罪小説、という長篇を読んでしまった。

2015.2.26  対照的キャラ、未知の世界…「本屋大賞」候補10作

全国の書店員が選ぶ今年の「本屋大賞」の一次投票が終わり、候補作10作が発表された。

2015.1.10  時雨沢恵一&黒星紅白が描くもうひとつの『ソードアート・オンライン』! 緊張感ある銃撃戦に注目【電撃文庫新作紹介】

時雨沢恵一先生が執筆する、電撃文庫『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインI ―スクワッド・ジャム―』の紹介記事をお届けします。

2014.12.20  「DX文庫」リニューアル効果は? 新たな目的と現状のギャップを改善

2014年11月、集英社のライトノベルレーベル「ダッシュエックス文庫」が新創刊された。

2014.11.19  ラノベヒロインと秋葉原の街がコラボ ダッシュエックス文庫創刊

21日に集英社から新創刊されるライトノベルの新レーベル、「ダッシュエックス文庫」。「エンターテイメントの本質はキャラクター。

2014.11.12  【今週はこれを読め! エンタメ編】変態作家のスパイ小説!?〜マキューアン『甘美なる作戦』

同級生たちが花屋さんや幼稚園の先生になりたいという夢を持っていた中、私が憧れていたのはスパイだった。

2014.11.11  【今週はこれを読め! SF編】〈エリアX〉への入界(イニシエーション)

地球上に突如あらわれた狂った生態系の異界。それは〈エリアX〉と名づけられた。

2014.10.30  【読書週間】よみうり堂 お薦め本

『ハックルベリー・フィンの冒険』上・下 マーク・トウェイン著

2014.10.6  斉藤和義のために書き下ろした伊坂作品! 音楽とのコラボから生まれた小説が〈幸せ〉を届ける

この物語の始まりは、ちょっと変わっている。本書には6つの短編が収録されているが(そしてそれらはもちろんリンクしているのだが)、冒頭の「アイネクライネ」は2007年、シンガーソングライター斉藤和義の新曲のために書き下ろされたものなのだ。

2014.8.16  【今週はこれを読め! ミステリー編】全犯罪小説ファンは『ゴーストマン 時限紙幣』を読むべし!

『ゴーストマン 時限紙幣』(文藝春秋)は当年とって26歳のアメリカ作家、ロジャー・ホッブズのデビュー作である。

2014.7.30  集英社、創業90周年で初の新刊発表会 北方謙三氏らが登壇

集英社は30日、都内で同社初となる『新刊企画発表会』を開催し、人気作家の北方謙三氏、木島俊介氏、桜坂洋氏、堂場瞬一氏らが著書を紹介した。

2014.7.25  星、小松、手塚…日本SF草創期の貴重な資料

日本のSF草創期の貴重な資料を多数集めた「日本SF展・SFの国」(筒井康隆、豊田有恒監修)が東京・世田谷の世田谷文学館で行われている。

2014.7.15  【今週はこれを読め! SF編】流浪する魂が到達した場所----《ゴーメンガースト》完結篇

マーヴィン・ピークが遺した《ゴーメンガースト》三部作を、夫人のメーヴ・ギルモアが書きついだ第四部。

2014.7.8  「装幀」に謎を持たせる…菊地信義さん作品集と作品展

多くの文芸書や人文書を通じ、「デザインとしての装幀(そうてい)」を追求してきた菊地信義さん(70)。

2014.7.7  レ軍ファンのスティーブン・キング氏「上原小説」執筆へ

熱烈なレッドソックスファンで知られるホラー作家のスティーブン・キング氏が上原浩治投手(39)を絶賛している。

2014.7.6  ハリウッドで映画化された作家・桜坂洋に直撃!貴重な経験で得たものとは

トム・クルーズ主演でハリウッド実写化された映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の原作にあたるライトノベル「All You Need Is Kill」の作者・桜坂洋が、今回の経験を通じて得たものを語った。

2014.6.30  東京、ローカル本屋10選

学芸大学、吉祥寺、中野などで見つかる、街の本屋

2014.6.24  日本発のラノベからハリウッドへ 『All You Need Is Kill』

日本発のライトノベルを原作としたハリウッド映画『All You Need Is Kill』がまもなく日本で公開される。

2014.6.18  作家の読書道 第149回:千早茜さん

小説すばる新人賞受賞のデビュー作『魚神』で泉鏡花賞を受賞。当初からその実力を高く評価されてきた千早茜さん。小学生時代の大半をアフリカのザンビアで過ごし、高校時代の頃は学校よりも図書館で過ごす時間が長かったという彼女。その時々でどんな本との出合があったのでしょう? デビューの経緯や、最新刊『男ともだち』のお話も。

2014.6.13  水沢史絵 : プリキュア声優がラノベデビュー

テレビアニメ「ハートキャッチプリキュア!」(テレビ朝日系、2010年放送)のキュアマリン役などを演じた声優の水沢史絵さんが初めて執筆したライトノベル「神楽坂G7 崖っぷちカフェ救出作戦会議」が集英社から25日に出版されることが決まった。

2014.5.19  現代俳句協会顧問の小宅力氏が死去

小宅容義氏(おやけ・やすよし、本名・力=つとむ=現代俳句協会顧問)17日、多臓器不全のため死去、87歳。

2014.4.28  【 完全】さよならプンプン【ネタバレ】浅野いにおインタビュー

一番みじめでイヤな終わり方を、トゥルーエンドにしたかった。

2014.4.23  関東最大級の古書店「つちうら古書倶楽部」で大興奮

ずーっと向こうまで全部古本屋さん!

2014.4.18  きらら著者インタビュー 第69回 神田 茜さん『ぼくの守る星』

講談よりも小説のほうが一作の分量が多く、心の襞まで書きこめる。充実感はありますね。

2014.4.15  桜坂洋×トム・クルーズ「オール・ユー・ニード・イズ・キル」予告編が完成!

桜坂洋氏のSFライトノベル「All You Need Is Kill」を、トム・クルーズ主演でハリウッド映画化した「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の予告編が、このほど公開された。

2014.1.28  【今週はこれを読め! SF編】ラノベの意匠を換骨奪胎した、近未来ゴシック・ジャパンの学園バトル

なんでもやるなあ、なんでもやれるなあ、恩田陸! 本書はラノベというかアニメ調というかそういう感じの小説なのだけど、パスティーシュとか形態模写ではなくベタにそれをやっていて、しかも真っ当に恩田陸の小説になっている。さすがだ。

2014.1.25  世界を護る戦いをエンタメに!? 『Buster-Do!(バスタード!)』を執筆した小林三六九先生にインタビュー【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第102回となる今回は、『Buster-Do!(バスタード!)』を執筆した小林三六九先生のインタビューを掲載する。

2014.1.6  黄金時代のニューヨークでGOSICKな探偵小説が開幕!

「GOSICK」シリーズの舞台はヨーロッパの架空の小国ソヴュール。妖精のような美貌を持つ天才少女ヴィクトリカと日本人留学生・久城一弥がさまざまな事件の謎を解決していくこのジュブナイル・ミステリーは、桜庭一樹の名を世に知らしめた最初のヒット作だ。

2014.1.5  [とある飛空士への恋歌]空の戦いと恋の物語 人気ラノベのアニメ第2弾あすスタート

飛空士の少年少女の恋と空戦の壮大な物語を描く「とある飛空士への恋歌」が6日から順次スタートする。

2014.1.1  ソードアート・オンライン : アニメ2期発表 2014年に放送

累計発行部数が870万部以上を誇る人気ライトノベル「ソードアート・オンライン」のアニメ2期制作が31日、明らかになった。

2013.12.28  ライトノベルの実写映画化は"吉"?映画における原作モノのトレンドを探る

いまに始まったことではないが、2013年の日本映画を振り返ってみると、興収30億超を記録した『真夏の方程式』(13)や『映画 謎解きはディナーのあとで』(13)、興収20億を突破した『プラチナデータ』(13)、『ストロベリーナイト』(13)といったベストセラー小説の映画化作がコンスタントにヒットを記録した。

2013.12.12  有川浩『植物図鑑』がマンガに! 『花とゆめ文系少女』が創刊

花とゆめから小説のコミカライズ作品で構成された新しい増刊『花とゆめ文系少女』(白泉社)が2013年12月20日に創刊される。

2013.12.2  【書評】『だから荒野』 桐野夏生著

評・角田光代(作家)

2013.10.19  日本のラノベがトム・クルーズ主演作に!その道のりとは?

来年公開されるトム・クルーズ主演のSF大作『エッジ・オブ・トゥモロー(原題) / Edge of Tomorrow』の基になった、桜坂洋のライトノベル「All You Need Is Kill」のアメリカ版小説を刊行したレーベル、ハイカソル(Haikasoru)の編集長マスミ・ワシントンと編集者ニック・マムタースがニューヨーク・コミコンに出席し、同作の映画化とグラフィックノベル化までの道のりを語った。

2013.10.3  米作家トム・クランシー氏死去 代表作「レッド・オクトーバーを追え」など

「レッド・オクトーバーを追え」などの小説で知られる米ベストセラー作家、トム・クランシー氏が1日、米東部メリーランド州ボルティモアの病院で死去した。66歳。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などが2日、報じた。

2013.9.30  さだまさしの短編小説が映画化 緒形直人、南果歩、藤竜也ら実力派がそろい踏み

さだまさしの短編小説「サクラサク」の映画化が決定、2014年春に公開されることがわかった。映画「精霊流し」で監督を務めた田中光敏が再びさだ作品でメガホンをとり、主演の緒形直人をはじめ南果歩、藤竜也という実力派俳優陣が顔をそろえる。

2013.9.3  苦手な世界文学は 「書き出し」をかじってみよう

学生時代、夏休みの宿題で苦戦したという人が多いのが「読書感想文」だろう。

2013.8.19  書店について考えるイベント「国立ブックフェア」始まる

製本ワークショップや、国立界隈の古書店めぐりなどを行っている団体、国立本店は8月17日から書店を様ざまな角度から考えるイベント「国立ブックフェア」を始めた。

2013.7.13  『パラサイトムーン』から10年分の思いと愛と夢を込めて! 『ストレンジムーン』を執筆した渡瀬草一郎先生を直撃!【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第83回となる今回は、『ストレンジムーン 宝石箱に映る月』を執筆した渡瀬草一郎先生のインタビューを掲載する。

2013.7.8  公募ガイド 賞と顔 第29回 太宰治賞

KSイワキさん 絶対に完成させなければならないという強い思い

2013.5.6  オルガ・キュリレンコ、人気YA小説「ヴァンパイア アカデミー」映画化に出演

新作「オブリビオン」(5月31日日本公開)で主演トム・クルーズとともに間もなく来日予定のオルガ・キュリレンコが、リシェル・ ミード著の人気YA小説「ヴァンパイア アカデミー」シリーズの映画化に出演することがわかった。

2013.5.5  [大弦小弦]昨年亡くなった小説家、丸谷才一さんは…

昨年亡くなった小説家、丸谷才一さんは随筆の名手で知られた。その代表作「男のポケット」で、遊び道具やがらくたばかり入っているトム・ソーヤのポケットは、現在にも続く「男のポケットの原型」だと説く

2013.4.25  ビートニク文学の代表作『路上』がコッポラ製作総指揮で実写映画化、8月に日本公開

ジャック・ケルアックの小説『路上』を映画化した『オン・ザ・ロード』が、8月に東京・有楽町のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開されることがわかった。

2013.4.18  小説『東京難民』が映画化、大学生からホームレスへの転落を暴力やエロス交えて描く

福澤徹三の小説『東京難民』が映画化され、2013年に全国で公開されることがわかった。

2013.4.17  作家の読書道 第136回:真保裕一さん

特殊な専門分野を持つ公務員が活躍する小役人シリーズから壮大な冒険小説、時代小説まで、さまざまなエンターテインメント作品を発表している小説家、真保裕一さん。かつてはアニメーションの世界に身を置いて有名作品を手掛けていたことでも有名。ということは、読書歴にもその個性があらわれているのでは? 小説家に転身したきっかけとは?エンターテインナーが生まれる道筋も見えてくる読書歴です。

2013.4.16  トム・クルーズ、日本のSF小説「戦闘妖精・雪風」の米映画化に出演

米俳優トム・クルーズが、日本のSF小説「戦闘妖精・雪風」をハリウッドで映画化する「Yukikaze(原題)」に出演することが決まったと、Deadlineが報じた。

2013.4.14  「俺の妹。」に新作描き下ろしショートムービーとオーディオドラマ BD/DVD限定特典

2008年にスタートした『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』が、ますます熱くなっている。2013年夏に原作完結、そしてその原作シリーズを全て映像化するとして、4月よりテレビシリーズ第2期『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』がTOKYO MXほかにての放送がスタートした。

2013.4.13  村上春樹氏の新作に鉄道オタクが大喜び その理由は…

世界的な人気作家、村上春樹氏(64)の新作小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が12日、発売された。全国の書店で爆発的な売れ行きをみせ、版元の文芸春秋は10万部の増刷を決定。

2013.4.5  第4回京都アニメーション大賞受賞作品発表

このたびは第4回京都アニメーション大賞にたくさんの作品をご応募頂き、誠にありがとうございます。

2013.4.2  「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」BD&DVD6月19日リリース 限定版特典は原作者の書き下ろし短編小説

4月6日(土)よりTOKYO MXほかにて『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』の放送がスタートする。オンエアを今週末に控える中、早くも本作のBlu-ray&DVDの情報が発表となった。

2013.3.28  縮小する電子書籍端末市場 消滅まであと何年?

「昨年の年末商戦で初めて電子書籍端末を買った」「最近、やっと電子書籍端末での読書に慣れてきた」――。日本ではそんな利用者も多いと思うが、世界的に電子書籍専用端末の市場はすでに縮小に向かっている。電子書籍端末の"寿命"はあと何年か。専門家に意見を聞いた。

2013.3.23  新館長に三枝氏 県立文学館

歌人、初の県出身者 山梨県立文学館の新しい館長に、甲府市出身の歌人三枝昂之(たかゆき)氏(69)=川崎市=が就任することが、22日決まった。

2013.3.18  【書評】『陽子の一日』 南木佳士著

評・石田 千(作家・エッセイスト) 人生を歩んでの余韻

2013.3.14  新作ゲーム紹介 : 「SAO-インフィニティ・モーメント-」 人気ラノベが原作者監修でゲーム化

テレビアニメ化された川原礫さんの人気ライトノベル「ソードアート・オンライン」(SAO)がゲーム化され、「インフィニティ・モーメント」(バンダイナムコゲームス)としてPSPで発売される。川原さんが監修したオリジナルストーリーが展開され、オリジナルキャラクターのストレアも登場する。

2013.3.8  【書評】わらべうた [著]谷川俊太郎 - 市川真人(雑誌「早稲田文学」プランナー・批評家・早稲田大学兼任講師)

■電子書籍が作る「詩の時代」 「谷川俊太郎」という名前には、文学にさほど関心がないひとでも、多くが見覚えを感じるはずだ。

2013.3.4  特集ワイド:活況「ライトノベル」 子供だけではもったいない

◇「月9」に初採用−−ビブリア古書堂

2013.2.27  イラストレーター及川賢治さんの作品展

絵本やアニメーションのイラストレーターとして活躍(かつやく)している及川賢治さんのイラスト作品展「草があって木があって」が、3月1日から、東京都武蔵野(むさしの)市の絵本専門(せんもん)店「トムズボックス」((電)0422・23・0868)で開かれる。

2013.2.25  第3回Twitter文学賞海外全投票結果

有効投票数:465

2013.2.25  第3回Twitter文学賞国内全投票結果

有効投票数:646

2013.2.23  向かいの家で殺人事件!? ドラマでも話題沸騰の原作の文庫判が80万部突破

学生が卒業を意識し始めるこの季節は、4月からの新生活に向けて準備が行われる時期。ライフスタイルや消費活動について研究している「トレンド総研(東京都渋谷区)」が"働くママ"500人を対象に行った『理想の住まい』調査によれば、住まい選びに重要視されるポイント1位は家賃。2位が住居内の満足度、そのあとは立地、周辺施設と続いていきます。

2013.2.20  作家の読書道 第134回:篠田節子さん

さまざまなテイストのエンターテインメント作品で読者を魅了しつづける篠田節子さん。宗教や音楽、科学など幅広い題材を取り上げ、丁寧な取材に基づいて世界を広げていく作家は、どのようなものを読んで育ち、どのような作品に興味を持っているのか。現代社会の食をめぐるハイテク技術と、そこに潜む怖さについて斬り込んだ新作『ブラックボックス』についてのお話も。

2013.2.10  書き出し小説大賞・第10回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。

2013.2.8  ラノベ質問状 : 「中二病でも恋がしたい!」 編集も元中二病? 今後は残念なキャラが続々登場

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「中二病でも恋がしたい!」(虎虎著、逢坂望美画)です。京都アニメーションのKAエスマ文庫編集部の担当者に作品の魅力を聞きました。

2013.2.7  東京創元社、「あなたの復刊してほしい創元推理文庫2013」を開催

東京創元社は、「あなたの復刊してほしい創元推理文庫2013」を開催することを発表した。

2013.2.6  第64回読売文学賞…受賞7氏と作品

第64回読売文学賞が決まりました(随筆・紀行賞は受賞作なし)。選考委員の選評を紹介します。

2013.1.3  [13年オススメ映画]人気小説が続々と実写化 ジブリ作品も2本同時公開

13年の邦画は名作へのオマージュ作品や名作からベストセラー小説まで人気小説の実写化作品などが続々と公開される。洋画では年明け早々トム・クルーズさんやブルース・ウィリスさんなどハリウッド俳優が来日するほか、日本勢が活躍するハリウッド映画も公開される。今年公開される注目映画をピックアップして紹介する。

2012.12.19  作家の読書道 第132回:池井戸潤さん

すべての働く人を元気にさせるエンターテインメント作品を発表し続け、昨年『下町ロケット』で直木賞に輝いた池井戸潤さん。幼い頃から「みんなが元気になる小説が書けたら」と思っていたのだとか。

2012.12.13  【広角レンズ】SF作家クラブ半世紀 「想定外」へ広がる想像力

科学的仮想をもとに、異世界やまだ見ぬ未来を果敢に描き出す。昨年の「3・11」以降、SF(サイエンス・フィクション)のそんな奔放な想像力が注目されている。時に荒唐無稽(こうとうむけい)との批判も投げかけられてきたSFに今、どんな役割が期待されているのか。来年の日本SF作家クラブ(SFWJ)創立50周年を前に考えた。

2012.12.8  ゾンビ×バトル×学園ラブコメ。「放課後ライトノベル」第121回は『あるゾンビ少女の入学』で汚物を焼却します!

メディアミックスはいいものだ。 作品の出来次第では賛否両論巻き起こる事態にも陥りかねないが,やはり自分の好きな作品がメディアミックスされると,その作品が持つ世界が一段広がったようでワクワクするし,それを機に新規読者が増えることを考えると,原作ファンとして嬉しくなってしまう。

2012.11.20  きらら熱烈インタビュー 第90回 桜庭 一樹さん

この小説ではリアリズムの目盛りを二次元寄りにして、死について触れても怖くならないように意識しています。

2012.11.18  【著者に聞きたい】桜庭一樹さん 『無花果とムーン』

キャラクターの舞台劇 荒野に囲まれてぽつんとある無花果(いちじく)町。そこに暮らす18歳の少女、月夜(つきよ)は夏のある日、大好きでたまらない1歳上の兄、奈落(ならく)を突然の事故で亡くす。美形で背も高くて、明るくて高校の人気者だったのに…。

2012.11.16  芥川賞作家・小川洋子の番組TOKYOFM「MelodiousLibrary」書籍化第3弾!『みんなの図書室2』(PHP文芸文庫) 11月17日(土)発売

この番組は、毎週1冊、次の世代に伝えたい貴重な文学「文学遺産」を取り上げ、小川による解説と、作品のイマジネーションを広げる音楽によって、文学の新しい楽しみ方をご紹介するプログラムです。2007年7月にスタートし、文学ファンのみならず、幅広い年代から好評を頂いてきました。

2012.11.12  ラノベに登場する最強の美少女スナイパーは誰!?

普段はあまり目立たないが、大事なところで味方を援護したり、重要な役割を果たしてくれるスナイパー。そんな影の主役とも言えるスナイパーは、もちろんラノベにおいても活躍する。しかし、中には「こんな女の子がなぜ?」と思えるほど美しい容姿をしていたり、幼さの残る女の子もたくさんいる。では、ラノベに登場するスナイパーで最も美しく、最も強い美少女スナイパーはいったい誰なのだろうか?

2012.11.7  「田村孟全小説集」が刊行

脚本家で作家の田村孟(つとむ)(1933~97年)=写真=の小説を収めた『田村孟全小説集』が航思社から出た。7800円。

2012.10.23  闇夜を楽しむためのブックガイド

闇夜にはたくさんの扉が隠れている。見たこともない奇妙な世界、これまで味わったことのない感覚、大自然や年の知られざる姿――。ここではそんな夜の扉に通じる9冊を紹介しよう。明るい太陽の下では出会うことのできない、懐かしく、豊かで、ちょっと不気味な物語がひっそりあなたを待っている。

2012.10.7  何度も読み返したいファンタジー小説 ベスト10

どこか遠くの世界を旅したような気分を味わえるファンタジー小説。子どもはもちろん、大人になっても読み返したくなるお薦めの作品を専門家に選んでもらった。

2012.10.3  桜坂洋原作のライトノベル「All You Need Is Kill」がハリウッド映画に

桜坂洋さんのライトノベル「All You Need Is Kill」がハリウッドで映画化されることが決まった。Warner Bros.が10月1日に発表した。

2012.9.19  作家の読書道 第129回:山田宗樹さん

人々が本当に永遠の命を手に入れた時、世界は楽園となるのか、それとも。近未来を舞台に不老不死社会のありようをリアルに描き出す長編『百年法』が話題となっている山田宗樹さん。特別本好きではなかった青年がはじめて夢中になった小説は。理系出身の研究者が小説家を目指したきっかけは。影響を受けた本たちとの出合いについて、おうかがいしました。

2012.9.15  男ならこの戦い,負けられぬ……。「放課後ライトノベル」第109回は『彼女たちのメシがマズい100の理由』で食欲の秋!?

9月も中盤に入り,気づけばすっかり秋めいてきた。秋といえば読書の秋,そして食欲の秋ということで,今回は料理を扱った作品を紹介したいと思っていたのだが,料理を扱ったライトノベルって意外と少ないのである。

2012.8.10  楽天のkoboは本当に挑戦的な価格だったのか? 専門家が分解して調査

楽天代表取締役会長 兼 社長の三木谷浩史氏曰く、「挑戦的」な価格とされた7980円のkobo Touch。家電メーカーを経営する専門家が実機を分解し、内部で使われている部品や形状などから設計方針を推定。本当に"挑戦的な価格"だったのかどうかを探った。

2012.8.4  懐かしい名作50冊と再会 世田谷文学館で宮崎駿さん推薦の文学展

子供の頃、夢中になって読んだのに、今ではすっかり内容を忘れてしまっている名作に再会できる特別展が、東京都世田谷区南烏山の世田谷文学館で開催されている。岩波少年文庫の中から厳選された50冊を展示するもので、選者はアニメーション監督の宮崎駿さん。紹介されている本を読めるコーナーも設けられている。

2012.7.30  【書評】『夜の国のクーパー』 伊坂幸太郎著

評・角田光代(作家) 小説の姿をした哲学書 語り手であるトムの暮らす国に、長く戦争をしていた敵国の兵士がやってくる。そして民衆の前で指導者を殺害し、実質的にその国は自分たちの管理下に入ると告げる。

2012.7.24  桜坂洋「All You Need Is Kill」映画化企画が本格始動!主演トム・クルーズがロンドン入り!

桜坂洋のライトノベル「All You Need Is Kill」の映画化がようやく本格始動し、トム・クルーズがイギリス・ロンドン入りした。Deadline.comが報じている。

2012.7.5  谷川俊太郎meetsニャル子さん!? 朗読イベント「こえサイファー」で現代詩と声優が邂逅

去る6月10日、現代詩の朗読イベント「こえサイファー vol.1」が、文京区シヴィックホールで開催された。出演者は、声優の阿澄佳奈、後藤沙緒里、ニコニコ動画などで人気の"歌い手"miko、ななひら、音楽家の吉田アミ、大谷能生、詩人・谷川俊太郎(ビデオ出演)、小説家の朝吹真理子。イベントのメインは、阿澄佳奈、後藤沙緒里、miko、ななひらによる詩の朗読だ。作品は詩歌の投稿SNS「しいか.com」で公募され、文芸批評家の坂上秋成、小説家の間宮緑らが選定。投稿者は4人の中から朗読してほしい人を選べるシステムで、彼女たちのファンからの応募も多かったのではないだろうか。公募作品のほかには、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」などの歴史的名作の朗読も行われた。

2012.6.17  【エンターテイメント小説月評】誰かの傘になれるか

なぜあれほど心を揺さぶられ、読み終えた今も深い余韻が残るのか。中脇初枝『きみはいい子』(ポプラ社)には、著者の「祈り」が込められていたように思う。人々の幸せを懸命に願う声が、読者である自分の内なる声を呼び覚まし、やがて二つが重なる瞬間があった、と感じている。

2012.6.13  伊坂幸太郎も猫好き? 猫と戦争と世界の秘密がテーマの長篇作品

『吾輩は猫である』にはじまり、『ひげよさらば』『100万回生きたねこ』『きょうの猫村さん』など、猫が主人公となった物語には、名作が多々あります。独立独歩な生き様と気まぐれな風体な猫は、作家たちの制作意欲をかき立てるのでしょうか。

2012.5.22  文藝春秋90周年に直木賞・桜庭氏の小説「伏」を劇場アニメ化、公開は10月に決定

株式会社文藝春秋が2013年に創立90周年を迎えるにあたり、記念事業の第一弾として、直木賞作家・桜庭一樹氏の小説「伏 贋作・里見八犬伝」を原作とした劇場アニメーション映画 「伏 鉄砲娘の捕物帳」を製作すると発表した。

2012.5.18  宮崎あおい、向井理「きいろいゾウ」で初共演

西加奈子の小説「きいろいゾウ」が、宮崎あおい、向井理の出演で実写映画化されることがこのほど発表された。

2012.5.1  きらら著者インタビュー 窪 美澄さん『晴天の迷いクジラ』

自分の中にぼんやりと存在している言いたいことを、そっと忍ばせるために、何百枚も小説を書いているように思います。 一昨年刊行の単行本デビュー作『ふがいない僕は空を見た』が本屋大賞の2位になり、さらにいきなり山本周五郎賞を受賞、一躍注目作家となった窪美澄さん。待望の第二作『晴天の迷いクジラ』もまた、生きづらさを抱えて現代に生きる人々が登場する。登場人物たちの人生と苦しさを濃密に描き出すこの長編は、どのように生まれたのか。

2012.4.18  作家の読書道 第124回:白石一文さん

今我々が生きているこの世界の実像とは一体どんなものなのか。政治経済から恋愛まで、小説を通してさまざまな問いかけを投げかけている直木賞作家、白石一文さん。彼に影響を与えた本とは何か。直木賞作家であり無類の本好きだった父親・白石一郎氏の思い出や、文藝春秋の編集者だった頃のエピソードを交え、その膨大な読書体験のなかから、特に大事な本について語ってくださいました。

2012.4.17  桜坂洋『All You Need Is Kill』映画化作品にエミリー・ブラントが出演!主演はトム・クルーズ

[シネマトゥデイ映画ニュース] トム・クルーズに続き、桜坂洋原作のライトノベル映画化作品『All You Need Is Kill(原題)』に映画『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントの出演が決定したとVarietyが報じた。

2012.4.9  第22回 椋鳩十児童文学賞 受賞作品決定!!

2012年4月9日鹿児島市役所 第22回 椋鳩十児童文学賞 受賞作品決定 ≪受賞作品≫ 小浜 ユリ 作 『むこうがわ行きの切符』

2012.3.21  作家の読書道 第123回:はらだみずきさん

少年の成長や周囲の大人たちの人生模様を丁寧に描いた「サッカーボーイズ」シリーズなどが人気のはらだみずきさん。さまざまな人の心の内の迷いやわだかまりを優しく溶かしていくような新作『ホームグラウンド』も、評判となっています。そんな著者は、どのような読書遍歴を辿ってきたのでしょうか。幼い頃の衝撃的な出来事や就職後の紆余曲折など意外な話も盛りだくさんです。

2012.2.22  高倉健主演「あなたへ」 脚本ベースに小説化

8月25日に公開が決まった高倉健(81)の6年ぶり主演映画「あなたへ」(監督降旗康男)が小説になった。青島武氏(50)の脚本を原案に、「虹の岬の喫茶店」などで注目を集める作家森沢明夫氏(42)が書き下ろした。公開半年前の24日に幻冬舎から発売され、相乗効果を狙う。

2012.2.17  "9.11文学の金字塔"が映画化『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

今週は、求めるものを手に入れるため行動する主人公の体験を通じて、人生の意味を考える契機を観客にもたらしてくれる話題の新作映画2本を紹介したい。

2011.12.21  作家の読書道 第121回:恒川光太郎さん

独特の幻想的・民話的な世界観の中で、豊かなイマジネーションを広げていく作風が魅力の恒川光太郎さん。新作『金色の獣、彼方に向かう』もダークファンタジーの味わいと神話的な厳かな空気の混じった連作集。その読書歴はというと、やはりSFやファンタジーもお好きだった模様。沖縄移住の話やデビューの話なども絡めておうかがいしました。

2011.1.22  メカもバトルも美少女もてんこ盛り。「放課後ライトノベル」第27回は『IS〈インフィニット・ストラトス〉』で今日から貴方も専用機持ちに!

マルー可愛いよマルー(挨拶)。 いやあ,前回のプロフィール欄で「ゼノギアス」の話題を出したら,唐突に懐かしさが込み上げてきたもので,つい……。発売当時,筆者はその世界観やストーリーにどっぷりとはまり,ずいぶんとやりこんだものです。最後にプレイしたのはもうずいぶん前ですが,現在ではゲームアーカイブスでも配信されていることだし,今もう一度,当時のゲームをプレイするとしたら,間違いなくいの一番に名前を挙げるゲームですね。

2011.1.8  「放課後ライトノベル」第25回は『探偵オペラ ミルキィホームズ ~overture~』で,2011年も犯人はやっぱり私! ってなんでですかー!!

新年明けましておめでとうございます。 皆さんはこの正月,どのようにお過ごしになりましたか?

2010.10.1  きらら著者インタビュー 三羽省吾さん『路地裏ビルヂング』

人生がうまくいっていない人たちが、働くことで最終的には前向きになれるような話にしたかった。 個性豊かな人物たちが行き交う作品を生み出す三羽省吾さんの新作は、雑居ビルが舞台。『路地裏ビルヂング』は、バラバラな業種に就く人々の、職場模様が描かれていく。各章では、それぞれの仕事に対する思いが色濃く表れている。平成版長屋小説、お仕事小説の発想の背景とは。

2010.8.1  きらら熱烈インタビュー 第61回 平山瑞穂さん

『マザー』は書いている間、まったく迷いがなかった。そういう意味でも自分の代表作だと思います。 最新刊の長編小説『マザー』が話題を集めている平山瑞穂さん。お得意の丁寧な人物描写と「理想の人製造ソフト」という興味をそそる題材で、最後は、ほんとうの愛とは何かを深く考えさせる壮大な物語に導いていく。

2010.5.26  作家の読書道 第103回:前田司郎さん

劇団「五反田団」を主宰し、劇作家、演出家、俳優として活躍する一方で、09年には『夏の水の半魚人』で三島由紀夫賞も受賞し、小説家としても注目されている前田司郎さん。実は、幼い頃から志していたのは小説家。どんな経緯を辿って現在に至るのか、そして大学生の頃に出合った、それまでの本の読み方、選び方を変えた1冊とは。

2009.3.25  作家の読書道 第89回:平山夢明さん

夜眠れなくなるくらい怖い話、気持ち悪くなるほどグロテスクな話を書く作家、といったら真っ先に名前が挙がる平山夢明さん。ご自身も、幼少時代に相当な体験をされていることが判明。そんな平山さんが好んで読む作品はやはり、何か同じ匂いが感じられるものばかり。そのキテレツな体験の数々を、読書歴に沿ってお話してくださった平山さん、気さくな喋り口調もできるだけそのまま再現してあるので、合わせてお楽しみあれ。

2009.1.1  インタビュー 作家「石川直樹」

石川直樹――二○○○年、二十二歳のときに、北極点から南極点まで九カ月かけて人力で踏破する国際プロジェクト「Pole to Pole」に参加、翌年には当時最年少で七大陸最高峰登頂に成功。先史時代の壁画を巡る旅をまとめた『NEW DIMENSION』と、北極圏をテーマにした『POLAR』の二冊の写真集により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞。

2008.9.4  著者インタビュー 森見登美彦さん『美女と竹林』

本屋大賞2位&山本周五郎賞受賞、直木賞候補となった『夜は短し歩けよ乙女』で大ブレイク。今、最も注目を集める京都在住の作家・森見登美彦さんが、小説だけに打ち込む日々に不安を覚え、多角的経営=竹林事業に乗り出すことを決意!?――『美女と竹林』は、ひょんなことから竹林を借り受けた森見さんが執筆の合間に竹を伐り、妄想を広げる日々をまとめた1冊です。「幼少期にタケノコ堀りに出かけて以来、竹林を愛していることを改めて感じた」という森見さんに、竹林への想い、さらに独自のモリミ文体によって綴られる、ユニークな作品世界について伺いました。

2008.8.21  著者インタビュー 有川浩さん『ラブコメ今昔』

フジテレビのアニメ『図書館戦争』の原作で注目される有川浩さんの新刊『ラブコメ今昔』。舞台はたいていの人がニュースなどでしか見たことのない自衛隊。そこで働く男女の恋愛模様を素敵に描きます。しかも、そこに登場する男性たちは、みんな真面目でどこか可愛げがあり、そしてとってもまっすぐで……。くすっと笑えて、じわっと胸キュンな物語が5本も詰まっています!

2008.7.25  作家の読書道:第81回 魚住直子さん

キレイごとではない、少女たちのリアルな日常を切り取りとりながら、温かい声援を感じさせてくれる児童文学作品で人気を博す魚住直子さん。最近では大人向けの小説も発表、今後の活躍がますます期待されるところ。本に関しては、幼い頃から気に入った作品は何度も繰り返して読んできたのだそう。そんな濃厚な読書習慣に連れ添ってきた、数々の名作を教えていただきました。

2007.9.1  きらら熱烈インタビュー 第26回 桜庭一樹 さん

それまで触れずにきた自分の中に溜まっていた暗い側面を書いたものが、私にとって第二のデビュー作となりました。 ライトノベルのフィールドから一般の小説へと活動を広げる作家は近頃多いが、なかでも桜庭一樹さんの活躍は特筆に値する。編集者の「初期の代表作を」の要望で書いた『赤朽葉家の伝説』は日本推理作家協会賞を受賞。その評価はとみに高まっている。

2007.2.23  ライトノベルを買う大人は恥ずかしいか?~有川浩『図書館戦争』シリーズ【インタビュー番外編】

シリーズ最新刊『図書館戦争』。市街戦も陰謀もラブコメもいよいよ佳境(有川浩著、メディアワークス、税抜き1600円)

2007.2.23  作家の読書道:第64回 阿部 和重さん

構想において手法において、つねに小説という手段で冒険を続ける阿部和重さん。新しい試みを続ける彼も、実は、過去の本からさまざまな影響を受けているといいます。はじめて自分で買い、今でも大きな存在となっている本とは? 小説の"発見"となった一冊とは? そして、いつかはこんな小説を書いてみたい…と思っている、名作のタイトルとは。意外なタイトルが次々飛び出すインタビューとなりました。

2006.12.21  著者インタビュー - 平山夢明さん『独白するユニバーサル横メルカトル』

短篇集『独白するユニバーサル横メルカトル』は「このミステリーがすごい!」2007年度国内部門第1位を受賞した。

2006.3.1  きらら熱烈インタビュー 第8回 中村 航 さん

作家として自分の小説を出すときは、確信と愛情をもって送りだしている 中村航さんの新刊『100回泣くこと』が刊行されました。

2005.8.1  きらら熱烈インタビュー 第1回 あさのあつこさん

やっぱり少年の関係が好きだし、そこに帰っていくのかな ★今月号から新コーナーが誕生しました。 書店員さんたちが、いま店頭で一番気になっている小説家の方たちを招いて繰りひろげる熱いトーク。第1回のゲストは、『バッテリー』などで書店員さんたちの支持をがっちりつかんだ あさのあつこさん。

2005.4.30  作家の読書道:第42回 垣根 涼介さん

04年には『ワイルド・ソウル』で三冠を達成、今最も注目を浴びるエンタテインメントの旗手、垣根涼介さん。が、最新刊ではテイストを変えて、犯罪の匂いのない、リストラをテーマにしたユーモアたっぷりの小説を上梓。とはいえ、根底にある、書こうとしているものは、どの作品も同じのよう。彼が小説に求めるものは、その読書道をうかがうなかでも、垣間見えてきます。

2002.3.1  インタビュー 作家「法月ゆり」

昨年の「すばる」四月号で「ファントム達のサンクチュアリ」を読んで以来、法月ゆりという名前を目次で探すようになった。ニューヨーク郊外に住む日本人女性を主人公にした中編は、夫の不実を疑う妻の苦悩を描くかに見えて、次第にその様相を変えていく。人の心の奥底に潜む欲望と失望によって生み出され、あてどなく街を彷徨うファントムたちの、皮肉で哀切な物語へと。

2000.11.1  第24回すばる文学賞・受賞者インタビュー 「末弘喜久」

通常勤務から残業へと移るあいだに一時間ほど空けてもらった。末弘さんはいま、勤務先の会社のロビーで、携帯電話を耳にあてている。受賞の報せも、同じ電話機で、福岡市から宗像市へ帰宅する途上、電車内で受けた。夢のようです、信じられない、という第一声を発してから十日経っている。企業戦士の、あるいは学生の押しとは程遠い、あてつけがましさのない優しいテノールである。この文章は、声だけの会話にもとづいて書くことになった。 

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