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ポプラ社に関連する小説ニュースまとめ

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ポプラ社 ニュース検索結果

2021.4.23  作家の読書道 第228回:阿津川辰海さん

大学在学中に『名探偵は嘘をつかない』でデビュー、緻密な構成、大胆なトリックのミステリで注目を浴びる阿津川辰海さん。さまざまな読み口で読者を楽しませ、孤立した館で連続殺人事件に高校生が挑む新作『蒼海館の殺人』も話題。そんな阿津川さん、実は筋金入りの読書家。その怒涛の読書生活の一部をリモートインタビューで教えていただきました。

2021.4.14  「2021年本屋大賞」決定!! 大賞は町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』 全ノミネート作の順位を発表!

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2021」の受賞作が4月14日(水)決定した。

2021.1.21  気になる大賞はどの作品に!?「2021年 本屋大賞」ノミネート10作品発表!

2021年1月21日(木)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2021年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。大賞の発表は、4月14日(水)。

2021.1.11  凪良ゆう、森見登美彦の話題作がランクイン! 「2020年 二十歳が一番読んだ小説ランキング」をhontoが発表!

ハイブリッド型総合書店「honto」が、「2020年 二十歳が一番読んだ小説ランキング」を発表。2020年に話題となった注目作が名を連ねる結果となった。

2020.12.26  作家の読書道 第224回:伊与原新さん

2019年に『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、静岡書店大賞、未来屋小説大賞を受賞した伊与原新さん。地球惑星科学を専攻して研究者になった伊与原さんが読んできた本とは、ある日小説を書きはじめたきっかけとは。エンタメから分かりやすい理系の本まで、幅広い読書遍歴を語ってくださいました。

2020.4.25  作家の読書道 第217回:乗代雄介さん

2015年に「十七八より」で群像新人文学賞を受賞して作家デビュー、2018年に『本物の読書家』で野間文芸新人賞を受賞、今年は「最高の任務」で芥川賞にノミネートされ注目度が高まる乗代雄介さん。たくさんの実在の書物の題名や引用、エピソードが読み込まれる作風から、相当な読書家であるとうかがえる乗代さん、はたしてその読書遍歴は?

2020.4.7  「2020年本屋大賞」決定!! 大賞は凪良ゆう『流浪の月』 全ノミネート作の順位を発表!

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2020」の受賞作が4月7日(火)決定した。

2020.1.25  作家の読書道 第214回:凪良ゆうさん

引き離された男女のその後の時間を丁寧に描く『流浪の月』が大評判の凪良ゆうさん。もともとボーイズラブ小説で人気を博し、『神さまのビオトープ』で広い読者を獲得、新作『わたしの美しい庭』も好評と、いま一番勢いのある彼女ですが、幼い頃は漫画家志望だったのだとか。好きだった作品は、そして小説を書くようになった経緯とは。率直に語ってくださっています。

2019.5.25  作家の読書道 第206回:江國香織さん

読書家としても知られる江國香織さん。小さい頃から石井桃子さん訳の絵本に親しみ、妹さんと「お話つなぎ」という遊びをしていたけれど、その頃は小説家になることは考えていなかったとか。さらにはミステリ好きだったりと、意外な一面も。その膨大な読書量のなかから、お気に入りの本の一部と、読書生活の遍歴についておうかがいしました。

2019.4.27  作家の読書道 第205回:今村昌弘さん

2017年に鮎川哲也賞受賞作『屍人荘の殺人』でデビューした今村昌弘さん。意表を突くクローズドサークルの設定が話題となり、年末の各ミステリランキングで1位になり、本格ミステリ大賞も受賞。第2作となる『魔眼の匣の殺人』も期待を裏切らない内容で、今後の活躍が楽しみな新鋭です。でも意外にも、昔からミステリ作家を目指していたわけではなかったのだとか。ではどんな本が好きだったのか、そして作家を目指したきっかけは?

2019.4.24  【今週はこれを読め! エンタメ編】松村栄子『僕はかぐや姫/至高聖所』が帰ってきた!

松村栄子という名前を聞いて胸をときめかせる読者のみなさんに、できればひとりでも多くの方々の目に、このレビューが触れることを願う。私たちが愛した「僕はかぐや姫」が、「至高聖所」が帰ってきましたよ!

2019.1.26  作家の読書道 第202回:寺地はるなさん - 作家の読書道

婚約を破棄されどん底にいた女性が、ひょんなことから雑貨屋で働くことになって……あたかい再生の物語『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞、以来、現代人の心の沁みる小説を発表し続けている寺地はるなさん。幼い頃は親に隠れて本を読んでいたのだとか。読書家だけど小説家を目指していたわけではなかった寺地さんが小説を書き始めたきっかけは? 読むことによって得た違和感や感動が血肉となってきたと分かる読書道です。

2019.1.19  【今週はこれを読め! エンタメ編】"三人"の友情競作集『そしてぼくらは仲間になった』

実は『ズッコケ三人組』(那須正幹/ポプラ社)シリーズにはあまり親しんでこなかった世代である。いや、世代のせいにするのは違うかもしれない。シリーズ第1作『それいけズッコケ三人組』が刊行されたのは、1978年。自分は11〜12歳だったので、対象年齢の範囲内といえるだろう。とはいえ第1作が出た段階では(もちろんここまでの数の読者を獲得してはいなかっただろうし)、これほどの人気シリーズになるとは予想できなかったというのも事実ではないか。少なくとも私の周りの同学年の中では、かなりの本好きが新刊が出たことを知っていたか知らないか、という感じだった。自分自身を顧みれば、当時は『赤毛のアン』シリーズに夢中になっていた頃だったので、日本の児童文学にはいまひとつ目が向いていなかった。

2018.12.4  【今週はこれを読め! SF編】ガンマ線バーストでも終わらない世界のために

第六回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。六篇の連作からなり、遠い未来が舞台だ。もはや人間は肉体にしばらておらず、思うがままに精神をアップロードできる(これが表題の「トランスヒューマン」たる所以)。「童話」をうたっているのは、誰もが知っているような童話を下敷きにしているからだ。

2018.9.22  作家の読書道 第198回:久保寺健彦さん

7年ぶりの長篇『青少年のための小説入門』が話題となっている久保寺健彦さん。この新作小説にはさまざまな実在の名作が登場、久保寺さんご自身の読書遍歴も投影されているのでは? 聞けばやはり、幼い頃から本の虫だったようで――。

2018.8.25  作家の読書道 第197回:小野寺史宜さん

2006年に短篇「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞、2008年に『ROCKER』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞してデビューした小野寺史宜さん。「みつばの郵便屋さん」シリーズなどで人気を得、今年は孤独な青年と人々とのつながりを描く『ひと』が話題となった小野寺さん、実は小学生の頃から作家になることを意識していたのだとか。その背景には、どんな読書遍歴があったのでしょう?

2018.6.23  作家の読書道 第195回:伊吹有喜さん

『四十九日のレシピ』、『ミッドナイト・バス』、『なでし子物語』など心温まる作品を発表、最近では直木賞候補にもなった『彼方の友へ』も話題となった伊吹有喜さん。幼い頃から読書家だった彼女の愛読書は? 時代小説にハマったり、ミステリ小説を応募していたりと、現在の作風からすると意外にも思える変遷を教えてくれました。

2018.6.20  【今週はこれを読め! エンタメ編】胸を打つ映画会社の同期会〜古内一絵『キネマトグラフィカ』

2018年現在、映画館で映画を上映する際のしくみがどうなっているのか正確には理解していないが(いや、昔もできていなかったが)、映写機が使われることがほとんどなくなったことは知っている。また、映画館の多くがシネマコンプレックス形式になっていること、名画座の数がどんどん減っていること等々、映画を取り巻く状況は昭和の時代からするとだいぶ変わった。

2018.5.7  「こどもの本総選挙」、1位は「ざんねんないきもの事典」

小学生を対象に、「読んで面白かった本」「これから読んでみたい本」を決める「こどもの本 総選挙」に投票した子どもは12万8055人にのぼり、『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』(今泉忠明監修、高橋書店)が1位に選ばれた。

2018.4.18  作家の読書道 第193回:奥田亜希子さん

すばる文学賞受賞作品『左目に映る星』(「アナザープラネット」を改題)以降、一作発表するごとに本読みの間で「巧い」と注目を集めている奥田亜希子さん。長篇も短篇も巧みな構築力で現代に生きる人々の思いを描き出す筆力は、どんな読書経験で培われてきたのでしょうか。デビューに至るまでの創作経験などとあわせておうかがいしました。

2018.4.17  小説もエッセイも笑って泣ける感動作揃い! 西加奈子おすすめ12作品

直木賞作家・西加奈子待望の短編集『おまじない』(筑摩書房)が2018年3月2日に出版される。自身も関西で育ち、人情や愛憎の色濃い関西を舞台としたものが多い作品の数々には、引き込まれるように笑って読み進めながらも、クライマックスで人々の深い愛情に触れ、思わず涙するものも多い。本ページでは、そんな中からおすすめ作品の魅力をぎゅっと絞って紹介したい。

2018.4.10  「2018年本屋大賞」決定! 大賞は辻村深月『かがみの孤城』 10位まで発表!

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞 2018」の受賞作が決定した。

2018.1.18  大賞はどの作品に!?「2018年 本屋大賞」ノミネート10作品発表!

2018年1月18日(木)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2018年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。

2017.12.15  又吉直樹は『えんとつ町のプぺル』に投票!? 全国の小学生が選ぶ最強の本が決まる『こどもの本総選挙』開催!

児童書出版社として70周年を迎えた「ポプラ社」が主催する、「小学生がえらぶ!"こどもの本"総選挙」の投票が2017年11月1日(水)から開始され大好評を博している。

2017.10.18  作家の読書道 第187回:似鳥鶏さん

『理由(わけ)あって冬に出る』から始まる「市立高校」シリーズ、ドラマ化された「戦力外捜査官」シリーズなどで人気を博す似鳥鶏さん。今年作家生活10周年を迎え、ますます波に乗る著者は、どんな本を読み、どんな影響を受けてきたのか? 楽しくたっぷり語ってくださいました。

2017.8.30  「ズッコケ三人組」の著者が25年前に発表した、コンゲーム(詐欺)小説の快作がついに復活!

那須正幹の名作『さぎ師たちの空』(那須正幹/ポプラ社)が文庫化された。

2017.8.28  今この瞬間の「絶対」をつないでいけば、いつかそれは永遠になる――初恋を通じて少年たちの成長を描く『ぼくらはその日まで』

9月6日発売の『ダ・ヴィンチ』は「恋する私たちは、ちょっとおかしい」という特集が組まれるが、恋をすれば「僕たち」もちょっとおかしくなる。

2017.8.9  【今週はこれを読め! エンタメ編】小嶋陽太郎『ぼくらはその日まで』の甘酸っぱさにノックアウトされる!

本書を読まれるにあたって、ぜひおすすめしたいことがふたつ。

2017.7.25  危険な企画「文庫X」はなぜ共感をよび、全国650以上の書店に広がっていったのか? 仕掛け人が語った

岩手県盛岡市を中心に10店舗ほど展開する「さわや書店」の書店員が仕掛け、大きな話題となった「文庫X」。それは、

2017.7.21  英国に残るか、日本に帰るか……決断の時が迫る――。「言葉にできない親密な関係性」にじわじわハマる! 英国幻想ファンタジー最新作

『英国幻視の少年たち』(深沢仁/ポプラ社)は、イギリスを舞台に繰り広げられる、幻想的で、ややシニカルな雰囲気を漂わせた「少年たちの選択」がじわじわと胸に迫るライト文芸だ。

2017.7.19  【今週はこれを読め! エンタメ編】世界が変わることを望んだ少年少女たちの物語〜虻川枕『パドルの子』

「パドル」とは何だろう。私がかろうじて知っていたのは、カヌーを漕ぐときの道具だったが、表紙を見る限り、この少年少女たちはカヌーイストに見えない(カヌー小説だったら、さすがにイラストでもアピールするだろう)。そう思いながらページを開けてみると、paddleという英単語の意味が掲載されていた。第1の意味は「水たまり」。

2017.7.19  作家の読書道 第185回:遠田潤子さん - 作家の読書道

奄美の民話をベースにした深遠なファンタジー『月桃夜』で日本ファンタジー小説大賞を受賞してデビューした遠田潤子さん。その後は人間心理を丁寧に描くミステリー作品を発表、最近は文庫化した『雪の鉄樹』がヒットして話題に。非常に幅広く本を読んできた様子の遠田さん、なかでもお気に入りの作品とは?

2017.7.10  辻村深月の『スロウハイツの神様』が舞台化! 脚本・演出家の成井豊、"ラストが圧巻"『かがみの孤城』を語る!【前編】

演劇集団「キャラメルボックス」と、作家・辻村深月のコラボレーションがこの夏、実現する。

2017.7.4  ポプラ社、「おいしい文学賞」を創設

創業70周年を記念し、ウェブから応募する短編小説「おいしい文学賞」を創設した。選考は作家・小川糸氏とポプラ社の文芸編集部が行う。

2017.6.23  『真夜中のパン屋さん』ついに完結! それぞれが迎えた5年後の「朝」が物語をつなぐ――大沼紀子さんインタビュー【前編】

2011年に第1巻が刊行された『真夜中のパン屋さん』、通称「まよパン」シリーズ(大沼紀子/ポプラ社)。

2017.6.21  作家の読書道 第184回:朝比奈あすかさん

2006年に『憂鬱なハスビーン』で群像新人文学賞を受賞してデビュー、以来、現代社会のなかでいきる大人の女性の姿から少年や少女の世界まで、さまざまな設定・テーマで作品を発表している朝比奈あすかさん。その作風の幅広さは、幼い頃からの幅広い読書体験、さらには一時期アメリカに住んでいた頃の体験が影響している模様。ではその具体的な作品・作家たちとは?

2017.6.6  辻村深月の集大成にして最高傑作! 二度読み必至の、ファンタジックミステリー『かがみの孤城』発売記念インタビュー

デビュー以来、少年少女が抱く痛切な叫びや、自意識の檻に閉じ込められたもがきを描き続けてきた辻村深月。

2017.5.18  怪人二十面相の正体が明らかに!?「東京バンドワゴン」の小路幸也が江戸川乱歩作品を大胆リメイク!

「東京バンドワゴン」シリーズで知られるミステリー作家・小路幸也の『少年探偵』(ポプラ社)が5月9日、文庫化された。

2017.4.19  作家の読書道 第182回:塩田武士さん

グリコ・森永事件に材をとった『罪の声』で話題をさらった塩田武士さん。神戸新聞の記者から作家に転身した経歴の持ち主と思ったら、実は学生時代からすでに作家を志望していたのだそう。大阪でお笑い文化に多大な影響を受けながら、どんな小説に魅せられてきたのか。影響を受けた他ジャンルの作品にもたっぷり言及してくださっています。

2017.3.30  村上春樹『騎士団長殺し』の売上を超えた「ご当地小説」とは? 実在の高校をモデルに女子高生がワイン造りに挑む!

実在の高校をモデルに、3人の女子高生がワイン造りに挑む姿を描いた青春応援小説『ワインガールズ』が2017年3月10日(金)に発売され好評を博している。

2017.3.15  作家の読書道 第181回:岡崎琢磨さん

デビュー作『珈琲店タレーランの事件簿』が現在第5巻まで刊行される人気シリーズとなっている岡崎琢磨さん。ノンシリーズ作品も順調に刊行され、作風を広げている注目の若手ですが、実は大学時代まで音楽の道を志していたのだそう。そんな岡崎さんが作家を目指すまで、そして作家になってから読んできた本とは? 

2017.3.11  革新的なエンタメ時代小説『躍る六悪人』×大ヒット上映中『宇宙戦艦ヤマト2202』著者同士が小説と脚本について語るクロスイベントへ潜入!

1月上旬に発売された次世代のエンターテインメント時代小説『躍る六悪人』(竹内清人/ポプラ社)を、もう読んだだろうか?(未読の方は、こちらの記事も読んでみてほしい!)

2017.3.8  【今週はこれを読め! エンタメ編】現代版お姫様物語アンソロジー〜『リアルプリンセス』

「リアルプリンセス」なる立場の人を厳密に規定するとしたら、現実社会においてはごくごく少数の方々しか当てはまらないだろう(よくわかっていないが、王族や皇族の未婚の女性といったら世界で200人くらいのものじゃないの? アメリカ合衆国なんてあんなに広い国だけど1人もいないわけだし)。6つの物語のヒロインたちは、そのような限定的な存在ではない。あなたでも、そしてわたしでもあり得る。

2017.1.27  累計100万部突破! 続きが気になる……! 毒舌イケメン陰陽師とちょっと抜けてる狐耳高校生のハートフル小説最新刊はもう読んだ!?

面白くて一気読みしてしまった! マンガならいざ知らず、そして上下巻の小説ならまだしも、「既刊9冊を一気に読んでしまう」のは初めての体験だったので、自分でも戸惑っている……ゆるくも笑える話と、キャラクターたちの絡みがじわじわとクセになっていき、ページをめくる手を止められなかった。

2017.1.18  本屋大賞:「コンビニ人間」など10作がノミネート

全国の書店員が一番売りたい本を選ぶ「2017年本屋大賞」(同賞実行委員会主催)の候補作が18日、発表された。第155回芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を含む10作がノミネートされた。

2016.12.5  「ご当地小説」花盛り 地方書店発 ヒット作も

「京都の喫茶店が舞台のミステリー」から「大分発のSF」まで、地方が舞台の「ご当地小説」が花盛りとなっている。出版不況で「町の本屋さん」の苦境が続く中、地方の書店から火が付いたヒット作も生まれている。そんな文芸版"地方創生"の動きを追った。

2016.11.29  内容明かされず、発売前から話題騒然! ピース又吉の言葉がヒント?『サラバ!』から2年、西加奈子最新作『i』

"「アイ」=一人称の「I」? 主人公の名前?""「アイ」=虚数の「i」のこと? 数学の話?""「アイ」=親の「愛」""出生の秘密""恋の話をしない親友女子二人"……刊行のひと月以上前からオープンしていた特設サイトには、物語を形づくる粒子のような言葉たちだけが、明滅を繰り返している。

2016.11.9  【今週はこれを読め! エンタメ編】謎の絵画をめぐる成長小説〜青谷真未『ショパンの心臓』

芸術の秋! 隔週でお届けしている"音楽本スペシャル"、今回は第2回(最終回になる可能性もありますが...)。

2016.9.6  著者インタビュー 浅野里沙子 『藍の雨 蒐集者たち』

美への欲が悪を引き起こす そこに人間くささを感じる

2016.4.20  作家の読書道 第171回:中脇初枝さん

こどもへの虐待をテーマにした連作集『きみはいい子』が話題となり、『世界の果てのこどもたち』も本屋大賞にノミネートされ注目されている中脇初枝さん。実は作家デビューは高校生、17歳の時。でも実は作家ではなく民俗学者を目指していたのだそう。そんな彼女はどんな本を読み、影響を受けてきたのか。幼い頃のエピソードもまじえつつ、これまでの道のりを語ってくださいました。

2016.3.11  有栖川有栖「それぞれの作家の乱歩と小説への愛が詰まっている」江戸川乱歩のオマージュ・アンソロジー同時発売

大人気ミステリー作家陣が、江戸川乱歩のオマージュに挑み大きな話題を呼んだ『みんなの少年探偵団』。

2016.2.28  坪田譲治文学賞:歌人・作家、東直子さんに 「本当にうれしい」

岡山市出身の児童文学作家、坪田譲治の業績をたたえて制定された「第31回坪田譲治文学賞」の贈呈式が27日、北区であり、東京都在住の歌人・作家、東直子さん(52)に賞状などが贈られた。

2016.2.17  作家の読書道 第169回:深緑野分さん

デビュー短篇集『オーブランの少女』が話題となり、第二作となる初の長篇『戦場のコックたち』は直木賞と大藪賞の候補になり、注目度が高まる深緑野分さん。

2016.1.26  坪田譲治文学賞に東直子さん 「いとの森の家」

岡山市は26日、第31回坪田譲治文学賞に東直子さん(52)=東京都=の「いとの森の家」(ポプラ社)が選ばれたと発表した。

2016.1.26  誕生から30年を迎える『かいけつゾロリ』の魅力とは!?

Twitter上で現在、「#あなたの大好きな児童文学教えてください」というハッシュタグが賑わっている。

2016.1.21  作家の読書道 第168回:早見和真さん

デビュー作『ひゃくはち』がいきなり映画化されて注目を浴び、さらに昨年は『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞、最新作『95』も注目される早見和真さん。高校時代は名門野球部で練習に励んでいた少年が、なぜ作家を志すことになったのか、またそのデビューの意外な経緯とは? ご自身の本棚の"一軍"に並んでいる愛読とは? 波瀾万丈の来し方と読書が交錯します。

2016.1.7  2016年に映像化してほしいエンタメ小説10選!

加藤シゲアキ著『ピンクとグレー』や夢枕獏著『神々の山嶺』(ともにKADOKAWA刊)など、2016年も人気小説を実写化した映画・ドラマの公開&放映が目白押しだ。

2015.7.15  作家の読書道 第162回:木下昌輝さん

デビュー単行本『宇喜多の捨て嫁』がいきなり直木賞の候補となり、新しい歴史エンターテインメントの書き手として注目される木下昌輝さん。第二作の『人魚ノ肉』は、幕末の京都で新撰組の面々がなんと化け物になってしまうというホラーテイストの異色連作集。その発想や文章力、構成力はどんな読書生活のなかで培われたものなのか? 

2015.4.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】理系キャラが出版社で大奮闘!〜向井湘吾『リケイ文芸同盟』

第34回記念だった2回前の本コーナーで、「同じ著者の小説を二度取り上げるのは朝倉かすみ氏が初めて」と告知させていただいた。

2015.4.17  女性映画監督 文才も発揮

「自分の作品」確実に言える 西川美和さんが新刊

2015.3.18  作家の読書道 第158回:中山可穂さん

人間の魂の彷徨や恋愛を鮮烈に描き出す中山可穂さん。昨年にはデビュー作『猫背の王子』にはじまる王寺ミチル三部作の完結編『愛の国』を上梓、今年は宝塚を舞台にした『男役』が話題に。実は宝塚歌劇団は、10代の中山さんに大きな影響を与えた模様。そんな折々に読んでいた本とは、そして執筆に対する思いとは。

2015.3.2  【自作再訪】那須正幹さん「ズッコケ三人組」 子供と勝負、だから愛された

3人が元気に駆け回れたのは、日本が民主国家で平和な国だったから

2015.2.24  江戸川乱歩没後50年 奇想と神秘まとう不思議な魅力再発見

今年は日本文学に探偵小説の分野をきりひらいた江戸川乱歩(1894~1965年)の没後50年。現役作家によるオマージュ小説や研究書が相次いで編まれ、映像化の企画も進む。奇想と神秘性に彩られた妖(あや)しげな見世物(みせもの)小屋のようなミステリーに、新たな光が当たっている。

2014.10.8  中年の小林少年も…5作家が描く「少年探偵団」

江戸川乱歩(1894~1965年)の「少年探偵」シリーズを、当代の人気作家5人が現代によみがえらせる――。

2014.7.16  作家の読書道 第150回:綾辻行人さん

1987年に『十角館の殺人』で鮮烈なデビューを飾って以来、新本格ミステリ界を牽引しつつ、ホラーや怪談などでも読者を魅了してきた綾辻行人さん。

2014.6.19  【エンタメ小説月評】未来に希望つなぐため

先入観、あるいはイメージ。

2014.5.23  文学の可能性、ひらく 三島賞・山本賞選評 - 編集委員・吉村千彰、板垣麻衣子

ネットでつながる世界をどう捉えるか、もっと読者に読まれるための書き方とは? 15日に発表された第27回三島由紀夫賞・山本周五郎賞は、社会や出版界を取り巻く状況を敏感に映しだした作品が候補になり、議論になった。

2014.4.28  ポプラ社の前社長、坂井宏先さん死去

出版社のポプラ社前社長の坂井宏先(さかい・ひろゆき)さんが18日、死去した。

2014.4.16  作家の読書道 第147回:小山田浩子さん

デビュー単行本『工場』も各方面で話題となり、二冊目に収録された中編「穴」で芥川賞を受賞した小山田浩子さん。日常の光景のなかに異質なものが紛れ込む様子をユーモラスに描き出す作風は、どんな読書生活のもとで培われたのか? その時々の本や人との出会いについて語ってくださいました。

2014.3.23  【手帖】ポプラ文庫6周年で〝定番〟フェア

ポプラ社の「ポプラ文庫」が来月、創刊6周年を迎え、4月6日から"定番"をそろえたフェアをスタートさせる。

2014.3.21  【エンタメ小説月評】胸うずく震災前の静けさ

深夜の東京を歩きながら、心がふいにざらつくことがある。

2013.11.20  作家の読書道 第143回:和田竜さん

城戸賞を受賞した脚本を小説化したデビュー作『のぼうの城』が大ヒット、一躍人気作家となった和田竜さん。

2013.10.28  藤谷治の本屋大賞ノミネート作品が舞台化! 交響劇『船に乗れ!』

「2010年本屋大賞」ノミネート作10作品にも選ばれた藤谷治の小説『船に乗れ!』(ポプラ社)が、舞台化されることになった。

2013.9.25  小学館児童出版文化賞決まる

第62回小学館児童出版文化賞は、伊藤遊さんの「狛犬の佐助 迷子の巻」(ポプラ社)と鈴木のりたけさんの「しごとば 東京スカイツリー」(ブロンズ新社)に決まった。

2013.8.21  作家の読書道 第140回:長岡弘樹さん

日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した「傍聞き」を表題作として文庫作品が大ヒット、警察学校を舞台にした新作『教場』も話題となっている長岡弘樹さん。

2013.8.1  言葉もたぬ 動物との交感

小川洋子さん「いつも彼らはどこかに」

2013.6.19  作家の読書道 第138回:畑野智美さん

2010年に地方都市のファミレスを舞台に人間模様を描く『国道沿いのファミレス』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー、二作目の『夏のバスプール』がフレッシュな青春小説として評判を呼び、三作目、図書館に勤務する人々の群像劇『海の見える街』は吉川英治文学新人賞の候補に。

2013.6.9  【書評】『東京ホタル』

婚前旅行で訪れた鬼怒川温泉の旅館で、音信不通だった母と偶然に出会い、後日、浅草で再会をする。隅田川を遊覧する船に乗り、かつて家族で一緒に乗った記憶が母の黄色とオレンジの色鉛筆を使った絵とともによみがえる。(原田マハ「ながれぼし」)

2013.5.15  作家の読書道 第137回:いしいしんじさん

幻想的、神話的、寓話的な作品で読者を魅了する作家、いしいしんじさん。その独特の物語世界は生まれる源泉となっているものは? 幼い頃から人一倍熱心に本をめくっていたといういしいさんの読書体験やデビューの経緯などについてうかがいます。

2013.4.20  【エンタメ小説月評】虚構か、奇跡か、真実か

小説家は皆、ウソつきである。事実に虚構を織り込みながら物語を作るからだが、原田マハ『ジヴェルニーの食卓』(集英社)には、その虚構にこそ真実があるのではないか、と思わせる力がある。

2013.4.17  書店員らが選ぶ文学賞、続々

読者に近い視点、好評 10回目が発表となった「本屋大賞」を先駆けとして、書店員やファンらが選出する「文学賞」が相次いで誕生している。出版社などの既成文学賞以上に、売れ行きに貢献するケースも目立ってきた。

2013.4.17  作家の読書道 第136回:真保裕一さん

特殊な専門分野を持つ公務員が活躍する小役人シリーズから壮大な冒険小説、時代小説まで、さまざまなエンターテインメント作品を発表している小説家、真保裕一さん。かつてはアニメーションの世界に身を置いて有名作品を手掛けていたことでも有名。ということは、読書歴にもその個性があらわれているのでは? 小説家に転身したきっかけとは?エンターテインナーが生まれる道筋も見えてくる読書歴です。

2013.4.16  大人気小説『真夜中のパン屋さん』が滝沢秀明主演で実写ドラマ化!

通称「まよパン」こと『真夜中のパン屋さん』のドラマ版がオンエア間近だ。午後11時から午前5時まで開店している不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」を舞台にした原作は、現在シリーズ3巻まで刊行されていて、累計90万部のベストセラーとなっている。

2013.3.20  作家の読書道 第135回:新野剛志さん

ツアー会社の空港支店に勤務する青年の奮闘を描いた、笑いと涙たっぷりのエンタメ小説『あぽやん』がドラマ化され話題となった新野剛志さん。江戸川乱歩賞受賞のデビュー作『八月のマルクス』をはじめ著作には硬質なミステリも多数。こうした作風の源となった読書遍歴とは? デビュー当時の話も含めて来し方をたっぷりうかがいました。

2013.2.25  第3回Twitter文学賞国内全投票結果

有効投票数:646

2013.2.15  岡山で坪田譲治文学賞贈呈式 中脇さん(神奈川)に賞状

岡山市の第28回坪田譲治文学賞の贈呈式が15日、同市北区幸町の西川アイプラザであり、「きみはいい子」(ポプラ社)で受賞した作家中脇初枝さん(39)=神奈川県=に賞状などが贈られた。

2013.2.13  小説の自由さ感じて 秋山さん作家デビュー

大阪大大学院工学研究科に在籍する秋山浩司さんが、第1回ポプラ社小説新人賞奨励賞を受賞し「さがしものが見つかりません!」で作家デビューした。「小説の自由さを感じて」と訴える。

2013.2.5  児童虐待 救いの道…坪田文学賞「きみはいい子」

第28回坪田譲治文学賞(岡山市主催)の受賞作に決まった、神奈川県在住の作家中脇初枝さん(39)の小説「きみはいい子」(ポプラ社)。平易な文体で児童虐待という重いテーマに挑んでおり、中脇さんは「報道で伝えられる虐待は最悪の状況に至った事例が多い。そうなる前に、『こういう道があるんだ』と作品を通して示したかった」と語る。

2013.2.4  志茂田景樹が執筆、キリン募金を絵本に

北海道・釧路市動物園にキリンを寄贈しようと地元の主婦らが進めている募金活動を、作家の志茂田景樹が絵本にすることが決まり、釧路市内で4日、活動する市民団体メンバーとの交流会が開かれた。

2013.1.25  坪田譲治文学賞に「きみはいい子」

岡山市は25日、第28回坪田譲治文学賞に、中脇初枝さん(39)=神奈川県=の「きみはいい子」(ポプラ社)を選んだと発表した。副賞100万円が贈られる。

2013.1.22  紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめする 「キノベス!2013」

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2013」が決定しました!

2013.1.21  本屋大賞候補11作決まる 冲方丁さんの『光圀伝』など

全国の書店員が一番売りたい本を選ぶ「2013年本屋大賞」の候補11作品が21日、発表された。第3回山田風太郎賞を受賞した、冲方(うぶかた)丁(とう)さんの『光圀伝』(角川書店)や、第148回直木三十五賞の候補になった、西加奈子さんの『ふくわらい』(朝日新聞出版)などが候補に選ばれた。

2013.1.17  タッキー主演でドラマ化も決定! パン職人男子の魅力とは

4月からNHKでドラマ化されることになった大人気シリーズ『真夜中のパン屋さん』(大沼紀子/ ポプラ社)。4年ぶりに滝沢秀明が主演を務めることでも話題になっているこの作品。

2013.1.16  中学入試によく出る作家は誰?

いよいよ受験シーズンの到来。国語のテスト問題といえば、古典や名作からの出題というイメージかもしれないが、最近の人気作家の作品からの出題も少なくないようだ。

2012.12.28  【エンタメ小説月評】孤独な魂、注がれた愛情

伊吹有喜(ゆき)『なでし子物語』(ポプラ社)の最終ページに2行だけ記された、少女の言葉。それを読んだ際の胸の震えを、どう伝えたらいいだろう。特別な言葉ではないのに涙があふれ、何度も読み返してしまった。丁寧に積み上げられた物語の力を、改めて教えられた気がしている。

2012.12.18  ミステリー小説感想文:江戸川乱歩を記念 小4〜中3を対象に 名張RC、21日から募集 /三重

名張生まれの探偵作家、江戸川乱歩を記念して、名張ロータリークラブ(川地清広会長)は「ミステリー感想文コンクール」を実施する。名張市と旧青山町(伊賀市)の小学4年生〜中学3年生を対象に、乱歩作品をはじめとするミステリー小説の感想文を21日から募集する。

2012.11.21  作家の読書道 第131回:東川篤哉さん

本屋大賞を受賞、大ベストセラーとなった『謎解きはディナーのあとで』の著者、東川篤哉さん。ユーモアたっぷりながら鮮やかな推理でも読ませる作風が人気を博すなか、新作『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』は本格ミステリながら魔法使いが出てくるという異色作。

2012.11.2  スコープ2012:使わない辞書、図鑑送って 仮設校舎の小中生支援 福島の子ども達に調べ学習の本を届けよう! /岡山

◇県立図書館がプロジェクト 東日本大震災で被災し、仮設校舎の小・中学校で学ぶ福島県の児童・生徒を支援しようと、県立図書館(北区)は1日、「福島の子ども達に調べ学習の本を届けよう!プロジェクト」を始めた。利用しなくなった辞書や図鑑などを広く募集し、提供者のメッセージカードを添えて福島の子どもたちに贈る。

2012.10.12  【エンターテイメント小説月評】秘密が人を照らし出す

時間は本来、誰にも公平なものだが、もし皆と違う時間を生きる人がいたとしたら――。大島真寿美『ゼラニウムの庭』(ポプラ社)は、そんな秘密を抱えた一族四代の歴史を祖母・豊世(とよせ)が語り、作家である孫・るみ子が書き残すという形で進む物語である。

2012.10.5  『つむじダブル』…作家二人 のびのび合作

「推進力」の小路幸也氏×「優しさ」の宮下奈都氏

2012.9.14  五木寛之さん夏休み特別講義

□8月28日、東京・日本橋の丸善日本橋店 闇と光の両方を味わい生きる 「幸福」に内在する多義性について、深く考えさせられた講義だった。

2012.8.31  ゼクシィ×本屋大賞、「突然愛を伝えたくなる本大賞」を決定

8月29日、桜木紫乃氏『ラブレス』(新潮社)を「突然愛を伝えたくなる本大賞」に決めた。

2012.8.10  橋下徹市長にオススメ 三浦しをんが教える"文楽"の楽しみ方

橋下徹大阪市長の"文楽批判"が、賛否を呼んでいる。

2012.8.3  ポプラ社、11月に「ポプラディア大図鑑 WONDA(ワンダ)」

11月20日、同社初となる図鑑「ポプラディア大図鑑 WONDA」(全12巻)を発売する。8月2日に首都圏の書店、取次会社約100人を本社に招き、説明会を行った。

2012.7.28  なぜ「本屋大賞」のヒロインは宮崎あおいなのか?

先日、50万部を超えるベストセラー小説『舟を編む』(三浦 しをん/光文社)が、松田龍平と宮崎あおい主演で映画化されることが発表された。このニュースを受けて気になること。それは"本屋大賞受賞作の映画ヒロインは、どうして宮崎あおいなのか?"ということだ。

2012.7.24  童話作家「神沢利子の世界」展 8月25日には朗読会

童話作家の神沢利子(かんざわとしこ)さんの作品や、子どもたちへのメッセージを紹介(しょうかい)する特別展(とくべつてん)「ウーフとひとっとび 神沢利子の世界」が、9月23日まで、鎌倉(かまくら)文学館(神奈川県(かながわけん)鎌倉市)で開かれています。

2012.7.18  作家の読書道 第127回:青木淳悟さん

今年『私のいない高校』で三島由紀夫賞を受賞した青木淳悟さん。デビュー作「四十日と四十夜のメルヘン」から独自の空間の描き方を見せてくれていた青木さんはいったい、どんな本を好み、どんなきっかけで小説を書きはじめたのでしょう。それぞれの作品が生まれるきっかけのお話なども絡めながら、読書生活についてうかがいました。

2012.7.13  着想の妙、児童文学新人賞

【瀬戸の同人誌で活躍】 ●ノブナガら、ロボサッカーに挑戦 瀬戸市の主婦奈雅月ありすさん(47)=ペンネーム=の作品「ノブナガ、境川を越える――ロボカップジュニアの陣」が、児童文学の新人に贈られる「ポプラズッコケ文学新人賞」(ポプラ社主催)の大賞に決まった。郷土の英雄に先端技術を組み合わせた面白さが審査員の目を引いた。来年早々にも単行本になる。

2012.7.9  隆文堂×オリオン書房×ポプラ社プレゼンツ 藤原和博さんの講演会

「司馬遼太郎さんの名作『坂の上の雲』。 明治維新から日露戦争の時代の日本人の心意気を、見事に描いたこの作品に生きる日本人の視線の先にはロマンや夢があった。そして目の前の坂の上には、見上げる「雲」がありました。」

2012.7.7  【書評】『きみはいい子』中脇初枝著

■よその子でも救いの一言を 発売前から書店員さんたちの熱い応援を受け、おかげさまで5万部まで刷りを重ねた本書『きみはいい子』。どこにでもあるような新興住宅地を舞台に、子供たちとその周囲にいる大人の姿を描いた5篇の連作短篇集です。

2012.6.21  きらら著者インタビュー 中脇初枝さん『きみはいい子』

どの話も悲しい終わり方にはせず、虐待を受けているこどもたちが死なずに済んだ道を探したかった。  高校在学中だった1991年に作家デビューを果たし、その後ゆっくりと執筆活動を続けてきた中脇初枝さん。そんな寡作な作家の最新作『きみはいい子』が、発売前から「素晴らしい」と噂になっていた。児童虐待という重いテーマだが、悲しい内容ではない。誰かに手をさしのべたくなるような、優しさのこもった連作集だ。

2012.6.20  作家の読書道 第126回:須賀しのぶさん

明治期に一人の少女が大陸に渡り、自らの人生を切り開いていく『芙蓉千里』シリーズがいよいよ完結を迎えた須賀しのぶさん。歴史の知識、アクションあり驚きありの冒険譚はどのようにして生まれるのか。幼い頃からの読書遍歴をうかがってそのあまりの"須賀さんらしさ"に膝を打ちます。作品に込めた熱い思いも語ってくださいました。

2012.6.17  【エンターテイメント小説月評】誰かの傘になれるか

なぜあれほど心を揺さぶられ、読み終えた今も深い余韻が残るのか。中脇初枝『きみはいい子』(ポプラ社)には、著者の「祈り」が込められていたように思う。人々の幸せを懸命に願う声が、読者である自分の内なる声を呼び覚まし、やがて二つが重なる瞬間があった、と感じている。

2012.5.29  日本児童文学者協会賞など決まる

第52回日本児童文学者協会賞は、広島で被爆(ひばく)した女性を描(えが)き、広島の戦後史を浮(う)き彫(ぼ)りにした物語『ヒロシマ(三部作)』(那須正幹(なすまさもと)・著(ちょ)、ポプラ社)に決まった。

2012.5.23  12~19歳対象の読書会

12~19歳(さい)を対象にした「YA読書クラブ」の第12回読書会が、26日午後3時から東京・新宿区のポプラ社で開かれる。

2012.5.21  那須正幹さんに日本児童文学者協会賞

日本児童文学者協会は、第52回協会賞を那須正幹(まさもと)さん(69)の『ヒロシマ(3部作)』(ポプラ社)に決めた。

2012.5.17  "本好きの代弁者"から変容――本屋大賞はどこへ向かうのか?

4月10日に開催された、第9回本屋大賞発表会。大賞に選出されたのは、三浦しをんの『舟を編む』だった。発行部数43万部(4月時点)に上る人気作だが、直木賞受賞作家の本屋大賞受賞は今回が初めて。

2012.5.16  作家の読書道 第125回:村田沙耶香さん

家族、母娘、セクシャリティー……現代社会のなかで規定された価値観と調和できない主人公の姿を掘り下げ、強烈な葛藤を描き出す村田沙耶香さん。ご本人も家族や女性性に対して違和感を持ってきたのでは…というのは短絡な発想。ふんわりと優しい雰囲気の著者はどんな本を読み、どんなことを感じて育ったのか。読書遍歴と合わせておうかがいしました。

2012.5.16  「ぜったい小説家になる」と思い続けていました 作家・小松エメルさん

時は幕末、京の都には大志を抱いた若者たちが集っていた。蘭学塾「玄遊堂」の個性的な面々は、京に起こる奇々怪々な事件を追う――。青春時代小説『夢追い月 蘭学塾幻幽堂青春記』(角川春樹事務所)を発表した、小松エメルさん。ポプラ社のジャイブ小説大賞初の大賞を受賞、時代小説に彗星のごとく現れた新進気鋭の女性作家です。小松さんに時代小説への思いを聞きました。

2012.5.9  こどもたちに夢を 椋鳩十児童文学賞授賞式

第22回椋鳩十児童文学賞の授賞式が8日、鹿児島市内であり、「むこうがわ行きの切符」(ポプラ社)で受賞した東大阪市の主婦小浜ユリさん(47)に、記念の賞状や薩摩切子(きり・こ)のトロフィーが贈られた。小浜さんは「子どもたちに夢を与えるような作品を作っていきたい」と語った。

2012.4.15  公募ガイド 賞と顔 第1回ポプラ社小説新人賞

興津聡史さん 学ばなければならないことが本当にたくさんあった 私が小説を書くようになってから五年ほどになります。二〇代の頃はシナリオライターになりたくて、いくつかの作品を書いて応募をしたのですが箸にも棒にも引っかからず、二八歳で筆を折ってしまいました。

2012.4.10  「2012年本屋大賞」結果発表!

「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2012年本屋大賞」の発表会を、4月10日(火)明治記念館にて行いました。

2012.4.10  「本屋大賞2012」が決定-三浦しをんさんの『舟を編む』

全国書店員の投票で選ぶ「本屋大賞2012」の発表会が4月10日、東京・明治記念館で開催され、直木賞作家・三浦しをんさんの小説『舟を編む』(光文社)が大賞に輝いた。

2012.4.9  第22回 椋鳩十児童文学賞 受賞作品決定!!

2012年4月9日鹿児島市役所 第22回 椋鳩十児童文学賞 受賞作品決定 ≪受賞作品≫ 小浜 ユリ 作 『むこうがわ行きの切符』

2012.4.4  青少年向け電子書籍の売上額、前年比5倍に:米国

米国出版社協会の最新調査によると、子ども/ヤングアダルト向け書籍の売上額が急増しており、特に電子書籍は前年比475.1%だという。

2012.3.21  作家の読書道 第123回:はらだみずきさん

少年の成長や周囲の大人たちの人生模様を丁寧に描いた「サッカーボーイズ」シリーズなどが人気のはらだみずきさん。さまざまな人の心の内の迷いやわだかまりを優しく溶かしていくような新作『ホームグラウンド』も、評判となっています。そんな著者は、どのような読書遍歴を辿ってきたのでしょうか。幼い頃の衝撃的な出来事や就職後の紆余曲折など意外な話も盛りだくさんです。

2012.3.17  日本絵本賞:受賞作品決まる

<ホンヨモ! 子ども読書推進運動進行中!>

2012.3.4  第1回ポプラ社小説新人賞授賞式

一昨年の第5回をもって終了したポプラ社小説大賞(賞金2千万円)の後継として、昨年生まれたポプラ社小説新人賞(賞金200万円)の第1回授賞式が2月24日、東京・大京町のポプラ社で行われた。

2012.3.3  書店向け情報誌「書店経営」電子版の配信を開始~3月号より「Digital e-hon」で販売~

株式会社トーハンは、書店経営者・書店員向けに発行している情報誌「書店経営」電子版の配信を3月1日より開始しました。電子版「書店経営」3月号は、本誌(冊子版)と同じ内容で、総合電子書籍サイト「Digital e-hon」で販売。価格は720円(税込み)。

2012.1.12  薬科大生作家デビュー

長野県安曇野市出身で、明治薬科大学(東京都清瀬市)に通う安澄(あずみ)加奈さん(24)が、竹取物語に着想を得た小説「いまはむかし―竹取異聞」(ポプラ社)で作家としてデビューし、県内の書店などで好評だ。薬剤師を目指し勉強に励みながら、2年がかりで完成させた。安澄さんは「老若男女、文系理系問わず楽しめる作品になった」と話している。

2012.1.1  書店員が選ぶ 大人になった今こそ読みたい絵本&児童文学10冊

「本」を知り尽くした「ソムリエ」があなたにぴったりの一冊を選ぶこのコーナー。今月は、喜久屋書店太田店の荻原恵美子さんが、「大人になった今こそ読みたい絵本&児童文学 10冊」をピックアップしました。

2011.11.16  作家の読書道 第120回:柚木麻子さん

2008年に「フォゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞、その短編を含めた連作集『終点のあの子』では女子校の複雑な人間関係を浮き彫りにした柚木麻子さん。第二作『あまからカルテット』はがらりとテイストを変え、アラサー女性4人組の友情と恋と仕事を描いたコメディ。そんな彼女の読書遍歴はやはり、ガーリーな小説が出発点にあった模様。柚木さんならではの読み解き方もとっても楽しいです。

2011.10.19  作家の読書道 第119回:小路幸也さん

東京・下町の大家族を描いて人気の『東京バンドワゴン』シリーズをはじめ、驚くべきスピードで新作を次々と発表している小路幸也さん。実は20代の前半まではミュージシャン志望、小説を書き始めたのは30歳の時だとか。そこからデビューまでにはひと苦労あって…。そんな小路さんの小説の原点はミステリ。音楽や映画のお話も交えながら、読書遍歴や小説の創作についてうかがいました。

2011.6.1  きらら著者インタビュー 大島真寿美さん『ピエタ』

どういう場所で生きようと最善を尽くそうじゃないか、という気持ちは私の中にもある。 大島真寿美さんの長編『ピエタ』が話題となっている。18世紀のヴェネチア共和国を舞台に、作曲家ヴィヴァルディや彼が音楽指導をしていた実在の慈善院を題材とし、当時の人々の生を活き活きと描いた傑作。こうした舞台設定の小説は著者にとっては初の試みだ。その出発点には、ほんの小さな、しかし強烈な「小説の種」があったという。

2011.4.27  作家の読書道 第113回:湊かなえさん

デビュー以降つねに注目され続け、最新作『花の鎖』では新たな一面を見せてくれた湊かなえさん。因島のみかん農家に育った少女の人生を変えることとなった本とは。社会人になってから青年海外協力隊の一員として滞在した南の島で、夢中になった小説とは。それぞれの読書体験のバックグラウンドも興味深い、読書道のお披露目です。

2011.2.23  作家の読書道 第112回:林真理子さん

小説もエッセイも大人気、文学賞の選考委員も務める林真理子さんが元文学少女だったことは有名な話。"小説の黄金期"をくぐり抜けてきたその読書遍歴のほんの一部と、作家になるまでの経緯、そして作家人生ではじめて書いたという児童文学『秘密のスイーツ』についてなどなど、おうかがいしてきました。

2011.1.26  作家の読書道 第111回:梓崎優さん

2008年に第5回ミステリーズ!新人賞を受賞、その受賞作を第一話にした単行本デビュー作『叫びと祈り』で一気に注目の人となった梓崎優さん。今後の活躍が大いに期待される新鋭の読書遍歴とは? 覆面作家でもある著者に、特別にお話をおうかがいしました。

2010.9.29  作家の読書道 第107回:百田尚樹さん

現在、デビュー作の『永遠の0』が大ベストセラーとなっている百田尚樹さん。放送作家として『探偵!ナイトスクープ』などの人気番組を手がけてきた百田さんは、本とどのように接してきたのでしょう。50歳を目前にして小説を書き始めたきっかけ、そして小説に対するこだわりとは。刊行前から噂となっている大長編についても教えてくださいました。

2010.8.25  作家の読書道 第106回:大島真寿美さん

大人の女性たちの人生模様から若い世代の成長まで、幅広い作品を発表、リズミカルな文体で現代の人々の人生を鮮やかに切り取っていく大島真寿美さん。実は幼い頃からジャンルにこだわらず幅広く本を読まれてきた様子。心に残っている本は? 劇団を旗揚げし、その後小説家を目指した経緯とは? 大島さんの気さくなお人柄により、とても楽しいひとときとなりました。

2009.12.1  きらら著者インタビュー 宮木あや子『太陽の庭』

美しい人たちのことを、美しい文体を意識しながら書くことが楽しいです。  濃密で深く、耽美な世界を雅な文章で描きだす宮木あや子さん。最新作『太陽の庭』は、そんな彼女の真骨頂ともいえる幻想的な少女小説。しかし、後半はそこに現実の生々しさが入り込み、意外な様相を呈していく。本書につまったさまざまなエッセンス、それらを抽出してみると……。

2009.10.28  作家の読書道 第96回:朝倉かすみさん

本年度、『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞、さらに次々と新刊を刊行し、今まさに波に乗っているという印象の朝倉かすみさん。40歳を過ぎてからデビュー、1作目から高い評価を得てきた注目作家は、一体どんな本を読み、そしていつ作家になることを決意したのか。笑いたっぷりの作家・朝倉かすみ誕生秘話をどうぞ。

2008.12.1  きらら熱烈インタビュー 第41回 中島京子さん

現実が小説よりも先行している時代でも、それに追従するような殺人が起こる話は書きたくない 最新作『平成大家族』でさらなる新しい読者を獲得している中島京子さん。

2008.11.27  著者インタビュー 真藤順丈さん『庵堂三兄弟の聖職』

ダ・ヴィンチ文学賞大賞、ポプラ社小説大賞特別賞と、続けざまに2008年の新人賞を受賞して鮮烈にデビューした真藤順丈さん。遺体を加工して製品を作り出す「遺工」を家業とする庵堂家の三兄弟を描いた『庵堂三兄弟の聖職』でついに第15回日本ホラー小説大賞 大賞を受賞。 稀代の大型新人が描く生と死、正気と狂気の狭間とは?

2008.11.10  【B.J. インタビュー】真藤順丈・2008年、驚異の4冠達成!!

毎月1作応募して、結果、4冠達成!! ――(以下、杉江松恋)本日はダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞した『地図男』を中心にお話をうかがいたいと思います。このインタビューがアップされるころには刊行されている、日本ホラー小説大賞の『庵堂三兄弟の聖職』(角川書店)、これも傑作です。

2008.6.27  作家の読書道:第80回 畠中恵さん

体の弱い若だんなと、個性豊かな妖怪たちが謎を解決するデビュー作『しゃばけ』でいきなり大ブレイク、時代小説から現代エンタテインメントまで、幅広いジャンルで活躍する畠中恵さん。ご自身もSFから時代小説まで、幅広いジャンルを読まれてきた模様。夢中になった本は、そして小説を書き始めたきっかけとは?

2008.1.24  著者インタビュー 那須正幹先生『ズッコケ中年三人組 age42』

50巻という驚異的な人気を誇った伝説のジュブナイル「ズッコケ三人組」シリーズ。あの三人が中年になって帰ってきました!「ズッコケ中年三人組」シリーズ第3弾の2007年12月発売、『ズッコケ中年三人組age42』では、人気デュオ「ゆず」とのコラボ。著者・那須先生に、復活のきっかけやゆずとの出会い、新シリーズの方向性などを伺いました。

2007.12.21  作家の読書道:第74回 万城目学さん

京都の大学生たちが、小さなオニを操って戦うという奇妙キテレツなホルモーなる競技。奇想天外な青春譚『鴨川ホルモー』で06年第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞してデビューした万城目学さん。この作品が各メディアで話題となり、07年発表の第2作『鹿男あをによし』は直木賞候補に。あっという間に人気作家となった青年は、どんな読書遍歴を辿ってきたのか? とっても気さくな万城目さん、読書話も愉快です!

2007.7.27  作家の読書道:第69回 乙一さん

17歳の若さでデビュー、残酷さと切なさの混在するテイスト、あっといわせるプロットで一気に多くのファンを獲得した乙一さん。本名で映像作家としても活動している彼が、幼い頃から現在に至るまで、影響を受けたものとは? 物語を創造するヒントを受けた作品が続々登場する読書道、乙一さんの原点が垣間見えます。

2007.5.25  作家の読書道:第67回 永井 するみさん

毎回、さまざまな舞台やモチーフを用意してくれている永井するみさん。その幅広さは、学生時代に音楽から農業まで、いろんなジャンルに触れてきたからかも…? お姉さんの読書傾向の影響をたっぷりとうけた少女時代から、作家に至るまでの経緯と読書生活、そして刊行ラッシュの現在について、たっぷり語っていただきました。

2007.4.27  作家の読書道:第66回 柳 美里さん

演劇シーンで、文学シーンで、心に突き刺さるような作品を発表し続けてきた柳美里さん。小学校の時、ほんのちょっとタイミングがずれたことでいじめにあった彼女にとって、読書は単なる趣味や気晴らし以上のものがあったといいます。柳さんに居心地のよい場所を提供してくれた本とは、どんなものなのか。大切な本たちと語らってきた日々を振り返ってくださいました。そして、このたび、7年の歳月をかけて上梓した、一冊の絵本に託す思いとは…。

2007.3.30  作家の読書道:第65回 森見 登美彦さん

生真面目な言葉遣いでアホなことを繰り出し爆笑を誘う。そんなデビュー作『太陽の塔』で一気に人気炸裂、現在も天然黒髪乙女と善良妄想青年の恋と奇天烈な騒動を描く『夜は短し歩けよ乙女』が話題の森見さん。幼少期のお気に入りの絵本はもちろん、あれです! そしてロボットや宇宙に憧れた森見少年が、諧謔味ある文体に辿り着くきっかけは、実は大学時代のむにゃむにゃ時代にあったようで…。

2006.12.22  作家の読書道:第62回 夏石 鈴子さん

毎日を誠実に生きている女の人を書かせたらこの人! そんな夏石鈴子さん、小さい頃は翻訳家に憧れていたのだとか。そんな彼女は、どんな作品を読んできたのでしょうか? お勤めをしながら執筆活動をしているスーパーハードな生活や、仕事に対する真摯な思いも絡めて、語っていただきました。

2006.11.30  著者インタビュー - 方波見大志さん『削除ボーイズ0326』

1980年生まれ。『3分26秒の削除ボーイズ ―ぼくと春とコウモリと―』で、第1回ポプラ社小説大賞を受賞。この秋、タイトルを改題した『削除ボーイズ0326』が刊行された。

2006.9.29  作家の読書道:第59回 法月 綸太郎さん

非常に論理的に構築された推理小説で、私たちをいつも唸らせてくれる法月綸太郎さん。今回はお住まいのある京都でお話をうかがいました。とっても穏やかに話してくださる姿が印象的。読書歴から広がって、ミステリー小説の歴史や、京大ミステリ研のエピソードなど、興味深いお話がたっぷりです。

2006.8.25  作家の読書道:第58回 小山 薫堂さん

【星新一と筒井康隆から生まれた処女作 『孤独感』】

2006.7.28  作家の読書道:第57回 中村 航

現代の若者たちを時にキュートに爽やかに、時に切なく描く中村航さん。小学校の時が読書道のピークと語る彼、その読み方もなかなか独自のものがあります。取材当日は「この後、夏祭りなので」と、浴衣姿で登場! 涼しげな笑顔で語る、その読書歴とは?

2006.1.27  作家の読書道:第51回 池上 永一

沖縄を舞台に、その文化を織り交ぜた鮮やかな作品を発表し続けている池上永一さん。昨年は、温暖化の進んだ近未来の東京を舞台にした長編『シャングリ・ラ』を発表。その世界観、魅力的なキャラクター、意外な方向へ進んでいくストーリー展開に、夢中になった人が続出。そんな彼のルーツはどこにあるのか。読書歴、そして沖縄への思いをたっぷりと語っていただきました。

2005.11.25  作家の読書道:第49回 島本理生

若い世代の、壊れそうなくらいの切ない思いを、確かな文章で綴る島本理生さん。まだ22歳ながら、今や人気作家の一人。中学生の時にすでに雑誌で文才を認められていた彼女は、やはり幼い頃から本好きの少女だったようです。ずっと作家になることを意識していた女の子の読書歴とは?

2005.9.30  作家の読書道:第47回 馳星周

『不夜城』で衝撃的なデビューをして以来、ノワールの旗手として多くの著書を生み出してきた馳星周さん。最新刊『楽園の眠り』(徳間書店)では幼児虐待をテーマに、女子高生と刑事が登場します。インタビューでは、北海道で過ごした少年時代、新宿ゴールデン街での学生アルバイト時代、「本の雑誌」での書評家時代に培われた読書歴が、馳さんの作品群を支えているのだと伝わってきます。窓越しに新宿御苑の広がるホテルで、葉巻をくゆらせながら語っていただきました。

2004.10.1  作家の読書道:第36回 恩田 陸さん

ホラーからミステリ、コメディまで、テイストのまったく異なる作品を"矢継早に"発表し続けているエンターテインナー、恩田陸さん。たいていの作品は過去の小説へのオマージュとなっているというだけに、やっぱり幼少の頃からジャンルと問わず、相当数読んでおられる様子です。とにかく出てくる出てくる、いろんな本のタイトルが。絶版本もあるので追体験ができないのが残念! しかし読書の楽しみを、改めて思い出させてくれるのでありました。

2003.11.30  作家の読書道:第26回 貫井 徳郎さん

本格ミステリーを軸に、さまざまな分野や手法による意欲作を発表しつづける貫井徳郎さん。読書のほうも子供の頃から本格ミステリーをメインに歩んできたようです。SFに傾倒した時期もあったそうですが、好みは一貫しています。そのエッセンスとは? この秋、デビュー10周年を迎えた貫井さんが、忘れられない至福の読書経験や今注目する作家についても語ります。

2003.8.31  作家の読書道:第23回 村山 由佳さん

禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を見つけられない団塊世代の長兄、戦争の傷痕を抱き続ける父……。複雑に絡み合う家族の人生を連作で描いた「星々の舟」で、第129回直木賞を受賞した村山由佳さんの登場です。今回は受賞記念として、「星々の舟」にまつわる話を中心に、村山さんが暮らす千葉県鴨川市のログハウスにうかがいました。

2003.7.31  作家の読書道:第22回 本多 孝好さん

恋愛小説「FINEDAYS」が好評の本多孝好さんは、スラッと背が高く、語り口もソフトです。今もっとも注目される若手作家は、心に響く作品同様、自身も澄んだ魅力にあふれていました。これまで読んできた本にまつわる話から、あの独特の小説世界をつむぎだす背景が見えてくるかもしれません。

2003.5.31  作家の読書道:第20回 片山 恭一さん

恋人を失った少年が2人の日々を振り返る切ない物語『世界の中心で、愛をさけぶ』が若者から圧倒的な支持を得、文芸書としては異例のロングセラーとなっている片山恭一さん。近著『空のレンズ』ではデジタル世代を描き、また異なる作風を披露、さらに今後はご自身と同世代の人々の物語を書く予定だとか。そんな片山さん、理系出身で、意外にも高校生までは文芸書とは縁がなかったそう。では、読書に目覚めたきっかけとは…?

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