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小松左京に関連する小説ニュースまとめ

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小松左京 ニュース検索結果

2019.6.11  【今週はこれを読め! SF編】実体と魔物に分かれたひとり。止められない戦争をいかに生きるか?

上田早夕里は小松左京の名を冠した公募新人賞からデビュー、その受賞経歴にふさわしく、人類史的スケールの視座から、しかしいっぽうで地に生きる個人の意志や情動を取りこぼさずに描く、骨太の作品を送りだして、読者の注目を集めてきた。そのいっぽう、《妖怪探偵・百目》や《洋菓子》など、別の領域の作品でも一定の評価を得ている。きわめて懐の深いクリエーターといえるだろう。

2019.3.12  【今週はこれを読め! SF編】宇宙共通の原理としての進化

『天冥の標』がついに完結した。十巻構成だが、数冊がかりの巻もあるので本の数でいえば、全十七冊。足かけ十年にわたる執筆で、物語としては二十一世紀から二十九世紀までわたる長大な宇宙未来史となる。

2018.12.18  【今週はこれを読め! SF編】ベテランから新人まで個性豊かな書き下ろしアンソロジー

もう何度も書いていることだが、ここ数年の日本SFは空前の収穫期にあって、ベテランから俊英まで多くの才能が質の高い作品を送りだしている。惜しむらくは本来の受け皿たるべきSF専門誌が隔月刊の〈SFマガジン〉しかなく、しかも連載中心になってしまっていることだ。一般誌やWebなどSFを受けいれる媒体は以前より広がっているものの、ジャンルの求心力となる場が圧倒的に少ない。

2018.6.11  【今週はこれを読め! SF編】ヒロタカ レア・トラックス!

これは嬉しい一冊! 飛浩隆といえば、日本SF大賞を二度受賞した唯一の作家(2018年現在)であり、それどころか出した本すべてが同賞候補になった凄玉。だが、いかんせん寡作であり、ぼくと同年代のファンのなかには「飛さんの次の本が出るまでは死ねない!」とさまざまな健康法を試みている者までいる。

2018.3.13  【今週はこれを読め! SF編】現代中国SFの洗練度の高さに瞠目

ケン・リュウは現代アメリカSFにあって、洗練された抒情性と巧みなストーリーテリングによって多大な人気を集める作家だが、中国SFの紹介者としても旺盛な活躍をつづけている。本書はそのひとつの成果だ。現代中国SFの最前線にいる七人の作家の小説十三篇・エッセイ三篇を、ケン・リュウが選び、英訳したアンソロジーInvisible Planets: Contemporary Chinese Science Fiction in Translation。それを日本語訳したのが、この『折りたたみ北京』だ。

2018.3.6  【今週はこれを読め! SF編】盆暗にして繊細、くだらないからこそ輝く、宮内悠介の短篇集

宮内悠介の短篇集。純文学作品ではすでに『カブールの園』『ディレイ・エフェクト』という二冊の短篇集があるが、SFもしくはミステリの短篇集としてはこれが最初の一冊となる。厳密に言うと、『盤上の夜』『ヨハネスブルグの天使たち』『彼女がエスパーだったころ』『スペース金融道』『月と太陽の盤』は短篇連作を一冊にまとめているので、書誌的には短篇集なのだけど、現在の出版慣習では長篇とほぼ同等の扱いだし、読者もそのように受容している。

2018.2.13  【今週はこれを読め! SF編】メタフィジカルな奇想と上品なユーモアのショートショート連作

ここ数年、ショートショートが新しい盛りあがりを見せていて、ファンとしては嬉しいかぎり。この分野では、星新一というあまりに偉大な存在がいて、かつてはその引力圏のなかに多くの作家や読者がいたのだが、最近ではやや状況が変わってきたようだ。

2017.12.5  【今週はこれを読め! SF編】狂気の細菌兵器、すでにはじまっている破滅

表題の「破滅の王」とは、治療法のない細菌兵器のことだ。常識で考えれば、治療法がなければ兵器として成立しない。破壊兵器と異なり、細菌は標的を絞れない。地に放てば、敵味方関係なく冒していく。そんなものを実戦投入できるはずがない。しかし、戦術としてではなく、暗い情念に駆られてこれを用いる者がいたら......。

2017.7.29  小松左京さんの「日本沈没」電子版が"44年ぶり"ランキング1位 七回忌にあわせ配信

文芸春秋は28日、小松左京さんの小説「日本沈没」電子版がアマゾンのベストセラー・ランキングで「文芸作品(文学・評論)」部門1位(同日午前11時現在)になったと発表した。昭和48年にベストセラー1位(紙)を獲得して以来44年ぶりの快挙だという。

2017.6.21  作家の読書道 第184回:朝比奈あすかさん

2006年に『憂鬱なハスビーン』で群像新人文学賞を受賞してデビュー、以来、現代社会のなかでいきる大人の女性の姿から少年や少女の世界まで、さまざまな設定・テーマで作品を発表している朝比奈あすかさん。その作風の幅広さは、幼い頃からの幅広い読書体験、さらには一時期アメリカに住んでいた頃の体験が影響している模様。ではその具体的な作品・作家たちとは?

2016.10.4  【今週はこれを読め! SF編】鮮烈なイメージ喚起力と先鋭的なテーマの十篇

十篇収録の短篇集。煌めくような幻想あり、ハードな設定のSFあり、深遠なスペキュレーションあり、バラエティに富んでいる。ただし、上田早夕里はそれらさまざまな傾向を、ただ器用に書きわけているのではない。あらわれる表情は作品ごとに違っていても根底には独自の感覚、独自のテーマが流れている。

2016.9.13  【今週はこれを読め! SF編】星新一も認めた独創性。体温がある文体と作品に包含された謎。

江坂遊の傑作集が出た! 待ち望んでいたかたも多いだろう。江坂さんは「星新一ショートショートコンテスト」からデビューした。このコンテストを足がかりとして作家になったひとはほかに何人もいるが、星新一が「直弟子」と認めたのは江坂遊ただひとりだ。

2016.8.16  SFって何だ!? これだ! 10代・20代のうちに読むべき小松左京のベストセレクション

筒井康隆、星新一らと並んで、日本SF小説の黄金時代を築きあげた作家・小松左京。没後5周年にあたる今年、その代表作を2巻にまとめた電子書籍オリジナルのベスト作品集『小松左京短編集 東浩紀セレクション』『小松左京短編集 大森望セレクション』(KADOKAWA)が7月25日、同時リリースされた。

2016.8.13  戦時下の暮らしを知る 阪神間文学集め 芦屋 /兵庫

太平洋戦争中に阪神間に住んだ作家の文章から、戦時下の暮らしを読み取る企画展「阪神間文学にみる大戦下の街と暮らし」が、芦屋市業平町8の芦屋市民センターで開かれている。15日まで。

2016.7.26  小さな疑問は大きな恐怖へと変わりトラウマに! 『骨』『まめつま』『霧が晴れた時』…【小松左京の怖いはなし】5タイトルがデジタルコミックと朗読コンテンツで登場!

ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスと毎日放送が提携し、小松左京のホラー短編小説5タイトルが、デジタルコミックと朗読コンテンツとなり2016年7月26日(火)にリリースされる。

2016.5.24  【今週はこれを読め! SF編】似ているところと似ていないところ、愛の理由、人類進化のかたち

その町ではひとは工場でつくられる。食料も工場でつくる。食料とはひと以外の、動物や植物だ。夫は工場で働き、妻は子どもを育てる。わたしはいままでに二回結婚して、ゆうに五十人の子どもを育ててきた。そのうち名前を覚えているのは十五人ほどだが。

2016.1.27  小松左京さんの直筆原稿、大阪芸大に寄託 日本沈没など

SF作家の小松左京さん(1931~2011)の著作権を管理する「小松左京ライブラリ」(神戸市東灘区)は26日、小松さんの直筆原稿や創作メモなどを大阪芸術大(大阪府河南町)に寄託したと発表した。

2015.8.10  bestseller's interview 第70回 馳 星周さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2015.6.7  小説で読みたい 名作SF映画、ベスト10

近年、「猿の惑星」や「スター・トレック」など往年のSF映画が相次ぎ再び製作されている。今年も「ターミネーター」(7月)、「ジュラシック・ワールド」(8月)、「スター・ウォーズ」(12月)と、話題の大作が続々公開される。

2015.1.6  恋愛、事件、超自然自然! エンタメ要素てんこ盛りのお仕事時代小説

「あれ、朝宮さん、平谷美樹も読まれるんですか?」

2014.8.20  20世紀のエンタメ選集…人気作家が編集委員

集英社は、現代日本のエンターテインメント小説の傑作を軸にした『冒険の森へ』(全20巻)=写真=を来年5月から刊行すると発表した。

2014.8.19  北方謙三さんらが編集委員…エンタメ選集刊行へ

集英社は、現代日本のエンターテインメント小説の傑作を軸にした『冒険の森へ』(全20巻)=写真=を来年5月から刊行すると発表した。

2014.8.4  黒川博行さん、直木賞に決まって よめはんに叱咤され始まった作家生活

二十代の後半、高校教師のころ、ミステリーを乱読した。クイーンやクリスティなど古今の名作といわれるものを、ひととおり読んで思ったのは"こんな名探偵はおらんやろ"という短絡だった。

2014.8.4  「日本沈没」に衝撃 半村良さんの手紙 「もう小説を書くのをよそうと…」 世田谷文学館で公開

昭和48年にベストセラーとなった小説『日本沈没』を読んで衝撃を受けた作家の半村良さん(1933~2002年)が、作者の小松左京さん(1931~2011年)に対し「もう小説を書くのをよそうと思いました」と書いた手紙を送っていたことが分かった。

2014.7.29  東京都・世田谷文学館で小松左京や星新一など"日本SF"を総覧する企画展

東京都・芦花公園の世田谷文学館では、展覧会を大学校に見立てて、「日本SF」について概論から重要なキーワードまでを体系的に紹介する「日本SF展・SFの国」を開催している。

2014.7.25  星、小松、手塚…日本SF草創期の貴重な資料

日本のSF草創期の貴重な資料を多数集めた「日本SF展・SFの国」(筒井康隆、豊田有恒監修)が東京・世田谷の世田谷文学館で行われている。

2014.6.20  【記者ノート】ミステリー・SF、豊かな歴史

ミステリーやSFなどジャンル小説の専門出版社・東京創元社が創立60周年を記念して、読者800人から募った同社の「ベスト1」作を公式サイトで発表している。

2014.6.14  小松左京さん幻のデビュー作、米で発見 旧制三高時代の漫画本

2011年に亡くなったSF作家の小松左京さんが、旧制三高時代に本名の小松実の名前で描き、1948年に出版された漫画本が米メリーランド大・プランゲ文庫で所蔵されていることが14日までに分かった。

2014.6.1  【書評】『新生』瀬名秀明著

知能だけでなく魂をも備える「人工実存(AE)」など、SF界の巨人、小松左京の未完の長編『虚無回廊』へのオマージュといえる連作集。

2014.5.14  小松左京さんへオマージュ 想像力でひらく「震災後」 瀬名秀明さん 連作集「新生」 

仙台市在住の作家、瀬名秀明さん(46)が3つの中・短編からなる連作集『新生』(河出書房新社)を出した。敬愛するSFの巨人・小松左京さんへのオマージュを随所にちりばめながら、奔放な想像力で東日本大震災後の未来を果敢に描く。

2014.4.19  円城塔さん、米SF文学賞特別賞を受賞

米国のSFの文学賞「フィリップ・K・ディック賞」が米シアトルで18日(現地時間)に発表され、芥川賞作家、円城塔さんの小説「Self―Reference ENGINE」(ハヤカワ文庫)が次点にあたる特別賞を受賞した。

2014.3.24  【書評】『創作の極意と掟』 筒井康隆著

評・尾崎真理子(本社編集委員) 妄想と俗物性の追究

2014.3.20  瀬名秀明さん、小松左京さんへのオマージュ「新生」

愛に昇華した「虚無回廊」

2014.2.18  【今週はこれを読め! SF編】瀬名秀明のヴィジョン----精神の虚無回廊を突きぬけ、宇宙の虚無回廊を超えて

昨夏、本欄で大森望編のオリジナル・アンソロジー『NOVA 10』(河出文庫)を紹介したとき(「瀬名秀明「ミシェル」が凄い! 小松左京2大代表作を取りこんでさらなる高みへと到達」)、集中最大の注目作として瀬名秀明「ミシェル」に言及した。

2014.2.10  日本SF作家クラブ50周年祝賀会 これからも熱い情熱 作品にぶつけて

「みなさんのSFへの熱い情熱を、今後も作品にぶつけてほしい」

2014.1.21  【今週はこれを読め! SF編】死病の多義性に彩られた人類宇宙未来史、本巻は小惑星セレス存亡篇

オラフ・ステープルドン『最後にして最初の人類』以来、SFはさまざまなかたちの宇宙未来史を描いてきたが、《天冥の標》シリーズはその系譜に新しい流れをつけ加えた。

2013.10.15  「クリュセの魚」を刊行 東浩紀さん

SFで人々をつなぐ

2013.9.7  【書評】『神々の欲望I 少女の見た夢』矢野絢也著

■宗教・政治の世界が昇華され

2013.7.22  瀬名秀明「ミシェル」が凄い! 小松左京2大代表作を取りこんでさらなる高みへと到達

先週取りあげた『極光星群』は、これさえあれば前年のSF短篇の最上級品ばかりウマウマ味わえるマコトに重宝な一冊なのだが、死角がないわけではない。

2013.7.18  SFは復活したか 一般文学賞受賞作も

ややマニアックな印象のあったSF小説が、一般の文学賞の受賞作や候補となることが目立ってきた。

2013.6.21  「日本沈没」刊行40年記念展

小松左京の生原稿や幻のマンガ

2013.4.10  芦辺拓(作家)小説の面白さはすべてSFから学んだ - わたしとSF

1972年5月27日――それが全ての始まりでした。

2013.3.18  「日本沈没」生原稿を電子書籍化 小松左京さんの代表作

SF作家小松左京さんの代表作で、19日に発刊40周年を迎える「日本沈没」の生原稿が、図書館向けに電子書籍化されることになった。小松さんの事務所イオが17日発表した。「生原稿の電子書籍化は珍しく、創作過程を多くの人が再考する貴重な資料になると思う」としている。

2013.2.27  おたくの30年 難波功士さんが選ぶ本

■送り手と受け手の円環 おたく関連本の紹介というオーダーをうけて、まず脳裏に浮かんだのは「汗牛充棟」という故事熟語だった。中森明夫が「おたく」という言葉を提示してから今年で30年。オタク・otaku・秋葉系・萌(も)え系などさまざまな呼称のバリエーションを派生させつつ、実に多くのおたく論が展開されてきた。

2012.12.18  【2012文芸回顧】「現代」映したミステリー

◆エンターテインメント 単行本が売れない。その嘆きをこれほど多く聞いた年は、近年なかった。

2012.12.13  【広角レンズ】SF作家クラブ半世紀 「想定外」へ広がる想像力

科学的仮想をもとに、異世界やまだ見ぬ未来を果敢に描き出す。昨年の「3・11」以降、SF(サイエンス・フィクション)のそんな奔放な想像力が注目されている。時に荒唐無稽(こうとうむけい)との批判も投げかけられてきたSFに今、どんな役割が期待されているのか。来年の日本SF作家クラブ(SFWJ)創立50周年を前に考えた。

2012.11.1  「日本アパッチ族」復刊へ 小松左京さん初の長編小説

昨年7月に死去したSF作家の小松左京さんが昭和39年に発表した初の長編小説『日本アパッチ族』を、角川春樹事務所が復刊する。今月15日に発売される。

2012.10.3  SFブックミュージアムが東京・池袋ジュンク堂書店で開催

日本SF作家クラブが2013年に創立50周年を迎えることを記念して、ジュンク堂書店とのコラボ企画「SFブックミュージアム」を2012年10月6日(土)より、東京・池袋ジュンク堂書店本店にて開催する。

2012.10.1  デビュー2年で早逝した作家・伊藤計劃の絶筆が異例の大ヒット

作家・伊藤計劃が34歳の若さでこの世を去ってから3年。その絶筆『屍者の帝国』(伊藤計劃、円城 塔/河出書房新社)がよみがえり、本格派SF小説としては異例の大ヒットとなっている。

2012.9.30  【書評】『屍者の帝国』伊藤計劃、円城塔著

意識をめぐる哲学的な問い 芥川賞作家・円城塔(えんじょう・とう)の受賞後初長編となる本書は、故人となった朋友・伊藤計劃(けいかく)の遺稿をプロローグにして書き継いだ共演作。円城と伊藤はともに、小松左京賞の最終選考に落ちた投稿作品を、早川書房のSFシリーズから平成19年に出版しデビュー。「同期」の2人は、円城塔は実験的な文体を用い、伊藤計劃は近未来の描写を通じ、ゼロ年代後半のSF界ひいては文学界を牽引(けんいん)してきた。

2012.9.6  円城塔インタビュー詳報:故・伊藤計劃との共著「屍者の帝国」を完成させて

09年に34歳の若さで世を去ったSF作家、伊藤計劃(けいかく)さんの未完の絶筆を、盟友である作家の円城塔さんが書き継ぎ、完成させた。長編「屍者の帝国」(河出書房新社、1890円)は、伊藤さんが残した400字詰め原稿用紙30枚の原稿をプロローグにして始まる。故人との共著になった本書に込めた思い、執筆の経緯などについて、円城さんに聞いた。 

2012.9.3  「伝説」のSF新人賞復活

小松左京、眉村卓、半村良といった各氏が受賞者リストに名を連ねる、SF小説の伝説的な公募新人賞「ハヤカワ・SFコンテスト」(早川書房主催)が、約20年ぶりに形を変えて復活することになった。

2012.8.11  真夏にぴったり!"怖い"世界に足を踏み入れるための10冊

小野不由美という作家をご存知だろうか。『魔性の子』『屍鬼』(『ゴーストハント』、そして7月に2冊同時発売された『鬼談百景』『残穢(ざんえ)』──。わたしたちに恐怖することの愉悦を教えてくれる作品を数多く輩出している彼女を、ダ・ヴィンチ9月号で大特集。小野さんがこよなく愛する怪談&ホラー名作をコメントつきで紹介している。

2012.7.16  「その辺でまだ生きてるよう」小松左京さん一周忌で追悼イベント

昨年7月に80歳で亡くなったSF作家、小松左京さんの一周忌追悼イベント「宇宙の知性と融合した"うかれ"小松左京に出会う会」が16日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで開かれた。約700人が参加し、小松さんの作品やユーモアあふれる人柄、宇宙観に思いをはせた=写真。

2012.6.26  「宇宙の知性と融合した"うかれ"」 7月16日に小松左京1周忌イベント

昨年7月26日、80歳で亡くなったSF作家、小松左京さんの1周忌イベント「宇宙の知性と融合した"うかれ" 小松左京に出会う会」の概要が26日、発表された。7月16日午後1時から、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで開催される。

2012.5.29  3.11以後の世界とSF第一世代の可能性(1) 新城カズマ×稲葉振一郎×田中秀臣

想像を超える自然災害、急激に変貌する経済の動向、日常生活が直面する先の見えない不安。東日本大震災以後、私たちの想像力と論理的思考の成果と限界とが問われて続けている。

2012.4.18  作家の読書道 第124回:白石一文さん

今我々が生きているこの世界の実像とは一体どんなものなのか。政治経済から恋愛まで、小説を通してさまざまな問いかけを投げかけている直木賞作家、白石一文さん。彼に影響を与えた本とは何か。直木賞作家であり無類の本好きだった父親・白石一郎氏の思い出や、文藝春秋の編集者だった頃のエピソードを交え、その膨大な読書体験のなかから、特に大事な本について語ってくださいました。

2012.4.6  西宮ゆかりの文学紹介 来月から連続講座 兵庫

西宮ゆかりのSF作家、小松左京にまつわるエピソードや夙川が登場する文学作品などを紹介する3回連続講座「西宮文学案内」が5~7月、西宮市内で開かれる。講師として登場する作家、土居豊さんは「夙川が生んだ文学者が4人もノーベル賞候補になっており、その深さを紹介したい」と意気込んでいる。

2010.12.25  完璧に調和のとれた押し付けの理想郷。「放課後ライトノベル」第24回は伊藤計劃最後の長編『ハーモニー』で人間が人間であることの意味を問う

7月にスタートした,この「放課後ライトノベル」。当初は「ゲーム情報サイトでラノベレビューコーナーなんて無茶ッスよ,ハハハ」などと言っていたのが,気づけば年の瀬まで走りきってしまった。2010年の更新は今回が最後ですが,来年も引き続き毎週更新していきますので,どうぞよろしくお願いします。

2010.8.10  受賞者インタビュー第1回 大賞『ランジーン×コード』 大泉 貴

スペシャルブログの更新1回目ということで、今回は第1回『このライトノベルがすごい!』大賞の大賞を受賞した大泉 貴さんのインタビューをアップです!

2010.6.23  作家の読書道 第104回:星野智幸さん

植物や水をモチーフにした作品や、政治や社会の問題を問いかけるような作品。幻想と現実を融合させた小説を発表し続けている星野智幸さん。少年時代に受けたカルチャーショック、20代の頃、新聞社を辞めてメキシコへと移り住んだ経験、影響を受けたラテンアメリカ文学、そして今の日本社会に対して感じていることとは。その来し方、そして新作『俺俺』についてもおうかがいしました。

2009.12.24  作家の読書道 第98回:藤谷治さん

現在、青春音楽小説『船に乗れ!』が話題となっている作家、藤谷治さん。主人公の津島サトルと同じく音楽教育を受けて育った少年は、どのような本と出合ってきたのか。幅広いジャンルの本と親しみ、大学生の頃にはすでに小説家を志していた青年が、デビューするまでに10数年かかってしまった理由とは。藤谷さんが経営する下北沢の本のセレクトショップ「フィクショネス」にて、たくさんの本に囲まれながらお話をうかがいました。

2009.11.25  作家の読書道 第97回:越谷オサムさん

一作ごとにまったく異なる設定で、キュートで爽やかなお話を発表している越谷オサムさん。新作『空色メモリ』は、地味だけど愛らしくて憎めない高校生の男の子2人が探偵役として活躍。そんな発想はどこから生まれるのか。辿ってきた読書道は、まさに男の子っぽいラインナップ。そして小説の執筆に至るまでの、意外な遍歴とは?

2009.1.28  作家の読書道 第87回:山本文緒さん

昨年6年ぶりの小説『アカペラ』を刊行し、長年の読み手たちを感涙させた山本文緒さん。男女問わず幅広い層に愛されている小説の巧者は、実は幼い頃はあまり活字の本にピンとこなかったのだとか。では、これまでにピンときた作品はというと? 人生で1番好きな本から、ブログ本まで、現在の文緒さんの血となり肉となっている作品たちが分かります。

2008.2.29  作家の読書道:第76回 坂木司さん

2002年に引きこもり青年が探偵役となる「日常の謎」の連作集『青空の卵』でデビュー、以来ミステリだけでなくさまざまなエンターテインメントを上梓し、注目を集めている坂木司さん。生年以外は性別すら公表していない人気覆面作家に、こっそりお会いして、その読書歴をうかがうことができました。

2006.11.24  作家の読書道:第61回 折原 みとさん

少女漫画家として、恋愛小説家として、10代の少女から絶大な人気を誇る折原みとさん。エッセイや絵本、詩集も手がけ、さらに今年は大人の女性向けの恋愛小説も上梓。幅広く活動する彼女の読書道は? 海を見下ろす小高い丘にある瀟洒なおうちは、そこだけ別時間が流れているかのよう。暖炉のある広いリビングで、じっくりとお話をうかがいました。

2005.12.22  作家の読書道:第50回 山本幸久

温かく、またユーモアたっぷりのまなざしで、現代に生きる人々の姿をキュートに描く山本さん。現在次々と作品を発表、その活躍には目を見張るものがあります。読めば元気が湧いてくる、その作風の源泉はどこに? 漫画家を目指していた小学生時代の話から、じっくりとうかがいました。

2005.9.30  作家の読書道:第47回 馳星周

『不夜城』で衝撃的なデビューをして以来、ノワールの旗手として多くの著書を生み出してきた馳星周さん。最新刊『楽園の眠り』(徳間書店)では幼児虐待をテーマに、女子高生と刑事が登場します。インタビューでは、北海道で過ごした少年時代、新宿ゴールデン街での学生アルバイト時代、「本の雑誌」での書評家時代に培われた読書歴が、馳さんの作品群を支えているのだと伝わってきます。窓越しに新宿御苑の広がるホテルで、葉巻をくゆらせながら語っていただきました。

2003.11.30  作家の読書道:第26回 貫井 徳郎さん

本格ミステリーを軸に、さまざまな分野や手法による意欲作を発表しつづける貫井徳郎さん。読書のほうも子供の頃から本格ミステリーをメインに歩んできたようです。SFに傾倒した時期もあったそうですが、好みは一貫しています。そのエッセンスとは? この秋、デビュー10周年を迎えた貫井さんが、忘れられない至福の読書経験や今注目する作家についても語ります。

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