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えこに関連する小説ニュースまとめ

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えこ ニュース検索結果

2021.7.28  【今週はこれを読め! エンタメ編】望んで行動したヴィヴィアンの人生〜『女たちのニューヨーク』

若さだけを頼りに無鉄砲な日々を過ごしていた主人公が、大きな挫折を経験し、紆余曲折を経て真実の愛を見つける。こんな風に要約することが可能な物語が、いままでどれほどたくさん書かれてきただろう。しかし、「また若い女の成長小説か」と読む前から理解したような気持ちにならずに、どうか手に取ってみてほしい。決して簡単な一文でまとめられるような内容ではなかったと、読み終えたあなたは知るに違いないから。

2021.7.27  【今週はこれを読め! SF編】つぎつぎに立ちはだかる困難を超えて火星へ

別な時間線の1950年代を設定して、宇宙飛行士を目ざす女性たちの奮闘を描いた『宇宙へ』の続篇。

2021.6.9  【今週はこれを読め! エンタメ編】緊急事態宣言下の1日1編『Day to Day』

昨年緊急事態宣言が出たとき、いままでに経験したことのない状況に対しての不安や緊張感があった。非日常な空気に押しつぶされそうになり「本を読む気になれなくなった」という声をあげる方々も、かなりの数いらしたと記憶している。幸い私は文学作品に頼って過ごしており、昨年の春は1日1編の短い小説やエッセイに元気づけられる日々でもあった。リアルタイムで読んだ方も読めなかった方も、この機会にぜひ手に取られることをおすすめする。あの心細かった毎日をなんとかして乗り切ろうとしていた自分たちの必死さが、少しでも報われるような気がするから。

2021.4.20  【今週はこれを読め! SF編】そこにあるだけの奇跡、手を伸ばしつづける希望

エリザベス・ハンド『過ぎにし夏、マーズ・ヒルで』(東京創元社《創元海外SF叢書》)

2020.12.16  【今週はこれを読め! エンタメ編】5人の「白野真澄」の短編集〜奥田亜希子『白野真澄はしょうがない』

たまーにエゴサーチというものをしてみることがある。とはいえ、私のような零細ライターではだいぶ下方にスクロールしていってようやく関連記事を見つけることができる程度だし、Twitterも炎上するほど閲覧されてもいないので気楽なものだ。常に検索上位にあがってこられる「松井ゆかり」さんは、タレントさんや格闘技の選手の方など。名前が同じというだけの他人ではあるが多少なりともご縁があるように思われて、画像などをじっと見つめてしまうことがある(もはやエゴサーチではない)。

2019.11.10  【今週はこれを読め! ミステリー編】『生者と死者に告ぐ』の執拗な語りに唸る!

あれあれ、ネレ・ノイハウスってこんなにおもしろかったけ。

2019.10.26  作家の読書道 第211回:又吉直樹さん

お笑い芸人として活躍する一方で読書家としても知られ、発表した小説『火花』で芥川賞も受賞した又吉直樹さん。著作『第2図書係補佐』や新書『夜を乗り越える』でもその読書遍歴や愛読書について語っていますが、改めて幼少の頃からの読書の記憶を辿っていただくと、又吉さんならではの読み方や考察が見えてきて……。

2019.10.18  【特集】『弱キャラ友崎くん』×『千歳くんはラムネ瓶のなか』最新刊同時発売記念 屋久ユウキ×裕夢 青春ラブコメ対談インタビュー

2019年10月18日に『弱キャラ友崎くん』第8巻、『千歳くんはラムネ瓶のなか』第2巻が同時発売となった。このたび2作品の最新刊発売を記念して、両作品の著者である屋久ユウキ先生と裕夢先生をお招きし、青春ラブコメ対談インタビューとしてお話をお聞きした。両作品は小学館ライトノベル大賞にて「優秀賞」を受賞すると共に、キャラクターや物語において「リア充」という存在も欠かせない共通点として有している。お互いの印象から各作品のキャラクターに込められた想い、地元を物語の舞台にした理由など幅広く語っていただいた。

2019.6.26  【今週はこれを読め! エンタメ編】逆境に立ち向かう75歳正子の奮闘記〜柚木麻子『マジカルグランマ』

私の目に映る祖母は完璧な人だった。97歳で亡くなった母方の祖母とは、私が結婚して実家を出るまでほぼずっと同居していた。とにかく優しい。よくないことをしたら注意はされたけれども怒鳴られたり叩かれたりしたことは一度もない。

2019.6.11  【今週はこれを読め! SF編】実体と魔物に分かれたひとり。止められない戦争をいかに生きるか?

上田早夕里は小松左京の名を冠した公募新人賞からデビュー、その受賞経歴にふさわしく、人類史的スケールの視座から、しかしいっぽうで地に生きる個人の意志や情動を取りこぼさずに描く、骨太の作品を送りだして、読者の注目を集めてきた。そのいっぽう、《妖怪探偵・百目》や《洋菓子》など、別の領域の作品でも一定の評価を得ている。きわめて懐の深いクリエーターといえるだろう。

2019.5.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】少年と20歳年上の女性の恋〜八幡橙『ランドルトの環』

【問題】ランドルト環とは何か? 答え:視力検査の際に使用されるアルファベットのCのような記号。ランドルトというのは、この記号による検査法を考案したスイス生まれの眼科医である。いや、このクイズは簡単すぎだ。ランドルト環については、本書の13ページでも早々に説明されるし。

2019.4.2  【今週はこれを読め! SF編】いつか卑徒(ひと)になる日まで

酉島伝法のデビュー作「皆勤の徒」は衝撃だった。同作を巻頭に収めた同題の連作集は、第三十四回日本SF大賞を射止めた。選考委員ほぼ全員が一致しての受賞決定である。また、〈本の雑誌〉で二〇一五年におこなった「21世紀SFベスト100」(選者は鏡明、大森望、牧眞司)でも堂々の第一位に選出された。まさに怪物的作品といえよう。

2019.2.6  【今週はこれを読め! エンタメ編】6歳の少年が見た銃乱射事件『おやすみの歌が消えて』

日々さまざまな犯罪が起きているとはいえ、日本はまだ治安のいい国に分類してもかまわないだろう。それでも、テロや通り魔などによる大量殺傷事件などが起こらないとは限らない。一方で、戦争や銃撃犯などによって多数の死者が発生する状況が頻繁に発生する国というのも存在する。どのような国においても一瞬にして命を断たれることは起こり得るのであり、被害者とその家族の無念は言葉にできないほどのものだと思う。

2019.1.8  【今週はこれを読め! SF編】日本SFの新しいプラットホーム、ここから始まる。

SF出版では海外SF紹介から出発した東京創元社だが、2007年に日本SFの名作再刊に手を染め、2010年以降は創元SF短編賞(募集は前年から)によって次々と新しい才能を発掘してきた。いまや新鮮な日本SFの最重要供給源である。

2018.12.22  作家の読書道 第201回:古内一絵さん

映画会社に勤務したのち作家デビューを果たし、さまざまな舞台を選んで小説を執筆している古内一絵さん。ドラァグクイーンが身体にやさしい夜食を出してくれる「マカン・マラン」もいよいよ完結、今後の作品も楽しみなところ。では、どんな読書体験を経て、なぜ小説家へ転身を果たしたのか。その転機も含めて読書遍歴をおうかがいしました。

2018.12.11  【今週はこれを読め! SF編】食べ飽きない語り口の妙、滋味ゆたかな物語

清朝の中国江南地方を舞台とした美食ファンタジイ。食の描写は、性愛や感情の描写と同様、ごてごてと修辞を盛ればよいというものではなく、細部を際立たせようとすれば全体がぼやけてだいなしになる。勝山海百合はそこらへんが絶妙なのだ。

2018.8.25  作家の読書道 第197回:小野寺史宜さん

2006年に短篇「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞、2008年に『ROCKER』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞してデビューした小野寺史宜さん。「みつばの郵便屋さん」シリーズなどで人気を得、今年は孤独な青年と人々とのつながりを描く『ひと』が話題となった小野寺さん、実は小学生の頃から作家になることを意識していたのだとか。その背景には、どんな読書遍歴があったのでしょう?

2018.8.3  『うわさのズッコケ株式会社』で児童文学の掟を破る!? 「ズッコケ」と歩んだ40年。那須正幹さんインタビュー

1978年に『それいけズッコケ三人組』が出版されて、今年でシリーズ40周年。わんぱくだけど短気でおっちょこちょいのハチベエ、博識で努力家だけどなぜかテストの点は悪いハカセ、動きはのろくぽっちゃりしてるけど誰よりも優しいモーちゃん。世代を超えて子供たちが夢中になってきた、みんなの"友達"だった三人組。著者の那須正幹さんに、40周年をふりかえってみてどう感じているのか、お話をうかがった。

2018.7.13  【今週はこれを読め! ミステリー編】虚実入り混じる執筆牢獄小説『さらば、シェヘラザード』

これはミステリーというか、へんてこりんな小説である。

2018.7.5  作家・西尾維新、言葉紡いだ15年 原点の京都で展覧会

「京都の二十歳」として出現し、独自の作品世界と驚異的な速筆で活躍する小説家の西尾維新。デビュー15周年を記念する展覧会「西尾維新大辞展~京都篇(へん)~」(展覧会公式サイト http://exhibition.ni.siois.in/別ウインドウで開きます)が7日、京都市の京都文化博物館で開幕します。会場を一冊の辞典に見立て、作品に登場するフレーズやアニメーション原画などの展示で、100冊を超える著作の魅力を紹介。作家その人に、展覧会への思いや執筆秘話を聞きました。

2018.5.8  【今週はこれを読め! SF編】ボーイ・ミーツ・ガール物語のサイバーパンク的展開

冒頭の場面が印象的だ。ロンドンの川沿い、朽ちゆく街区の十四階建てのビルの屋上に腰かけている少年ハンター・ナッシュ。数ブロック先、さびれたスカイライン越しに、金持ちが住む高級マンション群がそびえている。ハンターのうちに滾っているのは、無軌道な衝動だ。なにかをしたい、しかし、なにをしていいかわからない。行き場のない気持ちは、ビルとビルのあいだを跳び越えるスリルへと向かう。たった五メートル、思い切ってジャンプするだけだ。

2018.4.24  【今週はこれを読め! SF編】インディーズならではの雰囲気、キノコのようにひっそり犇めいて

キノコをテーマにした怪奇・幻想小説のアンソロジー。原書は一巻本だが、邦訳は二分冊で本書はその第二巻。第一巻は、以前に紹介した。新しいアンソロジーを読むひとつの楽しみは未知の作家との出逢いだが、『FUNGI』はその度合いが甚だしく、ぼくが知っていたのは第一巻ではジェフ・ヴァンダミア、ラヴィ・ティドハー、W・H・パグマイア、第二巻ではニック・ママタスぐらい。

2018.2.20  【今週はこれを読め! SF編】ゲームをつづける町、バスを待つばかりの人生

創元SF短編賞を受賞してデビューした石川宗生の第一短篇集。四つの作品を収録している。どれも、型破りのシチュエーションから出発し、予想もつかない方向へと発展していく。奇想小説だけど、奇想だけに価値があるのではなく、それを転がしていく手つきがひどく独特なのだ。

2018.1.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】声なき人のための物語〈アイアマンガー三部作〉完結!

エドワード・ケアリー〈アイアマンガー三部作〉がついに完結した。『堆塵館』『穢れの町』に続く最終巻『肺都』を読んで感じたのは、これは声なき人のための声として書かれた物語だ、ということだった。

2017.11.10  【今週はこれを読め! ミステリー編】「何をされるかわからない」フランス・ミステリー『黒い睡蓮』

かつてフランス・ミステリーは「何をされるかわからない」ジャンルであった。

2017.11.9  青空文庫はこうやって運営され、こうやって活用されてます

10月14日に開催された青空文庫20周年記念シンポジウム"青空文庫の今とこれから"レポートの後半は、青空文庫にボランティアとして関わりたい方へ向けた入門セッションと、青空文庫の活用事例セッションをお届けする。レポート前編はこちら。

2017.7.4  【今週はこれを読め! SF編】探偵は棚にいる。扉の鍵は本に隠されている。

SF界きっての技巧派として知られるジーン・ウルフが2015年に発表した最新長篇。『書架の探偵』という邦題から、ジョン・ダニングや紀田順一郎のビブリオミステリに登場するような古書通の探偵、あるいは古今東西あらゆる書物に暁通したボルヘスのような存在を思いうかべる。

2017.5.6  村上春樹さんは2時間のトークイベントで何を語ったのか?【WEBメディア単独取材ロングver.】

4月27日、新宿サザンシアターにて村上春樹さん13年ぶりとなるトークイベントが開催された。

2017.3.21  【今週はこれを読め! SF編】天使が見える神経学者、偏執狂の諜報プロ、神聖なるドラッグの探索

子どものころは素朴に、科学思考が信仰や神秘体験を駆逐すると思っていた。合理と実証をつきつめれば神や霊は否定しうる、と。もちろん、実際はそんな単純ではない。科学思考と信仰はじゅうぶんに両立する。

2017.3.11  革新的なエンタメ時代小説『躍る六悪人』×大ヒット上映中『宇宙戦艦ヤマト2202』著者同士が小説と脚本について語るクロスイベントへ潜入!

1月上旬に発売された次世代のエンターテインメント時代小説『躍る六悪人』(竹内清人/ポプラ社)を、もう読んだだろうか?(未読の方は、こちらの記事も読んでみてほしい!)

2017.2.21  【今週はこれを読め! SF編】計画すべきことが計画しつくされた宇宙で自由意志は可能か?

ピーター・ワッツが2006年に発表した『ブラインドサイト』は、人類とはまったく異なる知性との遭遇を扱ったサスペンスに満ちたファースト・コンタクトSFにして、多種多様なポストヒューマンのヴィジョンを内包した意欲作だった。

2017.1.17  【今週はこれを読め! SF編】イカロス、キリスト、そしてデヴィッド・ボウイ

デヴィッド・ボウイ主演映画の原作で、小説じたいは1963年が初刊、映画は76年の製作。

2016.12.28  【今週はこれを読め! SF編】よるべのない世界、見知らぬ言葉、自分だけの記憶

エヴンソンは現代アメリカ文学の作家だが、SFやホラーのファンからも注目されている。先に邦訳された短篇集『遁走状態』(2009年)はローカス賞とシャーリイ・ジャクスン賞のリストにあがった。『ウインドアイ』(2012年)もジャクスン賞の候補となった。

2016.11.15  【今週はこれを読め! SF編】「ブラッドベリというジャンル」の二十六篇

ブラッドベリが九十余年の生涯で執筆した短篇・中篇は、四百篇とも五百篇ともいわれる。

2016.11.8  【今週はこれを読め! SF編】日本統治下のアメリカ、不確かなアイデンティティ

第二次世界大戦で枢軸国側が勝利し、アメリカは日本とドイツに分割統治されている。

2016.10.31  村上春樹さん「部外者排除、自分に傷」 アンデルセン文学賞授賞式

【オーデンセ=共同】デンマークの「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」の今年の受賞者に選ばれた作家の村上春樹さん(67)は30日、童話作家アンデルセンの出身地、デンマーク・オーデンセでの授賞式に出席した。

2016.10.30  村上春樹氏、授賞式でスピーチへ アンデルセン文学賞

デンマークの「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」の今年の受賞者に選ばれた作家の村上春樹さんは30日、童話作家アンデルセンの出身地、デンマーク・オーデンセでの授賞式に出席し、スピーチする。

2016.9.26  【ノーベル文学賞】村上春樹氏が人気トップ、英賭け屋予想 昨年は2位

10月に発表される今年のノーベル文学賞で、村上春樹氏が英国の大手ブックメーカー(賭け屋)ラドブロークスの受賞予想のトップを走っている。

2016.9.6  発売後すぐに重版決定! "医療現場のリアル"を、皮肉とブラックユーモアで不気味に抉る『嗤う名医』が話題!

麻痺して回復が見込めない手足を巡る鮮烈なデビュー作『廃用身』(幻冬舎文庫)に始まり、日本医療小説大賞を受賞した『悪医』(朝日新聞出版)、ドラマ化された『破裂』『無痛』(ともに幻冬舎文庫)など、久坂部羊といえば、現場のリアルを鋭く抉るシリアスな社会派医療サスペンスの書き手という印象が強い。

2016.6.6  「ブックショート アワード」 第1回大賞作品『HANA』映画公開&第2回大賞作品も発表!!

アジア最大級の国際短編映画祭「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア2016」が6月2日(木)から開催されている。

2016.5.27  谷川俊太郎作「なめる」がちょっとエロくて秀逸

冒頭、編著者である詩人の小池昌代は、「恋のさまざま――はしがきにかえて」に書いている。

2016.4.19  書評:吹けよ風 呼べよ嵐 [著]伊東潤 - 末國善己

■定説と異なる合戦、現代批判も

2016.2.23  【今週はこれを読め! SF編】パンデミック後の未来、FBI捜査官コンビが不可解事件を追う

『ロックイン』は近未来SFミステリ、それも相棒(バディ)ものだ。

2016.2.17  作家の読書道 第169回:深緑野分さん

デビュー短篇集『オーブランの少女』が話題となり、第二作となる初の長篇『戦場のコックたち』は直木賞と大藪賞の候補になり、注目度が高まる深緑野分さん。

2016.2.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】セレブ妻の節約&推理奮戦記『クーポンマダムの事件メモ』

「クーポン」といえばロータスクーポンしか知らなかった日本人も、昨今だいぶその存在になじんできたかと思う(などと決めつけてしまっているがだいじょうぶか。

2015.10.24  又吉フィーバーの裏で20年に1度の大傑作と激賞された直木賞作品の魅力

2015年の文学界最大の話題といえばなんといっても又吉直樹氏の芥川賞受賞だろう。

2015.10.22  コントロール不能な化け物のような物語! 京極夏彦、平山夢明、大森望らが絶賛した『墓頭』が文庫化決定

周りの人間を死に追いやる宿命を背負い、戦後アジアの50年を駆け抜けた男の凄絶な一代記――。

2015.9.30  【今週はこれを読め! エンタメ編】2011年3月11日の演奏会『あの日、マーラーが』

2011年3月11日午後2時46分。記憶に問題が発生しない限り、私はあの瞬間のことを死ぬまで忘れないだろう。揺れている間、心を占めていたのはとにかく驚きの感情だった。「これは何だ、何が起こっているんだ」と。

2015.8.20  きらら著者インタビュー 第85回 野中 柊さん『波止場にて』

この本を手に取ってくださる方たちも、ストーリーに身を任せて、彼女たちと一緒に生きてくれたら嬉しいです。

2015.7.26  青森県八戸市が直営施設「八戸ブックセンター」開設へ 民間の書店や市立図書館との関係は?

青森県八戸市は2016年夏、中心市街地に市直営の施設「八戸ブックセンター」(仮称)を開設する。

2015.7.14  【今週はこれを読め! SF編】異文化での父子の生活、仮想世界に構成された人生、倫理の根拠を問う

『ゼンデギ』とは耳慣れぬ言葉だが、ペルシア語でLifeを意味する。物語の主要舞台はイランだ。主人公がふたりいて、最初は別々の物語が交互に語られ、徐々によりあわさっていく。

2015.7.7  【今週はこれを読め! SF編】宇宙図としての精神病棟、頭蓋のなかの火星

『エクソダス症候群』の舞台は過酷な環境の火星開拓地、中心となるテーマは精神疾患だ。

2015.6.2  【今週はこれを読め! SF編】キャラの立った科学的ミステリと思いきや、吃驚仰天のクライマックス

なんと「音響SF」。音楽SFはこれまでも書かれているが、オキシタケヒコが試みるのはそれと似て非なる新領域である。

2015.5.18  鬼才・恒川光太郎のファンタジー小説 ラジオドラマ化!

あなたの「10の願い」叶います。……ただし、異世界で。

2015.5.14  外へと開く文学の世界

「早稲田文学」会議を公開/小口資金で「翻訳大賞」

2015.4.7  書評:宰相A [著]田中慎弥 - 蜂飼耳(詩人・作家)

■制度と図式に対抗する小説

2015.4.3  [ひと]エネルギーフォーラム小説賞の昭島瑛子さん(36)震災の記憶残したい

「カムパネルラのつぶやき」で第1回エネルギーフォーラム小説賞を受賞した。

2015.2.12  飯嶋和一さん、隠岐が舞台の歴史小説「狗賓童子の島」刊行

重厚な歴史小説で多くのファンを得てきた飯嶋和一さん(62)の『狗賓ぐひん童子の島』(小学館)は、幕末期の隠岐を舞台にした6年ぶりの長編だ。

2015.1.30  作家・河野多惠子さん死去…女性文学をけん引

人間の倒錯した感覚を描き、女性による文学をけん引した作家で文化勲章受章者の河野多惠子(こうの・たえこ、本名・市川多惠子=いちかわ・たえこ)さんが、29日午後7時15分、呼吸不全のため東京都内の病院で死去した。

2015.1.10  『狼と香辛料』の支倉凍砂先生最新作『WORLD END ECONOMiCA I』は金融冒険青春活劇!【電撃文庫新作紹介】

■青春×月面×金融! 『狼と香辛料』『マグダラで眠れ』の支倉凍砂が贈る、金融冒険青春活劇!

2014.12.4  松本清張の名作2編、実力派女優でドラマに

テレビ朝日系で6、7日午後9時から、松本清張原作のドラマスペシャル「坂道の家」と「霧の旗」が2夜連続で放送される。

2014.9.20  厳選! ノーベル文学賞に"近い"といわれる作家たち

書籍のタイトルは『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』(青月社/刊)。

2014.9.15  「人には抜かないトゲがある」辻村深月×藤巻亮太対談

公開中の映画『太陽の坐る場所』の舞台は、原作者・辻村深月の故郷でもある山梨県。

2014.9.9  ロングセラー絵本、累計発行部数1位はあの名作

累計(るいけい)発行部数が100万部を超(こ)える絵本を紹介(しょうかい)したパンフレット「ミリオンぶっく2014年版(ばん)」が、出版取り次ぎ大手トーハンから発行された。

2014.8.12  その名も「芥川症」…あの名作が医療小説に

医師で作家の久坂部羊(よう)さん(59)の『芥川症』(新潮社)は、その名の通り芥川龍之介の作品群に想を得た短編集だ。

2014.7.8  【今週はこれを読め! SF編】哲学と脳科学を結ぶ宮内悠介、世界をひっくりかえす藤野可織 - 牧眞司

7冊目となる創元SF文庫の「年刊SF傑作選」。前巻まで、よくわからないがカッコよさげな四字熟語のタイトルだったが、こんかいから収録作から表題をつけるようになって、まずはめでたい。覚えやすい。

2014.6.30  東京、ローカル本屋10選

学芸大学、吉祥寺、中野などで見つかる、街の本屋

2014.6.25  傑作小説が傑作映画になる瞬間「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」/「春を背負って」

【私が原作許諾を担当した映画見てください!】

2014.5.26  【今週はこれを読め! ミステリー編】"カリブ海のメグレ"を目指す!『ネルーダ事件』

ミステリーは治安の良い民主主義国家のみで発展しうる娯楽である、という説がある。

2014.4.23  サリンジャーは色あせない ハルキ新訳で会話の妙 評伝に詳細な戦争体験

『キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)』で知られる米作家、J・D・サリンジャーが死去して4年余り。人気作家の村上春樹さん(65)が『キャッチャー-』以来11年ぶりとなる新訳を手がけたり、新事実を掘り起こす評伝が出版されたりと、内外で伝説の作家の再評価が進む。

2014.2.22  直木賞の実像 浮き彫りに

川口則弘さんが「賞史」刊行

2013.12.4  ポニーキャニオンがライトノベル進出 12月3日に一挙6タイトル刊行

映像・音楽ソフトの大手ポニーキャニオンが、ライトノベルに進出する。2013年12月3日に、ぽにきゃんBOOKS ライトノベルシリーズとして、一挙に6タイトルを発売した。

2013.11.22  第2回河野裕子短歌賞 最優秀賞の沢辺さん 親子で連続受賞「うれしい」

戦後生まれを代表する女性歌人、河野裕子(かわの・ゆうこ)さんを顕彰する第2回河野裕子短歌賞(産経新聞社主催、京都女子大学共催)の表彰式が24日、京都市東山区の京都女子大で行われる。

2013.11.20  作家の読書道 第143回:和田竜さん

城戸賞を受賞した脚本を小説化したデビュー作『のぼうの城』が大ヒット、一躍人気作家となった和田竜さん。

2013.11.13  教育ソリューションフォーラム2013リポート:"非常に薄いが意外に頑丈"A4サイズのデジタルペーパーが狙う市場

「本のデジタル化」ではなく「紙のデジタル化」――ソニーのデジタルペーパー「DPT-S1」はそんなポジションを担っている。果たしてどんな分野でこの製品は注目されているのだろうか。

2013.10.25  アマゾンジャパンが電子書籍サービスKindleの新サービス「Kindle 連載」を本日10月25日からスタート

2013年10月25日、Amazon.comの日本法人であるアマゾン ジャパン株式会社が、Kindleの新サービスに関する記者発表会を開催しました。どのようなサービスが発表されることになるのか、GIGAZINE編集部員が実際に現地へ行ってリアルタイム更新を行いました。

2013.10.18  きらら熱烈インタビュー 第101回 藤谷治さん

余力をまったく残さず、これ以上のものが書けないと自信を持って言える、これまでで最大の作品です。

2013.10.7  ポニーキャニオンからライトノベルシリーズが創刊!

ポニーキャニオンから、2013年12月3日にライトノベルシリーズが創刊される。

2013.9.27  独立系書店がカムバック中―町の本屋を殺したのはそもそもAmazonではない

一見不思議なことが起きている。独立系の書店がカムバックしつつある。その理由が興味深い。電子書籍の台頭が書店に打撃を与えたという話は毎日うんざりするほど見聞きする。しかしここでは別の要素が働いているようなのだ。

2013.9.6  村上春樹さんが新作短編を書き下ろし 「恋するザムザ」

作家の村上春樹さん(64)が、短編小説の新作を書き下ろしていたことが6日分かった。

2013.9.6  世界をつなぐ子どもの本展 文化の違い感じる200冊

国際児童図書評議会(IBBY)が薦める約200冊を展示した「世界をつなぐ子どもの本 2012年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト受賞図書展」が、9月29日まで東京・上野の国立国会図書館国際子ども図書館で開かれています。

2013.8.31  女子は自転車に乗れないほうが萌える!?

エコや健康志向から始まった自転車ブームは女性にも人気のようで、女性専用の自転車雑誌、サイト、女の子を主人公にした自転車マンガなどもたくさん登場している。

2013.8.20  きらら著者インタビュー 第61回 長岡弘樹さん『教場』

普通の人たちを動かしてどこまで面白いことが書けるか、ということに挑戦している気がします。

2013.8.17  「ゾンビ」の生活はエコ? ゾンビ発生を、国際政治から真面目に考える

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの期間限定アトラクション「バイオハザード・ザ・リアル」。ゲームや映画さながら、銃をぶっ放してゾンビを倒すアトラクションだ。

2013.7.27  「ヴェロニカ・マーズ」 映画の続きを描いた小説の出版が決定

クラウドファンディングで製作費を集め、映画化が決定したテレビドラマ「ヴェロニカ・マーズ」がさらに進化し、小説2冊が出版されることになったとThe Hollywood Reporterが報じた。

2013.7.3  過去最大1360社が出展 第20回東京国際ブックフェア開催

7月3日(水)、第20回東京国際ブックフェアが東京ビッグサイトで開幕した。今年は過去最多の1360社が出展(※同時開催展を含む)。関連する第17回電子出版EXPOも同時開催されている。

2013.7.1  室蘭市港の文学館11月移転へ休館、四半世紀ロマン育む

室蘭市海岸町の旧ビアレストラン・プロヴィデンスに移転する同町の室蘭市港の文学館(三村美代子館長)は30日、25年間の同館での営業を終え休館に入った。

2013.6.27  "泣ける恋愛"から"ファンタジー"へ――スマホ時代のケータイ小説事情

一時のブームが過ぎ去ったケータイ小説だが、その人気は衰えていない。読者・著者ともに利用者が増え、作品ジャンルも幅を広げている。またスマホ全盛の今、CGMビジネスの成功例としても脚光を浴びている。

2013.6.24  音楽を聴くような心地よさ 磯崎憲一郎さん「往古来今」

作家、磯崎憲一郎さん(48)が作品集『往古来今(おうこらいこん)』(文芸春秋)を刊行した。〈綿々と続く時間の流れ〉を意味するタイトル通り、時間と空間を自在に行き来する、奔放な世界が広がっている。

2013.5.22  "今でしょ!"林先生だけじゃない! BL界でも人気の予備校講師たち

「今でしょ!」のひとことで一躍大人気となった予備校講師の林修。今ではテレビでも引っ張りだこで、学生じゃなくても彼の授業を聞いてみたいと思った人は多いはず。

2013.5.15  作家の読書道 第137回:いしいしんじさん

幻想的、神話的、寓話的な作品で読者を魅了する作家、いしいしんじさん。その独特の物語世界は生まれる源泉となっているものは? 幼い頃から人一倍熱心に本をめくっていたといういしいさんの読書体験やデビューの経緯などについてうかがいます。

2013.4.26  電撃文庫 : 20周年で初の大型展示会 「俺妹」「SAO」の描き下ろしイラストなど380点

人気ライトノベルレーベル「電撃文庫」(アスキー・メディアワークス)が今年、創刊20周年を迎えたことを記念して、描き下ろしのイラストなどを展示する「大電撃文庫展」が27日から池袋サンシャインシティ(東京都豊島区)で開催される。

2013.4.19  電子書籍も定額読み放題の時代へ

電子書籍業界にも定額制サーヴィスが登場しようとしている。電子書籍の市場は成長を続けており、書籍売上全体の22.5%を占めるまでになっている。最初に飛び込む出版社やオンライン書店は、ユーザーを取り込む上で有利になるだろう。

2013.4.13  チェコ・インド・ザンジバル…お国柄を反映する世界の名作怪談たち

"怪談"というと、どんなものを思い浮かべるだろうか? 元禄時代に起きた実際の殺人事件に基づいた『四谷怪談』のような古来のものもあれば、15年ほど前に一躍ブームとなった「花子さん」をはじめ、学校にまつわる恐い話を集めた『学校の怪談』のように、都市伝説的なものもある。このように怪談は、いつの時代も人々の暮らしに寄り添うように存在し、江戸時代なら歌舞伎などで、現代なら映画やテレビドラマとして浸透していく。

2013.4.8  KoboとSonyは電子書籍の競争でなぜ形勢不利なのか

今後数年でソニー、Kobo、Barnes & Nobleが存在感を失っていく可能性があるが、今日はその理由を探っていこう。

2013.3.14  小説「千本桜」が文芸部門で初登場1位! 総合でも13位に

3月18日付のオリコン週間"本"ランキング(集計期間:2013年3月4日~3月10日)の"文芸(単行本)部門"において、「小説 千本桜」(原作:黒うさP/WhiteFlame 著・イラスト:一斗まる、アスキー・メディアワークス)が初登場1位を獲得。総合部門でも13位にランクインという好調なスタートを切った。

2013.3.9  3月9日発売『小説 千本桜』を筆頭に、春は桜の初音ミクさん三昧!

皆さん、ちゃんと読んでますよね? 3月9日=ミクの日に全国書店に並んだ『小説 千本桜』。今年の春は千本桜祭りという雰囲気で全国的に盛り上がっています。ここでは、千本桜を中心とした初音ミクさん関連のイベントや発売情報などをまとめて紹介します。

2013.2.28  エージェンシープライシングはなぜ生まれたか? 書店を守るため

マクロな視点でエージェンシープライシングモデルを考えてみると、そこには書店の存在が大きな意味を持っていることが分かる。ここでは、世界的な書店の動向を紹介しながら、今後起こり得るシナリオを予測してみよう。日本でも長い目で見ればこうした動きに追従するのだろうか。それとも……。

2013.2.25  第3回Twitter文学賞海外全投票結果

有効投票数:465

2013.2.20  オトフリート・プロイスラー氏死去=ドイツ児童文学作家

オトフリート・プロイスラー氏(ドイツ児童文学作家)18日、ドイツ南部プリーン・アム・キームゼーの福祉施設で死去、89歳。著書は55カ国語に翻訳され、世界で5000万部以上を売り上げた。

2013.2.18  飯田泰之連続トーク「効率に追いかけられる世界で、ぼくらは幸福になれるのだろうか?」 第1回ゲスト・東浩紀さん

わめぞ運営の古本フリーマーケット「鬼子母神通り みちくさ市」に併せての「みちくさ市トーク」の企画。

2013.2.10  世代を超えて作家が描き継ぐ戦争の記憶

GHQの検閲により多くが削除された坂口安吾の小説『戦争と一人の女』。十数年前に無削除版が発表され、戦争の正体に疑問を持ち始めていた近藤ようこは、マンガ化を決意した。およそ6年の歳月をかけて発表された意欲作だ。

2013.2.2  電子書籍は本当に紙の本よりエコか?

ウンベルト・エーコが、紙の本は完璧な媒体であり、改善すべきことはないと主張しているのは、もっともなことだ。一方でウェブを巡回してみると、電子書籍リーダーの熱狂がゆっくりと広がりつつあることはすぐにわかる。

2013.1.31  キノベスにも負けてない ピクベス発表!

紀伊国屋書店新宿本店の文学愛好サークル、ピクウィック・クラブが選んだ「ピクベス2013」が発表された。第1位には内容もさることながら刊行そのものが話題となったウラジ-ミル・ソロ-キン『青い脂』が選ばれた。

2012.12.10  TSUTAYAによる2012年書籍・文庫販売&コミックレンタル年間ランキングが発表

カルチュア・コンビニエンス・クラブが2012年書籍・文庫販売とコミックレンタルの年間ランキングを発表。書籍・文庫の1位は『美木良介のロングブレスダイエット 必やせ最強ブレスプログラム DVD付』、コミックレンタル1位は『宇宙兄弟』だ。

2012.10.21  【ラノベの車窓から】第16回 『男子高校生のハレルヤ!』

とあるライトノベル読みが読者としての視点・観点で、オススメをピックアップして紹介する「ラノベの車窓から」の第16回です。よくよく過去の記事を振り返ってみてみると、GA文庫のピックアップは初じゃないですか! ということで、久々に本コーナーが出現したことには触れず、ささっと紹介に進みますねテヘペロ!

2012.10.15  カフカの遺稿、所有権はイスラエル国立図書館に 未発表作品も

現在のチェコ出身の作家フランツ・カフカ(Franz Kafka)が友人マックス・ブロート(Max Brod)氏に託した遺稿は、イスラエルの国立図書館に寄贈されるべき――。40年以上にわたり個人の手元にあったコレクションをめぐり、イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)の裁判所がこのような判決を下した。

2012.10.11  【ノーベル文学賞】村上春樹氏、日本人3人目ならず 受賞者は中国の莫言氏 スウェーデンのブックメーカー、ユニベット的中

スウェーデン・アカデミーは11日、今年のノーベル文学賞を発表した。受賞者は中国の作家、莫言氏(57)で、英国のブックメーカー(賭け屋)のオッズ(賭け率)で1位となるなど期待がかかっていた作家、村上春樹氏(63)は惜しくも受賞を逃した。8日に医学・生理学賞に選ばれた京都大の山中伸弥教授(50)に続く快挙とはならなかった。

2012.10.8  【書評】『井上ひさしの劇世界』 扇田昭彦著

評・松山 巖(評論家・作家) 四十年余りの劇評集

2012.10.2  女性向け本屋ってどんな感じ?

神保町のすずらん通りにある東京堂書店が今年大きくリニューアルした。

2012.8.31  Kindle Fire がアマゾンで売り切れ。次の発表会は9月6日

電子ペーパー採用モデルの主力 Kindle Touch に続いて、7インチ液晶タブレットの Kindle Fire も売り切れになりました。いわゆる売り切れニュースは「大人気で各店舗売り切れ続出」から「メーカー在庫切れでそろそろ新型か?」までさまざまですが、今回の売り切れは明らかに後者。メーカーであり直販元でもあるアマゾンで品切れになっただけでなく、わざわざ「Sold Out」を告知するプレスリリースまで出しています。

2012.8.30  小説と映画の比較が楽しい。原作を読んだ映画は必ず見ます!

女性ファッション誌を飾る読者モデルたち。ファッションやエンタテインメント情報をキャッチして雑誌やブログで紹介する彼女たちは、トレンド情報にとても敏感だ。今注目しているもの、ハマっているものは何? 今、押さえておきたいエンタ作品&トレンドを紹介する。

2012.8.23  著者インタビュー -原田マハ『楽園のカンヴァス』

読むものを引き込む、絵画業界のち密な描写と、30年分の情熱――ルソーの絵画鑑定を依頼された2人の若き研究者。タイムリミットは7日間。倉敷、ニューヨーク、パリ、そしてバーゼル。世界4都市を舞台に繰り広げられるアートミステリー。果たしてその作品は贋作か?本物か?

2012.8.21  タイトルがあまりにも長すぎるライトノベルランキング

一時期萌えコミック界で4文字のタイトルが流行したように、今長いタイトルのライトノベルがすごく増えているラコ!という事で今回はとっても長いタイトルのライトノベルを集めてみたラコ〜!(カウントするのはメインタイトルのみでサブタイトルと思われるものはノーカウントとしたラコ)

2012.8.16  ソニー「PRS-T2」の仕様、明らかに

ソニーの電子書籍リーダー最新モデル「PRS-T2」の仕様が明らかになった。日本でも近々発表されるとみられるが、タッチスクリーンの仕上がりに注目したい。

2012.8.7  紫式部文学賞:岩橋邦枝さんの「評伝 野上彌生子」

昨年に刊行された女性作家の作品が対象の「紫式部文学賞」(京都府宇治市など主催)の選考委員会は7日、第22回受賞作に東京都在住の岩橋邦枝さん(77)の「評伝 野上彌生子(やえこ)−迷路を抜けて森へ」(新潮社刊)を選んだと発表した。岩橋さんは日活映画「逆光線」(1956年)の原作者。11月に同市である贈呈式で、賞金200万円が贈られる。

2012.7.21  きらら著者インタビュー 小島達矢さん『夏休みの拡大図』

2010年に短編集『ベンハムの独楽』で23歳の若さでデビューした小島達矢さんが待望の新刊を上梓。『夏休みの拡大図』はたった一日の、一軒の家のなかの出来事と主人公たちの心の変化を、謎解きをちりばめながら描いた青春ミステリー。この繊細で愛らしい小説が出来上がっていく過程には、意外な裏話が盛りだくさんのようだ。

2012.7.7  【Spot the 電撃文庫】医療行為と名のついた少し●●●なシーンが見どころ? 『朝岡ひよりのドキドキカルテ』の時田唯先生インタビュー

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第44回となる今回は、『朝岡ひよりのドキドキカルテ』を執筆した時田唯先生のインタビューを掲載する。

2012.7.4  内田樹 - 著者インタビュー - BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス

―― BOOKSCANのことは元々ご存知でしたか。 内田氏:いや、知りませんでした。

2012.7.2  保坂和志さん「カフカ式練習帳」 解き放たれた魅力的な断片

「短いから情景だけが頭に残る。そんな『断片』にしかない良さを感じてもらえたら成功だなあ、と」。作家の保坂和志さん(55)はそう話す。廃屋(はいおく)や津波の記憶、日記、宇宙論…。文豪カフカのノートに触発されたという9年ぶりの長編『カフカ式練習帳』(文芸春秋)には、魅惑的な断片が因果関係や意味づけを拒むように自由に解き放たれている。

2012.5.31  「絵本作家という仕事」出版

15人の仕事場や本音を紹介 活躍中(かつやくちゅう)の絵本作家たちが生(お)い立ちや創作(そうさく)の哲学(てつがく)について語った『絵本作家という仕事』(講談社(こうだんしゃ)、1800円)=写真=が、4月に出版(しゅっぱん)されました。

2012.5.24  「ECO」のライトノベルが7月中旬,ドラマCDが8月8日に発売決定

ガンホーのハートフルオンラインRPG『エミル・クロニクル・オンライン』

2012.5.11  「ハリー・ポッター」シリーズ、「Kindle」電子書籍貸出サービスに登場へ

「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻がAmazon.comの「Kindle Owners' Lending Library」の仲間入りをすることになった。

2012.5.2  「日本での電子書籍事業開始は年内早期に発表する」 米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOインタビュー(後編)

5年振りに来日した米アマゾン・ドット・コムCEO(最高経営責任者)のジェフ・ベゾス氏。インターネットの黎明期に事業を興し、今なお第一線で活躍している限られた経営者の1人だ。今回、ベゾス氏は日経ビジネスのロングインタビューに応じた。

2012.4.17  Amazonと契約合意? 渦中の出版社に聞いてみた

Kindleの国内展開に当たって、学研ホールディングス、主婦の友社、PHP研究所がAmazonと契約に合意したとする報道。果たして真実は? 出版社に問い合わせた。

2012.4.11  「まずは読切漫画から」の文化、ネットなら不要? 裏サンデー担当者が議論

4月18日にオープンするWeb漫画サイト「裏サンデー」の担当者が、漫画家の"連載デビュー"のあり方などについてTwitterで議論。ネットに着目した漫画編集者は、どんな未来を考えているのか?

2012.4.7  【Spot the 電撃文庫】脱獄犯を追うひとクセある連中を描いた群像劇『アンダーランド・ドッグス』の作者・中田明先生にインタビュー!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第26回となる今回は、『アンダーランド・ドッグス』の作者・中田明先生のインタビューを掲載する。

2012.2.11  「エコ絵日記」パリで表彰式

世界の子どもたちが家庭や地域で実践した環境活動を絵日記帳で伝える「パナソニックキッズスクール エコ絵日記グローバルコンテスト2011」(パナソニック主催)表彰式が、フランス・パリの国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)本部で8日行われ、各賞が決定した。

2012.2.8  渡部篤郎主演で道尾秀介の人気ミステリー小説「背の眼」がドラマ化

直木賞作家・道尾秀介のデビュー作にして、真備シリーズ第1弾作品である「背の眼」が渡部篤郎主演でテレビドラマ化され、3月31日(土)にBS日テレで放送されることが分かった。また、BS日テレは本作が初のオリジナルドラマの制作・放送となる。

2012.2.3  第59回 江戸川乱歩賞 募集 2013年1月末日(当日消印有効)

受賞作は講談社より刊行し、フジテレビによって映像化されます。多くの大型作家を輩出した推理小説界の名門・江戸川乱歩賞の募集をいたします。

2012.2.3  第8回 小説現代長編新人賞 募集 2013年1月31日(当日消印有効)

締切:2013年1月31日(当日消印有効)

2012.2.1  椋庵文学賞決る

今年の椋庵文学賞には、あわせて16点の応募があり、審査の結果、高知市春野町の宮地たえこさん(63歳)の小説「あめご」が選ばれた。

2012.1.21  【Spot the 電撃文庫】攻略されると死亡ルート!? 一風変わったラブコメ『乙女ゲーの攻略対象になりました…。』の秋目人先生にインタビュー!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第21回となる今回は、『乙女ゲーの攻略対象になりました…。』の作者・秋目人先生のインタビューを掲載する。

2012.1.18  作家の読書道 第122回:三上延さん

2011年に刊行するとたちまち1、2巻を合わせて80万部を突破、今もベストセラーにランクインしているビブリオミステリ連作集『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ。謎解きや人間ドラマはもちろん、古本や出版事情の薀蓄も楽しいと思ったら、やはり著者の三上延さんには古書店勤務の経験があるのだとか。幼い頃から読書家で、本の好みは昔からはっきりしていたという三上さんの読書歴、影響を受けた本とは?

2011.10.29  京都観察会へようこそ。「放課後ライトノベル」第65回は『エトランゼのすべて』で素晴らしきキャンパスライフを見つけよう

この秋もたくさんのアニメの新番組が始まった。いろいろと気になる作品がある中で,筆者が注目しているのは『ベン・トー』。「夜のスーパーで半額弁当を取り合って殴り合う」という設定には原作で一度お茶を噴いたものだが,アニメになると破壊力は2倍,いや3倍。スーパーの店内で敗北者たちが死屍累々となっているシュールさと言ったら……。

2011.10.29  女性の葛藤浮き彫り  新刊にデビュー10年の実り 綿矢りささん(作家)

「もっとぽんぽん本を出せたらよかったんですけど、少ないままなので。そんなにたってしまったんや、という感じですね」。二〇〇一年に当時の最年少で文藝賞を受賞しデビューした綿矢(わたや)りささん(27)が、十周年を迎えた。節目の年に出た新刊は、単行本五冊目となる小説集『かわいそうだね?』(文芸春秋)。女性の「嫉妬心」を軸に据えた中編二作を収める。思わず引き込まれる展開に、十年の実りを感じさせる。

2011.9.30  【Spot the 電撃文庫】発言がエロすぎる残念美人との青春を描いた『人見知り部は健全です』の佐野先生を直撃!!

電撃文庫の作家陣によるメールインタビューをお届けしていく"Spot the 電撃文庫"。第7回となる今回は、『人見知り部は健全です』の作者・佐野しなの先生のインタビューをお届けしていく。

2011.8.26  【Spot the 電撃文庫】範乃先生に聞く『特異領域の特異点』に詰めたモノとは?

電撃文庫の作家陣によるメールインタビューをお届けしていく"Spot the 電撃文庫"。第3回となる今回は、『特異領域の特異点』の作者・範乃秋晴先生のインタビューをお届けしていく。

2011.8.13  ついに吹き荒れる"二度目の嵐"。「放課後ライトノベル」第54回は『GOSICK ―ゴシック―』でアニメとは違うもう一つの結末を見届けるのだ

むかしむかしあるところに,「富士見ミステリー文庫」というライトノベルレーベルがありました。その名のとおり「ミステリー」を中心としたライトノベルレーベルという,今振り返っても斬新なコンセプトのレーベルでした。初期には『Dクラッカーズ』『東京タブロイド』『ハード・デイズ・ナイツ』といった人気作が刊行され,とくに『Dクラ』はのちに富士見ファンタジア文庫から新装版が刊行されるほどの人気作となったのです。

2011.5.25  作家の読書道 第114回:樋口毅宏さん

2009年に『さらば雑司ヶ谷』でデビュー。スピード感あふれる展開、さまざまな映画や小説作品へのパスティーシュを盛り込んだ斬新な手法で読者を翻弄する樋口毅宏さん。最近では『民宿雪国』が山本周五郎賞の候補になるなど注目度が高まる彼は、どのような作品に触れながら小説家への道を辿ったのか。小説同様スピード感あふれるしゃべりっぷりをご想像しながらお楽しみください!

2011.4.1  きらら著者インタビュー 樋口毅宏さん『民宿雪国』

天才たちの集まりの小説の世界の中で自分の席を確保しようと思ったら、情熱と衝動しかない。 2009年に作家デビュー、昨年末に刊行された単行本第3作『民宿雪国』が目下話題沸騰中の樋口毅宏氏。一人の国民的画家の裏の人生、隠された昭和史をつまびらかにして、この国、この時代の虚像を立体的に浮かび上がらせているこの快作を書きあげた著者は、一体どんな人物なのか。

2011.3.18  "言想"の世界へようこそ。「放課後ライトノベル」第34回は『魔術師たちの言想遊戯』を紹介

日々ゲーム関係のニュースを見ていると,たびたび気になるゲームが出てくるのだが,中でもここ最近とくに印象に残ったのが,KONAMIの「ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート」。

2010.9.11  見習い少女の初恋の行方は? 「放課後ライトノベル」第9回は『"文学少女"見習いの、卒業。』をしんみり味わいます

思えば,筆者は古典的名作と呼ばれる小説をろくに読んだ記憶がない。ライトノベルとは中学時代(当時はまだ「ライトノベル」とは呼ばれちゃいなかったが)に出会い,大学時代に本格的にハマるようなって,それが今では飯の種になっているけれど,いわゆる古典的名作については自分から進んで読んだことよりも,学校の国語の授業で"読まされた"ことのほうが多いくらいだ。

2009.12.1  作家・イラストレーターインタビュー 第74回 箸井地図さん X 新城カズマさん

新城「いやーおつかれさまでした! ついに完結です、『15×24』! おかげさまで、本当にいい仕事できました」 箸井「ついに完結ですね! いやー、感慨深いです。はじめて読んだときの興奮を思い出します。こんなに面白い小説の挿絵を描かせていただけるなんて、光栄です!!」

2009.2.25  作家の読書道 第88回:小川糸さん

昨年デビュー作『食堂かたつむり』が大ベストセラーとなり、大注目された小川糸さん。なんとも穏やかな雰囲気を持つ小川さん、幼い頃から書くことが大好きで、お料理が好きで、作詞家としても活動して…ということから連想するイメージとはまた異なり、作家になるまでの道のりはかなり波瀾万丈だった様子。その時々に読んでいた本と合わせて、その来し方もじっくりと聞かせていただきました。

2007.12.21  作家の読書道:第74回 万城目学さん

京都の大学生たちが、小さなオニを操って戦うという奇妙キテレツなホルモーなる競技。奇想天外な青春譚『鴨川ホルモー』で06年第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞してデビューした万城目学さん。この作品が各メディアで話題となり、07年発表の第2作『鹿男あをによし』は直木賞候補に。あっという間に人気作家となった青年は、どんな読書遍歴を辿ってきたのか? とっても気さくな万城目さん、読書話も愉快です!

2007.3.30  作家の読書道:第65回 森見 登美彦さん

生真面目な言葉遣いでアホなことを繰り出し爆笑を誘う。そんなデビュー作『太陽の塔』で一気に人気炸裂、現在も天然黒髪乙女と善良妄想青年の恋と奇天烈な騒動を描く『夜は短し歩けよ乙女』が話題の森見さん。幼少期のお気に入りの絵本はもちろん、あれです! そしてロボットや宇宙に憧れた森見少年が、諧謔味ある文体に辿り着くきっかけは、実は大学時代のむにゃむにゃ時代にあったようで…。

2006.11.1  カフカへの思い丁寧に 村上春樹さん「人生初」記者会見

第6回フランツ・カフカ賞(フランツ・カフカ協会主催)を受賞した作家村上春樹さん(57)が10月30日、プラハ市で開かれた贈呈式や会見に出席した。公の場に出ることが少なく、「本当に現れるのか?」と関係者の気をもませたが、現地では「もっとも好きな作家のひとり」というカフカへの思いを率直に語った。

2006.6.1  インタビュー 作家「松井雪子」

二○○三年に「イエロー」で芥川賞候補になって以来「日曜農園」、「恋蜘蛛」と同賞の候補になる小説を次々に発表してきた。最新刊『刺繍天国』には「恋蜘蛛」「愛・弾丸ツアー」の二作が収められているが、「イエロー」を読んだ人は、特に「恋蜘蛛」には意外な印象を抱くかもしれない。

2006.2.1  きらら熱烈インタビュー 第7回 森 絵都 さん

本屋さんは一番心が安らぐ場所、どの町でも必ず本屋さんに行きます 児童文学の世界では不動の人気を誇り、一般向けに書かれた『いつかパラソルの下で』で直木賞にもノミネートされ、ますます活動の範囲を広げている森絵都さんに啓文社の、児玉憲宗さんとリブロ港北東急SC店の佐々木麻美さんが、デビュー作から最新作までの作品づくりの裏側を伺った。

2004.9.1  インタビュー 作家「長薗安浩」

長薗安浩の最新中編「神聖な甲虫」(『すばる』七月号掲載)は、主人公が四十九日の法要に参列するために目黒の寺を訪れる場面から始まる。亡くなった兄は弁護士だったが、女装した姿で遺体となって発見された。

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