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たくじに関連する小説ニュースまとめ

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たくじ ニュース検索結果

2021.6.1  【今週はこれを読め! ミステリー編】台湾ミステリーの最高傑作『台北プライベートアイ』

これまで翻訳された台湾ミステリーの最高傑作ではないかと思う。

2021.5.12  今村夏子の小説「こちらあみ子」映画化、井浦新と尾野真千子が出演

今村夏子の小説「こちらあみ子」が映画化。井浦新と尾野真千子が出演することがわかった。

2021.5.11  今村夏子の小説「こちらあみ子」映画化、井浦新と尾野真千子が出演

今村夏子の小説「こちらあみ子」が映画化。井浦新と尾野真千子が出演することがわかった。

2021.2.27  作家の読書道 第226回:酉島伝法さん

2011年に「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞、造語を駆使した文章と自筆のイラストで作り上げた異形の世界観で読者を圧倒した酉島伝法さん。2013年に作品集『皆勤の徒』、2019年に第一長編『宿借りの星』で日本SF大賞を受賞した酉島さんは、もともとイラストレーター&デザイナー。幼い頃からの読書生活、そして小説を書き始めたきっかけとは? リモートでお話をおうかがいしました。

2021.2.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】さまざまに変わっていく家族の物語〜窪美澄『ははのれんあい』

「母の恋愛」というものが描かれた作品なのかな、と思いながら読んだけれど(もちろんそこにも触れられるのだけれど)、何よりも家族というものについての小説だった。家族に恵まれている人も残念ながらそうでない人も、すべての人が読むべき作品だと思った。

2020.9.16  【今週はこれを読め! エンタメ編】おもしろすぎる将棋ミステリー〜奥泉光『死神の棋譜』

おもしろすぎる。ミステリーでもあるし、ファンタジー的な要素もあるのだが、何よりもまず将棋というものを中心に描かれた作品であるというところが重要かなと思う。昨今の将棋人気の盛り上がりも手伝って、多くの作家が将棋を題材にした小説を発表する中、ガチのファンでいらっしゃるという奥泉さんも参戦されたのはうれしい限り。

2020.9.16  大人気ライトノベル「弱キャラ友崎くん」2021年1月テレビアニメ放送開始決定!キービジュアル公開&公式サイトリニューアル

「この人生(ゲーム)のルールを教えてあげる」弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき!

2020.3.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】ド直球の家族小説短編集〜木村椅子『ウミガメみたいに飛んでみな』

「そもそもウミガメって飛べるんだっけ?」なんて野暮なことは言いっこなしだ。ウミガメだって人間だって、空くらいなら飛べるのである。固定観念は捨てるべきだ。

2020.1.14  評論家の坪内祐三さん死去 61歳 エッセーや書評人気

評論家の坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう)さんが13日、心不全で死去した。61歳だった。通夜は22日午後6時、葬儀は23日午前9時30分から東京都渋谷区西原2の42の1の代々幡斎場で。喪主は妻文子(あやこ)さん。

2019.12.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】仕掛けに満ちたミステリー『闇という名の娘』

ああ、こういうミステリーをしばらく読んでなかったな。

2019.11.14  【特集】『エリスの聖杯』刊行記念特別企画 常磐くじら先生×大森藤ノ先生スペシャル対談インタビュー

2019年11月15日頃に発売されるGAノベル刊『エリスの聖杯』の刊行を記念して、著者である常磐くじら先生と、本作の熱烈なファンであり、書籍化のきっかけとなったGA文庫刊『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の大森藤ノ先生をお招きしてのスペシャル対談インタビューをお届けする。『エリスの聖杯』が書籍化に至るまでの道のりと、大森藤ノ先生が激賞する物語やキャラクターについて、さらにはお二人の視点から見る「悪役令嬢やダークヒーローの魅力」など、幅広く語っていただいた。

2019.11.3  SF小説の名手、眉村卓さん死去

作品に「ねらわれた学園」

2019.5.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】少年と20歳年上の女性の恋〜八幡橙『ランドルトの環』

【問題】ランドルト環とは何か? 答え:視力検査の際に使用されるアルファベットのCのような記号。ランドルトというのは、この記号による検査法を考案したスイス生まれの眼科医である。いや、このクイズは簡単すぎだ。ランドルト環については、本書の13ページでも早々に説明されるし。

2019.4.9  【今週はこれを読め! SF編】はかない記憶と傷つく身体のエロティシズム

オリジナルアンソロジー『NOVA 5』に発表した短篇SF「愛は、こぼれるqの音色」と、書き下ろしの長篇ミステリ『密室回路』を対にして収めた一冊。物語はそれぞれ独立しているが、設定は共通しており、テーマ面でも強い結びつきがある。

2019.4.5  【今週はこれを読め! ミステリー編】フィツェック『座席ナンバー7Aの恐怖』を買いだ!

安心と信頼のセバスチャン・フィツェック、なのである。

2019.2.10  作家の堺屋太一さん死去 小説「団塊の世代」

「団塊の世代」などの小説で知られ、平成10年から2年間、経済企画庁長官も務めるなど、政治や経済、文芸など、幅広い分野で活躍した堺屋太一さんが、8日多臓器不全のため亡くなりました。83歳でした。

2018.8.7  【今週はこれを読め! SF編】至高のミリグラム、赤ちゃんのエネルギー化、人造美人の広告

こんな奇想小説家がいたとは! SF風のガジェットを用いたもの、メタフィジカルなもの、皮肉な風刺が効いた作品、宗教的含意がこめられた小品、さまざまな手ざわりの二十八篇が収録されている。どれもごく短い。

2018.7.28  作家の読書道 第196回:真藤順丈さん

ダ・ヴィンチ文学賞大賞の『地図男』や日本ホラー小説大賞大賞の『庵堂三兄弟の聖職』など、いきなり4つの文学賞に入選してデビューを果たした真藤順丈さん。その後も着実に力作を発表し続け、最近では戦後の沖縄を舞台にした一大叙事詩『宝島』を発表。骨太な作品を追求するその背景には、どんな読書遍歴が?

2018.6.13  【今週はこれを読め! エンタメ編】免許自主返納ドライバーの挑戦〜中澤日菜子『Team383』

「人生五十年」の時代であれば、自分はもう完全に余生に突入している。しかし、現実には3人の息子たちはまだ誰ひとり社会人になっていないし、末っ子の三男に至ってはまだ高校生。同い年の夫とともに、とてもおちおち死んではいられない状況である。世の中では「終活」が話題に

2018.5.22  『二度目の人生を異世界で』、10月よりTVアニメ化決定!スタッフ情報公開

HJノベルスで刊行中の人気ライトノベル『二度目の人生を異世界で』が、TVアニメとなって、2018年10月より放送されることが決定!スタッフ情報やアニメティザービジュアルが公開された。

2018.5.18  【今週はこれを読め! ミステリー編】謎解き作家の楽しい短編集『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』

「あなたが、自分は警察が事件を解決する手助けができると思いこんでいるような作家でないといいんですが、といったんです」

2018.4.3  【今週はこれを読め! SF編】アメリカ、それは最後のフロンティア

それはとほうもないライト・ショウだった。

2017.12.17  毎話、衝撃の大どんでん返しが!?  乾くるみの小説『リピート』連続ドラマ化に大反響

長編ミステリー小説『リピート』が連続ドラマ化され、2018年1月11日(木)から放送を開始することが分かった。この発表にファンからは「どうやって映像化するのか楽しみ!」「大好きな小説だから嬉しすぎるわ」と大きな反響が巻き起こっている。

2017.11.1  【今週はこれを読め! エンタメ編】いっぷう変わったお仕事小説〜青山七恵『踊る星座』

例えば女優という肩書きだけでもすごいのにモナコの国王に見初められて王妃にまでなったグレース・ケリーレベルまでいかずとも、一般人の人生も十分さまざまな事件にあふれている。

2017.10.18  作家の読書道 第187回:似鳥鶏さん

『理由(わけ)あって冬に出る』から始まる「市立高校」シリーズ、ドラマ化された「戦力外捜査官」シリーズなどで人気を博す似鳥鶏さん。今年作家生活10周年を迎え、ますます波に乗る著者は、どんな本を読み、どんな影響を受けてきたのか? 楽しくたっぷり語ってくださいました。

2017.10.1  谷崎潤一郎『神と人との間』『富美子の足』『悪魔』一挙映画化に大反響!「キャストの狂った演技に期待」

近代日本文学を代表する作家・谷崎潤一郎作品3本が、2018年に一挙映画化されることが分かった。この発表にファンからは「これは絶対観たい!」「キャストの狂った演技に期待しよう」と大きな反響が巻き起こっている。

2017.8.14  岩田剛典「大変なお話を頂いてしまった」中村文則原作『去年の冬、きみと別れ』映画化決定に反響!

中村文則の小説『去年の冬、きみと別れ』が映画化され、2018年春に公開されることが発表された。ファンからは「まさか映像化されるとは」「これは激アツだ… !」と大きな反響が巻き起こっている。

2017.3.28  【今週はこれを読め! SF編】無限に反復される抽象画、均質な空間に宿る悪夢

『時間のないホテル』は、建築SFであり、21世紀版の幽霊屋敷小説ともいえる。

2017.3.2  『ひとごろしのうた』松浦千恵美

毎月、早川書房さんとは次月新刊の部決のための会議を行なっているが、新刊案内だけでは上手く内容が掴めず発注数を絞ってしまった書籍が実は今回ご紹介する作品である。(著者の松浦さん、すみません!)

2017.1.21  学園一の美少女を殺したのは…? "イヤミス"の傑作『暗黒女子』映画予告編公開に大反響!

読んだ後に嫌な気持ちになるミステリー・通称"イヤミス"の傑作として人気を誇る小説『暗黒女子』が映画化され、2017年4月1日(土)より公開されることが明らかとなった。公開されている予告編には、「怖すぎてたまらん!」「登場人物達のアク強っ! こりゃそそるわ」と大反響が上がっている。

2016.12.8  【今週はこれを読め! エンタメ編】ピアノの音が聴こえてくる物語〜恩田陸『蜜蜂と遠雷』

芸術の晩秋(←ギリギリ秋...。いや、厳しいか)! "音楽本スペシャル"第4回をお届けします。今年はほんとうに音楽を題材にした本が多いという印象。第1〜3回につきましては、10月26日・11月9日・11月30日更新のバックナンバーをお読みになってみてください。

2016.11.28  妻から夫へ、読まれることのなかった手紙… 映画「永い言い訳」公式サイトで書き下ろし短編小説『ラブレター』公開

現在ロングランヒットを続けている映画「永い言い訳」の公式サイトで、2016年11月22日(火)=いい夫婦の日を記念して、書き下ろし短編小説『ラブレター』が公開された。

2016.11.18  京極夏彦史上最長計1,900枚になった理由とは…?"京極版妖怪大戦争"『虚実妖怪百物語』発売記念イベントで語られた裏話

京極夏彦によるシリーズ作品の最新刊『虚実妖怪百物語』序・破・急の発売記念イベントが11月6日(日)に東京古書会館で行われた。

2016.10.31  【今週はこれを読め! SF編】「どこまでもいっしょに行こうねえ」

ちょっと途方にくれている。山田正紀はどこへいくのだろう、どこまでいくのだろう?

2016.10.21  水木しげる・荒俣宏ら実在の人物にとてもよく似た人が登場!? 京極夏彦最新作『虚実妖怪百物語』のストーリーに驚愕必至!

京極夏彦の最新作『虚実妖怪百物語』序・破・急の計3巻が、2016年10月22日(土)より3週連続で発売される。

2016.10.10  名門女子高の憧れの的だった生徒の死の真相とは―? 秋吉理香子『暗黒女子』が清水富美加と飯豊まりえのW主演で映画化決定

秋吉理香子のミステリー『暗黒女子』が、清水富美加と飯豊まりえのW主演で2017年春に実写映画化されることが決定した。

2016.9.18  窪塚洋介、浅野忠信らも出演!遠藤周作『沈黙』がマーティン・スコセッシ監督により映画化でファン大興奮

『海と毒薬』『深い河』で知られる日本を代表する人気作家・遠藤周作の名作『沈黙』がマーティン・スコセッシ監督によって「沈黙-サイレンス-」のタイトルで映画化され2017年に公開されることが明らかとなった。

2016.8.16  【今週はこれを読め! SF編】FはフィメールのF、フジ隊員のF

1960年前後生まれのSF読者はたいてい夢中になって『ウルトラマン』を観ていたくちで、かくいうぼくも怪獣や星人の名前くらいはスラスラ出てくる。

2016.8.8  「詩が映画になるとか全然想像つかない!」最果タヒのベストセラー詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』映画化に大反響

若者から絶大な支持を受け、ベストセラーとなっている最果タヒの詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』が、2017年春公開予定で映画化されることが決定。

2016.8.3  電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」、月額980円で国内提供開始

アマゾンジャパン株式会社は3日、電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」の国内提供を開始した。

2016.7.26  書評:伯爵夫人 [著]蓮實重彦 - 斎藤美奈子(文芸評論家)

■官能の奥に戦争へのまなざし

2016.7.5  TVアニメ『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』原作者×監督×プロデューサー放送直前インタビュー【前編】

2016年7月8日より順次放映開始予定のTVアニメ『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』の魅力や見どころを中心に、ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントプロデューサーの中山信宏氏、監督の市村徹夫氏、そして原作者である宇野朴人氏にお話を伺った。全2回にてお届けする。

2016.5.27  谷川俊太郎作「なめる」がちょっとエロくて秀逸

冒頭、編著者である詩人の小池昌代は、「恋のさまざま――はしがきにかえて」に書いている。

2016.1.26  発売たちまち重版!! 『エルフ嫁と始める異世界領主生活』は電撃文庫のネクストヒットタイトル!

発売後大きな反響を呼び、たちまち重版出来! それを記念して、鷲宮だいじん先生が執筆する電撃文庫『エルフ嫁と始める異世界領主生活 ―俺の住む島に異世界が来ちゃったんだが―』の紹介記事をお届けします。

2015.12.15  [ハンドレッド]GA文庫のライトノベルがアニメ化 16年4月放送開始

地球を襲う謎の生命体を相手に戦う箕崎准さん作、ニトロプラスの大熊猫介さんイラストのライトノベル「ハンドレッド」が、2016年4月からテレビアニメ化されることが15日、明らかになった。

2015.12.8  芥川賞作家・羽田圭介さんが語る、ありのままの日常(前編) 『スクラップ・アンド・ビルド』 (羽田圭介 著)

『スクラップ・アンド・ビルド』で第153回芥川賞を受賞した羽田圭介さん。又吉直樹さんとのダブル受賞となったことに加え、そのユニークな人物像が話題をよび、ひときわ注目を集めています。メディアで披露される姿は、実際どうなんでしょうか?

2015.11.25  おきなわ文学賞にタクシー乗務員仲本さんら

第11回おきなわ文学賞(主催・県文化振興会)の入選作品が25日発表され、小説部門で最高賞にあたる県知事賞(一席)に、うるま市のタクシー乗務員仲本誠一郎さん(61)の「栄造」が輝いた。

2015.11.10  【今週はこれを読め! SF編】迷宮のごとき〈鷲の巣〉に託す最後の希望、そして果てなき絶望

『鷲の巣』はカヴァンの代表作『氷』の十年前に発表されている。『氷』では権力者が君臨する迷宮じみた〈高い館〉が描かれたが、本書は〈管理者〉を頂点とする〈鷲の巣〉が舞台となる。

2015.10.6  【今週はこれを読め! SF編】ウカレモノの宇宙人、バルセローナを行く

作者のエドゥアルド・メンドサは、1970年代半ばから活躍しているスペインの小説家で、2015年にはフランツ・カフカ賞を受賞している(この賞は2001年より実施されている国際的な文学賞で、これまでフィリップ・ロス、ハロルド・ピンター、村上春樹、ジョン・バンヴィル、アモス・オズ、閻連科らが受賞)。

2015.9.10  原作者・平山夢明「もう少し手加減しないと観て死ぬ人が出るなと思った」 映画「無垢の祈り」は公開されるのか!?

宮部みゆきの『ソロモンの偽証』や乾くるみの『イニシエーション・ラブ』など、2015年も数多くの小説が映画化&公開された。

2015.9.2  玉森裕太主演の映画原作・有川浩『レインツリーの国』 角川文庫よりオリジナル帯で登場!

『図書館戦争』シリーズ、『県庁おもてなし課』『植物図鑑』『空飛ぶ広報室』などで知られるベストセラー作家・有川浩。作品の映像化も相次いでおり、恋愛小説『レインツリーの国』は、映画初主演の玉森裕太(Kis-My-Ft2)、実写映画初出演の西内まりやで2015年11月21日(土)より映画公開されることが決定している。

2015.8.21  『ダスティー☆ヴァンパイアガール(1)』は美少女吸血鬼とのラブコメ×ガチバトル 【電撃文庫新作紹介】

阿智太郎先生が執筆する電撃文庫『ダスティー☆ヴァンパイアガール(1)の紹介記事をお届けします。

2015.7.29  ライトノベル「涼宮ハルヒ」のイラストレーターが15周年で個展開催

ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズや「灼眼のシャナ」シリーズのイラストなどで知られるいとうのいぢさんの個展「NI Portfolio」が、7月30日(木)から8月11日(火)まで、東京・中野ブロードウェイ内のギャラリー・pixiv Zingaroにて開催される。

2015.7.6  3.11を体験した作家・伊坂幸太郎によるエッセイ集『仙台ぐらし』。そのなかで、彼が本当に言いたかったこととは…

昨年9月の御嶽山噴火にはじまり、箱根山や浅間山など、いまにわかに火山活動が活発化している。これは恐るべき天変地異の前触れなのか…。となると、やはり思い出されるのは、「東日本大震災」だ。現地で暮らす人々の生活には、いまだ震災の爪痕が残り、不安が完全に払拭されているわけではないだろう。

2015.6.16  アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」放送決定!アニメ界の"奇才チーム"が乱歩に挑む

数々の名作を世に生み落とし、今なお多くの読者を魅了する日本推理小説界の巨匠・江戸川乱歩。同氏の没後50年作品として、アニメ界における"奇才チーム"岸誠二(監督)×上江洲 誠(シリーズ構成・脚本)×Lerche(制作)が乱歩ワールドである「耽美・奇怪・幻想」に挑んだ! 乱歩の世界観を表現したオリジナルTVアニメーション「乱歩奇譚 Game of Laplace」が、2015年7月2日(木)より放送開始となる。

2015.6.2  【今週はこれを読め! SF編】キャラの立った科学的ミステリと思いきや、吃驚仰天のクライマックス

なんと「音響SF」。音楽SFはこれまでも書かれているが、オキシタケヒコが試みるのはそれと似て非なる新領域である。

2015.5.25  [ランス・アンド・マスクス]アニメ放送は2015年秋開始 TBSで

人気ライトノベルが原作のアニメ「ランス・アンド・マスクス」が、TBS、BS-TBSで2015年秋から放送されることが明らかになった。

2015.2.28  中堅出版9社合併、ドワンゴと経営統合!巨大なメディアミックス企業化を図るKADOKAWAの狙い

例年、学生の人気企業ランキングでも上位に複数がランクインする「出版社」。とはいえ、一般的には本離れが絶賛進行中であり、業界事情はかなり厳しいのは現実だ。

2015.2.26  図書館を地域活動の拠点に――来館者に電子書籍サービスを提供する中野区立中央図書館

館内2カ所に設置してあるiPadや、持参したスマートフォン/タブレットなどを使い、名作文学や絵本、コミックなどを閲覧できる。

2015.2.11  『あいるさん、これは経費ですか? 東京芸能会計事務所』著者 山田 真哉さん bestseller's interview 第66回

 出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2015.1.22  古き良き町並みと文学が香る播磨の小京都・龍野

姫路の北西の龍野は平成の大合併で「たつの市」の味気ない表記に変わったが、鶏籠(けいろう)山の山裾にある街は「播磨の小京都」と呼ばれるしっとり落ち着いた美しい町並みで知られる。小春日和の日、玄関口の姫新線本竜野駅に降り立った。

2015.1.7  京極夏彦監修『水木しげる漫画大全集』第2期刊行記念!「バオーンの夕べ」開催決定!

『水木しげる漫画大全集第2期』(講談社/全35巻/2015年2月3日刊行開始)を記念して、「第2回バオーンの夕べ」が2015年2月14日(土)に開催されることが決定した。

2014.12.26  「主演・高倉健」の小説、作者が見たスターの素顔

"主演・高倉健"の小説がある。

2014.10.29  その人の素顔|深町秋生(作家)×黒木あるじ(怪談作家) 「知っている風景、身近な人を描いて、普遍の話に持っていく。たとえ勘当されたとしても、それが作家です」

第56回は深町秋生さん。今回は、深町さんとはこの講座で受講生仲間でもあった、黒木あるじさんの司会により、華々しく活躍する現在から、それを生んだ「雌伏の日々」のこと、強い女性を描くようになった理由、小説を書き始めたころの話まで、語っていただきました。

2014.10.20  きらら著者インタビュー 第75回 中島京子さん『かたづの!』

今世界で起こっている対立の種が、こんなに狭い八戸や遠野という場所に全部あったということに驚きます。

2014.9.12  bestseller's interview 第62回 坂口 恭平さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2014.9.1  「エンドレス・ワルツ」稲葉真弓さん死去

「エンドレス・ワルツ」「半島へ」で知られた小説家の稲葉真弓(いなば・まゆみ)さんが8月30日午後6時38分、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。

2014.8.19  起業したつもりで小説、坂口恭平さん「徘徊タクシー」

路上生活者の住まいと暮らしを追うなど、ユニークな活動で知られる建築家の坂口恭平さん(36)が、小説『徘徊(はいかい)タクシー』(新潮社)を出版した。

2014.8.16  新TVアニメ「俺、ツインテールになります。」10月放送開始が決定

第6回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞を受賞した水沢夢氏のデビュー作をアニメ化する「俺、ツインテールになります。」が、TBS系列で10月から放送されることが決定し、スタッフやキャストなどの情報も明らかとなった。

2014.8.14  「新妹魔王の契約者」2015年TVアニメ決定 スニーカー文庫の人気作品

スニーカー文庫の人気小説『新妹魔王の契約者』が、テレビアニメ化される。2015年に登場することが明らかになった。またアニメ化に向けて、メインスタッフが一挙に発表されテレビアニメ化決定を盛り上げる。

2014.7.28  『セブン』 乾くるみ著 評・唯川恵(作家)

右脳も左脳も刺激する

2014.6.19  人気ライトノベル 『俺、ツインテールになります。』がTVアニメ化決定!

「ガガガ文庫」(小学館)より刊行されている人気ライトノベル『俺、ツインテールになります。』のTVアニメ化が決定した。放送局はTBS、BS-TBSを予定している。

2014.6.6  【文芸月評】日中語、混交文体の妙

財務省の統計によると、日本の貿易相手国は2007年に中国が米国を逆転して首位となり、すっかり定着した。

2014.5.23  文学の可能性、ひらく 三島賞・山本賞選評 - 編集委員・吉村千彰、板垣麻衣子

ネットでつながる世界をどう捉えるか、もっと読者に読まれるための書き方とは? 15日に発表された第27回三島由紀夫賞・山本周五郎賞は、社会や出版界を取り巻く状況を敏感に映しだした作品が候補になり、議論になった。

2014.5.14  伊集院静さん、「愚者」の友情と生きる矜持

これは、友情の物語だ。伊集院静さん(64)の長編小説『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない』(集英社)。社会の枠に収まらない男たちとの交わりの中で、人が生きる矜持(きょうじ)を描いた。

2014.5.6  【きょうの人】藤崎翔さん(28)横溝正史ミステリ大賞受賞の元お笑い芸人

「楽しませ屋になりたい思い、変わっていません」

2014.4.24  【エンタメ小説月評】甘酸っぱく、苦く、不穏

何度も驚かされた。それまで見ていた景色が瞬時に反転する様に。そうして浮かび上がった登場人物らの切実さに。なにより、これがデビュー作だということに。春は出会いの季節。十市(とおちの)社(やしろ)『ゴースト≠ノイズ(リダクション)』(東京創元社)を手に取らずに過ごすのは、あまりにもったいない。

2014.4.18  大森望責任編集『NOVA』第34回日本SF大賞特別賞受賞記念 大森望さんミニトーク&サイン会「大森望のSF漫談」VOL・1 ゲスト:宮内悠介さん

SF界においてその名を知らぬ者はいない名編集者にして書評家、翻訳家である大森望さんが、責任編集した河出文庫の『NOVA』シリーズ全10巻。

2014.4.3  【文芸月評】神話的な愛の輝き 闇が深いからこそ、まばゆい

<夏の夜には鳥が鳴いた。短く、太く、鳴く鳥だった>

2014.3.25  東京国際文芸フェスティバル、参加3氏に聞く

国内や海外の文学関係者らが参加し、東京国際文芸フェスティバル(日本財団主催)が2月28日~3月9日、東京都内で開かれた。

2014.3.20  きらら著者インタビュー 第68回 藤岡陽子 さん『手のひらの音符』

自分の思いを通そうとはできない女性が時代の流れのなかで、少しずつ強くなっていく小説にしたかった。

2014.3.17  『穴』著者 小山田浩子さん bestseller's interview 第56回

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2014.3.8  【文芸月評】突き抜けた空気漂う

主体的な生、取り戻す試み

2014.3.5  芥川賞作家・SFの貴公子、円城塔はなぜ男子にモテるのか、辻村深月×円城塔トークレポ

辻村「円城さんって、とにかく男にモテるんですよ」

2014.2.28  旅立つ少女にラノベを贈ろう ―ブンガク!【第21回】―

中高生を中心に大人気の「ライトノベル」(通称ラノベ)。最近ではテレビアニメ化などの影響でファン層も拡大しています。

2014.2.25  目立つ古書店関連本

自由な形態、奥深さ

2014.1.29  "鉄道ラノベ"がいま熱い!ブームの火付け役が語るその魅力

みなさんは、"鉄道ラノベ"という言葉をご存知でしょうか? "鉄道"と"ライトノベル"が融合したこれまでありそうでなかったこのジャンルが、実は今注目を集めているんです!

2014.1.25  『久宝さゆりがセンキョします!』で"明るく楽しいセンキョのお話"を書いた鷲宮だいじん先生にインタビュー【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第100回となる今回は、『久宝さゆりがセンキョします! 萌える区政実践マニュアル』を執筆した鷲宮だいじん先生のインタビューを掲載する。

2014.1.16  芥川賞に小山田浩子さん 直木賞は朝井、姫野さん

第150回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は小山田浩子さん(30)の「穴」(「新潮」9月号)に、直木賞は朝井まかてさん(54)の「恋歌」(講談社)と姫野カオルコさん(55)の「昭和の犬」(幻冬舎)の2作に決まった。

2013.12.18  何でもアリのゆるキャラ界に警鐘を鳴らす問題作? 猟奇的殺人を繰り返す"殺るキャラ"とは

もはや、何をPRするにも欠かせない存在になったゆるキャラ。そんなゆるキャラブームは未だに衰える気配を見せず、テレビやラジオ出演、書籍にまで活動の幅を広げている。

2013.11.16  人気ライトノベル『魔法戦争』が2014年1月よりテレビアニメ化

スズキヒサシによるライトノベル『魔法戦争』(イラスト:瑠奈璃亜/MF文庫J/メディアファクトリー刊)が2014年1月よりテレビアニメ化決定。

2013.10.25  『ゴールデンタイム』ヒロインの残念美人っぷりがスゴい!

今期からアニメが始まり、10月10日には7巻が発売された『ゴールデンタイム』(駒都えーじ:イラスト/アスキー・メディアワークス)。

2013.10.2  9月30日(月)第35回講談社ノンフィクション賞授賞式

うれしかった。たのしかった。誇らしかった。

2013.10.1  新「KADOKAWA」誕生 グループ9社を合併 電子書籍半額キャンペーンも

角川書店やアスキー・メディアワークスなど9社が合併して誕生する新会社「KADOKAWA」が10月1日に発足。記念に1日限定でグループの電子書籍を半額で販売するキャンペーンも。

2013.8.28  『工場』小山田浩子インタビュー

「さいしょの1冊」をテーマに話題の本の話を聞きます。第2回のゲストは、小山田浩子さん。初めての単行本『工場』について語っていただきました!

2013.8.23  黄瀬和哉×冲方丁 対談──新しい「攻殻機動隊」を描く/描かれた必然性

6月22日(土)に劇場上映+劇場先行版Blu-rayを同時発売した『攻殻機動隊ARISE boder:1 Ghost Pain』。

2013.8.22  川上未映子×穂村 弘、女の人生を決める本31冊。

選択の余地なく生きるしかなかった昔と比べて「自由」になった私たち。どんな服を着て、なにを食べて、どこに住んでも、結婚してもしなくても許される。

2013.8.12  JEPAセミナーリポート:eBookJapanの電子書籍販売手法とは

2010年代にオープンした多くの電子書店と比べると、2000年に立ち上がったeBookJapanはもはや老舗の電子書店と言える。なぜ同社はこれほど早く、そして今日まで電子書店を運営できたのか。

2013.8.6  「ボカロ小説」はこうして生まれる 中高生を本屋に走らせる魅力、そして楽曲争奪戦へ

シリーズ累計140万部のカゲロウデイズ、同80万部の悪ノ娘――中高生から強い支持を得るボカロ小説。その裏側に迫る。

2013.8.4  北杜夫作品 初の漫画化

「昆虫記」手塚治虫の弟子担当

2013.7.24  【エンタメ小説月評】「おとぼけ」さえる実験作

暇な探偵事務所に、とびきり美人の依頼人が訪ねてくる。厄介ごととともに――ハードボイルド小説ではおなじみの情景から始まるのが、貫井徳郎『ドミノ倒し』(東京創元社)。

2013.7.23  新芥川賞作家「藤野可織さん」が語る創作秘話

〈はじめてあなたと関係を持った日、帰り際になって父は「きみとは結婚できない」と言った〉

2013.7.20  韓国文学のトーク 東京国際ブックフェア

今年の東京国際ブックフェア(7月3~6日)は、初めて韓国がテーマ国となり、韓国作家らによる「韓国文学は今」と題するトーク行事が開かれた。

2013.6.19  作家の読書道 第138回:畑野智美さん

2010年に地方都市のファミレスを舞台に人間模様を描く『国道沿いのファミレス』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー、二作目の『夏のバスプール』がフレッシュな青春小説として評判を呼び、三作目、図書館に勤務する人々の群像劇『海の見える街』は吉川英治文学新人賞の候補に。

2013.6.15  ライトノベルやスマートフォンアプリの展開もアリ―富士見書房とメディアファクトリーによる新作TCG「Ange Vierge」製作発表会レポート

富士見書房とメディアファクトリーは本日6月5日、新作トレーディングカードゲーム「Ange Vierge(アンジュ・ヴィエルジュ)」製作発表会を開催、本プロジェクトの概要や今後の展開を発表した。

2013.5.19  女子寮で飼われる男? 女の子のペットになるために

「何にでもなれるとしたら、何になりたい?」と聞かれて、イヌやネコなどのペットになりたいという人が増えているらしい。

2013.4.17  有川浩がツアコンに!? 『県庁おもてなし課』舞台の高知を巡る旅

5月11日、錦戸亮&堀北真希のW主演で公開される映画『県庁おもてなし課』。原作は、高知県観光特使も務める作家・有川浩の同名小説で、自身が特使を依頼されたことをきっかけに生まれた、史上初の"恋する観光小説" だ。

2013.4.7  『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック監督、SF小説映画化の監督に決定

映画『トワイライト~初恋~』や『あかずきん』の監督キャサリン・ハードウィックが、カレン・トンプソン・ウォーカーのベストセラーSF小説「ジ・エイジ・オブ・ミラクルズ(原題) / The Age Of Miracles」の映画化でメガホンを取ることになった。Deadline.comが伝えた。

2013.4.7  『図書館戦争』の岡田准一、出演を決めたのはダ・ヴィンチ読者!?

有川浩の代表作『図書館戦争』が、単行本刊行から7年を経てついに実写映画化される。本を守るため、銃を手に取る──。

2013.3.28  角川GHD、9子会社を吸収して事業会社に 角川書店、アスキー・メディアワークスなど消滅

角川グループの持ち株会社・角川グループホールディングスが10月1日付けで9子会社を吸収合併し、社名を「KADOKAWA」に変更して事業会社化する。

2013.3.27  人間はドッグフードを食べられる? この極貧めしがヤバい!

今日食べるものもない。財布の中がほぼ空っぽの状態で、何週間も生き延びなければならない。そうなったら、あなたはどうする?

2013.3.24  同人誌は悪魔の書? 魔界より恐ろしい!? コミケの常識非常識

「見るもおぞましい開くも恐怖の一品」で、悪魔を召喚することができる本。そんな悪魔書を探しに、魔界からやってきた少女・ルイヴィが登場するのが3月1日に発売された『3日目東館のマホウ』(佐藤ちはや:著、石川沙絵:イラスト/講談社)だ。

2013.3.22  湯河原文学賞小説の部最優秀に工藤さん、「受賞で勇気をもらいました」 /神奈川

第12回湯河原文学賞・小説の部の表彰式が21日、湯河原町役場で開かれた。県内外から寄せられた135編から最優秀賞に選ばれたのは、藤沢市の作詞家、工藤哲さん(50)の「お客さん、どちらまで?」。賞状を受け取った工藤さんは「受賞で勇気をもらいました」と喜びを語った。

2013.3.13  法とは何か、罪とは何か。今、この時代だからこそ読まれるべき傑作(ブックレビュー)

児童文学や漫画原作のフィールドで活躍していた「はまなかあき」氏が、名前を漢字表記にして執筆した小説で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞、出版と同時に各所で「これは傑作!」の声があがった。その『ロスト・ケア』(光文社)が単行本発売から間をおかず早々に電子化された。

2013.3.12  草食系男子がタイムスリップした1979年はヤンキー天国!

待ち合わせで10分ほど遅れそうなとき、ケータイで連絡するのが今では常識。だけど、ケータイが広まる90年代半ばまでは誰もそんな便利なアイテムは持っておらず、すれ違いも多かった。好きな子に告白するにしても、今ならメールがあるけれど、昔は手書きのラブレター。ケータイやインターネットの登場後、恋のすれ違いも小説にしにくくなったのではないだろうか。

2013.3.10  歪む社会扱う20代作家に勢い

過酷な労働環境、リアルに ブラック企業、厳しい就職難……。現代社会の矛盾と向き合う20代の作品に最近、勢いがある。

2013.3.6  第33回日本SF大賞受賞記念インタビュー――宮内悠介『盤上の夜』を語り尽くす!/宮内悠介(第33回日本SF大賞受賞作家)×草場純(ゲーム研究家)×岡和田晃(SF評論家/ゲームライター)

■はじめに 岡和田晃 東京創元社から『盤上の夜』を刊行され、このたび第33回日本SF大賞に輝いた宮内悠介さんにお話をうかがいます(月村了衛さんの『機龍警察 自爆条項』と同時受賞)。

2013.3.1  第12回湯河原文学賞小説の部 受賞者決定!

四季彩のまち・湯河原にふさわしい文化の香り高い町を目指し、平成24年7月2日から平成24年11月30日まで、トラベルミステリー、サスペンス、ホラー、恋愛など、現代を舞台にした小説を募集し、全国から135編の応募がありました。

2013.3.1  眉村卓「ねらわれた学園」 正義は一つではない

文明が行き詰まった未来の世界から現代に派遣された人物が、超能力で中学校の支配をもくろむ。生きる時代によって異なる「正義」のありようを描いた「ねらわれた学園」(1976年)は、81年の薬師丸ひろ子主演映画をはじめ、何度も映像化されてきた。ジュニア向けSFの金字塔として、今も愛されている。

2013.2.20  bestseller's interview 第48回 宮内悠介さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!第48回となる今回は、『盤上の夜』で第1回創元SF短編賞山田正紀賞を受賞してデビュー、この作品が収められた同名の短編集がいきなり第147回直木賞候補となり、同作で第33回日本SF大賞を受賞した宮内悠介さんです。

2013.1.24  著者インタビュー -川村元気『世界から猫が消えたなら』

30歳の郵便配達員がある日、余命わずかと宣告される。彼の前に現れた陽気な悪魔が、大切なものと引換に寿命を1日ずつ延ばすという取引を持ちかける。郵便配達員は戸惑いながらも、大切なものを消すことを決めるが-―。「告白」「悪人」「モテキ」など数々の話題作を製作してきた映画プロデューサー・川村元気さんが自身初の小説を上梓。川村さんの映画同様、多くの人の感動を呼び話題となっています。多忙の中、なぜ川村さんは小説を書くに至ったのか、そして小説に込めた思いとは。川村さんの作品作りの根底に流れる、人に対する深くて優しい目線を垣間見るようなインタビューとなりました。

2013.1.18  三浦しをん、小説家への道

2006年に29歳で直木賞(『まほろ駅前多田便利軒』)、2012年に35歳で本屋大賞(『舟を編む』)を受賞し、今年『まほろ駅前多田便利軒』はドラマ化、『舟を編む』は映画化と、両作品とも実写化されるという今注目の作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号では、三浦しをん大特集を組み、彼女の半生に迫るロングインタビューを掲載している。

2013.1.16  バンド・デシネとSF 大森望インタビュー[前編]

SFの翻訳者としても、また豊崎由美氏との「メッタ斬り!」シリーズでも知られる、評論家の大森望氏に「バンド・デシネとSF」という切り口でインタビューしました。インタビュアーは、バンド・デシネの翻訳者として『闇の国々』をはじめ、多数の作品を手がけてきた原正人さんです。

2012.12.24  読み放題カテゴリーの本命? 手のひらマンガ喫茶を実現するauの電子書籍サービス「ブックパス」で新しい本と出会おう

本と「出会える」読み放題、はじまった! 今年2012年は、電子書籍関連のいろんなサービスがはじまったり、注目の端末が数多く登場したりしましたね。5年後、10年後に「日本で電子書籍がほんとの意味ではじまったのっていつだと思う?」って聞かれたら「2012年」と、迷わず言えるくらい、電子書籍が注目された1年だった気がします。

2012.12.22  【Spot the 電撃文庫】女の子をいかにかわいく書くかに注力した『シスターサキュバスは懺悔しない』の折口良乃先生を直撃

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第62回となる今回は、『シスターサキュバスは懺悔しない』を執筆した折口良乃先生のインタビューを掲載する。

2012.12.20  きらら熱烈インタビュー 第91回 越智 月子さん

この小説では、芸に精進する求道者、本物のプロを書きたい気持ちがありました。

2012.12.12  書き出し小説大賞・第5回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。

2012.12.7  団鬼六、ノンフィクションで新たな一面

大崎善生さん 生涯をつづる SM小説から文芸作品まで幅広い作品を手がけた作家・団鬼六(だんおにろく)さん。2011年5月に79歳で亡くなってから1年半が過ぎ、交友のあった作家・大崎善生さんが生涯をつづったノンフィクション『赦(ゆる)す人』(新潮社)の11月末刊行に続き、今月は最後の長編小説『落日の譜』(筑摩書房)も出版。異端と呼ばれた作家の新たな一面に光が当たっている。

2012.11.22  あなたに合った電子書店を見つけよう:これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――BOOK☆WALKER (1/5)

eBook USERがお届けする国内の主要な電子書店の徹底レビュー。そう、これは"書店のレビュー"だ。今回は角川グループの「BOOK☆WALKER」を紹介する。

2012.11.20  [GJ部]アニメ放送13年1月から 声優に下野紘や三森すずこら

高校生の"ゆるい日常"を描いたライトノベル「GJ部(グッジョぶ)」(小学館ガガガ文庫)が13年1月から日本テレビ系でテレビアニメ化され、主人公・四ノ宮京夜の声をアニメ「かんなぎ」の御厨仁役の下野紘さんが担当することが20日、発表された。

2012.11.18  変態美少女がかわいい!? 『おにあい』キャラの魅力

妹萌え作品はたくさんあるが、現在アニメも放送されている『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』(鈴木大輔:著、閏月戈:イラスト/メディアファクトリー)には、他の作品とは一味違った魅力がある。

2012.11.16  もしもオタクの英才教育で育てられたら……

ゲームが好きすぎてゲーム会社に就職した父と、アニメが好きすぎてアニメーターになった母。日曜は毎朝4時に起きて家族全員で録り溜めたアニメを見る。イベントでは「伝説のオタ芸」と呼ばれるほど完璧なオタ芸を披露し、親子の交流にもゲームを使う。幼い頃からこんな両親のもとで育ち、"オタク"心を仕込まれた子供は一体どんなふうに育ってしまうのだろうか?

2012.11.16  ラノベ質問状 : 「サエズリ図書館のワルツさん」本に興味ない人こそ手に取って

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「サエズリ図書館のワルツさん」(紅玉いづき著、sime画)です。星海社の山中武さんに作品の魅力を聞きました。

2012.10.13  公立図書館の運営に書店が相次ぎ参入 その理由は

「公立図書館の運営に書店が相次ぎ参入しているらしいぞ」。神田のご隠居、古石鉄之介が事務所にやってきた。探偵、松田章司は驚いた。「タダで本を貸す図書館と本を売る書店は相性が悪いようだけど」。首をかしげながら調査を始めた。

2012.10.9  なれる!SE 2週間でわかる?SE入門: 悲しいほどリアル。ラノベで学ぶブラック企業で生き抜く方法。

今回、ダ・ヴィンチ電子ナビよりご紹介頂く「今週はこの一冊!」はなれる!SE 2週間でわかる?SE入門です!この記事の執筆者は「松浦迅徹」さんです。

2012.9.24  日常の亀裂を描く、残暑もふっとぶ戦慄の怪談実話

残暑もふっとぶ戦慄の怪談実話集が発売された。福澤徹三の最新刊『盛り塩のある家』は、日常と異界の接する瞬間を、端正なスタイルで描ききった新作怪談実話集。ネットで予約した格安ホテルの部屋を駆けまわる足音。真夜中のタクシーが迷いこんだ、あるはずのない道。海外の学生寮に現れる青いスエットの男──抑制された筆致で描かれる日常の亀裂は読者の背筋を凍らせずにはおかない。『ダ・ヴィンチ』10月号では発売を記念して福澤徹三にインタビューを行っている。

2012.9.23  志茂田景樹氏の二男初著書 息子を激励

直木賞作家・志茂田景樹氏(72)の二男で、タクシー乗務員の下田大気氏(36)が23日、都内で初著書「タクシーほど気楽な商売はない!」(光文社刊)の発売記念イベントを行った。

2012.9.21  声優による朗読も楽しめる新感覚なウェブ版ライトノベルが登場

ウェブ上で読めるのはもちろん、声優さんの朗読で聞くことのできる新感覚なデジタルライトノベル「モモキュンソード 星と黄金の太刀」が誕生。現在第3話まで公開されている。

2012.8.30  『武装中学生2045 -夏-』の連載マンガがいよいよスタート

●月刊コミックガムで11月号より連載開始!

2012.8.27  【このライトノベルが売れて欲しい!】第22回『大日本サムライガール』

【このライトノベルが売れて欲しい!】第22回は『大日本サムライガール』 史上初?極右ヒロインが国を変えるためにアイドルになる!?

2012.7.20  ラノベ質問状 : 「大日本サムライガール」 "えらく危険な原稿"に戦慄

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「大日本サムライガール」(至道流星著、まごまご画)です。星海社編集部の岡村邦寛さんに作品の魅力を聞きました。

2012.7.8  【書評】燃焼のための習作 [著]堀江敏幸

■寄り添う言葉に耳を傾けて 〈透明性〉に取り憑(つ)かれた社会では、〈謎〉は解明されるためだけにしか存在しないかのようだ。だから、すぐに正解を欲しがる人には、運河のそばの狭い雑居ビルの4階にあるあの探偵(?)事務所を訪れるのはおススメしない。

2012.7.4  「米国ではデジタル化の加速で違法コンテンツが減る」 小学館・集英社連合の米企業「ビズメディア」の首脳陣が語る

小学館、集英社、小学館集英社プロダクションの3社の共同出資で2005年4月に設立されたVIZ Media(ビズメディア)。米カリフォルニア州・サンフランシスコに拠点を置き、北米市場を中心に日本の漫画やアニメ、アニメに関連するキャラクターグッズ、ゲームのライセンス事業などを手掛けている。

2012.6.30  深刻でも笑ってもらう 文学の道化を目指して 広小路尚祈さん(作家)

もさもさのひげ。肩の下まで伸びる長髪。太い腕っぷし。それにまして力強い目線が印象的なこの男性は、作家の広小路尚祈(ひろこうじなおき)さん(40)。物書きと聞けばつい想像しがちな「色白の細面、華奢(きゃしゃ)で少し体が弱くて」といった往年の文学青年のイメージからは、大きくかけ離れた迫力ある風貌だ。

2012.6.29  ラノベ質問状 : 「ウルトラマン妹」 「ウルトラもの」としても本格的な作品に

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、中学2年生の"美少女ウルトラ戦士"の活躍を描いた「ウルトラマン妹(シスターズ)」(小林雄次著、円谷プロダクション監修、水瀬凛画)です。PHP研究所コミック出版部の前田眞宜さんに作品の魅力を聞きました。

2012.6.25  電子書籍が担う文化の継承 入手困難な過去の名作、配信

電子書籍市場で旧作にスポットライトを当てる動きが相次いでいる。紙の本では入手困難な作品を電子書籍で復活したり、ある年のベストセラーをランキング形式で取り上げ、ユーザーに旧作を紹介したり。新作や人気作が注目されがちな電子書籍だが、紙の書籍では絶版や品切れになる恐れのある過去の名作を発掘する役割も担っている。

2012.6.24  70年代生まれ作家、「格差」に実感

働く過酷を語る世代 非正規雇用、転職や失業、ゆがむ職場環境……。社会の第一線で働く世代に当たる1970年代生まれの作家たちが最近、厳しい生活感と小さな希望をにじませた小説を多く発表している。「格差社会」を肌身に感じる世代から生まれてきた文学の潮流の一つだ。

2012.6.11  尾野真千子がきつい顔を連発して周囲から嫌味を言われる!?

女優の尾野真千子、俳優の谷原章介、小説家の真山仁氏が都内で9日、WOWOWで放送開始の連続ドラマ『マグマ』(毎週日曜夜10時から、6月10日スタート、全5話)の完成披露試写会に登場し、舞台あいさつを行った。

2012.6.9  どうやら自分はロ●コンだったらしい。「放課後ライトノベル」第95回は『空知らぬ虹の解放区』で人に言えない趣味を解放しちゃおう!

数あるマンガ雑誌の中で,なぜか「週刊ヤングマガジン」だけを毎週読んでる筆者ですが,連載陣の中で最近のお気に入りが平本アキラの『監獄学園(プリズンスクール)』。

2012.5.21  岡田准一「永遠の0」で特攻隊員役 三浦春馬&井上真央と共演

「V6」の岡田准一が、百田尚樹氏の人気小説を映画化する「永遠の0」に主演し、ゼロ戦パイロット・宮部久蔵に扮することがわかった。メガホンをとるのは、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを手がけてきた山崎貴監督。戦争をテーマにした作品に出演するのは初めての岡田は、クランクインに向けて髪をバッサリと切る予定で、三浦春馬、井上真央とともに並々ならぬ覚悟で6月のクランクインを心待ちにしている。

2012.5.16  今度は文学韓流… K-POPのようにプロダクションの役割を

「K-POPと違い、文学にはプロダクション事務所システムがない。韓国文学翻訳院が韓国作家の世界進出のため、有能なプロダクションの役割をしていく」

2012.5.1  きらら著者インタビュー 窪 美澄さん『晴天の迷いクジラ』

自分の中にぼんやりと存在している言いたいことを、そっと忍ばせるために、何百枚も小説を書いているように思います。 一昨年刊行の単行本デビュー作『ふがいない僕は空を見た』が本屋大賞の2位になり、さらにいきなり山本周五郎賞を受賞、一躍注目作家となった窪美澄さん。待望の第二作『晴天の迷いクジラ』もまた、生きづらさを抱えて現代に生きる人々が登場する。登場人物たちの人生と苦しさを濃密に描き出すこの長編は、どのように生まれたのか。

2012.5.1  GA文庫:新人情報局; 「木崎くんと呼ばないで!」の長物守さんに聞く! INDEX

受賞者インタビュー 第三十四回 5月15日発売「木崎くんと呼ばないで!」 著者:長物守さん インタビュー

2012.3.31  まさかの円谷プロ公認! 「放課後ライトノベル」第86回は『ウルトラマン妹』で凶悪な宇宙人の魔の手から地球を守ります

広い世の中では「まさかこの作品とこの作品が!?」という,驚きのコラボレーションが行われることがしばしばある。前回軽く触れた「ポケモン+ノブナガの野望」などは,まさにその代表といえるだろう。単純に意外性の高い組み合わせだったり,いわゆる「夢の対決」的なものだったりと方向性はさまざまだが,いずれもファンに驚きと興奮を与えてくれるものであるのは間違いない。

2012.3.5  妹をテーマにしたラノベ新レーベル「妹組」 『ウルトラマン妹』など4作品を3/17に発売

PHP文庫は3月1日、"妹"をテーマにした新レーベル「妹組」を立ち上げました。円谷プロダクションが監修した"公式"のライトノベル『ウルトラマン妹』を含めた4作品が、3月17日(土)に発売されます。妹組の特設サイトでは、4作品のあらすじや動画などを公開しています。

2012.3.1  GA文庫:新人情報局; 「ブラパン!」の笠原曠野さんに聞く! INDEX

受賞者インタビュー 第三十二回 03月15日発売「ブラパン!」 著者:笠原曠野さん インタビュー

2012.2.28  宮部みゆきインタビュー :: ここはボツコニアン

初めまして! わたくしは世界の取扱説明書、縮めて〈トリセツ〉でございます。今回は、『ここはボツコニアン』の単行本発売に合わせて、わたくしが単身、作者の宮部みゆきサンに突撃インタビューを行うことになりました。よろしくお付き合いくださいませ(ぺこり)。

2012.2.15  ウルトラマン妹 :美少女の首から下は"スーツ"にカラータイマー カバーイラスト公開

中学2年生の"美少女ウルトラ戦士"が登場する円谷プロダクション監修のライトノベル「ウルトラマン妹」(PHP研究所、スマッシュ文庫)のカバーイラストが公開された。カバーには、ウルトラマン風のロゴタイトルにウルトラマンスーツ姿の主人公・月島あかりが登場。胸にはカラータイマーのようなものも描かれている。3月17日発売予定。

2012.2.4  前代未聞の美少女ウルトラ戦士が誕生!まさかの円谷プロ公認!「ウルトラマン妹」が登場!

新作映画『ウルトラマンサーガ』公開が迫る中、まさに前代未聞の美少女ウルトラ戦士が誕生! まさかの円谷プロダクション監修による、3月発売予定のライトノベル「ウルトラマン妹(仮)」に登場する。

2012.2.3  「次の選考委員は町田康? 角田光代?」石原慎太郎辞任で芥川賞はどう変わるか?

第146回芥川賞が先日発表されたのはご存じの通り。発表前には候補者に「話題性の高い作家がいない」ことなどから、地味な受賞になるのではとの声もあった。が、一転、歴史的大騒ぎの芥川賞となったのだ。もちろんその立役者は田中慎弥。地味な風貌の田中だが、受賞決定後の不機嫌会見&石原慎太郎"東京都知事閣下"への宣戦布告ともいうべき発言で、ワイドショーなどでも大きく取り上げられる事態となった。

2012.1.7  第56回群像新人文学賞原稿募集

■応募作品は未発表のものに限る。同人雑誌発表作、他の新人賞への応募作品、卒業論文、ネット上で発表した作品等は対象外とする。

2011.11.25  石田衣良インタビュー

『娼年』というタイトルから始まったストーリー ――『娼年(しょうねん)』を執筆されたのが10年前、それから7年を経て、3年前に続編『逝年(せいねん)』が発表されました。どちらもタイトルが印象的ですね。

2011.8.15  公募ガイド 賞と顔 第3回 さくらんぼ文学新人賞

中村玲子さん 書くという行為は快感である 「言葉など、なんと無力なものか」と思わせるあの三月が無ければ、早くも、今年を「いい年だった」とするところです。でも今は、「いつか、少しは良い年になるように」を、祈る時なのでしょう。

2011.8.4  独占!特別インタビュー 作家 林真理子さん

今から約28年前、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーになり、一躍時の人となった林真理子さん。当時はコピーライターだったが、その後作家に転向。『最終便に間に会えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞し、作家としての地位を確立した。以降トップランナーとしてのパワーを継続しながら、コンスタントにベストセラーを出し、今では文壇の巨匠と言われるまでに上りつめた。

2011.7.1  きらら著者インタビュー 小川洋子さん『人質の朗読会』

言葉では説明できないことを、言葉を使って書く。それが最近の私の小説のテーマになっています。 いつ解放されるのか分からない状況の中、人質たちは夜ごと自分たちの物語を語ることにした――。小川洋子さんの『人質の朗読会』は、人々の心の中にしまわれていたささやかな、しかし大切な記憶を再生していく。誰しもその人だけの物語を持っているという事実に、改めて心揺さぶられるこの各々のエピソードは、どのようにして生まれていったのか。

2011.5.31  <村上春樹ランを語る ライナーノーツ> 「限りなく蛇足に近いインタビュー後記」

Numberのランニング特集第2弾、Number Do「100人が語るRUN!」特集では、フルマラソン完走30回以上を数える村上春樹さんへのロングインタビュー「僕は走り続けてきた、ばかみたいに延々と」を掲載しました。

2010.10.9  合言葉は男装女子萌え。「放課後ライトノベル」第13回は学園陰陽アクション『東京レイヴンズ2 RAVEN゛s NEST』で悪霊退治にレッツゴー!

「陰陽師」と聞いて,皆さんは何を思い浮かべるだろうか。 やっぱり,安倍晴明を主人公とした夢枕獏の小説(もしくは岡野玲子のマンガ)だよね,という人もいるだろうし,人々の閉ざされた心の闇にはびこる魑魅魍魎に立ち向かう,神妙不可思議にして胡散臭い男(と女)が歌って踊る動画しかない! という人もいるかもしれない。悪霊退散! 悪霊退散!

2010.10.1  きらら著者インタビュー 三羽省吾さん『路地裏ビルヂング』

人生がうまくいっていない人たちが、働くことで最終的には前向きになれるような話にしたかった。 個性豊かな人物たちが行き交う作品を生み出す三羽省吾さんの新作は、雑居ビルが舞台。『路地裏ビルヂング』は、バラバラな業種に就く人々の、職場模様が描かれていく。各章では、それぞれの仕事に対する思いが色濃く表れている。平成版長屋小説、お仕事小説の発想の背景とは。

2010.9.4  ニャル子,宇宙へ! きわめて心騒がされる「放課後ライトノベル」第8回は,暗澹たる冒涜的な『這いよれ! ニャル子さん 5』に這い寄ります

先日「オタクの三大教養があるとしたら何だろう?」というテーマで友人たちと話しあった結果,「ガンダム」「三国志」「クトゥルー神話」が該当するのではないだろうかという結論に至った。

2010.3.1  作家・イラストレーターインタビュー 第77回 赤井紅介さん

Q.こんにちは! 今回は2度目の登場、赤井紅介さんです。 まずは読者の皆さんへご挨拶をお願いします。 ワタクシめのようなろくでもない人間に興味をお持ちいただき、わざわざこんなところまで見に来てくださり、恐悦至極に存じます。

2009.12.1  きらら著者インタビュー 宮木あや子『太陽の庭』

美しい人たちのことを、美しい文体を意識しながら書くことが楽しいです。  濃密で深く、耽美な世界を雅な文章で描きだす宮木あや子さん。最新作『太陽の庭』は、そんな彼女の真骨頂ともいえる幻想的な少女小説。しかし、後半はそこに現実の生々しさが入り込み、意外な様相を呈していく。本書につまったさまざまなエッセンス、それらを抽出してみると……。

2009.4.30  著者インタビュー 石田衣良さん『再生』

現代感覚の妙手として知られ、繊細な文章で巧みに時代を切り取る石田衣良さん。新刊『再生』(角川書店)は、最愛の人との別れや子どもの病、失業といったさまざまな悲しみを抱えた主人公たちが『再生』していく様子を、みずみずしく描いた短編集です。石田さんに話を聞きました。

2008.12.1  きらら著者インタビュー いしいしんじ『四とそれ以上の国』

四国を書くにあたってはまだ声にならないものに耳を澄ませて聞こえるまで待っていた 地名を書けたという驚き   どこだか特定できない、遠い国の人たちの不思議感に満ちた人生を描く。そんな神話性の高い物語世界を表現してきたいしいしんじさんが、最新作『四とそれ以上の国』で舞台に選んだのは意外にも四国である。なぜ特定の地名が出てきたのか、なぜ四国なのか。そして"それ以"とは、何なのだろうか。ご本人に話をうかがってみると、そこにたどり着いた「必然」が見えてきた。

2008.7.1  7月号特集 インタビュー 角田光代さん:ヨコハマアートナビ

各界で活躍する著名な4人が、横浜美術館のコレクションをそれぞれの視点でキュレーションする(※1)『「私の美術館」展~とっておきの横浜美術館コレクション』。角田光代さんは、そのゲスト・キュレーターの 1 人として、「光」をテーマに作品を選ばれました。

2008.2.1  きらら熱烈インタビュー 第31回 万城目 学さん

読者の想像力は僕が思っているより豊かで、不思議なことでも安心して書けます 京都に住む学生たちの不思議な日常をにぎやかに描いた小説『鴨川ホルモー』で鮮烈なデビューを飾り、本屋大賞にもノミネートされた万城目学さん。

2007.12.21  作家の読書道:第74回 万城目学さん

京都の大学生たちが、小さなオニを操って戦うという奇妙キテレツなホルモーなる競技。奇想天外な青春譚『鴨川ホルモー』で06年第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞してデビューした万城目学さん。この作品が各メディアで話題となり、07年発表の第2作『鹿男あをによし』は直木賞候補に。あっという間に人気作家となった青年は、どんな読書遍歴を辿ってきたのか? とっても気さくな万城目さん、読書話も愉快です!

2007.9.6  著者インタビュー 古川日出男さん『ハル、ハル、ハル』

母に捨てられた少年が、少女とともにタクシージャックをして千葉をめざす「ハル、ハル、ハル」、誘拐された姪と甥を取り戻すためにある決意を実行するOLが主人公の「スローモーション」、「南総里見八犬伝」に登場する八つの珠のタトゥーを肩に入れた"おれ"と、愛する"ねね"の物語「8ドッグズ」。以上、三篇を収録した古川日出男の意欲作が登場。小説の最前線はここにある!

2007.8.30  著者インタビュー 松井今朝子さん『吉原手引草』

江戸・吉原で人気絶頂の花魁、葛城(かつらぎ)がある日突然、姿を消した!華やかな遊郭を支える番頭や太鼓持ち、幇間(ほうかん)ら17人の証言を通してその失踪の謎に迫っていく、松井今朝子さんの最新長編『吉原手引草』。子供の頃から歌舞伎の魅力にどっぷりつかり、歌舞伎の舞台づくりに関わった後、『東州しゃらくさし』で小説家デビュー。以来、江戸の芝居の世界や町人たちの暮らしぶりを軽妙な語り口で活写し、多くの読者を魅了し続けている松井さんが、この作品で直木賞を受賞。京都・祇園の料理屋の娘として生まれ、「色里の空気は肌で知っている」と語るご自身に、ミステリー仕立ての本作、そして時代小説への思いを伺いました。

2006.10.1  きらら熱烈インタビュー 第15回 山本幸久 さん

自分の中にあるものを背伸びせずに書くように心がけている ハートウォームでユーモアがあり、読む者をいつもホッとした気持ちにさせてくれる山本幸久さんの小説。

2006.5.1  作家・イラストレーターインタビュー 第31回 定金伸治さん

今回のお客さまは2年ぶりの新作発表となった定金伸治さんです。 呼んでくださってありがとうございます。定金と申します。食パン少女について思索する職業についています。

2005.12.22  作家の読書道:第50回 山本幸久

温かく、またユーモアたっぷりのまなざしで、現代に生きる人々の姿をキュートに描く山本さん。現在次々と作品を発表、その活躍には目を見張るものがあります。読めば元気が湧いてくる、その作風の源泉はどこに? 漫画家を目指していた小学生時代の話から、じっくりとうかがいました。

2005.8.11  著者インタビュー リリー・フランキーさん

――『東京タワ──オカンとボクと、時々、オトン』はリリーさんが同人として参加している文芸誌「en-taxi(エンタクシー)」(扶桑社)に連載されていましたね。書こうと思われたのは「en-taxi」の創刊が決まってからですか?

2005.7.21  著者インタビュー - 鈴木光司さん『アイズ』

--『仄暗い水の底から』以来、実に9年ぶりのホラー小説になりますね。刊行を待っていた読者も多いと思います。複数の雑誌に発表された短篇が収められていますが、最初から単行本にまとめることを意識されていたんですか?

2004.6.1  作家・イラストレーターインタビュー 第9回 海原 零さん

今回はスーパーダッシュ第2回小説新人賞受賞者、で新作『ブルー・ハイドレード』の著者海原零さんの登場です。

2004.5.1  中島らもインタヴュー 憂鬱とお笑いの星の下に

―― 中島さん,ご無沙汰です。もう三十二,三年になりますか,神戸のバンビいうたまり場で同席してたころからは。

2003.12.31  作家の読書道:第27回 歌野 晶午さん

毎回、巧妙な仕掛けで読者をうならせる推理小説作家・歌野晶午さん。本年発表した『葉桜の季節に君を想うということ』では、警備員からパソコン教室の講師まで勤める"なんでもやってやろう屋"探偵、成瀬将虎が大活躍。その意外な結末に「ええっ!」とビックリした読者も多いはず。そんな歌野さんが、推理小説の醍醐味を知ったきっかけとは?読書の原点から作家デビューのエピソード、『葉桜~』の制作秘話(?)秘話も語ってくれました。

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