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たんたんに関連する小説ニュースまとめ

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たんたん ニュース検索結果

2021.5.26  【今週はこれを読め! エンタメ編】おもちさん83歳の日々〜朝倉かすみ『にぎやかな落日』

私があと30年生き長らえることができれば、主人公のおもちさんと同年代になる。

2020.12.26  作家の読書道 第224回:伊与原新さん

2019年に『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、静岡書店大賞、未来屋小説大賞を受賞した伊与原新さん。地球惑星科学を専攻して研究者になった伊与原さんが読んできた本とは、ある日小説を書きはじめたきっかけとは。エンタメから分かりやすい理系の本まで、幅広い読書遍歴を語ってくださいました。

2020.11.19  「全米図書賞」の翻訳文学部門に柳美里さんの小説

アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」の翻訳文学部門に、柳美里さんの小説「JR上野駅公園口」が選ばれました。

2020.6.27  作家の読書道 第218回:藤野可織さん

不穏な世界を時に美しい言葉で、時に奇想を炸裂させた設定で描き出す藤野可織さん。2013年には『爪と目』で芥川賞を受賞、最近では女性2人が破滅に向かう世界で活き活きと冒険する『ピエタとトランジ<完全版>』が評判に。この世界観を生み出す背景に、どんな読書遍歴があったのでしょう? 小説だけでなく、影響を受けた漫画や好きな映画や俳優についてもたっぷり教えてくださいました。

2020.6.16  【今週はこれを読め! SF編】機械論的な時間ループではなく、記憶と歴史の物語

これは、ひとりの女性の人生、第二次大戦を挟んだ激動の歴史、そして、なにより「記憶の物語」だ。外形的には時間ループSFとも言えるが、そう称されるおおよその小説が依拠している機械論的時間観とは一線を画す。

2020.3.28  作家の読書道 第216回:青山七恵さん

大学在学中に書いて応募した『窓の灯』で文藝賞を受賞してデビュー、その2年後には『ひとり日和』で芥川賞を受賞。その後「かけら」で川端康成賞を受賞し、短篇から長篇までさまざまな作品を発表している青山七恵さん。衝撃を受けた作品、好きな作家について丁寧に語ってくださいました。

2019.12.2  芦田愛菜が5年ぶり実写映画主演、大森立嗣が今村夏子の小説「星の子」映像化

芦田愛菜主演、大森立嗣監督で今村夏子の小説「星の子」が映画化されることがわかった。

2019.10.26  作家の読書道 第211回:又吉直樹さん

お笑い芸人として活躍する一方で読書家としても知られ、発表した小説『火花』で芥川賞も受賞した又吉直樹さん。著作『第2図書係補佐』や新書『夜を乗り越える』でもその読書遍歴や愛読書について語っていますが、改めて幼少の頃からの読書の記憶を辿っていただくと、又吉さんならではの読み方や考察が見えてきて……。

2019.8.24  作家の読書道 第209回:吉川トリコさん

2004年に「ねむりひめ」で第3回「女による女のためのR-18文学賞」で大賞と読者賞を受賞した吉川トリコさん。以来、映像化された『グッモーエビアン!』や、あの歴史上の女性の本音を軽快な語り口で綴る『マリー・アントワネットの日記』、そして新作『女優の娘』など、女性、少女を主なモチーフにさまざまな小説を発表。その作風に繋がる読書遍歴を語ってくださいました。

2019.5.25  作家の読書道 第206回:江國香織さん

読書家としても知られる江國香織さん。小さい頃から石井桃子さん訳の絵本に親しみ、妹さんと「お話つなぎ」という遊びをしていたけれど、その頃は小説家になることは考えていなかったとか。さらにはミステリ好きだったりと、意外な一面も。その膨大な読書量のなかから、お気に入りの本の一部と、読書生活の遍歴についておうかがいしました。

2019.4.23  【今週はこれを読め! SF編】天皇機関vs.粘菌機関 特撮映画のような痛快活劇

カバー袖の登場人物一覧が絢爛豪華だ。南方熊楠、福来友吉、江戸川乱歩、西村真琴、佐藤春夫、宮澤賢治、石原莞爾、北一輝、......。

2019.3.26  【今週はこれを読め! SF編】それでもなお、ひとは自由意志を希求する

ピーター・ワッツの長篇『ブライントサイト』の衝撃は忘れがたい。知性にとって意識は必然的なものではない。この大前提に、まず痺れた。

2018.11.5  【今週はこれを読め! ミステリー編】ナチス殺人医師の虚ろな精神『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』

スリラーの名手ウィリアム・ゴールドマンに『マラソンマン』(ハヤカワ文庫NV)という作品がある。ナチの残党が主人公を拷問する場面があることで有名だ。健康な歯を歯科医のドリルで削るという想像するだけでも痛そうな拷問で、映画化作品では主人公をダスティン・ホフマン、ナチをローレンス・オリヴィエが演じた。

2018.9.4  【今週はこれを読め! SF編】記憶は誰のもの? 意識はどこから? 迫真の近未来ノワール

近未来、脳内の記憶を、特定の切手サイズの素子に、保存・再生する技術が確立されていた。映像や音声だけでなく、味覚・嗅覚・触覚、さらには原体験者の当時の感情までも生々しく味わうことができるのだ。これを利用した擬憶体験(リメメント)は、新しいエンターテイメントとして浸透する。そのコンテンツ(MEMと呼ばれる)である原体験を提供する演者が、憶え手(メメンター)だ。主人公の宵野深菜(しょうのみな)もそのひとり。

2018.8.3  『うわさのズッコケ株式会社』で児童文学の掟を破る!? 「ズッコケ」と歩んだ40年。那須正幹さんインタビュー

1978年に『それいけズッコケ三人組』が出版されて、今年でシリーズ40周年。わんぱくだけど短気でおっちょこちょいのハチベエ、博識で努力家だけどなぜかテストの点は悪いハカセ、動きはのろくぽっちゃりしてるけど誰よりも優しいモーちゃん。世代を超えて子供たちが夢中になってきた、みんなの"友達"だった三人組。著者の那須正幹さんに、40周年をふりかえってみてどう感じているのか、お話をうかがった。

2018.7.17  【今週はこれを読め! SF編】楽しく元気が出る一冊、銷夏に最適のポストうなぎSF短篇集

うなぎづくしのSF短篇集。題材は「うなぎ絶滅」だが、五篇それぞれに調理法も味つけも違っていて、つぎはどんなものが出てくるかと楽しみに読んでいくと、お腹いっぱいになる。みごとなフルコースだ。

2018.6.26  【今週はこれを読め! SF編】埃だらけの空気、花を携えた乗客、姿をあらわさないトラ

アルゼンチン幻想文学を代表するコルタサルの実質的な第一短篇集。1946年から50年までに書かれた八篇を収めている。「実質的」というのは、44年に短篇集『対岸』の原稿が完成していたものの、出版にいたらなかったからである(著者歿後の94年に出版)。『対岸』については邦訳が出たときに書評したが(現在は『JUST IN SF』に収録*)、そこではスタージョンやライバーを引きあいに出している。異色作家という位置づけだ。

2018.6.11  【今週はこれを読め! SF編】ヒロタカ レア・トラックス!

これは嬉しい一冊! 飛浩隆といえば、日本SF大賞を二度受賞した唯一の作家(2018年現在)であり、それどころか出した本すべてが同賞候補になった凄玉。だが、いかんせん寡作であり、ぼくと同年代のファンのなかには「飛さんの次の本が出るまでは死ねない!」とさまざまな健康法を試みている者までいる。

2018.6.5  【今週はこれを読め! SF編】大きくうねる戦局のなか、不可解な状況にさらされる兵士たち

《航空宇宙軍史》は谷甲州のライフワークともいえる長大な連作だ。軍事組織「航空宇宙軍」を擁する地球側と外惑星連合との緊張は外惑星動乱のかたちで堰を切る。日本SF大賞を受賞した『コロンビア・ゼロ』は、第二次外惑星動乱の勃発に至る経緯を描いていた。本書『工作鑑間宮の戦争』は、それにつづく時期の物語として、六篇のエピソードを収録している。

2018.3.27  国際アンデルセン賞:児童文学「魔女の宅急便」作者・角野さんに

「魔女の宅急便」などで知られる児童文学作家の角野栄子さん(83)が26日、「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞の作家賞に選ばれた。日本人の作家賞受賞は1994年のまど・みちおさん、2014年の上橋(うえはし)菜穂子さんに次ぎ3人目。画家賞を含めると5人目となる。

2018.3.15  【今週はこれを読め! ミステリー編】心に鎧をまとった男の長い旅『マイロ・スレイドにうってつけの秘密』

子供のころ、一日には良いことと悪いことが同量含まれているのだと信じていた。

2018.3.13  【今週はこれを読め! SF編】現代中国SFの洗練度の高さに瞠目

ケン・リュウは現代アメリカSFにあって、洗練された抒情性と巧みなストーリーテリングによって多大な人気を集める作家だが、中国SFの紹介者としても旺盛な活躍をつづけている。本書はそのひとつの成果だ。現代中国SFの最前線にいる七人の作家の小説十三篇・エッセイ三篇を、ケン・リュウが選び、英訳したアンソロジーInvisible Planets: Contemporary Chinese Science Fiction in Translation。それを日本語訳したのが、この『折りたたみ北京』だ。

2018.2.21  作家の読書道 第191回:原田ひ香さん

2007年に『はじまらないティータイム』ですばる文学賞を受賞してデビュー、『東京ロンダリング』や『人生オークション』、最新作『ランチ酒』などで話題を呼んできた原田ひ香さん。幼い頃、自分は理系だと思っていた原田さんが、小説家を志すまでにはさまざまな変遷が。その時々で心に響いた本について、教えてもらいました。

2018.1.6  【今週はこれを読め! ミステリー編】幻想作家ブッツァーティの短篇集『魔法にかかった男』

何年前の「このミステリーがすごい!」だったか、これまで邦訳されたミステリー短篇のベスト5を挙げよ、というアンケートをもらった。

2017.12.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】たまらない孤独と恐怖が襲ってくる田辺青蛙『人魚の石』

童話作家として有名な小川未明は、日本文壇屈指の「怖い小説」の書き手でもある。

2017.12.11  第7回 本屋が選ぶ時代小説大賞発表!

「 オール讀物2017年12月号 」より転載

2017.11.18  阿部和重×伊坂幸太郎「私小説として読んでいただいてもいい。僕ら二人が世界を救ったんです!」奇跡の合作小説『キャプテンサンダーボルト』待望の文庫化!

純文学のフィールドで活躍する阿部和重と、エンターテインメント小説界の雄として知られる伊坂幸太郎。二人が合作小説『キャプテンサンダーボルト』を電撃刊行したのは、2014年11月のことだった。本屋大賞にもノミネートされ話題を集めた同作がこのたび、上下巻の文庫版に。この機会に改めて、合作の成果を二人にうかがい、胸を張ってもらった。

2017.10.20  【今週はこれを読め! ミステリー編】埋もれた人生を探っていくインドリダソン『湖の男』

大事な本を一冊お薦めし忘れていたのである。いかんいかん。アーナルデュル・インドリダソン『湖の男』(東京創元社)は今年の必読書の1冊だ。

2017.8.8  【今週はこれを読め! SF編】地下に埋もれた都市空間、失われた旧文明をめぐる冒険

2014年に発表された、ポストアポカリプスSFの新作。〈大惨事〉として記憶されているできごとで旧文明が瓦解してから数百年後、人類は地下に新しいインフラと社会を築いていた。

2017.6.23  『真夜中のパン屋さん』ついに完結! それぞれが迎えた5年後の「朝」が物語をつなぐ――大沼紀子さんインタビュー【前編】

2011年に第1巻が刊行された『真夜中のパン屋さん』、通称「まよパン」シリーズ(大沼紀子/ポプラ社)。

2017.4.4  Interview:羽田圭介さん テレビ"潜入"生かす 小説『成功者K』刊行

小説のネタにすると決意して、テレビ番組に出演し続けていたという。「潜入捜査のようなつもりだったのですが、だんだん取り込まれていく感じがありました」。

2017.3.28  【今週はこれを読め! SF編】無限に反復される抽象画、均質な空間に宿る悪夢

『時間のないホテル』は、建築SFであり、21世紀版の幽霊屋敷小説ともいえる。

2017.3.14  【今週はこれを読め! SF編】都市伝説と認知科学的が交叉する、異色の青春冒険小説

いっぷう変わった非日常サバイバル小説。個々の要素だけを取りだせば、先行作品はいくらでもあるが、その組み合わせかたがユニークだ。

2017.2.20  応募総数4878本の頂点! 余命0。"難病もの"の方式通り、主人公は恋に落ちるが…"死"の圧倒的な存在感が愛の純度を増す! ラスト5行は必読!

『ビブリア古書堂の事件手帖』の三上延、『探偵・日暮旅人』の山口幸三郎、『ちょっと今から仕事やめてくる』の北川恵海など、映像化が相次ぐ人気作家を多数輩出してきた実績を持つ小説系の新人賞、屈指の難関である電撃小説大賞。

2017.2.17  「幽」文学賞大賞『やみ窓』篠たまきインタビュー 窓の向こうの異形は化け物? それとも……。

第十回「幽」文学賞の受賞作「やみ窓」が、続篇を加えた連作短篇集として上梓された。窓で繋がる異界と、どこまでも厳しい現実。ふたつの世界に生きる普通の女の物語の背景を、著者・篠たまきさんに聞いた。

2017.2.14  【今週はこれを読め! SF編】愛の根拠としての死、愛に意味づけられる死

つかいまことは第3回ハヤカワSFコンテストに投じた『世界の涯ての夏』が佳作となりデビューした新鋭。

2016.12.23  93歳の大作家・佐藤愛子さんと3人の子供を産んだシングルマザー・桐島洋子さんの波乱な人生に学ぶ、強く生きる秘訣とは?【前編】

『九十歳。何がめでたい』(小学館)が絶好調の佐藤愛子さんと、『あなたの思うように生きればいいのよ』(KADOKAWA)を12月8日(木)に発売したばかりの桐島洋子さん。

2016.10.11  【今週はこれを読め! SF編】日常のすぐ隣、睡眠のわずか手前、半現実の領域

グラビンスキは1910年代末から作品を発表しはじめ36年に亡くなったポーランドの作家で、その作品はポーやラヴクラフトを引きあいに評価されている。

2016.10.4  【今週はこれを読め! SF編】鮮烈なイメージ喚起力と先鋭的なテーマの十篇

十篇収録の短篇集。煌めくような幻想あり、ハードな設定のSFあり、深遠なスペキュレーションあり、バラエティに富んでいる。ただし、上田早夕里はそれらさまざまな傾向を、ただ器用に書きわけているのではない。あらわれる表情は作品ごとに違っていても根底には独自の感覚、独自のテーマが流れている。

2016.5.24  【今週はこれを読め! SF編】似ているところと似ていないところ、愛の理由、人類進化のかたち

その町ではひとは工場でつくられる。食料も工場でつくる。食料とはひと以外の、動物や植物だ。夫は工場で働き、妻は子どもを育てる。わたしはいままでに二回結婚して、ゆうに五十人の子どもを育ててきた。そのうち名前を覚えているのは十五人ほどだが。

2016.5.13  【インタビュー】伊坂幸太郎、12年ぶり"復活"の本音

『チルドレン』から、12年。 家裁調査官・陣内と武藤が出会う、新たな「少年」たちと、罪と罰の物語──『サブマリン』が刊行された。 執筆に至った経緯と小説家・伊坂幸太郎の今を、著書『ニッポンの文学』で伊坂幸太郎を「他に似た者のいない独自のポジションに立っている作家」と評した批評家・佐々木敦がきく。

2016.4.27  「わかったよエンタメ書いてやるよ!」同業者から絶賛の"玄人受け"作家・長嶋有 ついに「恋愛小説」を手がける

作家の高橋源一郎さん(65)が司会を務めるNHKラジオ第1放送の番組「すっぴん!」に4月22日芥川賞作家の長嶋有さん(43)が出演した。熊本での大震災を受け、長嶋さんが東日本大震災後に上梓した『問いのない答え』(文藝春秋)についてたっぷりと語られた貴重なインタビューが放送された。

2016.3.22  【今週はこれを読め! SF編】ロボットの教養小説、SFを対象化するSF(みたいな小説)

ロデリックはミネトンカ大学のコンピュータ・サイエンス科で開発されたロボットだ。

2016.2.20  新直木賞作家・青山文平の多忙な日々

1月19日に決定した芥川賞・直木賞。世間の耳目を集める文学賞を受賞した作家は、どんな日々を送っているのか。「オール讀物」3月号では直木賞を受賞した青山文平さんを特集するが、本誌に先立ち、密着した編集者が取材余話を披露する。

2015.12.11  【カクヨム・作家インタビュー企画】 VS 入江君人先生

【カクヨム・作家インタビュー企画とは】

2015.12.8  芥川賞作家・羽田圭介さんが語る、ありのままの日常(前編) 『スクラップ・アンド・ビルド』 (羽田圭介 著)

『スクラップ・アンド・ビルド』で第153回芥川賞を受賞した羽田圭介さん。又吉直樹さんとのダブル受賞となったことに加え、そのユニークな人物像が話題をよび、ひときわ注目を集めています。メディアで披露される姿は、実際どうなんでしょうか?

2015.11.26  電撃文庫『青の海賊剣士(コルセア)』は竜皇の力を持つ少年海賊の大海洋冒険アクション!!

多宇部貞人先生が執筆する電撃文庫『青の海賊剣士(コルセア)』の紹介記事をお届けします。

2015.11.20  きらら熱烈インタビュー 第127回 翔田 寛 さん

謎が解き明かされていく道筋が一本道だとつまらない。何度もどんでん返しが起こって、最後に意外な結末にしました。

2015.9.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】戦場で「日常の謎」に挑むコックたち

「これは君の戦争 これは僕の戦争 みんなの戦争 勝利をつかみ取れ」

2015.8.10  bestseller's interview 第70回 馳 星周さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2015.7.17  『狼と香辛料』の支倉凍砂氏による『WORLD END ECONOMiCA』シリーズ完結記念インタビュー!!

『狼と香辛料』の支倉凍砂氏による最新作、電撃文庫『WORLD END ECONOMiCA』がついにシリーズ完結。テスト明けや夏季休暇に一気読みするチャンスですよ!!

2015.7.17  きらら熱烈インタビュー 第123回 朝井リョウさん

自分がどういう人間なのかを考えるきっかけになれたなら、どんな感想でも嬉しいです。

2015.7.17  きらら著者インタビュー 第84回 宮内悠介さん『エクソダス症候群』

文化を跨ぐ者、文化の境界にある者が好きなんです。今回も境界を越えて両側を見る視点人物を書きたかった。

2015.7.13  bestseller's interview 第69回 小野 正嗣さん

『水死人の帰還』著者 小野正嗣さん

2015.6.19  きらら熱烈インタビュー 第122回 窪 美澄さん

救いもなく、悲劇しかない小説があってもいい。みなさんに読んでいただければ、それだけで私はよかったなと思えます。

2015.6.9  【今週はこれを読め! SF編】名シェフが腕によりをかけたメニュー。絶品の素材をスペシャル・コースで!

これは嬉しい! 「奇妙な味」のアンソロジー、しかも中村融編の!

2015.5.20  きらら著者インタビュー 第82回 古川日出男『女たち三百人の裏切りの書』

読んだり書いたりすることで物語が歴史を動かせるんだと、この本が小さく証明できたらとは思っていました。

2015.5.20  きらら熱烈インタビュー 第121回 柚木麻子さん

手の届かない相手を思う時間を無駄なものだとは考えずに、贅沢なものだと思ってほしいです。

2015.5.19  【今週はこれを読め! SF編】大きい世界を映す小さな言葉の粒、妙なるアイデア、巧みなプロット

ジーン・ウルフの第二短篇集。ちょっと変わったタイトルは、各収録作がなんらかの「日」----祝祭日もあれば狩猟解禁日みたいなものもある----に対応しているからだ。

2015.5.10  谷崎は萌えブタ!?「谷崎潤一郎メモリアル」イベントレポート

文豪・谷崎潤一郎は2015年に没後50年を迎え、来年2016年には生誕130周年を迎える。中央公論新社からは5月10日(日)より初収載の作品100点以上を収録した『谷崎潤一郎全集』(全26巻)の刊行が開始されるなど、谷崎文学が盛り上がりを見せている。

2015.5.8  アダルトラノベの雄・キルタイムコミュニケーション【編集長インタビュー】

創刊以来、ゆるがぬ姿勢でエッチな小説を世に送り出し続けているのがキルタイムコミュニケーションだ。「小説家になろう」の男性向けサイト「ノクターンノベルズ」掲載作品を書籍化した「ビギニンズノベルズ」レーベルも昨年2月の創刊から好調を維持。岡田編集長にそのノウハウを直撃!

2015.5.1  村上春樹さん:村上文学を語る 物語、神話につながる

作家・村上春樹さんに東京都内で会い、村上文学についてインタビューした。

2015.4.7  藤井太洋×長谷敏司 対談:科学技術とSF――2人のSF作家は語る、その過去・現在・未来を

第35回「日本SF大賞」を受賞した藤井太洋さんと長谷敏司さん。古典と言われるSF作品が生まれた時代、多くの人が夢見た技術がだんだんと実現し始めている現代において、SF作家に求められるものとは何なのか。二人の会話を中心にお届けする。

2015.4.7  bestseller's interview 第67回 田中 慎弥さん

『宰相A』著者 田中慎弥さん

2015.3.11  楽天ブックス: 著者インタビュー -又吉直樹さん「火花」

2015年1月発売の文芸雑誌「文學界」で、売れない芸人の"僕"と、笑いに命を燃やす先輩芸人との交流を描いた中編小説『火花』を発表した又吉直樹さん。同誌82年の歴史初の大増刷を記録するなど、大きな話題を集めています。芥川賞の呼び声も高い『火花』に込めた思いを又吉さんにうかがいました。

2015.2.20  きらら熱烈インタビュー 第118回 柴崎竜人 さん

大人になっても孤独であることに変わりはない。大人の孤独を癒せる方法を、この小説で提示しました。

2015.1.20  きらら熱烈インタビュー 第117回 風カオルさん

作家デビューした後に、書店に自分の本が並んでいるのを見てとても感動しました。

2014.12.3  私であること 奇跡も絶望も物語に…西加奈子さん

「なんで私は私なんやろ」

2014.12.2  【今週はこれを読め! SF編】不思議の彼方へ行っているのか、一周まわって戻ってきた日常なのか

高山羽根子はヘンな作家だ。「異色短篇」「奇妙な味」をさんざん読みちらかしてきたぼくの感覚だと、その地点からさらに先へ先へと進み一周まわって日常に戻ってきたみたいな気がする。

2014.11.19  作家の読書道 第154回:越智月子さん

2006年に小説家デビュー、その後『モンスターU子の嘘』や『スーパー女優A子の叫び』で注目度を高めてきた越智月子さん。

2014.11.18  【今週はこれを読め! SF編】日常感覚と寓話性で紡がれる「逆さの未来」

その未来では、いろいろなものごとが「逆さ」になっている。

2014.11.13  スペシャルレポート Vol.11 世界累計1400万部超!『ソードアート・オンライン』 川原礫

今回、ライトノベル部門にノミネートされた『ソードアート・オンライン』(電撃文庫刊)は、主人公の少年・キリトがバーチャル・オンラインゲームにとじこめられるところから始まるいわゆる"ゲーム小説"。

2014.11.3  村上春樹さん:単独インタビュー 「孤絶」超え、理想主義へ

作家の村上春樹さんが、5年ぶりに本紙の単独インタビューに応じた。

2014.11.2  [アニメ質問状]「棺姫のチャイカAB」 チャイカはプリキュアやサリー? 終了後はおまけも

話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、榊一郎さんのライトノベルが原作のアニメの第2期「棺姫(ひつぎ)のチャイカ AVENGING BATTLE(AB)」です。

2014.10.20  きらら熱烈インタビュー 第113回 井上荒野さん

虫のような女であることは、不自由な人からすると不気味で、脅威になり得るのかもしれません。

2014.10.20  きらら著者インタビュー 第75回 中島京子さん『かたづの!』

今世界で起こっている対立の種が、こんなに狭い八戸や遠野という場所に全部あったということに驚きます。

2014.8.19  『小森谷くんが決めたこと』著者 中村航さん bestseller's interview 第60回

■ 実在する一般人をモデルに書かれた小説

2014.8.7  銃と魔法の異世界神話『ガンズ・アンド・マジック ―黒き鎧と幼き女王―』は女王様のデレっぷりにも注目!【電撃文庫新作紹介】

長田信織先生が執筆する電撃文庫『ガンズ・アンド・マジック ―黒き鎧と幼き女王―』の紹介記事をお届けしていきます。

2014.8.5  【今週はこれを読め! SF編】狼少女の感覚と情緒、風に鳴る巨大貝殻の音

二十世紀末から二十一世紀、アメリカ文学は異色短篇の才能を続々と輩出してきたが、カレン・ラッセルはその最若手だ。

2014.7.9  公募ガイド 賞と顔 第21回松本清張賞

未須本有生さん 今後は、いろいろな小説にトライしてみたい

2014.6.30  有吉佐和子さんブーム再び…「おしゃれ」「快活」新たな一面

作家の有吉佐和子さんが亡くなって今年で30年。

2014.6.18  作家の読書道 第149回:千早茜さん

小説すばる新人賞受賞のデビュー作『魚神』で泉鏡花賞を受賞。当初からその実力を高く評価されてきた千早茜さん。小学生時代の大半をアフリカのザンビアで過ごし、高校時代の頃は学校よりも図書館で過ごす時間が長かったという彼女。その時々でどんな本との出合があったのでしょう? デビューの経緯や、最新刊『男ともだち』のお話も。

2014.6.10  【今週はこれを読め! SF編】懐かしいSFのたたずまい、その奥にある理不尽な状況との対峙

5篇集録の短篇集。なじみやすいアイデアや設定から展開される、懐かしい匂いがするSFばかりだ。「現代SFってサイバーなんとかとかポストなんとかとか、どうもヤヤコシくてかなわん」というむきにも、本書は安心してお薦めできる。サイバーでもポストでもなく『サムライ・ポテト』ね。

2014.5.21  作家の読書道 第148回:山田太一さん

語り継がれる数々の名台詞、名場面を生み出してきた脚本家の山田太一さん。

2014.5.20  きらら著者インタビュー 第70回 丹下健太さん『猫の目犬の鼻』

特別な才能も個性など何も持ち合わせていない、ごく身近に感じられる若い人々のちょっぴり冴えない日常を、そこはかとない可笑しみを湛えながら描写する丹下健太さん。新作『猫の目犬の鼻』の表題作では、一人の少女と、彼女の家の近所に住む野良猫たちの十年が描かれる。女性、そして猫を主役に据えた理由とは……?

2014.4.1  大沢在昌さん、東野圭吾さん 雌伏時代の思い吐露

吉川英治文学賞 受賞会見

2014.3.23  東京)立川文学賞、大賞に国分寺市の間杉さん

立川市を文学の街にしようと、市民有志が始めた「立川文学賞」の授賞式が22日、市内のホテルで開かれた。大賞には国分寺市の会社員間杉俊彦さん(52)の「シネマ通りに雨が降る」が選ばれた。

2014.3.18  小町初の連載小説 31日スタート…安田依央さん

「大手小町」15周年を記念し、この春、初の連載小説がスタートします。筆者は、作家であり、司法書士でもある安田依央(いお)さん。「出張料理・おりおり堂」と題された作品は恋愛あり、謎解きあり。さらに旬のおいしいお料理まで登場すると聞き、小町さんが執筆まっただ中の安田さんにインタビューしてきました。

2014.3.11  「ダブル受賞」に大沢・東野両氏語る

今年の吉川英治文学賞はダブル受賞だった。大沢在昌『海と月の迷路』(毎日新聞社)と東野圭吾『祈りの幕が下りる時』(講談社)。

2014.2.23  『銀の匙』『のうりん』でも人気沸騰! 農業男子の魅力をBLで探る!

今期は『銀の匙』2期や『のうりん』など、農業アニメが放送されているが、そんな農業男子の人気はとどまることを知らない。

2014.2.19  作家の読書道 第145回:井上荒野さん

人と人との間に漂う微妙な空気感を丁寧に掬いとる実力派作家、井上荒野さん。

2014.1.20  きらら熱烈インタビュー 第104回 古内一絵さん

どんなに苦しいことがあっても、きっと前を向いて生きていけるという願いを込めて書きました。

2014.1.20  きらら著者インタビュー 第66回 西加奈子さん『舞台』

自分が書いたもののなかで、いちばん明るくて、未来のある本になったと思います。

2013.12.21  「小説家になろう」のニコ生がスタート! 第1回から大盛り上がり!

2013年12月14日に、ニコニコ動画で「小説家になろう」の公式チャンネル生放送が行われた。初回の放送ということで、若干のハプニングもあったが、4000人近くが閲覧、1万件近いコメントが寄せられ、第1回から大盛り上がりの放送となった。

2013.12.20  きらら著者インタビュー 第65回 彩瀬まるさん『骨を彩る』

「骨」という言葉の意味合いは、読み手がいちばんしっくりくる捉え方をしてもらえたら。

2013.12.2  【書評】『だから荒野』 桐野夏生著

評・角田光代(作家)

2013.11.8  公募ガイド 賞と顔 第2回 集英社みらい文庫大賞

森 三月さん 自分の好きな世界が

2013.10.16  作家の読書道 第142回:川上未映子さん

詩人として、小説家として活動の場を広げる川上未映子さん。はじめて小説を発表してからまだ6年しか経っていないのに、今年は短篇集『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞も受賞。さまざまな表現方法で日常とその変容を描き続けるその才能は、どのようにして育まれていったのか。読書を通して感じたこと、大事な本たちについて語ってくださいました。

2013.10.15  「クリュセの魚」を刊行 東浩紀さん

SFで人々をつなぐ

2013.8.27  ノーベル文学賞候補といわれた作家・安部公房の封印されてきた過去

今年没後20年を迎えた作家、安部公房。昨年、戦時中満州にいた安部公房が引揚船の中で執筆したといわれる未発表の短編『天使』(『(霊媒の話より)題未定:安部公房初期短篇集』(新潮社)に収録)が実弟宅で発見され、話題となったことも記憶に新しい。

2013.8.11  【新・仕事の周辺】津村記久子(作家) 散歩、日増しに遠くへ

毎日毎日家で仕事をしながら、午後7時になるのをじりじりと待っている。6時56分とかになると、7時になるのが待ち遠しくて、もはや作業の手を止め、時計を睨(にら)んでいるだけの人になる。そして午後7時を回ると、一目散に外に出て行く。

2013.7.26  円城塔 - BOOKSCAN × 著者インタビュー

メディアの変革期、「前の方で暴れる」書き手に

2013.7.22  瀬名秀明「ミシェル」が凄い! 小松左京2大代表作を取りこんでさらなる高みへと到達

先週取りあげた『極光星群』は、これさえあれば前年のSF短篇の最上級品ばかりウマウマ味わえるマコトに重宝な一冊なのだが、死角がないわけではない。

2013.7.20  石田千さん短編集 のどかなバスと人々

柔らかなエッセーや小説で知られる作家の石田千(せん)さんが、短編集『バスを待って』(小学館)を出版した。

2013.7.13  水野 良×ジョン・ミンヒ対談――日韓を代表するファンタジー作家同士が語り合う,日本と韓国のファンタジー小説事情

「ロードス島戦記」の著者として知られる水野 良氏と,韓国を代表する女性ファンタジー作家であり,「ArcheAge」の原作小説を手がけるジョン・ミンヒ氏。その二人の対談が,2013年6月10日に実施された「ArcheAge」のプレスカンファレンスの前に行われた。

2013.7.2  MSX(と妹!?)が大活躍する新作ラノベ作者がハンパない件:MSX30周年

ひとつの妖怪がラノベ界を徘徊している-----MSXという妖怪が……。

2013.5.19  女子寮で飼われる男? 女の子のペットになるために

「何にでもなれるとしたら、何になりたい?」と聞かれて、イヌやネコなどのペットになりたいという人が増えているらしい。

2013.4.18  男子の永遠の夢がかなう!? "おっぱいチケット"って何?

まあるくて大きなものから、つるぺたのものまで。おっぱい。それは男の子たちに夢と希望を与えてくれるもの。そんなおっぱいを揉めちゃうチケットがあれば、あなたならどうする?

2013.4.12  思わず身悶える! 2013年注目度No.1の新人BL作家の魅力とは?

2013年注目度No.1のBL作家。それが、昨年『スロースターター』(リブレ出版)でデビューした市川けいだ。

2013.4.4  なぜコンビニで恋が生まれやすいのか?

BL作品で恋の舞台として使われることの多いコンビニ。3月11日に発売された『この恋、温めますか?』(浅見茉莉:著、三池ろむこ:イラスト/笠倉出版社)や『鮫島くんと笹原くん』(腰乃/東京漫画社)、『心騒がせるキミと』(黄上恵理/光彩書房)でも、同じシフトのバイト仲間や店長などの上司や先輩、お客さんにいたるまで、いろんな人と恋が芽生える。でも、なぜそんなにコンビニで恋が生まれるのか?

2013.3.29  ラノベ質問状 : 「マグダラで眠れ」 やっぱり獣耳が好き! 錬金術の描写も魅力

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「マグダラで眠れ」(支倉凍砂著、鍋島テツヒロ画)です。アスキー・メディアワークス電撃文庫編集部の荒木人美さんに作品の魅力を聞きました。

2013.3.22  "ほこ×たてBL"!? 雨男と晴れ男が出会ったらどうなる?

どんなものでも貫く矛とどんな武器でも貫けない盾。そんな相反するものを戦わせる人気バラエティ番組『ほこ×たて』(フジテレビ)のように、もしも最強の雨男と晴れ男が出会ってしまったら、一体どうなってしまうのだろうか?

2013.2.18  KDPで電子書籍の稲穂は実ったか

AmazonのKindle ダイレクト・パブリッシングが登場したことで、個人出版が改めて注目されている。早くから電子書籍に並々ならぬ関心を寄せ、いち早く著作を販売して話題となった漫画家の鈴木みそさんに話を聞いた。描き下ろしイラストにも注目。

2013.2.9  ボーマス、東方、ニコつく、文学フリマ ニコニコ超会議2併催の同人イベント

4月27、28日に開催する動画コミュニティーサービス"niconico"の祭典"ニコニコ超会議2"。幕張メッセを貸し切って、ニコニコ動画のほぼすべてを地上に再現するというめちゃくちゃ規模の大きなイベントだ。

2013.1.23  不幸体質の女子につい惹かれてしまうのは、なぜ?

マンガやラノベの中には、周囲に災いをもたらしてしまうヒロインがたくさんいる。

2013.1.18  三浦しをん、小説家への道

2006年に29歳で直木賞(『まほろ駅前多田便利軒』)、2012年に35歳で本屋大賞(『舟を編む』)を受賞し、今年『まほろ駅前多田便利軒』はドラマ化、『舟を編む』は映画化と、両作品とも実写化されるという今注目の作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号では、三浦しをん大特集を組み、彼女の半生に迫るロングインタビューを掲載している。

2013.1.18  きらら著者インタビュー 伊吹有喜さん『なでし子物語』

いつ読んでも古びずに新鮮に思えてワクワクする、"エバーグリーン"な話にしたかったです。

2013.1.6  三浦しをん&大根仁が語る、男同士の距離感

1月11日より、テレビ東京系ドラマ24で松田龍平&瑛太主演で実写ドラマがスタートする『まほろ駅前番外地』。原作の世界観はそのままに、ドラマオリジナルのストーリーを盛り込んだ作品になっている。これを記念して、『ダ・ヴィンチ』2月号では、原作者の三浦しをんと監督&脚本を手がけた大根仁との豪華対談が実現した。

2012.12.13  著者インタビュー:いまこの時代に生きるということ−−「冷血」 高村薫さんに聞く

■合田雄一郎シリーズ最新刊 「レディ・ジョーカー」の刊行から15年、合田雄一郎シリーズ最新刊「冷血」(上下各1680円、毎日新聞社刊)が発売され、出版界で大きな話題を呼んでいる。どのような思いで本作に向き合ったのか、著者の高村薫さんに語ってもらった。

2012.11.30  あの「BL界の芥川賞」作品が枠を超えて一般文庫に!

かつてダ・ヴィンチ本誌でも「BL界の芥川賞」と称された名作が、ついにBLの枠を超えて登場した。この秋、講談社文庫から発売された『箱の中』は、2006年に刊行された木原音瀬の『箱の中』 と『檻の外』(草間さかえ:イラスト/蒼竜社)の表題作を1冊にまとめたもの。

2012.11.9  ラノベ作家ってオイシイ職業なのか?~突然ラノベ作家になってムフフな俺がいる~

出版不況のさなか、まだまだ勢いのあるライトノベル業界。主な読者層は10代から20代前半だが、さらに上の世代までも取り込む人気ぶりだ。その影響力は出版にとどまらずアニメや映画、ゲームといった複数のメディアでスマッシュヒットを放つ作品も登場、出版社の経営を支える一大ジャンルとして認知されている。

2012.11.9  作家と本:知識を得るということはやっぱり読書、万物が流転しても

紙か電子かというミクロな議論ではなく、"本"の話をしよう。本連載では、作家へのインタビューシリーズとして、本への思いやその魅力を語っていただく。記念すべき第1回目は、天台宗名誉住職にして小説家の瀬戸内寂聴さんに聞いた。

2012.11.5  【さくら荘のペットな創作者たち】小説『さくら荘のペットな彼女』の原作者・鴨志田一先生にいろいろとお話を聞いてみた!

10月8日を皮切りに、各地で放送がスタートしたTVアニメ『さくら荘のペットな彼女』。その連続インタビュー企画"さくら荘のペットな創作者たち"をお届けしていく。

2012.10.30  最後まで耐えられる? アニメ『新世界より』、驚愕の"鬱"展開度

現在アニメが放送されている『新世界より』。1000年後の日本を舞台に人々が"呪力"と呼ばれる超能力を手にした世界が描かれているSF作品だ。

2012.10.16  ドラマより怖い! 『悪夢ちゃん』の原案小説

先週の土曜日からスタートしたドラマ『悪夢ちゃん』。主演の北川景子が演じるのは小学校教師、表向きは優しくていい人だけど、腹黒い一面を持つ武戸井彩未。彼女が担任を務めるクラスに転校してくるのが、悪夢ちゃんこと古藤結衣子。予知夢を見ることができる小学5年生の女の子だ。北川景子演じる教師は、悪夢ちゃんに「助けて」と言われ騒動に巻き込まれていくのだが、2人は悪夢ちゃんが見た事件や危機を乗り越えていけるのか……?

2012.10.9  野村萬斎、「人間の欲望や生きることの本質を描く作品に惹かれる」

狂言師でありながらテレビドラマや舞台でも活躍中の野村萬斎氏。11月2日公開の映画『のぼうの城』では主人公の成田長親を演じている。この長親、戦国武将に求められる智も仁も勇もないが、領民たちからは"でくのぼう"を意味する"のぼう様"の愛称で呼ばれ、"人気"だけはあるという不思議な男。その彼が、侍から農民まで一致団結させ、わずか500人の兵隊で2万人もの敵に戦いを挑むというストーリーだ。

2012.9.4  もしも中二病の妄想が具現化したら……!?

妹や幼なじみ、女子校に憧れを抱いたり、意味も無く必殺技を考えてみたり難しい言葉を使いたがったり……。そんな誰もが1度は通ってきた"中二病"の道。もしそんな中二病時代の妄想が具現化してしまったら? しかもそれが、消し去りたい痛い黒歴史と自覚して葬り去ろうとしたときだったら……?

2012.9.3  【書評】『短篇五芒(ごぼう)星』舞城王太郎著

舞城王太郎がいわゆる「新しい才能」として颯爽(さっそう)と登場して来た頃、ちっとも好きになれなかった。それを個人的に残念に思った。なぜなら私は、舞城の出身地でしばしば作品の舞台にもなっている福井で、小学校から高校までを過ごし、福井弁を身につけ、その響きを自分の一部として感じていたから。

2012.8.10  女子中・高生オススメ! 真夏にぴったりのホラー小説

ダ・ヴィンチ9月号の小野不由美特集では、品川女子学院中等部・高等部の読書好き生徒たちによる、7月発売の新刊『鬼談百景』『残穢』についての座談会を掲載している。瑞々しい10代の目に新作はどう映ったのか? 怖かったシーン、印象的なエピソード、卓見の怪談論から、ゾッとする怪奇体験談までが飛び出した、大盛り上がりの座談会を一部ご紹介しよう。

2012.7.21  きらら熱烈インタビュー 第86回 野中 柊さん

1970年代から2010年までの長い年月を背景に、極上の恋愛ミステリー小説『彼女の存在、その破片』を上梓した野中柊さん。

2012.7.21  きらら著者インタビュー 小島達矢さん『夏休みの拡大図』

2010年に短編集『ベンハムの独楽』で23歳の若さでデビューした小島達矢さんが待望の新刊を上梓。『夏休みの拡大図』はたった一日の、一軒の家のなかの出来事と主人公たちの心の変化を、謎解きをちりばめながら描いた青春ミステリー。この繊細で愛らしい小説が出来上がっていく過程には、意外な裏話が盛りだくさんのようだ。

2012.6.30  【書評】『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』

本にこめられた人々のドラマ 最新第3巻発売で累計300万部を達成した大人気ビブリオミステリが本書になります。

2012.6.25  田中慎弥、瀬戸内寂聴があの大物作家にダメ出し!

「芥川は好きじゃない」「『トロッコ』以外、特にひっかかったものはない」大文豪をディスっているのは、まさにその文豪の名を冠した芥川賞を受賞し「もらっといてやる」発言で一躍時の人となった田中慎弥と、ベテラン瀬戸内寂聴。

2012.6.20  作家の読書道 第126回:須賀しのぶさん

明治期に一人の少女が大陸に渡り、自らの人生を切り開いていく『芙蓉千里』シリーズがいよいよ完結を迎えた須賀しのぶさん。歴史の知識、アクションあり驚きありの冒険譚はどのようにして生まれるのか。幼い頃からの読書遍歴をうかがってそのあまりの"須賀さんらしさ"に膝を打ちます。作品に込めた熱い思いも語ってくださいました。

2012.6.11  三崎亜記 最新短編集 『バスジャック』 スペシャルインタビュー

"今、「バスジャック」がブームである。 一昨年の秋から、じわじわとブーム再燃の兆しはあった。 発端は地方テレビ局のカメラマンが、偶然乗り合わせたバスで起こったバスジャックの模様を収めたビデオだ。"(表題作より)

2012.6.9  公募ガイド 賞と顔 第11回女による女のためのR-18文学賞

深沢潮さん 小説を書くことに出会えて幸せ 電話で大賞受賞の知らせを聞いても、まったく実感が湧きませんでした。受賞作を『yom yom』に掲載することになり作業を進めていくなかで、だんだん現実のことと認識してきたような感じです。しかし、まさか大賞をいただけるとは思っていなかったので、いまだに「本当だろうか、朝起きたら冗談だったと言われないだろうか」と思う時があります。

2012.6.5  西村京太郎、新幹線主流…鉄道ミステリー受難の時代

背が低くてあだ名はタヌキ。ん? 誰のハナシかと思ったら、十津川警部のことというから驚いた。

2012.5.1  きらら熱烈インタビュー 第83回 瀧羽 麻子さん

みなさんに私が書いた登場人物たちを応援していただけたらとても嬉しいです。 京都を舞台に文系女子と個性的な理系男子とのゆるやかな恋模様を描いた『左京区七夕通東入ル』で、「ダカーポ最高の本! 2010」では女子読み恋愛小説第1位に選ばれた瀧羽麻子さん。昨年、文庫化されたデビュー作『うさぎパン』も版を重ね、ファンを増やし続けている。

2012.3.24  中国地方の覇者・毛利家ついに動く。「放課後ライトノベル」第85回は『織田信奈の野望』で目指すは天下統一!

先日「ポケモン+ノブナガの野望」が発売された。異色すぎるコラボに最初は「え!?」と二度見,三度見したものだが,だんだんと「これはこれでアリだな」と思えてくるから不思議なものだ。織田信長を始めとする戦国武将たちの個性が,ポケモンたちのそれと拮抗しているからかもしれない。

2012.2.1  bestseller's interview 第37回 諏訪 哲史さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!第37回の今回は、2007年に『アサッテの人』で第137回芥川賞を受賞し、この度新刊『領土』を刊行した諏訪哲史さんです。「文学的テロリスト」と呼ばれていることで明らかなように、デビュー作から一貫して前衛的・実験的な作品を生み出し続けている諏訪さんですが、今回の新刊からも過去の作品に劣らず、大いなる文学的野心がうかがえます。10編の短編からなるこの作品の大きな特徴として、その「形式」があげられます。というのも、1編目から読み進めるごとに文体が変わっていき、最後の短編ではほとんど「詩」のような外見になってしまうのです。この特異な作品はどのような意図によって創作されたのでしょうか?諏訪さんにお話を伺ってきました。

2012.2.1  作家・イラストレーターインタビュー 第100回 阿羅本景さん

Q.記念すべきインタビュー100回目のご登場は、好評シリーズ『とわいすあっぷっ!』の作者、阿羅本景さんです。読者の皆様にご挨拶をお願いいたします。 どうも、阿羅本景です。昨年の6月にもインタビューの機会をいただきましたが早々にもう1回、それも100回目という晴れがましい記念の回を勤めさせていただき恐縮です。

2012.2.1  著者インタビュー:松崎有理先生

「あがり」第一回創元SF短編賞受賞作

2011.12.21  『かなたの子』 (角田光代 著) | 著者インタビュー 日本に残る"闇"を描く異色の短篇集

――この『かなたの子』は「文學界」と「オール讀物」で交互に掲載された8本の短篇がおさめられていますが、不思議なお話ですね。

2011.11.16  作家の読書道 第120回:柚木麻子さん

2008年に「フォゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞、その短編を含めた連作集『終点のあの子』では女子校の複雑な人間関係を浮き彫りにした柚木麻子さん。第二作『あまからカルテット』はがらりとテイストを変え、アラサー女性4人組の友情と恋と仕事を描いたコメディ。そんな彼女の読書遍歴はやはり、ガーリーな小説が出発点にあった模様。柚木さんならではの読み解き方もとっても楽しいです。

2011.11.1  bestseller's interview 第34回 仁木 英之さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!第34回の今回は、著書『海遊記』を刊行した、仁木英之さんです。『海遊記』は、天竺を目指す仏教徒・義浄を描いた冒険小説。日本では、天竺へ行った僧といえば"三蔵法師"ですが、 それとほぼ同じ時代に天竺を目指した義浄という僧は一体どのような人物だったのでしょうか。作品の成り立ちや、仏教について、仁木さんの読書歴まで、広くお話を伺いました。

2011.10.20  京極夏彦×小林涼子|注目のヒト

読む度に新しい発見! 読書は一生楽しめる宝箱。 ―――京極さん、小林さん、本日はありがとうございます。まずはお二人の本との関わり方についてお聞かせください。

2011.9.9  ラノベ質問状 : 「のうりん」 1年がかりで農業高校を取材 早くもドラマCD化

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、農業高校を舞台にした学園ラブコメディー「のうりん」(白鳥士郎著、切符画)です。ソフトバンククリエイティブGA文庫編集部の小原豪さんに作品の魅力を聞きました。

2011.9.1  きらら熱烈インタビュー 第75回 伊集院 静さん

書店員さんそれぞれの人柄が出ると、書店員として真に生きていけるんじゃないかな。 いま書店の店頭で一大ブームを巻き起こしている伊集院静さん。

2011.6.8  作家、ミュージシャン・町田康 × 10匹の猫 — ともに長生きすること

猫との日々を綴ったエッセイ『猫にかまけて』をはじめ、猫好きとしても知られる作家、ミュージシャンの町田康さん。1階の仕事部屋はニゴ、オルセン、パフィーの3匹、2階の寝室には奈々、エル、シャンティ、パンク、ビーチ、トナ、ネムリキョウシロウの7匹、計10匹の猫と暮らしています。5月にはシリーズ3冊目となる『猫とあほんだら』が発売されました。東京から離れ、海の見える伊豆で暮らす町田さんと猫たちに会いに行きました。

2011.6.1  きらら著者インタビュー 大島真寿美さん『ピエタ』

どういう場所で生きようと最善を尽くそうじゃないか、という気持ちは私の中にもある。 大島真寿美さんの長編『ピエタ』が話題となっている。18世紀のヴェネチア共和国を舞台に、作曲家ヴィヴァルディや彼が音楽指導をしていた実在の慈善院を題材とし、当時の人々の生を活き活きと描いた傑作。こうした舞台設定の小説は著者にとっては初の試みだ。その出発点には、ほんの小さな、しかし強烈な「小説の種」があったという。

2011.5.25  作家の読書道 第114回:樋口毅宏さん

2009年に『さらば雑司ヶ谷』でデビュー。スピード感あふれる展開、さまざまな映画や小説作品へのパスティーシュを盛り込んだ斬新な手法で読者を翻弄する樋口毅宏さん。最近では『民宿雪国』が山本周五郎賞の候補になるなど注目度が高まる彼は、どのような作品に触れながら小説家への道を辿ったのか。小説同様スピード感あふれるしゃべりっぷりをご想像しながらお楽しみください!

2011.3.1  きらら熱烈インタビュー 第69回 綿矢りささん

女性の取り扱い書のように『勝手にふるえてろ』を読んでいただけたら、面白いかもしれません。 『蹴りたい背中』で芥川賞を最年少で受賞、その後も魅力的な作品を発表している綿矢りささん。

2011.2.23  作家の読書道 第112回:林真理子さん

小説もエッセイも大人気、文学賞の選考委員も務める林真理子さんが元文学少女だったことは有名な話。"小説の黄金期"をくぐり抜けてきたその読書遍歴のほんの一部と、作家になるまでの経緯、そして作家人生ではじめて書いたという児童文学『秘密のスイーツ』についてなどなど、おうかがいしてきました。

2011.2.1  bestseller's interview 第26回 宮下 奈都さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』。 第26回は、この度、新刊『田舎の紳士服店のモデルの妻』を上梓した宮下奈都さん。 ツイッター上で、書店員による応援団ができるなど、今最も注目を浴びる作家である宮下さんの小説に対する思い、今作の執筆エピソードをお聞きしました。

2011.1.1  きらら熱烈インタビュー 第67回 東川篤哉さん

ミステリの伏線はユーモアなどに混ぜ込んで書かないとそこだけ浮き上がって見えてしまうものなんです。 今月号から本誌でも新シリーズがスタートした『謎解きはディナーのあとで』。その作者である東川篤哉さんは、これまでもユーモアをまじえた本格ミステリの書き手として注目を集めていたが、『謎解きはディナーのあとで』の単行本で大ブレイク。

2010.12.25  完璧に調和のとれた押し付けの理想郷。「放課後ライトノベル」第24回は伊藤計劃最後の長編『ハーモニー』で人間が人間であることの意味を問う

7月にスタートした,この「放課後ライトノベル」。当初は「ゲーム情報サイトでラノベレビューコーナーなんて無茶ッスよ,ハハハ」などと言っていたのが,気づけば年の瀬まで走りきってしまった。2010年の更新は今回が最後ですが,来年も引き続き毎週更新していきますので,どうぞよろしくお願いします。

2010.12.1  きらら熱烈インタビュー 第66回 貴志祐介さん

成功する作品というのは、プロットをきっちりつくっても登場人物がそれを裏切ってくれる。 きらら10月号の書店員さんコラムで『悪の教典』が3人もの書店員さんから同時に取り上げられた貴志祐介さん。

2010.11.17  大沢在昌さん、京極夏彦さん、宮部みゆきさんにインタビュー(1)

昨日、新刊JPニュースでレポートをお送りした大沢オフィス所属の3人の人気作家、大沢在昌さん、京極夏彦さん、宮部みゆきさんによる朗読会「リーディングカンパニー」(レポート記事はこちら!)。

2010.10.1  きらら熱烈インタビュー 第63回 米澤穂信さん

シリーズものでは文章の軽妙を目指して、ギアを変えた作品では枯淡を目指していきたい。 日常の謎解きミステリ「古典部」シリーズでがっちり読者をつかんでいた米澤穂信さん。話題となった『追想五断章』では本格ミステリファンを唸らせ、本読みのプロからも熱い支持を集めている。

2010.8.25  作家の読書道 第106回:大島真寿美さん

大人の女性たちの人生模様から若い世代の成長まで、幅広い作品を発表、リズミカルな文体で現代の人々の人生を鮮やかに切り取っていく大島真寿美さん。実は幼い頃からジャンルにこだわらず幅広く本を読まれてきた様子。心に残っている本は? 劇団を旗揚げし、その後小説家を目指した経緯とは? 大島さんの気さくなお人柄により、とても楽しいひとときとなりました。

2010.8.10  石田衣良×持田香織 対談 MUSIC MEETS BOOK

石田さんの『4TEEN』にすごく感動しました。それで、是非、お会いしたいと思ったんです。『美丘』も読みました。

2010.7.1  きらら熱烈インタビュー 第60回 黒野伸一さん

私は何も考えないところから書き出している作家。物語が始まるとキャラクターが勝手に動き出すのです。 二十歳の女性と万寿子さんというおばあさんの友情を描いて人気を集めている小説『万寿子さんの庭』(小学館文庫)の著者、黒野伸一さんは、第一回の「きらら文学賞」受賞者でもある。

2010.5.1  インタビュー 劇作家/作家「戌井昭人」イラストレーター「多田玲子」

『ただいま おかえりなさい』を読むと肩の力が抜けて、愉快なような、人生を達観したような、不思議な気分になる。収められているのは掌編小説とも詩ともつかない一一三の短い話だが、そのどれもがいきなり始まっていきなり終わってしまう。

2010.3.23  作家の読書道 第100回:本谷有希子さん

演劇界で活躍する一方、人間の可笑しみと哀しみのつまった小説作品でも高く評価されている本谷有希子さん。フィールドをクロスオーバーさせて活躍する才人は、一体どんな本に触れてきたのか? そのバックグラウンドも気になるところです。自意識と向きあう一人の女の子の成長&読書物語をごらんください。

2010.1.1  きらら著者インタビュー 万城目 学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』

かのこちゃんをめっちゃ無邪気でスーパーな小学生にしようと思っていたんです。 京都、奈良、大阪を舞台に、壮大な〝ホラ話〟を作り出し、読者を圧倒させてきた万城目学さん。新作『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』の舞台は、どことも特定されていない、ごく普通の街。そして主人公となるのは、幼い女の子と、ちょっぴり不思議な猫。現実から非現実への大胆なトリップを仕掛けてきた著者が、日常の光景を描こうとする時、そこにはどんな世界が広がっているのだろう?

2010.1.1  きらら熱烈インタビュー 第54回  野中ともそさん

「実家の廊下の片隅にある穴に入ったら、前に住んでいた場所へ繋がる」という奇妙な夢をよく見ていました。 本誌で連載した小説「ジョーハツ野郎とぴしゃんちゃん」をこのほど「ぴしゃんちゃん」というタイトルで上梓したばかりの野中ともそさん。自ら描いたイラストも掲載され、とても素晴らしい仕上がりの作品となっている。

2009.12.1  作家・イラストレーターインタビュー 第74回 箸井地図さん X 新城カズマさん

新城「いやーおつかれさまでした! ついに完結です、『15×24』! おかげさまで、本当にいい仕事できました」 箸井「ついに完結ですね! いやー、感慨深いです。はじめて読んだときの興奮を思い出します。こんなに面白い小説の挿絵を描かせていただけるなんて、光栄です!!」

2009.11.11  Bestseller's Interview 第2回 石田衣良さん

―本作で9作目となる『池袋ウエストゲートパーク』ですが、このシリーズで石田さんが池袋を舞台に選んだ理由がありましたら教えてください。

2009.11.1  作家・イラストレーターインタビュー 第73回 本田透さん

Q.『円卓生徒会』完結おめでとうございます。まずは、ご挨拶をお願いします。 ずいぶん長くなったのですが、最後まで読んでいただいた忍耐強い読者の皆様、ありがとうございます。集英社は、読者を、裏切らない!><

2009.10.28  作家の読書道 第96回:朝倉かすみさん

本年度、『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞、さらに次々と新刊を刊行し、今まさに波に乗っているという印象の朝倉かすみさん。40歳を過ぎてからデビュー、1作目から高い評価を得てきた注目作家は、一体どんな本を読み、そしていつ作家になることを決意したのか。笑いたっぷりの作家・朝倉かすみ誕生秘話をどうぞ。

2009.6.1  きらら熱烈インタビュー 第47回 橋本 紡さん

常にライトユーザーを増やしていかないと未来がない。読書というのはエンターテインメントであるべきです。 ライトノベルから一般小説に活躍の場を移してなおも多くの読者を獲得している橋本紡さん。

2009.4.2  その人の素顔|角田光代×池上冬樹対談「怒りからうまれるアイディア」

第2回目は、作家の角田光代さん(聞き手は文芸評論家の池上冬樹さん)。デビューするまでの葛藤、影響をうけた作家、同時代の作家たちへの思い、創作における具体的な方法などを話していただきました。

2009.2.1  きらら著者インタビュー 山崎ナオコーラ 『手』

自分がやりたいこと、自分がいいと思ってきたことを排除して、小説らしい小説にしようと思いました。「今回のような小説は、もう二度と書かないと思うんです」――最新作『手』について、そんなドキリとする発言をする山崎ナオコーラさん。2004年に作家デビュー、着実に素晴しい作品を発表してきた彼女だが、昨年は小説家として思うことの多い1年だった様子。そんな時期に書かれた本作は、確かにこれまでの作品とはテイストが異なる。そこにこめられた、複雑な思いとは。

2009.2.1  きらら熱烈インタビュー 第43回 坂木 司さん

最初は知ってることでしか小説が書けなかった でも今は、取材から見えてくるものが気になります 覆面作家として活躍中の坂木司さん。

2008.11.26  作家の読書道 第85回:佐藤賢一さん

中世や近世のヨーロッパを舞台にした歴史小説を中心に発表、歴史的人物を活き活きと描写し、史実の意外な裏側を見せて楽しませてくれる佐藤賢一さん。カエサルやアル・カポネ、さらには織田信長など、時代や場所を広げて執筆する一方、今月からいよいよフランス革命を真っ向から描く大作の刊行がスタート。そんな歴史のエキスパートの読書歴には、驚きがつまっていました。

2008.11.1  きらら著者インタビュー 柴崎友香『星のしるし』

目に見えているものから見えないものを考える、ということをしてみたかった 30代の一歩手前。それは女性にとって、この先の生き方を思い、何かと考えることの多い時期。柴崎友香さんの新作『星のしるし』は、まさにそんな不安の中にいる女性が主人公。そして、彼女が体験するのが、祖父の死、占い、スピリチュアルカウンセリングなど、理性だけでは理解しがたいもので……。そこに著者が託したのは、どんな思いだったのか。

2008.9.1  きらら熱烈インタビュー 第38回 朝倉かすみさん

『夫婦一年生』という小説で結婚はいいものだと大々的に宣伝したい このところ続々と作品が刊行され、確実に読者を増やしている作家、朝倉かすみさん。

2008.8.14  著者インタビュー 楊 逸さん『時が滲む朝』

日本語を母語としない中国人作家として、初めて芥川賞を受賞したことでも話題となった『時の滲む朝』。楊逸さんが日本語で小説を書き始めたのはなぜなのか? 自らも天安門事件の衝撃を受け、その後の中国の変貌を目の当たりにしているという楊さんが『時の滲む朝』で描こうとしたものとは?

2008.8.1  きらら著者インタビュー 島本理生『波打ち際の蛍』

少しでも恋愛できる相手はどういう人かと考えたら 恋愛小説の若き書き手、とくれば、誰もが真っ先に島本理生さんを思い浮かべる。実際には恋愛が絡むものの、テーマは別のところにある著作も多数。そんな彼女が、久々に王道のラブストーリーを上梓した。

2008.7.25  作家の読書道:第81回 魚住直子さん

キレイごとではない、少女たちのリアルな日常を切り取りとりながら、温かい声援を感じさせてくれる児童文学作品で人気を博す魚住直子さん。最近では大人向けの小説も発表、今後の活躍がますます期待されるところ。本に関しては、幼い頃から気に入った作品は何度も繰り返して読んできたのだそう。そんな濃厚な読書習慣に連れ添ってきた、数々の名作を教えていただきました。

2008.5.1  きらら熱烈インタビュー 第34回 伊藤たかみさん

豪腕編集者たちに囲まれて育ったせいか、常に新しいものにチャレンジしていきたい 小学館児童出版文化賞を受賞した『ミカ!』、芥川賞に輝いた『八月の路上に捨てる』など、ヤングアダルト小説から純文学まで書き分け、幅広い世代の読者から支持を受ける伊藤たかみさん。

2008.3.28  作家の読書道:第77回 貴志祐介さん

人間の心が引き起こす恐怖を描き、モダンホラーの代表格と称される貴志祐介さん。さらには密室を扱った本格推理小説、SF超大作など、ジャンルにとらわれない作品を発表している著者は、実は幼い頃から様々なジャンルを読んできた大変な読書家でもあります。なんと1日7冊読んだこともあったとか! これまでに読んできた相当数の本の中でも、とりわけお気に入りなのは? そして、執筆に影響を与えた作品とは…?

2008.2.21  著者インタビュー 桜庭一樹さん『私の男』

天災で家族を失った小学四年生の花は、遠縁にあたる淳悟に引き取られた。16歳違いの二人は、それからずっと二人だけで生きてきた。そこには誰にも知られてはならない罪と愛が秘められていた……。ミステリアスな愛の物語を書きあげた桜庭一樹さんは『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞するなど、いま、もっとも注目されている作家。『私の男』とこれまでの作家活動についてお話を聞いた。

2008.1.25  作家の読書道:第75回 花村萬月さん

暴力、性、宗教、歴史。さまざまなテーマとモチーフで衝撃作を発表し続ける花村萬月さん。福祉施設で中学生時代を送り、その後は各地を放浪し、さまざまな職業を経験してきた半生の中で、出会った本とは? 厳しかった父親、放浪の青春時代、小説を書くきっかけ、そして文章に対する繊細な思い。波乱万丈なバックグラウンドとともにその読書道を、京都・百万遍にある喫茶店でおうかがいしました。

2008.1.10  著者インタビュー 石田衣良さん『Feel love』

『池袋ウエストゲートパーク』(98年、文藝春秋刊)でデビューし、幅広い作品を発表し続けている石田衣良さん。デビュー10年周年を迎える08年は、雑誌『Feel Love』(祥伝社・年3回刊)で、作家の唯川恵さん、女優の佐藤江梨子さんとともに大人の恋愛を描いた「トロワ」を連載。1月11日には教師の目から学校の現場を描いた「5年3組リョウタ組」(角川書店)が発売されます。石田さんに話をうかがいました。

2007.8.1  きらら熱烈インタビュー 第25回 平山瑞穂 さん

実は自分自身も後から気づくのですが、僕の作品はみな共通点があるんです 『ラス・マンチャス通信』で第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー、作品を発表するごとに作家としての新たな一面を覗かせてくれる平山瑞穂さん。

2007.7.5  著者インタビュー 三浦しをんさん『あやつられ文楽鑑賞』

日本が誇る伝統芸能・文楽。伝統と聞いただけで敷居が高くて、文楽なんてムズカシクて眠そうで……そんな固定観念が、オセロゲームの大逆転のように、パタンパタンと裏返っていくのが、三浦しをんさんの『あやつられ文楽鑑賞』。エッセイでお馴染みの軽妙洒脱な語り口で、文楽の楽しみ方から古典名作の内容紹介まで、たっぷり手ほどきしてくれます!

2007.6.13  第24回 作家 伊坂幸太郎さん - Frill me, Thrill me! インタビュー

手作り感を残した仕上がりは自分の作品世界と通じる気がする  リズミカルに展開し、ときに読み手を裏切るストーリーのおもしろさ。一風変っているけれど魅力的なキャラクターたちと、彼らが交わすウィットに富んだ会話。爽快だがどこかザラリとした感触の残る読後感。多くの人を惹き付ける、作家・伊坂幸太郎さんの世界。そんな伊坂さんの著作『アヒルと鴨のコインロッカー』が映画化された。

2007.6.7  著者インタビュー 京極夏彦さん『前巷説百物語』

上方を追われて江戸で双六売りをしている又市は、ある事件から損料屋の仕事を手伝うことになる。損料屋とは今でいうレンタル業。しかしモノを貸した賃料をもらうのではなく、使われたことで「損」をした分をお金でいただくという理屈の商売。又市に声を掛けてきた「ゑんま屋」はモノだけでなく「恨み」の損も請け負うというという。かくして又市は仲間たちとともに奇想による「仕掛け」の数々で「恨み」の損を晴らしていく。江戸時代の妖怪本『桃山人夜話 絵本百物語』(竹原春泉・画)に登場する妖怪たちをモチーフにした『巷説百物語』第4弾は、シリーズの「前史」ともいえる作品。「シリーズのどれから読んでいただいても結構」とおっしゃる京極夏彦さんに作品についてお話をうかがった。

2007.6.1  きらら熱烈インタビュー 第23回 森見登美彦 さん

京都を舞台に書いていると跳んだりはねたりおかしなことを書いても平気なんです いま注目を集めている小説『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞にノミ ネートされ、"モリミスト"と呼ばれる熱く支持する書店員さんも多い森見登美彦さん。

2007.4.1  きらら熱烈インタビュー 第21回 樋口直哉 さん

とにかく真剣で真面目に生きている人たちを主人公にした小説を書きたかった デビュー作の『さよならアメリカ』がいきなり芥川賞候補作品となり、一昨年の「きらら」9月号に掲載された書店員さんによる「芥川・直木」賞座談会でも、同作品が書店員さんの圧倒的支持を得た樋口直哉さん。

2007.3.30  作家の読書道:第65回 森見 登美彦さん

生真面目な言葉遣いでアホなことを繰り出し爆笑を誘う。そんなデビュー作『太陽の塔』で一気に人気炸裂、現在も天然黒髪乙女と善良妄想青年の恋と奇天烈な騒動を描く『夜は短し歩けよ乙女』が話題の森見さん。幼少期のお気に入りの絵本はもちろん、あれです! そしてロボットや宇宙に憧れた森見少年が、諧謔味ある文体に辿り着くきっかけは、実は大学時代のむにゃむにゃ時代にあったようで…。

2007.3.22  著者インタビュー 恒川光太郎さん『雷の季節の終わりに』

現世の地図には載っていない「穏」という場所で暮らす少年、賢也には秘密があった。「風わいわい」というもののけに取り憑かれていたのだ。しかし、忌み嫌われているはずの「風わいわい」はなぜか賢也に優しかった。親友もできて幸せな暮らしをつかみかけていた矢先、賢也はある事件に遭遇し、「穏」を出て行かなければならない事態に追い込まれる……。ぼくたちの生きる世界と、この世とは別の世界の二つの間で起こるスリリングな物語。恒川さんに沖縄での小説家の暮らしをうかがった。

2007.3.1  著者インタビュー 藤沢周平(娘)さん『橋ものがたり 新装版』

時代劇に詳しくない人でも、『たそがれ清兵衛』・『隠し剣 鬼の爪』・『蝉しぐれ』『武士の一分』(原作:盲目剣谺返し)などの映画のタイトルを聞けば、ああ、あの……と思いあたるのではないでしょうか。原作はどれも藤沢周平さんの名作時代小説。司馬遼太郎、池波正太郎と並ぶ時代小説作家として、たくさんの作品がいまも愛読されています。1997年1月に惜しまれながら亡くなりましたが、没後10年にあたる今年、『橋ものがたり』が新装版で発行されました。江戸の橋を舞台に、市井の人々の情を描いた珠玉の連作短篇集で、藤沢周平さんの長女・遠藤展子さんが書き下ろした特別エッセイも収録されています。遠藤さんに『橋ものがたり』のこと、最愛のお父様のことなどを語っていただきました。

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