のんに関連する小説ニュースまとめ
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2021.6.25 作家の読書道 第230回:一穂ミチさん
短篇集『スモールワールズ』が大評判となり、直木賞にもノミネートされている一穂ミチさん。文体も形式も人物造形も自在に操って読者の心を揺さぶる一穂さん、同人誌での二次創作からBL小説でプロデビュー、そこから一般文芸へと活動の場を拡張中。漫画も小説もノンフィクションも幅広いジャンルを読むなかで惹かれた作品とは? さらにはアニメや動画のお話も。リモートでたっぷりおうかがいしました。
2021.6.1 【今週はこれを読め! SF編】マイリンク、シェーアバルト、ブラックウッド......夢幻の境地に踏みいる
『幻想と怪奇』は雑誌の体裁だが書店の扱いは書籍だ。毎号、特集形式を取っているので、実質的にアンソロジーといってよい。こんかいはドイツ幻想小説の紹介者として名高い種村季弘さんの未発表翻訳が発見され、それをきっかけに企画が練られたそうだ。
2021.3.15 第12回〈小説 野性時代 新人賞〉 選考結果のお知らせ
本日3月15日(月)午後3時より、第12回〈小説 野性時代 新人賞〉(主催=株式会社KADOKAWA)の選考会が行われました。
2021.1.13 作家の半藤一利さん死去 90歳
昭和史の研究で知られ、戦争などをテーマに数多くのノンフィクション作品を発表してきた、作家の半藤一利さんが亡くなりました。90歳でした。
2020.12.1 【今週はこれを読め! SF編】21世紀最初の十年紀を飾った注目のSF短篇を収めたアンソロジー
待望の2000年代傑作選である。十年ごとに区切ってのSF傑作選(英語で発表された作品を対象としたもの)は、中村融・山岸真編『20世紀SF』1~6(1940年代から90年代)、小川隆・山岸真編『80年代SF傑作選』、山岸真編『90年代SF傑作選』があり、本書はそれらを踏まえての企画である。
2020.11.5 <岬のマヨイガ>柏葉幸子の小説が劇場版アニメ化 吉田玲子脚本 david production製作 2021年公開
2016年に野間児童文芸賞を受賞した柏葉幸子さんの小説「岬のマヨイガ」(講談社)が、アニメ化され、劇場版アニメとして2021年に公開されることが分かった。岩手県の古民家を舞台に居場所を失った17歳の少女と住人たちの共同生活が描かれる。「のんのんびより」などの川面真也さんが監督を務め、「若おかみは小学生!」などの吉田玲子さんが脚本を手掛ける。「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどのdavid productionが製作する。
2020.8.4 【今週はこれを読め! SF編】埋もれた名作を発掘・再評価する意欲的アンソロジー
昨夏に刊行された短篇集『なめらかな世界と、その敵』(本欄でも紹介)によって、一躍、現代日本SFの最先鋭へと躍りでた伴名練。小説家のみならず、「読み手」としても飛びぬけた資質の持ち主だ。それを遺憾なく証明したのが、この二冊組のアンソロジーである。
2020.7.28 【今週はこれを読め! SF編】歴史改変戦争。時間の家父長制をいかにくつがえすか。
ジャック・ウィリアムスン『航時軍団』以来、あるべき未来を賭して、排反的なふたつの勢力が抗争する展開のSFはいくつも書かれてきた。もっとも有名なのは、フリッツ・ライバー《改変戦争(チェンジ・ウォー)》シリーズだろう。長篇『ビッグ・タイム』といくつかの短篇が邦訳されている。
2020.6.9 【今週はこれを読め! SF編】前作から大きくスケールアップ、映像的表現の迫力
希代のストーリーテラー、マイクル・クライトンの疫病SF『アンドロメダ病原体』の続篇。宇宙由来の菌株(ただし生物的存在ではなく自己展開する「因子」と呼ぶのがふさわしい機序を示す)が、ふたたび人類を脅かす。
2020.6.2 【今週はこれを読め! SF編】里程標的作品から現代の新鮮作まで、人狼テーマの饗宴
『幻想と怪奇』第2号は、特集「人狼伝説 変身と野生のフォークロア」。
2020.3.28 作家の読書道 第216回:青山七恵さん
大学在学中に書いて応募した『窓の灯』で文藝賞を受賞してデビュー、その2年後には『ひとり日和』で芥川賞を受賞。その後「かけら」で川端康成賞を受賞し、短篇から長篇までさまざまな作品を発表している青山七恵さん。衝撃を受けた作品、好きな作家について丁寧に語ってくださいました。
2020.3.13 第11回〈小説 野性時代 新人賞〉 選考結果のお知らせ
3月13日(金)午後4時より、第11回〈小説 野性時代 新人賞〉の選考会が行われました。応募総数440作品の中から最終選考に残った4作品のうち、選考委員の厳正なる審査により、蝉谷魚ト(せみたに・とと)さんの『化け者心中』が大賞に決まりました。蝉谷さん、おめでとうございます!
2020.3.4 【今週はこれを読め! エンタメ編】亡くなった母から届いたノート〜小手鞠るい『窓』
本書では、ウガンダの内情をはじめとした海外の複数の国における問題について、多くの紙幅が割かれている。楽しい話題とはかけ離れた要素を含むこの作品を、エンタメ小説として本欄で紹介していいものかどうか迷った。しかし、『窓』はノンフィクションでもルポルタージュでもない。ここで取り上げなければ、レビューなどがアップされる場が限られてしまうのではないかと思い(自分のTwitterという手もなくはないけど、零細アカウントなので...)、やはりご紹介させていただくことにした。
2020.2.14 「小説現代」リニューアル復刊 毎号読み切りに
月刊小説誌「小説現代」(講談社)がリニューアル復刊し、22日に刊行される。休刊した雑誌は事実上廃刊となるケースが多く、約1年半のブランクを経て復刊されるのは珍しい。長編小説の一挙掲載を軸に、短編小説、エッセー、対談、特集企画など、すべての企画を毎号読み切りとする。雑誌の電子化が進む中で「紙の小説誌を読んでもらうために何をすべきかを考えた結果、読者に興味を持った号から手にとってもらえる読み切りスタイルにした」(塩見篤史編集長)という。
2020.1.25 【今週はこれを読め! ミステリー編】〈ミレニアム〉シリーズ、堂々完結!
『ミレニアム6 死すべき女』はダヴィド・ラーゲルクランツによる新〈ミレニアム〉三部作の最終章にあたる作品だ。ご存じのとおり〈ミレニアム〉三部作の著者はスウェーデン生まれの作家スティーグ・ラーソンだが、彼は作品を書き上げたあとの2004年に亡くなってしまった。2005年に刊行が始まると過去に例がないほどの売り上げを記録し、全世界で翻訳されてベストセラーとなった。ドイツなどの近隣諸国にまで影響を与え、文字通り北欧ミステリーを変えた里程標的作品となったのである。
2019.12.17 【今週はこれを読め! SF編】間口が広い物語と、ロジックの通った展開
松崎有理は現代日本SFの良き中庸といえるだろう。テーマと表現の両面で先鋭に走らず、かといって定型化した小説パターンで流すのでもなく、独自性があって間口の広い作品をコンスタントに発表している。本書は五篇を収めた短篇集。
2019.12.6 発表! 2019年いちばんおすすめの文庫本は『戦場のアリス』に決定!
書評誌「本の雑誌」が毎年年末に丸ごと文庫本を紹介するガイドブックとして刊行している『おすすめ文庫王国2020』にて、本の雑誌が選ぶ2019年度文庫ベストテンを発表!
2019.11.12 【今週はこれを読め! SF編】「宇宙」と「時間」、対になった二冊のテーマ・アンソロジー
二冊組みのアンソロジー。いっぽうは「宇宙」、もういっぽうが「時間」がテーマだ。作品を寄せているのは、創元SF短編賞からデビューした俊英たちである。
2019.9.28 作家の読書道 第210回:町屋良平さん
今年1月、ボクサーが主人公の『1R1分34秒』で芥川賞を受賞した町屋良平さん。少年時代から「自分は何か書くんじゃないか」と思っていたものの、実は、10代の頃はなかなか本の世界に入り込むことができなかったのだとか。そんな彼が、読書を楽しめるようになった経緯とは? スマホで執筆するなど独特の執筆スタイルにも意外な理由がありました。
2019.9.27 【今週はこれを読め! ミステリー編】著者自身がワトソン役の謎解き小説『メインテーマは殺人』
一口で言うなら信頼関係がないホームズとワトスンなのである。
2019.9.15 【今週はこれを読め! ミステリー編】移民問題に直面するインドリダソン『厳寒の町』
憎悪は液体と同じで、一定量を超えれば溢れるのを止めることはできない。
2019.3.13 第10回 野性時代フロンティア文学賞 選考結果のお知らせ
本日3月13日(水)午後4時より、第10回野性時代フロンティア文学賞(主催=株式会社KADOKAWA)の選考会が行われました。
2019.3.5 【今週はこれを読め! ミステリー編】北欧ミステリーの大物ホーカン・ネッセル登場!
北欧ミステリー最後の大物、参上。
2019.2.10 作家の堺屋太一さん死去 小説「団塊の世代」
「団塊の世代」などの小説で知られ、平成10年から2年間、経済企画庁長官も務めるなど、政治や経済、文芸など、幅広い分野で活躍した堺屋太一さんが、8日多臓器不全のため亡くなりました。83歳でした。
2019.1.25 【今週はこれを読め! ミステリー編】必死の軌道修正スリラー『カナリアはさえずる』
つまりスリラーとは、必死でやる軌道修正のことなのである。
2018.11.11 【今週はこれを読め! ミステリー編】北アイルランド一匹狼刑事シリーズ第二弾『サイレンズ・イン・ザ・ストリート』
出勤時、すべての警察官が車の底に爆弾がとりつけられていないか確認する。そしてけっこうな頻度で実際に爆弾を発見してしまい、失禁しながら処理班を呼ぶことになる。
2018.11.5 【今週はこれを読め! ミステリー編】ナチス殺人医師の虚ろな精神『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』
スリラーの名手ウィリアム・ゴールドマンに『マラソンマン』(ハヤカワ文庫NV)という作品がある。ナチの残党が主人公を拷問する場面があることで有名だ。健康な歯を歯科医のドリルで削るという想像するだけでも痛そうな拷問で、映画化作品では主人公をダスティン・ホフマン、ナチをローレンス・オリヴィエが演じた。
2018.10.27 作家の読書道 第199回:瀧羽麻子さん
京都を舞台にした「左京区」シリーズや、今年刊行した話題作『ありえないほどうるさいオルゴール店』など、毎回さまざまな作風を見せてくれる作家、瀧羽麻子さん。実は小学生の頃は授業中でも読書するほど本の虫だったとか。大人になるにつれ、読む本の傾向や感じ方はどのように変わっていったのでしょうか。デビューの経緯なども合わせておうかがいしました。
2018.9.10 【今週はこれを読め! ミステリー編】才気あふれるガールフッド・ミステリー 陸秋槎『元年春之祭』
紀元前を舞台にしたガールフッド・ミステリーである。
2018.8.14 【今週はこれを読め! SF編】生存戦略としての支配? それとも共生による進化?
人類の知能が急激に向上することで社会が混乱をきたす。そんな事態をポール・アンダースンは『脳波』で描いた。トマス・M・ディッシュ『キャンプ・コンセントレーション』は、知能を増進させる新種細菌の被験者による手記の形式で、思考地獄ともいうべき境地が綴られる。知能向上はかならずしも人間に幸福をもたらさない。
2018.8.10 【今週はこれを読め! ミステリー編】頼りない男の犯罪小説〜ジョー・ネスボ『真夜中の太陽』
まだ気がついていない読者のために書いておくが、ジョー・ネスボはミステリー界の宝だ。
2018.7.18 第159回芥川賞に高橋弘希さん、直木賞は島本理生さん
第159回芥川賞、直木賞の発表が張り出された=2018年7月18日午後7時36分、東京都千代田区の帝国ホテル、松本俊撮影
2018.6.19 【今週はこれを読め! SF編】21世紀の「ゴルディアスの結び目」、イーガン経由でアップデートされた『神狩り』
コウモリの群れがブラックホールにアタックを仕掛けている。
2018.6.11 【今週はこれを読め! SF編】ヒロタカ レア・トラックス!
これは嬉しい一冊! 飛浩隆といえば、日本SF大賞を二度受賞した唯一の作家(2018年現在)であり、それどころか出した本すべてが同賞候補になった凄玉。だが、いかんせん寡作であり、ぼくと同年代のファンのなかには「飛さんの次の本が出るまでは死ねない!」とさまざまな健康法を試みている者までいる。
2018.6.8 【今週はこれを読め! ミステリー編】現実に起こった恐るべき連続殺人事件『花殺し月の殺人』
恐ろしい話である。
2018.2.10 石牟礼道子さん死去 水俣病を描いた小説「苦海浄土」
水俣病患者の苦しみや祈りを共感をこめて描いた小説「苦海浄土」で知られる作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが10日午前3時14分、パーキンソン病による急性増悪のため熊本市の介護施設で死去した。90歳だった。葬儀は近親者のみで執り行う。喪主は長男道生(みちお)さん。
2018.1.11 児童文学作家・たかしよいち氏死去 89歳 「埋もれた日本」で日本児童文学者協会賞
たかし よいち氏(児童文学作家、本名高士与市=たかし・よいち)7日午後1時4分、誤えん性肺炎のため福岡市の病院で死去、89歳。
2017.12.28 【今週はこれを読め! ミステリー編】2018年は〈ミレニアム〉で始めよう!
おせちに飽きたら『ミレニアム』もね!
2017.12.12 異世界転生「JKハル」:早川書房が「ネット発の官能小説」を書籍化したワケ (1/3)
早川書房が12月に刊行した『JKハルは異世界で娼婦になった』。ネット発、異世界転生、官能小説という一風変わった小説だ。なぜあの早川書房が『JKハル』を書籍化したのか? 直撃した。
2017.9.6 【今週はこれを読め! エンタメ編】ごく短いシーンが心に残る沼田真佑『影裏』
話術に長けている必要などない立場の人であっても気の利いたコメントを期待される風潮というのは、いつ頃から確立したのであろうか。
2017.8.29 田中芳樹「アルスラーン戦記」ついに完結へ 第1巻から30年以上...「脱稿」報告
作家・田中芳樹さんの大河ファンタジー小説「アルスラーン戦記」、ついに「完結」へ。個人事務所代表の安達裕章さんが、田中さんから最終巻の原稿を受け取ったと2017年8月29日、ツイッターで明かした。
2017.8.29 5億PV超えの超人気作『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』アニメ化に期待の声「監督バカテスの人か! これは期待できる」
小説投稿サイトから生まれた人気作『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』のテレビアニメ化が決定。ティザービジュアルやスタッフも公開され、「戦闘シーンがどんなアニメになるのか楽しみ!」「監督バカテスの人か! これは期待できるな」と注目を集めている。
2017.7.25 危険な企画「文庫X」はなぜ共感をよび、全国650以上の書店に広がっていったのか? 仕掛け人が語った
岩手県盛岡市を中心に10店舗ほど展開する「さわや書店」の書店員が仕掛け、大きな話題となった「文庫X」。それは、
2017.7.21 犯罪が起こる前に見抜く!? 史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ『探偵が早すぎる』が面白い!
先日まで、推理しない探偵がテレビドラマを賑わせていたが、探偵=事件を解決するものというのは万人共通の見解だろう。ところがここに、またニュータイプの探偵が登場した。推理はする。解決もする。だけどそもそも事件を起こさせない。『探偵が早すぎる』(井上真偽/講談社)に登場するのは、事件に先んじてトリックを見破り依頼人を救う、究極の名探偵なのである。
2017.7.20 講談社:ノンフィクション賞など3賞決まる
講談社ノンフィクション賞など講談社が主催する出版部門の3賞が20日、決まった。
2017.7.14 【今週はこれを読め! ミステリー編】警察捜査小説の原点となった犯罪実話集『彼女たちはみな、若くして死んだ』
「......どこのカレッジの名を挙げてくれてもいい。あらゆる女子大の学生が姿を消している。娘たちが、なぜ姿を消すかわかるか?」フォードは葉巻をしまって片方の手をあげ、指を追って数えはじめた。「理由はひとつではない。成績がふるわない。級友とうまくいかない。家庭内にいざこざがある。犯罪に巻き込まれた。自立したい。そして、男。理由は六つ。答はこの中にある」(法村理絵訳)
2017.7.12 【今週はこれを読め! エンタメ編】死と対峙する物語〜長嶋有『もう生まれたくない』
私がこの本を読もうと思ったのは、長嶋有という作家にこれまでも注目していたためでもあるし、ブルボン小林という別名義からも予想しうるようにどちらかというとユーモラスさが印象的な著者が「死」というものに斬り込んだ作品らしいからという理由もあった。
2017.7.9 島尾敏雄:ゆかりの地散策 文学碑や特攻艇格納庫跡 ファンら100人、業績しのぶ 瀬戸内町・加計呂麻島 /鹿児島
「死の棘(とげ)」など数多くの作品を残した作家、島尾敏雄(1917~86年)のゆかりの地を散策する「島尾文学の地を訪ねて」が8日、瀬戸内町の加計呂麻島であった。
2017.6.27 【今週はこれを読め! SF編】ご先祖さまとの情事、過去へ未来へいそいそする艶笑譚
シルヴァーバーグはおびただしい著作のある作家だが、本書『時間線をのぼろう』は代表作のひとつといってよかろう。
2017.6.21 作家の読書道 第184回:朝比奈あすかさん
2006年に『憂鬱なハスビーン』で群像新人文学賞を受賞してデビュー、以来、現代社会のなかでいきる大人の女性の姿から少年や少女の世界まで、さまざまな設定・テーマで作品を発表している朝比奈あすかさん。その作風の幅広さは、幼い頃からの幅広い読書体験、さらには一時期アメリカに住んでいた頃の体験が影響している模様。ではその具体的な作品・作家たちとは?
2017.6.13 KADOKAWA、文芸情報サイト「カドブン」開設
編集者自らが文芸にまつわる情報を発信するサイト「カドブン」を開設した。小説やノンフィクションなども含めて、読者に本の面白さを伝えるメディア。
2017.5.31 「介護小説」相次ぐ 独自の視点、高齢化社会に挑む
新たな趣向の「介護小説」が登場している。格差の問題を織り込んだり、介護される高齢者側の視点を取り入れたり。超高齢化社会の日本が抱える問題に独自の手法・視点で挑んでいる。
2017.5.24 【今週はこれを読め! エンタメ編】心のぶつかり合いに圧倒される〜柚木麻子『BUTTER』
男の方が数が多いからなのか、女の犯罪者に対して世間の注目度はがぜん高くなる気がする。
2017.5.18 「記者小説」に相次ぎ文学賞
2000年代半ば、新聞記者を描く小説といえば、日航ジャンボ機墜落事故を題材にした横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」だった。
2017.5.18 苦境の大宅壮一文庫、クラウドファンディングで資金募集
運営難が続く雑誌専門の図書館「大宅壮一文庫」(東京都世田谷区)が18日、クラウドファンディング(CF)で運営資金の募集を始めた。ネットの普及や出版市場の縮小に伴い利用者が減少。積み立てを切り崩して運営していた。
2017.5.17 作家の読書道 第183回:芦沢央さん - 作家の読書道
作家の読書道 第183回:芦沢央さん
2017.5.10 罪から逃れるために次々と殺しを重ねた男が逃れ着いたのは――。馳星周、大傑作『夜光虫』から20年。その後を描いたミステリーファン待望の続編!
台湾プロ野球界で八百長に手を染めた元スター選手が、巨大な陰謀に巻きこまれ、地獄の底へと突き落とされてゆく……。馳星周が1998年に発表した長編『夜光虫』は、灼けつくような欲望と暴力衝動を脈打つ文体で描き切った日本ノワール小説史に残る傑作だった。
2017.5.6 【2017年本屋大賞2位】"朝ドラ化"希望の声多数!? 教えることに人生を捧げた、塾教師たちの感動巨編
限られた時間のなかで、子どもたちに何を教えてあげられるのだろう。
2017.4.24 [原作開発プロジェクト]ノンフィクション部門と小説部門のグランプリ発表 マンガ部門の募集開始も
沖縄県で開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」内で22日、吉本興業とユーザー投稿型サービスがタッグを組み原作を生み出す才能を発掘、育成する企画「原作開発プロジェクト」の会見が開かれ、ノンフィクション部門と小説部門のグランプリ作品が発表された。
2017.4.15 【シリーズ累計95万部突破】爆笑からホラーまで!「ページをめくれば驚きの結末」怒涛の100連発! ノンストップビジュアルショートノベルス
飴玉を口にほうりこむように手軽に味わえる小説がある。桃戸ハル編著の『5秒後に意外な結末 パンドラの赤い箱』(学研プラス)は、全ページに人気イラストレーター・usi氏のイラストをあしらったビジュアルショートノベルス。
2017.3.21 書評:春に散る(上・下) [著]沢木耕太郎/大鮃 [著]藤原新也 - 武田徹(評論家・ジャーナリスト)
■小説で問う「世代交代」の意味
2017.3.15 作家の読書道 第181回:岡崎琢磨さん
デビュー作『珈琲店タレーランの事件簿』が現在第5巻まで刊行される人気シリーズとなっている岡崎琢磨さん。ノンシリーズ作品も順調に刊行され、作風を広げている注目の若手ですが、実は大学時代まで音楽の道を志していたのだそう。そんな岡崎さんが作家を目指すまで、そして作家になってから読んできた本とは?
2017.3.7 浦和出身、児童文学者の故石井桃子さん 生誕110年の特別企画
さいたま市浦和区出身で、二〇〇八年に百一歳で亡くなった児童文学者の故石井桃子さんの生誕百十年を記念する特別企画が、同市立中央図書館で十一日に行われる。
2017.2.24 村上春樹さん4年ぶり長編小説が発売 午前0時から書店にファン
小説家・村上春樹さんの4年ぶりとなる長編小説が、24日から書店に並び、午前0時から販売を始めた書店には、いち早く買い求めようと熱心な読者が集まりました。
2017.1.18 深町秋生さん最新作! クールなシングルマザー探偵を生み出した舞台裏とは?【「ダ・ヴィンチはなにやってんだ、この野郎」というので取材してみた】
昨年11月、作家の深町秋生さんがツイッターで
2017.1.7 森高千里も吉高由里子も作品に登場していた!詩人・銀色夏生の旅行記「つれづれノート」第30弾!
ユニークな旅行記を連想させるようなタイトル。詩人の「旅行熱」とはどんなものかとページをめくると、旅行そのものよりも日常の感覚の中で、自然や人と対峙してきた著者の素顔が見えてくる。『海外旅行熱、急上昇して急降下 つれづれノート(30)』(銀色夏生/KADOKAWA)は、自由の体現者である著者がベトナム、スリランカ、インドなど半年で6回の海外旅行を通して、自分にあった旅の仕方、日々の暮らし、心情などを時に客観視しながら描いた徒然日記である。
2017.1.3 あなたが余命を宣告されたらどうしますか? 「死を肯定する医者」と「生に賭ける医者」を描く本格派医療小説
もし今、あなたが余命を宣告されたとしたら、どうするだろうか? できる限りの治療をして少しでも長く生きようとするか、死を受け入れて残り少ない命、「どう過ごすか」を大切にするか。その人の状況、年齢、考え方によって大きく変わってくるだろう。その選択に、正解はないのだ。
2016.12.5 小説部門1位は『小説 君の名は。』に決定!さらに、あのAV女優の処女小説もランクイン! 羽海野チカが二冠! ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR2016」発表!
12月6日(火)に発売の『ダ・ヴィンチ』2017年1月号では、毎年恒例の年末「BOOK OF THE YEAR 2016」特集で「あなたが選んだ今年最良の本は?」と題し各ジャンル別でブックランキングを発表! 対象となるのは2015年10月1日~2016年9月30日までに刊行された作品だ。
2016.12.5 BOOK☆WALKER 2016年間ランキング
BOOK☆WALKERで販売中の300,000点を超える作品の中から、もっとも読まれているタイトルTOP100を発表!みなさんの愛読書は何位にあるでしょうか? 同時に各カテゴリー別のランキングも20位まで発表します!
2016.12.3 『スピリッツ』"文学特集"号に絶賛の声続出「文学好きとしてもマンガ好きとしても最高の内容!」
2016年11月28日(月)に発売された『週刊ビッグコミックスピリッツ』53号は、「文学特集号」として豪華作家陣のインタビューや対談が掲載された。さらに「第153回 芥川賞」を受賞した又吉直樹の『火花』を原作とした漫画の新連載がスタート。漫画誌ならではの文学特集に絶賛の声が上がっている。
2016.11.16 【今週はこれを読め! エンタメ編】ラスカル以来の感動!『アルバート、故郷に帰る』
世にロードムービー・ロードノベルは数々あれど、旅のお供がワニという作品はなかなかないのではないだろうか。
2016.11.12 没後30年 島尾敏雄しのぶ 奄美の文学碑前で「島尾忌」 鹿児島
鹿児島県・奄美大島で暮らし、小説「死の棘」などで知られる作家、島尾敏雄(1917~86年)の命日に当たる12日、奄美市の文学碑前で「島尾忌」が営まれた。
2016.10.28 4部門で正賞 第69回県文学賞
福島民報社と県が主催し、県教委が共催する第69回県文学賞の受賞者が27日決まった。
2016.10.25 第7回「山田風太郎賞」受賞作は塩田武士『罪の声』に決定!
過去一年間で「最も面白い」と評価されたエンタテインメント小説に贈る文学賞、「山田風太郎賞」の選考会が2016年10月21日(金)に行われ、選考委員である奥泉光、京極夏彦、筒井康隆、林真理子、夢枕獏の審査により、第7回候補作品の中から受賞作品が決定した。
2016.10.19 【今週はこれを読め! エンタメ編】古都に暮らす三姉妹の日々〜綿矢りさ『手のひらの京』
京都府出身の(「京都市出身」というのは抵抗がおありであるらしい)国際日本文化研究センター教授・井上章一氏の『京都ぎらい』が話題になったのは1年ほど前のことだっただろうか。
2016.10.12 【今週はこれを読め! エンタメ編】シンプルで清々しい50の短編〜松田青子『ワイルドフラワーの見えない一年』
「おもしろい小説を書く作家のエッセイがおもしろいとは限らないが、おもしろいエッセイを書く作家の小説はほぼ例外なくおもしろい」、この私の持論についてはそろそろ学会で発表するべきかとも思っている(どこの学会だ)。
2016.10.11 盛岡発「文庫X」が全国に拡散 書名伏せ販売、版元も驚く売れ行き 若手の発想きっかけ、見せた書店の底力
盛岡市にある書店で売り始めた「文庫X」が、全国に広がっています。
2016.9.30 人生は夕方から楽しくなる:小説家・川崎徹さん
CM界の異才捨て 虚構に切り込む
2016.9.6 文学フリマ、東北初開催 盛岡で愛好者が交流
文学作品の展示即売会「文学フリマ岩手」(事務局主催)は4日、盛岡市大通1丁目の県産業会館(サンビル)7階大ホールで開かれた。
2016.8.31 文芸時評:8月 戦争文学 過去と現在を結びつける=田中和生
今年はリオデジャネイロの夏季五輪の話題もあったが、八月は日本が戦争に負けたことを思い出す季節だ。
2016.8.27 いま注目の女性作家対談! 芥川賞作家・村田沙耶香×"SF不倫"で話題『あげくの果てのカノン』マンガ家・米代恭/「嫌な人間を書くのが好き」村田発言に米代も共感!?
先日、下北沢「B&B」で、注目の女性作家ふたりを招いた対談イベントが開催された。
2016.8.4 清少納言はなぜ『枕草子』を書いたのか? 『天地明察』の冲方丁が描く最新歴史小説が遂に文庫化!! 発売たちまち重版!
学生の頃、清少納言の『枕草子』は随筆、つまり「エッセイ」だと教わった。「春はあけぼの」から始まる一文は、多くの人が覚えている有名な文章だと思う。私が初めて『枕草子』に触れた時の感想は、「お貴族様は忙しい現代人とは違うよね」というもの。
2016.7.31 「嫌な人のことを考え続けるといとおしくなる」――芥川賞作家・村田沙耶香と気鋭の漫画家・米代恭が意気投合
7月23日、漫画「あげくの果てのカノン」の刊行を記念して、作者の米代恭さん(24)と小説家の村田沙耶香さん(36)の対談イベントが行われました。
2016.7.22 作家の読書道 第174回:彩瀬まるさん
2010年に「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞、2013年に長篇小説『あのひとは蜘蛛を潰せない』で単行本デビューを果たした彩瀬まるさん。確かな筆致や心の機微をすくいとる作品世界が高く評価される一方、被災体験をつづった貴重なノンフィクション『暗い夜、星を数えて 3・11被災鉄道からの脱出』も話題に。海外で幼少期を過ごし、中2から壮大なファンタジーを書いていたという彼女の読書遍歴は?
2016.7.22 「向田邦子を忘れない」35年目の夏に寄せて――
台湾での不慮の飛行機事故で亡くなってから35年。珠玉の作品を数多く残し、多くの女性がその生活スタイルを憧れとして、歳月を経てもなお語り継がれる向田邦子さんの魅力に迫る。
2016.7.21 【エンタメ小説月評】激動の世 永遠に続く杜
歴史・時代小説の中で、戦国と幕末は定番の題材と言っていい。激しく世の中が動き、人の運命が交錯する。人物や視点を変え、あまたの作品が書かれるのもうなずける。
2016.7.20 【今週はこれを読め! SF編】発表媒体も含め新しい試みがおこなわれつつある短篇SFの現在
年刊日本SF傑作選の九巻目。2015年に発表された短篇SFのなかから注目作を選んでいる。
2016.7.19 【今週はこれを読め! SF編】発表媒体も含め新しい試みがおこなわれつつある短篇SFの現在
年刊日本SF傑作選の九巻目。2015年に発表された短篇SFのなかから注目作を選んでいる。
2016.7.17 物語と現実の境界が曖昧になる"最恐"ホラー小説! 嗤い声が聞こえたら、もう逃げられない…
第22回ホラー小説大賞にて大賞を受賞し、綾辻行人、貴志祐介、宮部みゆきらに才能を絶賛された澤村伊智の大賞受賞後初作品『ずうのめ人形』が2016年7月28日(木)に発売される。
2016.6.23 【エンタメ小説月評】神はどこにいるのか
なあ、君の人生はそれでよかったのかい? 東山彰良『罪の終わり』(新潮社)を読み終えた時、主人公のナサニエル・ヘイレンにそう問いかけたくなったのは、彼の人生は誰のためにあったのか、と思ったからだった。
2016.6.21 「大宅壮一文庫」が存続の危機に
東京・世田谷にある「大宅壮一文庫」。タレントの永六輔さんをはじめ、作家の五木寛之さんやジャーナリストの立花隆さんなど、日本の言論を支えてきた著名人たちが足しげく通った雑誌専門の小さな図書館です。この図書館は、昭和を代表する評論家でジャーナリストの大宅壮一が所蔵していた雑誌をもとに作られました。ところが、設立から45年がたった今、存続の危機に立たされています。その背景に何があるのか、リポートします。
2016.6.7 ディストピア小説、受けるワケ 「若者が自決広める扇動」「男が人工子宮で出産」
新聞や雑誌の文芸批評で、「ディストピア小説」と呼ばれるジャンルが注目されている。
2016.5.31 「ばーっと読めて、わーっと楽しめるそんな小説を目指しました」第2回「本のサナギ賞」大賞作品『ウンメイト』
全国の書店員と本好きが選ぶ新人小説賞「本のサナギ賞」。第2回目となる開催で大賞に選ばれた作品『ウンメイト』が、2016年6月16日(木)に発売される。
2016.5.19 ボカロ業界のリアルを描く、ボカロ愛にあふれたボカロ小説『ボカロは衰退しました?』
「ボカロはオワコン」と揶揄され続けて早数年、現在もボカロ人気は衰え知らずだ。
2016.4.18 宝具作成の力を手に、異世界に転生した少年と駆け出し美少女勇者の織り成すラブコメ異世界冒険譚『緋天のアスカ』
「MFブックス」「アリアンローズ」のフロンティアワークスが 、ライトノベルを卒業した大人の男性に贈る、新しいライト文芸レーベル「ノクスノベルス」。
2016.4.18 日記で知る啄木の心 生誕130年、函館市文学館で企画展
【函館】函館ゆかりの詩人で歌人の石川啄木(1886~1913年)が生まれて、今年で130年。
2016.4.6 <大宅壮一賞>書籍部門で堀川恵子さん、雑誌で児玉博さん
第47回大宅壮一ノンフィクション賞(日本文学振興会主催)の選考会が6日、東京都内であり、書籍部門で堀川恵子さん(46)の「原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年」(文芸春秋)が、雑誌部門で児玉博さん(66)の「堤清二『最後の肉声』」(文芸春秋2015年4~6月号)が選ばれた。
2016.3.11 第7回「野性時代フロンティア文学賞」選考結果発表!
2016年3月10日(木)、「第7回 野性時代フロンティア文学賞」の最終選考会が行われた。
2016.3.10 「今後もズッコケシリーズが色褪せる事はありません」児童文学の金字塔『ズッコケ3人組』シリーズ完結に読者・作り手の抱く想いとは
小柄で短気な八谷良平(ハチベエ)、メガネでやせ型・学者タイプの山中正太郎(ハカセ)、体が大きくてのんびり屋の奥田三吉(モーちゃん)の3人が織り成す、那須正幹の児童書シリーズ『ズッコケ三人組』。
2016.2.28 女の子が頑張って稼いで欲しいものを買っても褒められない現実を不思議に思いながら書きました――角田光代(1)
――新作『坂の途中の家』(2016年朝日新聞出版刊)は、幼い子供を持つ母親が、乳幼児虐待死事件の補充裁判員になるという内容。
2016.2.28 島田雅彦インタヴュー:「文学は自然界と同様に多様性が命だ」
ローリングストーン日本版 アーカイヴ・インタヴュー
2016.2.27 【祝!本屋大賞ノミネート】芸能界注目度No.1小説『教団X』とは? 作者・中村文則さんにいろんな質問をぶつけて見えた"素顔"
「最高傑作を書こう、と決めていました。中村文則の代表作と呼ばれるものに必ずしよう、と」
2016.1.19 【今週はこれを読め! SF編】仮想現実から猿が飛びだす! 冒険SF活劇
「みんなあの猿が大好き」
2016.1.18 『ダ・ヴィンチ・コード』『ミレニアム』読者におすすめの三部作が登場! 堂場瞬一『バビロンの秘文字』
ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』、スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』など、ジャンル横断の力強い海外エンターテインメント小説を好む読者には堪らない小説三部作が開幕する。
2015.12.22 【今週はこれを読め! SF編】高度情報管理社会における「自由」の意味を問う
そこは自由な町だ。働く必要がない。
2015.12.22 ホームレスがつづる生と死 「路上文学賞」、本音を発信
作者はホームレス――路上生活をしている、またはその経験があることを応募資格とした文学賞がある。
2015.12.22 【今週はこれを読め! ミステリー編】100年に1作の完璧な続篇『蜘蛛の巣を払う女』
もしかするとこれは大事件なのかもしれない。
2015.12.21 ホームレスがつづる生と死 「路上文学賞」、本音を発信
作者はホームレス――路上生活をしている、またはその経験があることを応募資格とした文学賞がある。
2015.12.21 【今週はこれを読め! ミステリー編】100年に1作の完璧な続篇『蜘蛛の巣を払う女』
もしかするとこれは大事件なのかもしれない。
2015.11.26 【エンタメ小説月評】新たな世界へ導く翻訳
「作家の頭脳と慧眼を借りて、一行ずつ新しい文章の糸で世界をつなぐ」
2015.11.26 児童書シリーズの金字塔『ズッコケ三人組』ついに完結! ファンからは"ズッコケ老人三人組"を望む声も
小柄で短気なハチベエ(八谷良平)、メガネでやせ型・学者タイプのハカセ(山中正太郎)、体が大きくてのんびりやのモーちゃん(奥田三吉)の3人が織り成す、不朽の児童書シリーズ『ズッコケ三人組』。
2015.11.19 兼業小説家の八木さんに聞く! 夢の職業と会社員の両立、その実態は?
「食べていくには難しい」と言われるけれど、あこがれを抱く職業ってありますよね。そんな職業に就く夢を、会社員との両立でかなえている人がいます。
2015.11.15 『かたづの!』が柴田錬三郎賞、『長いお別れ』が中央公論文芸賞を受賞した現在の気持ちを語る――中島京子(1)
出版社勤務ののちフリーライターを経て、2003年に『FUTON』で小説家デビュー。同作は第25回野間文芸新人賞候補に。2010年に『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞。2014年に『妻が椎茸だったころ』で、第42回泉鏡花文学賞を受賞。2015年に『かたづの!』で第3回河合隼雄物語賞、第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞および第28回柴田錬三郎賞を受賞、さらに『長いお別れ』で第10回中央公論文芸賞を受賞。
2015.11.6 救いすら感じる? 湊かなえが描く幼児誘拐ミステリーに魅せられる
人と人とをつなぐものは、寂しさなのだろう。
2015.11.5 "かわいい猫たち"による「時代小説」アンソロジーが登場! Wの癒し効果あり!
とつぜんですが質問です。YESかNOでお答えください。
2015.11.5 文芸春秋:村上春樹さん小説、初の電子化…12月4日発売
文芸春秋は5日、村上春樹さんの小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の電子版を12月4日に発売すると発表した。
2015.11.3 <北九州市立文学館>名誉館長だった佐木隆三さん悼んで記帳
10月31日に78歳で亡くなった直木賞作家、佐木隆三さんを悼んで3日、北九州市立文学館(北九州市小倉北区)で記帳が始まった。
2015.11.2 【今週はこれを読め! ミステリー編】ルメートルのピカレスク・ロマン『天国でまた会おう』
2015年は単行本の文庫化も含めれば3作ものピエール・ルメートル作品が刊行された。
2015.11.1 直木賞作家 佐木隆三さん死去
実際に起きた連続殺人事件をもとにした小説「復讐するは我にあり」で直木賞を受賞し、刑事裁判を取材したノンフィクション作品でも知られる作家の佐木隆三さんが、先月31日、入院先の北九州市内の病院で亡くなりました。78歳でした。
2015.10.30 藤本義一文学賞 最優秀賞に大阪・豊中の井須さん
直木賞作家の故藤本義一さん(1933~2012年)の文業をしのんで創設された「藤本義一文学賞」の第1回授賞式が命日の30日、大阪市内のホテルで開かれた。
2015.10.29 bestseller's interview 第74回 斎藤 惇夫さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2015.10.28 3部門で正賞 第68回 県文学賞 3日に表彰式
福島民報社と福島県が主催し、県教委が共催する第68回県文学賞の受賞者が27日決まった。
2015.10.20 きらら熱烈インタビュー 第126回 大島真寿美さん
静助さんの生き方も愚かだとは簡単には言えない。無限の凄さを持っている人が、世の中にはたくさんいると信じています。
2015.10.15 「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊
決定版の「21世紀のSFベスト100」は〈本の雑誌〉2015年11月号をごらんください。
2015.10.14 <菊池寛賞>半藤一利さんや吉永小百合さんらに
第63回菊池寛賞(日本文学振興会主催)が14日発表され、作家の半藤一利さんや女優の吉永小百合さんら3人とテレビ番組1点、書籍1点が選ばれた。
2015.10.6 [注目アニメ紹介]「対魔導学園35試験小隊」 "雑魚小隊"が世界の脅威に立ち向かう
富士見ファンタジア文庫(KADOKAWA)のライトノベルが原作のテレビアニメ「対魔導学園35試験小隊」が7日深夜から順次、スタートする。
2015.9.30 【今週はこれを読め! エンタメ編】2011年3月11日の演奏会『あの日、マーラーが』
2011年3月11日午後2時46分。記憶に問題が発生しない限り、私はあの瞬間のことを死ぬまで忘れないだろう。揺れている間、心を占めていたのはとにかく驚きの感情だった。「これは何だ、何が起こっているんだ」と。
2015.9.13 読書の秋、一度は訪ねたい美しい図書館 東西14施設
本を借りたり調べ物をしたり、多くの人が利用する図書館。近年は美しい建物や居心地のよい空間が魅力的な施設が各地に増えている。そこで専門家の協力を得て、一度は訪ねて読書をしたい美しい図書館をランキングした。
2015.9.10 リリー・フランキーさん:自筆原稿寄贈へ 故郷の文学館に
俳優やイラストレーターとしても活躍する北九州市出身の作家、リリー・フランキーさん(51)が、ベストセラー小説となった著書「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(扶桑社)の自筆原稿を、北九州市立文学館(同市小倉北区)に寄贈することがわかった。
2015.9.10 原作者・平山夢明「もう少し手加減しないと観て死ぬ人が出るなと思った」 映画「無垢の祈り」は公開されるのか!?
宮部みゆきの『ソロモンの偽証』や乾くるみの『イニシエーション・ラブ』など、2015年も数多くの小説が映画化&公開された。
2015.9.3 ドゥマゴ文学賞に武田砂鉄氏「紋切型社会」
第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞(東急文化村主催)は3日、フリーライターの武田砂鉄(さてつ)氏(32)の「紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす」(朝日出版社)に決まった。
2015.8.26 【今週はこれを読め! エンタメ編】掌編集『子供時代』の芯の通った大人たち
ロシアについて知っていることを挙げてみる。
2015.8.14 【今週はこれを読め! ミステリー編】「虚栄心」を活写するルース・レンデル『街への鍵』
2014年11月にP・D・ジェイムズが亡くなり、あれあれ、と思っているうちにルース・レンデルが脳卒中で倒れたというニュースが伝わってきた。5月2日、永眠。享年85である。この2人は英国ミステリー界のツートップとして長年君臨してきた。その両巨頭が一気に鬼籍に入ってしまったわけで、さすがに淋しさを禁じえない。
2015.7.31 『たとえばラブとカミサマーデイズ。』は神さまになった少女とのひと夏の物語!【電撃文庫新作紹介】
ハセガワケイスケ先生が執筆する電撃文庫『たとえばラブとカミサマーデイズ。』の紹介記事をお届けします。
2015.7.27 登山と文学 高み目指す…島田雅彦さん
子どもの頃から登山と読書が好きでした。
2015.7.23 講談社エッセイ賞は、ジェーン・スー『貴様いつまで女子でいるつもり問題』に決定!
現在発売中の『ダ・ヴィンチ』8月号で特集したジェーン・スーさんの著書『貴様いつまで女子でいるつもり問題』(幻冬舎)が、本日発表された第31回講談社エッセイ賞に選ばれました。
2015.7.18 累計発行部数1900万部突破の人気シリーズ「居眠り磐音 江戸双紙」 来年ついに完結!
「居眠り剣法」が、江戸を覆う暗雲を一刀両断する!
2015.7.16 芥川賞受賞の又吉直樹さん 会見全文
第153回芥川賞と直木賞の選考会が16日夜、東京で開かれ、芥川賞にはお笑い芸人の候補として注目を集めた又吉直樹さんの「火花」が選ばれました。芸人らしいユーモアのある受け答えで、受賞の喜びを語った又吉直樹さんの会見の全文を掲載します。
2015.7.6 <注目アニメ紹介>「オーバーロード」 さえない青年が魔王に 人気ウェブ小説をアニメ化
ウェブ小説から生まれた丸山くがねさんのライトノベルが原作のテレビアニメ「オーバーロード」が7日から順次スタートする。ゲーム好きのさえない青年が魔王となって暗躍する姿が描かれる。
2015.6.29 【今週はこれを読め! ミステリー編】人間vs怪獣のノンストップ・スリラー『BLOOD ARM』
山間の小さな町に住む沓沢淳は、いわゆるフリーターと言われる身分だ。
2015.6.24 【今週はこれを読め! エンタメ編】姉妹の心理をさりげなく的確に描く〜瀧羽麻子『ふたり姉妹』
情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系。私の住む地域では平日朝10時頃から放映)で最近ホットな話題のひとつが、「アラ50姉妹トラブル」だ。
2015.6.22 とまみん文学賞 佳作2点、奨励賞1点
第24回とまみん文学賞選考委員会が20日、苫小牧市若草町の料亭於久仁で開かれた。
2015.6.19 きらら熱烈インタビュー 第122回 窪 美澄さん
救いもなく、悲劇しかない小説があってもいい。みなさんに読んでいただければ、それだけで私はよかったなと思えます。
2015.5.21 12歳の悲劇、想像して…児童文学本
広島の原爆で命を落とした少年を描いた児童文学作品「12歳5か月の戦没者 ヒロシマ 8月6日、少年の見た空」が出版された。
2015.5.20 【今週はこれを読め! エンタメ編】じわじわおかしい国王と思想家の交流『ヴォルテール、ただいま参上!』
「ヴォルテールって名前、どこかで聞いた覚えがある...」と脳味噌を振り絞って思い付いた人物は、モンテスキューだった(ああ、勘違い)。
2015.5.13 「40年間のベスト400冊」第1位は『ビブリア古書堂の事件手帖』
創刊40周年を迎える『本の雑誌』は、2015年5月12日(火)に発売される記念号の企画として、この40年間のベスト400冊を紹介。
2015.5.6 日本の「少女小説」のすべてがわかる! 『少女小説辞典』であの感動やドキドキをもう一度
あなたは初めて読んだ少女小説を覚えていますか?
2015.3.30 『ブルース』 桜木紫乃著 評・渡辺一史(ノンフィクションライター)
謎めく指、8様の物語
2015.3.23 金沢で犀星忌 ファンら50人
金沢市出身の作家・室生犀星(1889~1962年)の命日(26日)を前に、犀星が幼少期を過ごした同市千日町の雨宝院で21日、「犀星忌」が行われ、文学ファンら約50人が古里の文豪をしのんだ。
2015.3.4 【今週はこれを読め! エンタメ編】 手に汗握るビブリオバトル〜山本弘『翼を持つ少女』
みなさんはビブリオバトルを知っていますか? 本が好きでこのサイトを見に来られるくらいですから、おそらくはかなりの数の方がご存じですよね。
2015.2.28 出会い演出 特別な書店
常連客が棚企画 薄闇で古書探し
2015.2.21 セルフパブリッシング支援の「日本独立作家同盟」がNPOに改組
プロ・アマ問わず、個人による作品の出版支援やノウハウ共有を目的とした任意団体「日本独立作家同盟」は20日、特定非営利活動法人(NPO)への改組に向け、手続きを開始したと発表した。同日の説明会では、漫画家の鈴木みそ氏らをゲストに招いてのトークセッションも行われた。
2015.2.11 『あいるさん、これは経費ですか? 東京芸能会計事務所』著者 山田 真哉さん bestseller's interview 第66回
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2015.2.10 【今週はこれを読め! SF編】ムダな属性強化が楽しい。アホーにしんにゅうをかけたヴィクトリアンSF。
ちょっ、ダーウィンの扱い、あまりにヒドくないか。てゆーか、ダーウィンってそんなキャラか?
2015.2.9 児童文学作家 角野栄子さん 第二世紀へのメッセージ
豊かなイマジネーションを生かしてグローバルな活躍を
2015.2.9 【今週はこれを読め! ミステリー編】フェリックス・フランシスの〈新・競馬シリーズ〉誕生!
〈私〉こと、ニコラス・フォクストンは元騎手のフィナンシャルアドバイザーだ。ある日、同僚のハーブ・コヴァクが、彼の目の前で殺されてしまう。至近距離から銃弾を三発、心臓に二発、頭部に一発。ハーブが倒れ伏したときにはすでに、群衆の中に襲撃者は消えていた。
2015.2.6 上笙一郎氏(児童文学研究者)が死去
上笙一郎氏 81歳(かみ・しょういちろう、本名・山崎健寿=やまざき・けんじゅ=児童文学研究者)1月29日、脳内出血で死去。
2015.2.6 芥川賞・李良枝さん、山梨で記念碑建立へ
山梨県西桂町生まれの芥川賞作家、李良枝イヤンジさん(1955~92年)の功績を後世に伝えようと、小中高の同級生らが記念碑建立を計画している。
2015.2.6 「アルジャーノンに花束を」ドラマ化 主演は山下智久さん
野島伸司さんが脚本監修を担当する。
2015.2.4 【今週はこれを読め! エンタメ編】採用担当者の就活戦線〜朝比奈あすか『あの子が欲しい』
「物事はいろいろな角度から見なければならぬ」「他人の立場に立って考えるようにせよ」とは亡き両親の教えだ。しかし私は一度でも考えたことがあっただろうか、企業の採用担当者の気持ちというものを。
2015.1.28 60代の「ネット書店」利用が浸透 10代を上回る利用率に
実際の書店である「リアル書店」と、ネット通販の「ネット書店」。利用実態を調査したところ、意外な数字となっている。全国の10代から60代の男女1,000人を対象に調査(日本通信販売協会「JADMA」調べ)したところ、60代の「ネット書店」利用率は約45%と、10代の36%を上回る利用率であることが明らかになった。
2015.1.27 書評:九年前の祈り [著]小野正嗣 - いとうせいこう(作家・クリエーター)
■読者の心を浸食する「リアス式」
2015.1.26 ネット書店利用者は続刊や目当ての本が明確な人、JADMAが"リアル書店"と"ネット書店"の利用状況を調査
公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)は、実際の書店である"リアル書店"と、インターネット通販の"ネット書店"における、書籍購入の利用実態調査を実施。
2015.1.23 作家の読書道 第156回:沢村凜さん
架空の国を舞台にした骨太なファンタジーから、ご近所ミステリ連作集までさまざまな作風で読者を楽しませてくれている沢村凜さん。幼い頃から本好きだった沢村さん、ご自身の作品にも多分に反映されている模様。グァテマラに住んだ経験やその頃読んだ本など、貴重な体験も交えて語ってくださっています。
2015.1.10 時雨沢恵一&黒星紅白が描くもうひとつの『ソードアート・オンライン』! 緊張感ある銃撃戦に注目【電撃文庫新作紹介】
時雨沢恵一先生が執筆する、電撃文庫『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインI ―スクワッド・ジャム―』の紹介記事をお届けします。
2015.1.10 若手の創作意欲に期待 文学フリマ 4月開催
地方では初
2014.12.31 読書委員が選ぶ「2014年の3冊」<下>
評・松山巖(評論家・作家)
2014.12.28 <訃報>まど・みちお、 渡辺淳一ら逝去 海外では ダニエル・キイスも【出版ニュース2014】
今年も多くの偉大な才能がこの世を去った。2月13日、『利休にたずねよ』で第140回直木賞を受賞した作家の山本兼一が肺がんで死去。
2014.12.27 「ロードス島戦記オンライン」は原作の幕間を埋める作品になる。原作者水野氏と運営プロデューサー加藤氏へのロングインタビューを掲載
2013年に連載開始から25周年を迎え,さまざまな記念企画が実施された水野 良氏原作の「ロードス島戦記」。中でも同年の11月に発表され,ファンを驚かせたのがMMORPG「ロードス島戦記オンライン」だ。
2014.12.20 ライトノベル業界初、キャラクターが"執筆活動"する新レーベル創刊
ビジネス書や自己啓発書、女性エッセイなどを出版するディスカヴァー・トゥエンティワンが来年、ライトノベルの分野へ参入。全く新しいキャラクター小説レーベル、「NOVELiDOL(ノベライドル)」を立ち上げ、5月創刊を予定している。
2014.12.17 沢木耕太郎さん、「阿佐田哲也」への追悼小説
沢木耕太郎さん(67)の長編小説『波の音が消えるまで』(新潮社、上下巻)はバカラを通じ、博奕(ばくち)の極限を追い求める若者を描く。
2014.12.17 電子書籍ランキング2014
BOOK☆WALKERで販売中の約151,000点の作品の中から、もっとも読まれているタイトルTOP100を発表!メディアミックス作品が絶好調のなか、みなさんの愛読書は何位にあるでしょうか?同時にラノベ、コミック、文芸、実用書などカテゴリー別ランキングも20位まで公開中!
2014.11.19 作家の読書道 第154回:越智月子さん
2006年に小説家デビュー、その後『モンスターU子の嘘』や『スーパー女優A子の叫び』で注目度を高めてきた越智月子さん。
2014.11.4 受賞19人たたえる 県文学賞表彰式
第67回県文学賞の表彰式では、正賞(文学賞)に輝いた小説・ドラマ部門の夏井芳徳さん(54)=いわき市、地方公務員=、エッセー・ノンフィクション部門の野崎喜彦さん(59)=古殿町、地方公務員=、詩部門の木村孝夫さん(68)=いわき市、無職=、短歌部門の鈴木恵美子さん(60)=会津若松市、無職=、俳句部門の渡辺家造さん(60)=古殿町、臨時職員=が、19人の受賞者を代表して佐藤知事と高橋雅行福島民報社社長から賞状や盾などを受けた。
2014.10.28 第67回県文学賞、全5部門で正賞
福島民報社と県が主催し、県教委が共催する第67回県文学賞の受賞者が27日決まった。
2014.10.28 【今週はこれを読め! SF編】呪わしい過去と不穏な現在----因果の糸はつながっているか?
開幕からいきなり猟奇事件だ。
2014.10.26 山崎豊子さん、墓碑に刻まれた時代の真実
戦後日本の精神を見据えた作家・山崎豊子さん(享年88)の死去から1年。
2014.10.25 本屋がある国文化財の建物、喫茶店も開店
熊本市にある創業140年の老舗「長崎次郎書店」(中央区新町4)の2階に、喫茶店「長崎次郎喫茶室」が26日、開店する。
2014.10.20 城山三郎賞に中村哲、堀川惠子さん
角川文化振興財団は20日、第1回城山三郎賞に医師・中村哲さんの自伝「天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い」(NHK出版)とジャーナリスト・堀川惠子さんのノンフィクション「教誨(きょうかい)師」(講談社)の2作を選んだと発表した。
2014.10.7 ここから本文です 死人の身代わりとして生かされる"ぼく"は、ひとりの少女のために刃を握り…
ライトノベルというより文学作品。そんな書評がネットで話題となっているのが本作、『モーテ ―水葬の少女―』です。「ぼくは死人の身代わりだ」そんな出だしの一文のインパクトは抜群で、一気に物語に引き込まれてしまいます。
2014.9.26 司馬遼太郎の描いた坂本龍馬のウソ・ホント【日本初の新婚旅行はウソだった】
「新婚旅行である。
2014.9.17 【今週はこれを読め! エンタメ編】中学3年生ヒロシの一年間〜津村記久子『エヴリシング・フロウズ』
相手が辟易していようとも間断なくしゃべりまくる中3男子の母親。「これ、ほぼ私のことですやん!」と、思わず作品中の関西弁もうつってしまうのは、津村記久子の最新作『エヴリシング・フロウズ』だ(次男が今年の春まで中3、三男が2年後に中3なので)。
2014.9.15 『井田真木子著作撰集』 井田真木子著 評・渡辺一史
衝撃力ある普通の世界
2014.9.12 bestseller's interview 第62回 坂口 恭平さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2014.9.4 『甘城ブリリアントパーク』『俺、ツインテールになります。』『魔弾の王と戦姫』 10月放送のラノベ原作アニメ!(前編)
こんにちは。猛暑に苦しめられた8月もようやく終わり、9月に入ってからは日差しも穏やかで涼しく過ごしやすい秋の気配になってきましたね。
2014.8.31 【文芸時評】9月号 「束ねない」感性 早稲田大学教授・石原千秋
新川和江に「わたしを束ねないで」というすばらしい詩がある。
2014.8.29 【カズキヨネ絶賛】「ラノベでしょ?」と侮ったらヤケドする! 人間の本質に迫る悲しい純愛ストーリー
『モーテ―水葬の少女―』(縹けいか、カズキヨネ/KADOKAWA MF文庫J)
2014.8.27 「パブ シャーロック・ホームズ」、来店者1000人超える
7月31日に東京・千代田区の早川書房本社1階にオープンした、期間限定の「パブ シャーロック・ホームズ」の来店者が8月22日、1000人を突破した。
2014.8.22 町田康さん・劇団ひとりさんら…こだわりマナー紹介
本紙「たしなみ」面の連載エッセーをまとめた『考えるマナー』=写真=が中央公論新社から刊行された。1500円。
2014.8.13 読書委員が選ぶ「夏休みの一冊」<下>
白川静著『同訓異字』 (平凡社、2300円)
2014.8.12 【電子書籍に関するアンケート調査】直近2年で、電子書籍利用者が増加。紙の書籍購入者は減少
マイボイスコムは、4回目となる「電子書籍」に関するインターネット調査を2014年7月1日~5日に実施。10,920件の回収を集め、調査結果を発表した。
2014.8.12 書評:ボラード病 [著]吉村萬壱 - いとうせいこう(作家・クリエーター)
■寓話を超えて迫り来るリアル
2014.8.11 『初恋料理教室』藤野恵美著 「おぼこい」小説に希望を見る
一目見て、「これは売れるな」と思った。
2014.8.6 「文芸・ノンフィクション11.4%減」 書籍総売上額 26年上半期、前年同期比
調査会社のオリコンが発表した平成26年上半期(25年12月30日~26年6月29日)の書籍マーケットレポートによると、コミックを含む書籍の総売上額は約5229億円で、前年同期に比べて、0.8%減った。
2014.7.30 講談社3賞に清武英利さんら
第36回講談社ノンフィクション賞は、清武英利さんの「しんがり」(講談社)に決まった。
2014.7.20 【著者に訊け】荻原浩氏 縄文時代小説『二千七百の夏と冬』
「ずっと縄文時代を書いてみたかった」という荻原浩氏の最新長編『二千七百の夏と冬』は、おそらく本邦初の、本格縄文時代小説だ。
2014.7.18 直木賞作家の深田祐介さん死去
小説「炎熱商人」などで知られる直木賞作家で、産経新聞正論メンバーの深田祐介(ふかだ・ゆうすけ、本名・雄輔=ゆうすけ)さんが14日午後2時20分、肺炎のため死去した。
2014.7.17 角田光代さん授賞式で「嫌な話書くの辛かった」
人の心と世界の深層を支える「物語」を問い続けた臨床心理学者にちなんだ第2回河合隼雄物語賞、学芸賞(河合隼雄財団主催)の授賞式が4日、京都市内で行われた。
2014.7.10 沢木耕太郎「一瞬の夏」、続編が雑誌掲載
元東洋ミドル級王者のプロボクサー、カシアス内藤が再起をはかる姿を追った沢木耕太郎の名作『一瞬の夏』は、不朽の名作ノンフィクションだ。
2014.7.7 とまみん文学賞に野乃原さんの自分史「ごめんね母さん 母と娘の人生」
第23回とまみん文学賞選考委員会が5日、苫小牧市のグランドホテルニュー王子で開かれた。
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