トップページ > 最新小説ニュース > みあに関連する小説ニュースまとめ

みあに関連する小説ニュースまとめ

キーワード"みあ"に関連する小説ニュースの検索結果まとめです。一度の検索結果は200件までとなります。スペース区切りで複合検索も可能です。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

みあ ニュース検索結果

2021.8.3  【今週はこれを読め! SF編】知性を発展させる蜘蛛たちと軌道上の狂える神

読み応えのある本格宇宙SF。現代的センスの物理・情報ガジェットと、よく考えられた生物・生態系学の設定が噛みあい、緊迫した局面がつぎつぎに移り変わる。上下巻合わせて七百ページを超える長尺だが、停滞するところがない。アーサー・C・クラーク賞を受賞した作品。

2021.7.26  作家の読書道 第231回:佐藤究さん

今年『テスカトリポカ』が山本周五郎賞と直木賞を受賞、注目を集める佐藤究さん。幼い頃はプロレスラーになりたかった福岡の少年が、なぜ本を読み始め、なぜ小説を書き始め、なぜ群像新人文学賞受賞後に江戸川乱歩賞で再デビューしたのか。そしてなぜ資本主義について考え続けているのか。直木賞発表前の6月、リモートでおうかがいしました。

2021.6.15  【今週はこれを読め! SF編】奇妙なタイムトラベル、石器時代の種族とともに生きる

1982年に発表、ネビュラ賞長篇部門を受賞したマイクル・ビショップの代表作。

2021.6.1  【今週はこれを読め! SF編】マイリンク、シェーアバルト、ブラックウッド......夢幻の境地に踏みいる

『幻想と怪奇』は雑誌の体裁だが書店の扱いは書籍だ。毎号、特集形式を取っているので、実質的にアンソロジーといってよい。こんかいはドイツ幻想小説の紹介者として名高い種村季弘さんの未発表翻訳が発見され、それをきっかけに企画が練られたそうだ。

2021.5.6  【今週はこれを読め! SF編】ゴールドラッシュの小惑星で繰りひろげられるアクションSF

ロバート・シルヴァーバーグ『小惑星ハイジャック』(創元SF文庫)

2021.3.16  【今週はこれを読め! SF編】甲冑から高度AIまで、さまざまなパワードスーツのアンソロジー

J・J・アダムズ編『この地獄の片隅に パワードスーツSF傑作選』(創元SF文庫)

2021.1.19  【今週はこれを読め! SF編】羊羹を食べながら日本海軍を翻弄するオリオン太郎

林譲治『大日本帝国の銀河1』(ハヤカワ文庫JA)

2021.1.5  【今週はこれを読め! SF編】多様な傾向を集めつつ、懐かしい印象すら受ける間口の広いアンソロジー

もっとも新しい十年紀のSF傑作選。思わず身がまえてしまうが、心配はご無用。収録されている作家の人種・経歴・セクシャリティは多様で、作品の傾向もバラエティに富んでいるものの、飛びぬけて先鋭的な表現・主題・論理はほとんどない。ある程度SFに馴染んでいる読者にとっては、むしろ懐かしい印象すら受けるくらいだ。

2021.1.1  第55回北日本文学賞受賞者インタビュー

宮本輝氏選「第55回北日本文学賞」(副賞100万円)は、大阪市の大学院生、谷町蛞蝓(なめくじ)さん(32)の「きぼう」に決まった。

2020.12.9  【今週はこれを読め! エンタメ編】それぞれ味わいの異なるイヤミス短編集〜芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』

ちょっと、みなさんご存じかしら? 独立短編集ってなかなか売れないんですって。

2020.11.3  【今週はこれを読め! SF編】怪奇小説の伝統に棹さす、みごとな表現の四作品

作者クックはイギリスの作家。ミステリおよび怪奇小説・映画の研究家でもあり、関連の学術著作がある。フィクションは、2017年に出版された本書が最初の単行本だ。四つの作品を収録する短篇集で、表題作「図書室の怪」が原稿用紙換算で300枚を超える中篇、のこり三篇は30~70枚弱の短篇という構成である。

2020.10.24  作家の読書道 第222回:武田綾乃さん

学生時代に作家デビュー、第2作「響け!ユーフォニアム」がいきなりアニメ化され人気シリーズとなった武田綾乃さん。さまざまな青春を時にキラキラと、時にヒリヒリと描く武田さんはどんな本を読み、どんな思いを抱いてきたのか。お話は読書についてだけでなく、好きなお笑い芸人や映像作品にまで広がって…。意外性に満ちたインタビューをお楽しみください!

2020.7.28  【今週はこれを読め! SF編】歴史改変戦争。時間の家父長制をいかにくつがえすか。

ジャック・ウィリアムスン『航時軍団』以来、あるべき未来を賭して、排反的なふたつの勢力が抗争する展開のSFはいくつも書かれてきた。もっとも有名なのは、フリッツ・ライバー《改変戦争(チェンジ・ウォー)》シリーズだろう。長篇『ビッグ・タイム』といくつかの短篇が邦訳されている。

2020.7.14  【今週はこれを読め! SF編】ケン・リュウ選とは味わいの違う、新しい中華圏SFアンソロジー

鳴り物入りで邦訳された劉慈欣『三体』をはじめ、日本でも中華圏SFの活況が紹介されはじめている。中華圏と日本に両国のSF界の架け橋として大活躍しているのが、本書の編者、立原透耶さんである。

2020.6.9  【今週はこれを読め! SF編】前作から大きくスケールアップ、映像的表現の迫力

希代のストーリーテラー、マイクル・クライトンの疫病SF『アンドロメダ病原体』の続篇。宇宙由来の菌株(ただし生物的存在ではなく自己展開する「因子」と呼ぶのがふさわしい機序を示す)が、ふたたび人類を脅かす。

2020.4.23  【今週はこれを読め! ミステリー編】颯爽と八方破れな『弁護士ダニエル・ローリンズ』登場!

人生に絶望するにはまだ早い、と教えてくれる小説である。

2019.11.12  【今週はこれを読め! SF編】「宇宙」と「時間」、対になった二冊のテーマ・アンソロジー

二冊組みのアンソロジー。いっぽうは「宇宙」、もういっぽうが「時間」がテーマだ。作品を寄せているのは、創元SF短編賞からデビューした俊英たちである。

2019.11.5  【今週はこれを読め! SF編】翡翠というモチーフが担う多義性、多視点で語られる物語の推進力

『翡翠城市』は異世界ファンタジイだが、感覚はひじょうに現代的だ。エキゾチズムやロマンチシズムに拠るのではなく、内政と外交においてシビアな駆け引きがおこなわれる。そのいっぽう、民族主義的・家族主義的な組織論も息づいている。物語の中心となる登場人物は、コール家の長兄ラン、次兄ヒロ、妹シェイの三人だ。

2019.10.31  ガチャがすべての痛快成り上がり伝『アキトはカードを引くようです』作者インタビュー

"スレ発ラノベ4"の第4弾として10月25日にMF文庫Jから発売される小説『アキトはカードを引くようです』の作者・川田両悟さんのメールインタビューをお届けします

2019.10.22  【今週はこれを読め! SF編】謎解きミステリと時間SFとのあまりにみごとな融合

鮎川哲也賞を受賞したデビュー作。時間SFとパズラーを組みあわせた意欲作。タイムトラベルも本格推理も、破綻なくストーリーを語り進め、読者の予想を超える結末にたどりつくためには、強度のあるロジックが要求される。本作は、その要件を高いレベルでクリアしている。途中、登場人物が奇異に思える行動に出る場面もあるけれど、それはその人物の来歴や性格によるものとして、じゅうぶん了解可能だ。

2019.10.15  【今週はこれを読め! SF編】異常な光景の描写と巧みなストーリーの背後に、アメリカの歪みや傷を映しだす

四つの中篇を収録した作品集。空想的要素の度合いとその扱いは、作品ごとに違っている。

2019.8.20  【今週はこれを読め! SF編】自由意志をめぐる鋭角的な思考実験を、青春小説のスタイルで語りきる

粒ぞろいの短篇集。収録作六篇がどれも年間ベスト級の傑作である。事実、「なめらかな世界と、その敵」「ゼロ年代の臨界点」「美亜羽へ贈る拳銃」「ホーリーアイアンメイデン」の四篇は、創元SF文庫の年刊日本SF傑作選(大森望・日下三蔵編)に採られている。あとの二篇は、ポストサイバーパンクの異色作「シンギュラリティ・ソヴィエト」と、書き下ろしの「ひかりより速く、ゆるやかに」。

2019.7.9  【今週はこれを読め! SF編】何度も滅びて再興する三体世界の文明、それが地球にもたらすもの

質・量ともに中国の現代SFの隆盛がめざましい。その頂点に位置するメガヒット作が本書『三体』だ。もとはSF専門誌〈科幻世界〉に連載されたもので、2008年に単行本が刊行。続篇の『黒暗森林』『死神永生』と併せ、これまでに2100万部を売り上げたとも言われている。ケン・リュウの手による英訳版はヒューゴー賞を射止めた。おそらく今世紀に入ってからいままでのSFシーンにおいて最高の話題作だ。

2019.5.17  『スレイヤーズ』第3部始動 ラノベの金字塔が令和にトレンド入り

神坂一さん作のライトノベル『スレイヤーズ』の第3部が始動することが、本日5月17日発売の『ドラゴンマガジン』7月号で発表された。

2019.3.26  【今週はこれを読め! SF編】それでもなお、ひとは自由意志を希求する

ピーター・ワッツの長篇『ブライントサイト』の衝撃は忘れがたい。知性にとって意識は必然的なものではない。この大前提に、まず痺れた。

2019.3.12  【今週はこれを読め! SF編】宇宙共通の原理としての進化

『天冥の標』がついに完結した。十巻構成だが、数冊がかりの巻もあるので本の数でいえば、全十七冊。足かけ十年にわたる執筆で、物語としては二十一世紀から二十九世紀までわたる長大な宇宙未来史となる。

2018.11.6  【今週はこれを読め! SF編】日本SFが生んだ奇書、得体の知れぬ迷宮的作品

吃驚! ドッキリしゃっくり! 飛浩隆がこんなゲテゲテな小説を書くとは!

2018.10.1  『やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯(ニューゲーム)』上栖綴人先生 インタビュー

『新妹魔王』の上栖綴人×アニメスタジオGoHandsが贈る『やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯(ニューゲーム)』とは!?

2018.7.24  【今週はこれを読め! SF編】メタモルフォーシスと魅入られた者の情念

夏の楽しみは、東雅夫さん編の怪奇・幻想短篇集が読めることだ。2012年の泉鏡花『おばけずき』からはじまった平凡社ライブラリーの文豪怪異小品シリーズも、本書で7冊目となる。幻想短篇集はナイトテーブルにおいて、毎晩一篇ずつ、銘酒を味わうようにゆっくり読むのが理想だが、谷崎の文章の口当たりの良さにページをめくる手がとまらず、一気に読みあげてしまった。

2018.6.13  【今週はこれを読め! エンタメ編】免許自主返納ドライバーの挑戦〜中澤日菜子『Team383』

「人生五十年」の時代であれば、自分はもう完全に余生に突入している。しかし、現実には3人の息子たちはまだ誰ひとり社会人になっていないし、末っ子の三男に至ってはまだ高校生。同い年の夫とともに、とてもおちおち死んではいられない状況である。世の中では「終活」が話題に

2018.5.22  【今週はこれを読め! SF編】赤目の男に変身する孔雀、山頂と地下をつなげる大蛇

ほんものの幻想文学。ぼくが読みたい幻想文学は「昼間の論理」「日常の辻褄」「類型的な物語」の彼方にあるものだ。『飛ぶ孔雀』は、一行目からその領域へと引きこんでくれる。

2018.4.24  【今週はこれを読め! SF編】インディーズならではの雰囲気、キノコのようにひっそり犇めいて

キノコをテーマにした怪奇・幻想小説のアンソロジー。原書は一巻本だが、邦訳は二分冊で本書はその第二巻。第一巻は、以前に紹介した。新しいアンソロジーを読むひとつの楽しみは未知の作家との出逢いだが、『FUNGI』はその度合いが甚だしく、ぼくが知っていたのは第一巻ではジェフ・ヴァンダミア、ラヴィ・ティドハー、W・H・パグマイア、第二巻ではニック・ママタスぐらい。

2018.4.10  【今週はこれを読め! SF編】超テクノロジーのロマンとショボいサラリーマン生活のミスマッチ

このご時世に宇宙海賊とは。しかも、コスプレじみたオネーサンの表紙。怖い物見たさ半分に、薄目で読みはじめたのだけど、いやあ、冒頭で示される設定で瞳孔が開いてしまった。

2018.3.22  川端康成青春文学賞:誕生 大阪・茨木市主催「ゆかりの地で才能発掘」

ノーベル文学賞を日本人で最初に受賞した川端康成(1899~1972年)の名を冠した公募賞「川端康成青春文学賞」が創設された。今年は、川端が幼少、青年期を過ごした大阪府茨木市の市制70周年とノーベル賞受賞50周年の記念年に当たる。

2017.12.19  【今週はこれを読め! SF編】増殖し書き換えられる世界。存在は消えても記憶は残る。

第五回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。この欄で前回とりあげた津久井五月『コルヌトピア』と同時受賞だが、選考委員の選評を読むかぎりでは『構造素子』のほうがじゃっかん高く評価されているようだ。選考委員四人のうち東浩紀、小川一水、神林長平の三氏は小説家----それもロジックを積みあげるような作品を得意とする----であり、この作品の内容や構成により踏みこめたのだろう。

2017.11.4  「神保町ブックフェスティバル」で出版社が苦悩する「せどり問題」

「神田古本まつり」「神保町ブックフェスティバル」は、本好きが集まる"本好きの祭り"。しかしそんな祭典で、出版社を悩ませている問題がある。それは転売目的で本を購入する「せどり」。現場で何が起こっているのか?

2017.10.24  【今週はこれを読め! SF編】偶然性と運命のアラベスク、あるいは過去からの迷い弾

レオ・ペルッツの作品は、無理やり分類すれば幻想小説、奇想小説、歴史小説などといえなくもないけれど、ぼくがいちばんしっくりくるラベルは「アンチミステリ」だ。

2017.8.15  【今週はこれを読め! SF編】十年目を迎え、ますます好調な年刊傑作選。

創元SF文庫の《年刊日本SF傑作選》の十冊目。プロパーSFから文芸誌に掲載された奇想小説、ときに同人誌やネットで発表された秀作をピックアップする視野の広さが嬉しい。

2017.8.8  【今週はこれを読め! SF編】地下に埋もれた都市空間、失われた旧文明をめぐる冒険

2014年に発表された、ポストアポカリプスSFの新作。〈大惨事〉として記憶されているできごとで旧文明が瓦解してから数百年後、人類は地下に新しいインフラと社会を築いていた。

2017.7.26  【今週はこれを読め! SF編】時間の因果を超える愛。たとえ宇宙が滅んでも。

梶尾真治は1971年のデビュー短篇「美亜へ贈る真珠」以来、時間テーマのロマンチックSFを多く手がけてきた。

2017.7.18  【今週はこれを読め! SF編】風待町ろまん、少年の日の思い出、空から来た友だち

僕の名前は久延丕彦(ひさのべものひこ)という。足が少し不自由で人見知り、いつもひとりで遊んでいる。その日は、海岸で「宝探し」をしていた。空に太陽がこぼれおちたような光が見えたかと思うと、遠くでどーんと低い音が響く。しかし、まわりにはだれもいない。目撃したのは自分ひとりだ!

2017.7.11  【今週はこれを読め! SF編】J・P・ホーガンを超える壮大なSFミステリにしてO・ヘンリーの情緒

日本の宇宙科学研究開発機構の無人宇宙探査機〈ノリス2〉が、小惑星パンドラから持ち帰ったのは、四万年から五万年前と推測されるホモサピエンスの化石人骨だった!

2017.6.27  【今週はこれを読め! SF編】ご先祖さまとの情事、過去へ未来へいそいそする艶笑譚

シルヴァーバーグはおびただしい著作のある作家だが、本書『時間線をのぼろう』は代表作のひとつといってよかろう。

2017.6.13  【今週はこれを読め! SF編】メガストラクチャーの宇宙、遠未来の悪夢

伊藤計劃の原作をアニメ化する「Project Itoh」とのタイアップが成功したせいかどうかわからないけれど、早川書房のSFラインがいろいろ面白いコラボレーション企画を仕掛けている。

2017.6.8  謎多き作家ボストン・テランインタビュー

『神は銃弾』『音もなく少女は』といった傑作で日本で多くのファンを獲得しているボストン・テラン。

2017.5.9  【今週はこれを読め! SF編】21世紀のリアリティで描く、沙漠のユートピア建国

中央アジアの沙漠の小国アラルスタンで政変が起こり、政府の男どもがこぞって逃げだしたあとを、若い女性たちが協力して国家運営をおこなうはめになる。政治家が不在、互いに牽制しあう官庁は機能不全----となれば、わたしたちががんばるしかないじゃない!

2017.4.20  濃厚なセックス…ムシと人間が融合した人類の超設定にハマる人続出!! 大人気BL小説ムシシリーズ、待望の続編!!

樋口美沙緒の大人気BL小説ムシシリーズ7冊目となる最新刊『愛の在り処に誓え!(花丸文庫)』(街子マドカ:イラスト/白泉社)が4月20日に発売された。

2017.4.4  【今週はこれを読め! SF編】まるごと菌糸のアンソロジー

キノコをテーマにしたアンソロジーとは、またニッチな企画を考えついたものだ。

2017.3.28  【今週はこれを読め! SF編】無限に反復される抽象画、均質な空間に宿る悪夢

『時間のないホテル』は、建築SFであり、21世紀版の幽霊屋敷小説ともいえる。

2017.3.21  【今週はこれを読め! SF編】天使が見える神経学者、偏執狂の諜報プロ、神聖なるドラッグの探索

子どものころは素朴に、科学思考が信仰や神秘体験を駆逐すると思っていた。合理と実証をつきつめれば神や霊は否定しうる、と。もちろん、実際はそんな単純ではない。科学思考と信仰はじゅうぶんに両立する。

2017.3.16  『君の名は。』小説で初受賞

日本のポップカルチャーの代表を国民投票で決定する読売新聞社主催の『SUGOI JAPAN Award2017』が16日、都内で開催され、エンタメ小説部門に『小説 君の名は。』を選出。

2017.3.13  窪美澄最新作!「大切な人の死を忘れられない男」と「恋の仕方を知らない女」は、"最悪の出会い"から次第に惹かれあう…

全国から桜のたよりが届く頃、今年は書店の店頭にも美しい花が咲く。窪美澄さんの待望の新作長編『やめるときも、すこやかなるときも』(集英社)の表紙にはやわらかな青空をバックに花が美しく咲き誇り、結婚式の愛の宣誓を引用したタイトルと共に「幸せなはじまりの予感」をふわりと心に届ける。

2017.1.24  【今週はこれを読め! SF編】ベスター第一長篇、第一回ヒューゴー賞、伊藤典夫初の長篇翻訳

『破壊された男』は記念すべき第一回のヒューゴー賞受賞作。1952年に〈ギャラクシー〉に三回分載で発表され、それが対象になった。当時のSFファンにとってはあくまで雑誌が主流であり、連載がかならず単行本になるという発想がなかった。その雑誌にしてもアメリカSF界にリーディングマガジンとして長らく君臨した科学技術主流の〈アスタウンディング〉の座を、よりソフィスティケートされた小説に力を入れる新興の〈F&SF〉や〈ギャラクシー〉が脅かしはじめた時期だ。実際、同じ年のヒューゴー賞の商業誌部門は〈アスタウンディング〉と〈ギャラクシー〉の同時受賞となった。

2016.10.11  【今週はこれを読め! SF編】日常のすぐ隣、睡眠のわずか手前、半現実の領域

グラビンスキは1910年代末から作品を発表しはじめ36年に亡くなったポーランドの作家で、その作品はポーやラヴクラフトを引きあいに評価されている。

2016.9.6  【今週はこれを読め! SF編】アンドロイドは借金完済の夢を見るか?

オリジナル・アンソロジー《NOVA》に断続的に発表されていた宮内悠介の人気シリーズが、書き下ろしを加えて一冊にまとまった。待ちわびていたファンも多いだろう。

2016.8.16  【今週はこれを読め! SF編】FはフィメールのF、フジ隊員のF

1960年前後生まれのSF読者はたいてい夢中になって『ウルトラマン』を観ていたくちで、かくいうぼくも怪獣や星人の名前くらいはスラスラ出てくる。

2016.8.9  【今週はこれを読め! SF編】風変わりな家族、適当に逞しい人生

家族ってほんとにメンドクサイ。相続みたいなあからさまな利害を別にしても、妙な距離感というか、ほとんど体臭を嗅ぎあって素知らぬ顔しているみたいな感じがなんともいえない。

2016.7.20  【今週はこれを読め! SF編】発表媒体も含め新しい試みがおこなわれつつある短篇SFの現在

年刊日本SF傑作選の九巻目。2015年に発表された短篇SFのなかから注目作を選んでいる。

2016.7.19  【今週はこれを読め! SF編】発表媒体も含め新しい試みがおこなわれつつある短篇SFの現在

年刊日本SF傑作選の九巻目。2015年に発表された短篇SFのなかから注目作を選んでいる。

2016.7.5  【今週はこれを読め! SF編】アンドロイドはジャムセッションで人間と勝負できるか?

中核となるテーマはAIによる人間性の再現。その題名が示すように、ジャズが題材としてさまざまに扱われている。これがきわめて重要。物語の味つけにとどまらず、この作品の本質につながっている。

2016.6.21  「大宅壮一文庫」が存続の危機に

東京・世田谷にある「大宅壮一文庫」。タレントの永六輔さんをはじめ、作家の五木寛之さんやジャーナリストの立花隆さんなど、日本の言論を支えてきた著名人たちが足しげく通った雑誌専門の小さな図書館です。この図書館は、昭和を代表する評論家でジャーナリストの大宅壮一が所蔵していた雑誌をもとに作られました。ところが、設立から45年がたった今、存続の危機に立たされています。その背景に何があるのか、リポートします。

2016.6.21  【今週はこれを読め! SF編】赤いリボンをつけ、買いもの籠を手に、不思議な世界をどこまでも

人間がいなくなった世界で、残された人造物が変わらぬ日常を営みつづけている。

2016.3.2  文豪ストレイドッグスと角川文庫がコラボ! 名作6作品がアニメ描き下ろしカバーイラストに!

名だたる文豪がイケメンとなって登場する、累計250万部を突破した人気コミック『文豪ストレイドッグス』。

2016.2.20  新直木賞作家・青山文平の多忙な日々

1月19日に決定した芥川賞・直木賞。世間の耳目を集める文学賞を受賞した作家は、どんな日々を送っているのか。「オール讀物」3月号では直木賞を受賞した青山文平さんを特集するが、本誌に先立ち、密着した編集者が取材余話を披露する。

2016.2.16  【今週はこれを読め! SF編】音楽はゲームか魔物か? アメリカの実験に終着点はあるのか?

宮内悠介の新作は音楽がテーマだ。たんなる物語の素材にとどまらず、音楽の本質に深く関わっていく。

2016.1.28  【エンタメ小説月評】終末世界のハードボイルド

2年前にベン・H・ウィンタース『地上最後の刑事』を読んで驚いたことをよく覚えている。

2016.1.18  『ダ・ヴィンチ・コード』『ミレニアム』読者におすすめの三部作が登場! 堂場瞬一『バビロンの秘文字』

ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』、スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』など、ジャンル横断の力強い海外エンターテインメント小説を好む読者には堪らない小説三部作が開幕する。

2016.1.12  【今週はこれを読め! SF編】騎士になる「ぼく」が負うもの──天上界の魔法、地下境の記憶、ひとの世の名誉

第一部が『ナイト』で、第二部が『ウィザード』。いちおう別々のタイトルがついているが、実際はひとつらなりの物語だ。

2015.12.10  WEB小説の登場で新たな動き!? このラノ編集部に聞く、新人賞の過去、未来!

近年、出版不況と言われる中でも、比較的好調と言われてきたライトノベル。

2015.12.6  [三木一馬]日本一ラノベを売った編集者が語るヒットの法則

中高生に人気の挿絵付き小説「ライトノベル」で、「とある魔術の禁書目録(インデックス)」(禁書目録)や「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」などをヒットさせ、累計で6000万部以上を売り上げた"伝説の編集者"がいる。

2015.11.28  電撃文庫『迫害不屈の聖剣錬師(ブレイドメイカー)』は少女の××に勇者(のため)の聖剣を挿入する!?

天羽伊吹清先生が執筆する電撃文庫『迫害不屈の聖剣錬師(ブレイドメイカー)』の紹介記事をお届けします。

2015.11.6  松坂桃李主演で実写ドラマ化! 視力以外の感覚を失った探偵のファンタジックミステリー

もしもあなたが、五感のうち視覚以外のすべてを失ってしまったらどうするだろう――? どんなにおいしいものを食べても、美しい音楽を聴いても、かぐわしい香りを嗅いでも、大好きな人に触れても、何もわからない。感じない。

2015.10.15  「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊

決定版の「21世紀のSFベスト100」は〈本の雑誌〉2015年11月号をごらんください。

2015.9.17  第35回日本SF大賞の選評と受賞のことば

2015年9月17日公開 | 2015年4月24日・贈賞式会場にて配布された冊子より

2015.9.15  【今週はこれを読め! SF編】箱から飛びだした〈量子猫〉。六十四卦のマッド・ミステリ。

新刊というにはちょっと時間が経ってしまったけれど(7月刊)、この作品を紹介せずにすますわけにはいかない。

2015.8.29  「リア充じゃないから作家になれた」"粘膜作家"飴村行インタビュー|夏のホラー部第4回

エロス、バイオレンス、日本兵に河童!男子中学生な衝動が渦を巻く『粘膜人間』(KADOKAWA)で、日本ホラー小説大賞の長編賞を受賞。

2015.8.18  【今週はこれを読め! SF編】できごとの断面を点綴し、宇宙史の大きなうねりを示す

1979年発表のデビュー作「137機動旅団」以来、谷甲州が取り組んできた《航空宇宙軍史》シリーズの最新作。

2015.8.14  【今週はこれを読め! ミステリー編】「虚栄心」を活写するルース・レンデル『街への鍵』

2014年11月にP・D・ジェイムズが亡くなり、あれあれ、と思っているうちにルース・レンデルが脳卒中で倒れたというニュースが伝わってきた。5月2日、永眠。享年85である。この2人は英国ミステリー界のツートップとして長年君臨してきた。その両巨頭が一気に鬼籍に入ってしまったわけで、さすがに淋しさを禁じえない。

2015.7.21  浅田次郎:現代社会に「ロマンない」 時代小説ブームに持論

小説家の浅田次郎さんが21日、NHK放送センターで行われた31日から放送を開始する連続時代劇「一路(いちろ)」(BSプレミアム)の会見に登場。

2015.7.17  きらら著者インタビュー 第84回 宮内悠介さん『エクソダス症候群』

文化を跨ぐ者、文化の境界にある者が好きなんです。今回も境界を越えて両側を見る視点人物を書きたかった。

2015.7.14  【今週はこれを読め! SF編】異文化での父子の生活、仮想世界に構成された人生、倫理の根拠を問う

『ゼンデギ』とは耳慣れぬ言葉だが、ペルシア語でLifeを意味する。物語の主要舞台はイランだ。主人公がふたりいて、最初は別々の物語が交互に語られ、徐々によりあわさっていく。

2015.7.7  『シニガミライジング』は武闘派の鬼と頭脳派の少年コンビにグッとくる異能バトル!【電撃文庫新作紹介】

優木カズヒロ先生が執筆する電撃文庫『シニガミライジング』の紹介記事をお届けします。

2015.6.16  【今週はこれを読め! SF編】伝統的なSFの設定・アイデアの数々に、独自のテーマと風合いを盛りこむ

『怨讐星域』! この表題にたじろぐが、内容はバイオレンスやハードボイルドではなく、あくまで世代宇宙船と惑星植民の物語だ。「怨讐」はしっかりと描かれているが、それは個々人の直線的な感情ではなく、まとまった社会・文化の底流としてである。

2015.3.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】"魔女狩り"社会に戦慄する!〜伊坂幸太郎『火星に住むつもりかい?』

伊坂幸太郎は第3ステージに来ている。伊坂作品そのものの分析ではない、読む側の私のステージだ。

2015.1.29  『堕天のシレン』は勝者が敗者を奴隷にして勝ち進む次世代VRゲームが舞台【電撃文庫新作紹介】

上月 司先生が執筆する、電撃文庫『堕天のシレン』の紹介記事をお届けします。

2015.1.28  『Fate/strange Fake(1)』成田良悟先生が執筆する電撃文庫×TYPE-MOONの新章が始動!【電撃文庫新作紹介】

成田良悟先生が執筆する、電撃文庫『Fate/strange Fake(1)』の紹介記事をお届けします。

2015.1.5  電子書籍ポータルサイトが失敗したけど、大切なことに気付いたという話

個人的に2011年は、忘れられない年です。2010年(電子書籍元年)に、電子書籍の可能性に気付いてから試行錯誤をし、たどり着いたのが「ポータルサイトの開発」でした。このサイトは、「EPUB入稿オンリー」のインディーズ作家向けプラットフォームでした。

2015.1.3  冬ドラマは「原作」で見る!文学賞受賞作家しっかりしたストーリー展開に見ごたえ

この冬のドラマは文学賞の受賞作家、受賞小説を原作としたものが多い。警察・捜査ものには主人公にひとひねりあり、サスペンスものは心理描写を巧みに絡ませ、重厚な設定で人生を考えさせる。原作ものはしっかりしたストーリー展開が見どころだ。どんなドラマがあるのか。

2014.12.24  『TRPG』の素晴らしさは人生のすばらしさ!! 『TRPGしたいだけなのにっ!〈上〉』【電撃文庫新作紹介】

おかゆまさき先生が執筆する、電撃文庫『TRPGしたいだけなのにっ! 異端審問ハ ソレヲ許サズ〈上〉 純血のダークエルフ』の紹介記事をお届けします。

2014.12.17  作家の読書道 第155回:津村記久子さん

主に大阪を舞台に、現代人の働くこと、生活すること、成長することをそこはかとないユーモアを紛れ込ませながら確かな筆致で描き出す芥川賞作家、津村記久子さん。

2014.11.28  豪華声優陣、人気作家が集合!ファンタジア文庫大感謝祭2014 !

ファンタジア文庫(KADOKAWA 富士見書房)の感謝イベントが2014年12月6日(土)ベルサール秋葉原にて開催される。

2014.11.13  スペシャルレポート Vol.11 世界累計1400万部超!『ソードアート・オンライン』 川原礫

今回、ライトノベル部門にノミネートされた『ソードアート・オンライン』(電撃文庫刊)は、主人公の少年・キリトがバーチャル・オンラインゲームにとじこめられるところから始まるいわゆる"ゲーム小説"。

2014.9.30  KADOKAWA・ドワンゴ経営統合会見 新サービス「ニコキャス」を年内スタート!

2014年10月1日(水)に行われるKADOKAWAとドワンゴの経営統合の記念会見が、9月30日(火)、東京・六本木のニコファーレで開催された。

2014.9.26  本屋大賞2位の話題作、仲里依紗主演でドラマ化

脚本家の木皿(きざら)泉が書いた小説「昨夜(ゆうべ)のカレー、明日(あした)のパン」がドラマ化され、10月5日午後10時から、NHKのBSプレミアムで放送がスタートする。

2014.9.26  渡辺ペコが木皿泉のデビュー小説をマンガに

本日9月26日発売のcomicスピカNo.36(幻冬舎コミックス)にて、木皿泉原作による渡辺ペコ「昨夜のカレー、明日のパン」が新連載としてスタートした。

2014.8.29  ベストセラー連発の投稿小説サイトE★エブリスタは4年間で書籍化300作品!

サービス立ち上げから4年間で累計300冊以上の単行本化を実現し、複数のミリオンヒットを叩き出している「E★エブリスタ」。セルフパブリッシングの未来を語る上で欠かせないスマホ小説サービスだ

2014.8.16  ガリ版印刷 ぬくもりに触れる 前橋文学館 色彩豊かな作品展示

温かみあるガリ版印刷の魅力に触れる企画展が前橋文学館(前橋市)で開かれている。

2014.8.6  【今週はこれを読め! エンタメ編】食の大切さを噛みしめる『初恋料理教室』

昔から「衣食住」という言葉の並びは変ではないかとずっと思っていた。

2014.7.23  将来の芥川賞も…米国人研究者が早稲田文学新人賞選考委員に マイケル・エメリックさん

史上最高齢で芥川賞を受けた黒田夏子さんらを発掘した早稲田文学新人賞の選考委員を、米の日本文学研究者、マイケル・エメリックさん(38)が担うことになった。

2014.7.13  【書評】『風』青山七恵著 自分にあぐらをかく勇気

「こじらせる」という言葉がはやっている。

2014.5.14  ドワンゴとKADOKAWA、経営統合を発表 新会社「KADOKAWA・DWANGO」10月設立

ドワンゴとKADOKAWAが経営統合を正式発表した。ドワンゴのプラットフォームとKADOKAWAのコンテンツを融合、「"世界に類のないコンテンツプラットフォーム"確立を目指す」という。

2014.4.23  関東最大級の古書店「つちうら古書倶楽部」で大興奮

ずーっと向こうまで全部古本屋さん!

2014.4.19  辻原登さん新作長編、性暴力の悲痛 女性の視点で

作家の辻原登さん(68)が、性暴力被害に苦しむ女性を主人公にした長編『寂しい丘で狩りをする』(講談社)を出版した。

2014.4.6  ネット原作のアニメ : 脚光を浴びる理由は?

近い未来、アニメはインターネットを抜きにして成り立たない日が来るのではないか。

2014.3.20  「半沢直樹」の池井戸潤作品が2作ランクイン! 4月スタートドラマ 原作小説売上ベスト5

『2014年はこのドラマがくる! 1月からの新作ドラマ 原作小説売上ベスト5』というランキング記事で1位に輝いた、テレビ東京『三匹のおっさん』は平均視聴率12・6%を記録。

2014.3.11  トリガー初の原作付き! ラノベ『異能バトルは日常系のなかで』アニメ化

現在絶賛放送中の『キルラキル』や、2013年度アニメミライ作品『リトルウィッチアカデミア』などを手がけてきたアニメーションスタジオ・TRIGGER(トリガー)が、作家・望公太さんのライトノベル『異能バトルは日常系のなかで』をアニメ化することがわかった。

2014.3.11  注目の「スマホ小説作家」5選

一世を風靡(ふうび)したケータイ小説。そんなケータイ小説の発表の場も、世間の流れ同様、スマホに移行しつつあり、いわば「スマホ小説」として再び注目を集めている。

2014.2.20  死の運命で結ばれた少年少女を描いた怪作『水木しげ子さんと結ばれました』を執筆した真坂マサル先生にインタビュー

『水木しげ子さんと結ばれました』で、第20回電撃小説大賞《20回記念特別賞》を受賞した真坂マサル先生のインタビューをお届けする。

2014.1.21  【今週はこれを読め! SF編】死病の多義性に彩られた人類宇宙未来史、本巻は小惑星セレス存亡篇

オラフ・ステープルドン『最後にして最初の人類』以来、SFはさまざまなかたちの宇宙未来史を描いてきたが、《天冥の標》シリーズはその系譜に新しい流れをつけ加えた。

2013.12.26  各国でサッカーから優れた文学が生まれている

【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】歴代スポーツ本ベスト10(2)

2013.12.3  【今週はこれを読め! SF編】エマノンの失われた記憶をさがす旅、カリブの島で行きあった仲間たち

エマノンが戻ってきた。SF美女総選挙なんて企画をすれば上位入賞はまちがいない名キャラクターだ。まあ、登場人物を抜きだして人気を競うなどしょせん戯れごとだが、しかしエマノンは彼女の存在性が世界のなりたちと深く結びついており、一介のヒロインたちと同列に較べられない。

2013.12.1  【選評で読む 芥川賞(1)】作家の根本的資質突く

芥川賞は来年1月で、第150回の発表を迎える。代表的な回の選評を通じ、同賞の歴史や課題を探る。

2013.9.30  古本市、書評合戦…松江でイベント

<松江で来月「BOOK在月」>

2013.9.6  「光秀の定理」武将の生き方に悲哀

初の歴史小説 垣根涼介さん

2013.9.3  E★エブリスタ、個人作家作品の販売部数ランキングを発表

エブリスタは、「E★エブリスタ」の電子出版サービスに関して、個人による電子出版作品の販売部数ランキングを発表。販売部数ランキングでは『天使シリーズ・プレミアム』(著:望月麻衣)がトップとなった。

2013.8.12  【書評】『百舌の叫ぶ夜』 逢坂剛著

評・須藤靖(宇宙物理学者・東京大教授) 徹底的に計算し尽くされた緻密なストーリーに魅力溢(あふ)れる配役。

2013.8.10  『project 575』の小説が早くもニコニコ静画に登場!

iOSのうた詠みアプリから始まり、キャラクター展開も目白押しなセガの『project 575』。早くもニコニコ静画にてゲームシナリオライターでも知られる暁 影二氏により"575 恋と抹茶と 初デート?"というタイトルで小説化された。

2013.8.5  京都ロフトに「有頂天家族」のプレミアムショップ 森見登美彦さんのサイン会も

アニメ「有頂天家族」のプレミアムショップが、8月6日(火)から8月27日(火)までの期間限定で京都ロフト(京都市中京区)にオープンします。オリジナルグッズの販売やパネル展示のほか、8月25日(日)には原作者・森見登美彦さんのサイン会も実施されます。

2013.7.19  [ラノベ質問状]「四百二十連敗ガール」 美少女だらけの学園生活は作者の理想?

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は「四百二十連敗ガール」(桐山なるとさん作、七桃りおさんイラスト)です。エンターブレインのファミ通文庫の長島敏介さんに作品の魅力を聞きました。

2013.6.20  さだまさし、初の自伝的小説がドラマ化!

さだまさし初の自伝的実名小説をドラマ化した「かすてぃら」の第1回完成披露試写会と会見が20日に東京・NHK放送センターで行われ、さだと主演の遠藤憲一のほか、西田尚美、大八木凱斗(子役)が出席した。原作者として本作に関わるさだは「みんなが貧しかった時代、でもみんな前向きだった。希望はたくさんあった」とドラマの舞台となる昭和30年代を述懐した。

2013.4.30  超会議3、夏マスター、電撃文庫が連載小説 ニコニコ新サービス発表:超会議2

4月27日、28日に行なわれた"ニコニコ超パーティーII"の発表パートで、ニコニコ動画の新サービスや今後のイベント情報が発表された。

2013.3.21  森見登美彦「有頂天家族」TVアニメ化 キャラクター原案にマンガ家久米田康治

2008年本屋大賞第3位を受賞し、累計20万部を突破した小説『有頂天家族』のテレビアニメ化が決定した。2013年7月よりテレビ放映がスタートする。

2013.3.9  3月9日発売『小説 千本桜』を筆頭に、春は桜の初音ミクさん三昧!

皆さん、ちゃんと読んでますよね? 3月9日=ミクの日に全国書店に並んだ『小説 千本桜』。今年の春は千本桜祭りという雰囲気で全国的に盛り上がっています。ここでは、千本桜を中心とした初音ミクさん関連のイベントや発売情報などをまとめて紹介します。

2013.2.28  HJ文庫「せんせいは何故女子中学生にちんちんをぶちこみ続けるのか?」が改題→発売

HJ文庫3月新刊、著:米倉あきら氏、イラスト:和遥キナ氏のライトノベル「インテリぶる推理少女とハメたいせんせい」【AA】が2月27日に発売になった。

2013.2.27  ニコニコ動画人気クリエイターが集結した話題の小説『終焉ノ栞』ついに発売

『終焉ノ栞』(シュウエンノシオリ)は、150P(ワンハーフピー)を中心にニコ動系の人気クリエーターが気まぐれに集まりスタートしたプロジェクト。「KEMU VOXX」や「あすかそろまにゃーず」などにも参加するスズムが作詞兼ストーリーテラーとして、そしてさいね、こみね、からがイラストレーターとして、さらに実力派ギタリスト・ぎぶそんなどが参加している。

2013.2.24  オトコ目線の恋愛小説『最後の恋 MEN'S―つまり、自分史上最高の恋。』

誰もが恋愛に対する行動や、気持ちは違うもの。でも、女性と男性の恋愛観には大きな違いがあるのでしょうか。

2013.2.20  『niconico』 「クリエイター奨励プログラム」をニコニコ静画に対応

株式会社ドワンゴおよび株式会社ニワンゴは、両社が運営する動画サービス『niconico』において、クリエイターの創作活動やコラボレーションを支援する制度「クリエイター奨励プログラム」を、2月19日(火)よりニコニコ静画に全面対応させたと発表した。

2013.2.18  『フルメタル・パニック!』賀東招二 ニコ生に登場!15年ぶりの新シリーズ始動

シリーズ累計1000万部を突破した『フルメタル・パニック!』の著者・賀東招二さんが新シリーズ『甘城ブリリアントパーク』を富士見ファンタジア文庫より、2月20日(水)に刊行する。同時にそれを記念したキャンペーンなども開催される。

2013.2.18  【本の話をしよう】「たったひとり」作家 乾ルカさん

≪あまりに救いがなく、マズいと思った≫

2013.2.12  BCCKS「エキスパートプラン」を開始 「本の共有編集」も可能に

BCCKSは、オリジナルストアの利便性を高めた有料の『エキスパートプラン』と、複数のユーザーで1冊の本を編集できる『共有編集』機能の2つを開始した。

2013.2.11  [神木隆之介]宮部みゆき原作「小暮写眞館」でNHK連ドラ初主演 ヒロインは成海璃子

俳優の神木隆之介さんが、NHKのBSプレミアムで3月31日から放送されるプレミアムドラマ「小暮写眞館」で、主演を務めることが分かった。

2013.2.1  『フルメタル・パニック!』賀東招二 15年ぶりの新シリーズ始動

シリーズ累計1000万部を突破した『フルメタル・パニック!』の著者・賀東招二さんが新シリーズ『甘城ブリリアントパーク』を富士見ファンタジア文庫より、2月20日(水)に刊行する。同時にそれを記念したキャンペーンなども開催される。

2013.1.25  『ドラキュラ』著者の子孫による115年目の続編登場

『吸血鬼ドラキュラ』が100年以上の時を経て復活する。1897年に出版されたこの怪奇小説の古典の続編(邦訳版)が本日発売されたのだ。著者は、原作者ブラム・ストーカーの子孫にあたるダクレ・ストーカー氏と、ドラキュラ研究家で映画脚本家のイアン・ホルト氏の二人。この115年目の続編は早くもハリウッド映画化が決定しており、『スピード』のヤン・デ・ボン監督がその権利を獲得したという。

2013.1.20  【書評】『路(ルウ)』吉田修一著

■緻密だが天衣無縫な筆致 台湾新幹線着工をめぐる出会いと別れと再会とを描く群像劇…というようなまとめ方は、間違ってこそいなくとも、この作品の何たるかを伝えはしない。全ての良い作品がそうであるように、本作の厚みは要約を拒む。だからあえて人物紹介だけを試みる。

2013.1.18  震災をきっかけに内容が変わった直木賞候補作 有川浩さんの『空飛ぶ広報室』

第148回直木賞は、朝井リョウさんの『何者』と安部龍太郎さんの『等伯』に決まりました。朝井さんは、戦後最年少・23歳での受賞となり、受賞作『何者』は今後注目を集めることとなるでしょう。

2013.1.12  ニコ動で話題 「終焉ノ栞プロジェクト」CDアルバムとライトノベルのリリースが決定

ニコニコ動画上で話題を呼んでいる150P(ワンハーフピー)が、2月27日(水)にアルバム『終焉-Re:write-』をリリースすることが明らかとなった。150PはVOCALOIDによる楽曲のアーティストだ。ニコニコ動画のクリエイターが集結して始まった終焉ノ栞プロジェクトの中心人物として注目を集めている

2013.1.3  [13年オススメ映画]人気小説が続々と実写化 ジブリ作品も2本同時公開

13年の邦画は名作へのオマージュ作品や名作からベストセラー小説まで人気小説の実写化作品などが続々と公開される。洋画では年明け早々トム・クルーズさんやブルース・ウィリスさんなどハリウッド俳優が来日するほか、日本勢が活躍するハリウッド映画も公開される。今年公開される注目映画をピックアップして紹介する。

2013.1.1  【コラム・ネタ・お知らせ】 GA文庫大賞《大賞》作品「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」大森藤ノ先生インタビュー

ども、GA文庫のダッキーです。今回は、1月15日に発売となる、第4回GA文庫大賞《大賞》作品「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の著者、大森藤ノ先生のインタビューです。物語の創作秘話からヤスダスズヒト先生のイラストについてまで、作品の見所を熱く語ってもらいました!

2012.12.22  【Spot the 電撃文庫】『三国志』のソーシャルゲームを舞台にした『彼女はワロスの盟主さま』の光野鈴先生にインタビュー!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第61回となる今回は、『彼女はワロスの盟主さま はじめての天下逃一』を執筆した光野鈴先生のインタビューを掲載する。

2012.12.1  【Spot the 電撃文庫】人類を救う英雄となっていく少年を描いた『ラストセイバー 救世の後継』兎月山羊先生のインタビューをお届け!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第58回となる今回は、『ラストセイバー 救世の後継』を執筆した兎月山羊先生のインタビューを掲載する。

2012.11.20  羽生生純×太宰、若狭たけし×芥川などマンサンで文学特集

実在する文学作品を題材にマンガを描く特集「マンガで文学三昧!!」が、本日11月20日に発売された漫画サンデー34号(実業之日本社)にて組まれている。複数の作家が1つのテーマでマンガを描くアンソロジー企画「マンサン・プレミアム」の一環だ。

2012.11.13  <問題児シリーズ>アニメ放送13年1月から メーンキャスト発表

竜ノ湖太郎さん原作の人気ライトノベル「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」(略称・問題児シリーズ、角川スニーカー文庫)がテレビアニメ化され13年1月から放送されることが13日、明らかになった。

2012.11.4  堺雅人が提唱 世界は"カラマーゾフ"でできている!?

現在、放送中のドラマ『大奥 ~誕生~[有功・家光篇]』。男女の立場が逆転した大奥を描いた本作では、3代将軍・徳川家光を多部未華子が、家光の小姓・万里小路有功を堺雅人が演じている。

2012.10.29  【書評】『水瓶』 川上未映子著

評・管啓次郎(詩人・比較文学者・明治大教授) 九つの短篇(たんぺん)が収められたこの本をサリンジャーに倣って「ナイン・ストーリーズ」と呼んでもよかった。でもこれらの文は物語そのものから繋留(けいりゅう)を解かれた熱気球のように上昇し、たちまち目では追えない高みに逃げ去ってしまう。

2012.10.20  【話題の本】『薄桜記』五味康祐著

風格漂う小気味よいリズムの文体 NHKBSプレミアムで今年7~9月に全11回が放映され、好評を博した時代劇「薄桜記(はくおうき)」。テレビ時代劇の衰退が叫ばれる中、久しぶりの本格派として話題になった。

2012.10.14  全米震撼のニンジャ小説は"日本人も知らない日本語"だらけ!

全米を震撼させている(といわれる)あのサイバーパンクニンジャ小説が、とうとう9月29日、日本に上陸した。それが、『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上』(ブラッドレー・ボンド、フィリップ・N・モーゼズ:著/エンターブレイン)だ。黒船来航以来の衝撃(?)が日本を襲ったといわれるほどの超問題作。いったいぜんたいどういう作品なのだろうか。

2012.9.10  村上春樹の長編小説、人気TOP5を発表!

『ダ・ヴィンチ』10月号では、作家・村上春樹の巻頭特集を組んでいる。 特集では、同誌読者と一般の村上春樹ファン844人を対象にアンケートを実施。村上春樹の長編小説全12作品から人気TOP5を選出した。

2012.9.7  神坂一の書き下ろし短編小説を関連書籍購入者限定プレゼント 『スレイヤーズ祭』待望の第3弾スタート! コミック版『スレイヤーズすぺしゃる』『スレイヤーズぷれみあむ』も販売開始

角川グループのデジタル戦略会社である、株式会社ブックウォーカー(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:高野潔)は、角川グループ直営の電子書籍配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」にて、富士見書房の創立40周年を記念した特大企画「スレイヤーズ祭」第3弾を本日9月6日(木)より開催。『スレイヤーズ』シリーズの著者である神坂一が「スレイヤーズ祭」に参加いただいているファンのためだけに書き下ろした短編小説を期間限定で配信いたします。

2012.8.20  きらら熱烈インタビュー 第87回 碧野 圭さん

書店を舞台に20代女性とアラフォー女性が仕事に奮闘する『書店ガール』で、書店員さんのファンを増やした碧野圭さん。

2012.8.19  【書評】『光線』村田喜代子著

大災害を文学に昇華させる これは創作誌に発表された短編をまとめたものだが、丁寧な「あとがき」が付されている。それによると、連作の途中、昨年の春先に東日本大震災と福島の原発事故が起こり、しかもほぼ同時期に、作者もガンを発症し治療に入ることになったと記されている。

2012.8.11  本日の活動内容は"暗殺"です。「放課後ライトノベル」第104回は『僕の学校の暗殺部』で血みどろの青春を謳歌

最近,週刊少年ジャンプで連載が始まった,『魔人探偵脳噛ネウロ』の作者・松井優征による『暗殺教室』が面白い。触手を生やした謎の生物,殺(コロ)せんせー。彼の目的は,自らをターゲットにして,生徒全員を立派な暗殺者に育て上げること。

2012.7.20  ラノベ質問状 : 「大日本サムライガール」 "えらく危険な原稿"に戦慄

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「大日本サムライガール」(至道流星著、まごまご画)です。星海社編集部の岡村邦寛さんに作品の魅力を聞きました。

2012.6.21  きらら著者インタビュー 中脇初枝さん『きみはいい子』

どの話も悲しい終わり方にはせず、虐待を受けているこどもたちが死なずに済んだ道を探したかった。  高校在学中だった1991年に作家デビューを果たし、その後ゆっくりと執筆活動を続けてきた中脇初枝さん。そんな寡作な作家の最新作『きみはいい子』が、発売前から「素晴らしい」と噂になっていた。児童虐待という重いテーマだが、悲しい内容ではない。誰かに手をさしのべたくなるような、優しさのこもった連作集だ。

2012.6.21  NHKが講談社を提訴 辻村深月さんの小説ドラマ化でトラブル 東京地裁

テレビドラマ化を予定していた小説の使用許諾を一方的に撤回され、損害を受けたとして、NHKは21日、出版元の講談社を相手取り、既に支出した制作費など約6千万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

2012.6.14  ショートストーリーなごや 第4回映像化作品 名古屋初公開決定!

平成24年7月14日(土)より開催される「スターキャット プレミアシネマセレクション」にて第4回映像化作品が上映されます。鑑賞料は無料ですので、ぜひご覧ください。

2012.5.22  ケイト・ブランシェット、同性愛の女性を描いた小説「キャロル」の映画化で主演へ

ケイト・ブランシェットが、パトリシア・ハイスミスによる小説「キャロル」の映画化作品で主演のキャロル役を演じることになった。

2012.5.16  「ぜったい小説家になる」と思い続けていました 作家・小松エメルさん

時は幕末、京の都には大志を抱いた若者たちが集っていた。蘭学塾「玄遊堂」の個性的な面々は、京に起こる奇々怪々な事件を追う――。青春時代小説『夢追い月 蘭学塾幻幽堂青春記』(角川春樹事務所)を発表した、小松エメルさん。ポプラ社のジャイブ小説大賞初の大賞を受賞、時代小説に彗星のごとく現れた新進気鋭の女性作家です。小松さんに時代小説への思いを聞きました。

2012.5.9  東出祐一郎「ケモノガリ」マンガ化、エイジプレミアムで

本日5月9日より配信中の電子コミック雑誌・エイジプレミアム6月号(富士見書房)にて、東出祐一郎のライトノベル「ケモノガリ」のコミカライズがスタートした。作画を手がけるのは平原明。

2012.5.2  「日本での電子書籍事業開始は年内早期に発表する」 米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOインタビュー(後編)

5年振りに来日した米アマゾン・ドット・コムCEO(最高経営責任者)のジェフ・ベゾス氏。インターネットの黎明期に事業を興し、今なお第一線で活躍している限られた経営者の1人だ。今回、ベゾス氏は日経ビジネスのロングインタビューに応じた。

2012.5.1  GA文庫:新人情報局; 「木崎くんと呼ばないで!」の長物守さんに聞く! INDEX

受賞者インタビュー 第三十四回 5月15日発売「木崎くんと呼ばないで!」 著者:長物守さん インタビュー

2012.4.27  新人ライトノベル作家へのインタビュー うれま庄司さん

PHP研究所スマッシュ文庫より原稿持ち込みでデビュー

2012.4.18  32誌が月々1200円で読み放題!米雑誌出版大手5社が出資する「ネクストイシュー」とは

複数のデジタル雑誌が「読み放題」というサービスがスタートした。その名は、「ネクストイシュー」。アメリカの雑誌出版社大手5社が共同出資したものだ。

2012.4.4  向田邦子賞に新人・岩井秀人さん

優れたテレビドラマの脚本家に贈られる第30回「向田邦子賞」(向田邦子賞委員会、東京ニュース通信社主催)が3日発表され、NHKBSプレミアムで2011年8月に放送された「生むと生まれる それからのこと」の岩井秀人さん(37)が受賞した。

2012.4.1  きらら著者インタビュー 桜木紫乃さん『ワン・モア』

投げっぱなしにしないでちゃんと自分で引き受けようと思いました。これが私なりの折り合いのつけ方です。 昨年発表した『ラブレス』が口コミで評判となり、各文学賞にもノミネートされ注目を浴びた桜木紫乃さん。北海道に住み、つねに北の地で生きる人々の姿を描いてきた著者の新作『ワン・モア』は、余命宣告をされた女医とその周囲の人々が織りなす連作集。

2012.3.25  俳句文学賞に芹沢さん 静岡県協会

県俳句協会(甲斐遊糸会長)は24日、静岡市駿河区で第2回県俳句文学賞の授与式を行い、富士宮市の俳画講師芹沢一仙さん(73)に文学賞を授与した。

2012.3.17  みんなの力で宇宙を目指す。「放課後ライトノベル」第84回は『南極点のピアピア動画』で明るく前向きな未来に思いを馳せてみませんか?

中高生を中心に人気の動画サイトといえばニコニコ動画だが,初めのうちはYouTubeの動画をそのまま転載したことで叱られ,またある時は,アニメや映画などが無制限にアップロードされたおかげで多くの権利者から怒られ,「こりゃ長くなさそうだなぁ」と思ったものだ。しかし,それから5年の月日が流れた現在,いつの間にか公式でアニメが配信されるようになったり,プレミアム会員が150万人を超えていたりと,なんだかんだで市民権を得るようになった。

2012.3.13  ついにニコニコ静画に漫画投稿機能が追加される

ニワンゴは3月13日、「ニコニコ静画」にユーザーからの漫画投稿を受け付ける「マンガ投稿」機能を追加、これに併せてニコニコ静画(ニコニコ漫画)を「ニコニコ静画(マンガ)」にリニューアルした。これによりニコニコ静画はイラスト、電子書籍、マンガという3本柱が生まれたことになる。

2012.3.3  【Spot the 電撃文庫】謎アリ死体アリ超能力アリ! 新作『6 -ゼクス-』を発表した来楽零先生のインタビューをお届け!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第23回となる今回は、『6 -ゼクス-』の作者・来楽零先生のインタビューを掲載する。

2012.2.11  「エコ絵日記」パリで表彰式

世界の子どもたちが家庭や地域で実践した環境活動を絵日記帳で伝える「パナソニックキッズスクール エコ絵日記グローバルコンテスト2011」(パナソニック主催)表彰式が、フランス・パリの国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)本部で8日行われ、各賞が決定した。

2012.2.8  「問題児たちが異世界から来るようですよ?」コミカライズが決定か

スニーカー文庫から刊行中で、3月に第4巻が発売される、竜ノ湖太郎さん作「問題児たちが異世界から来るようですよ?」

2012.2.8  渡部篤郎主演で道尾秀介の人気ミステリー小説「背の眼」がドラマ化

直木賞作家・道尾秀介のデビュー作にして、真備シリーズ第1弾作品である「背の眼」が渡部篤郎主演でテレビドラマ化され、3月31日(土)にBS日テレで放送されることが分かった。また、BS日テレは本作が初のオリジナルドラマの制作・放送となる。

2012.2.3  第8回 小説現代長編新人賞 募集 2013年1月31日(当日消印有効)

締切:2013年1月31日(当日消印有効)

2012.1.25  又吉出演の文学トークイベント、ニコ生で配信決定

今週1月29日(日)19時30分より東京・阿佐ヶ谷ロフトAにて行われ、ピース又吉が出演するトークイベント「文学とたにし~木村綾子の今どきブンガク論~vol.1 無頼派」が、ニコニコ生放送で配信されることが決定した。

2011.10.29  女性の葛藤浮き彫り  新刊にデビュー10年の実り 綿矢りささん(作家)

「もっとぽんぽん本を出せたらよかったんですけど、少ないままなので。そんなにたってしまったんや、という感じですね」。二〇〇一年に当時の最年少で文藝賞を受賞しデビューした綿矢(わたや)りささん(27)が、十周年を迎えた。節目の年に出た新刊は、単行本五冊目となる小説集『かわいそうだね?』(文芸春秋)。女性の「嫉妬心」を軸に据えた中編二作を収める。思わず引き込まれる展開に、十年の実りを感じさせる。

2011.9.16  ラノベ質問状 : 「風水天戯」 史上初のビーンズ大賞受賞作 不器用な少年の成長譚

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、初のビーンズ小説大賞受賞作となった中華ファンタジー「風水天戯」(望月もらん著、藤崎竜画)です。角川書店ビーンズ文庫編集部に作品の魅力を聞きました。

2011.6.24  作家の読書道 第115回:高野和明さん

膨大な知識と情報と現実問題を織り込んだ壮大な一気読みエンターテインメント『ジェノサイド』が話題となっている高野和明さん。幼稚園児の頃に小説を書き始め、小学生の頃に映画監督となることを決意。そんな高野さんに衝撃を与えた作品とは? 小説の話、映画の話、盛りだくさんでお届けします。

2011.1.29  強く生きてくれ,アマポーラ。「放課後ライトノベル」第28回は『花守の竜の叙情詩3』で感動のフィナーレを締めくくります

突然の私事で恐縮だが,筆者は実はこれまで一度も「ドラゴンクエスト」をプレイしたことがない。

2010.12.25  完璧に調和のとれた押し付けの理想郷。「放課後ライトノベル」第24回は伊藤計劃最後の長編『ハーモニー』で人間が人間であることの意味を問う

7月にスタートした,この「放課後ライトノベル」。当初は「ゲーム情報サイトでラノベレビューコーナーなんて無茶ッスよ,ハハハ」などと言っていたのが,気づけば年の瀬まで走りきってしまった。2010年の更新は今回が最後ですが,来年も引き続き毎週更新していきますので,どうぞよろしくお願いします。

2010.11.6  もしも子どもに戻れたら? 「放課後ライトノベル」第17回は『ココロコネクト カコランダム』でちょっぴりほろ苦い青春を謳歌しよう

やあ,みんな,こんにちは! みんなはもう,「けいおん!!」の劇中歌集「放課後ティータイム II」を聴いたかな? オリコンの週間ランキングで1位を獲得しただけあって,素晴らしいアルバムだったね。目を閉じて,耳をすませば「けいおん!!」のあんなシーンやこんなシーン,それに唯ちゃんやあずにゃんを始めとする軽音部のメンバーの笑顔が自然と脳裏に浮かんでくる。聴いてるだけで,心がポカポカして幸せな気持ちになってくるよね。音楽って魔法だよね~。

2010.4.28  作家の読書道 第102回:椰月美智子さん

講談社児童文学新人賞から作家デビューし、その後はバラエティ豊かな短編集や家族の小説、恋愛小説、さらには赤裸々なエッセイなど作品の幅を広げ続けている椰月美智子さん。意外にも幼い頃は本を読まなかったという椰月さんが、大人になってからよさを知り、今も読み返している作家とは? そして、つい最近、強烈なインパクトを与えられた小説とは? とっても率直な語り口とともにお楽しみください。

2010.4.1  きらら熱烈インタビュー 第57回  小池昌代さん

私の書いた小説自体がコンセントとなって、読者の方と異世界を連結できるといいですね。 詩の世界で高く評価され、小説家としても「タタド」で川端康成文学賞を受賞した小池昌代さん。

2009.8.1  きらら著者インタビュー 米澤穂信『追想五断章』

ミステリであることと、謎が解き明かされたときに誰かの気持ちが浮かび上がるという手法は、今後も追求していきたい。 謎解きの醍醐味を存分に堪能できる仕掛け、読み手の共感を呼ぶ登場人物、そして予測できない着地点。古典部シリーズや小市民シリーズで若い読者に支持されている米澤穂信さんが、新境地を開いた『追想五断章』で、やってくれた。本好きの心をくすぐる設定と読む者を夢中にさせる魅力的な作中作、その後に訪れる読後感には、ひと言で語れない、奥深いものがある。

2009.3.25  作家の読書道 第89回:平山夢明さん

夜眠れなくなるくらい怖い話、気持ち悪くなるほどグロテスクな話を書く作家、といったら真っ先に名前が挙がる平山夢明さん。ご自身も、幼少時代に相当な体験をされていることが判明。そんな平山さんが好んで読む作品はやはり、何か同じ匂いが感じられるものばかり。そのキテレツな体験の数々を、読書歴に沿ってお話してくださった平山さん、気さくな喋り口調もできるだけそのまま再現してあるので、合わせてお楽しみあれ。

2008.11.1  きらら著者インタビュー 柴崎友香『星のしるし』

目に見えているものから見えないものを考える、ということをしてみたかった 30代の一歩手前。それは女性にとって、この先の生き方を思い、何かと考えることの多い時期。柴崎友香さんの新作『星のしるし』は、まさにそんな不安の中にいる女性が主人公。そして、彼女が体験するのが、祖父の死、占い、スピリチュアルカウンセリングなど、理性だけでは理解しがたいもので……。そこに著者が託したのは、どんな思いだったのか。

2008.9.24  作家の読書道:第83回 穂村弘さん

チャーミングな口語短歌、トホホ&ニヤリな散文で人気を博している穂村弘さん。あの作風は、どんな読書体験から生まれてきたのでしょう。思春期の膨大な読書歴の背景には、実はとてつもなく切実な思いが託されていました。世界に対する思い、作品に対する思い。たっぷりと語ってくださいました。

2008.9.1  作家・イラストレーターインタビュー 第59回 赤井紅介さん

Q. こんにちは! 今回はヒット中の『パーフェクト・ブラッド』シリーズの著者・赤井紅介さんにお話を伺います。 赤井さん、まずは読者の皆さんにご挨拶をお願いします。

2007.5.25  作家の読書道:第67回 永井 するみさん

毎回、さまざまな舞台やモチーフを用意してくれている永井するみさん。その幅広さは、学生時代に音楽から農業まで、いろんなジャンルに触れてきたからかも…? お姉さんの読書傾向の影響をたっぷりとうけた少女時代から、作家に至るまでの経緯と読書生活、そして刊行ラッシュの現在について、たっぷり語っていただきました。

2006.5.26  作家の読書道:第55回 豊島 ミホ

1982年生まれ、と、まだまだお若い豊島ミホさん。早稲田に在学中に作家デビューした新鋭の素顔に迫りました。自身のことを「底辺女子高生」というほど地味だった彼女が、高校時代にとった大胆な行動とは? 在学中、大学名を明かさなかった理由は? また、漫画家を目指していた彼女が、小説の面白さに気づいたきっかけとは。あまりのお話の面白さに、思わず引き込まれてしまいます。

2006.4.28  作家の読書道:第54回 桜庭 一樹

過酷な現実と対峙する少女たちを描いた作品などで若い読者から絶大な支持を得、このたび満を持して一般向けの小説も書き始めた桜庭一樹さん。名前から男性と思う人もいるかもしれないが、実は色白のとても可愛らしい女性です。筋金入りの読書家である彼女は、字を読めないくらい幼い頃から、本が大好きだったよう。ミステリーから南米文学まで、その幅広い読書道を語っていただきました。

2002.7.31  作家の読書道:第12回 奥田 英朗さん

ファン待望の新作『イン・ザ・プール』が出たばかりの奥田英朗さんが第12回「作家の読書道」に登場です。『イン・ザ・プール』では様々な中毒を抱え込む人々とちょっと変人的な精神科医がおりなす「日常」を、『最悪』『邪魔』では市井の人たちの日常が犯罪とリンクする様を描いてきた奥田さん。その日常を見抜く眼が培った読書についてお聞きしてみました。

現在話題の小説ランキング
現在話題の作家ランキング
広告
新刊売上ランキング
(書名はAmazonリンク)
    現在話題の賞ランキング
    最新小説ニュース
    (外部リンク)
    ブログ(更新履歴等)