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めぐりに関連する小説ニュースまとめ

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めぐり ニュース検索結果

2020.10.20  【今週はこれを読め! SF編】稀覯書や古文書をめぐる怪奇譚、黴の匂いと書架の陰翳

著者マンビーは1913年にロンドンで生まれ、ケンブリッジ大学卒業後、古書店やオークションカンパニー勤務を経て陸軍に編入、フランス戦線で捕虜になり、収容所で怪奇小説を書きはじめた経歴の持ち主。職業作家ではなく、趣味で創作に手を染めたわけだ。作品数は少なく、49年刊行の本書に収録された14篇がすべてのようだ。その後は、書誌学者として業績を重ねた。

2020.6.10  【今週はこれを読め! ミステリー編】小説の暴力性を描く『念入りに殺された男』

暴力の小説であり、小説の暴力性についての物語でもある。

2019.4.10  【今週はこれを読め! エンタメ編】15歳で書かれたデビュー作〜坪田侑也『探偵はぼっちじゃない』

これまで半世紀少々生きてきて、さまざまな若手の台頭を目にしてきた。"高校球児が自分より年下"、"アイドルが自分より年下"、"若いママさんが自分の息子より年下"などなど、枚挙にいとまがない。というか、もはや自分より年下の人たちの方が多いんじゃね? ということでたいていの条件には動じないつもりでいたが、これは久々の衝撃であったと思うのが"作家が自分の息子より年下"。本書の著者、坪田侑也さんのことである。

2018.12.3  森見登美彦さん「もう二度と嫌」 新作小説との格闘談

その本は決して読み終えることができない――。「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」などで知られる奈良市在住の作家、森見登美彦さんの新刊「熱帯」(文芸春秋)は、謎に包まれた「幻の本」をめぐり、現実と幻想のあわいで大冒険を繰り広げる長編小説だ。執筆開始から8年。途中で悩んだり、自信を失ったり。「小説家としての思春期」「もう二度と嫌」とも。そんな新作への思いを聞いた。

2018.9.11  【今週はこれを読め! SF編】ひとつの地形として横たわるだけ巨竜が作品世界を支配する

《竜のグリオール》は1984年から断続的に発表されたシリーズで、つごう七篇を数える。本書はそのうち前半四篇を収録している。

2018.4.17  小説もエッセイも笑って泣ける感動作揃い! 西加奈子おすすめ12作品

直木賞作家・西加奈子待望の短編集『おまじない』(筑摩書房)が2018年3月2日に出版される。自身も関西で育ち、人情や愛憎の色濃い関西を舞台としたものが多い作品の数々には、引き込まれるように笑って読み進めながらも、クライマックスで人々の深い愛情に触れ、思わず涙するものも多い。本ページでは、そんな中からおすすめ作品の魅力をぎゅっと絞って紹介したい。

2018.3.6  【今週はこれを読め! SF編】盆暗にして繊細、くだらないからこそ輝く、宮内悠介の短篇集

宮内悠介の短篇集。純文学作品ではすでに『カブールの園』『ディレイ・エフェクト』という二冊の短篇集があるが、SFもしくはミステリの短篇集としてはこれが最初の一冊となる。厳密に言うと、『盤上の夜』『ヨハネスブルグの天使たち』『彼女がエスパーだったころ』『スペース金融道』『月と太陽の盤』は短篇連作を一冊にまとめているので、書誌的には短篇集なのだけど、現在の出版慣習では長篇とほぼ同等の扱いだし、読者もそのように受容している。

2017.7.14  【今週はこれを読め! ミステリー編】警察捜査小説の原点となった犯罪実話集『彼女たちはみな、若くして死んだ』

「......どこのカレッジの名を挙げてくれてもいい。あらゆる女子大の学生が姿を消している。娘たちが、なぜ姿を消すかわかるか?」フォードは葉巻をしまって片方の手をあげ、指を追って数えはじめた。「理由はひとつではない。成績がふるわない。級友とうまくいかない。家庭内にいざこざがある。犯罪に巻き込まれた。自立したい。そして、男。理由は六つ。答はこの中にある」(法村理絵訳)

2017.4.19  【今週はこれを読め! エンタメ編】心を温めてくれる短編集〜川上弘美『ぼくの死体をよろしくたのむ』

ある時期、川上弘美さんの本だけを読み続けていたことがある。

2017.3.15  【今週はこれを読め! エンタメ編】恋愛と性別の関係を考えさせる 春見朔子『そういう生き物』

どうして生殖行為には快楽がセットになっているのだろうかとずっと不思議だった(というか、今も不思議である)。

2017.3.13  長瀬智也主演、池井戸潤『空飛ぶタイヤ』映画化に期待の声続々!「これは絶対見たい」

池井戸潤の小説『空飛ぶタイヤ』がTOKIO・長瀬智也主演で映画化されることが決定した。これには「読みやすくて最後はスカッとする内容だったから映画化楽しみ!」「池井戸さん原作で長瀬くん主演!? これは絶対見たい」と期待が寄せられている。

2017.3.6  76年に一度だけ、君に会える――。ハレー彗星をめぐる、新境地恋愛SF。『月刊天文ガイド』連載作品が単行本化!!

とてもステキなお話だった。せつなさと爽やかさと、そしてちょっとミステリアスな雰囲気を漂わせる『麻布ハレー』(松久淳、田中渉/誠文堂新光社)は、『月刊天文ガイド』というややマニアックな雑誌に連載されていた小説が単行本化した作品だ。

2017.1.31  死んでしまった少年と、傷つき続ける少女と。出逢えないはずだったふたりのめぐり逢いがもたらす、柔らかで力強い再生の物語『リンドウにさよならを』

リンドウという花に、そう馴染みのない人も多いのではないか。かつては日常に寄り添う花として親しまれたものの、いまでは見かけることも少なくなってしまったあの青い花だ。花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」。そんな花の名をタイトルに冠した本作は、特異な状況のなかで物語の幕が上がる。主人公がすでに死んでいるのだ。

2017.1.24  【今週はこれを読め! SF編】ベスター第一長篇、第一回ヒューゴー賞、伊藤典夫初の長篇翻訳

『破壊された男』は記念すべき第一回のヒューゴー賞受賞作。1952年に〈ギャラクシー〉に三回分載で発表され、それが対象になった。当時のSFファンにとってはあくまで雑誌が主流であり、連載がかならず単行本になるという発想がなかった。その雑誌にしてもアメリカSF界にリーディングマガジンとして長らく君臨した科学技術主流の〈アスタウンディング〉の座を、よりソフィスティケートされた小説に力を入れる新興の〈F&SF〉や〈ギャラクシー〉が脅かしはじめた時期だ。実際、同じ年のヒューゴー賞の商業誌部門は〈アスタウンディング〉と〈ギャラクシー〉の同時受賞となった。

2017.1.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】移動図書館の日常ミステリー〜大崎梢『本バスめぐりん号。』

車そのものが本屋さんになっていて、たくさんの本を積んでいろんな場所にやって来る。今はなきテレビ番組「宮崎美子のすずらん本屋堂」(BS11)を見ていて、そんな素敵な書店があると知った(それはそうと、「すずらん本屋堂」ってなんで終わっちゃったの!? 我らが「本の雑誌」編集長・浜本茂さんもしばしば出ていらしたのに。復活を熱烈希望)。本好きにとってはまさに「鴨がネギしょってやって来た」状態ではないか! 

2017.1.7  森高千里も吉高由里子も作品に登場していた!詩人・銀色夏生の旅行記「つれづれノート」第30弾!

ユニークな旅行記を連想させるようなタイトル。詩人の「旅行熱」とはどんなものかとページをめくると、旅行そのものよりも日常の感覚の中で、自然や人と対峙してきた著者の素顔が見えてくる。『海外旅行熱、急上昇して急降下 つれづれノート(30)』(銀色夏生/KADOKAWA)は、自由の体現者である著者がベトナム、スリランカ、インドなど半年で6回の海外旅行を通して、自分にあった旅の仕方、日々の暮らし、心情などを時に客観視しながら描いた徒然日記である。

2016.10.25  シェークスピア17作品は共著、ビッグデータで判明

【AFP=時事】英劇作家ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare)の著作とされている17作品が、他の作家との共著であることがこのほど分かった。今月刊行の作品集の新版で明らかにされた。共著については、ビッグデータの利用から判明したという。

2016.9.6  【今週はこれを読め! SF編】アンドロイドは借金完済の夢を見るか?

オリジナル・アンソロジー《NOVA》に断続的に発表されていた宮内悠介の人気シリーズが、書き下ろしを加えて一冊にまとまった。待ちわびていたファンも多いだろう。

2016.8.4  『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に次ぐ、切ない運命に涙があふれる!「あやかし」と「人間」が織りなす恋愛小説が「泣ける」「胸きゅん」と大反響! 重版出来!

あやかしと人間の恋愛模様を描いた、切なくて心温まる小説がある。泣けると大反響のライト文芸『あやかし恋古書店~僕はきみに何度でもめぐり逢う~(TO文庫)』(蒼井紬希/TOブックス)だ。

2016.7.28  横山秀夫さん「64」ダガー賞最終候補に 日本人作品初

英国推理作家協会(CWA)は28日、同国で出版された優れた推理小説に贈られる同協会賞の翻訳部門(インターナショナル・ダガー賞)の今年の最終候補5作品を発表した。

2016.5.31  「ばーっと読めて、わーっと楽しめるそんな小説を目指しました」第2回「本のサナギ賞」大賞作品『ウンメイト』

全国の書店員と本好きが選ぶ新人小説賞「本のサナギ賞」。第2回目となる開催で大賞に選ばれた作品『ウンメイト』が、2016年6月16日(木)に発売される。

2016.5.4  【今週はこれを読め! SF編】疑似科学を支点に、人間性が揺れ世界が軋む

宮内悠介の連作《疑似科学》シリーズが一冊にまとまった。扱われる「題材」はさまざまだが。それぞれの疑似科学は積極的な否定も肯定もされず、その渦中や周囲でおこるできごとのうちに人間性の軋みや哀しみ、不可解な感情や感覚が描きだされる。

2016.4.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】独立独歩の精神で生きるヒーローの物語『ドライ・ボーンズ』

ページをめくり始めてすぐ、あ、そうそうこれ、読みたかったのってこういう小説なんだ、と呟いていた。

2016.3.22  【今週はこれを読め! SF編】ロボットの教養小説、SFを対象化するSF(みたいな小説)

ロデリックはミネトンカ大学のコンピュータ・サイエンス科で開発されたロボットだ。

2016.2.17  【今週はこれを読め! エンタメ編】出版社が舞台のお仕事小説『校閲ガール ア・ラ・モード』

本が出版されるにあたって欠かせないことであるのに、あまり意識されていないのが校閲・校正ではないだろうか(厳密にいえば「校閲」と「校正」はちょっと違うものだが)。

2015.12.12  瀬戸内寂聴さんの小説挿絵原画371点紹介 横尾忠則さんの企画展 神戸で12日開幕

兵庫県西脇市出身の美術家で今年世界文化賞を受賞した横尾忠則さんが、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの時代小説に描いた挿絵の原画を展示する企画展「幻花幻想幻画譚(げんかげんそうげんがたん)」(産経新聞社など主催)が12日に横尾忠則現代美術館(神戸市灘区)で開幕するのを前に11日、内覧会が開かれた。

2015.11.20  きらら著者インタビュー 第88回 朝比奈あすかさん『自画像』

私は許せないと思っていると、明確に書いておきたかった。自分の葛藤を盛り込んだともいえます。

2015.11.17  ライトノベルを読むのは、低俗? 幼稚? その答えがここにある! 『下読み男子と投稿女子~優しい空が見た、内気な海の話。』

ライトノベルが好きだ!と聞いて、あなたはどう思いますか? 現在、ライトノベルに明確な定義付けはされていませんが、一般的にライトノベルと呼ばれているものは、表紙に漫画風のイラストがついた、若い読者を対象にした読み物をさします。

2015.11.12  2016年は坂崎磐音から年賀状が届く! 佐伯泰英「居眠り磐音 江戸双紙」シリー ズ完結、年賀状企画スタート!

2016年1月に完結を迎える、人気時代小説「居眠り磐音 江戸双紙(いねむりいわね えどぞうし)」シリーズ。

2015.11.4  【今週はこれを読め! SF編】乾ききった地上を血で潤す、無情の天使と三人の女たち

地下水層は涸渇寸前、地上の水系もすっかり痩せ細った近未来のアメリカ南西部。

2015.9.15  【今週はこれを読め! SF編】箱から飛びだした〈量子猫〉。六十四卦のマッド・ミステリ。

新刊というにはちょっと時間が経ってしまったけれど(7月刊)、この作品を紹介せずにすますわけにはいかない。

2015.8.21  『東京ドラゴンストライク』は巨竜兵器をめぐる、竜族と人間とのバトルファンタジー【電撃文庫新作紹介】

長田信織先生が執筆する電撃文庫『東京ドラゴンストライク』の紹介記事をお届けします。

2015.7.26  青森県八戸市が直営施設「八戸ブックセンター」開設へ 民間の書店や市立図書館との関係は?

青森県八戸市は2016年夏、中心市街地に市直営の施設「八戸ブックセンター」(仮称)を開設する。

2015.7.17  『狼と香辛料』の支倉凍砂氏による『WORLD END ECONOMiCA』シリーズ完結記念インタビュー!!

『狼と香辛料』の支倉凍砂氏による最新作、電撃文庫『WORLD END ECONOMiCA』がついにシリーズ完結。テスト明けや夏季休暇に一気読みするチャンスですよ!!

2015.6.12  【今週はこれを読め! ミステリー編】日常にもやもやしている人は『エンジェルメイカー』を読め!

2014年は、世界を席巻するニック・ハーカウェイ旋風が日本に到着した記念の年である。

2015.5.14  外へと開く文学の世界

「早稲田文学」会議を公開/小口資金で「翻訳大賞」

2015.4.21  本屋大賞受賞作『鹿の王』が凄いことになっている 「全国書店ランキング」を総なめ

「2015年本屋大賞」を受賞した上橋菜穂子氏の『鹿の王』(KADOKAWA)が、全国の大型書店ベストセラーランキングで第1位を続々と獲得。

2015.4.16  子煩悩、孤独…谷崎潤一郎の素顔

娘への書簡 創作ノートの写真…神奈川近代文学館で「没後50年」展

2015.4.1  「第3回角川つばさ文庫小説賞」受賞作決定!本上まなみさんからの選評も

2015年3月29日(日)に「第3回角川つばさ文庫小説賞」(主催:角川つばさ文庫小説賞実行委員会)の贈賞式が開催された。

2015.3.31  【文芸月評】現代の不安定な色調

揺らぐ日常、破られる平穏

2015.1.28  『Fate/strange Fake(1)』成田良悟先生が執筆する電撃文庫×TYPE-MOONの新章が始動!【電撃文庫新作紹介】

成田良悟先生が執筆する、電撃文庫『Fate/strange Fake(1)』の紹介記事をお届けします。

2015.1.20  きらら熱烈インタビュー 第117回 風カオルさん

作家デビューした後に、書店に自分の本が並んでいるのを見てとても感動しました。

2015.1.10  浅草神社 小説で応援 地元に在住の浅草アリスさん ネット投稿作品を文庫化

台東区花川戸に残る「浅茅ケ原(あさぢがはら)の鬼婆(おにばば)伝説」を題材にした小説が角川ビーンズ文庫から出版された。

2014.12.30  芥川賞作家の綿矢りささん結婚

作家の綿矢りささん(30)が結婚したことが30日明らかになった。

2014.11.26  重松清のベストセラー小説「流星ワゴン」がTBS日曜劇場でドラマ化 親子役は西島秀俊&香川照之

絶望の淵にいた会社員の目の前に現れたのは、同じ年だったころの父親。

2014.11.8  「無尽合体キサラギ」って何?--ボイス付き小説アプリのアイマススピンオフ作を読む

バンダイナムコゲームスから配信されている「ボイノベ」というスマホアプリがある。

2014.10.2  "児童文学のノーベル賞"受賞作家の物語の生み出し方

2014年、「児童文学のノーベル賞」と称される国際アンデルセン賞・作家賞を受賞した上橋菜穂子さん。

2014.9.29  室蘭・秋空の下文学散歩…石碑や作品舞台巡る

室蘭ゆかりの作家の足跡や作品の舞台をたどる「秋の文学碑めぐりウオーキング」が27日、室蘭市海岸町の市港の文学館を発着点に行われ、参加者らがさわやかな秋風に吹かれながら、文学散歩を楽しんだ。

2014.9.18  Amazon、新電子書籍リーダー「Kindle Voyage」やFireタブレット新モデル発表

タブレット新モデルにはビデオ通話で24時間サポートを受けられる機能も。

2014.9.10  『モンストラクター やればできる人外娘の調教指導』はエルフの王女やハーフ吸血鬼に常識を教えるお仕事ストーリー【電撃文庫新作紹介】

哀川譲先生が執筆する、電撃文庫『モンストラクター やればできる人外娘の調教指導』の紹介記事をお届けします。

2014.9.8  平野啓一郎さん「透明な迷宮」 じっくり味わう小説目指す

芥川賞作家の平野啓一郎さんが、表題作など短編6作を収録した7年ぶりの作品集『透明な迷宮』(新潮社)を上梓(じょうし)した。「"ページをどんどんめくりたくなる小説"が本当にいい小説でしょうか? 今回、あえて"ページをめくらずに、いつまでもそのページにとどまっていたい"と思わせる小説を目指しました」と平野さんは語る。

2014.8.5  紀伊國屋書店Kinoppy 2.0が登場 高速化と新UIにより読書体験が大幅向上

紀伊國屋書店の電子書籍アプリ「Kinoppy for Android」は8月5日、バージョン2.0にメジャーアップデートした。基礎設計から再構築し高速化されたビューワ、新UIの本棚や、ストア機能の強化など、読書体験が大幅に向上されている。

2014.7.10  平野啓一郎さん、7年ぶり作品集「透明な迷宮」

作家の平野啓一郎さん(39)が、作品集としては7年ぶりとなる『透明な迷宮』(新潮社)を刊行した。

2014.5.25  見直される吉野弘の詩

「夕焼け」「祝婚歌」などの詩で知られ、今年1月に87歳で死去した、詩人の吉野弘さん=写真=の関連書籍の発行や、過去の著作の復刊が、青土社から続いている。平明な言葉で生きることの感慨を掘り下げた作品が、改めて見直されている。

2014.5.9  【文芸月評】時代に巣くう孤独感 人の定義づけ溶けゆく

作家の大江健三郎さん(79)が、一人で選考する文学賞「大江健三郎賞」を今年度の第8回で終えるにあたって4月18日、最後の受賞者の岩城けいさん(43)と対談した。

2014.4.18  村上春樹さん新刊小説発売 1年ぶり、30万部

作家、村上春樹さん(65)の新作小説「女のいない男たち」が18日、発売された。

2014.2.25  目立つ古書店関連本

自由な形態、奥深さ

2014.2.20  きらら著者インタビュー 第67回 青山七恵さん『めぐり糸』

現実にあるかもしれないと信じたくなるような特殊な関係を、この小説で書けないかなと思いました。

2014.2.12  読めば力がわいてくる…文学

暇さえあれば

2014.2.1  司馬さんしのび菜の花忌 沢木耕太郎さん時代小説に意欲

作家・司馬遼太郎(1923~96)をしのぶ「第18回菜の花忌」(司馬遼太郎記念財団主催)が1日、東京都内で開かれた。「キャパの十字架」を出した作家の沢木耕太郎さんに司馬遼太郎賞が贈られた。

2014.1.26  読者を惹き付ける 小説の「書き出し」の魅力

書き出しの表現から引き込まれて、小説の世界に没頭する。そんな経験をしたことのある人は多いだろう。

2014.1.20  【書評】『めぐり糸』 青山七恵著

評・唯川 恵(作家)

2014.1.8  長編小説「めぐり糸」を刊行 青山七恵さん

魂触れ合う特別な関係

2013.11.21  史上最速の売り上げを記録! "マミー・ポルノ"小説って何?

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』という小説が話題になっているのをご存じだろうか。

2013.11.11  サントリー学芸賞に8人

サントリー文化財団は11日、第35回サントリー学芸賞の受賞者を発表した。賞金各200万円。部門別の受賞者と作品は次の通り(敬称略)。

2013.11.5  「文化庁eBooksプロジェクト」の報告

株式会社野村総合研究所 上級コンサルタント 小林慎太郎

2013.10.19  『リペットと僕』でコミュ症な少年少女とカワイイ生き物"リペット"の触れ合いを描いた松下彩季先生インタビュー【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第91回となる今回は、『リペットと僕』を執筆した松下彩季先生のインタビューを掲載する。

2013.10.7  ポニーキャニオンからライトノベルシリーズが創刊!

ポニーキャニオンから、2013年12月3日にライトノベルシリーズが創刊される。

2013.9.10  【話の肖像画】童話作家・角野栄子(78)(1)

■本には「人の一生を決める力」がある

2013.9.4  Amazon、「Kindle Paperwhite」の新モデルを発表 9月30日発売

Amazonが第6世代になる電子書籍リーダーを発表した。昨年発売の「Kindle Paperwhite」とモデル名は変わらず、外観も同じだが、プロセッサやディスプレイ技術を改善し、3月に買収したGoodreadsのサービスを使えるようにした。

2013.8.26  【書評】『いつも彼らはどこかに』 小川洋子著

評・平松洋子(エッセイスト) 動物たちによる救済

2013.8.19  書店について考えるイベント「国立ブックフェア」始まる

製本ワークショップや、国立界隈の古書店めぐりなどを行っている団体、国立本店は8月17日から書店を様ざまな角度から考えるイベント「国立ブックフェア」を始めた。

2013.7.20  石田千さん短編集 のどかなバスと人々

柔らかなエッセーや小説で知られる作家の石田千(せん)さんが、短編集『バスを待って』(小学館)を出版した。

2013.7.19  きらら著者インタビュー 第60回 辻村深月さん『島はぼくらと』

闘うことから離れて、改めて原点に戻って自分が書きたいもの、読みたいものを書こうと思い直しました。

2013.7.16  JEPAセミナーリポート:検証、電子書籍をめぐる「10の神話」

「出版は10年以上不況で、今後も不況が続く」 「ノンDRMは海賊版を増やす 」など電子書籍について語られる10の"神話"は果たして現実なのだろうか。海外の事例や内外の基本データを踏まえて検証したセミナーから紹介。

2013.7.13  出店数日本一!"何でもそろう"本屋さん「宮脇書店」の正体とは

書店界で唯一、全国47都道府県に出店し、店舗数でも日本一を誇る宮脇書店。しかし、その実像は意外なほど知られていない。そこでライター・北尾トロが『ダ・ヴィンチ』8月号の本屋特集にて、"宮脇魂"を全身に叩き込むべく遍路旅を計画。本拠地・四国に乗り込んだのだが……。

2013.7.6  原田マハの人気小説、注目のアジアンビューティー主演で映画化!

原田マハ氏の人気小説を映画化する日台合作「一分間だけ(仮題)」の製作発表会見が7月5日(現地時間)、台湾・台北市内で行われ、主演のチャン・チュンニン、ピーター・ホー、池端レイナ、テレビドラマの演出で数々の賞に輝いた新鋭女性監督チェン・フイリンが顔をそろえた。

2013.7.5  『文学と映画のあいだ』(野崎歓編 野崎歓、塚本昌則他著 東京大学出版会)刊行記念 野崎歓先生ミニトーク&サイン会「フランス文学夜話VOL・1」 ゲスト:塚本昌則先生

読んだら観たくなる、観たら読みたくなる! 文学作品の映画化を切り口に、世界の名作をめぐりながら、文学と映画の相互関係について気鋭の文学者たちが縦横に語ります。

2013.7.5  【文芸月評】生きることを知る

現代の異文化交流や恋愛

2013.7.3  湊かなえさん 長編小説「高校入試」 分刻みで進む群像ミステリー

読者を作品世界に引きこんで離さないミステリー作品で人気の作家、湊かなえさん(40)が、長編小説『高校入試』(角川書店)を刊行した。

2013.6.26  非破壊型スキャナーで自炊代行に影響は? "蔵書電子化"関係者座談会(後編)

スキャン代行業者に電子化の許諾を付与することを協議する「Myブック変換協議会(正式名称:蔵書電子化事業連絡協議会)」の代表者らによる、スキャン代行業の将来を探る座談会の後編をお届けする。

2013.6.18  「一生の愛」は存在するのか? 芥川賞作家・鹿島田真希さんの新作『暮れていく愛』

夫婦にとっての最も大きな問題といえば、「浮気」なのではないでしょうか。

2013.6.15  ライトノベルやスマートフォンアプリの展開もアリ―富士見書房とメディアファクトリーによる新作TCG「Ange Vierge」製作発表会レポート

富士見書房とメディアファクトリーは本日6月5日、新作トレーディングカードゲーム「Ange Vierge(アンジュ・ヴィエルジュ)」製作発表会を開催、本プロジェクトの概要や今後の展開を発表した。

2013.6.13  PFUが非破壊型スキャナ「ScanSnap SV600」を発表――蔵書電子化がさらに盛り上がる?

非接触・非破壊型のドキュメントスキャナ「ScanSnap SV600」が7月に登場する。書籍なども裁断せずにスキャンできることが注目を集めそうだ。

2013.4.26  色好みこそ日本文学の芯 馬場あき子「日本の恋の歌」 - 伊佐恭子

なぜ「源氏物語」が日本を代表する文学なのか。どうして「百人一首」には恋の歌が多いのか。古典研究でも知られる歌人馬場あき子著『日本の恋の歌 貴公子たちの恋』『日本の恋の歌 恋する黒髪』(角川学芸出版)が出た。

2013.4.22  作家・野間宏さんの未発表小説「狙撃」自筆原稿発見

「真空地帯」や「青年の環」などで知られる作家の野間宏さん(1915~91年)の未発表小説「狙撃」の自筆原稿が、22日までに見つかった。中央公論社(当時)の元編集者が保管しており、60年ごろ書いたとみられる。

2013.4.18  男子の永遠の夢がかなう!? "おっぱいチケット"って何?

まあるくて大きなものから、つるぺたのものまで。おっぱい。それは男の子たちに夢と希望を与えてくれるもの。そんなおっぱいを揉めちゃうチケットがあれば、あなたならどうする?

2013.4.10  芦辺拓(作家)小説の面白さはすべてSFから学んだ - わたしとSF

1972年5月27日――それが全ての始まりでした。

2013.3.27  ユーザー数5000万人の「Flipboard」がアップデート!超絶新機能について突撃インタビューッウ!

雑誌のように美しくレイアウトされた画面をペラペラとめくりながらウェブコンテンツを閲覧できるiPad/iPhone用アプリがFlipboardです。

2013.3.18  テレビアニメ『おねがいマイメロディ』が、ライトノベルになって帰ってきた!

アニメ制作スタッフが再び集結し、アニメから3年後の物語を描く『おねがいマイメロディ はいすく~る』を刊行

2013.3.14  Interview:辻原登 運命と自由の関係とは 長編小説『冬の旅』刊行

現代人が内面を獲得するとはどういうことなのか。辻原登さん(67)の新作長編『冬の旅』(集英社)は抜群に面白い作品であると同時に、読者を深く考え込ませる小説だ。

2013.3.8  アップル、iBookstoreでの独自コンテンツなどについて解説

アップルは3月6日から、iBookstoreを日本でオープンした。全世界で、1億3,000万回のダウンロード実績を持つアプリ「iBooks」を使用し、iPhone、iPad、iPad mini、iPod touchで電子書籍を見ることができる。

2013.2.27  脱がすか脱がされるか!? 謎の職業「脱衣士」とは?

もしも、女の子の服を思う存分脱がすことができる儀式があったら、あなたならどうしますか? お互いの服を脱がし合うなんてなんだか野球拳みたいなものを想像してしまうかもしれないが、2月20日に発売された『脱衣伝』(大谷 久/小学館)で行われる「古来より日本で執り行われてきた神秘の儀式」、通称"脱衣の儀"は、じゃんけんの勝敗なんかで服を脱がし合うようなお遊びとは違う。

2013.2.27  「ジャングル・ブック」作者の未発表詩50編、米NYなどで発見

小説「ジャングル・ブック(The Jungle Book)」などで知られる英作家ラドヤード・キプリング(Rudyard Kipling)の未発表詩50編が新たに発見されたことが26日、明らかになった。

2013.2.26  図書館・書店に大手カフェチェーンが続々出店

大手カフェチェーンが、図書館や大型書店の中に出店し始めた。借りたり買ったりしたばかりの本を、コーヒーを飲みながら読む顧客が増えている。ファストフード店なども含めた激しい競争が続く中、各社は新たな集客の場としたい考えだ。

2013.2.24  図書館・書店にカフェチェーン 続々出店

大手カフェチェーンが、図書館や大型書店の中に出店し始めた。 借りたり買ったりしたばかりの本を、コーヒーを飲みながら読む顧客が増えている。ファストフード店なども含めた激しい競争が続く中、各社は新たな集客の場としたい考えだ。

2013.2.21  剛力彩芽も華麗に変身? 本を読む女性の美しさとは

本を読む女性はなぜか魅力的だ。

2013.2.16  「トワイライト」2次創作の官能小説が新たに映画化へ

ステファニー・メイヤー原作「トワイライト」シリーズのファン・フィクション(2次創作)として始まった官能小説「Beautiful Bastard(原題)」が、映画化されることになったと米ハリウッド・レポーター誌が報じた。

2013.1.18  きらら著者インタビュー 伊吹有喜さん『なでし子物語』

いつ読んでも古びずに新鮮に思えてワクワクする、"エバーグリーン"な話にしたかったです。

2013.1.15  こんなに違う――iPad miniで主要電子書店のビューワを比較

電子書籍の読書体験を語る上でビューワのできは重要な要素。今回は"画像表示"という観点で主要な電子書店のビューワの違いをiOS上で徹底比較してみた。コミックに強いビューワはどこだ?

2013.1.14  前向きな現場 知ってほしい 松村美香さん「利権鉱脈 小説ODA」

真冬のモンゴル・ウランバートルの広場で、駐在中の若手商社マンが凍死する場面で物語は幕を開ける。彼はどのような重荷を抱え、なぜ死なねばならなかったのか。

2013.1.12  【Spot the 電撃文庫】『魔遁のアプリと青炎剣』は"高校生がバイトでニンジャをする話"から生まれた――天鴉蒼先生インタビュー

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第65回となる今回は、『魔遁のアプリと青炎剣(アウローラ)』を執筆した天鴉蒼先生のインタビューを掲載する。

2013.1.9  文字編:こんなに違う――iPad miniで主要電子書店のビューワを比較 (1/3)

ビューワよければすべてよし――とまではいわないものの、電子書籍の読書体験を語る上でビューワのできは重要な要素。Androidでのビューワ比較が好評だったため、iOS(iPad mini)でも主要な電子書店のビューワの違いを徹底比較してみた。

2013.1.7  漱石の寄稿発掘し小説に 作家の黒川さん、伊藤博文暗殺巡り

初代韓国統監の伊藤博文が旧満州(現中国東北部)のハルビンで独立運動家の安重根に射殺された事件をめぐり、夏目漱石が満州の邦字紙に寄せた所感を、作家の黒川創さんが見つけたことが6日、分かった。黒川さんはこの記事を手掛かりに時代を考察した小説「暗殺者たち」を執筆、7日発売の文芸誌「新潮」2月号に掲載される。

2012.12.28  さばえ近松文学賞 恋話でゆかりの地をPR

来年は江戸時代の人形浄瑠璃作家、近松門左衛門の生誕360周年にあたる。近松が幼少期を過ごした鯖江市では「さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)~」が創設され、新春1日から恋愛短編小説を全国公募する。

2012.12.21  全世界で8000万部以上、世界で最も読まれている恋愛小説家って?

世界で最も読まれている恋愛小説家、『きみに読む物語』著者のニコラス・スパークス。その著作の中でも、どの作品が最も多く読まれているかのアンケートをとってみました。

2012.12.17  【2012文芸回顧】にじみ出る命の尊さ

震災後の世界を問う ◆文芸 東日本大震災から1年が過ぎた3月、日本が特別招待国となった書籍展「サロン・デュ・リーブル」がパリで開かれた。震災についてシンポジウムで聞かれた角田光代さんは、このように語った。

2012.12.13  角川:「グーグル図書館」不参加合意 国内大手出版で初

米インターネット検索大手のグーグルが大学図書館などの書籍を電子化するプロジェクトをめぐり、角川グループホールディングスは13日、同グループの全ての出版物をプロジェクトの対象外とすることでグーグルと合意したと発表した。

2012.12.10  言葉を楽しむ! 小型国語辞典ランキング

言葉の意味を調べるにもインターネットですぐ検索できてしまう時代。そんな今だからこそ、自分にあった国語辞典を探して、本を読むように1枚1枚ぱらぱらとめくり、言葉の深み・面白さにじっくり触れてみるのもいいかもしれない。

2012.11.30  小川国夫さん自伝的小説発見 「内向の世代」代表作家

「内向の世代」の代表的な作家で、小説「アポロンの島」などで知られた小川国夫さん(一九二七~二〇〇八年)の未発表の中編原稿が、静岡県藤枝市の自宅から見つかった。〇九年に休刊した文芸雑誌「國文學」(学燈社)を引き継ぎ、十二月に創刊する季刊誌「アナホリッシュ國文學」(響文社東京分室)に掲載される。

2012.11.26  何度も改稿…7年ぶり自信作 横山秀夫さん「64(ロクヨン)」発表

警察を舞台にした数々のミステリー小説を手がけてきた作家、横山秀夫さん(55)が、7年ぶりの小説『64(ロクヨン)』(文芸春秋)を刊行した。10年以上前に執筆を始めたが、過労による心身の不調で中断。健康の回復とともに手を入れ直し、組織と個人の関係を深く問う作品に仕上げた。いくつもの謎を宿しながら、物語は驚くほどの疾走感で進む。600ページを超す大長編だが、長さを感じさせない。

2012.11.24  吹けよ風,呼べよ嵐! 「放課後ライトノベル」第119回は『幻國戦記CROW』で霊子果学忍法大戦の巻

前代未聞のサイバーパンク・ニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』を取り上げた本連載の第112回は予想だにしなかった好評をいただき,週間の記事ランキングでなんと8位に入ってしまった。ゲーム情報サイトなのに,これでいいのか? という疑問を抱く一方で,改めて『ニンジャスレイヤー』という作品,ひいてはニンジャに対する読者諸氏の熱い思いをひしひしと感じた次第である。スゴイ!

2012.11.21  文字編:こんなに違う――Nexus 7で主要電子書店のビューワを比較

ューワよければすべてよし――とまではいわないものの、電子書籍の読書体験を語る上でビューワのできは重要な要素。ここでは、主要な電子書店のビューワの違いを徹底比較してみた。

2012.11.19  いよいよ発売:Amazonの電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」を使ってみた

Amazonが11月19日から国内販売を開始した最新の電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」。その実力と競合製品と比べた違いを実機レポートでさっそく紹介しよう。

2012.11.3  森鴎外生誕150周年、彼が暮らしていた風景を読み解く名著が復刊

2012年である今年は森鴎外がこの世に生を受けてから150年目の年になります。11月1日には文京区立森鴎外記念館が開館し、同時に始まる特別展で、鴎外自筆とされる「独逸日記」の原稿が国内で初めて公開されました。

2012.11.1  楽天が新電子ブックリーダー「kobo glo」と「kobo mini」の発表記者会見をネット生中継→終了

11月1日15時30分から、楽天が「新電子ブックリーダーに関する記者会見」を実施しました。その様子はネットで生中継されました。

2012.10.22  悠久の文学展:和歌や漢詩の資料一堂に 香春町で12月2日まで

香春町の町歴史資料館(町民センター2階)で、地元にまつわる和歌や漢詩、俳句などの資料を集めた「悠久の文学展 文学に見る香春」(実行委員会主催、毎日新聞社など後援)が開かれている。入場無料。12月2日まで。

2012.10.15  カフカの遺稿、所有権はイスラエル国立図書館に 未発表作品も

現在のチェコ出身の作家フランツ・カフカ(Franz Kafka)が友人マックス・ブロート(Max Brod)氏に託した遺稿は、イスラエルの国立図書館に寄贈されるべき――。40年以上にわたり個人の手元にあったコレクションをめぐり、イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)の裁判所がこのような判決を下した。

2012.10.7  電子書籍にハマらない理由は、「本の厚み」にあった

先日、アメリカの科学者たちは、iPadをはじめ、タブレット端末にバックライトが付いたディスプレイを、長時間見つめることは、直接的に不眠症につながる可能性があることを証明しました。

2012.10.4  日本文芸家協会が図書館の運営委託で提言

佐賀県武雄市が来年4月からTSUTAYAの運営会社に図書館の運営を委託する問題をめぐり、日本文芸家協会(篠弘理事長)は、本を借りた人へのポイント付与など営利企業のシステムを取り入れるべきではないとする提言をまとめた。

2012.10.4  「娘抑圧する母」描く小説

介護する立場へ 新たな関係模索 今年芥川賞を受賞した鹿島田真希さんの『冥土めぐり』、話題作となっている水村美苗さんの『母の遺産――新聞小説』や赤坂真理さんの『東京プリズン』など、「娘を抑圧する母」を描いた小説が最近目立っている。娘たちが母への愛憎をつづる背景には何があるのだろうか。

2012.9.25  国内 Google Play で日本語書籍やコミックスの販売開始、Playブックスが縦書き対応

Google が 日本の Google Play で電子書籍の販売を開始しました。メニューに「書籍を購入」や「マイブック」が加わり、カラーのコミックスや新刊小説、ビジネス書などを含む国内出版社からの日本語書籍が購入できるようになっています。

2012.9.21  タブレット端末nextbookで電子書籍6万点増量

MVPenテクノロジーズ社から発売されているAndroidタブレット端末nextbookにて、電子書籍ストアeBookJapanの電子書籍約6万点が閲覧可能になった。

2012.9.21  児童ポルノ法対策か新しい萌えか? 「ロリババア」の不気味な魅力

"萌え世界"を回遊していると、それまで想像もつかなかったものに遭遇することがある。

2012.9.20  図書館のポイント付与に"待った"「青少年の利欲刺激」日本文芸家協会

佐賀県武雄市が来年4月からTSUTAYAの運営会社に図書館の運営を委託する問題をめぐり、日本文芸家協会(篠弘理事長)は19日までに、本を借りた人へのポイント付与など営利企業のシステムを取り入れるべきではないとする提言をまとめた。

2012.9.19  自宅に図書館8千冊

◇朝6時から「一声かけて」 「自宅に『図書館』をつくり、地域に開放したい」。大館市山田向館の元中学教諭、浅利正人さん(62)が8月、長年抱いていた夢を実現した。学生時代から集めた約8千冊の蔵書を無料で貸し出している。ジャンルは文学から教育、思想書とさまざま。さっそく近所の小学生らが訪れ、好みの本を手にしている。

2012.9.14  講談社文庫の電子書籍、定期配信始まる

講談社文庫の電子書籍が10月12日(金)から毎月第2金曜日に定期配信されることになった。それに先がけて9月14日(金)からプレ配信も開始されている。

2012.9.8  西村賢太の芥川賞はお墓参り効果!? "墓マイラー"が急増中

『苦役列車』(新潮社)で芥川賞に輝き、その無頼ぶりで注目を集めている作家・西村賢太だが、意外に信心深い一面があるようだ。今、発売中の『小説現代』(講談社)9月号の連載エッセイで、芥川龍之介の墓に3度も墓参りしていたことを明かしているのだ。

2012.9.6  Kobo、新電子書籍リーダー「Kobo Mini」「Kobo Glo」「Kobo Arc」発表

カナダのKoboは9月6日、電子書籍リーダー「Kobo Mini」「Kobo Glo」「Kobo Arc」の3モデルを発表。Kobo Mini、Kobo GloはE Ink採用の新モデル、Kobo ArcはAndroid 4.0搭載のタブレット端末だ。

2012.9.4  ノベル・ノーヴェ novelnove: 参加型のリレー小説。みんなで1つのストーリーを完成させよう。無料。

みなさま、こんにちは。 本日は、リレー小説に参加できるノベル・ノーヴェ novelnoveをご紹介します。

2012.9.4  出版大手3社、払戻金の支払いに合意--電子書籍の独禁法問題で

米国の大手電子書籍出版社3社は、電子書籍の価格操作の疑いをめぐり、巨額の払戻金を支払うことで合意した。

2012.8.30  小説と映画の比較が楽しい。原作を読んだ映画は必ず見ます!

女性ファッション誌を飾る読者モデルたち。ファッションやエンタテインメント情報をキャッチして雑誌やブログで紹介する彼女たちは、トレンド情報にとても敏感だ。今注目しているもの、ハマっているものは何? 今、押さえておきたいエンタ作品&トレンドを紹介する。

2012.8.28  読者も出版社も喜ぶ「最適解」――林信行が語るiOS版「電子書籍 GALAPAGOS」のインパクト

シャープの電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」のサービスがついにiOSにも対応。ITジャーナリストでApple製品に詳しい林信行氏が、そのファーストインプレッションを語った。アプリの操作性などに鋭い視点を向ける一方で、「読者も出版社も満足させる最適解のサービス」と評価する、その理由とは。

2012.8.23  芥川賞・直木賞ともに実力派が受賞――若返り進み異色の候補作も

7月17日に第147回芥川賞・直木賞の選考会が開かれ、芥川賞に鹿島田真希(かしまだ・まき)(35歳)の『冥土めぐり』、直木賞に辻村深月(つじむら・みづき)(32歳)の『鍵のない夢を見る』が受賞した。

2012.8.21  2012年芥川賞作家・鹿島田真希がBLを書いていた

『冥土めぐり』(河出書房新社)で2012年上半期の芥川賞を受賞した鹿島田真希。『文藝春秋』に掲載された選評でも、「鹿島田さんにしか描けない世界」(小川洋子)、「受賞にふさわしい一作」(堀江敏幸)、「圧倒された」(山田詠美)と賛辞の言葉が並んだ。

2012.8.17  辻村さん「小説に携われる喜び」 芥川、直木賞贈呈式

第147回芥川、直木賞の贈呈式が17日、東京・丸の内の東京会館で開かれ、「鍵のない夢を見る」で直木賞に選ばれた辻村深月さん(32)らに賞が贈られた。

2012.8.13  津田大介さんや岩井志麻子さんも参戦!「角川文庫×ナマケット」夏の"生"書評バトル、決戦迫る!

「祭」をコンセプトにした今夏の角川文庫は、「今年も本がワッショイ!ワッショイ!」をサブテーマに、にぎやかなフェアを開催中です。今年の目玉は、何と言ってもniconicoとコラボしてイベントを行う「角川文庫niconico夏祭り」。POPコンクールやカバーイラストコンテストのほか、ニコニコ生放送を使って行う書評バトルなど、ユーザー参加型のおもしろ企画が盛りだくさんなのです。

2012.8.6  【書評】『冥土めぐり』 鹿島田真希著

評・尾崎真理子(本社編集委員) 斜陽描く芥川賞受賞作 芥川賞の受賞作は、作家の可能性を示すと同時に、できればこの時代を知る手がかりであってほしい。その点、今夏選ばれた「冥土めぐり」は、この国の斜陽がどれほど濃い影を人々の心に落としているか。如実に映し出している。

2012.8.6  芥川賞・鹿島田真希 怖いくらい稿を重ねた情熱

今回の芥川賞受賞作の「冥土めぐり」は何度も推敲(すいこう)して、稿を重ねた。十回ぐらいは書き直したので、百十枚書くのに、千百枚は書いたと思う。編集者は私に対して、この人は何回書き直すのだろう、と思っていたらしいが、私の方は、いったい何回書き直せば、掲載してくれるのだろうかと思っていた。しかしその稿を重ねた情熱は大したものだったらしく、怖いぐらいだったとも言われた。

2012.8.2  【オリコン】「芥川賞・直木賞」受賞作がTOP100圏外より急上昇

7月17日に発表された「第147回直木賞」受賞作の辻村深月『鍵のない夢を見る』(2012年5月18日発売/文藝春秋)が週間1.2万部を売り上げ、8/6付"本"ランキングBOOK(総合)部門で先週の100位圏外から24位に急上昇した。また、「同芥川賞」受賞作の鹿島田真希『冥土めぐり』(同年7月10日発売/河出書房新社)も週間7831部を売り上げ、先週100位圏から44位にランクインし、共に初のTOP50入りとなった。

2012.7.29  8月号 早稲田大学教授・石原千秋 綿矢りさは文壇の蒼井優?

芥川賞が鹿島田真希に決まった。鹿島田真希の『冥土めぐり』でなければまた「該当なし」かと思っていたので、選考委員に敬意を表したい。

2012.7.25  "ホリエ萌え"する女子たち

文系女子から熱視線を浴びている"ホリエ"とは? 先週、発表された第147回芥川賞。ご存じの通り『冥土めぐり』(河出書房新社)で鹿島田真希が受賞したが、今回の芥川賞は「どの作品が受賞するか?」ということ以外にも、密かに注目されていたトピックがあった。それはズバリ"新加入のホリエ様"。新たに選考委員に加わった作家の堀江敏幸が"萌える"と、一部の女子のあいだで評判なのだ。

2012.7.25  季節ごとの占いでずっと楽しめる!世界初の旧暦占いつき小説アプリ

電子書籍の普及に伴い、アプリでも手軽に小説を楽しめる時代になりましたね。みなさんはもうアプリで読書したことはありますか?紙媒体のならではのめくる楽しみはもちろん捨て難いですが、アプリでの読みやすさも一度慣れると快適でクセになりますよ。

2012.7.23  芥川賞・直木賞 選考過程と講評

17日に発表された第147回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)は、芥川賞は鹿島田(かしまだ)真希さん(35)の「冥土めぐり」(「文芸」春号)、直木賞は辻村深月(みづき)さん(32)の短編集『鍵のない夢を見る』(文芸春秋)に決まった。ともに実力派と評されており、鹿島田さんは4度目、辻村さんは3度目の候補で念願の受賞を果たした。東京・築地の料亭「新喜楽」で行われた選考過程と、講評を紹介する。

2012.7.17  書評家・杉江松恋が読んだ! 第147回芥川賞候補作品。今度こそいけるか舞城王太郎、それとも!?

第147回芥川・直木賞選考会はいよいよ本日夕刻、候補作を全部読むシリーズ、今回は芥川賞に挑戦しました。直木賞編と合わせてお読みください。

2012.7.17  芥川賞に鹿島田真希さん=直木賞に辻村深月さん

第147回芥川・直木賞(日本文学振興会)の選考会が17日夕、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞は鹿島田真希さん(35)の「冥土めぐり」(文芸春号)に、直木賞は辻村深月さん(32)の「鍵のない夢を見る」(文芸春秋)に決まった。

2012.7.11  女性の痛みも嫉妬も丹念に描いた『冥土めぐり』、芥川賞受賞なるか

第147回芥川賞の候補が発表され、鹿島田真希氏の『冥土めぐり』がそのひとつに選ばれました。

2012.7.9  優れたSF作品を選ぶ第43回星雲賞発表 「天獄と地国」やガンダム、まどマギなど受賞

2011年に発表された国内外のSF作品や周辺ジャンルから選出する「第43回星雲賞」の受賞作品が、7月7日(土)に決定しました。日本長編部門を受賞したのは、小林泰三さんの小説「天獄と地国」です。このほか、メディア部門にアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」が、ノンフィクション部門に文藝別冊『吾妻ひでお〈総特集〉―美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪』 が選ばれています。

2012.7.8  芥川賞・直木賞 : 発表をニコ動で生中継 記者会見も

第147回芥川賞と直木賞が17日発表され、受賞者の記者会見の模様はドワンゴと二ワンゴが運営する動画配信サイト「ニコニコ生放送:Zero」で生中継される。今回の候補作は、芥川賞は舞城王太郎さんの「短篇五芒星」など5作、直木賞には貫井徳郎さんの「新月譚(しんげつたん」など5作がノミネートされた。

2012.7.7  伊藤計劃、東野圭吾作品を米へ…アレックスさん

本からの感情 損なわず英訳 日本のミステリーやSF小説がアメリカで相次ぎ評価されている。

2012.7.5  初の平成生まれ受賞なるか 第147回芥川賞・直木賞候補作発表

第147回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が5日付で発表された。直木賞候補は5作で、23歳の朝井リョウさんが初ノミネート。受賞すれば、初の平成生まれで、堤千代さん(昭和15年の第11回)の22歳10カ月に次ぎ、男性では史上最年少となる。芥川賞候補には、公の場に姿を見せない覆面作家、舞城王太郎さん(38)らの5作が選ばれた。選考委員会は17日に東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれる。候補作は次の通り(敬称略)。

2012.7.2  デイリーポータルZ:高松・なぞの古本屋さん

香川県・高松に行く、と行ったら、友人が「面白いお店を紹介してあげるよ」と言った。

2012.7.2  保坂和志さん「カフカ式練習帳」 解き放たれた魅力的な断片

「短いから情景だけが頭に残る。そんな『断片』にしかない良さを感じてもらえたら成功だなあ、と」。作家の保坂和志さん(55)はそう話す。廃屋(はいおく)や津波の記憶、日記、宇宙論…。文豪カフカのノートに触発されたという9年ぶりの長編『カフカ式練習帳』(文芸春秋)には、魅惑的な断片が因果関係や意味づけを拒むように自由に解き放たれている。

2012.6.26  文学散歩の新名所に 黒田杏子さんの句碑除幕

日本を代表する俳人で、黒羽地区ゆかりの黒田杏子さんの句碑除幕式が23日、黒羽田町の鮎の里公園で行われ、地域の俳句関係者ら約100人が建立を祝った。

2012.6.21  『1Q84』聖地巡礼のススメ

社会現象となった村上春樹の長編小説『1Q84』。待望の文庫版も、完結となる『1Q84 BOOK3〈10月-12月〉前編』『1Q84 BOOK3〈10月-12月〉後編』が5月末に発売されたが、まだまだ話題は尽きないようすだ。

2012.6.18  秋葉原の雪 ~俳句を再考する~/日地谷=キルシュネライト・イルメラ(ベルリン自由大学文学研究大学院長)

◆世界で人気を博し続けている「俳句」 俳句は世界の多くの国において、茶道や日本庭園、能や歌舞伎などの伝統芸能とともに、日本文化を代表する存在になっているようだ。

2012.5.15  小説版「ゴッドファーザー」前章が出版へ

フランシス・フォード・コッポラ監督の代表作となった「ゴッドファーザー」シリーズの原作者マリオ・プーゾが1969年に発表した小説「ゴッドファーザー」の前章にあたる「ザ・ファミリー・コルレオーネ」の出版をめぐり、パラマウントとプーゾの遺族側が合意に至ったとDeadlineが報じた。

2012.5.15  第二十五回 三島由紀夫賞

第二十五回 三島由紀夫賞

2012.5.15  デジタルになっても「ページめくり」が健在な理由

複数ページにわたるコンテンツを読み進めるとき、ユーザーは意識下で、ある種の視覚フィードバックを求めている。『iBooks』スタイルの、紙の書籍を真似た「ページめくり」を新しく採用した『Instapaper』の開発者等に話を聞いた。

2012.4.24  第25回 三島由紀夫賞候補作品発表

第二十五回三島由紀夫賞候補は次の六作品に決定しました。本賞の今後の日程は下記の通りです。

2012.4.12  Flipboardの強力なライバルに?:Google、電子雑誌アプリ「Googleカレント」を日本でも公開

Googleは、iOS/Android向け電子雑誌アプリ「Google Currents」を日本を含む全世界で公開した。Flipboardの強力なライバルになるだろうか。

2012.4.5  サンワサプライ、書籍を裁断せず電子化できるスタンド型スキャナ発売

サンワサプライは2012年4月5日、立体物や厚みのある書籍をスキャンしやすいスタンド型スキャナ「400-CMS012」を直販サイト「サンワダイレクト」で発売した。本や資料を裁断することなく画像データ化できるうえ、タイマー撮影機能により書籍のページをめくるだけで連続スキャンが行える。直販価格は1万7,800円(総額)。サンワダイレクトの本店/楽天市場店/Yahoo! ショッピング店/Amazon マーケットプレイス店で限定販売している。

2012.2.17  "もらっといてやる"田中さん、受賞あいさつ一瞬で終了 芥川賞・直木賞贈呈式 受賞者3人のあいさつ詳報

17日、東京都内で開かれた芥川賞・直木賞の贈呈式。1月17日の受賞決定直後の会見で「(受賞を)断って、気の小さい選考委員…都知事が倒れて都政が混乱してはいけないので。都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる」と発言し話題を呼んだ芥川賞受賞の田中慎弥さん(39)が何を話すか注目されたが、受賞あいさつは一瞬で終了、会場に衝撃が走った。芥川賞の円城塔さん(39)、直木賞の葉室麟さん(61)とあわせて、受賞者のあいさつを紹介する。

2012.2.17  "9.11文学の金字塔"が映画化『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

今週は、求めるものを手に入れるため行動する主人公の体験を通じて、人生の意味を考える契機を観客にもたらしてくれる話題の新作映画2本を紹介したい。

2012.2.13  「放課後ライトノベル」第79回は新人賞特集の第2弾。8年ぶりの大賞受賞作が出た『第13回えんため大賞』4作品をどーんと紹介

もうすぐ,みんなが待ちに待ったバレンタインデー。女の子にとっては好きな男の人に愛を伝える一年で最大のチャンス! 皆さんは,プレゼントするチョコレートの準備はしただろうか? お金をかけて高級なチョコを贈るのもいいけれど,好きな人のための本命チョコなら,やっぱり手作りが一番。だって,少しくらい形や味がイマイチでも,チョコに込められた想いが一番の隠し味なんだよ(空想)。

2012.2.10  電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第2回 和ヶ原聡司

『はたらく魔王さま!』にて第17回電撃小説大賞〈銀賞〉を受賞しデビュー。現在は電撃文庫にて『はたらく魔王さま!』の続刊を展開中。また、同作品のコミックが月刊コミック電撃大王にて好評連載中。

2012.2.3  160年間禁書とされていた18世紀の暗黒文学「マンク」を映画化『マンク~破戒僧~』3月24日公開決定

血塗られた破戒僧のすさまじい背徳と残虐、エロティズムによって発表当時激しい非難を浴び160年間禁書とされていた、18世紀の暗黒文学「マンク」(著:マチュー・G・ルイス)を映画化した「The Monk」の邦題が『マンク~破戒僧~』に決定し、3月24日よりシアターN渋谷にて公開されることが決定した。

2012.1.28  「人類は衰退しました」を吉祥寺笑がアライブでマンガ化

本日1月27日に発売された月刊コミックアライブ3月号(メディアファクトリー)にて、田中ロミオのライトノベル「人類は衰退しました」のコミカライズ連載「人類は衰退しました ようせい、しますか?」がスタートした。作画を手がけるのは吉祥寺笑。

2012.1.20  伊豆文学賞 植松さん(富士宮)最優秀

県などでつくる伊豆文学フェスティバル実行委員会は19日、第15回伊豆文学賞の審査結果を発表した。

2012.1.18  作家の読書道 第122回:三上延さん

2011年に刊行するとたちまち1、2巻を合わせて80万部を突破、今もベストセラーにランクインしているビブリオミステリ連作集『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ。謎解きや人間ドラマはもちろん、古本や出版事情の薀蓄も楽しいと思ったら、やはり著者の三上延さんには古書店勤務の経験があるのだとか。幼い頃から読書家で、本の好みは昔からはっきりしていたという三上さんの読書歴、影響を受けた本とは?

2011.12.1  bestseller's interview 第36回 三上 延さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!第36回の今回は、現在ベストセラーとなっている『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズを執筆している三上延さんです。ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で活躍されてきた三上延さんですが、今作は"ビブリオ・ミステリ"。古書店を舞台に、個性豊かな登場人物と人々の想いが詰まった古書たちが物語を織り成します。三上さんご自身も古書店でアルバイト経験があるそうで、そうした土壌の上に執筆されている本作についてインタビューを行ってきました。

2011.11.26  「放課後ライトノベル」第69回で紹介する『Tとパンツとイイ話』は,なんというか,すごく……"T"です

抱き枕というものをご存じだろうか。通常,頭の下に敷く枕の代わりに,抱きかかえるようにして寝るための寝具である。一度手に取ってみてもらえれば分かると思うのだが,この抱き枕というものは実にいいものである。本体には弾力性があり,手で押すと程よい力で押し返してきて,抱くと非常にリラックスできる。材質にもよるがカバーも概して手触りがよく,すべすべの人肌を撫でているような感触を味わえる。

2011.8.1  きらら著者インタビュー 森 絵都さん『この女』

書き進めていくうちに話が濃度を増していく感じで、その濃度の中で書いていると普通のことのように思えた。 一人の青年が残した小説。それはある女の半生と、そして書き手自身の人生を垣間見せる内容だった。森絵都さんの新作『この女』は、阪神・淡路大震災前夜にめぐり合った男女の濃密な生を描ききる。小説内小説という設定、1994年という舞台。さまざまな試みが施された本書の出発点はどこにあったのだろう。

2011.6.9  著者インタビュー - 伊集院静さん『いねむり先生』

闘病200日にして突然やってきた妻の死。やりきれない思いを抱えるまま、サブローはギャンブルと酒におぼれ心身ともにボロボロの状態に。そんなサブローの前に現れた小説家にしてギャンブラーである「先生」。サブローを競輪の「旅打ち」に誘った先生は、不思議な温かさでサブローを包み込んでいく――。

2011.5.1  きらら熱烈インタビュー 第71回 朝井リョウさん

電車に乗っているときにアイディアが浮かぶ。物語の破片みたいなものが落ちてくる感じです。 恋に部活に勤しむひたむきな高校生を描いた作品『桐島、部活やめるってよ』で鮮烈なデビューを果たした朝井リョウさん。

2010.3.1  きらら著者インタビュー 栗田有起『コトリトマラズ』

今後どんなことをどんなふうに書いていくのか。ちょっと人体実験をしているような感覚があります。 小さな会社に勤める29歳の女性と50代の社長。二人の道ならぬ恋に変化が訪れたとき、人の感情はどんな揺れや動きを辿っていくのだろう。これまで幻想的な作品世界を築くことの多かった栗田有起さんが、最新長編『コトリトマラズ』で描いたのは、この現実世界の中での、一生忘れられないような、深くて濃くて、そして苦しい恋。

2010.1.12  『思想地図』東浩紀×宇野常寛トークショー

2008年4月、思想誌『思想地図』がNHKブックスから創刊された。批評家の東浩紀と社会学者の北田暁大が編集を務める同誌は、3月刊行の5号をもって一度幕を閉じる。

2009.11.25  作家の読書道 第97回:越谷オサムさん

一作ごとにまったく異なる設定で、キュートで爽やかなお話を発表している越谷オサムさん。新作『空色メモリ』は、地味だけど愛らしくて憎めない高校生の男の子2人が探偵役として活躍。そんな発想はどこから生まれるのか。辿ってきた読書道は、まさに男の子っぽいラインナップ。そして小説の執筆に至るまでの、意外な遍歴とは?

2008.10.29  作家の読書道:第84回 大崎梢さん

書店で起きるちょっぴりなぞめいた出来事を、仕事のできるしっかり者の杏子と、不器用だけれど推理は冴えているアルバイト女子大生の多絵が、毎回見事に解決! そんな連作ミステリ『配達あかずきん』でデビュー、人気を博している大崎梢さん。小学生が探偵役のヤングアダルトや大学生の成長を描く青春小説など、作品の幅を広げている大崎さん、幼い頃から大作にどっぷりハマってきた様子。その読書体験の数々のお話、これがまた、とっても楽しいものでした。

2008.4.24  著者インタビュー - 湯本香樹実さん『くまとやまねこ』

明日も、あさってもことりといっしょの朝が来る――そう信じていたのに突然、最愛の友だちをなくしたくまは、ひとり暗闇に閉じこもってしまいます。ところがある日、いいお天気の朝がきて……。大切な記憶、かけがえのない時間を瑞々しく描いた作品で人気を集める作家の湯本香樹実さんが、絵本『くまとやまねこ』を上梓。絵本作家・酒井駒子さんとの初のコラボレーションによって生まれたこの絵本について、湯本さんに伺いました。

2005.9.1  著者インタビュー - 市川拓司さん『世界中が雨だったら』

--『世界中が雨だったら』には初期にお書きになった2編の小説(「世界中が雨だったら」「循環不安」)が収められています。今回、刊行されるにあたってあらためてお読みになってどのようにお感じになりましたか?

2003.11.26  江國香織「The English Roses」スペシャルインタビュー

5人の女の子、遠くに見える虹、すみっこには怒ったようなネズミくん、そしてバラに囲まれたタイトル『イングリッシュ ローズィズ』。この絵本の作者はなんと、あのマドンナ! そして翻訳者が江國香織さんという意外な組み合わせにもまたびっくり。いったいどんな絵本なのか、その魅力を江國さんに語っていただいた。

2001.9.30  作家の読書道:第6回 金城 一紀さん

大人気の「作家の読書道」第6回目に登場するのは「GO」で直木賞を受賞され、10月には映画「GO」が公開される金城一紀さん。 本の話を飛び越えて、インタビューは映画や音楽にまで広がり、盛り上がりました。

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