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イッツに関連する小説ニュースまとめ

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イッツ ニュース検索結果

2021.7.22  【今週はこれを読め! ミステリー編】ヴァランダー・シリーズ最後の書『手/ヴァランダーの世界』

――これはクルト・ヴァランダー・シリーズ最後の出版物である。このシリーズはこの本をもって終了する。

2021.4.14  【今週はこれを読め! エンタメ編】料理とおみくじで一歩を踏み出す短編集〜冬森灯『うしろむき夕食店』

食べ物の描写がおいしそうな文章は、もうそれだけでありがたい。食は大事。栄養学的な観点からももちろんだけれど、単純においしいものを食べたときの格別な幸せを思うだけでも、食事の大切さは決してないがしろにできないと思う。...という意見に賛同してくださるあなたに、ぜひおすすめしたい本がございますのよ。

2021.1.13  【今週はこれを読め! エンタメ編】恐るべき筆力とユーモアが光る鈴木るりか『私を月に連れてって』

恐ろしい子! と私の内なる月影先生が発動してしまうくらい驚かされたのが、現役高校生作家・鈴木るりかさんの『私を月に連れてって』である。前作『太陽はひとりぼっち』でも十分すぎるほどの衝撃だったが、今回はさらに記録更新だ。もうほんと、私のように鈴木さんの倍以上歳をとっている人だって(いや、サバを読んだがほぼ3倍です)、こんなにおもしろい本を書ける人材などどれだけいることか。

2021.1.5  【今週はこれを読め! SF編】多様な傾向を集めつつ、懐かしい印象すら受ける間口の広いアンソロジー

もっとも新しい十年紀のSF傑作選。思わず身がまえてしまうが、心配はご無用。収録されている作家の人種・経歴・セクシャリティは多様で、作品の傾向もバラエティに富んでいるものの、飛びぬけて先鋭的な表現・主題・論理はほとんどない。ある程度SFに馴染んでいる読者にとっては、むしろ懐かしい印象すら受けるくらいだ。

2020.10.24  作家の読書道 第222回:武田綾乃さん

学生時代に作家デビュー、第2作「響け!ユーフォニアム」がいきなりアニメ化され人気シリーズとなった武田綾乃さん。さまざまな青春を時にキラキラと、時にヒリヒリと描く武田さんはどんな本を読み、どんな思いを抱いてきたのか。お話は読書についてだけでなく、好きなお笑い芸人や映像作品にまで広がって…。意外性に満ちたインタビューをお楽しみください!

2020.8.31  【今週はこれを読め! ミステリー編】鼻つまみものの刑事の危険な小説『笑う死体』

探偵は信用できないが、謎解きのためには作者を信頼するしかない。

2020.6.27  作家の読書道 第218回:藤野可織さん

不穏な世界を時に美しい言葉で、時に奇想を炸裂させた設定で描き出す藤野可織さん。2013年には『爪と目』で芥川賞を受賞、最近では女性2人が破滅に向かう世界で活き活きと冒険する『ピエタとトランジ<完全版>』が評判に。この世界観を生み出す背景に、どんな読書遍歴があったのでしょう? 小説だけでなく、影響を受けた漫画や好きな映画や俳優についてもたっぷり教えてくださいました。

2020.4.9  【今週はこれを読め! ミステリー編】『短編ミステリの二百年vol.2』で評論と短編を楽しむ!

コロナ禍に遭われたみなさまにお見舞い申し上げます。また、緊急事態宣言発令で外出自粛を余儀なくされているみなさまにも。ざわざわとして心落ち着かない日々ですね。早く日常が取り戻せないものかと思います。

2019.12.28  作家の読書道 第213回:河﨑秋子さん

東北と北海道で馬と暮らす人々を描いた物語『颶風の王』で注目され、単行本第二作『肉弾』で大藪春彦賞を受賞、新作短編集『土に贖う』も高い評価を得ている河﨑秋子さん。北海道の酪農一家で育ち、羊飼いでもあった彼女は、どんな本を読み、いつ小説を書きはじめたのか。これまでのこと、これからのことを含め、たっぷりと語っていただきました。

2019.9.28  作家の読書道 第210回:町屋良平さん

今年1月、ボクサーが主人公の『1R1分34秒』で芥川賞を受賞した町屋良平さん。少年時代から「自分は何か書くんじゃないか」と思っていたものの、実は、10代の頃はなかなか本の世界に入り込むことができなかったのだとか。そんな彼が、読書を楽しめるようになった経緯とは? スマホで執筆するなど独特の執筆スタイルにも意外な理由がありました。

2019.9.27  【今週はこれを読め! ミステリー編】著者自身がワトソン役の謎解き小説『メインテーマは殺人』

一口で言うなら信頼関係がないホームズとワトスンなのである。

2019.9.10  【今週はこれを読め! SF編】きらめく青春小説にして、時間と現実と創作とをめぐる問い直し

サンライズ製作のSFアニメ『ゼーガペイン』のスピンオフ小説。ヒロインの守凪了子(カミナギリョーコ)、彼女の幼なじみ十凍京(ソゴルキョウ)は共通だが、小説版オリジナルの主要キャラクターも多く登場し、背景となる設定もいっそう深く練られている。

2019.7.26  【今週はこれを読め! ミステリー編】英統治下インドでもがく警部と部下『カルカッタの殺人』

解けない謎があることのもどかしさを楽しさに変換してくれる警察小説だ。

2019.7.17  【今週はこれを読め! エンタメ編】「知る」喜びに満ちた音楽ミステリー〜藤谷治『綾峰音楽堂殺人事件』

本を読む醍醐味を何に求めるかはさまざまだと思うが、「知らなかったことを知る」を重視する人は多いだろう。本書においても、「知る」喜びは十二分に味わえる。大学教授や作家や音楽家や地方の名士といった登場人物たちの鬱屈を「知る」、クラシック音楽の素晴らしさを「知る」、地方行政あるいは市民運動の仕組みや問題点を「知る」...。そしてもちろん、謎に包まれた事件の真相を「知る」。

2019.5.8  【今週はこれを読め! エンタメ編】ヘタレ准教授クワコーが帰ってきた!〜『ゆるキャラの恐怖』

クワコー先生の新刊が6年半ぶりに発売。って小学生なら卒業しちゃってるほど長い間、ほんとに待ってたヤツなんているのかって話。いや、いるか。需要もさまざまか。しかも今回、みうらじゅん人気も期待したいところ。なぜにみうらじゅん。でも、題名の「ゆるキャラ」でソッコー連想した人もいるに違いなし。あと、表紙のレイアウト? っての? が、いま激アツの『ジーヴズ』ともろかぶり。いや、オレは好き。同じ出版社から出すなら、そりゃかぶせるっしょ。あえてのかぶせで行くっしょ。

2019.4.9  「2019年本屋大賞」決定!! 大賞は瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』 全ノミネート作の順位を発表!

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2019」の受賞作が決定した。

2019.4.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】"本好きの夢"の行方〜ペネロピ・フィッツジェラルド『ブックショップ』

街の本屋さんがどんどん減っていっていることは、特に本好きでない人でも気がつくくらい深刻な問題ではないだろうか。大型書店はもちろん素晴らしい。

2019.2.26  【今週はこれを読め! SF編】総統になりそこねた男の「わが捜査」

「その女性は、いかにも知的なユダヤ女という顔つきをしていた」という、私立探偵のモノローグからはじまるハードボイルドである。彼女は、行方不明になった妹を捜してほしいという。それ自体は、よくある依頼だ。

2019.2.9  独占インタビュー「ラノベの素」 渋谷瑞也先生『つるぎのかなた』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2019年2月9日に電撃文庫より『つるぎのかなた』が発売された渋谷瑞也先生です。第25回電撃小説大賞にて《金賞》を同作で受賞し、満を持してデビューされます。剣道を知らなくてもいい、読み終えた後に剣道がわからなくても構わない。ただこの物語を面白いと感じてもらえればそれでいい。剣道という舞台から降りた"元最強"と、孤独に頂点で君臨し続ける"現最強"が激突する時、少年少女たちの心情にどんな変化が訪れることになるのか、物語の内容や見どころについてお聞きしました。

2018.11.5  【今週はこれを読め! ミステリー編】ナチス殺人医師の虚ろな精神『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』

スリラーの名手ウィリアム・ゴールドマンに『マラソンマン』(ハヤカワ文庫NV)という作品がある。ナチの残党が主人公を拷問する場面があることで有名だ。健康な歯を歯科医のドリルで削るという想像するだけでも痛そうな拷問で、映画化作品では主人公をダスティン・ホフマン、ナチをローレンス・オリヴィエが演じた。

2018.10.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】日本語の外での3か月〜柴崎友香『公園へ行かないか?火曜日に』

日本語で考えて、日本語で話す。たぶん物心つく前から、特に意識することもなく行ってきたことだ。私が幼かった頃は海外旅行すら現在ほど一般的なものではなく、帰国子女の存在も少数だったし、英語を話すという行為自体をもっと特別なこととして受けとめる人も多かったと思う。しかしいまや日本人でも、日本語で考えて日本語で話すのと同じレベルで、英語で考えて英語で話すことができるという人も少なくない。夫の仕事の関係で9.11の直前くらいまで3年間カリフォルニアに住んでいたことがあったが、どんなにがんばっても私の英語は"英語で話しかけられる→それを日本語に置き換えて理解する→相手への返事を日本語で組み立てる→それを英語に置き換えて話す"というプロセスを省略することはできなかった。

2018.8.8  【今週はこれを読め! エンタメ編】10代の気持ちが返ってくる吉野万理子『南西の風やや強く』

12歳、15歳、18歳。本書では、それぞれの年齢のときの主人公・狩野伊吹が描かれており、章のタイトルにもなっている。

2018.8.3  『うわさのズッコケ株式会社』で児童文学の掟を破る!? 「ズッコケ」と歩んだ40年。那須正幹さんインタビュー

1978年に『それいけズッコケ三人組』が出版されて、今年でシリーズ40周年。わんぱくだけど短気でおっちょこちょいのハチベエ、博識で努力家だけどなぜかテストの点は悪いハカセ、動きはのろくぽっちゃりしてるけど誰よりも優しいモーちゃん。世代を超えて子供たちが夢中になってきた、みんなの"友達"だった三人組。著者の那須正幹さんに、40周年をふりかえってみてどう感じているのか、お話をうかがった。

2018.6.29  独占インタビュー「ラノベの素」 悠寐ナギ先生『→ぱすてるぴんく。』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2018年6月29日に講談社ラノベ文庫より『→ぱすてるぴんく。』第2巻が発売となった悠寐ナギ先生です。第7回講談社ラノベ文庫新人賞「佳作」受賞作にして、隔月で続刊が刊行された本作。20歳の新鋭が描いたインターネットやSNSを通じた苦々しくも愛しい、リアルで等身大の青春ストーリーの内容や、第2巻の見どころについてお聞きしました。

2018.6.16  【今週はこれを読め! ミステリー編】少女の幽霊と孤島の殺人事件『空の幻像』

最果ての孤島とそこに伝わる幽霊伝説という絶妙の舞台で展開する、精緻極まりない謎解き小説。それがアン・クリーヴス『空の幻像』(創元推理文庫)だ。

2018.6.13  【今週はこれを読め! エンタメ編】免許自主返納ドライバーの挑戦〜中澤日菜子『Team383』

「人生五十年」の時代であれば、自分はもう完全に余生に突入している。しかし、現実には3人の息子たちはまだ誰ひとり社会人になっていないし、末っ子の三男に至ってはまだ高校生。同い年の夫とともに、とてもおちおち死んではいられない状況である。世の中では「終活」が話題に

2018.6.9  三浦しをんインタビュー 3年ぶりの新作小説は、これまでのどの作品とも異なる読み心地の傑作!

少女たちの他愛ない手紙のやりとりから始まり、読者を思ってもみない場所へと誘い、強い衝撃と深い感動を与える、三浦しをんさんの最新作『ののはな通信』。「書簡形式」「明暗の共存」など、三浦さんにとって初となる試みも多い本作は、連載開始時から6年の歳月を経て、ついに刊行された。この物語が生まれた背景とそこに込めた思いをじっくりと訊いた。

2018.3.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】なつかしい喫茶店の思い出〜中島京子『樽とタタン』〜中島京子『樽とタタン』

喫茶店はいつからカフェと呼ばれるようになったんだっけと考えて、もしかしたらこのふたつは別物かもしれないなと思う。私が子どもの頃にコーヒー好きの母に連れられて行った喫茶店では、多くの大人がたばこを吸い(うちの母もだった)、子どものためのプリンやクリームソーダには真っ赤に着色された缶詰のサクランボがのっていた。このような場、このような食べ物を提供する店をカフェとは呼ばないだろう。

2018.2.8  『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀

ついにこの本をご紹介できるときがきました。2017年に発売された文芸書のなかで私が最も太鼓判を押す、おすすめの書籍。佐藤亜紀『スウィングしなけりゃ意味がない』です。

2018.1.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】声なき人のための物語〈アイアマンガー三部作〉完結!

エドワード・ケアリー〈アイアマンガー三部作〉がついに完結した。『堆塵館』『穢れの町』に続く最終巻『肺都』を読んで感じたのは、これは声なき人のための声として書かれた物語だ、ということだった。

2017.12.26  【今週はこれを読め! SF編】書いているのはタイプライターか私か? 狂っているのは誰か?

マイクル・ビショップが頭角をあらわしたのは1970年代半ば。ジョン・ヴァーリイやジョージ・R・R・マーティンなどと並び、ニューウェイヴで先鋭化したアメリカSFを、やや伝統寄りスタイルに引き戻しながらも、小説的洗練と新しい時代の感覚をほどよく盛りこんだ俊英----という印象が強い。とりわけ邦訳がある『樹海伝説』と『焔の眼』は、文化人類学の発想で異質な文化、オルタナティブな世界観を鮮やかに提示した。

2017.11.7  【今週はこれを読め! SF編】ズレながら重なりあういくつもの可能性世界

クリストファー・プリーストは、もはやSF作家というより現代英文学を代表する小説家のひとりといったほうがいいだろう。

2017.11.1  【今週はこれを読め! エンタメ編】いっぷう変わったお仕事小説〜青山七恵『踊る星座』

例えば女優という肩書きだけでもすごいのにモナコの国王に見初められて王妃にまでなったグレース・ケリーレベルまでいかずとも、一般人の人生も十分さまざまな事件にあふれている。

2017.9.27  【今週はこれを読め! エンタメ編】一瞬一瞬の積み重ねを切り取る短編集『AM/PM』

人間は気の遠くなるような長い年月のうちに進化を遂げて現在のような世界に存在するに至っただけでもすごくって、そういった歴史の中で祖先に当たる人たちが命をつないできてくれたからこそ今自分が存在しているという事実は信じられないくらいの幸運の上に成り立っていることなんだとはもちろんわかっているんだけれども、そうかといって人生における貴重なすべての瞬間に感謝を捧げながら生きるなんてことはこれはもう不可能といっていいだろう。ていうか、ほとんどの人々はダラダラしたり、次から次へと不満を口にしたりと、無駄以外の何物でもないような時間を過ごしがちなものじゃないのかな?

2017.8.28  警察小説の大家・今野敏が、講談社「小説現代」に連載した"同期"シリーズが完結!最終巻『変幻』が今年6月に発刊。9/1から旭屋書店全店にて"同期"シリーズ『同期』、『欠落』、『変幻』全3巻フェア実施!

旬な作家の意外な素顔が・・・?旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画!【旭屋書店主催イベント:著者出演インタビュー】

2017.7.21  英国に残るか、日本に帰るか……決断の時が迫る――。「言葉にできない親密な関係性」にじわじわハマる! 英国幻想ファンタジー最新作

『英国幻視の少年たち』(深沢仁/ポプラ社)は、イギリスを舞台に繰り広げられる、幻想的で、ややシニカルな雰囲気を漂わせた「少年たちの選択」がじわじわと胸に迫るライト文芸だ。

2017.7.5  【今週はこれを読め! エンタメ編】断裁工場で働く主人公の朗読の日々『6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む』

売れ残って在庫として置いておく場所もなくなった本には、「断裁」という末路が待っている。この事実を知ったとき、血の気が引きそうな心持ちがしたことは忘れられない。一時期(今も?)、電子書籍として読めるように本をいったんバラバラに分解してデータとして読み込む「自炊」が流行ったと思うが、それでさえとてつもなく抵抗があったのに。

2017.3.13  窪美澄最新作!「大切な人の死を忘れられない男」と「恋の仕方を知らない女」は、"最悪の出会い"から次第に惹かれあう…

全国から桜のたよりが届く頃、今年は書店の店頭にも美しい花が咲く。窪美澄さんの待望の新作長編『やめるときも、すこやかなるときも』(集英社)の表紙にはやわらかな青空をバックに花が美しく咲き誇り、結婚式の愛の宣誓を引用したタイトルと共に「幸せなはじまりの予感」をふわりと心に届ける。

2017.2.23  『騎士団長殺し』発売前に、実在する場所を"村上春樹フィルター"を通して見ると? 村上春樹の旅行記おすすめ4選!

いよいよ明日2月24日(金)に発売される、村上春樹の長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)。

2017.1.24  「私を奴隷にしてください」学年一の美少女がエロゲ発言を連発!? 人気ラノベ『非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……』がコミックに

ラノベ界で活躍する作家を生み出し続けている「ファンタジア大賞」。その第28回目の開催時に金賞とWEB読者賞をダブル受賞したのが滝沢 慧さんだ。

2017.1.18  ラノベの挿絵は1冊30万円? 大変そうだけど羨ましい!! ラノベ絵師の日常と非日常

締め切りというのはなぜか重なるもので、先週この仕事の依頼がきていれば……と思いつつ、でも仕事が貰えるのはやっぱり嬉しくて、時間を気にしつつも引き受けてしまう。

2017.1.6  生まれ変わった先は、乙女ゲームに登場する意地悪なライバル令嬢! しかも王子に出会ったら死んじゃう!? 話題沸騰の『ドロップ!! ~香りの令嬢物語~』

イケメンに囲まれ好みの男子を攻略していく乙女ゲーム。その登場人物に"転生"してしまったとしたら、それも主人公ではなく意地悪なライバル令嬢になってしまったとしたらどんな物語を望むだろう。

2016.12.14  【今週はこれを読め! エンタメ編】戦争の中で生きる人々を描く 須賀しのぶ『また、桜の国で』

芸術の冬(←開き直った)! "音楽本スペシャル"第5回(いったん最終回)をお届けします(第1〜4回につきましては、10月26日・11月9日・11月30日・12月8日更新のバックナンバーをお読みになってみてください)。

2016.10.29  「サスペンスの女王が犯人候補!? これは事件だ!」東川篤哉『探偵少女アリサの事件簿』が豪華キャストでドラマ化決定

「謎解きはディナーのあとで」シリーズや「烏賊川市」シリーズなど、数々の傑作ミステリー小説を生み出してきた作家・東川篤哉の大人気作品『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』。同作が今冬、「探偵少女アリサの事件簿」のタイトルでドラマ化されることが決定した。キャストには本田望結や名取裕子、田中圭といった豪華な面々が名を連ね、原作ファンからは「望結ちゃんが天才探偵ってめっちゃハマり役じゃん!」「サスペンスの女王・名取裕子が犯人候補!? これは事件だ!」と期待の声が上がっている。

2016.9.9  羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』柄本佑主演でドラマ化決定に「正解なキャスティング!」と喜びの声

2015年に第153回芥川賞を受賞した羽田圭介の『スクラップ・アンド・ビルド』が2016年12月17日(土)に単発ドラマ化されることが決定した。

2016.8.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】緊迫と興奮のツール・ド・フランス小説〜近藤史恵『スティグマータ』

月影先生は北島マヤを大女優にし、サリヴァン先生はヘレン・ケラーを奇跡の人にし、近藤史恵先生は私をにわかツール・ド・フランスファンにした。

2016.8.3  蓮實重彦さん、22年ぶり小説「伯爵夫人」 女性の好反応に「非常に感動的」

三島由紀夫賞発表時の不機嫌な会見で話題を呼んだ蓮實重彦さん(80)の小説『伯爵夫人』(新潮社)が、順調な売れ行きを示している。

2016.7.21  【エンタメ小説月評】激動の世 永遠に続く杜

歴史・時代小説の中で、戦国と幕末は定番の題材と言っていい。激しく世の中が動き、人の運命が交錯する。人物や視点を変え、あまたの作品が書かれるのもうなずける。

2016.6.26  人と人と、歌と歌を重ねることによってふと見えてくるものがあるんですよね――北村薫(1)

――今年は日本ミステリー文学大賞の受賞、おめでとうございます。…といいつつ、現在の最新刊はミステリーではなく、『うた合わせ 北村薫の百人一首』(2016年新潮社刊)なので、そのお話からがよいのかな、と。これは現代短歌をふたつずつ並べてその解釈を楽しむ内容。解釈の面白さに加えて、改めて豊富な知識に圧倒されました。

2016.5.30  独占インタビュー「ラノベの素」 岩井恭平先生『東京侵域:クローズドエデン』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は6月1日にスニーカー文庫より『東京侵域:クローズドエデン』第3巻が発売となる岩井恭平先生です。本作に込められた魅力、最新第3巻のストーリー展開についてもお聞きしました。

2016.5.16  Interview:平野啓一郎さん 「小さな声」に耳を澄ます 小説『マチネの終わりに』で描いたこと

繊細なクラシックギターを通奏低音とし、40代の恋愛や生きづらさを描く平野啓一郎さんの小説『マチネの終わりに』(毎日新聞出版)が好評だ。

2016.4.21  「ケータイ小説は終わった」なんて大間違い! 今も16万部のヒットを生み出すスターツ出版に聞く

Yoshiの『Deep Love』がヒットしたのが2002年、美嘉の『恋空』書籍化が2006年。Wikipediaにはケータイ小説の「ブームは終わった」と書かれている。たしかにかつてのように100万部、200万部クラスの作品はなくなった。

2016.4.18  宝具作成の力を手に、異世界に転生した少年と駆け出し美少女勇者の織り成すラブコメ異世界冒険譚『緋天のアスカ』

「MFブックス」「アリアンローズ」のフロンティアワークスが 、ライトノベルを卒業した大人の男性に贈る、新しいライト文芸レーベル「ノクスノベルス」。

2016.2.18  今年の『このミス』大賞は、異色の経済サスペンス! 株取引の天才「黒女神」は人の心も読み解く?

「世の中、金だけがすべてだ」とは言い切れないが、金がないと何もできないことは間違いない。

2016.2.12  『俺を好きなのはお前だけかよ』第22回電撃小説大賞《金賞》受賞の駱駝先生にインタビュー!!

第22回電撃小説大賞《金賞》を受賞した『俺を好きなのはお前だけかよ』。電撃文庫から2月10日に発売となる本作の魅力を、著者の駱駝先生に語っていただきました。

2016.2.11  『ヴァルハラの晩ご飯』第22回電撃小説大賞《金賞》受賞の三鏡一敏先生にインタビュー!!

第22回電撃小説大賞《金賞》を受賞した『ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理(ブロシェット)~』。

2016.2.5  【今週はこれを読め! ミステリー編】青崎有吾の痛快青春ビブリオ・ミステリー『図書館の殺人』

エラリー・クイーンとは何者かと問われたら、どう答えるべきだろうか。

2016.2.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】セレブ妻の節約&推理奮戦記『クーポンマダムの事件メモ』

「クーポン」といえばロータスクーポンしか知らなかった日本人も、昨今だいぶその存在になじんできたかと思う(などと決めつけてしまっているがだいじょうぶか。

2016.1.21  『俺氏、異世界学園で「女子トイレの神」になる。』発売前から話題だった電撃文庫の衝撃作をレビュー!!

周防ツカサ先生が執筆する電撃文庫『俺氏、異世界学園で「女子トイレの神」になる。』の紹介記事をお届けします。

2016.1.21  bestseller's interview 第77回 絲山 秋子さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2015.12.16  【今週はこれを読め! エンタメ編】大掃除シーズンにオススメ!あさのあつこ『殺人者の献立表』

さて、『殺人者の献立』なる剣呑なタイトルの本書。いったいどんな内容を想像されただろうか。ミステリー? ホラー? あるいはちょっとひねって料理本? 実は...。

2015.12.4  殺人探偵・綾辻行人VS妖術師・京極夏彦―『文豪ストレイドッグス』スピンオフ小説がついに刊行決定!

累計180万部を突破し、アニメ化も決定した異能バトルアクションコミック『文豪ストレイドッグス』。

2015.12.3  「このままじゃマズい…」アラフォー独身男の自堕落ポップノベル【第2回暮らしの小説大賞受賞作】

同じような毎日の繰り返しに、安心しつつも、辟易としている。

2015.11.30  bestseller's interview 第76回 月村 了衛さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2015.11.24  【今週はこれを読め! SF編】因習の現世、羈束の異界、鏡映しに展開するふたつの物語

題名の『みがかヌかがみ』は、中央のヌを隔てて「みがか」と「かがみ」が対称をなしているが、作品そのものもふたつの世界が鏡像のように互いを映しあう構成だ。

2015.7.17  きらら熱烈インタビュー 第123回 朝井リョウさん

自分がどういう人間なのかを考えるきっかけになれたなら、どんな感想でも嬉しいです。

2015.7.17  きらら著者インタビュー 第84回 宮内悠介さん『エクソダス症候群』

文化を跨ぐ者、文化の境界にある者が好きなんです。今回も境界を越えて両側を見る視点人物を書きたかった。

2015.7.16  芥川賞受賞の又吉直樹さん 会見全文

第153回芥川賞と直木賞の選考会が16日夜、東京で開かれ、芥川賞にはお笑い芸人の候補として注目を集めた又吉直樹さんの「火花」が選ばれました。芸人らしいユーモアのある受け答えで、受賞の喜びを語った又吉直樹さんの会見の全文を掲載します。

2015.6.17  『ゲイ短編小説集』『美少年尽くし』で知られる平凡社ライブラリーから、今度は『古典BL小説集』が出たぞ!

『ゲイ短編小説集』に『レズビアン短編小説集』、『美少年尽くし―江戸男色談義』……。難解な哲学書のイメージも強い平凡社ライブラリーから、同性愛を題材にした本がちょくちょく出ていることは気になっていたのだが、この5月にもスゴい本が出ていた。

2015.5.10  谷崎は萌えブタ!?「谷崎潤一郎メモリアル」イベントレポート

文豪・谷崎潤一郎は2015年に没後50年を迎え、来年2016年には生誕130周年を迎える。中央公論新社からは5月10日(日)より初収載の作品100点以上を収録した『谷崎潤一郎全集』(全26巻)の刊行が開始されるなど、谷崎文学が盛り上がりを見せている。

2015.4.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】理系キャラが出版社で大奮闘!〜向井湘吾『リケイ文芸同盟』

第34回記念だった2回前の本コーナーで、「同じ著者の小説を二度取り上げるのは朝倉かすみ氏が初めて」と告知させていただいた。

2015.3.24  【今週はこれを読め! SF編】氷に閉ざされゆく世界で、なぜ私は少女を追いつづけるか

滅びゆく世界で主人公がひとりの女性を追いつづけるストーリーは、J・G・バラードの傑作『結晶世界』(創元SF文庫)に似ている。

2015.3.16  【今週はこれを読め! ミステリー編】『ザ・ドロップ』に犯罪小説の真髄を見た!

これぞ犯罪小説、という長篇を読んでしまった。

2015.3.13  川上未映子さん、一葉「超訳」

芥川賞受賞作『乳と卵』をはじめ作家の川上未映子さん=写真=は、樋口一葉(1872~96年)の作品に強く影響を受けてきた。

2015.3.3  【今週はこれを読め! SF編】ヒーローさえ沈鬱な霧に沈む歴史のなか、一瞬だけ輝く「夏の日」

「立派なヒーローとは、どんなヒーローだろう?」。能力を得たイギリスの青年ヘンリー・フォッグはそう自問する。

2015.2.19  著者インタビュー -伊坂 幸太郎さん「火星に住むつもりかい?」

密告、連行、苛烈な取り調べ。「平和を守るため」に暴走する公権力、逃げ場のない世界。しかし、我々はこの社会で生きて行くしかない。孤独なヒーローに希望を託して-- 。伊坂幸太郎さん待望の最新刊『火星に住むつもりかい?』は、意外な登場人物たちと数々の伏線がやがてひとつにつながっていく、まさに伊坂ワールド炸裂のエンターテイメント小説。本作の創作の裏側を伊坂さんにうかがいました。

2015.1.20  【今週はこれを読め! SF編】埋もれていた奇貨の発見、知られざる鉱脈の探索

画期的なアンソロジー。博識の読書家にして希代のブックハンターである荒俣宏ならではの異形----いや失礼、偉業だ。『大山脈』を謳う心意気と、それに見合う内容を実現してしまう膂力に痺れる。

2015.1.16  西加奈子さん 「文学界もプロレスのように必ず盛り上がる」 直木賞受賞会見

第152回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の料亭「新喜楽」であり、直木賞に西加奈子さん(37)の「サラバ!」(小学館)が選ばれた。

2014.12.23  【今週はこれを読め! SF編】日常性への衝撃としてのSF、日常を綻ばせる表現による文学

妻が巨大化していく。SFの特質を「日常性への衝撃」と見なしたのは石川喬司だが、その説に沿えばこの小説は間違いなくSFである。衝撃度は大きい。

2014.12.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】同じ病院で生まれた男2人の40年〜朝倉かすみ『地図とスイッチ』

本書を読んで思い出したのは、"失われた世代"を代表するアメリカ人作家のF・スコット・フィッツジェラルドの妻・ゼルダが書いた小説のことだ(唐突だが)。

2014.12.2  【今週はこれを読め! SF編】不思議の彼方へ行っているのか、一周まわって戻ってきた日常なのか

高山羽根子はヘンな作家だ。「異色短篇」「奇妙な味」をさんざん読みちらかしてきたぼくの感覚だと、その地点からさらに先へ先へと進み一周まわって日常に戻ってきたみたいな気がする。

2014.11.20  きらら著者インタビュー 第76回 大島真寿美さん『あなたの本当の人生は』

この小説を書いたことで、なんでも言語化できるという気持ちになりました。

2014.11.11  傲慢な婚活 [著]嶽本野ばら - 水無田気流(詩人・社会学者)

■自意識をめぐる百花繚乱の物語

2014.10.6  斉藤和義のために書き下ろした伊坂作品! 音楽とのコラボから生まれた小説が〈幸せ〉を届ける

この物語の始まりは、ちょっと変わっている。本書には6つの短編が収録されているが(そしてそれらはもちろんリンクしているのだが)、冒頭の「アイネクライネ」は2007年、シンガーソングライター斉藤和義の新曲のために書き下ろされたものなのだ。

2014.9.10  『灼眼のシャナ』コンビが放つ新作『カナエの星』の見どころを紹介! 登場人物たちの名前には"とある秘密"が【電撃文庫新作紹介】

高橋弥七郎先生が贈る電撃文庫の新作『カナエの星』の紹介記事をお届けします。

2014.7.9  【 第20回】出版社とネットの一体化が、ようやく実現する。

KADOKAWAとドワンゴの経営統合により、川上量生さんは何をしようとしているのか。

2014.6.11  【国語逍遥(47)】「螢」 村上春樹氏も「ノルウェイの森」で使った旧字体に潜む霊性

次々と話題作を発表し続ける村上春樹氏の著作群の中で、恐らく唯一だろうか、タイトルが旧字体で書かれた作品がある。短編の『螢』だ。本文も通用字体の「蛍」ではなく、旧字体の「螢」で統一されている。

2014.6.3  【今週はこれを読め! SF編】動物たちのの物語、心の神話、声の寓話

キジ・ジョンスンは米国SFの注目株。1960年生まれ、88年デビューだから若手とは呼べないが、脚光を浴びるようになったのは2000年代に入ってからで、とくに2009年以降は毎年のようにメジャーなSF賞を射止めている。その彼女の日本で初めての単行本が、この『霧に橋を架ける』だ。オリジナル編集で11篇が収録されている。

2014.5.25  名作を斜め上からメッタギリ! 文学に出てくるダメンズたち

『レ・ミゼラブル』『嵐が丘』『リア王』『車輪の下』『曽根崎心中』…名前は聞いたことはあるけれど、実際に読んだことはない。

2014.5.8  「ライトなラノベコンテスト」特別賞の晴海まどかさんにインタビューしてみた

ライブドアブログとimpress QuickBooksによる「ライトなラノベコンテスト」の結果が発表されました。受賞作品の発売予定などはimpressQuickBooksのブログで随時発表されるとのことなので、そちらをご参照ください。

2014.4.26  <アニメ質問状>「魔法科高校の劣等生」 今回は横浜騒乱編まで放送!

話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、佐島勤さんのライトノベルが原作のアニメ「魔法科高校の劣等生」です。アニプレックスの柏田真一郎プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。

2014.3.25  【今週はこれを読め! SF編】宇宙的ヴィジョンと地上の欲動----両極がときに相克し、ときに併存する

SFと類縁の怪奇小説といえば、スティーヴン・キングをはじめとするモダン・ホラーや〈ウィアード・テールズ〉を本拠に活躍したパルプ作家群がまず思い浮かぶ。

2014.3.18  【今週はこれを読め! SF編】先端技術ガジェットを梃子にして、切実な人生や欲望の問題へアプローチする

21世紀開幕とともに作家活動をはじめた長谷敏司だが、本格SFで頭角をあらわしたのは2009年発表の長篇『あなたのための物語』からだ。

2014.3.18  小町初の連載小説 31日スタート…安田依央さん

「大手小町」15周年を記念し、この春、初の連載小説がスタートします。筆者は、作家であり、司法書士でもある安田依央(いお)さん。「出張料理・おりおり堂」と題された作品は恋愛あり、謎解きあり。さらに旬のおいしいお料理まで登場すると聞き、小町さんが執筆まっただ中の安田さんにインタビューしてきました。

2014.3.7  [ラノベ質問状]「俺と彼女の青春論争」 スニーカー大賞受賞作は少しイタイ

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、第18回スニーカー大賞 秋の特別賞に選ばれた「俺と彼女の青春論争」(喜多見かなたさん作、ぶーたさんイラスト)です。KADOKAWAの今井理紗さんに作品の魅力を聞きました。

2014.2.26  〈村上春樹 特別エッセイ〉こんなに面白い話だったんだ!(全編)|村上春樹『フラニーとズーイ』|新潮社

J.D.サリンジャーは自分の本の中に訳者の「まえがき」とか「あとがき」とか、そういう余分なものを入れることを固く禁じているので、そのかわりにこのような少し変わった形で、訳者からのメッセージを送らせていただくことになる。「余計なものを入れるな。読者は作品だけを読めばよろしい」というサリンジャー氏の基本姿勢もそれなりに理解できるのだが、『フラニーとズーイ』という文芸作品が既に古典として機能していることを考えれば(本国で出版されたのは一九六一年だ)、読者に対してある程度の基本情報を提供することは、翻訳者としてのひとつの責務であると考えるからだ。本だけをぽんと与えて「さあ、読めばわかるだろう」というのでは、やはりいささか不親切に過ぎるのではないか。

2014.2.20  きらら著者インタビュー 第67回 青山七恵さん『めぐり糸』

現実にあるかもしれないと信じたくなるような特殊な関係を、この小説で書けないかなと思いました。

2014.2.10  3ヒロインの声優も太鼓判のお色気!――『星刻の竜騎士』先行上映会レポ

これまで14巻を重ね、4月からアニメ放送も発表されているライトノベル原作の『星刻の竜騎士(ドラグナー)』。その先行上映会が2月2日(日)、東京・サイエンスホールで行なわれた。

2014.1.31  bestseller's interview 第54回 沢村 凛さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2013.12.10  【今週はこれを読め! SF編】宇宙をゆくAI人格の眠れぬ夜。よみがえる愛が宇宙を滅ぼす。

「第一回ハヤカワSFコンテスト」の大賞受賞作。題名の"みずは"はヒロインの名前、"無間"は仏教用語の無間地獄に由来する。

2013.12.6  「ロードス島戦記」25周年 新装版&電子書籍版配信記念サイン会水野良インタビュー

のちに数多のフォロワーを生んだ、国産ライト・ファンタジー小説のさきがけであり、また、「ライトノベル」という小説カテゴリーの黎明期を代表する大ヒットシリーズでもある、水野良の「ロードス島戦記」。

2013.11.30  不思議で最強な幼女が活躍する『魔法幼女と暮らしはじめました。』でデビューする猪野志士先生を直撃【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第96回となる今回は、『魔法幼女と暮らしはじめました。』でデビューした猪野志士先生のインタビューを掲載する。

2013.10.26  水瀬葉月先生の新作は直球ボーイミーツガールに特殊なエロスを込めた『鮎原夜波はよく濡れる』! その執筆の経緯とは?【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第93回となる今回は、『鮎原夜波はよく濡れる』を執筆した水瀬葉月先生のインタビューを掲載する。

2013.10.11  追悼:富田倫生さん――書籍の「青空」を夢見て走り続けた人 (1/2)

8月に亡くなった「青空文庫」呼びかけ人・富田倫生さんの追悼イベントが行われた。「青空文庫」という名称に込められた富田さんの思いとは何だったのか。この追悼イベントでは富田さんを間近に見てきた人たちによって、その思いが振り返られた。

2013.10.8  公募ガイド 賞と顔 第8回 小説現代長編新人賞

中澤日菜子さん 「戯曲」と「小説」二足の草鞋を履いて作家人生を歩んでいきたい

2013.10.6  図書館、電子書籍貸し出し増える 端末ごと提供

電子書籍を貸し出す公共図書館が、じわり増えている。これまでは館内の専用端末やパソコンで読むケースが多かったが、ここへきて電子書籍専用端末を貸し出して館外でも読める環境を整えた図書館が登場し、利用者を広げている。

2013.9.3  苦手な世界文学は 「書き出し」をかじってみよう

学生時代、夏休みの宿題で苦戦したという人が多いのが「読書感想文」だろう。

2013.8.23  電子書籍制作の最高の方法とは

IDPF Digital Book 2013で実施された調査は、出版社が電子書籍の制作を外注するのではなく、内製する方向に向かいつつあることを示している。

2013.8.20  書評:たそがれ・あやしげ [著]眉村卓 - 川端裕人(作家)

■人生顧みる時、迷い込む異界

2013.7.16  【書評】聖痕 [著]筒井康隆

■明るいニヒリズムの喪失譚

2013.7.6  東京国際ブックフェアリポート:ブックフェア/電子出版EXPOでにぎやかだったブースたち

東京ビッグサイトで開催中の「第20回東京国際ブックフェア」。ボイジャーや楽天Koboのブースを紹介する。

2013.6.20  自炊代行「許諾」の未来とは、"蔵書電子化"関係者座談会(前編)

スキャン代行業を巡る動きが活発化している。2013年3月に「Myブック変換協議会(正式名称:蔵書電子化事業連絡協議会)」が発足したことは、協議会統括を務める瀬尾太一氏へのインタビュー(※1)ですでにお伝えした通りだが、6月に入ってスキャン代行業者側の事業者団体として「日本蔵書電子化事業者協会」が新たに発足。

2013.6.15  「不倫相手の子どもの学費払ってた」女流官能小説家の過激トーク番組に潜入!

月曜の午後2時という真っ昼間に、「セックス」という言葉がポンポン飛び交う、今日本で一番熱いトーク番組をご存知でしょうか? 

2013.6.10  本を贈る文化をつくろう。第2回イベント開催

2013年4月に、本を贈る日「サン・ジョルディの日」にあわせて開催された「本を贈る文化をつくるプロジェクト」のイベントの第2弾が開催される。

2013.6.6  元ひきこもりアイドル西田藍が選ぶ、「私を救った本」ベスト5

「ミスiD2013」準グランプリの要注目アイドル西田藍。高校中退、ひきこもりの過去もある彼女を救ったのは本だった!? 読書家としても知られる彼女を救った本を5冊選んでもらったラコ!

2013.6.4  村上春樹が人生で巡り会った重要な本No.1、『グレート・ギャツビー』の華麗なる(?)比較

レオナルド・ディカプリオ主演で映画化された、スコット・フィッツジェラルドの傑作『華麗なるギャツビー』(原題は"The Great Gatsby")がいよいよ6月14日から日本公開となる。

2013.5.13  ながめているだけで面白い! 世界古典文学の貴重な手書き原稿の数々「星の王子さま」「地下の国のアリス」など

パソコンで文章を書く一番のメリットは、スピードの速さと修正や編集の楽さではないでしょうか。手書きする機会がめっきり減った感のある最近では、作家の方々もパソコンベースでの仕事が主流になっているそうです。

2013.4.25  著者インタビュー -横山秀夫『64』

警察職員二十六万人。うち刑事など一握り、大半は縁の下の仕事を遂行する日々だ。その一人、D県警で刑事畑を歩んでいた三上は、警務部への異動を言い渡される。刑事としての自負を捨て切れずにいる彼は愛娘の失踪、未解決の誘拐事件をめぐる刑事部と警務部、本庁の権力闘争、さらにマスコミとの攻防の狭間に立たされる――。

2013.4.19  "本を贈る"ワークショップイベント開催

2013年4月23日、スペイン発祥の本を贈る日「サン・ジョルディの日」にあわせて、横浜にてワークショップイベントが開催される。

2013.4.17  作家の読書道 第136回:真保裕一さん

特殊な専門分野を持つ公務員が活躍する小役人シリーズから壮大な冒険小説、時代小説まで、さまざまなエンターテインメント作品を発表している小説家、真保裕一さん。かつてはアニメーションの世界に身を置いて有名作品を手掛けていたことでも有名。ということは、読書歴にもその個性があらわれているのでは? 小説家に転身したきっかけとは?エンターテインナーが生まれる道筋も見えてくる読書歴です。

2013.4.13  その日,風が強く吹いていた。「放課後ライトノベル」第137回は『超粒子実験都市のフラウ』で空から降ってきた女の子と出会います

先日,「地球防衛軍4」(PS3/Xbox 360)の初回封入特典や,店舗別特典の情報が公開された。「地球防衛軍4」は筆者の中ですでに購入を決めていたタイトル。当然,その内容は気になる。ただ,「地球防衛軍3 PORTABLE」のときは,あとで同じ系列のより強い装備がゲーム内で手に入り,特典はいわば,序盤のちょっとしたおまけみたいなものだった。まあ,今回も似たようなも――

2013.4.11  電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第16回 土橋真二郎

プロフィール 『扉の外』にて第13回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉を受賞し、デビュー。2013年4月には新作『OP-TICKET GAME』(電撃文庫)を刊行。『生贄のジレンマ』(メディアワークス文庫)の実写化も決定している。

2013.4.10  「本屋大賞」を受賞した百田尚樹の過激すぎる出版業界批判!?

昨日発表された2013年の「本屋大賞」で見事1位に選ばれた百田尚樹の『海賊とよばれた男』(講談社)。出光興産創業者である出光佐三を主人公のモデルにし、戦後、石油を武器に世界と渡り合った男性の、波瀾万丈の人生を描いた作品だ。

2013.4.10  百田尚樹さん「村上春樹さんは意地が悪い」 本屋大賞受賞会見

全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2013年本屋大賞」に、百田尚樹(ひゃくた・なおき)さん(57)の「海賊とよばれた男」(講談社)が選ばれた。4月9日に開催された授賞式では、書店員と受賞の喜びを分かち合った。放送作家として長年培ったユーモアか、そのスピーチに会場は笑いに包まれた。

2013.2.25  【書評】『閉経記』 伊藤比呂美著

出産、子育て。再婚、海外移住。思春期の子どもたちの苦難と、母親の苦難。この作者のファンである私は、私小説のごとき著作物を長く読んできた。

2013.2.12  『武装中学生 バスケットアーミー』小説発売記念 特別対談企画 芝村裕吏氏×野島一成氏

●描きたかったのは、中学生よりも『武装中学生』という事件・事象

2013.2.9  全校の女子420人に告白する地獄の"全告ツアー"が開幕! 「放課後ライトノベル」第128回は『四百二十連敗ガール』でベストヒロインを探します

来週は自分でブラックサンダーでも買って寂しさを紛らわそうと考えている良い子のみんな,こんにちは! 「放課後ライトノベル」の時間だよ!

2013.2.1  ラノベ質問状 : 「彼女がフラグをおられたら」 "イチャコメ"展開が魅力、アニメ化企画も進行中

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は「彼女がフラグをおられたら(略称:がおられ)」(竹井10日さん著、CUTEGさん画)です。講談社ラノベ文庫編集部の猪熊泰則さんに作品の魅力を聞きました。

2013.1.12  ファンタジー世界で自衛隊とドラゴンが交戦する。「放課後ライトノベル」第124回は『ゲート』の向こうで状況開始!

世界が滅亡することなく迎えた2013年。この「放課後ライトノベル」もどうやら無事,打ち切られることなく連載が続いていくようである。ゲーム情報サイトに掲載という場違い感にもそろそろ慣れ,今後もこの調子で頑張っていきたいところ。とりあえずまた1年,どうぞよろしくお願いいたします。

2013.1.12  【Spot the 電撃文庫】『魔遁のアプリと青炎剣』は"高校生がバイトでニンジャをする話"から生まれた――天鴉蒼先生インタビュー

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第65回となる今回は、『魔遁のアプリと青炎剣(アウローラ)』を執筆した天鴉蒼先生のインタビューを掲載する。

2013.1.1  【コラム・ネタ・お知らせ】 GA文庫大賞《大賞》作品「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」大森藤ノ先生インタビュー

ども、GA文庫のダッキーです。今回は、1月15日に発売となる、第4回GA文庫大賞《大賞》作品「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の著者、大森藤ノ先生のインタビューです。物語の創作秘話からヤスダスズヒト先生のイラストについてまで、作品の見所を熱く語ってもらいました!

2012.12.12  紙より本当に魅力的? 電子書籍「10の疑問」

購入から閲覧、管理まで何かと分かりづらい電子書籍サービス。どんな端末、どんなストアを利用したらいいのでしょうか。どんな電子書籍を購入できるのでしょうか。また、紙の本と比べてどんなところに魅力があるのでしょうか。これから快適な"電子書籍ライフ"を始めるために、誰もが感じている素朴な疑問を一気に解消していきます。

2012.12.9  世界の官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の魅力に迫る!

世界で6300万部を突破し、エマワトソンが「これはママさん向けポルノね」と言ったことでも話題を呼んだイギリス官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。恋愛経験のないウブな21歳の女子大生が、ひょんなことからイケメン会社経営者に出会い、恋に落ちて行く…という、女の子の妄想に妄想を重ねたようなストーリー。そしてさらにそこにエロというスパイスを加えたのが本作。

2012.11.30  【アニメ化決定】「彼女がフラグをおられたら」竹井10日さんインタビュー【サイン本プレゼントあり】

本日、講談社ラノベ文庫から刊行中、竹井10日さんの人気作の第4巻が発売になりました。 それと同時にアニメ化決定!が発表。 というわけで、「秋桜の空に」からの竹井10日さんのファンである逢坂肇が、竹井さんにインタビューに行ってきました!

2012.11.28  『覇剣の皇姫アルティーナ』むらさきゆきや先生インタビュー

オリジナルインタビュー「ラノベの素」。 今回は10月29日にファミ通文庫より新刊『覇剣の皇姫アルティーナ』を発売されたむらさきゆきや先生にお話を聞きました。

2012.11.20  きらら熱烈インタビュー 第90回 桜庭 一樹さん

この小説ではリアリズムの目盛りを二次元寄りにして、死について触れても怖くならないように意識しています。

2012.11.15  kobo・サビニス社長に聞く「電子書籍ビジネスに大切なこと」

この年末に向け、電子書籍ビジネスがひときわ加熱しています。今年7月に日本でのビジネスをスタートした「楽天kobo」も、11月より新端末を発売し、新規顧客野獲得を加速しようとしています。

2012.11.5  「電子書店が閉じても、買った本を読み続けられるよう」 eBookJapan、楽天「Raboo」難民を"お助け"

Rabooで購入した書籍代金の相当額のeBookポイントをプレゼントする「電子書籍お助けサービス」がスタート。電子書籍を安心して利用してもらうため、電子書店が閉じても購入した本を継続して読める環境を提供する。

2012.11.4  堺雅人が提唱 世界は"カラマーゾフ"でできている!?

現在、放送中のドラマ『大奥 ~誕生~[有功・家光篇]』。男女の立場が逆転した大奥を描いた本作では、3代将軍・徳川家光を多部未華子が、家光の小姓・万里小路有功を堺雅人が演じている。

2012.10.17  スウェーデンの問題あぶり出す警察小説

長かった夏もようやく終わり、待望の読書の秋到来です。今月は、個性的な3冊+1冊をご紹介します。

2012.10.14  【書評】『その暁のぬるさ』鹿島田真希著

軽やかに魂の受難を伝える 今年芥川賞を受賞した作者だが、本書は作風が全く異なるので、受賞作を読んだ方は、驚かれるかもしれない。

2012.9.28  第5回GA文庫大賞(前期)・受賞者一覧【4作品】

第5回GA文庫大賞(前期)選考結果発表!

2012.9.16  村上春樹が世界を魅了し続ける理由 ベスト5

出版不況が叫ばれる中で、単なるベストセラーという枠を超えてまさに社会現象と言える存在となった、村上春樹の最新長編『1Q84』。単行本(全3冊)は累計約386万部を売り上げ、今年に入って全6巻が刊行された文庫版もすでに累計360万部超が発行される空前の大ヒットを記録。さらに本作は30以上の言語で翻訳出版され、その世界観に魅了された愛読者は日本のみならず世界中に広がっている。

2012.9.15  三浦しをんが福山雅治にツッコミをいれた!?

直木賞作家・三浦しをんの新作エッセイ集『お友だちからお願いします』(大和書房)が出版された。

2012.9.9  【手帖】公開中の映画の原作本が文庫に

8日公開となった、ジム・スタージェス、エド・ハリスら主演、ピーター・ウィアー監督のアメリカ映画「ウェイバック-脱出6500km」は、第二次世界大戦中にシベリアの強制労働収容所を脱出した男たちが、はるかインドまでの長く険しい道のりを南下して歩き続けるという、迫真の戦争ドラマだ。

2012.9.6  岡田将生 「共感できないキャラが魅力的な思考を揺さぶる衝撃の1冊です」

「誰が正しいとか、こうすることが正当だとか、これまでの世間的な尺度が、この本を読むうちに、内側で崩れていくのがわかりました。自分を支えるには、自分を思考していくしかないんだなって、ケンヤの言葉が教えてくれた気がする」

2012.8.13  アウトドアを楽しむために、山や森で読みたくなる本ランキング

夏本番!すっかりアウトドア人気が定着したようにも思える昨今。日常から少し離れ、夏の思い出の1コマとして、自然の醍醐味を味わいつつ家族やカップル、友人同士でアウトドアを楽しむ人も多いだろう。

2012.7.25  季節ごとの占いでずっと楽しめる!世界初の旧暦占いつき小説アプリ

電子書籍の普及に伴い、アプリでも手軽に小説を楽しめる時代になりましたね。みなさんはもうアプリで読書したことはありますか?紙媒体のならではのめくる楽しみはもちろん捨て難いですが、アプリでの読みやすさも一度慣れると快適でクセになりますよ。

2012.6.22  村上春樹の翻訳小説 - 特集の本棚

サリンジャー、カポーティ、フィッツジェラルドなどの名作から、殺人犯の精神を描いたノンフィクション、イギリスの新鋭作家の異色作まで、村上春樹さんが翻訳した作品は世界文学の鼓動を伝えています。本読みのプロによる書評を手がかりに、村上ワールドを作る翻訳を読み返してみませんか。

2012.6.12  【書評】猫背の虎 動乱始末 [著]真保裕一

■軽妙洒脱 新鮮な筆の運び 乱歩賞出身の著者は、近年歴史時代小説にも進出し、新境地を開いている。本書はその3作目。

2012.5.21  きらら熱烈インタビュー 第84回 桜木 紫乃さん

これからも生みの苦しみを味わいつつ、書くことでみなさんに喜んでいただきたい。 昨年刊行された『LOVE LESS』で直木賞にノミネートされ、いま最注目の桜木紫乃さん。さきごろ刊行された『起終点駅』は、人の生き様の明暗を照らしつつも、どんな人生でも生き抜く意味があると思える小説集だ。

2012.5.19  中国短編文学賞に3人決まる

中国短編文学賞(中国新聞社主催)の第44回受賞者に、倉吉市の農業古林邦和さん(65)たち3人が決まった。

2012.4.29  【このライトノベルが売れて欲しい!】第8回『も女会の不適切《アイ・ド・ラ》な日常』

【このライトノベルが売れて欲しい!】第8回は『も女会の不適切な日常』――隠された世界、隠された日常 あなたも、いずれ知る時が来る。 それは自分自身で知ること。

2012.4.10  アマゾン「キンドル」上陸前夜、攻防戦の内幕

米アマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」が米国で登場したのは2007年11月。日本にも「上陸する」と噂されながら、結局4年超が過ぎた。アマゾンと国内出版勢の間で何が起きていたのか。そして、キンドルはいつ上陸するのか。ベールに包まれた交渉の舞台裏を追った。

2012.3.2  くぎ煮の思いつづって 神戸の企業が文学賞創設

珍味製造販売の伍魚福(ごぎょふく)(神戸市長田区)は1日、イカナゴの「くぎ煮」への思いをつづったエッセーや詩などを対象に文学賞を創設したと発表した。直木賞候補になった作家三田完さんが特別審査委員長を務める。第1回文学賞の締め切りは今月10日。グランプリの受賞者には賞金2万円と珍味セットが贈られる。

2012.2.10  電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第1回 川原 礫

『アクセル・ワールド』にて第15回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。電撃文庫にて『アクセル・ワールド』シリーズと、『ソードアート・オンライン』シリーズを展開中!

2012.1.19  『バカとテストと召喚獣 ぽーたぶる』人気作がボードゲームに

愛すべきバカたちがボードゲームで対決! テレビアニメ化もされて人気沸騰中のライトノベル『バカとテストと召喚獣』(以下、『バカテス』)が、PSPでゲーム化決定。本作は、『バカテス』でおなじみのキャラクターたちによる戦い"試験召喚戦争(通称"試召戦争")"を体験できるボードゲームだ。ゲーム中では、ルーレットを回してボード上を周回する"すごろくパート"と、各キャラクターたちとの会話が見られる"かけあいパート"を交互に楽しめる。おなじみのキャラクターたちとボードゲームで競い合おう。

2011.11.18  ラノベ質問状 : 「はたらく魔王さま!」 フリーター魔王様の庶民派ファンタジー

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、勇者に敗れ、日本でつましい暮らしをしている魔王と、契約社員としてバリバリ働く勇者をはじめ個性的なキャラクターたちの騒動を描いた「はたらく魔王さま!」(和ヶ原聡司著、029画)です。アスキー・メディアワークス電撃文庫編集部の荒木人美さんに作品の魅力を聞きました。

2011.11.1  bestseller's interview 第33回 樋口 有介さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』! 第33回の今回は、著書『ピース』が文庫化され25万部を超えるベストセラーになっている樋口有介さんです。 この作品は秩父で起こった連続殺人事件を扱っているのですが、実は樋口さんの実体験にもとづいています。 青年時代の樋口さんが体験した"事件"とはいったい何だったのでしょうか。

2011.10.29  京都観察会へようこそ。「放課後ライトノベル」第65回は『エトランゼのすべて』で素晴らしきキャンパスライフを見つけよう

この秋もたくさんのアニメの新番組が始まった。いろいろと気になる作品がある中で,筆者が注目しているのは『ベン・トー』。「夜のスーパーで半額弁当を取り合って殴り合う」という設定には原作で一度お茶を噴いたものだが,アニメになると破壊力は2倍,いや3倍。スーパーの店内で敗北者たちが死屍累々となっているシュールさと言ったら……。

2011.10.29  女性の葛藤浮き彫り  新刊にデビュー10年の実り 綿矢りささん(作家)

「もっとぽんぽん本を出せたらよかったんですけど、少ないままなので。そんなにたってしまったんや、という感じですね」。二〇〇一年に当時の最年少で文藝賞を受賞しデビューした綿矢(わたや)りささん(27)が、十周年を迎えた。節目の年に出た新刊は、単行本五冊目となる小説集『かわいそうだね?』(文芸春秋)。女性の「嫉妬心」を軸に据えた中編二作を収める。思わず引き込まれる展開に、十年の実りを感じさせる。

2011.10.7  【Spot the 電撃文庫】事件を解決するのは"おいしい料理"!? グルメラブコメ『白奈さん、おいしくいただいちゃいます』の似鳥航一先生インタビュー

電撃文庫の作家陣によるメールインタビューをお届けしていく"Spot the 電撃文庫"。第8回となる今回は、『白奈さん、おいしくいただいちゃいます』の作者・似鳥航一先生のインタビューをお届けする。

2011.10.1  作家・イラストレーターインタビュー 第96回 神秋昌史さん

Q.今月は第9回スーパーダッシュ小説新人賞で大賞を受賞、「オワ・ランデ!」シリーズの著者、神秋昌史さんです。まずは読者のみなさまにご挨拶を! どうも、神秋です。

2011.9.24  その男,ゲスにつき。「放課後ライトノベル」第60回は『モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)』を紹介しちゃうんだぜ(泣)

今年も夏が終わった。残暑がようやく和らいできて,暦の上でも9月の終わりが間近。季節的にはもうすっかり秋と言っていいだろう。

2011.5.25  作家の読書道 第114回:樋口毅宏さん

2009年に『さらば雑司ヶ谷』でデビュー。スピード感あふれる展開、さまざまな映画や小説作品へのパスティーシュを盛り込んだ斬新な手法で読者を翻弄する樋口毅宏さん。最近では『民宿雪国』が山本周五郎賞の候補になるなど注目度が高まる彼は、どのような作品に触れながら小説家への道を辿ったのか。小説同様スピード感あふれるしゃべりっぷりをご想像しながらお楽しみください!

2011.4.2  ジャンクヤードでの死闘,再び。「放課後ライトノベル」第36回は『クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー』でニルヴァーナを目指せ!

以前,本コーナーで「『ドラゴンクエスト』シリーズをプレイしたことがない」と書いた筆者だが,同じようにこれまでなんとなくプレイする機会がなかったゲームに,アトラスの「女神転生」シリーズがある。

2011.2.23  作家の読書道 第112回:林真理子さん

小説もエッセイも大人気、文学賞の選考委員も務める林真理子さんが元文学少女だったことは有名な話。"小説の黄金期"をくぐり抜けてきたその読書遍歴のほんの一部と、作家になるまでの経緯、そして作家人生ではじめて書いたという児童文学『秘密のスイーツ』についてなどなど、おうかがいしてきました。

2011.1.29  強く生きてくれ,アマポーラ。「放課後ライトノベル」第28回は『花守の竜の叙情詩3』で感動のフィナーレを締めくくります

突然の私事で恐縮だが,筆者は実はこれまで一度も「ドラゴンクエスト」をプレイしたことがない。

2010.12.25  完璧に調和のとれた押し付けの理想郷。「放課後ライトノベル」第24回は伊藤計劃最後の長編『ハーモニー』で人間が人間であることの意味を問う

7月にスタートした,この「放課後ライトノベル」。当初は「ゲーム情報サイトでラノベレビューコーナーなんて無茶ッスよ,ハハハ」などと言っていたのが,気づけば年の瀬まで走りきってしまった。2010年の更新は今回が最後ですが,来年も引き続き毎週更新していきますので,どうぞよろしくお願いします。

2010.12.4  リア充お断り! 「放課後ライトノベル」第21回は,隣人部の残念な美少女達と一緒に『僕は友達が少ない5』で友達づくりにチャレンジ

「フヒュッ,の……ノノノ氏」「なに,尚也くん?」「最近,急に寒くなったでござるね」「そうね」

2010.9.25  『とらドラ!』竹宮ゆゆこの新シリーズがスタート! 「放課後ライトノベル」第11回は『ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト』で大学デビュー

SF界のジョークにこんなものがある。「SFファンの平均年齢は毎年1歳ずつ上昇する」 若いファンがなかなか増えないSF業界を皮肉ったジョークであるが,それと同時にこのジョークは,一度SFファンになった人たちはいつまで経ってもSFから足抜けできないということも意味しているのだ。

2010.8.25  作家の読書道 第106回:大島真寿美さん

大人の女性たちの人生模様から若い世代の成長まで、幅広い作品を発表、リズミカルな文体で現代の人々の人生を鮮やかに切り取っていく大島真寿美さん。実は幼い頃からジャンルにこだわらず幅広く本を読まれてきた様子。心に残っている本は? 劇団を旗揚げし、その後小説家を目指した経緯とは? 大島さんの気さくなお人柄により、とても楽しいひとときとなりました。

2010.8.7  夏といえば海! 「放課後ライトノベル」第4回は,『あそびにいくヨ!14 かみさまそこにおらりましか?』で猫耳美少女宇宙人と沖縄にいくヨ!

女の子との突然の出会い。それをきっかけに,平凡だった主人公の日常は,冒険と興奮に満ちたものへと変わっていく。 ライトノベルでたびたび見かけるシチュエーションだ。

2010.1.27  作家の読書道 第99回:冲方丁さん

小説だけでなくゲーム、アニメーション、漫画と、幅広い分野で活動を続ける冲方丁さん。SF作品で人気を博すなか、昨年末には時代小説『天地明察』を発表、新たな世界を広げてみせました。ボーダーレスで活躍し続ける、その原点はどこに? 幼少を海外で過ごしたからこそ身についた読書スタイル、充実の高校生ライフ、そして大学生と会社員と小説執筆という三重生活…。"作家"と名乗るに至るまでの道のりと読書生活を、たっぷり語っていただきました!

2009.12.24  作家の読書道 第98回:藤谷治さん

現在、青春音楽小説『船に乗れ!』が話題となっている作家、藤谷治さん。主人公の津島サトルと同じく音楽教育を受けて育った少年は、どのような本と出合ってきたのか。幅広いジャンルの本と親しみ、大学生の頃にはすでに小説家を志していた青年が、デビューするまでに10数年かかってしまった理由とは。藤谷さんが経営する下北沢の本のセレクトショップ「フィクショネス」にて、たくさんの本に囲まれながらお話をうかがいました。

2009.11.25  作家の読書道 第97回:越谷オサムさん

一作ごとにまったく異なる設定で、キュートで爽やかなお話を発表している越谷オサムさん。新作『空色メモリ』は、地味だけど愛らしくて憎めない高校生の男の子2人が探偵役として活躍。そんな発想はどこから生まれるのか。辿ってきた読書道は、まさに男の子っぽいラインナップ。そして小説の執筆に至るまでの、意外な遍歴とは?

2009.11.15  著者インタビュー 辻村深月さん『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』

みずみずしい感性にあふれたミステリー作品を次々に世に送り出し、根強いファンも多い辻村深月さん。辻村さんの最新作『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』は、女性たちの間に横たわるさまざまな「格差」の問題に焦点を当てた意欲作です。これまでの作品とは一線を画した新境地ともいえるこの作品について、辻村さんにお話を伺いました。

2009.8.1  きらら著者インタビュー 米澤穂信『追想五断章』

ミステリであることと、謎が解き明かされたときに誰かの気持ちが浮かび上がるという手法は、今後も追求していきたい。 謎解きの醍醐味を存分に堪能できる仕掛け、読み手の共感を呼ぶ登場人物、そして予測できない着地点。古典部シリーズや小市民シリーズで若い読者に支持されている米澤穂信さんが、新境地を開いた『追想五断章』で、やってくれた。本好きの心をくすぐる設定と読む者を夢中にさせる魅力的な作中作、その後に訪れる読後感には、ひと言で語れない、奥深いものがある。

2009.6.24  作家の読書道 第92回:誉田哲也さん

『ジウ』や『ストロベリーナイト』シリーズといった女性が主人公の警察小説が大ヒット、と同時に剣道に励む対照的な2人の女子高生を描く青春小説『武士道シックスティーン』シリーズでも人気を博している誉田哲也さん。バンド活動を続け、自分で作詞作曲もしていたという青年が、小説を書き始めたきっかけとは? ラジオで耳にし、その後の創作にも影響を与えた本とは? 意外なエピソードがたっぷりです。

2009.5.1  インタビュー 作家「中村文則」

賭けてもよいが、「小説家」になりたかった小説家の小説ほどに退屈なものはない。百歩譲って、そんな動機で書かれた中に優れた作品の隠れることもあるけれど、作を重ねてなお「小説家であること」に満足を見出す程に無邪気なら、悪いことは言わぬから荷物をまとめて田舎に帰ったほうがいい。

2009.4.23  著者インタビュー 湊かなえさん『告白』

「愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」。中学の終業式のホームルームで、女性教師は生徒たちに愛娘の死の真相を話し始める。そして、事件に関わった人々によってその後の物語が語られていく。処女作にして本屋大賞を受賞した湊かなえさんに作家になるまでの歩みを聞いた。

2008.6.1  きらら熱烈インタビュー 第35回 津村記久子さん

登場人物が増えてしまうので、キャラクターよりプロットを大事にして小説を書いています 第138回芥川賞に「カソウスキの行方」でノミネートされ、いま読書界の注目を集めている作家・津村記久子さん。「きらら」3月号に掲載した「芥川・直木賞」座談会でも、書店員さんたちからは今後の活躍に期待を寄せるコメントが続出した。

2007.10.1  きらら熱烈インタビュー 第27回 中島たい子さん

これからも新しい情報を知ることができる特典つきの小説を発表していきたい デビュー作の「漢方小説」で芥川賞にノミネートされ注目を集めた中島たい子さん。

2007.5.1  きらら熱烈インタビュー 第22回 藤谷 治 さん

ものを書く人間は基本的にオプティミストじゃないといけない 藤谷治さんほど書店員さんにウケのいい小説家はなかなかいない。ご本人も下北沢で"本のセレクト・ショップ"『フィクショネス』を経営しているせいかもしれないが、新しい小説を発表するたびに、違った角度から繰り出される多彩なボールに読む側は唸らされる。

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