イットに関連する小説ニュースまとめ
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イット ニュース検索結果
2021.6.18 【今週はこれを読め! ミステリー編】疾風怒濤のホラー西部劇『死人街道』
神を激しく憎みながらその憎悪の対象に祈りを捧げる以外の生き方を知らない男。
2021.6.10 【今週はこれを読め! ミステリー編】ブロック編のアート・アンソロジー『短編回廊』
美しき罠、あるいは牢獄の展覧会と言うべきか。
2021.3.16 【今週はこれを読め! SF編】甲冑から高度AIまで、さまざまなパワードスーツのアンソロジー
J・J・アダムズ編『この地獄の片隅に パワードスーツSF傑作選』(創元SF文庫)
2021.1.26 【今週はこれを読め! SF編】陰に隠れた幻想小説の水脈の発見
橋本勝雄編『19世紀イタリア怪奇幻想短篇集』(光文社古典新訳文庫)
2021.1.20 【今週はこれを読め! ミステリー編】「いーっ」となるミステリー『マイ・シスター、シリアルキラー』
いーっとなる小説。
2020.9.8 【今週はこれを読め! SF編】迷路を進むと〈薄暮〉が追いかけてくる。歴史も人生も。
映画化された超大作『クラウド・アトラス』で知られるデイヴィッド・ミッチェルが、2014年に発表した長篇。世界幻想文学大賞を受賞した。
2020.6.23 【今週はこれを読め! ミステリー編】追い詰められた者の小説『その手を離すのは、私』
逃亡者、あるいは追い詰められた者の小説というべき作品である。
2020.5.21 【今週はこれを読め! ミステリー編】達人ミネット・ウォルターズの性格劇『カメレオンの影』
ミステリーの興趣は性格喜劇、もしくは悲劇のそれにつながる。
2020.5.12 【今週はこれを読め! SF編】奇妙な全体主義の成立と凋落、孤独と想像力をめぐって
ケイト・ウィルヘルムの代表長篇。単行本刊行の翌年(1977年)にはヒューゴー賞とローカス賞を受賞している。1982年にサンリオSF文庫から邦訳が出たものの、ほどなく絶版。若い読者にとっては「名のみ聞く名作」となっていたので、こんかいの復刊は好企画だ。
2020.3.26 【今週はこれを読め! ミステリー編】非道な犯罪者の殺し合い祭りに興奮!『七つの墓碑』
刑務所帰りの男対謎の連続殺人鬼、これすなわち興奮っ。
2020.3.11 【今週はこれを読め! エンタメ編】リアルさに惹きつけられる絲山秋子『御社のチャラ男』
題名からして傑作の予感しかしない、と思った。「御社」と「チャラ男」のミスマッチ感は、作品自体の万華鏡めいたおかしみにも通じるものがある。
2019.10.27 【今週はこれを読め! ミステリー編】最も読むべき翻訳ミステリー・アンソロジー『短編ミステリの二百年vol.1』
21世紀に入ってから、という限定付きではあるが、これは最も読むべき翻訳ミステリー・アンゾロジーになるであろう。
2019.8.19 【今週はこれを読め! ミステリー編】不安に満ちたサスペンス『ケイトが恐れるすべて』
初めての街で暮らすとき、誰もが現実感を少し失う。
2019.5.8 【今週はこれを読め! ミステリー編】熊か殺人か!?『生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者』
----ある日、森の中、熊さんに、食われた。
2019.3.5 【今週はこれを読め! ミステリー編】北欧ミステリーの大物ホーカン・ネッセル登場!
北欧ミステリー最後の大物、参上。
2019.1.15 【今週はこれを読め! ミステリー編】血が滾る冒険小説『拳銃使いの娘』
血が滾る、としか言いようのない小説である。
2018.12.25 【今週はこれを読め! SF編】破滅と再生の寓話、イヴを畏れるアダム
『紫の雲』は、翻訳が待ち望まれていた古典である。作者M・P・シールは1865年生まれ47年歿のイギリス作家、二十世紀になる直前から作品を発表しはじめた。この経歴は、年代の上ではH・G・ウエルズとぴったり重なる。
2018.7.18 【今週はこれを読め! エンタメ編】中2男子のおバカな友情物語〜黒瀬陽『別れ際にじゃあのなんて、悲しいこと言うなや』
"男子がいちばん愚かしいのは中学時代、女子は高校時代"というのが私の持論だ。私の弟や息子たちを観察した結果&自らの来し方を振り返っての反省をふまえての見解である。さらに補足すると、"男子のバカは概ね低レベル、女子のバカは小賢しさを伴うものである"という気がしている。本書の主人公・小林とその仲間たちは中学2年生、まさに脂ののったおバカたちだ。
2018.6.22 【今週はこれを読め! ミステリー編】足枷だらけの警察小説『影の子』がいいぞ!
いかに状況を宙吊りにするか。それがサスペンスを書くための条件である。
2018.6.8 【今週はこれを読め! ミステリー編】現実に起こった恐るべき連続殺人事件『花殺し月の殺人』
恐ろしい話である。
2018.6.7 <91>小説の中の料理がカフェメニューに 「STORY STORY」
小田急百貨店新宿店本館10階にある「STORY STORY」。真っ白くてオブジェのような店名サインの近くにはたくさんの雑貨が並べられ、左手にはカフェがある。でもよく見ると、雑貨の隣や、カフェのカウンターなどに本が飾られており、店の奥に進むにつれ、本棚が増えていく。
2018.5.18 【今週はこれを読め! ミステリー編】謎解き作家の楽しい短編集『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』
「あなたが、自分は警察が事件を解決する手助けができると思いこんでいるような作家でないといいんですが、といったんです」
2018.5.1 【今週はこれを読め! SF編】皇国の欺瞞、ナチスの残虐、アメリカの矛盾
第二次世界大戦で枢軸側が勝利し、アメリカが太平洋側の日本合衆国(USJ)と大西洋側のナチス領の分割され、両者のあいだで武力衝突を含む緊張が続いている。
2018.1.25 【エンタメ小説月評】「不要な物」が織りなす幻想譚
片付けが苦手な人は、物を捨てることが不得手だ。自らを省みて、つくづくそう思う。いつか再読すると棚に置いたままの本や、何かに役立つと死蔵した資料の何と多いことか。不要な物に愛着を持ってしまうのは、始末に負えない性分だ。
2018.1.25 【今週はこれを読め! ミステリー編】声なき人のための物語〈アイアマンガー三部作〉完結!
エドワード・ケアリー〈アイアマンガー三部作〉がついに完結した。『堆塵館』『穢れの町』に続く最終巻『肺都』を読んで感じたのは、これは声なき人のための声として書かれた物語だ、ということだった。
2018.1.6 【今週はこれを読め! ミステリー編】幻想作家ブッツァーティの短篇集『魔法にかかった男』
何年前の「このミステリーがすごい!」だったか、これまで邦訳されたミステリー短篇のベスト5を挙げよ、というアンケートをもらった。
2017.11.24 【今週はこれを読め! ミステリー編】14歳の少女が挑む世界との知恵比べ『嘘の木』
あらゆるものに裏切られ、打ちのめされた女性が世界との知恵比べに挑む小説だ。
2017.11.10 【今週はこれを読め! ミステリー編】「何をされるかわからない」フランス・ミステリー『黒い睡蓮』
かつてフランス・ミステリーは「何をされるかわからない」ジャンルであった。
2017.8.22 大泉洋、初主演"小説"! 塩田武士待望の新刊『騙し絵の牙』8/31発売決定!【本日より予約開始】
「グリコ・森永事件」をモデルにした小説『罪の声』で数々の賞を受賞し、いま最も注目される小説家・塩田武士の最新刊『騙し絵の牙』が8/31(木)に発売されることが決定した。
2017.7.31 落ちこぼれ小隊と教官が世界を救う『空戦魔導士候補生の教官』完結!「終わってしまうなんて信じたくない」と悲しみの声続出
"魔甲蟲"と呼ばれる敵と、魔力を持つ主人公たちが戦う人気ライトノベル『空戦魔導士候補生の教官』が、2017年7月20日(木)に配信された13巻で本編完結を迎えた。熱いバトルや魅力的なキャラクター造形で多くのファンを生み出した作品とあり、「もう終わってしまうなんて信じたくない!」「ドキドキさせてくれて有難う… とにかく大好きな小説だった(泣)」と大反響が上がっている。
2017.6.8 謎多き作家ボストン・テランインタビュー
『神は銃弾』『音もなく少女は』といった傑作で日本で多くのファンを獲得しているボストン・テラン。
2017.4.11 【今週はこれを読め! SF編】ぼくが生きた時代、私が死んだ理由
シカゴ郊外。両側から森が迫る、細く、舗装されていない道路の先に、その墓地はあった。
2017.1.17 【今週はこれを読め! SF編】イカロス、キリスト、そしてデヴィッド・ボウイ
デヴィッド・ボウイ主演映画の原作で、小説じたいは1963年が初刊、映画は76年の製作。
2016.12.5 「響け!ユーフォニアム2」監督・石原立也×原作者・武田綾乃対談
吹奏楽部の部員たちがコンクールに向けて練習に励み、熱い思いをぶつけ合う「響け!ユーフォニアム」。武田綾乃による原作小説は宝島社より刊行されており、テレビアニメも第2期が10月より放送中だ。
2016.12.5 参考文献は100冊以上! 「すごい小説」と専門家が絶賛する『エクサスケールの少女』刊行対談 【『ダ・ヴィンチ』番外編】
人工知能(AI)の最前線を舞台に、一人の天才青年のスケールの大きな成長を描いた近未来SF大作『エクサスケールの少女』(徳間書店)。
2016.12.1 2016年 年間本ランキング、『小説 君の名は。』ミリオン突破!話題の『天才』『ハリー・ポッター』最新刊もBOOK総合上位を席巻
2016年の年間本ランキングを発表!現在、邦画歴代3位の興行収入を記録しているメガヒット映画の小説版『小説 君の名は。』が、119万部を超える売上部数で文庫部門1位。BOOK総合1位は、石原慎太郎が希代の政治家・田中角栄を綴った『天才』が獲得。さらに『ハリー・ポッター』シリーズ最新刊、芥川賞作品『コンビニ人間』など話題作が上位をにぎわせている。ジャンル別の年間本ランキングは、それぞれの分野の2016年世相が色濃く反映される結果になった。
2016.11.22 【今週はこれを読め! SF編】伊藤典夫ブランドが存分に堪能できる一冊
「伊藤典夫翻訳SF傑作選」と謳われた一冊。SFのアンソロジーにはさまざまな趣向のものがあるけれど、訳者名をブランドとして押しだしているのは珍しい。
2016.11.8 【今週はこれを読め! SF編】日本統治下のアメリカ、不確かなアイデンティティ
第二次世界大戦で枢軸国側が勝利し、アメリカは日本とドイツに分割統治されている。
2016.10.29 「サスペンスの女王が犯人候補!? これは事件だ!」東川篤哉『探偵少女アリサの事件簿』が豪華キャストでドラマ化決定
「謎解きはディナーのあとで」シリーズや「烏賊川市」シリーズなど、数々の傑作ミステリー小説を生み出してきた作家・東川篤哉の大人気作品『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』。同作が今冬、「探偵少女アリサの事件簿」のタイトルでドラマ化されることが決定した。キャストには本田望結や名取裕子、田中圭といった豪華な面々が名を連ね、原作ファンからは「望結ちゃんが天才探偵ってめっちゃハマり役じゃん!」「サスペンスの女王・名取裕子が犯人候補!? これは事件だ!」と期待の声が上がっている。
2016.10.11 上坂すみれが思う小説のいいところとは? 話題の著名人が語る「わたしとハヤカワ文庫」
早川書房が9月上旬から全国書店で開催している夏の文庫フェア「凛々しい物語。ハヤカワ文庫の100冊 2016」実施書店で、無料配布した特製小冊子が2016年10月6日(木)に同社HPにて特別公開された。
2016.10.4 森村 誠一・評『金の価値』『東京零年』
独自の作風を変えることで新たな魅力を生み出す作家
2016.7.6 世界観の変更を迫りたい、もっと強く 小説で、"すごい経験"をしてほしい
"物事はこういうふうにも考えられるんだ"──最後のページを閉じた瞬間、自らの内に起こるそんな覚醒。登場人物に寄り添い、あるいは俯瞰し、ストーリーを夢中で巡ってきたはずなのに、意識は自分に向かっている。それが白石作品の摩訶不思議さである。
2016.5.11 【今週はこれを読め! エンタメ編】閉塞感を吹き飛ばす祖父と孫のふたり旅〜坂井希久子 『ハーレーじじいの背中』
我らが本の雑誌社が毎年末にお届けする『おすすめ文庫王国』、2016年版のエンターテインメントベスト10にて堂々の第1位に輝いたのが『ヒーローインタビュー』(ハルキ文庫)! その著者である坂井希久子の最新刊が本書だ。
2016.4.28 【今週はこれを読め! ミステリー編】独立独歩の精神で生きるヒーローの物語『ドライ・ボーンズ』
ページをめくり始めてすぐ、あ、そうそうこれ、読みたかったのってこういう小説なんだ、と呟いていた。
2016.4.4 【今週はこれを読め! ミステリー編】ヨハン・テオリン『夏に凍える舟』の"潜水艦浮上"に驚愕!
「スウェーデンではときどき正体不明の潜水艦が目撃された、というニュースが報じられることがあるんだ。ロシア軍籍ではないかとか、UFOが海に潜ったんじゃないかとか、そのたびにいろいろな噂が立つよ。僕はそういうことに関心があるから、つい潜水艦、って言っちゃったのかもしれないね」
2016.3.22 【今週はこれを読め! SF編】ロボットの教養小説、SFを対象化するSF(みたいな小説)
ロデリックはミネトンカ大学のコンピュータ・サイエンス科で開発されたロボットだ。
2016.1.6 伊坂幸太郎ワールド全開!ちょっと間抜けな裏稼業コンビの友情ストーリー
掛け違えられたボタンのように、ひとつ現実をずらすだけで、目の前の景色がたちまち間抜けに見えてしまうことがある。
2015.9.30 【今週はこれを読め! エンタメ編】2011年3月11日の演奏会『あの日、マーラーが』
2011年3月11日午後2時46分。記憶に問題が発生しない限り、私はあの瞬間のことを死ぬまで忘れないだろう。揺れている間、心を占めていたのはとにかく驚きの感情だった。「これは何だ、何が起こっているんだ」と。
2015.7.21 浅田次郎:現代社会に「ロマンない」 時代小説ブームに持論
小説家の浅田次郎さんが21日、NHK放送センターで行われた31日から放送を開始する連続時代劇「一路(いちろ)」(BSプレミアム)の会見に登場。
2015.6.9 書評:詩に就いて [著]谷川俊太郎 - 蜂飼耳(詩人・作家)
■ウィットと軽み、原点を見つめる
2015.5.2 自称・宇宙人のヘンテコさに笑って泣く ―三島由紀夫が書いたUFO小説のぶっ飛んだ中身とは?
三島由紀夫はUFOマニアだった。
2015.4.20 きらら著者インタビュー 第81回 須賀しのぶさん『革命前夜』
ライトノベルを書いてきた16年間を全部捨てて、自分が書いてきたものを見直すと見えてくるものがありました。
2015.2.19 著者インタビュー -伊坂 幸太郎さん「火星に住むつもりかい?」
密告、連行、苛烈な取り調べ。「平和を守るため」に暴走する公権力、逃げ場のない世界。しかし、我々はこの社会で生きて行くしかない。孤独なヒーローに希望を託して-- 。伊坂幸太郎さん待望の最新刊『火星に住むつもりかい?』は、意外な登場人物たちと数々の伏線がやがてひとつにつながっていく、まさに伊坂ワールド炸裂のエンターテイメント小説。本作の創作の裏側を伊坂さんにうかがいました。
2014.11.24 【今週はこれを読め! ミステリー編】ケイト・アトキンソンの一風変わった探偵小説
ジャクソン・ブロディ歯が痛い。
2014.11.18 『機巧のイヴ』 乾緑郎著 評・須藤靖(宇宙物理学者・東京大教授)
意思をもつロボットを創ることは可能か。
2014.11.8 読書に心地よい椅子は?、図書館でコンテスト
長野県佐久市立望月図書館は、来館者の投票などで選んだ「読書に心地よい椅子コンテスト」の入賞作品5点を発表した。
2014.10.28 【今週はこれを読め! SF編】呪わしい過去と不穏な現在----因果の糸はつながっているか?
開幕からいきなり猟奇事件だ。
2014.9.10 「新宿鮫」の作者が書くルパンも! ルパン三世の小説作品
小栗旬主演の実写映画版『ルパン三世』が8月30日より公開されている。
2014.8.14 浅見光彦の推理の舞台、「誘致」に成功…住民歓喜
推理作家の内田康夫さんのシリーズ最新作「遺譜 浅見光彦最後の事件」(角川書店、上下各368ページ)の主要舞台に兵庫県の丹波地方が選ばれ、住民らを喜ばせている。
2014.7.15 【今週はこれを読め! SF編】流浪する魂が到達した場所----《ゴーメンガースト》完結篇
マーヴィン・ピークが遺した《ゴーメンガースト》三部作を、夫人のメーヴ・ギルモアが書きついだ第四部。
2014.6.13 【今週はこれを読め! ミステリー編】「んなバカな」のぶっとびミステリー『駄作』
過去に一作だけ純文学の著書を上梓したことがあるが、後が続かず、どの作品も5ページ書いては気に入らなくて止めてしまっている、大学で教鞭をとることで食えてはいるが決して裕福とはいいがたく、実は大学時代の友人が大成功を収めたスリラー作家なのだが、あんなものを書きやがって、と内心見下している自意識過剰でアタタタタな男が主人公の小説。
2014.5.27 【今週はこれを読め! SF編】神学と妄想との捩れ、逡巡する物語、螺旋状に深化する思索
カルト的支持も一部にあるディック晩年の問題作『ヴァリス』が新訳された。大瀧啓裕の手による旧訳にくらべ、こんかいの山形浩生訳は語り手「ぼく」の言葉づかいがずいぶんくだけており、ところどころにユーモアや皮肉がにじむ。
2014.4.23 コレだけは押さえておきたい、海外ミステリー文庫
佐藤健×渡部篤郎のW主演でドラマ化された『ビター・ブラッド』(雫井脩介)。
2014.4.19 辻原登さん新作長編、性暴力の悲痛 女性の視点で
作家の辻原登さん(68)が、性暴力被害に苦しむ女性を主人公にした長編『寂しい丘で狩りをする』(講談社)を出版した。
2014.3.25 ケータイ小説大賞:いぬじゅんさんが受賞
第8回日本ケータイ小説大賞(同大賞実行委員会=毎日新聞社、スターツ出版=主催)の表彰式が25日、東京・原宿で開かれた。
2014.3.12 震災と文学 市川真人さんが選ぶ本 - 市川真人(文芸評論家・早稲田大学准教授)
■体験を普遍化するために
2014.3.7 公募ガイド 賞と顔 第8回『幽』怪談文学賞 短編部門
沙木とも子さん 選んで頂けた答えを、これから必死に模索し続ける
2014.2.24 Evernoteを使って小説を書く方法
『Evernote』は、デジタル版の書類整理棚のように機能する、クロスプラットフォームのアプリです。これまでの記事でも、このアプリが多くの人に愛用される理由や、利用を1度あきらめた人のための再チャレンジ方法などを紹介してきましたが、今回は「小説を書く」という具体的な利用方法にしぼってご説明しましょう。
2014.2.10 今年も28日から文芸フェス開催 都内各所で10日間
国内外の作家や出版関係者らが集う第2回東京国際文芸フェスティバル(日本財団主催)が28日から3月9日まで東京都内の各所で行われる。会期を初開催だった昨年の3日間から10日間へとのばし、一般から公募した自主企画も含め計50を超すイベントが予定されている。
2014.2.4 【今週はこれを読め! SF編】揺るぎない良識が裏打ちする機知・諧謔・皮肉。ベスト短篇集ユーモア篇。
コニー・ウィリスは『航路』『犬は勘定に入れません』『ブラックアウト』『オール・クリア』など、起伏と機微に富んだストーリーテリングの長篇作品で日本でも多くのファンを獲得している。
2013.12.20 きらら熱烈インタビュー 第103回 坂井希久子さん
野球小説という括りの一冊ではありますが、恋愛や家族、青春小説の要素も詰めて書きました。
2013.12.14 文学の楽しみを作家たちが発信する「飯田橋文学会」が始動
日本国内外で活躍する作家や学者たちで形成される「飯田橋文学会」のホームページ公開記念トークイベントが12月13日、都内で開催され、作家の平野啓一郎、田中慎弥、柴崎友香と日本文学研究者ロバート・キャンベルが出席した。
2013.8.23 電子書籍制作の最高の方法とは
IDPF Digital Book 2013で実施された調査は、出版社が電子書籍の制作を外注するのではなく、内製する方向に向かいつつあることを示している。
2013.8.21 作家の読書道 第140回:長岡弘樹さん
日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した「傍聞き」を表題作として文庫作品が大ヒット、警察学校を舞台にした新作『教場』も話題となっている長岡弘樹さん。
2013.8.11 【書評】『爪と目』藤野可織著
■語られないものの存在感
2013.7.21 『ベン・ブルベンの丘をめざして』 琉球文化・文学の未来へ
ベン・ブルベンの丘をめざして―沖縄英文学者の半生とその文学・文化批評
2013.6.11 【今週はこれを読め! ミステリー編】ダメ作家志望の探偵修行!?『ミステリガール』
今週末から映画『二流小説家』が全国公開される(主演・上川隆也。監督・猪崎宣昭)。
2013.5.27 出版社、書店が舞台の小説
本への愛着 根底に
2013.4.12 思わず身悶える! 2013年注目度No.1の新人BL作家の魅力とは?
2013年注目度No.1のBL作家。それが、昨年『スロースターター』(リブレ出版)でデビューした市川けいだ。
2013.4.10 芦辺拓(作家)小説の面白さはすべてSFから学んだ - わたしとSF
1972年5月27日――それが全ての始まりでした。
2013.4.1 クリエイター発の小説がスマッシュヒット!"震災"がカギ?
クリエイターの書いた小説が、ヒットしている。
2013.3.26 精神科医が読み解く文学作品の中の"狂気" 村上春樹、高村薫…
「以前から好きな文学作品について、自由に書いてみたかったんです。小説や映画には、精神疾患を扱ったものが数多い。そうした物語がなぜ幅広い読者に受け入れられているのかを、一度考えてみたいとも思っていました」
2013.3.26 東京国際文芸フェス、初開催
災厄と向き合う「想像」の力 国内や海外から約40人の文学関係者が参加し、魅力を伝える初の東京国際文芸フェスティバル(日本財団主催)が、1日から3日まで東京都内で開かれた。作家のトークや朗読会など20の行事が9会場で展開され、のべ2500人が訪れた。
2013.3.25 「第7回日本ケータイ小説大賞」 受賞作決定!大賞はYuUHiさんの 『大好きでした。』
スターツ出版株式会社 3月26日全国書店にて発売!
2013.3.18 上川隆也、売れない官能小説家役で映画初主演!米傑作ミステリー映画化
上川隆也が、2013年6月に公開される映画『二流小説家 -シリアリスト-』で売れない官能小説家役を務め、映画初主演を飾ることが明らかになった。
2013.3.14 本好き芸人又吉さん電子書籍語る 日本文学者キャンベルさんと
本大好き芸人のピース又吉さんと、日本文学者のロバート・キャンベルさんがおすすめの本や電子書籍の魅力について語るトークショーが13日夜、東京都内のカフェで開かれた。ホワイトデー前夜とあって、女性に贈る本や、恋愛小説についても語り合った。
2013.3.12 海外作家×日本作家の夢のコラボ 東京国際文芸フェスティバルレポート
3月1日から3日にかけて、東京国際文芸フェスティバルが行われた。このイベントは、海外の作家や編集者、ブックデザイナーなど本に関わる作り手たちを招いて、トークセッションや朗読などをおこなうというもので、世界中の約30カ国80都市で開催されており、日本での開催は今回がはじめてだという。
2013.3.4 『かようびのよる』デヴィッド・ウィーズナー氏来日 サイン会開催
世界で最も注目されている絵本作家の一人、『かようびのよる』の著者デヴィッド・ウィーズナー氏が来日する。東京では、サイン会と講演会が、大阪では講演会と、小学生を対象にしたワークショップが開催される。
2013.2.25 第3回Twitter文学賞海外全投票結果
有効投票数:465
2013.2.21 「1000年後に生き残るための青春小説講座」 「一瞬の輝き」ポップに奏でる
いっとき熱狂的に迎えられた言葉も、作家の死後は多くが忘れ去られる。時の試練を乗り越える条件とは? 作家、佐藤友哉さん(32)はそんな切実で答えの見えない問いを、批評エッセー『1000年後に生き残るための青春小説講座』(講談社)で愚直に掘り下げる。根性論には陥らず、ユーモアを交えながら実践的に。
2013.2.21 小説家に向いている人の特徴
2012年9月に総務省統計局の発表したリポートによると、日本の65歳以上の高齢者の総人口に占める割合は24.1%で過去最高となった。これは実に4人に1人が高齢者ということになる。
2013.2.18 小説家に向いている人の特徴
小説家に向いている人の特徴とは一体何なのでしょうか? 『小説家に向いている人の特徴』から、その1部を紹介します。
2013.2.11 ゆるくフラット…つなぐ読者 来月、東京国際文芸フェスティバル
ディレクター・辛島デイヴィッドさん 世界各国から一線の作家や編集者、翻訳家ら「本」の作り手たちが来日し、日本の作家や読者らと東京の街で交流を深める。国内では初となる、そんな本格的な文芸祭「東京国際文芸フェスティバル」(日本財団主催)が3月1~3日、都内各所で開かれる。
2013.1.22 東京国際文芸フェスティバル2013開催
2013年春、日本で初めての国際文芸祭を開催する。
2012.12.20 国際文芸フェス 東京で来年3月 日本の文学を世界にアピール
国内初となる本格的な国際文芸祭「東京国際文芸フェスティバル2013」(日本財団主催)が来年3月1日から3日間、東京大学や東京・六本木のアカデミーヒルズなどで行われることになった。
2012.12.17 ブクログ 2012年ランキングベスト20発表
国内最大のブックレビューコミュニティサイト『ブクログ』が2011年12月1日~2012年11月30日までにブクログで登録された本の登録数を集計した『ブクログ年間ランキング 2012年』を発表した。
2012.12.3 「話のタネ 詰まってます」 「おしかくさま」で文芸賞の谷川直子さん
「途中で何度もくじけそうになっただけに、本当にうれしい」。「おしかくさま」(単行本は河出書房新社刊)で、第49回文芸賞を受けた谷川直子さん(52)は声を弾ませる。競馬やファッションに関する著書もあるが、同賞への応募は3度目。女性では最年長の受賞者だ。
2012.11.15 kobo・サビニス社長に聞く「電子書籍ビジネスに大切なこと」
この年末に向け、電子書籍ビジネスがひときわ加熱しています。今年7月に日本でのビジネスをスタートした「楽天kobo」も、11月より新端末を発売し、新規顧客野獲得を加速しようとしています。
2012.10.29 【書評】空より高く』 重松清著
廃校が決まった高校で 学校の統廃合は、今や田舎や都会の真ん中の話とは限らない。東玉川高校(トンタマ)も、都心から電車で一時間のニュータウンにあり、今年度限りで廃校が決まっている。
2012.8.19 【Spot the 電撃文庫】恋と変革のおとぎ話『スクリューマン&フェアリーロリポップス』でデビューする物草純平先生にインタビュー
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第50回となる今回は、『スクリューマン&フェアリーロリポップス』を執筆した物草純平先生のインタビューを掲載する。
2012.8.6 芥川賞・鹿島田真希 怖いくらい稿を重ねた情熱
今回の芥川賞受賞作の「冥土めぐり」は何度も推敲(すいこう)して、稿を重ねた。十回ぐらいは書き直したので、百十枚書くのに、千百枚は書いたと思う。編集者は私に対して、この人は何回書き直すのだろう、と思っていたらしいが、私の方は、いったい何回書き直せば、掲載してくれるのだろうかと思っていた。しかしその稿を重ねた情熱は大したものだったらしく、怖いぐらいだったとも言われた。
2012.8.4 これはアウトオオオ! 「放課後ライトノベル」第103回は『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』で,言いたいことも言えない世の中を変革します
「暑い……でもあと2か月くらい我慢すれば……!」と,自ら慰めてもどうにもならないほど暑い今日この頃。もういっそ,マンホールの中にでも入って涼みたいものです。それか冷たい土の中に深く静かに沈降してみたい。
2012.7.21 きらら熱烈インタビュー 第86回 野中 柊さん
1970年代から2010年までの長い年月を背景に、極上の恋愛ミステリー小説『彼女の存在、その破片』を上梓した野中柊さん。
2012.7.12 全米No.1の官能小説が映画化へ、屈折したSM恋愛の主演はスカーレット・ヨハンソン?
全米No.1の大ヒットを記録した官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレー』が、映画『ソーシャル・ネットワーク』(2010年作)の制作チームによって映画化されることが決定した。
2012.7.5 米の壁に挑む出版界 すぐ英訳/"現地化"を推進
受賞は逃したが、東野圭吾さんの代表作『容疑者Xの献身』の米エドガー賞候補入りは、米で日本の文芸作品が着実に評価されていることを裏付けた。人気コミックや村上春樹さんの小説に続く日本産の有力コンテンツを送り出そうと、出版社や編集者らがさまざまな取り組みを始めている。
2012.6.10 【Spot the 電撃文庫】常夏の小国を舞台にしたファンタジックアクション『チェンライ・エクスプレス』の百波秋丸先生にインタビュー!
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第39回となる今回は、『チェンライ・エクスプレス』を執筆した百波秋丸先生のインタビューを掲載する。
2012.5.7 bestseller's interview 第40回 古川 日出男さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!第40回の今回は、本日新刊『ドッグマザー』を刊行した古川日出男さんです。『ドッグマザー』は京都を舞台にした、全三部からなる長編小説ですが、第三部だけが東日本大震災の後に書かれ、実際に震災後の世界が描かれています。震災の体験は古川さんにどのような変化をもたらしたのか。そして、震災後の世界をリアルに描くために、どのような方法で小説を編み上げたのか。注目のインタビューです。
2012.4.9 YouTube創設者ら、新しい雑誌プラットフォーム「Zeen」を準備中か
YouTubeの創設者であるChad Hurley氏とSteve Chen氏は、ユーザーが「美しい雑誌を発見および作成」できる新サービス「Zeen」を近日中に公開するようだ。
2012.2.23 第2回Twitter文学賞投票結果
第2回Twitter文学賞の結果が発表になりました! 投票してくださったみなさま、結果発表座談会を視聴してくださったみなさま、ありがとうございます!!
2012.2.17 ハーレクイン、女子力めざめる新文庫レーベル「HR by HARLEQUIN」創刊
ハーレクインは30代の女性をメインターゲットに据えた新文庫レーベル『HR by HARLEQUIN』を2月20日に創刊する。
2011.9.24 その男,ゲスにつき。「放課後ライトノベル」第60回は『モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)』を紹介しちゃうんだぜ(泣)
今年も夏が終わった。残暑がようやく和らいできて,暦の上でも9月の終わりが間近。季節的にはもうすっかり秋と言っていいだろう。
2011.6.11 完全版:村上春樹さんカタルーニャ賞受賞スピーチ
今月9日、スペインの国際的な「カタルーニャ賞」を受賞した作家の村上春樹さんは、授賞式のスピーチで東京電力福島第一原子力発電所の事故について触れ、「私たち日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった」と訴えました。
2011.6.11 舞台は1983年の東ドイツ。「放課後ライトノベル」第45回は,"オルタの18年前"を描いたマブラヴスピンオフ作品『シュヴァルツェスマーケン』を紹介
数ある言語の中でも,ドイツ語ほど中二心を激しく揺さぶられる言語もほかにあるまい。どうということのない単語でも,ドイツ語になると一気に「やだ……かっこいい……」な響きに早変わり。ゲヴェルクシャフト(労働組合)! ブライシュティフト(鉛筆)! シュヴァインシュタイガー(豚小屋)!
2010.11.1 bestseller's interview 第20回 原田 マハさん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』。第20回の今回は、『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞、先日発売された新刊『本日は、お日柄もよく』(徳間書店/刊)も好評を博している、作家の原田マハさんが登場してくれました。原田さんがこの作品でテーマとして取り上げたのは"スピーチ"や"言葉の力"。実は原田さんと"スピーチ"には意外な接点があるようで…。 ]
2010.8.21 恋もバトルもついに佳境へ。「放課後ライトノベル」第6回は『ゼロの使い魔19 始祖の円鏡』でくぎゅううううううう
『ゼロの使い魔』といえば,MF文庫Jのみならず,ライトノベルを代表する大ヒット作だ。三度のアニメ化に加え,コミック,ゲーム,ドラマCD等多方面にわたってメディアミックスが展開。原作は未読だが,それらを通じて作品自体は知っている,という人も多いのではないだろうか。
2010.8.20 ラノベ質問状 : 「人類は衰退しました」 発刊2日目で重版決定 さまざまな展開も検討
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、ゆるやかに衰退を迎える人類と、代わって地球を支配する「妖精さん」の交流を描く「人類は衰退しました」(田中ロミオ著、山崎透画)です。小学館ガガガ文庫編集部の具志堅勲さんに作品の魅力を聞きました。
2010.1.1 きらら著者インタビュー 万城目 学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』
かのこちゃんをめっちゃ無邪気でスーパーな小学生にしようと思っていたんです。 京都、奈良、大阪を舞台に、壮大な〝ホラ話〟を作り出し、読者を圧倒させてきた万城目学さん。新作『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』の舞台は、どことも特定されていない、ごく普通の街。そして主人公となるのは、幼い女の子と、ちょっぴり不思議な猫。現実から非現実への大胆なトリップを仕掛けてきた著者が、日常の光景を描こうとする時、そこにはどんな世界が広がっているのだろう?
2009.7.1 きらら著者インタビュー 辻村深月『ふちなしのかがみ』
日常に入り込んでくる異質なもの 「短編の連載のお話をいただいた時、ホラーにしてみようと思ったんです。日本ホラー小説大賞の角川書店さんからのご依頼だという気負いもあって(笑)。一度、ミステリの枠を外して、ホラーの制約の中で書いてみたかった。実際やってみると、結局ミステリの制約も残っていたりして、それはもう自分の癖なんだなと気づきましたが」
2009.3.1 きらら熱烈インタビュー 第44回 小路幸也さん
自分が影響を受けたものを別の形に表現して次の世代にバトンタッチしなくては」といつも思っています 小路幸也さんの作品世界は多彩だ。次から次へと変化を遂げていく。本誌「きらら」で連載された「のこされるもの」を改題した最新作『残される者たちへ』でもまた新しい顔を小路さんはのぞかせる。
2009.1.29 確信を持てる挑戦などない|INTERVIEW 村上龍
キューバへの思い 金銭的利益以外、何に価値を置くか?
2008.9.1 きらら熱烈インタビュー 第38回 朝倉かすみさん
『夫婦一年生』という小説で結婚はいいものだと大々的に宣伝したい このところ続々と作品が刊行され、確実に読者を増やしている作家、朝倉かすみさん。
2008.5.30 作家の読書道:第79回 中島京子さん
田山花袋の『蒲団』を題材にした『FUTON』でデビュー、その確かな観察眼と描写力、そしてユーモアのエッセンスで、毎回読み手を虜にしてしまう中島京子さん。言葉遊びの楽しさに気づいた本、暗唱できるほどお気に入りのフレーズ、そして読みふけった海外文学の数々…。小説家デビューするまでの道のりも交えて、その渋くて奥深い読書遍歴を語ってくださいました。
2008.3.28 作家の読書道:第77回 貴志祐介さん
人間の心が引き起こす恐怖を描き、モダンホラーの代表格と称される貴志祐介さん。さらには密室を扱った本格推理小説、SF超大作など、ジャンルにとらわれない作品を発表している著者は、実は幼い頃から様々なジャンルを読んできた大変な読書家でもあります。なんと1日7冊読んだこともあったとか! これまでに読んできた相当数の本の中でも、とりわけお気に入りなのは? そして、執筆に影響を与えた作品とは…?
2008.2.29 作家の読書道:第76回 坂木司さん
2002年に引きこもり青年が探偵役となる「日常の謎」の連作集『青空の卵』でデビュー、以来ミステリだけでなくさまざまなエンターテインメントを上梓し、注目を集めている坂木司さん。生年以外は性別すら公表していない人気覆面作家に、こっそりお会いして、その読書歴をうかがうことができました。
2007.6.13 第24回 作家 伊坂幸太郎さん - Frill me, Thrill me! インタビュー
手作り感を残した仕上がりは自分の作品世界と通じる気がする リズミカルに展開し、ときに読み手を裏切るストーリーのおもしろさ。一風変っているけれど魅力的なキャラクターたちと、彼らが交わすウィットに富んだ会話。爽快だがどこかザラリとした感触の残る読後感。多くの人を惹き付ける、作家・伊坂幸太郎さんの世界。そんな伊坂さんの著作『アヒルと鴨のコインロッカー』が映画化された。
2007.3.22 著者インタビュー 恒川光太郎さん『雷の季節の終わりに』
現世の地図には載っていない「穏」という場所で暮らす少年、賢也には秘密があった。「風わいわい」というもののけに取り憑かれていたのだ。しかし、忌み嫌われているはずの「風わいわい」はなぜか賢也に優しかった。親友もできて幸せな暮らしをつかみかけていた矢先、賢也はある事件に遭遇し、「穏」を出て行かなければならない事態に追い込まれる……。ぼくたちの生きる世界と、この世とは別の世界の二つの間で起こるスリリングな物語。恒川さんに沖縄での小説家の暮らしをうかがった。
2007.2.23 作家の読書道:第64回 阿部 和重さん
構想において手法において、つねに小説という手段で冒険を続ける阿部和重さん。新しい試みを続ける彼も、実は、過去の本からさまざまな影響を受けているといいます。はじめて自分で買い、今でも大きな存在となっている本とは? 小説の"発見"となった一冊とは? そして、いつかはこんな小説を書いてみたい…と思っている、名作のタイトルとは。意外なタイトルが次々飛び出すインタビューとなりました。
2006.2.24 作家の読書道:第52回 町田 康
作家であり、ミュージシャンであり、俳優でもある町田さん。人間の滑稽さをさらけだし、ユーモアとウィットと悲哀に満ちた独自の文章世界、小説世界で多くの人々を魅了し続け、さまざまな文学賞も受賞。第一線で活躍する町田さんが読んできたものとは、そして読書スタイルとは。谷崎潤一郎賞を受賞した長編小説『告白』についても触れていただきました。
2006.1.1 作家・イラストレーターインタビュー 第27回 狭山京輔さん
第1回スーパーダッシュ小説新人賞でデビューし、『イレギュラー』シリーズが好評の狭山京輔さんの登場です。車、たこ焼き、大阪、旅行、歌、カラオケ、ベビースターチキン、ナインティナイン、ぴったりフィットなボクサーパンツなど好きなものがいっぱいという狭山さん、よろしくお願いします。
2005.9.1 著者インタビュー - 市川拓司さん『世界中が雨だったら』
--『世界中が雨だったら』には初期にお書きになった2編の小説(「世界中が雨だったら」「循環不安」)が収められています。今回、刊行されるにあたってあらためてお読みになってどのようにお感じになりましたか?
2004.11.15 著者インタビュー - 山川健一さん『イージー・ゴーイング -頑張りたくないあなたへ-』
永江さんついに出ましたね、山川さんが取締役をつとめるアメーバブックスの第一弾。作家が出版社をつくるなんて。しかも、およそビジネスと縁がなさそうな山川さんが、というので驚きました。
2004.11.1 作家の読書道:第37回 角田 光代さん
一途に恋する女の子の心理、恋人同士のリアルな会話、家族たちの微妙な関係性…。そしてのびやかに綴るエッセイの数々。とにかく、何を書かせてもうまい!というのが角田さん。ちょっぴり毒気のある視点の持ち主でもありますが、実際お会いしてみると、ご本人は非常に腰が低くて、可愛らしい人。そんな彼女、お話もやっぱり面白かったのでした。
2004.7.7 「グラスホッパー」ができるまで 伊坂幸太郎
――初めて編集担当から原稿の依頼があったのが、今から三年前だそうですね。
2004.3.31 作家の読書道:第29回 小川 洋子さん
さまざまな作品世界で私たちを"静謐な"世界に導き、特に昨年度刊行された『博士の愛した数式』では、数式の美しさを物語の中にドラマティックに織り込みながら、記憶が80分しかもたない博士ら愛すべき人々の姿を暖かい眼差しで描き、深い感動を与えてくれた小川洋子さん。高校生の時に"書く"ことに目覚めた彼女が辿ってきた読書道とは? その道筋を、たっぷりと教えていただきました。
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