コトコトに関連する小説ニュースまとめ
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コトコト ニュース検索結果
2021.5.20 【今週はこれを読め! エンタメ編】とびきりの「時間」を目指す〜古内一絵『最高のアフタヌーンティーの作り方』
本書の舞台は、都心に広大な敷地を有する桜山ホテル。うふふ~このティールームにねえ、行ったことあるんですよ。桜山ホテルは架空の場所ですから、モデルになった東京・目白の椿山荘にってことなんですけど。残念ながら庭園内で多数目にすることのできる桜は見頃を過ぎてしまっていた時期でしたが、いただいたのはまさに桜アフタヌーンティー。気の合う友人たちとの楽しい時間、窓から見える都会の真ん中とは思えない美しい眺め、そして一口ごとに至福の瞬間が訪れるおいしいスイーツやセイボリー(サンドイッチなどの食事)の数々。もう、天国かと思いましたね(家計には大きく響きましたけど)。
2021.2.9 【今週はこれを読め! SF編】独自のセンスで選んだ七篇、中国とアメリカの状況を照らしあう
柴田元幸・小島敬太編『中国・アメリカ 謎SF』(白水社)
2020.12.23 【今週はこれを読め! ミステリー編】満身創痍の探偵ハリー・ホーレを読むべし!
満身創痍という四文字がこれほど似合う男はいない。
2020.11.25 【今週はこれを読め! エンタメ編】お誕生会をめぐる短編集〜古内一絵『お誕生会クロニクル』
何歳になっても誕生日はうれしい。それはその通りとして、私はずっと8月下旬の自分の誕生日が好きではなかった。①夏が苦手②夏休みの宿題が終わっていないと焦り始める時期なので、心から楽しめない③8月には原爆の日や終戦の日などがあるので、大っぴらに喜ぶのはためらわれる...といった感じ。誕生会そのものの思い出としては、幼稚園で催された会が7・8月合同だったうえに、おやつがぶどう(デラウエア)一房だけだったことも心のしこりとなっている(他の月はカップケーキとかクッキーとかチョコレートとかだった)。
2020.5.21 【今週はこれを読め! ミステリー編】達人ミネット・ウォルターズの性格劇『カメレオンの影』
ミステリーの興趣は性格喜劇、もしくは悲劇のそれにつながる。
2019.11.14 【特集】『エリスの聖杯』刊行記念特別企画 常磐くじら先生×大森藤ノ先生スペシャル対談インタビュー
2019年11月15日頃に発売されるGAノベル刊『エリスの聖杯』の刊行を記念して、著者である常磐くじら先生と、本作の熱烈なファンであり、書籍化のきっかけとなったGA文庫刊『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の大森藤ノ先生をお招きしてのスペシャル対談インタビューをお届けする。『エリスの聖杯』が書籍化に至るまでの道のりと、大森藤ノ先生が激賞する物語やキャラクターについて、さらにはお二人の視点から見る「悪役令嬢やダークヒーローの魅力」など、幅広く語っていただいた。
2019.9.26 【今週はこれを読め! エンタメ編】凪良ゆう『流浪の月』に打ちのめされる!
ただひたすらに打ちのめされる。こんな読書体験は久しぶりだった。どんな本にもおもしろみを見出すことができる得な性分なので(だからこのような文章を書いているともいえるが)、一冊読み終えるたびによかったと思える。しかし、読了後もいつまでも棘のように心に残る作品とは、そうそう出会えるものではない。『流浪の月』は、これからも折に触れて私の感情を揺さぶる小説であり続けるだろうと予感した一冊だった。
2019.7.3 【今週はこれを読め! エンタメ編】ホッパーの絵の豊かな表情を映す『短編画廊 絵から生まれた17の物語』
名画とそれにインスパイアされた小説が収録された本というのはそんなに珍しいものではない気がするが、それらがすべてエドワード・ホッパーに関するものであるというところが本書の新機軸ではないだろうか。「エドワード・ホッパー」と聞いてもどのような画家であるかという知識はおぼろげだったのだが、深夜の飲食店にいる人々が描かれた「ナイトホークス」を見て「ああ!」とわかった。ホッパーの絵というのは一見無機的なようで、よく見るととても豊かな表情がある絵だと思う(人物が描かれていないときでさえ)。
2018.8.7 【今週はこれを読め! SF編】至高のミリグラム、赤ちゃんのエネルギー化、人造美人の広告
こんな奇想小説家がいたとは! SF風のガジェットを用いたもの、メタフィジカルなもの、皮肉な風刺が効いた作品、宗教的含意がこめられた小品、さまざまな手ざわりの二十八篇が収録されている。どれもごく短い。
2018.4.10 【今週はこれを読め! SF編】超テクノロジーのロマンとショボいサラリーマン生活のミスマッチ
このご時世に宇宙海賊とは。しかも、コスプレじみたオネーサンの表紙。怖い物見たさ半分に、薄目で読みはじめたのだけど、いやあ、冒頭で示される設定で瞳孔が開いてしまった。
2017.12.28 【書評】『ドレス』藤野可織 - 横丁カフェ
好き嫌いが非常に分かれる作家なので腰が引けるところがこれまではあったのですが、これほどの作品集を読んでしまったからには口を噤んではいられません。全日本の本読む人らよ、藤野可織を読みましょう。最新短編集『ドレス』(河出書房新社)を筆頭にいずれの本も傑作揃い。
2017.11.28 【今週はこれを読め! SF編】なぜ、いくら待っても、ぶぶ漬けは出こないのか?
松崎有理さんは、作家になる以前、医学系研究所に勤務をしていた。第一回創元SF短編賞を受賞したデビュー作「あがり」にもその経験が反映されていたが、本書『架空論文投稿計画』からはいささか戯画的とはいえ、かなり生々しい研究者の嘆きや苛立ちが伝わってくる。サスペンス仕立ての研究職エレジーだ。
2017.7.21 犯罪が起こる前に見抜く!? 史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ『探偵が早すぎる』が面白い!
先日まで、推理しない探偵がテレビドラマを賑わせていたが、探偵=事件を解決するものというのは万人共通の見解だろう。ところがここに、またニュータイプの探偵が登場した。推理はする。解決もする。だけどそもそも事件を起こさせない。『探偵が早すぎる』(井上真偽/講談社)に登場するのは、事件に先んじてトリックを見破り依頼人を救う、究極の名探偵なのである。
2017.7.10 辻村深月の『スロウハイツの神様』が舞台化! 脚本・演出家の成井豊、"ラストが圧巻"『かがみの孤城』を語る!【前編】
演劇集団「キャラメルボックス」と、作家・辻村深月のコラボレーションがこの夏、実現する。
2016.9.6 【今週はこれを読め! SF編】アンドロイドは借金完済の夢を見るか?
オリジナル・アンソロジー《NOVA》に断続的に発表されていた宮内悠介の人気シリーズが、書き下ろしを加えて一冊にまとまった。待ちわびていたファンも多いだろう。
2016.8.2 【今週はこれを読め! SF編】史実に材をとったご当地SFにして、全時空規模の超絶アイデア
第一回ハヤカワSFコンテストで大賞を受賞したデビュー作『みずは無間』、それにつづく『地球が寂しいその理由』と宇宙を舞台にスケールの大きな作品を送りだしてきた六冬和生だが、第三作にあたる本書は一転して信州松本が舞台のご当地小説だ。
2016.3.23 【今週はこれを読め! エンタメ編】将棋にかける思いがアツい!〜白鳥士郎『りゅうおうのおしごと!』
いま将棋がアツい! マンガでいえばジャンプで最も注目すべき作品のひとつが『ものの歩』という将棋マンガだし(松井比)、『三月のライオン』も実写映画化が決まったし、『聖の青春』の映画も今秋公開予定だし、それどころか現実にはフィクション以上かもしれない強烈なキャラの棋士がいて、例えば対局の前にかぶっていたヅラを投げ捨てて相手の動揺を誘う人が存在したり(佐藤紳哉七段)、とにかくなんかすごいことになっている。とか言ってたら、とうとうラノベ界にまで将棋ものが!
2015.11.30 bestseller's interview 第76回 月村 了衛さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2015.11.6 新しい警察小説『影の中の影』の創作秘話――月村了衛インタビュー(前編)
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2015.7.21 【今週はこれを読め! ミステリー編】『薔薇の輪』の謎にぐいぐい引っ張り込まれる!
クリスチアナ・ブランドは、謎解きミステリー好きの心をざわざわさせる作家だ。だいたい、読む前から作品の評判を聞かされるだけで心が躍ってくるのである。
2015.6.5 『異世界からの一粒の ~この姫騎士、チェンジ!~』は異能力&すれ違いヒロインもの?【電撃文庫新作紹介】
十階堂一系先生が執筆する電撃文庫『異世界からの一粒の ~この姫騎士、チェンジ!~』の紹介記事をお届けします。
2015.5.25 『田園発 港行き自転車 上・下』 宮本輝著 評・橋本五郎(本社特別編集委員)
慈しむ心、人間を肯定
2014.12.26 楽天ブックス: 著者インタビュー -本多孝好さん「真夜中の五分前 sideA/sideB」
■映画と原作は別物、だけどこれは間違いなく『真夜中の五分前』を読んだ人がつくったものだなという感覚。
2014.10.20 きらら著者インタビュー 第75回 中島京子さん『かたづの!』
今世界で起こっている対立の種が、こんなに狭い八戸や遠野という場所に全部あったということに驚きます。
2014.10.12 【エンタメ小説月評】胸に迫る「私たちの物語」
力のある作家だからこそ書けた世界に違いない――。
2014.9.26 高村薫さん「挑戦するなら今」、初のユーモア小説
毒舌満載 日本の矛盾つく
2014.7.4 『精霊使いの剣舞』『RAILWARS!』『人生』 7月放送のラノベ原作アニメ特集 その2
こんにちは。毎週楽しみにしていたアニメが、ことごとく最終回を迎えて、感動と喪失感でいっぱいの愛咲です。もう『ご注文はうさぎですか?』で、こころぴょんぴょん出来ないなんて……。
2014.4.18 きらら熱烈インタビュー 第107回 樋口直哉さん
この作品を通して、僕たちが進む世界の先はずっと広いということを伝えたいです
2014.3.18 【今週はこれを読め! SF編】先端技術ガジェットを梃子にして、切実な人生や欲望の問題へアプローチする
21世紀開幕とともに作家活動をはじめた長谷敏司だが、本格SFで頭角をあらわしたのは2009年発表の長篇『あなたのための物語』からだ。
2014.3.10 【書評】『問いのない答え』 長嶋有著/『日常語訳 ダンマパダ』『日常語訳 新編スッタニパータ』 今枝由郎訳
評・若松英輔
2014.2.18 【今週はこれを読め! SF編】瀬名秀明のヴィジョン----精神の虚無回廊を突きぬけ、宇宙の虚無回廊を超えて
昨夏、本欄で大森望編のオリジナル・アンソロジー『NOVA 10』(河出文庫)を紹介したとき(「瀬名秀明「ミシェル」が凄い! 小松左京2大代表作を取りこんでさらなる高みへと到達」)、集中最大の注目作として瀬名秀明「ミシェル」に言及した。
2013.12.3 BOOK☆WALKER 3周年 2013 各編集部に聞くオススメの一作
今年もやって来た年末に「オススメの一作」をKADOKAWAグループ以外の編集部の皆さまにお聞きしました!これで各編集部イチオシ作品を総ざらい!
2013.11.23 やる気のない美少女戦士たちが生まれた理由は? 『ニート系戦隊らぶりぃー・りとる・どろっぷす』の芦屋六月先生に聞く【Spot the 電撃文庫】
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第94回となる今回は、『ニート系戦隊らぶりぃー・りとる・どろっぷす』を執筆した芦屋六月先生のインタビューを掲載する。
2013.7.16 【書評】聖痕 [著]筒井康隆
■明るいニヒリズムの喪失譚
2013.7.5 恋愛は文豪に学べ! 恋愛体質になれる名言集
僕は、流れる水だ。ことごとくの岸を撫でて流れる。
2013.6.16 息吹きかけ、スペランカー…ゲーマー共感必至の"ゲームあるある"
ゲーム好きから多大な人気を集めている『僕と彼女のゲーム戦争』(師走 トオル/アスキー・メディアワークス)のコミカライズ版が5月に発売された。
2013.3.22 "ほこ×たてBL"!? 雨男と晴れ男が出会ったらどうなる?
どんなものでも貫く矛とどんな武器でも貫けない盾。そんな相反するものを戦わせる人気バラエティ番組『ほこ×たて』(フジテレビ)のように、もしも最強の雨男と晴れ男が出会ってしまったら、一体どうなってしまうのだろうか?
2013.3.9 【Spot the 電撃文庫】格差社会をテーマにした一風変わったラブコメ『俺の天使(アイドル)は恋愛禁止』美月りん先生にインタビュー
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第70回となる今回は、『俺の天使(アイドル)は恋愛禁止』を執筆した美月りん先生のインタビューを掲載する。
2013.2.16 『ラグナロク』の安井健太郎,7年ぶりの新刊! 「放課後ライトノベル」第129回は謎と陰謀渦巻く『アークIX』で命がけの戦いを
先日,年下の友人に「『gdgd妖精s(ぐだぐだフェアリーーズ)』第4話冒頭の元ネタが何か,分からなかった」と言われてショックを隠せない。「ダッダーン!! ボヨヨンボヨヨン!」って言えば,何のことかみんな分かるよね? ね……?
2013.2.6 どこまで許せる? かわいい女の子の裏切り行為
もしも友達や家族、恋人に裏切られたとしたら、どんなに好きでも、仲良しでも、やはりなかなか許せないもの。「かわいいから許す!」なんてよく言うが、いくらかわいくても限度があるだろう。
2012.12.15 平凡な田舎町を覆う呪詛の影。「放課後ライトノベル」第122回は『ノロワレ』で真冬のホラーはいかが?
彼女ができました!(挨拶) これまでたくさんのゲームを通じて,無数のヒロインとのラブロマンスを繰り広げてきた筆者ですが,ついにこのたび名実共に主人公となる資格を手に入れてしまったようです。やっぱり,ゲーム情報サイトでライトノベルレビューをやるなら,彼女の一人もいないとねぇ。全国300万人(推定)の独り身の4Gamer読者の皆さん,これからはそっちの世界から原稿をお届けするので,今後とも本連載をよろしくお願いします!
2012.10.12 サブカル男子・せきしろのイタい青春がラノベに!
ピースの又吉と共に書いた自由律俳句&エッセイ集『カキフライが無いなら来なかった』(幻冬舎)やハリセンボンのはるかの彼氏としても話題になった放送作家のせきしろ。
2011.11.5 本好きのための物語。「放課後ライトノベル」第66回は『ビブリア古書堂の事件手帖』で古書にまつわる秘密を覗いてみませんか?
2011年10月現在,ライトノベルの刊行点数は,主要な少年向けレーベルだけで月70冊を超える。少女向けや,こまごまとした「ライトノベルらしき」作品を含めると,その数はゆうに100以上。よほど腰を据えて読んでいかないと,ちょっと網羅できる数ではない。こんな連載をやっている以上,その境地に達したいと常々思ってはいるのだが,なかなかそうもいかず,なにが言いたいかというと,これでも毎週結構ひーこら言いながら書いてます。すみません。
2011.10.29 京都観察会へようこそ。「放課後ライトノベル」第65回は『エトランゼのすべて』で素晴らしきキャンパスライフを見つけよう
この秋もたくさんのアニメの新番組が始まった。いろいろと気になる作品がある中で,筆者が注目しているのは『ベン・トー』。「夜のスーパーで半額弁当を取り合って殴り合う」という設定には原作で一度お茶を噴いたものだが,アニメになると破壊力は2倍,いや3倍。スーパーの店内で敗北者たちが死屍累々となっているシュールさと言ったら……。
2011.5.21 炎上プロジェクトの火消しとかマジ勘弁。「放課後ライトノベル」第42回は『なれる!SE』で今週もデスマーチだよ
「SE」と聞いて,真っ先に思いつくものはなんだろうか。サウンド・エフェクトだというマニアックな人もいるかもしれないし,そういう人とは個人的にお友達になりたいが,もうちょいひねってスクウェア・エニックスという線も捨てがたい。
2011.3.5 「放課後ライトノベル」第33回は『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』で両手に花の三角関係はいかがでしょう?
超時空シンデレラの愛称で知られるランカ・リーが可愛いことでお馴染みの「マクロスF」。その劇場版完結編,「劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」の上映が先週スタートしたが,皆さんご覧になっただろうか。
2011.2.1 bestseller's interview 第29回 平山 夢明さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』。 第29回の今回は、長編『ダイナー』で第28回日本冒険小説協会大賞と第13回大藪春彦賞をW受賞した平山夢明さんです。 圧倒的筆力で書かれた受賞作『ダイナー』は、ストーリーの面白さはもちろん、そのスタイリッシュさと生々しさの同居した作品世界全体で読者を惹きつけるエンターテイメント小説の傑作。 今回は、この作品の舞台裏を平山さんにお聞きしました。
2011.1.8 「放課後ライトノベル」第25回は『探偵オペラ ミルキィホームズ ~overture~』で,2011年も犯人はやっぱり私! ってなんでですかー!!
新年明けましておめでとうございます。 皆さんはこの正月,どのようにお過ごしになりましたか?
2010.12.4 リア充お断り! 「放課後ライトノベル」第21回は,隣人部の残念な美少女達と一緒に『僕は友達が少ない5』で友達づくりにチャレンジ
「フヒュッ,の……ノノノ氏」「なに,尚也くん?」「最近,急に寒くなったでござるね」「そうね」
2010.9.18 このライトノベルは本当にすごい? 「放課後ライトノベル」第10回は,「このラノ大賞」大賞受賞作『ランジーン×コード』を紹介
今やアニメやマンガ,ゲームにならぶオタク系コンテンツの一つとなったライトノベル。ここ数年,毎年いくつもの作品がアニメ化されているが,もちろんそれ以外にも多数の作品が刊行されており,その数は年間で1000作品近くにも及ぶ。レーベルも10を軽く超えてなお増え続けており,面白い本を求める読者にとっては「時間がない」「お金がない」と嬉しい悲鳴を上げる状態が続いている。
2010.8.21 恋もバトルもついに佳境へ。「放課後ライトノベル」第6回は『ゼロの使い魔19 始祖の円鏡』でくぎゅううううううう
『ゼロの使い魔』といえば,MF文庫Jのみならず,ライトノベルを代表する大ヒット作だ。三度のアニメ化に加え,コミック,ゲーム,ドラマCD等多方面にわたってメディアミックスが展開。原作は未読だが,それらを通じて作品自体は知っている,という人も多いのではないだろうか。
2010.7.17 旬のラノベを紹介する新連載「放課後ライトノベル」がスタート! 第1回は『デュラララ!!×8』で"歪んだ愛"が交錯する池袋を駆け抜ける
ライトノベルという小説の形態をご存じだろうか? ライトノベルの定義については曖昧な点が多いが,ざっくばらんに言えば,SFや恋愛やファンタジーなどさまざまなテーマを取り扱い,主に中高生をターゲットにした"気軽に読める小説"といったところだろう。また最近では,書店のライトノベルコーナーで30代くらいのサラリーマン風の人が新刊を品定めしている姿を見かけることもあり,いまや広く市民権を得た小説ジャンルの一つとなっている。
2010.4.22 著者インタビュー - 冲方丁さん『天地明察』
「暦(こよみ)がずれている!」唐国(中国)からもたらされた宣命暦を採用して八百年。暦のずれを修正し、「日本独自の暦」を作り出すことに人生を賭けた男がいた!徳川家に使える「碁打ち衆」の家に生まれた渋川春海は、算術好きを見込まれて江戸幕府から改暦の仕事を任せられることになる。しかし、万全を期したはずの新暦は、あと一歩のところで月蝕の予測を外してしまう……。苦しみながらも目標へ向かって歩むことを忘れなかった渋川春海を主人公に、大転換の時代を描いた本格時代小説。
2010.1.12 『思想地図』東浩紀×宇野常寛トークショー
2008年4月、思想誌『思想地図』がNHKブックスから創刊された。批評家の東浩紀と社会学者の北田暁大が編集を務める同誌は、3月刊行の5号をもって一度幕を閉じる。
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