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ナガノに関連する小説ニュースまとめ

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ナガノ ニュース検索結果

2021.1.26  【今週はこれを読め! SF編】陰に隠れた幻想小説の水脈の発見

橋本勝雄編『19世紀イタリア怪奇幻想短篇集』(光文社古典新訳文庫)

2020.9.26  作家の読書道 第221回:高山羽根子さん

この夏、『首里の里』で芥川賞を受賞した高山羽根子さん。これまでも一作ごとにファンを増やしてきた高山さん、多摩美術大学で日本画を専攻していたという経歴や、創元SF短編新人賞に佳作入選したことがデビューのきっかけであることも話題に。読んできた本のほか美術ほか影響を受けたものなど、高山さんの源泉について広くおうかがいします。

2020.6.2  【今週はこれを読め! SF編】里程標的作品から現代の新鮮作まで、人狼テーマの饗宴

『幻想と怪奇』第2号は、特集「人狼伝説 変身と野生のフォークロア」。

2020.5.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】人間の残酷さを浮かび上がらせる作品集『おれの眼を撃った男は死んだ』

シャネル・ベンツ『おれの眼を撃った男は死んだ』(東京創元社)には、優れた短篇に与えられるO・ヘンリー賞を2014年に獲得した「よくある西部の物語」を含む10の小説が収められている。知っている限りベンツが邦訳されるのはこれが初めてだ。テネシー州メンフィス在住で、ローズ・カレッジで教鞭を執っているという以外の経歴はわからない。

2020.4.21  【今週はこれを読め! SF編】激しい性のカタチ、遙かな愛のスガタ

性を題材にした5作品を収録したSF短篇集。

2019.11.23  作家の読書道 第212回:呉勝浩さん

2015年に『道徳の時間』で江戸川乱歩賞を受賞、2018年には『白い衝動』で大藪春彦賞を受賞。そして新作『スワン』が話題となり、ますます注目度が高まる呉勝浩さん。小学生のうちにミステリーの面白さを知り、その後は映画の道を目指した青年が再び読書を始め、小説家を目指した経緯は? 気さくな口調を脳内で再現しながらお読みください。

2019.11.19  【今週はこれを読め! SF編】遍歴のなかで次々と物語内人物に重なる、ロマンチックな異界往還譚

アメリカの怪奇幻想文学史を概観した資料を読むと、日本ではさほど知られていないものの、〈ウィアード・テールズ〉以前の時期に活躍した重要作家としてかならず言及されている人物がいることに気づく。ひとりはロバート・W・チェンバース、もうひとりがこのジェイムズ・ブランチ・キャベルだ。

2019.10.23  【今週はこれを読め! エンタメ編】家族それぞれの家の記憶〜青山七恵『私の家』

「魔法の言葉」と聞いて、みなさんはどういうものを思いつかれるだろう? 「ありがとう」や「信じれば夢は叶う」といった万人の心に訴えるものを思い浮かべる方もいれば、スピッツの名曲「魔法のコトバ」を口ずさむ方もいるだろう。あるいは「やればできる」という「魔法の合いことば」を思い出す高校野球ファンもいるのでは(ヒント:「済美高校 校歌」で検索なさってみてください)。しかし、私が考える「魔法の言葉」は、「よそはよそ、うちはうち」である。このひと言で、いったいどれほどの子どもたちの訴えが却下されてきたことだろうか。

2019.8.27  【今週はこれを読め! SF編】ゲンロン出身作家の意欲作から、ベテラン津原泰水の傑作戯曲まで

オリジナルアンソロジー・シリーズ《NOVA》の最新刊。前巻より、雑誌のような巻号表記となった。

2019.8.7  【今週はこれを読め! エンタメ編】音楽に打ち込む若者たちの青春ミステリー『下北沢インディーズ』

バンドというものに多大なる憧れがあるのは、志を同じくする者同士が音楽をやりたいという情熱に駆られて集うものに違いないというイメージがあるからかもしれない(実際には「暇だな〜バンドでもやる?」「やってみっか」的なノリの場合もあるのだろうか。それはそれでまたよし)。個人的な萌えポイントは、幼い頃からの友だち同士がバンドを組むケース。早ければ早いほどいい。flumpool(幼稚園から)やUVERworld(保育園から)などは涙が出るほどありがたい。先日も、バナナラマのサラとカレンが4歳からの幼なじみと知って狂喜乱舞したばかりだ。

2019.7.11  『逃げ出せなかった君へ』安藤祐介

現在、日本では働き方改革が推奨されている。小説では『わたし、定時で帰ります。』がより良き働き方を訴え、断固と立ち向かう女性が泣き笑いの奮闘をし、自分たちの道を切り開いていく様が、共感を得て、大ヒットしている。

2018.8.16  【書評】『名もなき王国』倉数茂 - 横丁カフェ

倉数茂さんの処女作『黒揚羽の夏』は、推理小説や幻想小説等の要素が取り入れられた、斬新且つノスタルジーに溢れた素晴しい作品だった。以来、著者の描く現実と虚実の入り乱れた独特の世界感に魅了され、新刊が刊行される度に明り取りの窓から朝陽が射し込むまで、つい夢中になって耽読してしまう。

2018.7.3  【今週はこれを読め! SF編】十三の珠玉、ミルハウザーの魔術に魅了される一冊

すべての作品が磨きぬかれた珠のごとく、ひっそり煌めいているミルハウザーの短篇集。ぼくは偏愛の読者なので、何人かの作家については「このひとが書くものなら習作や失敗作も含めてなんでも好き」なのだが、ミルハウザーはそういうレベルではない。贔屓目なしに、すべての作品がおそろしいほどの完成度なのだ。精緻な技巧によって、世界の不思議に接近していく。

2018.6.9  三浦しをんインタビュー 3年ぶりの新作小説は、これまでのどの作品とも異なる読み心地の傑作!

少女たちの他愛ない手紙のやりとりから始まり、読者を思ってもみない場所へと誘い、強い衝撃と深い感動を与える、三浦しをんさんの最新作『ののはな通信』。「書簡形式」「明暗の共存」など、三浦さんにとって初となる試みも多い本作は、連載開始時から6年の歳月を経て、ついに刊行された。この物語が生まれた背景とそこに込めた思いをじっくりと訊いた。

2018.4.17  【今週はこれを読め! SF編】消えてしまう過去、儚い現在、記憶のなかの世界

『プラネタリウムの外側』は連作集。有機素子コンピュータで会話プログラム(チューリングテストをクリアするレベル)を開発する南雲助教と、彼の研究室に関わるひとたちの物語だ。ITと現実感覚を結びつけたSFは数あるが、この作品はガジェット/アイデアばかりを前景化するのではなく、わたしたちが暮らしている日常、人間関係のなかで出逢う感情や感覚の地平で語られている。そこがとても新鮮だ。

2018.4.10  【今週はこれを読め! SF編】超テクノロジーのロマンとショボいサラリーマン生活のミスマッチ

このご時世に宇宙海賊とは。しかも、コスプレじみたオネーサンの表紙。怖い物見たさ半分に、薄目で読みはじめたのだけど、いやあ、冒頭で示される設定で瞳孔が開いてしまった。

2018.2.13  【今週はこれを読め! SF編】メタフィジカルな奇想と上品なユーモアのショートショート連作

ここ数年、ショートショートが新しい盛りあがりを見せていて、ファンとしては嬉しいかぎり。この分野では、星新一というあまりに偉大な存在がいて、かつてはその引力圏のなかに多くの作家や読者がいたのだが、最近ではやや状況が変わってきたようだ。

2018.2.6  【今週はこれを読め! SF編】月面都市に渦巻く陰謀、大仕掛けの破壊工作、息詰まるサバイバル

『火星の人』で一躍注目を集めたアンディ・ウィアーの第二作。こんどは月が舞台だ。

2017.12.28  【書評】『ドレス』藤野可織 - 横丁カフェ

好き嫌いが非常に分かれる作家なので腰が引けるところがこれまではあったのですが、これほどの作品集を読んでしまったからには口を噤んではいられません。全日本の本読む人らよ、藤野可織を読みましょう。最新短編集『ドレス』(河出書房新社)を筆頭にいずれの本も傑作揃い。

2017.12.5  【今週はこれを読め! SF編】狂気の細菌兵器、すでにはじまっている破滅

表題の「破滅の王」とは、治療法のない細菌兵器のことだ。常識で考えれば、治療法がなければ兵器として成立しない。破壊兵器と異なり、細菌は標的を絞れない。地に放てば、敵味方関係なく冒していく。そんなものを実戦投入できるはずがない。しかし、戦術としてではなく、暗い情念に駆られてこれを用いる者がいたら......。

2017.9.5  【今週はこれを読め! SF編】人間価値が低落した太陽系社会で「個人の死」は復権しうるか?

アダム・ロバーツはこれが本邦初紹介だが、2000年のデビュー以来コンスタントに作品を送りだし、中堅作家としての地位を確立している。SF賞の候補にもたびたびあがり、2012年発表の本書『ジャック・グラス伝』で英国SF協会賞とジョン・W・キャンベル記念賞の二冠を手にした。

2017.6.22  【書評】『フォマルハウトの三つの燭台』神林長平 - 横丁カフェ

第一章の一行目「きょうトースターが死んだ。名前はミウラという。」を読んだ時から今に至るまで、私はどうにかして会社の先輩の三浦さんにこの本を読ませようとしています(「冒頭から同じ名前の人物、いや存在が死んでるんですよ! 読みましょう!」)。

2017.6.8  謎多き作家ボストン・テランインタビュー

『神は銃弾』『音もなく少女は』といった傑作で日本で多くのファンを獲得しているボストン・テラン。

2017.5.30  父、母、夫、妻…背負っている"役目"をうまく担えない大人たちへ――21年の時を経て傑作小説『幼な子われらに生まれ』遂に映画化! 原作者・重松清からコメント到着

直木賞作家・重松清の傑作小説『幼な子われらに生まれ』が、発表から21年の歳月を経て映画化されることが決定。浅野忠信、田中麗奈などの豪華キャスト陣を迎え、2017年8月26日(土)よりテアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国にて公開される。

2017.1.6  横浜駅が自己増殖して人類を支配! 18きっぷ、Suika、エキナカ…緻密なディテールが奇想をリアルにする『横浜駅SF』が話題!!

小説投稿サイト「カクヨム」の第1回WEB小説コンテストSF部門で大賞を受賞した柞刈湯葉の『横浜駅SF』。

2016.12.6  『サラバ!』を経て、見えてきた新たな世界――。又吉直樹 ×西 加奈子『i(アイ)』刊行記念対談【前編】

直木賞受賞作『サラバ!』から2年。問い続けた末に生まれてきた新作『i(アイ)』は、"今"という時代に生きる意味を突きつけてくる一冊だ。

2016.8.23  【今週はこれを読め! SF編】「怒り」と「暴力性」の神話、「イノセンス」の希求

ハーラン・エリスンはアメリカSF界にそのひとありと知られるカリスマ的存在で、先鋭的な作品と本人の過激な言動によって多くのファンを集めている。

2016.8.10  ネット発、3億PVを記録したモンスター作品がコミカライズ! プログラマー目線で描かれる、一風変わった異世界転生モノがおもしろすぎる件

ここ数年、「なろう系」と呼ばれるジャンルの小説が次々とヒットしている。「なろう系」とは、「小説家になろう」に代表されるような無料小説投稿サイトにて注目を集め、書籍化され市場に流通された作品のこと。

2016.7.26  【今週はこれを読め! SF編】テクノロジーのなかの自由、祝祭的高揚のなかで暴力的に世界を毀損する

冒頭の情景が印象的だ。主人公のひとりドクター・ラングが、医学部の講義に出かける前に、高層マンション二十五階にある自室のバルコニーで電話帳を燃やした火のそばにすわり、ジャーマン・シェパードの尻肉を食っている。

2016.6.23  これが5,788作品の頂点!Web小説コンテストの大賞作品がついに発表!

今年2月末の応募受付から約4ヶ月、第1回Web小説コンテストの大賞作品が遂に発表された。

2016.5.24  【今週はこれを読め! SF編】似ているところと似ていないところ、愛の理由、人類進化のかたち

その町ではひとは工場でつくられる。食料も工場でつくる。食料とはひと以外の、動物や植物だ。夫は工場で働き、妻は子どもを育てる。わたしはいままでに二回結婚して、ゆうに五十人の子どもを育ててきた。そのうち名前を覚えているのは十五人ほどだが。

2016.5.17  【今週はこれを読め! SF編】解放されたパンドラ、温かい憧れと衝動的な飢え

人類を脅かす異形のものに、異形の力を備えながらなおも人間性を失っていない存在(いわばハイブリッド)が立ちむかう。

2016.4.23  大切な人を抱きしめたくなる4つの恋物語―いま最も注目を集めるクリエイター・深町なかの描く世界を完全小説化!

Twitterフォロワー数51万人の大人気イラストレーター・深町なかの世界を小説化した作品の第2弾『さんぽみち ほのぼのログ another story』が2016年4月23日(土)に発売される。さらに発売を記念してPVも公開された。

2016.2.23  【今週はこれを読め! SF編】パンデミック後の未来、FBI捜査官コンビが不可解事件を追う

『ロックイン』は近未来SFミステリ、それも相棒(バディ)ものだ。

2015.11.17  ライトノベルを読むのは、低俗? 幼稚? その答えがここにある! 『下読み男子と投稿女子~優しい空が見た、内気な海の話。』

ライトノベルが好きだ!と聞いて、あなたはどう思いますか? 現在、ライトノベルに明確な定義付けはされていませんが、一般的にライトノベルと呼ばれているものは、表紙に漫画風のイラストがついた、若い読者を対象にした読み物をさします。

2015.10.20  【今週はこれを読め! SF編】甦る『屍者の帝国』、読み換えられる『計劃』

伊藤計劃の三作品をアニメ化する「Project Itoh」と連動し、版元をまたいでの出版企画が相次いでいる。本書もそのひとつだ。

2015.9.30  電撃文庫『夜桜ヴァンパネルラ』は『神様のメモ帳』の杉井 光先生が贈るイノセント・ヴァンパイア・アクション!!

杉井 光先生が執筆する電撃文庫『夜桜ヴァンパネルラ』の紹介記事をお届けします。

2015.9.30  【今週はこれを読め! エンタメ編】2011年3月11日の演奏会『あの日、マーラーが』

2011年3月11日午後2時46分。記憶に問題が発生しない限り、私はあの瞬間のことを死ぬまで忘れないだろう。揺れている間、心を占めていたのはとにかく驚きの感情だった。「これは何だ、何が起こっているんだ」と。

2015.9.15  【今週はこれを読め! SF編】箱から飛びだした〈量子猫〉。六十四卦のマッド・ミステリ。

新刊というにはちょっと時間が経ってしまったけれど(7月刊)、この作品を紹介せずにすますわけにはいかない。

2015.9.4  ライトノベルの平均読者年齢は何歳?

こんにちは。また2週間ほど空いてしまいましたが、

2015.7.10  二次元の彼女に恋をして、三次元の恋は受け付けなかった… 文豪・カフカの自虐に癒される

朝起きたら、重い身体を引きずって職場に出勤。客に責められ、上司に怒られ、遅い時間に帰宅する。

2015.7.7  【今週はこれを読め! SF編】宇宙図としての精神病棟、頭蓋のなかの火星

『エクソダス症候群』の舞台は過酷な環境の火星開拓地、中心となるテーマは精神疾患だ。

2015.6.2  【今週はこれを読め! SF編】キャラの立った科学的ミステリと思いきや、吃驚仰天のクライマックス

なんと「音響SF」。音楽SFはこれまでも書かれているが、オキシタケヒコが試みるのはそれと似て非なる新領域である。

2015.5.29  海外児童文学 君に届け

◇主婦・小島さん出版社設立

2015.5.6  作家の笠原淳氏死去…「杢二の世界」で芥川賞

1984年に「杢二(もくじ)の世界」で第90回芥川賞を受賞し、法政大学教授も務めた作家の笠原淳(かさはら・じゅん、本名・長野義弘=ながの・よしひろ)氏が、3月25日に亡くなっていたことがわかった。

2015.5.6  【今週はこれを読め! SF編】しっとりした情緒、先鋭的テーマ、知的ギミック......さまざまな音色を響かせる名手

ケン・リュウは1976年生まれ。2002年のデビュー以来、旺盛に執筆をおこない、発表した短篇はかなりの数にのぼる。

2015.4.28  【今週はこれを読め! SF編】圧倒的「他者」としてのソラリス、愛と畏怖を生む「他人」としてのハリー

大傑作。SFで一冊だけ「不朽の名作」をあげろと言われれば、迷いなく本書を選ぶ。

2015.4.14  【今週はこれを読め! SF編】クビーンの宇宙論、あらかじめ破滅を胚胎した夢の国

幻想都市文学の傑作。新訳ではなく復刊だが、これを取りあげないわけにはいかない。

2015.2.26  図書館を地域活動の拠点に――来館者に電子書籍サービスを提供する中野区立中央図書館

館内2カ所に設置してあるiPadや、持参したスマートフォン/タブレットなどを使い、名作文学や絵本、コミックなどを閲覧できる。

2015.2.20  きらら著者インタビュー 第79回 篠田節子さん『インドクリスタル』

女性が幸せになれない世界がある。ロサには激烈な人生を歩んだ後に、こうなってほしいという私の願いをこめました。

2015.2.6  中野区の公立図書館が電子書籍サービス、絵本・名作文学・コミックをWi-Fi経由で

凸版印刷株式会社は、中野区立中央図書館(東京都)で2月17日からスタートする実証実験サービス「なかの いーぶっく すぽっと」の技術支援を行うと発表した。

2015.1.27  【今週はこれを読め! SF編】科学技術の説明すら物語のアクセルとなる、月村了衛の筆さばきに驚嘆

《機龍警察》シリーズはこれまでに長篇4作が発表され、SF読者からもミステリ読者からも高い評価を獲得している。

2014.12.26  『ニートの恩返し』のヒロインは助けた鶴! でも美少女だけど引きこもり……【電撃文庫新作紹介】

丸山英人先生が執筆する、電撃文庫『ニートの恩返し』の紹介記事をお届けします。

2014.12.22  きらら著者インタビュー 第77回 中脇初枝さん『みなそこ』

人は生きていくなかで、何かを選んだら何かを捨てなければならない。その繰り返しだということも書きたかった。

2014.10.21  【今週はこれを読め! SF編】アタリマエに満足しない編者が満を持して放った新アンソロジー

大森望編のオリジナル・アンソロジー・シリーズ《NOVA》全10冊は、第34回日本SF大賞特別賞を受賞した。

2014.8.29  著者インタビュー -近藤史恵さん「胡蝶殺し」

市川萩太郎は、蘇芳屋を率いる歌舞伎役者。花田屋の中村竜胆の急逝に伴い、その息子、秋司の後見人になる。

2014.7.17  角田光代さん授賞式で「嫌な話書くの辛かった」

人の心と世界の深層を支える「物語」を問い続けた臨床心理学者にちなんだ第2回河合隼雄物語賞、学芸賞(河合隼雄財団主催)の授賞式が4日、京都市内で行われた。

2014.6.30  有吉佐和子さんブーム再び…「おしゃれ」「快活」新たな一面

作家の有吉佐和子さんが亡くなって今年で30年。

2014.4.8  【今週はこれを読め! SF編】イスタンブール----旋回する物語の中心、ヨーロッパとイスラムを結ぶ臍

近未来のイスタンブールが舞台。筋立てはテクノスリラーだが、展開する情景は先鋭SF(次世代サイバーパンク?)、局面によってはマジックリアリズムの読み味すら加わる。

2014.3.18  小町初の連載小説 31日スタート…安田依央さん

「大手小町」15周年を記念し、この春、初の連載小説がスタートします。筆者は、作家であり、司法書士でもある安田依央(いお)さん。「出張料理・おりおり堂」と題された作品は恋愛あり、謎解きあり。さらに旬のおいしいお料理まで登場すると聞き、小町さんが執筆まっただ中の安田さんにインタビューしてきました。

2014.2.25  角田光代さん「私のなかの彼女」刊行

自由と抑圧 小さな物語から

2014.2.24  Evernoteを使って小説を書く方法

『Evernote』は、デジタル版の書類整理棚のように機能する、クロスプラットフォームのアプリです。これまでの記事でも、このアプリが多くの人に愛用される理由や、利用を1度あきらめた人のための再チャレンジ方法などを紹介してきましたが、今回は「小説を書く」という具体的な利用方法にしぼってご説明しましょう。

2014.2.18  書評:私のなかの彼女 [著]角田光代 - 三浦しをん(作家)

■紡いでいる「物語」がちがうから

2014.2.4  【今週はこれを読め! SF編】揺るぎない良識が裏打ちする機知・諧謔・皮肉。ベスト短篇集ユーモア篇。

コニー・ウィリスは『航路』『犬は勘定に入れません』『ブラックアウト』『オール・クリア』など、起伏と機微に富んだストーリーテリングの長篇作品で日本でも多くのファンを獲得している。

2014.1.7  【今週はこれを読め! SF編】壊滅な大異変の到来を前に、人類集団の多様と不安定を描ききる

〈リ・クリテイシャス〉と呼ばれる海面上昇によって環境・社会・文化が一変してしまった25世紀の地球。

2013.10.24  現役ラノベ編集者が選ぶ「泣けるラノベ」ベスト5

秋と言えばやっぱり読書の秋、秋のセンチメンタルな雰囲気に合わせて泣ける小説を読みたいラコね〜。でもいかにもな小説だとストレート過ぎてちょっと泣けない…。そんなあなたに「泣けるラノベ」なんていかがラコか?今回はMF文庫J編集部 K・Yさんに「泣けるラノベ」をランキング形式で選んでもらったよ!

2013.10.21  【書評】『初夏の色』 橋本治著

評・石田千(作家・エッセイスト) 大震災の余波を生きる

2013.9.23  【書評】『afterward』 松浦寿輝著

評・石田千(作家・エッセイスト)

2013.9.18  作家の読書道 第141回:伊東潤さん

昨今は新作が連続して直木賞にノミネート、今後の歴史小説の担い手として注目される伊東潤さん。

2013.9.4  星好き男子が語るウンチクがロマンチックすぎる!

男性のほうが女性よりもロマンチストだとはよく言われるが、そのなかでも特に星好き男子のロマンチストっぷりは格別。

2013.8.31  ロリっ娘、ゲーマー、家事完璧……妹を選べる!? 究極の妹萌えラノベが登場!

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(伏見つかさ:著、かんざきひろ:イラスト/アスキー・メディアワークス)をはじめ、"妹萌え"というジャンルが確立した現在。「自分にも妹がいたら……」と妄想したことがある人も、1人や2人じゃないはず。

2013.8.26  【書評】『いつも彼らはどこかに』 小川洋子著

評・平松洋子(エッセイスト) 動物たちによる救済

2013.8.21  作家の読書道 第140回:長岡弘樹さん

日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した「傍聞き」を表題作として文庫作品が大ヒット、警察学校を舞台にした新作『教場』も話題となっている長岡弘樹さん。

2013.7.25  【KindleなくてもOK】Amazonから小説『風立ちぬ』が無料ダウンロードできるぞ!

現在大ヒット中のスタジオジブリ映画『風立ちぬ』。主人公である堀越二郎は実在した航空技術者の堀越二郎と、作家の堀辰雄をミックスして作られた人物だ。

2013.7.12  ラノベを知らない大人たちは、ラノベをどう理解すればいいのか?

谷川流の『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川書店)や西尾維新の『化物語』(講談社)といった大ヒット作を生み出すライトノベル(以下「ラノベ」)というジャンルに興味を持ちながら、なかなか手が出ないという人は多いだろう。

2013.7.11  関西文学つれづれ:第27回「残月祭」

谷崎潤一郎の誕生日7月24日を記念し、業績を回顧する。今回のテーマは「狐と谷崎、そして歌舞伎」。

2013.7.1  イメージキャラクターはあの巨人! 講談社 電子書籍フェア「夏☆電書2013」開催

講談社の電子コミックフェア「夏☆電書2013」が開催されている。キャッチコピーは「進撃の夏☆電書」。累計2000万部突破の人気マンガ『進撃の巨人』の超大型巨人がイメージキャラクターとなり、今年で5回目となるキャンペーンを盛り上げる。

2013.6.21  きらら著者インタビュー 第59回 薬丸岳さん『友罪』

小説を書く時は、普段の自分の固定観念や倫理観を持ちながらも、違うものの見方を吸収しています。

2013.5.27  【書評】『はだかんぼうたち』 江國香織著

評・角田光代(作家)

2013.5.23  現役JKに聞く! 第1回お兄ちゃんが大好き選手権!

【現役JKに聞く】「第1回! お兄ちゃんが大好き選手権」

2013.5.19  私設文学賞が今熱い!「文壇バー」「クィア」「俺的」? ちょっと変わった文学賞をご紹介します

「クイア文学賞」という私設の文学賞が設けられたようです。ツイッターのアカウント以外情報が一切ない点が、なかなか興味深いかも?

2013.5.6  【書評】『一路』 浅田次郎著

評・橋本 五郎(本社特別編集委員)

2013.4.23  「アニバーサリー」著者 窪美澄さん bestseller's interview 第49回

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!49回目の今回は、3月に発売された新刊『アニバーサリー』が好評の窪美澄さんです。

2013.4.10  SUNDAY LIBRARY:INTERVIEW 江國香織

◇失いたくないものたちを記憶のなかでそっと守る

2013.4.7  還れぬ家 佐伯一麦著 私小説の時空と現実との交差

冒頭、父親がアルツハイマー型認知症だという宣告を受ける。子供らが誰も寄りつかない家で病状を悪化させる父親。介護に疲弊する母親。同じ仙台市内に住む「私」は、妻とともに彼らを支援し始めるが、「私」の心には父母に対する根深い葛藤がわだかまっている。そういう日々が、私小説的に、丁寧に分厚く叙述されていく。

2013.3.16  アメリカで人気 "小さな図書館"

ゲスト:サヘル・ローズさん

2013.3.10  【倉橋健一の文学教室】(43)石川啄木『一握の砂』

■社会との葛藤が生み出した歌 石川啄木は斎藤茂吉と並び、近代歌人のなかでいまなお多くの読者を持ち、文学のみならず、社会思想の観点からも長く論じられてきました。

2013.2.25  マニアックでも売れる! "ビブリア古書堂効果"がすごい!

放送開始前から、主演の剛力彩芽をめぐって賛否両論の声があがったドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』。「黒髪ロング」「細身だが巨乳」「眼鏡」「ミステリアス」といった原作の栞子のイメージが、ショートカットで元気なイメージの剛力とはあまりにも違いすぎることから、キャスティングを疑問視する意見も多かった。さらに原作では栞子の「妹」が、ドラマでは「弟」に変更されていることにもとまどいの声が。

2013.2.15  作家・イラストレーターインタビュー > 第112回 兎月竜之介さん

Q.こんにちは! 今回は新人賞受賞以来「ニーナとうさぎと魔法の戦車」シリーズを意欲的に発表し続けている兎月竜之介さんをお迎えしました。

2013.2.6  恋愛小説から読み解く男の選び方『女子・結婚・男選び あるいは〈選ばれ男子〉』

結婚したい思いはあるのに、なかなか相手が見つからないというあなた。

2013.1.31  室蘭文学館の会・名誉会長の樋口遊魚さん死去

室蘭文学館の会・名誉会長で室蘭市港の文学館の生みの親ともいえる、樋口游魚(ゆうぎょ)さん=本名・昭七郎、室蘭市西小路町=が30日、入院先の病院で死去した。

2013.1.30  本はともだち:第18回日本絵本賞読者賞の投票受け付け始まる 読書活動に熱心な全国の学校が申し込み

読者の投票によって選ばれる第18回日本絵本賞読者賞(山田養蜂場賞)の投票受け付けが始まった。

2012.12.14  作家・イラストレーターインタビュー > 第110回 赤月 黎さん

Q.今回はSD文庫初登場の赤月黎さんをお迎えしました。 まずは読者の皆さんへご挨拶をお願いします。

2012.10.29  【書評】空より高く』 重松清著

廃校が決まった高校で 学校の統廃合は、今や田舎や都会の真ん中の話とは限らない。東玉川高校(トンタマ)も、都心から電車で一時間のニュータウンにあり、今年度限りで廃校が決まっている。

2012.10.19  復元で話題の東京駅が実は大阪に現存していた!?

約5年にもわたる工事が終わり、駅舎の復元に湧く東京駅。週末ともなると観光客が丸の内口周辺に集い、レンガ造りのレトロモダンな建築をバックにカメラで記念撮影が定番となりつつある。

2012.10.12  ラノベ質問状 : 「GJ部」 新ジャンル「4コマ小説」 考えられる限りの要素を

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「GJ部(グッジョぶ)」(新木伸著、あるや画)です。小学館ガガガ文庫編集部の具志堅勲さんに作品の魅力を聞きました。

2012.7.21  きらら著者インタビュー 小島達矢さん『夏休みの拡大図』

2010年に短編集『ベンハムの独楽』で23歳の若さでデビューした小島達矢さんが待望の新刊を上梓。『夏休みの拡大図』はたった一日の、一軒の家のなかの出来事と主人公たちの心の変化を、謎解きをちりばめながら描いた青春ミステリー。この繊細で愛らしい小説が出来上がっていく過程には、意外な裏話が盛りだくさんのようだ。

2012.6.28  「大帝の剣」著者 夢枕 獏さん bestseller's interview 第41回

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』! 第41回の今回は、26年間続いた連載小説『大帝の剣』を完結した夢枕獏さんです。 時代小説でありSFでありアドベンチャーでもある本作は、おもしろいなら何でもアリのエンターテイメントの超大作。 この物語がどのように立ちあがり、書き上げられたのか。 夢枕さんにお話をうかがいました。

2012.6.1  きらら著者インタビュー 飴村 行さん『粘膜戦士』

あの時代、日本人はメンツを大事にしていた。自分の意思ではどうしようもないものを表してみたかったです。 グロテスクな描写と意外な展開、ブラックな笑いをちりばめて読者を吸引する飴村行さんの粘膜シリーズ。第二弾の『粘膜蜥蜴』は日本推理作家協会賞を受賞、新しいホラーエンタメとして注目を集めている。第四弾の『粘膜戦士』は驚きのつまった短編集。この不可思議な世界はどのようにして生み出されているのか。

2012.5.31  村上龍氏の小説の主人公から、若い男性の姿が消えた理由

「しばらく現代の若者を描いた作品を書いていない」 これは、村上龍氏のエッセイ集『櫻の樹の下には瓦礫が埋まっている。』のなかの一文です。村上氏が若者を描いた作品は、厳密に言うと、社会的引きこもりを描いた『共生虫』(2000年)や、援助交際をテーマにした『ラブ&ポップ』(1996年)あたりが最後となっています。

2012.5.26  孤島で開催される謎のリアル脱出ゲーム。「放課後ライトノベル」第93回は『楽園島からの脱出』で夏休みの思い出づくり……?

脱出ゲーム。特定の空間に閉じ込められたプレイヤーが,ゲーム内に配置されているヒントやアイテムを集めることで,文字どおりその空間からの脱出を目指すゲームだ。作りと設定がシンプルなこともあり,Web上には有志によって作られた無料でプレイできる脱出ゲームも多数ある。一見すると簡単そうに見えるのだが,どれも手が込んでいてそう簡単には攻略できず,意外とはまってしまう。

2012.5.26  孤島で開催される謎のリアル脱出ゲーム。「放課後ライトノベル」第93回は『楽園島からの脱出』で夏休みの思い出づくり……?

脱出ゲーム。特定の空間に閉じ込められたプレイヤーが,ゲーム内に配置されているヒントやアイテムを集めることで,文字どおりその空間からの脱出を目指すゲームだ。

2012.5.18  北鎌倉舞台の小説 漫画に

北鎌倉を舞台にしたミステリー小説「ビブリア古書堂の事件手帖(三上延著、アスキー・メディアワークス刊)」が、7月発売の隔月誌「good!アフタヌーン(講談社)」で交田稜氏の作画で漫画連載されることが決まった。

2012.5.16  作家の読書道 第125回:村田沙耶香さん

家族、母娘、セクシャリティー……現代社会のなかで規定された価値観と調和できない主人公の姿を掘り下げ、強烈な葛藤を描き出す村田沙耶香さん。ご本人も家族や女性性に対して違和感を持ってきたのでは…というのは短絡な発想。ふんわりと優しい雰囲気の著者はどんな本を読み、どんなことを感じて育ったのか。読書遍歴と合わせておうかがいしました。

2012.5.15  第二十五回 山本周五郎賞

第二十五回 山本周五郎賞

2012.5.9  電子書籍は記憶に残りにくい? 脳科学から問う 紙の本VS電子書籍

『脳を創る読書』(著者/酒井邦嘉、出版元/実業之日本社)という本が話題だ。現在、出版業界では各社とも電子書籍の普及に注力しているが、本書は改めて「紙の本」の良さを脳科学的に問い、なぜ私たちたち人間に「紙の本」が必要なのかを提示している。紙に印刷された「文字」が「脳」に与える効果とは一体? 電子書籍と「紙の本」の違いはどこにあるのだろうか。著者で東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉教授に話を聞いた。

2012.4.20  中高年向けソーシャル・メディア「出番!」で、 会員が作った作品数200超、トピック数1000超を達成

イーハトーブ株式会社が運営する中高年向けソーシャル・メディア「出番!」(リンク)では、会員が作った写真集や小説、エッセイ等を「作品」としてサイト上に"展示"(掲載)しています。

2012.3.31  まさかの円谷プロ公認! 「放課後ライトノベル」第86回は『ウルトラマン妹』で凶悪な宇宙人の魔の手から地球を守ります

広い世の中では「まさかこの作品とこの作品が!?」という,驚きのコラボレーションが行われることがしばしばある。前回軽く触れた「ポケモン+ノブナガの野望」などは,まさにその代表といえるだろう。単純に意外性の高い組み合わせだったり,いわゆる「夢の対決」的なものだったりと方向性はさまざまだが,いずれもファンに驚きと興奮を与えてくれるものであるのは間違いない。

2012.3.24  中国地方の覇者・毛利家ついに動く。「放課後ライトノベル」第85回は『織田信奈の野望』で目指すは天下統一!

先日「ポケモン+ノブナガの野望」が発売された。異色すぎるコラボに最初は「え!?」と二度見,三度見したものだが,だんだんと「これはこれでアリだな」と思えてくるから不思議なものだ。織田信長を始めとする戦国武将たちの個性が,ポケモンたちのそれと拮抗しているからかもしれない。

2012.3.21  作家の読書道 第123回:はらだみずきさん

少年の成長や周囲の大人たちの人生模様を丁寧に描いた「サッカーボーイズ」シリーズなどが人気のはらだみずきさん。さまざまな人の心の内の迷いやわだかまりを優しく溶かしていくような新作『ホームグラウンド』も、評判となっています。そんな著者は、どのような読書遍歴を辿ってきたのでしょうか。幼い頃の衝撃的な出来事や就職後の紆余曲折など意外な話も盛りだくさんです。

2012.3.1  bestseller's interview 第38回 西崎 憲さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!第38回の今回は、昨年11月に新刊『ゆみに町ガイドブック』を刊行した西崎憲さんです。西崎さんは日本ファンタジーノベル大賞でデビューして以降、精力的に小説作品を創り続けている作家であると同時に、ヴァージニア・ウルフやへミングウェイの翻訳でも知られています。『ゆみに町ガイドブック』は架空の町「ゆみに町」を舞台に、リアリスティックな世界とファンタスティックな世界が入り混じり、読者に独特の浮遊感を与える長編。今回はこの作品の成り立ちを伺ってきました。

2012.2.26  人間三島の実像に迫る 富山の私設文学館で企画展

初公開の直筆原稿も  作家・三島由紀夫の資料を集めた私設文学館「隠し文学館 花ざかりの森」(富山市向新庄町)で、二十五日から企画展「新資料でよみがえる三島由紀夫展V~見る三島と見られる三島~」が始まった。

2012.2.1  きらら著者インタビュー 中田永一さん『くちびるに歌を』

歌うことが好きな人のメンタルってどんな感じだろう、そこに近づきたいと思いました。 覆面作家としてデビューするや否や、新しい恋愛小説の書き手として注目を浴びた中田永一氏。中編『吉祥寺の朝日奈くん』が映画化されるなど話題に事欠かない。有名作家の別名義らしい……と噂されるなか上梓した三冊目の単行本『くちびるに歌を』は、中田氏にとって初の長編だ。実は執筆のきっかけは、意外なところにあったという。その具体的な経緯や、創作の際の苦労や本音をうかがってみると……。

2012.1.11  本の王子様 :年末年始は「バカテス」「バクマン。」が人気

マンガ、ライトノベルの専門店「まんが王八王子店」のバイイングマネジャー・日吉雄さんが、売れ筋商品を毎週報告する「本の王子様」。年末年始は、ライトノベル「バカとテストと召喚獣」10巻(エンターブレイン)やマンガ「バクマン。」16巻などが人気でした。

2012.1.10  2011年 織田作之助賞 選考結果

第28回織田作之助青春賞は2011年8月31日に公募を締切り、審査の結果、以下のように決定しました。

2011.10.22  たぶん,泳いだら負け。「放課後ライトノベル」第64回は水着の女子がプールでダラダラするだけの『泳ぎません。』を紹介しません……やっぱり,します

以前,海パン一丁で飲み屋の接客をやったことがある。今振り返ると,なんでそんなことになったのかまったくもって意味不明なのだが,やってしまったのだから仕方ない。泳ぐ以外の理由で海パン一丁になったのなんて,後にも先にもそのただ一度きりである。

2011.8.1  きらら熱烈インタビュー 第74回 窪 美澄さん

小さな声をきちんと拾うことが小説の役目だとはっきり認識しました。 第8回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞でデビューした窪美澄さん。受賞作を含む連作短篇集『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞も受賞し、これまでにもまして書店員さんたちの注目を集めている。

2011.6.15  公募ガイド 賞と顔 第54回 群像新人文学賞

中納直子さん アイディアは外から取り入れるように 作家というのはなろうとしてなれるものではないと思っていました。私が大学生ぐらいのときに十代でデビューして活躍されている方が何人もいたので、そういうのはあらかじめ決められた人がなるのかなあと。

2011.5.14  下校の真髄,ここにあり! 「放課後ライトノベル」第41回は『神明解ろーどぐらす』で楽しい下校ライフを手に入れよう

さて,本コーナーのタイトルは「放課後ライトノベル」である。放課後,それは朝から夕方まで縛り付けられていた教室から解放される,最も清々しい時間だ。では,その放課後において最大のメインイベントといえば何だろうか?

2011.1.15  「放課後ライトノベル」第26回は『サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY』で新年早々リセットだ,春埼

遠い未来に思えた21世紀もあっという間に10分の1が過ぎてしまい,ちょっとびっくりな今日この頃だが,さて今年がある特別な年であることを皆さんは知っているだろうか? そう! 2011年は,みんな大好き荒木飛呂彦先生のデビュー30周年なのだ!!

2010.11.24  作家の読書道 第109回:宮下奈都さん

日々の暮らし、小さな心の揺れを丁寧に描き出し、多くの人の共感を読んでいる宮下奈都さん。今年は一人の若い女性の成長を4つの段階に分けて描いた『スコーレNo.4』が書店員さんたちの熱烈な応援を受けて再ブレイク。福井に住む、3人の子供たちを育てる主婦でもある宮下さんが辿ってきた本との出合い、そしてつきあい方とは?

2010.11.1  きらら熱烈インタビュー 第64回 中島京子さん

女中さんというのは小説の語り手にとてもなりやすい。物語を語るときの小説家の視点に近くて面白いです。 戦前から戦後という激動の昭和を舞台に、女中という自らの職業に誇りを持って生きてきた女性の半生を描いた『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞された中島京子さん。

2010.9.23  著者インタビュー - 綿矢りさ『勝手にふるえてろ』

良香は中学のときからずっとイチ彼に片思いをし続けている。しかし、会社の飲み会で知り合ったニ彼から好意を寄せられ、タイプではないのにデートを重ねる。好きなのはイチ、たぶん結婚するのはニ。初めて経験する恋愛の渦中で、彼女が出した結論は? 前作から3年ぶりの新作を発表した綿矢さんに作品作りの舞台裏を伺いました。 

2009.11.1  きらら著者インタビュー 藤谷 治『船に乗れ!Ⅲ』

人はどうやって生きるかということがこの小説の主軸。最初から、哲学のことしか頭になかった。 第1巻の発売時から、書店員や読書家の間で話題となっていた青春小説『船に乗れ!』。高校の音楽科を舞台に、ひとりの少年の3年間を1冊ごとに追った3部作が、ついに完結した。しかも、圧倒的な感動をともなう傑作となって。自身も高校では音楽科に通っていたという藤谷治さんにとって、本書の執筆には特別な思いがあったようだ。

2009.6.1  きらら熱烈インタビュー 第47回 橋本 紡さん

常にライトユーザーを増やしていかないと未来がない。読書というのはエンターテインメントであるべきです。 ライトノベルから一般小説に活躍の場を移してなおも多くの読者を獲得している橋本紡さん。

2009.3.1  きらら熱烈インタビュー 第44回 小路幸也さん

自分が影響を受けたものを別の形に表現して次の世代にバトンタッチしなくては」といつも思っています 小路幸也さんの作品世界は多彩だ。次から次へと変化を遂げていく。本誌「きらら」で連載された「のこされるもの」を改題した最新作『残される者たちへ』でもまた新しい顔を小路さんはのぞかせる。

2009.1.1  きらら著者インタビュー 白石一文『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』

自分がかつていた場所を冷静に見つめなおすと世の中捨てたものじゃないと思えてきた 今この社会の中で私たちは何を考え、どう生きていくのか。その難題を、つねに真正面から見据えてきた白石一文さん。最新作である『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』(上下巻)は、著者が今考えていることを凝縮した作品。スピード感をもって読ませながらも、一読して「理解した」とは言いがたいほどの情報量。この大作を書き上げた背景に、著者のどんな"今"があったのか。

2009.1.1  作家・イラストレーターインタビュー 第63回 藤原京さん

Q. 今回のお客様は、前作『陰陽師は式神を使わない』から3年ぶりの藤原京さんです。今回は歴史のお話しになりましたが、手応えは如何だったでしょうか?

2008.11.1  きらら熱烈インタビュー 第40回 井上荒野さん

男と女のどうしようもない状況を書こうとすると、「不倫」という方向になってしまいます 第139回直木賞を『切羽へ』で受賞した井上荒野さん。

2006.8.17  著者インタビュー - 黒木昭雄さん『臨界点』

--黒木さんはこれまで警察ジャーナリストとしてノンフィクションをお書きになってきたわけですが、小説に挑んでみようと思われたのはなぜですか?

2006.5.25  著者インタビュー - 平野啓一郎さん『顔のない裸体たち』

--『顔ない裸体たち』は、平野さんのこれまでの作品と比較して、とくにストレートに現代の風俗を描いた作品ですが、書いてみようと思われたきっかけは何だったのでしょう?

2006.1.6  飛鳥井千砂 スペシャルインタビュー 第18回小説すばる新人賞受賞 『はるがいったら』

両親が離婚したのは九年前。母親と一緒に出て行った四つ年上の姉の園とは、母親と三人で、ちょくちょく離婚後も食事などしていた。園が短大を卒業して、就職して一人暮らしを始めてからは、二人で食事に行ったり、買い物に行ったり、園のアパートに泊めてもらったりもしている。離れて暮らしていたのでかえって仲良くなったのか、一緒に暮らしていても仲のよい姉弟だったのかはわからないが、とにかく俺達は、多分仲のよい姉弟だった。(本書より)

2005.8.1  インタビュー 作家「吉増剛造」

吉増剛造の最新作『天上ノ蛇、紫のハナ』は、間違いなく、いま世界で最もラディカルな詩集である。作品に直に触れさえすれば、誰もがそれを納得するはずなのだが、詩集を手元にもたない読者に向けて、さていかにしてその先鋭さを伝えるべきなのかと途方に暮れてしまう。そもそも詩句を引用すること自体が、このような雑誌に掲載されるインタビュー記事の枠では不可能に近いのだ。無理を承知で、たとえば冒頭に置かれた作品「【激/たぎ】つ」から引用してみると――。

2005.6.16  著者インタビュー - 森絵都さん『いつかパラソルの下で』

--書き下ろしということですが、いつ頃から取り組まれていたんですか?

2005.6.4  石田衣良インタビュー  「池袋ウエストゲートパーク」という音楽(1/2)

世界にはジャンルを超えた良いものがたくさんある

2004.4.30  作家の読書道:第30回 金原ひとみさん

デビュー作の『蛇にピアス』で、いきなり20歳で芥川賞を受賞し、04年初頭の読書界の話題をさらった金原ひとみさん。ご本人はというと、世間の大騒ぎに踊らされることなく、地に足のついた、非常にしっかりした印象の女の子。独自の文章世界を持ち、きらめく才能で我々を圧倒した彼女は、一体どんな本を読んできたのか。劇団「大人計画」が大好きという意外な一面も交えて、お話ししてくれました。

2002.5.1  著者インタビュー:神埼照子先生

今回の著者インタビューは、私の地元岡山県在住で、青森市のミニコミ誌「ゆきのまち通信」((株)企画集団ぷりずむ発行)と東奥日報社の主宰する「ゆきのまち幻想文学賞」の'91年第一回大賞と第四回長編賞を受賞した神崎照子さんです。

2000.9.30  作家の読書道:第1回 逢坂 剛さん

「WEB本の雑誌」の自称注目コーナー「作家が買った本」。今月からスタートです。「あの作家はどんな本をどこの本屋さんで買っているのか?」作家の皆さんに我々「WEB本の雑誌」の編集部員が直撃インタビュー。第一回目は『配達される女』(集英社刊)を上梓したばかりの逢坂剛さんです。早速逢坂さんが事務所がある神保町のすずらん通りへ。

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