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フライに関連する小説ニュースまとめ

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フライ ニュース検索結果

2021.7.13  【今週はこれを読め! SF編】伊藤典夫が手ずから選んで訳した英米SFの名作八篇

伊藤典夫さんと言えば、日本にジャンルSFが定着しはじめた1960年代から英米のSF動向を紹介、新鮮な作品の翻訳を担ってきた第一人者。その伊藤さんがこれまで翻訳したなかから、とくに思いいれの深い作品を選りすぐったアンソロジーが本書である。

2021.6.1  【今週はこれを読め! ミステリー編】台湾ミステリーの最高傑作『台北プライベートアイ』

これまで翻訳された台湾ミステリーの最高傑作ではないかと思う。

2021.4.14  【今週はこれを読め! エンタメ編】料理とおみくじで一歩を踏み出す短編集〜冬森灯『うしろむき夕食店』

食べ物の描写がおいしそうな文章は、もうそれだけでありがたい。食は大事。栄養学的な観点からももちろんだけれど、単純においしいものを食べたときの格別な幸せを思うだけでも、食事の大切さは決してないがしろにできないと思う。...という意見に賛同してくださるあなたに、ぜひおすすめしたい本がございますのよ。

2021.1.11  【今週はこれを読め! SF編】特殊な閉鎖環境のなか、「剃刀の刃のように細い線」をたどる叛乱

ピーター・ワッツ『6600万年の革命』(創元SF文庫)

2020.10.27  【今週はこれを読め! SF編】アルゴリズムの支配を逃れ、なお生き延びるすべ

2068年、グーグル(をはじめとするデジタルの覇者である巨大企業)が世界を掌握していた。日常に浸透したネットワークにより、市民のあらゆる情報は集積され、徹底した――しかし体感的にはマイルドな――常時監視社会が完成している。私たちの行為や嗜好はすべてグーグルに筒抜けだ。それが「透明性」というタイトルの意味だ。

2020.10.15  独占インタビュー「ラノベの素」 大森藤ノ先生『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2020年10月15日にGA文庫より『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』第16巻が発売された大森藤ノ先生です。TVアニメ第3期も10月より放送開始となる中、原作小説は新たな展開を迎える新章に突入します。2013年の『ダンまち』シリーズ刊行から約7年。過去から現在までを振り返り、作品との向き合い方や物語の立ち位置、そして本編から紐解くベル・クラネルをはじめとしたキャラクター達の成長に関するお話など、様々にお話をお聞きしました。ファン必見の『ダンまち』の今を語ります!

2020.10.13  【今週はこれを読め! SF編】物珍しさではなく、作品そのものの価値で語られるべき充実のアンソロジー

イスラエルSFのアンソロジー。原著はアメリカで2018年に刊行されたが、編者のふたりはイスラエル人だ。

2020.9.16  大人気ライトノベル「弱キャラ友崎くん」2021年1月テレビアニメ放送開始決定!キービジュアル公開&公式サイトリニューアル

「この人生(ゲーム)のルールを教えてあげる」弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき!

2020.6.9  【今週はこれを読め! SF編】前作から大きくスケールアップ、映像的表現の迫力

希代のストーリーテラー、マイクル・クライトンの疫病SF『アンドロメダ病原体』の続篇。宇宙由来の菌株(ただし生物的存在ではなく自己展開する「因子」と呼ぶのがふさわしい機序を示す)が、ふたたび人類を脅かす。

2020.6.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】料理をめぐる実力派作家のアンソロジー『注文の多い料理小説集』

新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、このところ何か月にもわたって我々はさまざまな不自由を耐え忍んでいる。

2020.4.14  【今週はこれを読め! SF編】ふたつの偽史が結ぶ真実の因果

日本ファンタジーノベル大賞2019受賞作。古代中国を思わせる世界「伍州」を舞台とした伝奇ファンタジイだが、テキストの構成に再帰的な企みがあり、なおかつ超弩級スペクタクルのSF的アイデアが投入される。じつに読みどころの多い作品である。ヒロイン「瑤花」の飄然としたキャラクターも魅力的だ。

2020.3.21  人気ラノベ『弱キャラ友崎くん』アニメ化決定

屋久ユウキさんによる累計発行部数100万部突破の人気ライトノベル『弱キャラ友崎くん』のTVアニメ化が決定しました。あわせて、スタッフとキャストが公開となりました。

2020.2.18  【今週はこれを読め! SF編】「珍しさ」より「質」を重視した、選りすぐりの十篇。

過去十年に発表された日本SFの傑作選。『2』は「新鋭篇」で、採られているのは次の10篇。

2020.2.5  【今週はこれを読め! エンタメ編】明るく前向きな気持ちになれる連作短編集〜凪良ゆう『わたしの美しい庭』

現在最も書店員から熱く支持される作家のひとりである凪良ゆうの新作。...というのが誇張でもなんでもないことを、私は先日実感した。

2020.2.3  【今週はこれを読め! ミステリー編】日常が断絶し、不安が形をとる短編集〜ブッツァーティ『怪物』

世界が抱えている根源的な不安を形にするとディーノ・ブッツァーティの小説になる。

2019.10.21  【今週はこれを読め! ミステリー編】確かな足元が崩れ落ちるリンドクヴィスト『ボーダー 二つの世界』

足元に確かにあったはずの地面がふっと消失し、無限の落下が始まる。

2019.10.1  【今週はこれを読め! SF編】有無を言わせぬ怒濤の展開! 正調ワイドスクリーン・バロック!

ブライアン・W・オールディスが激賞、この作品のために「ワイドスクリーン・バロック」なるサブジャンル呼称を提唱までした話題作がついに翻訳された。

2019.9.24  【今週はこれを読め! SF編】第三種接近遭遇テーマの王道。怒濤のサプライズ・エンディングに仰天。

トー・ブックス(TOR Books)といえば、アメリカのSF&ファンタジイ界にあって1980年代より数々の話題作を送りだしてきた大手出版社。そのトーがボッドキャスト・ドラマのレーベルTOR LABSを立ちあげ、最初にリリースしたのがマック・ロジャーズ制作のSteal the Starsだった。これをナット・キャシディがノベライズしたのが、本書『物体E』(原題はポッドキャスト版と同じくSteal the Stars)である。

2019.9.10  【今週はこれを読め! SF編】きらめく青春小説にして、時間と現実と創作とをめぐる問い直し

サンライズ製作のSFアニメ『ゼーガペイン』のスピンオフ小説。ヒロインの守凪了子(カミナギリョーコ)、彼女の幼なじみ十凍京(ソゴルキョウ)は共通だが、小説版オリジナルの主要キャラクターも多く登場し、背景となる設定もいっそう深く練られている。

2019.8.30  【今週はこれを読め! ミステリー編】生命を懸けた脱出ゲーム『名探偵の密室』

名探偵が自らの生命を懸けた脱出ゲームに招待される。

2019.7.18  独占インタビュー「ラノベの素」 八目迷先生『夏へのトンネル、さよならの出口』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2019年7月18日にガガガ文庫より『夏へのトンネル、さよならの出口』が発売された八目迷先生です。第13回小学館ライトノベル大賞にて「ガガガ賞+審査員特別賞」を同作で受賞し、満を持してデビューされます。「本当に欲しいもの」を手にするために、時空を超える摩訶不思議なトンネルに挑む少年少女の物語を描く本作。駆けた先に待っているものはなんなのか。本作の内容や作品の着想、キャラクターについてもお聞きしました。

2019.6.25  【今週はこれを読め! SF編】もはやそれほど危険ではないが、アイデア・ストーリーとして面白い

アメリカSFはその揺籃期(二十世紀の幕開けから1920年代)において、科学技術ホビイストあるいはティーンエイジャーむけの大衆文芸として発展してきた。その後、1930年代末の〈アスタウンディング〉誌でのキャンベル革命、1950年代初頭の〈F&SF〉や〈ギャラクシー〉での文芸的洗練があり、読者層も大きく広がるのだが、作品が扱うテーマや表現面における自己検閲(作家自身による、または編集者による)は根強く残っていた。SF界の風雲児ハーラン・エリスンは、そうした風潮に敢然と叛旗を翻し、このオリジナル・アンソロジーを企画した。

2019.6.22  作家の読書道 第207回:最果タヒさん - 作家の読書道

作家の読書道 第207回:最果タヒさん

2019.5.24  【今週はこれを読め! ミステリー編】"世界一優秀な探偵"コール&パイク登場『指名手配』

あなたの世界にかぎ裂きができてしまい、涙にくれているとする。

2019.5.17  【今週はこれを読め! ミステリー編】老魔術師と少年が起こす奇跡『トリック』

老魔術師は言う。「夢、信じるなら、夢のままで終わらない」と。

2019.5.14  【今週はこれを読め! SF編】場所が特定できぬ孤峰、スパゲッティコードとしての世界

これは旅の物語であり、物語という旅である。地図はない。行ってみないと、その先がどうなっているかわからない。

2019.4.5  【今週はこれを読め! ミステリー編】フィツェック『座席ナンバー7Aの恐怖』を買いだ!

安心と信頼のセバスチャン・フィツェック、なのである。

2019.3.28  『負けるな、届け!』こかじさら

「元気が出る小説」とか「勇気をもらえる小説」ってたくさんあると思いますが、こんなに心の奥から力が湧き上がってくるような小説、初めて読みました。それが、今回ご紹介する小説『負けるな、届け!』(こかじさら、双葉文庫)です。

2019.3.26  【今週はこれを読め! SF編】それでもなお、ひとは自由意志を希求する

ピーター・ワッツの長篇『ブライントサイト』の衝撃は忘れがたい。知性にとって意識は必然的なものではない。この大前提に、まず痺れた。

2019.1.23  【今週はこれを読め! エンタメ編】仏大統領の帽子をめぐる数奇な物語『ミッテランの帽子』

昨今では北欧や英国や台湾などに取って代わられているのかもしれないが、昔はおしゃれといえばすべてフランスのものといっても過言ではなかった。

2019.1.22  https://ddnavi.com/news/514263/a/

銀河帝国という設定は、物語の背景としては繰り返し描かれてきたが、それを前面に押しだした作品はさほど多くない。そもそも星間にまたがり、往来どころか通信にもままならない広大なエリアを、統一的な政治機構で統治するのはおよそナンセンスに思われる。多くの銀河帝国ものがスケール感に乏しく、未来の物語どころか、現代・近代以前の歴史の焼き直しに陥るのもしかたがない。

2019.1.15  【今週はこれを読め! SF編】離れていても声が聞こえる。ウィリスのロマンチック・コメディ。

コニー・ウィリスの新作長篇。そう聞いただけで少々気が重くなるのは、ぼくが分厚い作品が苦手で、ウィリスの長篇といえば分厚い(それも尋常ではなく)のがあたりまえだからだ。かといって、無視するわけもいかない。なにしろウィリスの新作なのだ。面白いに決まっている。「苦手なのに面白いに決まっている」とは矛盾しているようだが、そうでもない。読者の好みを超えた圧倒的なストーリーテラーというのが世の中には存在する。

2018.12.22  作家の読書道 第201回:古内一絵さん

映画会社に勤務したのち作家デビューを果たし、さまざまな舞台を選んで小説を執筆している古内一絵さん。ドラァグクイーンが身体にやさしい夜食を出してくれる「マカン・マラン」もいよいよ完結、今後の作品も楽しみなところ。では、どんな読書体験を経て、なぜ小説家へ転身を果たしたのか。その転機も含めて読書遍歴をおうかがいしました。

2018.12.18  【今週はこれを読め! SF編】ベテランから新人まで個性豊かな書き下ろしアンソロジー

もう何度も書いていることだが、ここ数年の日本SFは空前の収穫期にあって、ベテランから俊英まで多くの才能が質の高い作品を送りだしている。惜しむらくは本来の受け皿たるべきSF専門誌が隔月刊の〈SFマガジン〉しかなく、しかも連載中心になってしまっていることだ。一般誌やWebなどSFを受けいれる媒体は以前より広がっているものの、ジャンルの求心力となる場が圧倒的に少ない。

2018.8.12  まさか自分が「W不倫」にハマるとは…"本当の恋"に出会い、翻弄されるママたちの不倫事情

幼い頃「大人」は、スーパーマンのように何でも完璧にこなす存在に見えていた。

2018.7.13  【今週はこれを読め! ミステリー編】虚実入り混じる執筆牢獄小説『さらば、シェヘラザード』

これはミステリーというか、へんてこりんな小説である。

2018.6.26  【今週はこれを読め! SF編】埃だらけの空気、花を携えた乗客、姿をあらわさないトラ

アルゼンチン幻想文学を代表するコルタサルの実質的な第一短篇集。1946年から50年までに書かれた八篇を収めている。「実質的」というのは、44年に短篇集『対岸』の原稿が完成していたものの、出版にいたらなかったからである(著者歿後の94年に出版)。『対岸』については邦訳が出たときに書評したが(現在は『JUST IN SF』に収録*)、そこではスタージョンやライバーを引きあいに出している。異色作家という位置づけだ。

2018.6.20  【今週はこれを読め! エンタメ編】胸を打つ映画会社の同期会〜古内一絵『キネマトグラフィカ』

2018年現在、映画館で映画を上映する際のしくみがどうなっているのか正確には理解していないが(いや、昔もできていなかったが)、映写機が使われることがほとんどなくなったことは知っている。また、映画館の多くがシネマコンプレックス形式になっていること、名画座の数がどんどん減っていること等々、映画を取り巻く状況は昭和の時代からするとだいぶ変わった。

2018.5.23  【今週はこれを読め! エンタメ編】定時にお昼が食べられないお仕事短編集〜羽田圭介『5時過ぎランチ』

新刊の書影をプリントしたTシャツで自著をアピールする、という学生の部活のようなノリでありながら意外に効果を上げそうな宣伝方法でおなじみの羽田圭介先生。

2018.4.3  【今週はこれを読め! SF編】アメリカ、それは最後のフロンティア

それはとほうもないライト・ショウだった。

2018.3.20  売れる本は「面白そうなにおい」がする? 様々な企画を打ち出す三省堂書店員・新井さん

今回「おしごとりっすん」に登場するのは、三省堂書店で働く新井見枝香さん。有楽町店、池袋店、本部勤務を経て、現在神保町本店の文庫本コーナーを担当する新井さんは、本を売るのが日本一上手い書店員かもしれません。

2018.1.24  「ゲド戦記」のSF小説家、ル・グウィンさん死去

米メディアによると、ファンタジー小説「ゲド戦記」などで知られる人気SF作家アーシュラ・K・ル・グウィンさんが22日、西部オレゴン州ポートランドの自宅で死去した。88歳だった。詳しい死因は不明。数カ月前から体調を崩していた。

2017.12.26  【今週はこれを読め! SF編】書いているのはタイプライターか私か? 狂っているのは誰か?

マイクル・ビショップが頭角をあらわしたのは1970年代半ば。ジョン・ヴァーリイやジョージ・R・R・マーティンなどと並び、ニューウェイヴで先鋭化したアメリカSFを、やや伝統寄りスタイルに引き戻しながらも、小説的洗練と新しい時代の感覚をほどよく盛りこんだ俊英----という印象が強い。とりわけ邦訳がある『樹海伝説』と『焔の眼』は、文化人類学の発想で異質な文化、オルタナティブな世界観を鮮やかに提示した。

2017.12.15  【今週はこれを読め! ミステリー編】虚実入り乱れる異色恐怖小説『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』

作業中にパソコンのハードディスクがぐぐぐと唸りだしておだぶつになった経験のあるすべての方にこの本、マイクル・ビショップ『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』をお薦めする。焦るよね、あれは。

2017.11.8  【今週はこれを読め! エンタメ編】嫉妬渦巻くバレエミステリー〜秋吉理香子『ジゼル』

「ジゼル」、流行ってます? いや、古典バレエに流行というものがあるかどうかも知らないんですけど、当コーナー9月13日更新の『ジゼルの叫び』(雛倉さりえ/新潮社)もジゼルものだったので(よろしかったらバックナンバーをお読みになってみてください)。

2017.10.28  独占インタビュー「ラノベの素」 九曜先生『佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2017年10月30日にファミ通文庫より『佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!』第3巻が発売となる九曜先生です。佐伯さんがあまりにも可愛すぎるという声が各所から聞こえてくる本シリーズについて、佐伯さんの可愛さの秘密や気になる最新3巻の展開についてお聞きしました。

2017.9.20  作家の読書道 第186回:澤村伊智さん

日本ホラー小説大賞を受賞したデビュー作『ぼぎわんが、来る』(「ぼぎわん」を改題)が話題を集め、その後の作品も評判を呼んで日本ホラー小説界期待の新星として熱く注目されている澤村伊智さん。実は幼少の頃から筋金入りの読書家です。愛読してきたレーベル、作品、作家について、がっつりお話くださいました。読み応え満点!

2017.8.15  【今週はこれを読め! SF編】十年目を迎え、ますます好調な年刊傑作選。

創元SF文庫の《年刊日本SF傑作選》の十冊目。プロパーSFから文芸誌に掲載された奇想小説、ときに同人誌やネットで発表された秀作をピックアップする視野の広さが嬉しい。

2017.8.2  【今週はこれを読め! エンタメ編】谷崎潤一郎を囲む女たちの危ういバランス〜桐野夏生『デンジャラス』

"芸術家は放蕩三昧なくらいの方が作品に味わいが出てよい"的な考え方は根強くあると思うが、いまひとつ共感できない。

2017.7.18  大ヒット小説『アキラとあきら』にあの"有名銀行員"の影が? 池井戸潤ワールドの華麗な連鎖

同じ名前を持つふたりの青年。それぞれの宿命を、彼らは乗り越えられるか――。5月の発売以来、トップセラーを誇る池井戸潤氏の新刊『アキラとあきら』は、対照的な境遇に生まれた少年、山崎瑛(あきら)と階堂彬(あきら)が、矛盾や困難を乗り越えて銀行員となり、さらなる難題に立ち向かう姿を描いた感動作である。

2017.7.12  【今週はこれを読め! エンタメ編】死と対峙する物語〜長嶋有『もう生まれたくない』

私がこの本を読もうと思ったのは、長嶋有という作家にこれまでも注目していたためでもあるし、ブルボン小林という別名義からも予想しうるようにどちらかというとユーモラスさが印象的な著者が「死」というものに斬り込んだ作品らしいからという理由もあった。

2017.7.7  総計5,502頁!本屋大賞作家・冲方丁の最長最熱シリーズ、「シュピーゲル」完結記念インタビュー!

本屋大賞&日本SF大賞受賞作家・冲方丁さんの人気ライトノベル「シュピーゲル」シリーズの最終巻『テスタメントシュピーゲル3 下』が7月1日に刊行されました。

2017.7.6  沈黙法廷:佐々木譲の法廷小説が9月にWOWOWで連ドラ化

直木賞作家の佐々木譲さんの法廷小説が原作の「連続ドラマW 沈黙法廷」が9月からWOWOWで放送されることが6日、分かった。WOWOWが佐々木さんの作品を映像化するのは初めて。

2017.6.28  【今週はこれを読め! エンタメ編】「先生」の手紙をめぐるミステリー〜吉田篤弘『遠くの街に犬の吠える』

我々はふだん言葉を使って意思の疎通を図る。声に出して話す場合もあるし、手紙やメールで文字にして送る場合もある。

2017.6.13  【今週はこれを読め! SF編】メガストラクチャーの宇宙、遠未来の悪夢

伊藤計劃の原作をアニメ化する「Project Itoh」とのタイアップが成功したせいかどうかわからないけれど、早川書房のSFラインがいろいろ面白いコラボレーション企画を仕掛けている。

2017.6.8  『自生の夢』飛浩隆

お客様が「○○に関する本が欲しい」といったあいまいな形で本をお探しの際に、「なぜその本を必要としているのか」という"理由"の部分は、おすすめすべき本を正確にお探しするのにたいへん有用な情報ではあるものの、こちらからいきなりお伺いすることはしないようにしている。

2017.6.7  【今週はこれを読め! エンタメ編】『続あしながおじさん』が新訳で登場!

"1作目を超える続編は存在しない"というのは、半ば共通認識のように受けとめられている。

2017.6.6  駅を訪れる異世界人の心を魅惑の「駅メシ」でおもてなし! 異世界で繰り広げられる、グルメファンタジー『異世界駅舎の喫茶店』

近年、『異世界居酒屋「のぶ」』や『異世界料理道』『異世界料理バトル』など、異世界転移系にグルメ要素をプラスした作品が人気を集めている。

2017.5.30  「たわわ」の比村奇石×「さくら荘」の鴨志田一によるオリジナルアニメ制作

「月曜日のたわわ」の比村奇石がキャラクター原案を、「さくら荘のペットな彼女」の鴨志田一が脚本を手がけるオリジナルアニメ「Just Because!」の制作が決定した。

2017.4.21  海辺のラブホテルに辿り着いたシングルマザーと訳ありの老オーナー。生命の「罪と罰」を描き出す衝撃作

生きることは血を流し、血を流させることである。それが頭では分かっていても、男性は実感することはできない。それゆえ、女性作家が「命」についての物語を紡ぐときこそ、読者の心を抉る生々しさを閉じ込めることができるのではないだろうか。

2017.4.12  【今週はこれを読め! エンタメ編】芥川賞作家の赤裸々問題作!?〜羽田圭介『成功者K』

「成功者」とは「性交者」とかけているのか!? ...と、セクハラ上司でもそうそう口にしなさそうなベタな下ネタが思わず心をよぎるほど、芥川賞作家である主人公のKは次々に女性と関係を持っていく。

2017.3.21  【今週はこれを読め! SF編】天使が見える神経学者、偏執狂の諜報プロ、神聖なるドラッグの探索

子どものころは素朴に、科学思考が信仰や神秘体験を駆逐すると思っていた。合理と実証をつきつめれば神や霊は否定しうる、と。もちろん、実際はそんな単純ではない。科学思考と信仰はじゅうぶんに両立する。

2017.3.17  有栖川有栖に、青崎有吾ら豪華作家陣が勢ぞろい! 「東京創元社 新刊ラインナップ説明会」レポート

SFやファンタジー小説の老舗出版社として知られる東京創元社が、今年で4回目となる「新刊ラインナップ説明会」を2017年2月23日(木)に開催。同イベントには報道関係者だけでなく書店・販売会社や一般読者も招かれ、豪華作家陣がゲストとして登場して会場を沸かせた。

2017.2.21  【今週はこれを読め! SF編】計画すべきことが計画しつくされた宇宙で自由意志は可能か?

ピーター・ワッツが2006年に発表した『ブラインドサイト』は、人類とはまったく異なる知性との遭遇を扱ったサスペンスに満ちたファースト・コンタクトSFにして、多種多様なポストヒューマンのヴィジョンを内包した意欲作だった。

2017.1.18  いい意味でラノベイメージを裏切る作品ラインナップ!大人が楽しめる新レーベル『プライムノベルス』誕生!

大人気ライトノベルレーベル「ヒーロー文庫」から、兄弟レーベル「プライムノベルス」が立ち上がった。2017年1月18日(水)には創刊第1弾の4作品が発売されたのだが、その充実の内容に「うぉぉぉ、すげーラインナップ! このレーベルは期待できそう!」と大反響が上がっている。

2017.1.17  【今週はこれを読め! SF編】イカロス、キリスト、そしてデヴィッド・ボウイ

デヴィッド・ボウイ主演映画の原作で、小説じたいは1963年が初刊、映画は76年の製作。

2016.11.3  台湾で起こった密室殺人、鍵は日本の漫画!? 日本文化オマージュ満載の第三回島田荘司推理小説賞受賞作

中国語で書かれた未発表の推理小説に贈られる島田荘司推理小説賞。御手洗潔シリーズなどで人気の島田荘司が協力し、世界中から作品を募集するこの賞は、過去三回を数えている。すでに第四回の作品募集も開始されており、新しい才能が世界中に羽ばたくチャンスを提供し続けている。

2016.10.18  【今週はこれを読め! SF編】ショートショート・マニアが地団駄を踏み、そして平伏す一冊

ショートショートは面白い。ひとつひとつが短くてさらりと読め、なのに良くできた作品は印象にくっきり深く刻まれる。

2016.10.13  あなたの未練、お食べします――『はたらく魔王さま!』の和ケ原聡司が朗読劇で脚本に初挑戦&11月に上演決定!

勇者に追い詰められ、異世界への逃亡を余儀なくされた魔王サタン。たどりついた先は現代日本で、魔力を失いただの人間になっていた!? 生きていくには働かねばならぬ。

2016.10.11  盛岡発「文庫X」が全国に拡散 書名伏せ販売、版元も驚く売れ行き 若手の発想きっかけ、見せた書店の底力

盛岡市にある書店で売り始めた「文庫X」が、全国に広がっています。

2016.9.30  「とんでもない飯テロ小説が登場しやがった…」大人グルメファンタジー『異世界食堂』コミカライズ&アニメ化企画進行中に大反響!9月30日には待望の第3巻発売

インターネット上の小説投稿サイト「小説家になろう」で人気を得て、ノベライズ化、コミカライズ化、さらにアニメ化企画も進行中の『異世界食堂』が「こんなに食い物が美味そうに描かれている話は初めて読んだ!!」「よくこんなのを無料で公開しているなぁ…」「白ご飯を食べながら読むとさらにおいしい」「とんでもない飯テロ小説が登場しやがった…」と大きな話題となっている。

2016.9.20  【今週はこれを読め! SF編】贖罪としての記憶、人生という名の償い

『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞して、2005年にデビュー。ファンタスティックな要素のある時代小説を得意とする西條奈加だが、〈SF Japan〉2008年春季号に発表した「刑罰0号」は現代が舞台の本格SFだった。読者からの評判も高く、星雲賞の参考候補作にもあがった。2014年より続篇を連作形式で発表していたが、それがこのたび一冊にまとまった。

2016.9.18  窪塚洋介、浅野忠信らも出演!遠藤周作『沈黙』がマーティン・スコセッシ監督により映画化でファン大興奮

『海と毒薬』『深い河』で知られる日本を代表する人気作家・遠藤周作の名作『沈黙』がマーティン・スコセッシ監督によって「沈黙-サイレンス-」のタイトルで映画化され2017年に公開されることが明らかとなった。

2016.8.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】緊迫と興奮のツール・ド・フランス小説〜近藤史恵『スティグマータ』

月影先生は北島マヤを大女優にし、サリヴァン先生はヘレン・ケラーを奇跡の人にし、近藤史恵先生は私をにわかツール・ド・フランスファンにした。

2016.7.31  「嫌な人のことを考え続けるといとおしくなる」――芥川賞作家・村田沙耶香と気鋭の漫画家・米代恭が意気投合

7月23日、漫画「あげくの果てのカノン」の刊行を記念して、作者の米代恭さん(24)と小説家の村田沙耶香さん(36)の対談イベントが行われました。

2016.6.22  「最近の若い者は」などという常套句を寄せ付けない。頼もしいぞ、高校生! 第3回高校生直木賞レポート

高校生直木賞は過去1年の直木賞候補作の中から、高校生が自分たちにとっての1冊を決める試みで、一昨年から始まり、今年で3回目の開催です。

2016.6.8  今「4回泣ける」小説が話題!過去に戻れる喫茶店に訪れた女性4人の「変化」の物語

とある街の、とある喫茶店には「過去に戻れる」という一つの座席がある。そのウワサを聞きつけた「後悔を抱える」人々は、半信半疑ながら、今日もその喫茶店を訪れる。

2016.5.18  小説家の岡野麻里安さん亡くなる ライトノベルで活躍、「鬼の風水」「少年花嫁」シリーズなど

講談社X文庫ホワイトハート編集部が公式サイトで発表。

2016.5.10  【今週はこれを読め! SF編】鮮やかな個性が躍動し権謀術策が渦巻く、絢爛たる幻想武侠ロマン

一年ほど前、この欄でケン・リュウの短篇集『紙の動物園』を紹介した。「珠玉のような作品」という常套句があるけれど、ケン・リュウの珠玉は高硬度の宝石というより琥珀や鼈甲のように温かく柔らかい。その輝きは初長篇『蒲公英(ダンデライオン)王朝記』でも健在だ。

2016.5.4  バイト生活から文学へ 芥川賞作家・滝口悠生さん「安心したら駄目」

入間市出身の作家・滝口悠生(ゆうしょう)さん(33)の「死んでいない者」(文學界12月号)が第154回芥川賞を受賞した。デビュー5年で、権威ある文学賞を受賞し、新進気鋭の作家として、今後の文学活動が期待される滝口さんに、これまでの歩みなどを聞いた。

2016.4.9  TVドラマ「夏目漱石の妻」で長谷川博己・尾野真千子が夫婦役に! 文豪・夏目漱石のユニークな夫婦生活を描く

『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『三四郎』『こゝろ』など数多くの名作を世に配し、近代文学界の礎を築いた文豪・夏目漱石。そんな彼の知られざる「夫婦生活」を描いた涙あり、笑いありのホームドラマ「夏目漱石の妻」が2016年9月下旬に放送されることが分かった。

2016.4.8  シェークスピア全集初版本「ファースト・フォリオ」、英で新たに発見

【AFP=時事】1623年に出版された英劇作家ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare)の全集の初版本「ファースト・フォリオ(First Folio)」が、新たに英スコットランド・ビュート(Bute)島で発見された。

2016.4.4  【今週はこれを読め! ミステリー編】ヨハン・テオリン『夏に凍える舟』の"潜水艦浮上"に驚愕!

「スウェーデンではときどき正体不明の潜水艦が目撃された、というニュースが報じられることがあるんだ。ロシア軍籍ではないかとか、UFOが海に潜ったんじゃないかとか、そのたびにいろいろな噂が立つよ。僕はそういうことに関心があるから、つい潜水艦、って言っちゃったのかもしれないね」

2016.3.30  独占インタビュー「ラノベの素」 暁なつめ先生『この素晴らしい世界に祝福を!』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回はTVアニメ放送を終え、4月1日にスニーカー文庫より『この素晴らしい世界に祝福を!』のスピンオフ『この仮面の悪魔に相談を!』が発売となる暁なつめ先生です。本インタビュー記事の最後には、ちょっとしたサプライズもご用意しておりますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

2016.3.10  「今後もズッコケシリーズが色褪せる事はありません」児童文学の金字塔『ズッコケ3人組』シリーズ完結に読者・作り手の抱く想いとは

小柄で短気な八谷良平(ハチベエ)、メガネでやせ型・学者タイプの山中正太郎(ハカセ)、体が大きくてのんびり屋の奥田三吉(モーちゃん)の3人が織り成す、那須正幹の児童書シリーズ『ズッコケ三人組』。

2016.2.27  【祝!本屋大賞ノミネート】芸能界注目度No.1小説『教団X』とは? 作者・中村文則さんにいろんな質問をぶつけて見えた"素顔"

「最高傑作を書こう、と決めていました。中村文則の代表作と呼ばれるものに必ずしよう、と」

2016.2.25  ゼロの使い魔:新刊の代筆者名伏せる KADOKAWA「先入観持たれる」 

2013年に亡くなったヤマグチノボルさんのライトノベル「ゼロの使い魔」(MF文庫J)の5年ぶりの新作となる21巻が25日に発売され、ヤマグチさんに代わり執筆した新作者の名前が伏せられていることが明らかになった。

2016.2.10  『教団X』の中村文則さんに質問しよう!

人気バラエティ番組「アメトーーク!」読書芸人放送回で、若林正恭さんがおすすめしたことをきっかけに、一時は入手困難になった中村文則さんの『教団X』。

2016.2.2  【今週はこれを読め! SF編】壮大な復讐劇の背後で、多様な価値観が複雑に交錯する

こんなに綾のある小説だったのか! 新訳なった『デューン 砂の惑星』を読み、それまでの印象がかなり塗りかえられてしまった。

2016.1.22  映像化が相次ぐ作家・有川浩が初エッセイ集刊行―小説2編も特別収録

『図書館戦争』『レインツリーの国』『阪急電車』『三匹のおっさん』など、テレビ・映画と映像化が相次ぐ作家・有川浩。2016年1月27日(水)、有川初のエッセイ集『倒れるときは前のめり』が刊行される。

2015.12.20  連載中止 四高生の恋愛…小説「寒潮」金大で企画展

旧制第四高等学校(四高、金沢大の前身)の学生の恋愛を描いた小説をテーマにした企画展「破かれた恋愛小説~『寒潮』に翻弄された四高生~」が金沢大学資料館で開かれている。

2015.12.9  【今週はこれを読め! エンタメ編】第三の言語で書かれたエッセイ『べつの言葉で』

小学生のとき、「ゆかりちゃんちってごはんは毎日カレーなの?」と聞かれる。

2015.12.3  週刊文春ミステリーベスト10 2015年【国内部門】第1位は『王とサーカス』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。

2015.11.29  【文学の学校・詳報】村上春樹氏「文章を書く、孤独な作業は『1人カキフライ』によく似ている」、古川日出男氏「見事にカキフライの話をされてしまって…」

東日本大震災後に福島県郡山市で始められた文学講座「ただようまなびや 文学の学校2015」で29日、最終プログラム「朗読とディスカッション」にサプライズゲストとして登場した作家の村上春樹さんは自作短編を朗読するとともに、ユーモアあふれる表現で小説における想像力などについて語った。

2015.11.25  ゼロの使い魔:作者死去の人気ラノベが5年ぶり新刊

2013年に亡くなったヤマグチノボルさんのライトノベル「ゼロの使い魔」(MF文庫J)の5年ぶりの新作となる21巻が、2016年2月25日に発売されることが明らかになった。

2015.11.20  きらら著者インタビュー 第88回 朝比奈あすかさん『自画像』

私は許せないと思っていると、明確に書いておきたかった。自分の葛藤を盛り込んだともいえます。

2015.11.19  兼業小説家の八木さんに聞く! 夢の職業と会社員の両立、その実態は?

「食べていくには難しい」と言われるけれど、あこがれを抱く職業ってありますよね。そんな職業に就く夢を、会社員との両立でかなえている人がいます。

2015.11.17  直木賞作家が描くクライムノベルの傑作! 自らの人生を切り開くために一線を踏み越えて駆けだす女たち

奥田英朗氏はすでに多くの傑作をものにし、数々の文学賞に輝いている現代を代表する作家のひとりだ。

2015.11.12  デビューからわずか1年 ミステリー界に新たな巨匠候補が誕生!!

下村敦史氏は2014年に江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビューを果たした。

2015.11.6  冒険小説・ハードボイルド好きの好奇心を満たす、骨太の文学全集『冒険の森へ』

集英社創業90周年企画の「冒険の森へ 傑作小説大全」。冒険小説・ハードボイルドを中心に幅広い国内小説を集めた話題の文学全集である。

2015.11.2  西加奈子「どの瞬間が欠けても、今の私はいなかったんだなあと思う」

作家デビュー10周年記念作『サラバ!』での直木賞受賞が記憶に新しい西加奈子さん。

2015.10.30  電撃文庫『もう中二病でもいいもんっ!』は敵もヒロインもみんな中二病!?

翡翠ヒスイ先生が執筆する電撃文庫『もう中二病でもいいもんっ!』の紹介記事をお届けします。

2015.10.30  電撃文庫『ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち』は"戦争を殺す"者達のファンタジー戦記!!

西塔 鼎先生が執筆する電撃文庫『ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち』の紹介記事をお届けします。

2015.10.26  さざ波のように広がる小さな奇跡の連続! じんわりと心に効く小説『ペンギンのバタフライ』

「ああ、時間を戻せたら…」誰もがそう願ったことがあるのでは? 何かしら嫌なこと、困ったことが起こると、不可能だということは重々承知しているのに、条件反射的にこう思ってしまうのは、私ばかりではないはずだ。

2015.10.20  きらら著者インタビュー 第87回 大崎 梢さん『空色の小鳥』

最後まで読むと、私らしい小説です。こうきたか! と思ってもらえたら、そして納得してもらえたら嬉しいです。

2015.10.15  「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊

決定版の「21世紀のSFベスト100」は〈本の雑誌〉2015年11月号をごらんください。

2015.10.11  【今週はこれを読め! ミステリー編】リンカーン・ライムシリーズ最新作『スキン・コレクター』登場!

ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライム・シリーズを読むのには、4クールもののヒーロー番組を観るのに似た楽しみがある。

2015.10.6  本格ミステリー作家・乙一が20年越しで挑んだ  異世界ファンタジー、「アークノア」シリーズ開幕

兄弟そろっていじめられっこのアールとグレイは、不思議な絵本『アークノア』の世界に迷いこんでしまった。[冷凍庫峠][図書館岬][ギロチン渓谷][もどかしい階段の丘][最果ての滝の部屋]……。

2015.10.2  [屍者の帝国]伊藤計劃×円城塔の名作がアニメに

2009年に34歳で亡くなったSF作家の伊藤計劃(けいかく)さんの小説が原作の劇場版アニメ「屍者の帝国」(牧原亮太郎監督)が2日に公開された。

2015.9.8  【今週はこれを読め! SF編】自由を貪る戦争か支配下の平和か。人類家畜テーマの新展開。

ロバート・チャールズ・ウィルスンは、ジョン・W・キャンベル記念賞受賞の『クロノリス--時の碑--』(2001年)、ヒューゴー賞を受賞した『時間封鎖』(2005年)を開幕篇とする三部作など、大仕掛けの「SFアイデア」と緻密な「心理描写」で定評のある人気作家だ。

2015.8.27  "第17回 エンターブレインえんため大賞"全部門の受賞作品が発表 エンターテイメント系クリエイターのプロデビューの登竜門

小説、コミックなどのエンターテイメント作品を募集するKADOKAWA主催による新人賞"エンターブレインえんため大賞"。その第17回について、応募総数1738作品の中から選考を経て、受賞作品すべてが決定した。

2015.8.26  読書芸人で大反響の『教団X』「中村文則語録」を開設!

人気バラエティ番組「アメトーーク!」の「読書芸人」がきっかけで、いっきに火がついた作家・中村文則さんの『教団X』。

2015.8.20  きらら熱烈インタビュー 第124回 仁木英之さん

「こういうテイストの警察小説もあるよ」と、書店員のみなさんから読者の方に届けていただけたら嬉しいです。

2015.7.16  「文学フリマ」とエブリスタが提携 同人誌の一部をWeb上で"立ち読み"可能に

小説などの投稿サイト「E★エブリスタ」に、文学同人誌即売会「文学フリマ」の出店者の作品の一部を無料で読める「文学フリマ×エブリスタ 立ち読みカタログ」がオープンする。

2015.7.9  有川浩の恋愛小説「植物図鑑」が三代目JSB岩田剛典&高畑充希W主演で映画化

有川浩の小説「植物図鑑」が、三木康一郎によって映画化されることが決定。岩田剛典(EXILE、三代目 J Soul Brothers)と高畑充希の2人が主演を務めることが発表された。

2015.6.11  直木賞作家・石田衣良、ウェブで個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊! 配信は第2、4金曜日

有料メルマガを配信する夜間飛行から、作家・石田衣良氏によるウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』が創刊されることになった。

2015.6.10  アラフォー世代の心を打つ!「俺の暮らしはどうなるんだ…」小説 【第2回「暮らしの小説大賞」受賞作が決定!】

〈暮らし〉と〈小説〉をつなぐ新しい架け橋、「暮らしの小説大賞」

2015.4.24  結婚詐欺、アイドル詐欺…町内に蔓延る悪を退治! ドラマ『三匹のおっさん』が帰ってきた!

4月24日(金)からテレビ東京にて放送がスタートする、金曜8時のドラマ『三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~』。

2015.4.20  きらら著者インタビュー 第81回 須賀しのぶさん『革命前夜』

ライトノベルを書いてきた16年間を全部捨てて、自分が書いてきたものを見直すと見えてくるものがありました。

2015.4.1  「これが最後のライトノベル」冲方丁の人気シリーズ再起動!

日本SF大賞、本屋大賞を受賞するなど、ジャンルを超えて活躍する作家、冲方丁(うぶかた・とう)氏。彼の人気ライトノベル『シュピーゲル』シリーズの最新作『テスタメントシュピーゲル2』(角川スニーカー文庫)が上下巻で2カ月連続刊行されることが決定した! 

2015.3.20  訃報:今江祥智さん83歳=児童文学作家、「ぼんぼん」

「ぼんぼん」「優しさごっこ」などの作品で児童文学に新境地を開いた童話作家の今江祥智(いまえ・よしとも)さんが20日、肝臓がんのため死去した。

2015.3.11  電撃小説大賞《銀賞》『マンガの神様』の見どころは主人公とヒロインの対比? 著者・蘇之一行先生に聞く

第21回電撃小説大賞の《銀賞》を受賞した『マンガの神様』。電撃文庫から3月10日に発売された本作の著者である蘇之一行先生のインタビューをお届けする。

2015.3.10  【今週はこれを読め! SF編】『地球の長い午後』ばりの異様な世界で、環境と性をめぐるテーマが展開される

愛琉(アイル)は熱帯雨林に暮らす少女。森のなかには数え切れないほどの生物がうごめき、さまざまな危険が潜んでいる。

2015.2.13  Mac上でKindle本を読める専用アプリ「Kindle for Mac」、Amazonが公開

アマゾンジャパンは2月13日、Mac OS X(10.9.5以降)向け無料アプリケーション「Kindle for Mac」日本語版を公開した。和書を含むKindle本をMac上で閲覧するための専用アプリだ。

2015.1.29  『堕天のシレン』は勝者が敗者を奴隷にして勝ち進む次世代VRゲームが舞台【電撃文庫新作紹介】

上月 司先生が執筆する、電撃文庫『堕天のシレン』の紹介記事をお届けします。

2015.1.23  作家の読書道 第156回:沢村凜さん

架空の国を舞台にした骨太なファンタジーから、ご近所ミステリ連作集までさまざまな作風で読者を楽しませてくれている沢村凜さん。幼い頃から本好きだった沢村さん、ご自身の作品にも多分に反映されている模様。グァテマラに住んだ経験やその頃読んだ本など、貴重な体験も交えて語ってくださっています。

2015.1.20  【今週はこれを読め! SF編】埋もれていた奇貨の発見、知られざる鉱脈の探索

画期的なアンソロジー。博識の読書家にして希代のブックハンターである荒俣宏ならではの異形----いや失礼、偉業だ。『大山脈』を謳う心意気と、それに見合う内容を実現してしまう膂力に痺れる。

2014.11.19  ラノベヒロインと秋葉原の街がコラボ ダッシュエックス文庫創刊

21日に集英社から新創刊されるライトノベルの新レーベル、「ダッシュエックス文庫」。「エンターテイメントの本質はキャラクター。

2014.11.13  スペシャルレポート Vol.11 世界累計1400万部超!『ソードアート・オンライン』 川原礫

今回、ライトノベル部門にノミネートされた『ソードアート・オンライン』(電撃文庫刊)は、主人公の少年・キリトがバーチャル・オンラインゲームにとじこめられるところから始まるいわゆる"ゲーム小説"。

2014.11.6  恋愛小説としても、超極上! 西尾維新初心者、ミステリー入門者にもオススメしたい、「最初の1冊」

伝奇ミステリーとキャラクター小説の面白さを融合させた、西尾維新の〈物語〉シリーズが全18巻で完結を迎えた。間髪入れずに開幕した新シリーズはなんと、探偵小説だ。

2014.11.3  【今週はこれを読め! ミステリー編】謎解きに淫する読者は『フライプレイ!』を読め!

いわゆる「本格ミステリー」に殉じる人々の典型がここには描かれている。

2014.10.23  スペシャルレポート Vol.8 「ラノベ」と「エンタメ小説」ジャンルを超えてノミネート! 冲方丁

近未来を舞台に、肉体を損傷し機械化された身体をもつ少女たちの活躍を描いた「シュピーゲル・シリーズ」。江戸時代、人生をかけて日本独自の暦をつくりあげた渋川春海の一生を描き、本屋大賞を受賞した『天地明察』。

2014.10.20  きらら著者インタビュー 第75回 中島京子さん『かたづの!』

今世界で起こっている対立の種が、こんなに狭い八戸や遠野という場所に全部あったということに驚きます。

2014.8.30  【書店員のおすすめ】『銀翼のイカロス』池井戸潤著 一気読み必至の「半沢再建ドラマ」

あの半沢直樹が帰ってきた! 前作『ロスジェネの逆襲』から2年、待望の最新作が発売された。

2014.8.26  【史上初! ラノベの名言集】仕事で大切なことはラノベが教えてくれる!?

毎日、同じ仕事の繰り返し。そんな日々で、ライトノベルを読む時間は仕事のストレスを忘れられる唯一の時間という人も多いのではないだろうか。

2014.8.11  『ソードアート・オンライン』作者・川原礫先生の目標は"10年生き残る"こと! アニメ『SAOII』や新シリーズについても聞いてみた

8月から10月にかけて開催される"進化宣言! 電撃文庫FIGHTINGフェア"。電撃オンラインの特集第1回では、川原礫先生へのインタビューをお届けしていく。

2014.8.8  楽天ブックス: 著者インタビュー -北村薫さん「八月の六日間」

40歳目前、文芸誌の編集者として忙しい日々を送る"わたし"は充実感を得ながらも、上司と部下の間に立たされたりと、心に疲労がたまる日々だ。

2014.8.8  公募ガイド 賞と顔 第15回小学館文庫小説賞

風カオルさん デビューできたのは自分の才能を疑ったこと

2014.7.12  花咲舞を演じた杏が語る、池井戸潤作品が次々とドラマ化される理由

池井戸潤原作『株価暴落』が織田裕二主演のWOWOW連続ドラマとして、今秋、放送されることが早くも発表された。いまやドラマ原作といえば池井戸潤。4月クールのドラマ『花咲舞が黙ってない』で主演を務めた杏も、その作品の魅力について『ダ・ヴィンチ』8月号にて語っている。

2014.7.7  【今週はこれを読め! ミステリー編】孤絶した世界の住人が語る『忘却の声』

誰にでも平等に老いの影は忍び寄る。当たり前の事実であるが、人は青春、あるいは朱夏の季節には思いを馳せても、その後に来る白秋の時季については顧慮しようとせず、まして玄冬を自らが生きることなど考えもしないものである。

2014.6.25  傑作小説が傑作映画になる瞬間「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」/「春を背負って」

【私が原作許諾を担当した映画見てください!】

2014.6.18  作家の読書道 第149回:千早茜さん

小説すばる新人賞受賞のデビュー作『魚神』で泉鏡花賞を受賞。当初からその実力を高く評価されてきた千早茜さん。小学生時代の大半をアフリカのザンビアで過ごし、高校時代の頃は学校よりも図書館で過ごす時間が長かったという彼女。その時々でどんな本との出合があったのでしょう? デビューの経緯や、最新刊『男ともだち』のお話も。

2014.6.10  日本で流行の兆し? 数分で本の要約が読める3サービスを使ってみた

本を買っても読まずに積んだままにしてしまう「積ん読」なんていう言葉があるけれど、海外にもそうした人々はいるようで、ビジネス書を要約するサービス「getAbstract」が人気だ。

2014.5.27  【今週はこれを読め! SF編】神学と妄想との捩れ、逡巡する物語、螺旋状に深化する思索

カルト的支持も一部にあるディック晩年の問題作『ヴァリス』が新訳された。大瀧啓裕の手による旧訳にくらべ、こんかいの山形浩生訳は語り手「ぼく」の言葉づかいがずいぶんくだけており、ところどころにユーモアや皮肉がにじむ。

2014.5.16  和田竜さんインタビュー「村上海賊の娘」

戦国時代、瀬戸内海で最も恐れられた存在"村上海賊"。その娘・景(きょう)は海賊働きに明け暮れる、荒くれ者の醜女(しこめ)だった――。

2014.5.14  ラノベ作家を目指そう! ライトノベルの登竜門である新人賞を比較してみた

毎週のように新刊が書店に並ぶライトノベル。コミックやアニメに、ラノベ関連のメディアミックスが溢れる時代になりました。

2014.5.13  【今週はこれを読め! SF編】神なき告解、脳神経の罪----重層の語りでアクチャルなテーマへ迫る

児童ポルノは罪だ。実際の対象を求めるのはもちろん、頭の中で考えるだけでもおぞましい。

2014.5.5  茂吉のはがき 吉井勇の再婚うらやむ一首

歌人の斎藤茂吉(1882~1953年)が友人の歌人、吉井勇(1886~1960年)に送ったはがきが、京都府立総合資料館(京都市左京区)で見つかった。

2014.5.3  恋愛小説の出版社買収へ ニューズ、423億円で

米メディア大手ニューズ・コーポレーションは2日、女性向け恋愛小説「ハーレクイン・ロマンス」で有名なカナダの出版社ハーレクイン・エンタープライゼスを4億5500万カナダドル(約423億円)で買収すると発表した。

2014.5.2  紀伊國屋書店「ベストセラー大賞」、百田尚樹氏と講談社を表彰

5月1日、紀伊國屋書店新宿本店の紀伊國屋ホールで第1回「ベストセラー大賞」の贈賞式が行われ、作家の百田尚樹氏と講談社を表彰した。

2014.4.20  【書評】最後の短編含む名手の8作 『小さな異邦人』連城三紀彦著

ミステリーと恋愛小説の名手として知られる連城三紀彦が逝去したのは、平成25年10月19日のことだった。たまたまデビュー作から小説誌で読んでおり、思い入れのある作家だけに、訃報に接したときは、しばし呆然(ほうぜん)としたものである。それだけに、作者の最後の短編を含む、8作を収録した、本書が愛(いと)おしい。

2014.4.8  【今週はこれを読め! SF編】イスタンブール----旋回する物語の中心、ヨーロッパとイスラムを結ぶ臍

近未来のイスタンブールが舞台。筋立てはテクノスリラーだが、展開する情景は先鋭SF(次世代サイバーパンク?)、局面によってはマジックリアリズムの読み味すら加わる。

2014.4.2  【記者ノート】アメリカ文学紹介者の退官

現代アメリカ文学の紹介者として知られる東大教授の柴田元幸さん(59)が3月で、1988年から勤めた同大を定年を前に退官することになった。専任教員としての最終講義が3月22日、行われた。

2014.3.30  「かいけつゾロリ」の作家夫妻が新シリーズ テンポよい言葉の時代劇

児童書「かいけつゾロリ」シリーズなどで人気の作家、原ゆたか・京子さん夫妻=写真=が、新シリーズとなる1冊目『にんじゃざむらい ガムチョコバナナ エビフライてんぐのまき』をKADOKAWAから刊行しました。

2014.3.25  東京国際文芸フェスティバル、参加3氏に聞く

国内や海外の文学関係者らが参加し、東京国際文芸フェスティバル(日本財団主催)が2月28日~3月9日、東京都内で開かれた。

2014.3.20  瀬名秀明さん、小松左京さんへのオマージュ「新生」

愛に昇華した「虚無回廊」

2014.3.11  春のスイーツは美少女添えで。「かわいいと美味しいは、正義!」を全力で表現するとこうなる

「木工ボンド」「ジャージ」「奉仕」「古典」「隣人」「巫女」「ホスト」・・・・・・。さて、一見何の関連性もなさそうに見えるこれらのキーワードに共通するものは何だかお分かりだろうか?

2014.3.7  [ラノベ質問状]「俺と彼女の青春論争」 スニーカー大賞受賞作は少しイタイ

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、第18回スニーカー大賞 秋の特別賞に選ばれた「俺と彼女の青春論争」(喜多見かなたさん作、ぶーたさんイラスト)です。KADOKAWAの今井理紗さんに作品の魅力を聞きました。

2014.3.4  【今週はこれを読め! SF編】血なまぐさい潤滑油、錆びた重金属の肉。グロテスク生態テーマの衝撃作

イタリアは古くはダンテ、現代ではイタロ・カルヴィーノ、ディーノ・ブッツァーティ、トンマーゾ・ランドルフィなど傑出した想像力の文学を輩出している国だ。

2014.2.28  旅立つ少女にラノベを贈ろう ―ブンガク!【第21回】―

中高生を中心に大人気の「ライトノベル」(通称ラノベ)。最近ではテレビアニメ化などの影響でファン層も拡大しています。

2014.2.26  【今週はこれを読め! SF編】局面の動きの目まぐるしさ、物語を座標軸ごと転倒させる大胆さ

第1回ハヤカワSFコンテスト最終候補となった表題作を巻頭におき、4篇の書き下ろしを加えて作られた短篇集だ。

2014.2.23  『銀の匙』『のうりん』でも人気沸騰! 農業男子の魅力をBLで探る!

今期は『銀の匙』2期や『のうりん』など、農業アニメが放送されているが、そんな農業男子の人気はとどまることを知らない。

2014.2.13  直木賞作家・山本兼一さん死去

「火天の城」「利休にたずねよ」など骨太の歴史小説で知られた直木賞作家の山本(やまもと)兼一(けんいち)さんが13日午前3時42分、京都市内の病院で、原発性左上葉肺腺がんのため死去した。57歳だった。

2014.2.12  西加奈子さん長編「舞台」 切実な魂の旅をコミカルに

今年で作家デビューから10年になる西加奈子さん(36)が長編『舞台』(講談社)を出した。

2014.1.30  ユーザー好みの本をお勧め――オンライン本棚「MYBRARY」

持っている本や欲しいと思っている本を登録するだけで、ユーザーの好みに合わせた本を教えてくれるオンライン本棚サービス「MYBRARY」が登場した。

2014.1.27  小説投稿サイトで応募する 「小説家になろう大賞2014」開催

会員38万人を誇る巨大小説投稿サイト「小説家になろう」と連携した大型新人賞「小説家になろう大賞 2014」が開催されている。

2014.1.19  時代小説ファン必携の一冊!? コアすぎる「時代劇手帳」の中身とは??

顧客カルテやコンタクトシートなど、キャバ嬢やホスト向けに特化された内容が好評を呼び、隠れたヒット商品となっている通称"キャバ嬢手帳"こと「Club Diary」。最近、ニュースなどで取り上げられる機会が増えたため、その存在を知っている人も多いだろう。

2014.1.6  黄金時代のニューヨークでGOSICKな探偵小説が開幕!

「GOSICK」シリーズの舞台はヨーロッパの架空の小国ソヴュール。妖精のような美貌を持つ天才少女ヴィクトリカと日本人留学生・久城一弥がさまざまな事件の謎を解決していくこのジュブナイル・ミステリーは、桜庭一樹の名を世に知らしめた最初のヒット作だ。

2013.12.31  2013年の映画傾向を振り返る 邦画は「人気小説」、洋画は「伝記」がブーム

2013年もいよいよ年の瀬。映画界では今年も洋画・邦画ともに多くの作品が公開し、2010年以来3年ぶりとなる興行収入100億円を超える大ヒット作(『風立ちぬ』(宮崎駿監督)興収120億円)も飛び出した。

2013.12.31  これだけは押さえておきたい! 2013年電子書籍レビュー人気作品ベスト5 (小説・エッセイ編)

早いもので大晦日、あとは除夜の鐘を待つのみ! 2013年は、ドラマ『半沢直樹』のヒットを受け原作本「半沢直樹」シリーズが飛ぶように売れた年でした。

2013.12.27  取り壊される、安部公房『砂の女』の生まれた家

作家・安部公房が35歳で新築し、以来20年間あまりを過ごした調布の家が、この冬、取り壊されることになった。

2013.12.27  【今週はこれを読め! ミステリー編】消えたブキニストを追うサスペンス『古書店主』

ミステリー新刊の情報をお伝えする本欄も、2013年はこれが最後の更新になる。日頃のご愛顧を御礼申し上げます。また来年もよろしく。

2013.12.26  各国でサッカーから優れた文学が生まれている

【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】歴代スポーツ本ベスト10(2)

2013.11.30  不思議で最強な幼女が活躍する『魔法幼女と暮らしはじめました。』でデビューする猪野志士先生を直撃【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第96回となる今回は、『魔法幼女と暮らしはじめました。』でデビューした猪野志士先生のインタビューを掲載する。

2013.11.25  【話の肖像画】作家・村山由佳(49)(1)作家ほど"ヤクザな商売"はない

〈今年デビュー20年を迎えた。ピュアな恋愛小説の名手かと思えば、「女の性」をこれでもかと大胆に描いてみせたり、母娘の葛藤を赤裸々に告白した自伝的作品で波紋を広げる〉

2013.11.23  やる気のない美少女戦士たちが生まれた理由は? 『ニート系戦隊らぶりぃー・りとる・どろっぷす』の芦屋六月先生に聞く【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第94回となる今回は、『ニート系戦隊らぶりぃー・りとる・どろっぷす』を執筆した芦屋六月先生のインタビューを掲載する。

2013.11.18  リブレ出版から乙女系TL文庫レーベル「乙蜜ミルキィ文庫」創刊

BL作品をメインに出版しているリブレ出版より、本格的な男女の恋愛エロスを描いた、乙女系TL文庫レーベル「乙蜜(おとみつ)ミルキィ文庫」が創刊された。

2013.11.16  人気ライトノベル『魔法戦争』が2014年1月よりテレビアニメ化

スズキヒサシによるライトノベル『魔法戦争』(イラスト:瑠奈璃亜/MF文庫J/メディアファクトリー刊)が2014年1月よりテレビアニメ化決定。

2013.11.11  駄女神、駄メイド、駄ルキリー…ダメなのがかわいい!?

ダメな子ほどかわいいとはよく言うが、実際ラノベでもダメな子キャラは人気。

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