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ミラに関連する小説ニュースまとめ

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ミラ ニュース検索結果

2021.6.5  朔太郎がスペイン風邪!? 感染知らせる 直筆書簡見つかる 前橋文学館で近く公開

前橋市出身の詩人萩原朔太郎(1886〜1942年)が、約100年前に世界的に大流行した「スペイン風邪」に感染していたとみられる内容を記した直筆書簡が見つかった。

2021.5.26  田山花袋ら文学者の交流が映像で 久米正雄撮影のフィルム修復

大正から昭和初期にかけて活躍した作家の久米正雄が撮影し、劣化などによって内容が確認できていなかったフィルムの一部が修復され、田山花袋や里見※とんなど、当時の文学者どうしの交流の様子が映像で確認されました。

2021.4.13  川端康成文学賞に千葉雅也さん「マジックミラー」

優れた短編小説に贈られる第45回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)に千葉雅也さん(42)の「マジックミラー」(「ことばと」vol.1)が選ばれ、13日発表された。賞金100万円。贈呈式は6月25日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で行われる。

2021.3.17  森鴎外の未発表書簡24通発見

外国文学の訳を部下に助言

2021.3.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】豪華ショートショート集『超短編! 大どんでん返し』

チョコレートのアソートボックスとかたくさんのネタが並んだお寿司桶とか、いろいろな種類が揃ったものってうれしいですよね。本書はまさにそんな本。アンソロジーといっても30人もの作家の作品が1冊で読める本って、なかなかないと思います。そんな夢のような企画が可能になったのは、掲載作品がほぼ4ページという「超短編」だから。

2021.3.2  探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認

昭和初期に活躍した探偵小説家で「黒死館殺人事件」などの作品で知られる小栗虫太郎が、昭和16年にほかの作品とは作風が全く異なる家庭小説を発表していたことが確認されました。

2021.2.9  【今週はこれを読め! SF編】独自のセンスで選んだ七篇、中国とアメリカの状況を照らしあう

柴田元幸・小島敬太編『中国・アメリカ 謎SF』(白水社)

2021.2.1  第72回読売文学賞…受賞6氏と作品

第72回読売文学賞(令和2年度)が決まりました。選考委員の選評を紹介します。

2021.1.5  【今週はこれを読め! SF編】多様な傾向を集めつつ、懐かしい印象すら受ける間口の広いアンソロジー

もっとも新しい十年紀のSF傑作選。思わず身がまえてしまうが、心配はご無用。収録されている作家の人種・経歴・セクシャリティは多様で、作品の傾向もバラエティに富んでいるものの、飛びぬけて先鋭的な表現・主題・論理はほとんどない。ある程度SFに馴染んでいる読者にとっては、むしろ懐かしい印象すら受けるくらいだ。

2020.12.22  【今週はこれを読め! SF編】異質な他者とのつながりが照らしだす人間のありかた

韓国の現代SF。キム・チョヨプは1993年生まれ、大学院在学中の2017年にデビューした俊英だ。本書は七つの短篇を収録し、著者の「日本語版への序文」と「あとがき」、文学評論家イン・アヨンの「解説」が付されている。

2020.11.24  【今週はこれを読め! SF編】ハイテク汚濁都市にあらわれた神話的存在感を放つ女

作者サム・J・ミラーは2000年代に作家活動をはじめているが、本格始動は2012年。翌13年にシャーリイ・ジャクスン賞短篇部門を受賞、それ以降、いくつもの賞の候補になり、年刊傑作選収録の常連となっている。本書は2018年刊行の第二長篇で、ジョン・W・キャンベル・ジュニア記念賞を受賞した。

2020.11.17  【今週はこれを読め! SF編】銀河英雄伝説トリビュート・アンソロジー

もはや『銀河英雄伝説』は古典である。SFの基礎教養というレベルさえ超え、ミームとして浸透・機能している。本書は、『銀英伝』の設定を活かして、六人の作家がオリジナル・エピソードを繰り広げる競作アンソロジーだ。

2020.10.6  【今週はこれを読め! SF編】映像は武器たりえるか、レンズを通して語る女たちの年代記

書き下ろし長篇。ひとつの物語が順々に語られていくのではなく、いくつものエピソードが嵌めこまれている。エピソード間の連続性が明らかなものもあれば、断片的に挿入されるものもある。また、別のエピソードとつながるように思えるが、ずいぶん先まで読まないとその関係が見えてこないものもある。技巧的に設計されたモザイク小説というより、撮りためたドキュメンタリーフィルムのように未完成の部分を残しているかんじだ。整理しきらないからこそ伝わる迫真がある。

2020.6.26  遠藤周作の未発表小説「影に対して」発見 死去後初めて 長崎

江戸時代のキリシタン弾圧をテーマにした代表作「沈黙」で知られる作家、遠藤周作の未発表だった小説が長崎市で見つかりました。

2020.4.15  【今週はこれを読め! エンタメ編】痛快女子バディ物語『ピエタとトランジ〈完全版〉』登場!

「痛快」という言葉がこれほど似合う小説に出会ったのは久しぶり。本書は連作短編集で、ふたりの女子(と呼んでいてもいいのかどうかわからない年齢になるまで彼女たちの仲は続いていくのだけれど)のクールで熱い物語が展開していく。

2020.2.9  夏目漱石の小説 12作品の自筆原稿が所在不明「文化遺産が…」

文豪 夏目漱石が書いた代表的な小説のうち半数にあたる12作品について、自筆原稿の所在が確認できなくなっていることが分かりました。調査を行った専門家は、自筆原稿は作品の成立過程をたどる貴重な資料だとして「かけがえのないものであり、大切に受け継いでいくことが必要だ」と指摘しています。

2020.1.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】〈ミレニアム〉シリーズ、堂々完結!

『ミレニアム6 死すべき女』はダヴィド・ラーゲルクランツによる新〈ミレニアム〉三部作の最終章にあたる作品だ。ご存じのとおり〈ミレニアム〉三部作の著者はスウェーデン生まれの作家スティーグ・ラーソンだが、彼は作品を書き上げたあとの2004年に亡くなってしまった。2005年に刊行が始まると過去に例がないほどの売り上げを記録し、全世界で翻訳されてベストセラーとなった。ドイツなどの近隣諸国にまで影響を与え、文字通り北欧ミステリーを変えた里程標的作品となったのである。

2019.12.25  【今週はこれを読め! エンタメ編】子供たちに愛され続ける"あの人"の伝記『サンタクロース少年の冒険』

サンタクロースは存在する。この本を読めばわかる。「サンタクロースはいる」派vs.「いない」派の長年に渡る論争にようやく終止符が打たれたといえるのではないか。

2019.12.24  【今週はこれを読め! SF編】寄稿者の持ち味が十二分に発揮されたオリジナル・アンソロジー

創元SF短編賞出身作家を中心に編まれたオリジナル・アンソロジー《Genesis》の第二巻。第一巻『一万年の午後』(http://www.webdoku.jp/newshz/maki/2019/01/08/144902.html)と同様、ホームグラウンドだけに、寄稿者それぞれが自分の持ち味をのびのびと発揮している。

2019.10.23  【今週はこれを読め! エンタメ編】家族それぞれの家の記憶〜青山七恵『私の家』

「魔法の言葉」と聞いて、みなさんはどういうものを思いつかれるだろう? 「ありがとう」や「信じれば夢は叶う」といった万人の心に訴えるものを思い浮かべる方もいれば、スピッツの名曲「魔法のコトバ」を口ずさむ方もいるだろう。あるいは「やればできる」という「魔法の合いことば」を思い出す高校野球ファンもいるのでは(ヒント:「済美高校 校歌」で検索なさってみてください)。しかし、私が考える「魔法の言葉」は、「よそはよそ、うちはうち」である。このひと言で、いったいどれほどの子どもたちの訴えが却下されてきたことだろうか。

2019.8.22  「文藝」創刊号以来86年ぶり異例の3刷 韓国文学に集まる注目

日韓関係が冷え込む中、日韓の作家の短編競作や対談などを掲載した河出書房新社の季刊文芸誌「文藝2019年秋号」が昭和8年の創刊号以来86年ぶりに2度の緊急増刷をした。同号では「韓国・フェミニズム・日本」を特集。韓国文学界で注目が集まるフェミニズムに焦点を当て、日本文学とのつながりを探っている。韓国文学ブームやフェミニズムへの関心の高まりがヒットの背景にあるとみられる。

2019.8.19  【今週はこれを読め! ミステリー編】不安に満ちたサスペンス『ケイトが恐れるすべて』

初めての街で暮らすとき、誰もが現実感を少し失う。

2019.7.23  2018年度電子出版市場は3122億円で前年度比12.2%増と推計 ~ インプレス総合研究所『電子書籍ビジネス調査報告書2019』

株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は7月23日、2018年度電子出版市場の動向調査結果概要を発表した。2018年度の電子出版市場は3122億円と前年度比12.2%増で、うち電子書籍市場は2826億円と同26.1%の急増、逆に電子雑誌市場は296億円と同6.0%の減少傾向と推計されている。また、2023年には電子出版市場が4610億円、うち電子書籍市場は4330億円になると予測している。

2019.7.18  独占インタビュー「ラノベの素」 八目迷先生『夏へのトンネル、さよならの出口』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2019年7月18日にガガガ文庫より『夏へのトンネル、さよならの出口』が発売された八目迷先生です。第13回小学館ライトノベル大賞にて「ガガガ賞+審査員特別賞」を同作で受賞し、満を持してデビューされます。「本当に欲しいもの」を手にするために、時空を超える摩訶不思議なトンネルに挑む少年少女の物語を描く本作。駆けた先に待っているものはなんなのか。本作の内容や作品の着想、キャラクターについてもお聞きしました。

2018.11.20  【今週はこれを読め! SF編】他者の記憶、自分の輪郭、宿痾もしくは恩寵としての共感

第五回創元SF短編賞を受賞した「風牙」からはじまる連作集。風牙(ふうが)というのは作中に登場する犬(ラブラドール・レトリーバー)の名前である。しかし、実体があるわけではない。記憶のなかにいる犬である。少年がペットショップで出逢った、可愛い一匹。これから仲良しになるんだ。おじいちゃんが買ってくれて、風牙の名もおじいちゃんがつけた。

2018.9.12  【短編小説の自由】保坂和志さん/円城塔さん

短編小説という器は、短さゆえに自由で先鋭的な手法が試みられやすい。優れた短編に贈られる川端康成文学賞の受賞作を収めた単行本を出した保坂和志さん(61)と円城塔さん(45)の話から、小説という表現の可能性が見えてくる。

2018.7.24  2017年度の市場規模は電子書籍、電子雑誌合わせて2500億円を突破! 2022年には3500億円規模に 『電子書籍ビジネス調査報告書2018』7月30日発売

インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)のシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は、電子書籍市場の動向を調査し、電子書籍に関する調査結果を発表いたします。また、本調査結果の詳細は、新産業調査レポート『電子書籍ビジネス調査報告書2018』(https://book.impress.co.jp/books/1118501010)として発行し、2018年7月30日(月)に発売(予約受付中)いたします。

2018.7.9  10周年、初の「缶詰め」も 湊かなえさん集大成の小説

デビュー10周年を迎える作家の湊かなえさんが、書き下ろし長編ミステリー「未来」(双葉社)を刊行した。単行本で約440ページの物語はこれまでの作品で最も長く、学校教育や母と娘、隠された罪など、過去作にもみられたテーマを集大成。執筆にあたって、初めて、ホテルでの「缶詰め」も経験した。今月18日に選考会がある直木賞の候補作にも選ばれている。

2018.5.22  【今週はこれを読め! SF編】赤目の男に変身する孔雀、山頂と地下をつなげる大蛇

ほんものの幻想文学。ぼくが読みたい幻想文学は「昼間の論理」「日常の辻褄」「類型的な物語」の彼方にあるものだ。『飛ぶ孔雀』は、一行目からその領域へと引きこんでくれる。

2018.4.25  【今週はこれを読め! エンタメ編】運命に逆らう二人の"ゆかり"の道中記〜山本幸久『ふたりみち』

自分と同じ名前の主人公が出てくる小説があったら読みたくないですか? 私は読みたい。「ゆかり」は決して珍しくはないけれど、小説にひんぱんに登場するような名前でもない。自分と同年代だったら「陽子」や「明美」、最近だったら「彩香」や「結衣」などのランキングで上位になるような人気の名前とは違って、本の中で見かけることはめったにないのだ。

2018.4.19  アニメ映画「未来のミライ」、細田守による原作小説が6月15日に発売

細田守が監督・原作・脚本を務めるアニメ映画「未来のミライ」の原作小説が発売されることが決定した。小説は細田自身によって執筆され、6月15日に角川文庫、6月30日に角川つばさ文庫、7月1日に角川スニーカー文庫から刊行される。

2018.3.9  【今週はこれを読め! ミステリー編】えええっと声が出るミステリー『そしてミランダを殺す』

第二部を読み始めた瞬間に、ええええっ、と声を上げてしまう小説に何か上手い名前をつけられないものか。

2018.3.6  川端・安吾に「幻の小説」 新聞掲載後、本にならず

作家の川端康成(1899~1972)や坂口安吾(1906~55)が新聞紙上に発表し、その後単行本や全集に収録されていなかった小説が、専門家の調査で相次いで発掘された。一度は世に出ながら読むことが難しくなっていた、いわば「幻の作品」。7日発売の文芸誌「新潮」に掲載される。

2018.2.14  【今週はこれを読め! エンタメ編】事故で兄を奪われた弟の自伝的小説〜アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』

良きにつけ悪しきにつけ注目を集める人物の兄弟姉妹が、昔から気になる存在だった。

2018.2.7  井伏鱒二さんの「幻の小説」確認 戦時中の上海誌に掲載

作家の井伏鱒二さん(1898~1993年)が戦時中、疎開先の山梨県で執筆したとみられる全集未収録の「幻の短編小説」が、上海で当時刊行されていた日本語雑誌「大陸」に掲載されていたことが7日までに、分かった。日本文学研究者で北京外国語大教授の秦剛さんが北京の中国国家図書館で同誌を見つけ、掲載を確認。

2017.12.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】2018年は〈ミレニアム〉で始めよう!

おせちに飽きたら『ミレニアム』もね!

2017.12.21  萩原朔太郎の新発見書簡、前橋文学館に

前橋出身の詩人、萩原朔太郎(1886~1942)が書いた新たな書簡2通が見つかった。2通とも岡山県出身の詩人、正富汪洋(1881~1967)に送ったもの。当時の詩壇に対する朔太郎の見方が率直に述べられており、朔太郎研究の基礎資料として価値が高いという。

2017.12.13  CCC、主婦の友社を買収 アマゾン対抗へ書店づくり急ぐ

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は中堅出版社の主婦の友社(東京・文京)を買収する方針を固めた。CDやDVDのレンタル事業が苦戦するなか、書店事業の拡大に注力するための布石とみられる。競合する米アマゾン・ドット・コムに対抗するのが狙いだ。不況にあえぐ出版業界の再編につながる動きが加速しそうだ。

2017.12.11  第7回 本屋が選ぶ時代小説大賞発表!

「 オール讀物2017年12月号 」より転載

2017.11.16  「メインと関係ない部分が意外なヒット」小説家、澤田瞳子さんが公開授業・講演会

帝塚山大文学部に来春、「創作文芸・出版プログラム」が開設されるのを記念し、「若冲(じゃくちゅう)」などの作品で知られる小説家、澤田瞳子(とうこ)さんが「歴史を書く、歴史を探す」をテーマに公開授業・講演会を開いた。

2017.9.12  【今週はこれを読め! SF編】アクチャルな未来の質感、テクノロジーと人間の新しい共生

多くのSFが描いてきたシンギュラリティは、AIが人間と同等の知性・意識を獲得し、さらにそれを凌駕してしまう臨界点だった。

2017.8.24  書店ゼロの自治体、2割強に 人口減・ネット書店成長…

書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」が増えている。出版取り次ぎ大手によると、香川を除く全国46都道府県で420の自治体・行政区にのぼり、全国の自治体・行政区(1896)の2割強を占める。「文化拠点の衰退」と危惧する声も強い。

2017.6.22  乱歩、恥じらいの生前整理? 同性愛研究など焼却か

作家の江戸川乱歩(1894~1965)が、妻や親交のあった人への手紙を大量に焼いていたことがわかった。

2017.6.8  謎多き作家ボストン・テランインタビュー

『神は銃弾』『音もなく少女は』といった傑作で日本で多くのファンを獲得しているボストン・テラン。

2017.5.10  罪から逃れるために次々と殺しを重ねた男が逃れ着いたのは――。馳星周、大傑作『夜光虫』から20年。その後を描いたミステリーファン待望の続編!

台湾プロ野球界で八百長に手を染めた元スター選手が、巨大な陰謀に巻きこまれ、地獄の底へと突き落とされてゆく……。馳星周が1998年に発表した長編『夜光虫』は、灼けつくような欲望と暴力衝動を脈打つ文体で描き切った日本ノワール小説史に残る傑作だった。

2017.5.9  【今週はこれを読め! SF編】21世紀のリアリティで描く、沙漠のユートピア建国

中央アジアの沙漠の小国アラルスタンで政変が起こり、政府の男どもがこぞって逃げだしたあとを、若い女性たちが協力して国家運営をおこなうはめになる。政治家が不在、互いに牽制しあう官庁は機能不全----となれば、わたしたちががんばるしかないじゃない!

2017.4.20  濃厚なセックス…ムシと人間が融合した人類の超設定にハマる人続出!! 大人気BL小説ムシシリーズ、待望の続編!!

樋口美沙緒の大人気BL小説ムシシリーズ7冊目となる最新刊『愛の在り処に誓え!(花丸文庫)』(街子マドカ:イラスト/白泉社)が4月20日に発売された。

2017.2.15  【今週はこれを読め! エンタメ編】キラキラした冒険と友情と恋の日々〜小嶋陽太郎『ぼくのとなりにきみ』

10代の若者たちがこんなにキラキラしているなんて、自分が10代のときにはわからなかった。

2017.1.25  川端康成邸から文学者の書画 幅広い交流示す

ノーベル賞作家の川端康成(1899~1972年)が暮らした神奈川県鎌倉市の自邸から、作家の徳田秋声や林芙美子、横光利一らの書など76点が見つかった。川端康成記念会が25日までに発表した。川端の書へのこだわりや文学者同士の交流の様子がうかがえるという。

2017.1.24  【今週はこれを読め! SF編】ベスター第一長篇、第一回ヒューゴー賞、伊藤典夫初の長篇翻訳

『破壊された男』は記念すべき第一回のヒューゴー賞受賞作。1952年に〈ギャラクシー〉に三回分載で発表され、それが対象になった。当時のSFファンにとってはあくまで雑誌が主流であり、連載がかならず単行本になるという発想がなかった。その雑誌にしてもアメリカSF界にリーディングマガジンとして長らく君臨した科学技術主流の〈アスタウンディング〉の座を、よりソフィスティケートされた小説に力を入れる新興の〈F&SF〉や〈ギャラクシー〉が脅かしはじめた時期だ。実際、同じ年のヒューゴー賞の商業誌部門は〈アスタウンディング〉と〈ギャラクシー〉の同時受賞となった。

2017.1.22  藤沢周平の小説草稿発見 一茶を題材、「遊びの精神」も

「たそがれ清兵衛」「蟬(せみ)しぐれ」などで知られる時代小説作家で、今月26日に没後20年を迎える藤沢周平(1927~97)の未発表小説の草稿が見つかった。

2016.12.5  「ご当地小説」花盛り 地方書店発 ヒット作も

「京都の喫茶店が舞台のミステリー」から「大分発のSF」まで、地方が舞台の「ご当地小説」が花盛りとなっている。出版不況で「町の本屋さん」の苦境が続く中、地方の書店から火が付いたヒット作も生まれている。そんな文芸版"地方創生"の動きを追った。

2016.11.22  愛知)南吉と奥三河「実は深い縁」 記念館が企画展

「ごんぎつね」で知られる童話作家・新美南吉(1913~43年)は奥三河とも深いゆかりがあった――。

2016.11.11  三島由紀夫の直筆原稿発見 デビュー作「花ざかりの森」など初期4作品 熊本

作家の三島由紀夫(1925~70)が16歳の時に書いたデビュー作「花ざかりの森」など初期4作品の直筆原稿が熊本市で見つかった。

2016.10.31  村上春樹さん「部外者排除、自分に傷」 アンデルセン文学賞授賞式

【オーデンセ=共同】デンマークの「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」の今年の受賞者に選ばれた作家の村上春樹さん(67)は30日、童話作家アンデルセンの出身地、デンマーク・オーデンセでの授賞式に出席した。

2016.10.22  三浦しをん氏の小説『光』実写映画化 井浦新、瑛太ら出演

「まほろ駅前」シリーズでタッグを組んだ大森立嗣監督によって、作家・三浦しをん氏の小説『光』(集英社)が実写映画化されることが22日、明らかになった。

2016.10.19  【今週はこれを読め! エンタメ編】古都に暮らす三姉妹の日々〜綿矢りさ『手のひらの京』

京都府出身の(「京都市出身」というのは抵抗がおありであるらしい)国際日本文化研究センター教授・井上章一氏の『京都ぎらい』が話題になったのは1年ほど前のことだっただろうか。

2016.10.14  「水鏡推理」シリーズ最新刊! 文科省一般職の超美人ヒラ職員、1分1秒を争う気象ミステリーに挑む!

自分の考えていることは何ひとつ言わないが、親には、自分が望むような言葉をかけてほしい。何も言わなくても両親に理解されたいと思うことは、いけないことなのだろうか。理解されないと、あまりにも苦しい。思わず、カッとなって反発してしまう。松岡圭祐の『水鏡推理IV アノマリー』(講談社)は、ある不可解な遭難事故を通じて、あらゆる親子の複雑な関係を描き出していく。

2016.10.13  ダリオ・フォさん死去 イタリアのノーベル文学賞劇作家

ANSA通信によると、ダリオ・フォさん(イタリアの劇作家、俳優)が13日、ミラノの病院で死去、90歳。97年にノーベル文学賞を受賞した。

2016.10.13  『オリエント急行殺人事件』が豪華キャストで再映画化決定に期待の声!「デップにケネスブラナーとかめちゃくちゃ贅沢!」

ミステリー作家として世界中にファンを持つアガサ・クリスティの長編小説『オリエント急行殺人事件』。

2016.9.28  【今週はこれを読め! エンタメ編】文豪との山あり谷あり結婚生活20年〜植松三十里『猫と漱石と悪妻』

イケメンな文豪といえば、まず名前があがってくるのは太宰治・芥川龍之介あたりではないだろうか(現代作家であれば島田雅彦さんとか)。しかし、私は夏目漱石の方がハンサムなんじゃないかと思っている。森鴎外もいい(とはいえ、タイプなのは中島敦とか遠藤周作とかだが。我ながら統一感に満ちた好み)。

2016.9.20  渡辺淳一文学館、中国の出版社が購入 札幌

2014年に亡くなった直木賞作家、渡辺淳一さんの業績を紹介する渡辺淳一文学館(札幌市)を、中国の出版社「青島出版集団」(山東省青島市)が購入した。

2016.9.15  【今週はこれを読め! ミステリー編】ヘレン・マクロイ『ささやく真実』の忘れがたい登場人物

ヘレン・マクロイ翻訳のペースが一段と加速している。

2016.8.31  アマゾン読み放題、人気本消える 利用者多すぎが原因?

今月3日にスタートした通販大手アマゾンジャパンの電子書籍読み放題サービスで、人気のある漫画や写真集などがラインアップから外れ始めた。

2016.8.30  書籍読み放題「Kindle Unlimited」で作家の稼ぎ方はどう変わるのか? 鈴木みそ氏らが日本独立作家同盟のイベントで討論

NPO法人日本独立作家同盟は28日、緊急討論会「Kindle Unlimitedは独立作家の福音か?それとも悪夢の始まりか?」を都内で開催した。漫画家の鈴木みそ氏ら、セルフパブリッシングの分野で活躍する講師を招き、書籍の定額読み放題サービスの在り方について語り合った。

2016.8.16  【今週はこれを読め! SF編】FはフィメールのF、フジ隊員のF

1960年前後生まれのSF読者はたいてい夢中になって『ウルトラマン』を観ていたくちで、かくいうぼくも怪獣や星人の名前くらいはスラスラ出てくる。

2016.8.9  「コンビニ人間」効果 文芸春秋が発売前に増刷

文芸春秋は9日、村田沙耶香さんによる第155回芥川賞受賞作「コンビニ人間」を全文掲載する月刊誌「文芸春秋」9月号(8月10日発売)を、5万部増刷することを決めた。

2016.7.27  2015年度の国内電子書籍市場は1584億円規模、前年度から25.1%増加、8割がコミック

株式会社インプレスは、2015年度の国内電子書籍・電子雑誌市場規模についての調査結果を発表した。電子書籍は1584億円で、前年度の1266億円から25.1%増加。

2016.6.28  電子書籍、アマゾンが定額読み放題に 月1千円前後

通販大手のアマゾンジャパンが、電子書籍を定額で読み放題とする米国でのサービスを日本でも始めることがわかった。

2016.5.19  短編小説「名医」直筆原稿を発見 野呂邦暢の未発表作品か [長崎県]

諫早市を拠点に活動した芥川賞作家、野呂邦暢(1937~80)の未発表とみられる直筆原稿が見つかった。「名医」と題された短編小説で、芥川賞受賞作「草のつるぎ」とは趣が違うエンターテインメント性のある作品。

2016.4.15  【今週はこれを読め! ミステリー編】初めてでもマニアでも楽しい警察小説の金字塔

現代スウェーデン・ミステリーの産みの親というべきマイ・シューヴァル&ペール・ヴァールーが手がけた〈刑事マルティン・ベック〉シリーズは、その後の北欧圏の後続作家に多大な影響を及ぼした。

2016.4.13  【今週はこれを読め! エンタメ編】稀代の目利きのアンソロジー『楽しい夜』偏愛ベスト3+1

2015年12月第1週に取り上げた『コドモノセカイ』(よろしければバックナンバーをお読みになってみてください)同様、岸本佐知子氏の編訳によるアンソロジー。『コドモノセカイ』の各作品には文字通り"子ども"という共通項があったけれども、あとがきによれば本書は「テーマを決めずに、そのときどきに見つけた面白い翻訳小説を不定期に翻訳」していた連載を中心にまとめたものとのこと。

2016.4.8  シェークスピア全集初版本「ファースト・フォリオ」、英で新たに発見

【AFP=時事】1623年に出版された英劇作家ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare)の全集の初版本「ファースト・フォリオ(First Folio)」が、新たに英スコットランド・ビュート(Bute)島で発見された。

2016.4.4  小野市詩歌文学賞 短歌、俳句の受賞作決まる

兵庫県の小野市は同市出身の歌人上田三四二(1923~89年)を顕彰し、全国から推薦された短歌と俳句作品の中から優秀作をたたえる「第8回小野市詩歌文学賞」(神戸新聞社後援)の受賞作を発表した。

2016.4.1  芥川賞作家の目取真氏逮捕=辺野古沖で米軍海域侵入―海保

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先の名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸で、米軍の立ち入り制限海域に侵入したとして、中城海上保安部(同県沖縄市)は1日、刑事特別法違反の疑いで、カヌーに乗っていた50代の男を逮捕した。

2016.4.1  「もう待てない!」「早く放送してくれ!」『ソード・オラトリア』アニメ化決定にファン歓喜

GA文庫から発行されている『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(以下、『ダンまち』)の外伝シリーズ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』(以下、『ソード・オラトリア』)がテレビア二メ化されることが決定した。

2016.3.19  井上ひさしさんの未発表原稿=「オール読物」4月号に掲載

2010年4月に75歳で死去した作家・劇作家井上ひさしさんの未発表の戯曲原稿が見つかり、文芸春秋(東京都千代田区)が19日、同社発行の「オール読物」4月号(3月22日発売)に全文を掲載すると発表した。

2016.2.29  三島由紀夫の直筆はがき 姫路で発見 「文学座」創設者に返信

作家の三島由紀夫(1925~70年)が、所属していた劇団「文学座」の創設者、岩田豊雄(筆名・獅子文六、1893~1969年)に宛てた直筆のはがきが、29日までに兵庫県姫路市で見つかった。

2016.2.24  【今週はこれを読め! エンタメ編】通夜の席のそれぞれの思いに寄り添う『死んでない者』

核家族化、少子化、フレックス勤務などの要因によりライフスタイルが多様化されたことで、"お盆やお正月には親戚が一堂に会する"といった経験のない子どもの数も昨今多くなっているのではないだろうか。

2016.2.22  図書館で話題の"読書通帳" 開発元インタビューでみえた"図書館"のあり方

人と本が集まる空間で最近ちょっとした変化を感じる。

2016.1.6  恋愛、事件、怪奇現象!「猫」も貸す!?"レンタル屋"店主のチャキチャキ江戸っ子娘の奮闘物語!

江戸という街は、今の時代には見られない、温かいものが詰め込まれた場所だった。

2016.1.5  石牟礼道子さん、初の小説発見 10代の恋描いた短編

水俣病を描いた「苦海浄土」で知られる作家、石牟礼道子さん(88)の未発表の短編小説「不知火(しらぬい)」が、熊本市で見つかった。

2016.1.2  [2016年ラノベ市場展望]ネット発小説の拡大続く 紙書籍と「住み分け」

出版不況の中で唯一の"成長分野"とされる、若者向けのイラスト付き小説「ライトノベル」も、2年連続減の約225億円(出版科学年報調べ)となり、縮小傾向だ。

2015.12.28  出版物の販売額 過去最大の落ち込み

ことしの国内の出版物の販売額は、雑誌の売り上げが大きく落ち込んだ影響で、去年より840億円少ないおよそ1兆5200億円となる見通しで、これまでで最大の落ち込みとなりました。

2015.12.16  【今週はこれを読め! エンタメ編】大掃除シーズンにオススメ!あさのあつこ『殺人者の献立表』

さて、『殺人者の献立』なる剣呑なタイトルの本書。いったいどんな内容を想像されただろうか。ミステリー? ホラー? あるいはちょっとひねって料理本? 実は...。

2015.12.10  WEB小説の登場で新たな動き!? このラノ編集部に聞く、新人賞の過去、未来!

近年、出版不況と言われる中でも、比較的好調と言われてきたライトノベル。

2015.12.6  [三木一馬]日本一ラノベを売った編集者が語るヒットの法則

中高生に人気の挿絵付き小説「ライトノベル」で、「とある魔術の禁書目録(インデックス)」(禁書目録)や「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」などをヒットさせ、累計で6000万部以上を売り上げた"伝説の編集者"がいる。

2015.11.7  J.K.ローリングの魔法世界が帰ってくる!「ハリー・ポッター」新シリーズ邦題決定

1997年にJ.K.ローリングによって書かれた『ハリー・ポッターと賢者の石』。

2015.10.31  <与謝野晶子>病床でも草稿 最晩年ノート見つかる

歌人の与謝野晶子(1878~1942年)の最晩年の草稿ノートが、東京都内の親族の家で見つかった。

2015.9.24  寺山と相通じた文学と政治 書簡集出版の山田太一さん

「センスがあった。ほかの友達といるより話すのがずっと楽しかった」――。若き日の劇作家の寺山修司(1935~83年)が、脚本家の山田太一さん(81)と交わした未公開書簡計55通を収めた山田太一編『寺山修司からの手紙』が、岩波書店から出版された。

2015.9.23  【今週はこれを読め! エンタメ編】悪魔のような編集者と作家の歪な関係〜島本理生『夏の裁断』

この本を手に取った最大の決め手は、文藝春秋のサイトで見た「悪魔のような編集者」というフレーズだった(そんな恐ろしい人は本の雑誌社にはいらっしゃいませんので、みなさんご安心くださいね)。

2015.9.7  太宰治が芥川賞懇願する手紙見つかる

若き日の、作家、太宰治が文壇の重鎮、佐藤春夫に宛てて書いた手紙が新たに見つかりました。

2015.8.26  【今週はこれを読め! エンタメ編】掌編集『子供時代』の芯の通った大人たち

ロシアについて知っていることを挙げてみる。

2015.8.21  『ダスティー☆ヴァンパイアガール(1)』は美少女吸血鬼とのラブコメ×ガチバトル 【電撃文庫新作紹介】

阿智太郎先生が執筆する電撃文庫『ダスティー☆ヴァンパイアガール(1)の紹介記事をお届けします。

2015.7.15  有栖川有栖が特別協力!「ミステリーナイト」 28年目となる今年の舞台は寝台列車!

人間の数だけドラマがある……。大人のための謎解きエンタテインメント。

2015.7.7  『シニガミライジング』は武闘派の鬼と頭脳派の少年コンビにグッとくる異能バトル!【電撃文庫新作紹介】

優木カズヒロ先生が執筆する電撃文庫『シニガミライジング』の紹介記事をお届けします。

2015.7.2  デジタルサイネージから電子書籍配信「ぽん棚」 画面が書店の"本棚"に

デジタルサイネージ「ぽん棚」からスマートフォンやタブレットに電子書籍を配信するサービスを、DNPなどが年内に開始する。

2015.6.17  作家の読書道 第161回:磯﨑憲一郎さん

2007年に文藝賞を受賞して作家デビュー、2009年には芥川賞を受賞。意欲的な作品を発表し続けている磯﨑憲一郎さん。叙事に徹した日本近代100年の物語『電車道』も話題に。時間の大きな流れの中で生きる人々をとらえたその作品世界は、どんな読書生活から育まれていったのか? 商社に勤めながら40歳を前に小説を書きはじめた理由とは? 

2015.5.28  藤沢周平の草稿700枚発見 文学賞応募の未発表作も

下級武士や庶民の生きざまを情感豊かにつづった作家、藤沢周平さん(1927~97年)が、文壇デビュー前に執筆した初期作品の草稿約700枚が見つかった。

2015.5.26  書評:長田弘全詩集 [著] 長田弘 - 蜂飼耳(詩人・作家)

■人生で大切なこと、深く見つめた言葉

2015.5.22  三島由紀夫の短編「岬にての物語」 草稿初公開

作家・三島由紀夫(1925~70年)の短編小説「岬にての物語」の草稿が、山梨県山中湖村平野の三島由紀夫文学館に隣接する徳富蘇峰館で初公開されている。

2015.5.17  早生まれは作家になりやすい? 芥川賞選考委員の9割も…「なぜ」を調べてみた

1月1日から4月1日に生まれた、いわゆる「早生まれ」。国内の作家の経歴をひもとくと、なぜかこの"早生まれ率"が高い、という話が文壇でささやかれている。

2015.5.16  北杜夫さんの蔵書 信大に 図書館で一般にも公開へ

旧制松本高校(長野県松本市)で学び、当時の様子を「どくとるマンボウ青春記」に記した作家の北杜夫さん(1927~2011年)の蔵書のうち一千冊近くが、同校を前身とする信州大(本部・松本市)に寄贈されることになった。

2015.5.15  「電子図書館」進まぬ普及

少ない「冊数」 許諾も壁

2015.5.10  詩人:長田弘さん死去、75歳 評論や児童文学でも活躍

現代を代表する叙情詩人として知られ、かけがえのない日常への思いを書き続けた長田弘(おさだ・ひろし)さんが3日、胆管がんのため死去した。75歳。

2015.4.28  尾崎翠の全集未収録作 短編小説「郵便箱」を紹介

『第七官界彷徨』などの幻想的な作品で知られる作家・尾崎翠(1896~1971年)の全集未収録の短編小説が確認され、東京都目黒区の日本近代文学館で開催中の企画展「少年少女雑誌にみる近代」(6月13日まで)で紹介されている。

2015.4.28  【今週はこれを読め! SF編】圧倒的「他者」としてのソラリス、愛と畏怖を生む「他人」としてのハリー

大傑作。SFで一冊だけ「不朽の名作」をあげろと言われれば、迷いなく本書を選ぶ。

2015.4.8  出版社の倒産、14年度は5割増 消費税引き上げが影落とす 帝国データバンク

帝国データバンクによると、14年度に倒産した出版社は前年度から5割増と大幅に増えた。

2015.4.2  <谷崎潤一郎>40代後半の創作ノート 印画紙で残っていた

中央公論新社(東京都)は2日、文豪、谷崎潤一郎(1886~1965年)の創作ノートを撮影した印画紙255枚が見つかったと発表した。

2015.3.4  <リブロ池袋>6月閉店…セゾン文化体現、ニューアカの聖地

中堅書店チェーンのリブロが、東京・池袋の西武百貨店池袋本店に構える本店を6月で閉店することが3日、分かった。

2015.2.24  江戸川乱歩没後50年 奇想と神秘まとう不思議な魅力再発見

今年は日本文学に探偵小説の分野をきりひらいた江戸川乱歩(1894~1965年)の没後50年。現役作家によるオマージュ小説や研究書が相次いで編まれ、映像化の企画も進む。奇想と神秘性に彩られた妖(あや)しげな見世物(みせもの)小屋のようなミステリーに、新たな光が当たっている。

2015.2.16  <小林多喜二>最期、生々しく…隣室収監の学者が書簡に記す

プロレタリア作家、小林多喜二が1933年に築地署(東京都)で獄死する前後の様子を、同時期に収監されていた生物学者、石井友幸(1903~72年)が記した書簡が見つかった。

2015.2.9  水瀬葉月先生の新作は保健室常連の3人組と殺人者の対決を描く『課外活動サバイバルメソッド』【電撃文庫新作紹介】

水瀬葉月先生が執筆する、電撃文庫『課外活動サバイバルメソッド』の紹介記事をお届けします。

2015.1.30  海外文学が売れないのは値段のせい!? 書店にて「海外文学フェア」開催!

普段あまり海外文学を読まない人に、海外文学の面白さを伝える「50人に聞きました!老いも若きもまずはこの1冊から はじめての海外文学フェア」が、全国の書店14店舗で開催されている。

2015.1.20  【今週はこれを読め! SF編】埋もれていた奇貨の発見、知られざる鉱脈の探索

画期的なアンソロジー。博識の読書家にして希代のブックハンターである荒俣宏ならではの異形----いや失礼、偉業だ。『大山脈』を謳う心意気と、それに見合う内容を実現してしまう膂力に痺れる。

2015.1.5  <書店空白>新刊買えない332市町村 1日1店消滅の割合

新刊本を扱う書店が地元にない自治体数が、全国で4市を含む332市町村に上り、全体の5分の1に上ることが、書店情報を集計している出版社の調査で分かった。

2015.1.3  冬ドラマは「原作」で見る!文学賞受賞作家しっかりしたストーリー展開に見ごたえ

この冬のドラマは文学賞の受賞作家、受賞小説を原作としたものが多い。警察・捜査ものには主人公にひとひねりあり、サスペンスものは心理描写を巧みに絡ませ、重厚な設定で人生を考えさせる。原作ものはしっかりしたストーリー展開が見どころだ。どんなドラマがあるのか。

2014.12.29  出版物売り上げ大幅減 消費増税が影響か

ことしの国内の出版物の売り上げはおよそ1兆6000億円で、去年よりおよそ800億円少なく、平成9年に出版市場がマイナス成長となって以来最大の落ち込みとなりました。

2014.12.20  「DX文庫」リニューアル効果は? 新たな目的と現状のギャップを改善

2014年11月、集英社のライトノベルレーベル「ダッシュエックス文庫」が新創刊された。

2014.12.2  【今週はこれを読め! SF編】不思議の彼方へ行っているのか、一周まわって戻ってきた日常なのか

高山羽根子はヘンな作家だ。「異色短篇」「奇妙な味」をさんざん読みちらかしてきたぼくの感覚だと、その地点からさらに先へ先へと進み一周まわって日常に戻ってきたみたいな気がする。

2014.11.19  (漱石 三四郎ふたたび)漱石は転換期の文学 駐日豪大使が魅力を語る

『こころ』に続き、106年ぶりに『三四郎』が再連載されている夏目漱石。

2014.11.18  【今週はこれを読め! SF編】日常感覚と寓話性で紡がれる「逆さの未来」

その未来では、いろいろなものごとが「逆さ」になっている。

2014.11.3  【今週はこれを読め! ミステリー編】謎解きに淫する読者は『フライプレイ!』を読め!

いわゆる「本格ミステリー」に殉じる人々の典型がここには描かれている。

2014.10.29  【今週はこれを読め! エンタメ編】上橋作品の糧となった旅エッセイ『明日は、いずこの空の下』

"自分にないものに魅了される"という心の動きは確かに存在する。

2014.10.20  ヘーゲルの自筆書き込み本を発見 東京の古書店で

ドイツの哲学者ヘーゲル(1770~1831年)が自身の初版本に当時の書評を抜粋して書き込んだ本が、都内の古書店で見つかったことが20日、寄川条路・明治学院大教授の調査で分かった。

2014.10.16  「どくとるマンボウ」故北杜夫さん 医学生時代の投稿小説発見

小説「楡家(にれけ)の人びと」やエッセー「どくとるマンボウ航海記」などで知られる作家北杜夫(もりお)さん(一九二七~二〇一一年)が、東北大の医学部生だった一九四九(昭和二十四)年初め、別の筆名で娯楽雑誌に投稿し、掲載された大衆向け小説二編が見つかった。うち一編は、北さんが初めて原稿料を手にした作品とみられる。 

2014.10.11  「1冊も本を読まない」…47・5% 文化庁調査で「読書離れくっきり」

今年のノーベル文学賞は村上春樹氏が受賞するかどうか注目されたが、残念ながらまたも受賞はならなかった。「ハルキスト」の加熱ぶりはこの時期の風物詩のようになっているが、実は最近の日本人の読書量は減少している。

2014.9.29  深い友情…子規へ漱石の手紙を発見

作家の夏目漱石(1867~1916年)が俳人の正岡子規(1867~1902年)に宛てた手紙が見つかった。

2014.9.27  石牟礼さん初作品か 「不知火をとめ」発見

水俣病患者の世界を描いた「苦海浄土」で知られる作家石牟礼道子さん(87)=熊本市在住=が書いたとみられる未発表の短編小説「不知火をとめ」が見つかったことが27日分かった。

2014.9.24  宮沢賢治の新資料発見 同級生あてのはがきなど11点

詩人で作家、宮沢賢治(1896~1933年)が同級生に送ったはがきなど11点が見つかり、秀明大(千葉県八千代市)が24日、発表した。

2014.9.24  【今週はこれを読め! エンタメ編】豚と話せる!?新米教師の奮闘記〜あさのあつこ『グリーン・グリーン』

翠川真緑。「ミドリカワミドリ」と読む。主人公の名前だ。彼女については、"豚と話が通じる"というややファンタジー風味の設定があるのだが、個人的にはこの命名の方がよほど驚いた。

2014.9.24  電子書籍カフェで「読まず嫌い」払拭 ノマドワーカーなど利用増加

コーヒーを飲みながら気軽に電子書籍に触れることができるカフェが、東京都内を中心に広がっている。

2014.9.20  厳選! ノーベル文学賞に"近い"といわれる作家たち

書籍のタイトルは『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』(青月社/刊)。

2014.9.17  横浜市の図書館、蔵書2万冊不明 無断持ち出し原因

横浜市立の18図書館で毎年、蔵書全体の0・5%に当たる約2万冊が無断持ち出しなどで所在不明になっていることが16日、監査委員による定期監査で分かった。

2014.9.14  夢野久作の遺品から時計発見 奇書「ドグラ・マグラ」に登場

奇書として知られる長編小説「ドグラ・マグラ」に登場する象徴的な音のモデルとされる時計が、作者の夢野久作(1889~1936年)の遺品から発見された。九州大学記録資料館に保管されていた。

2014.9.11  平愛梨、石田衣良がプレゼンターとして登壇 「スマホ小説大賞2014」発表!

2014年9月8日(月)に投稿サイト「E★エブリスタ」が運営する「スマホ小説大賞2014」の授賞式が行われた。

2014.9.8  柳原白蓮の短歌色紙、82年前の写真集ヒントに発見

NHK連続テレビ小説「花子とアン」の登場人物のモデルで、大正から昭和にかけて活躍した歌人・柳原白蓮が大分県竹田市を訪れた際に詠んだ短歌の色紙が見つかり、6日から市立歴史資料館で始まる特別展「柳原白蓮と竹田」で公開されている。28日まで。

2014.9.7  【手帖】石牟礼さんの未発表原稿発見

水俣病患者の世界を描いた「苦海浄土」で知られる作家、石牟礼道子さん(87)(熊本市在住)の未発表原稿約10枚が新たに見つかった。

2014.9.3  20代の6割超がスマホで電子書籍を利用【楽天リサーチ調査】

楽天リサーチが行った調査から、「通勤・通学」時に男性の11.6%が新聞を読んでいると回答したのに対し、女性は2.6%と、男女の間で大きな差がみられることが明らかになった。

2014.8.12  【電子書籍に関するアンケート調査】直近2年で、電子書籍利用者が増加。紙の書籍購入者は減少

マイボイスコムは、4回目となる「電子書籍」に関するインターネット調査を2014年7月1日~5日に実施。10,920件の回収を集め、調査結果を発表した。

2014.8.5  【今週はこれを読め! SF編】狼少女の感覚と情緒、風に鳴る巨大貝殻の音

二十世紀末から二十一世紀、アメリカ文学は異色短篇の才能を続々と輩出してきたが、カレン・ラッセルはその最若手だ。

2014.8.4  大阪の感性を強く作品に押し出す作家に与えられた、第151回直木賞・芥川賞

出版界における冬と夏のお祭り・芥川賞と直木賞の、第151回選考会が7月17日に築地の料亭・新喜楽で行われた。

2014.8.1  大賞作品はアニメ化も! ネット投稿で応募する新人賞「ミライショウセツ大賞」がスタート

KADOKAWAエンターブレイン、エイベックス・ピクチャーズ、グリー、サミー、ピクシブの5社共同で、ネット小説の新人賞「ミライショウセツ大賞 ネット発クリエイター発掘・応援計画」(以下ミライショウセツ大賞)を設立し、コンテストを開催する。

2014.7.28  Apple、書籍推奨サービスのBookLampを買収 iBooks強化へ

Appleがビッグデータベースの書籍推奨アルゴリズムを開発している新興企業BookLampを買収したとTechCrunchが報じ、Appleもこれを認めた。Amazon.comに対抗してiBookstoreを強化するのが目的とみられる。

2014.7.25  池井戸潤の新作「陸王」の舞台は実在の老舗足袋メーカー

現在、池井戸潤さんが『小説すばる』で連載している「陸王」は、老舗足袋メーカーが新しい事業に乗り出し、何度もくじけながらそれでも夢の実現に立ち向かう物語である。『ダ・ヴィンチ』8月号では、池井戸さんが「陸王」を執筆するにあたり取材した足袋メーカー「きねや足袋」に密着取材している。

2014.7.22  直木賞すんなり、芥川賞はPK戦延々と…選考会

17日夜に発表された第151回芥川賞・直木賞は、4回目の候補だった柴崎友香さんと、6回目の黒川博行さんが賞を射止めた。安定感のある実力派とベテランを、熟議を尽くして選び出した。

2014.7.14  谷崎潤一郎、戦時中の俳句 細雪の掲載中止で心境吐露

文豪・谷崎潤一郎が戦時中に執筆したが掲載中止になった小説「細雪(ささめゆき)」について、不安や悔しさを詠んだ俳句2句が書かれたはがきが見つかったことが、分かった。

2014.7.2  KADOKAWA、Twitterと協力しタイムライン上で電子書籍を閲覧可能に

EPUBをTwitterのタイムライン上で直接閲覧できる世界初のサービス。

2014.6.28  三浦綾子の小説「氷点」、原案は「風」 創作ノート確認

作家三浦綾子(1922~99)が残した取材メモや資料の中に、ベストセラー小説「氷点」の創作ノートが3冊あることを、三浦綾子記念文学館(北海道旭川市)が確認した。

2014.6.14  小松左京さん幻のデビュー作、米で発見 旧制三高時代の漫画本

2011年に亡くなったSF作家の小松左京さんが、旧制三高時代に本名の小松実の名前で描き、1948年に出版された漫画本が米メリーランド大・プランゲ文庫で所蔵されていることが14日までに分かった。

2014.6.10  漱石の未発表俳句見つかる=同僚に宛てた手紙と―和歌山

明治の文豪・夏目漱石の未発表の俳句が記された手紙が和歌山市内で見つかったことが10日、分かった。国文学研究資料館(東京都立川市)の野網摩利子助教が本人の筆跡と確認したという。

2014.5.31  小説「霧の子孫たち」幻の映画脚本 諏訪市図書館で展示

諏訪市図書館は30日、同市出身の作家新田次郎(1912~80年)が、ビーナスライン反対運動を題材に70(昭和45)年に発表した小説「霧の子孫たち」の幻の映画シナリオが見つかったと発表した。

2014.5.25  電子書籍市場、順調に拡大 月間売上200万円のスマホ作家も登場

サイファー・テック株式会社は5月1日、2014年第1四半期(2014年1月1日から3月31日)の電子書籍利用動向を発表した。

2014.5.17  死期迫った夢二、直筆の句 記念館で発見、乱れた文字

美人画で知られ、大正ロマンを代表する画家で詩人の竹久夢二(1884~1934年)が亡くなる3カ月余り前、死を案じて詠んだ俳句の直筆が、群馬県渋川市の竹久夢二伊香保記念館で見つかった。

2014.5.16  海外の電子書籍市場で日本の小説を売るということ――プロデューサー清涼院流水に聞く

作家自ら作品を英訳し、電子書籍として海外の市場で販売するという、清涼院流水氏が立ち上げたプロジェクト「The BBB」。その取り組みと展望について聞いた。

2014.4.29  角川つばさ文庫小説賞 一般部門大賞に深海さん

小中学生向けの優れた小説に贈られる「第2回角川つばさ文庫小説賞」一般部門の大賞に、東京都在住の会社員・深海(ふかみ)ゆずはさん(ペンネーム)(36)=写真=作「こちらパーティー編集部~ひよっこ編集者と黒王子~」が選ばれました。

2014.4.12  「本屋大賞」小説の舞台 能島にぎわう

ことしの本屋大賞に選ばれた小説の舞台になっている海賊が拠点を置いていた愛媛県今治市の島で、12日から渡し船の運航が始まり、歴史好きの観光客らでにぎわいました。

2014.4.6  <与謝野晶子>未発表の直筆短歌が見つかる

歌人・与謝野晶子の未発表の直筆短歌が、親交のあった洋画家・徳永仁臣(ひとおみ)(筆名は柳洲=りゅうしゅう、1871~1936)の遺品から見つかった。

2014.3.19  一茶、妻を気遣う手紙 長野の記念館、新資料公開

江戸時代の俳人、小林一茶(1763~1827年)の出身地、長野県信濃町にある一茶記念館は19日、一茶が妻きくに宛てた手紙と、俳句など計44点の新資料が貼られた折り本を報道陣に公開した。

2014.3.15  ライトノベル作家とかマンガ家ってどうすればなれるの?

「あの小説がついにアニメ化!」「あの人気コミックの劇場映画がこの夏公開!」などのフレーズがネットを飛び交い、ファンの期待をふくらませる昨今。

2014.3.14  あさのさん小説「名探偵賞」選ぶ 美作建国記念、真庭で公開抽選

美作国建国1300年記念事業のメーンイベントの一つ、作家あさのあつこさん(美作市)の推理小説「美作国theミステリー」の謎を解いた正解者から「名探偵賞」を選ぶ公開抽選会が14日、真庭市鍋屋の旧遷喬尋常小学校で開かれた。

2014.3.11  トリガー初の原作付き! ラノベ『異能バトルは日常系のなかで』アニメ化

現在絶賛放送中の『キルラキル』や、2013年度アニメミライ作品『リトルウィッチアカデミア』などを手がけてきたアニメーションスタジオ・TRIGGER(トリガー)が、作家・望公太さんのライトノベル『異能バトルは日常系のなかで』をアニメ化することがわかった。

2014.2.19  大衆文学の先駆「大菩薩峠」完全版を刊行

日本の大衆文学の先駆けとなった大作で、片岡千恵蔵や市川雷蔵主演の映画でも人気を博した『大菩薩峠』の前半部の完全版全9巻が、『大菩薩峠 都(みやこ)新聞版』の題で刊行され始めた。

2014.2.7  ソニーの電子書籍ストア「Reader Store」北米から撤退 日本は継続

ソニーが米国・カナダで展開している電子書籍ストア「Reader Store」から撤退。日本版は継続する。

2014.2.5  村上春樹氏:小説に「屈辱的表現」 町議ら文春に質問状へ

◇「中頓別町ではたばこのポイ捨てが普通のこと」

2014.1.28  【今週はこれを読め! SF編】ラノベの意匠を換骨奪胎した、近未来ゴシック・ジャパンの学園バトル

なんでもやるなあ、なんでもやれるなあ、恩田陸! 本書はラノベというかアニメ調というかそういう感じの小説なのだけど、パスティーシュとか形態模写ではなくベタにそれをやっていて、しかも真っ当に恩田陸の小説になっている。さすがだ。

2014.1.6  中山七里『さよならドビュッシー』スピンオフ作品が無料公開

中山七里の小説『さよならドビュッシー』のスピンオフ作品「煙よりも、軽く(全5話)」が無料公開される。第1話は雑誌『ダ・ヴィンチ』2月号と、「ダ・ヴィンチ電子ナビ」で、2話以降はJTが運営するWEBサイト「ちょっと一服ひろば」での公開となる。

2014.1.3  三島由紀夫、ノーベル文学賞候補だった 1963年推薦

作家の三島由紀夫(1925~70年)が、1963年にノーベル文学賞候補としてスウェーデン・アカデミーに初推薦され、最終選考リスト一歩手前の候補6人の中に入っていたことがわかった。

2013.12.30  出版物売り上げ減 約30年前の水準に

ことしの国内の出版物の売り上げは、去年よりおよそ550億円減り、29年ぶりに1兆7000億円を下回り、ピーク時の5分の3程度にまで縮小する見通しとなりました。

2013.12.15  今年は小説売れました 実力派ブレークも人気「二極化」

村上春樹さん(64)や百田尚樹さん(57)らのベストセラー小説が話題をさらった今年の出版界。

2013.12.14  2013年No.1小説は村上春樹も超えたあの作品!

もはや年末の恒例行事、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が主催する本好きたちの総決算「BOOK OF THE YEAR」。ダ・ヴィンチ読者、書店員、文筆家など、本好き4619名が選ぶランキングが発表された。

2013.12.3  J・D・サリンジャーの未発表短編3作品、ネット上に流出

2010年に亡くなった米作家、J・D・サリンジャー(J.D. Salinger)の未発表の短編3作品がインターネット上に流出していることが11月末、明らかになり、謎を呼んでいる。

2013.11.28  小学館の電子雑誌戦略――Adobe DPS採用のワケ

『CanCam』『AneCan』など小学館発行の女性ファッション誌9誌が9月から電子雑誌でも配信開始となった。

2013.11.21  人生経験映した543点...犀星文学賞

第3回室生犀星文学賞は10月末で応募を締め切り、国内外から543点が集まった。応募者のうち60歳代以上が43%を占め、豊かな人生経験を反映させたとみられる作品が目立つ。

2013.11.19  [人生]美少女たちが悩みに答える"人生相談"ラノベがアニメ化

とある学園の新聞部を舞台に、理系・文系・体育会系など「○○系」の美少女たちが、生徒たちの悩みに答える川岸殴魚(かわぎし・おうぎょ)さんの人気ライトノベル「人生」(ガガガ文庫)がアニメ化されることが19日、明らかになった。詳細は今後、発表される。

2013.11.8  公募ガイド 賞と顔 第2回 集英社みらい文庫大賞

森 三月さん 自分の好きな世界が

2013.11.6  村上春樹さんが「文春」12月号に新作短編

作家、村上春樹さん(64)の短編小説の新作が、9日発売の月刊誌「文芸春秋」12月号に掲載されることが6日、分かった。

2013.10.30  図書館総合展が開幕 多様な運営方法を紹介 31日まで/横浜」

図書館に関する日本最大の総合展示会「図書館総合展」が29日、横浜市西区みなとみらいのパシフィコ横浜で開幕した。

2013.10.21  島崎藤村の自筆書簡、ロシアに 「破戒」翻訳者宛て

自然主義文学の先駆者、島崎藤村(1872~1943)のこれまで知られていなかった直筆の書簡がロシアで見つかった。

2013.10.1  注目アニメ紹介 : 「境界の彼方」 京アニ新作はダークファンタジー

「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん!!」など多くのヒット作を送り出してきた京都アニメーションの新作「境界の彼方」が2日深夜から順次スタートする。

2013.9.30  作家の山崎豊子さんが死去

「大地の子」や「白い巨塔」など社会派の長編小説で知られる作家の山崎豊子さんが29日、心不全のため入院先の病院で亡くなりました。

2013.9.16  「夫婦善哉」未発見の草稿 織田作之助、何度も冒頭推敲

「オダサク」の愛称で親しまれ、今年生誕100年を迎える大阪の作家、織田作之助(1913~47)の代表作「夫婦善哉(めおとぜんざい)」の未発見の草稿3種類などが、千葉県船橋市の遺族宅から見つかった。

2013.8.29  鴎外「舞姫」の面影…ドイツ在住作家が写真発見

明治の文豪、森鴎外(1862~1922年)が、ドイツ留学中に恋愛関係となり、代表作「舞姫」のヒロイン、エリスのモデルになったとみられる女性の写真をベルリン在住の作家、六草(ろくそう)いちかさん(50)が、初めて見つけた。

2013.8.8  美作巡るイベント推理小説完成 著者あさのあつこさんPR

美作国(みまさかのくに)建国1300年記念のメーンイベントの一つで、謎解きをしながら名所旧跡を巡る「美作国Theミステリー」(9月14日〜来年1月31日)のため、美作市在住の作家あさのあつこさんが執筆していた推理小説「美作は謎に満ちて」が完成。7日、津山市内で発表会見があった。

2013.7.26  ふるさと文学館 水上勉氏の直筆草稿購入 福井

■県、人形劇用台本展示へ

2013.7.21  星新一の書籍未収録作、50編以上見つかる

生涯に1000作以上の掌編小説を創作し、ショートショートの神様と言われるSF作家・星新一(1926~97年)の書籍未収録作が50編以上発掘された。

2013.7.19  楽天「コボ」2割値下げ 電子書籍端末の競争激化

楽天は19日、電子書籍端末「kobo(コボ)」の主力モデルの価格を6980円から5480円に2割強引き下げた。

2013.7.17  「心が折れる」、起源は女子プロレスの伝説の試合

落ち込んだり、気持ちがくじけたりした際の精神状態を表す「心が折れる」。

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