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丘に関連する小説ニュースまとめ

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丘 ニュース検索結果

2021.2.10  【今週はこれを読め! エンタメ編】年ごとに移ろいゆく家族の日常〜藤谷治『睦家四姉妹図』

「定点観測小説」が好きだ。定点観測小説というのはたったいま考えた名称だけれども、場所(=小説の舞台)が固定された状態で、同じキャラクターが年齢を重ねていくor違う登場人物たちが入れ替わり立ち替わり出てくるといった作品を念頭に置いている。ぱっと思いついたものでは、半世紀の間に同じアパートの五号室に暮らした歴代の住人たちが登場する『三の隣は五号室』(長嶋有)とかイングランドの荒野に建つ屋敷の人々を次世代まで描いた『嵐が丘』(エミリー・ブロンテ)とか(テイストはえらく違いますけど)。

2020.12.2  【今週はこれを読め! エンタメ編】令和、江戸、平安を生きるヒロインの恋〜川上弘美『三度目の恋』

男女間の心の機微がよくわからない人間としては、恋愛というものをメインに据えた小説というものはほとんど求めていないのだった。それでもたまに「読んでみようかな」と心が動くとしたら、少々変化球なものに対して。川上弘美さんの作品は、私が手放しで読書欲をかき立てられる数少ない恋愛小説だ。男女の触れ合いを端正に描いた恋愛ものであることは間違いないのだけれど、川上作品には読む者の想像を超えるひねりのようなものがあると思うから。

2020.11.3  【今週はこれを読め! SF編】怪奇小説の伝統に棹さす、みごとな表現の四作品

作者クックはイギリスの作家。ミステリおよび怪奇小説・映画の研究家でもあり、関連の学術著作がある。フィクションは、2017年に出版された本書が最初の単行本だ。四つの作品を収録する短篇集で、表題作「図書室の怪」が原稿用紙換算で300枚を超える中篇、のこり三篇は30~70枚弱の短篇という構成である。

2020.8.11  【今週はこれを読め! SF編】新たな壮途へ乗りだした年刊日本SF傑作選

創元SF文庫で十二年つづいた《年刊日本SF傑作選》を後継するアンソロジー・シリーズ。版元を移した経緯や、編者が大森望・日下三蔵のタッグチームから大森ソロへ変わったことなど「序」で語られているが、支障なく友好的に運んだようだ。まずは欣快。

2020.2.26  【今週はこれを読め! エンタメ編】戦争体験を語り継ぐ〜古内一絵『鐘を鳴らす子供たち』

昭和42年生まれの私は、子どもの頃「戦争を知らない子供たち」という歌をよく耳にした。人口全体の割合としては、まだ戦後生まれが珍しかった時代かと思う。現代の日本においては、いかに高齢者社会が進んだとはいえ、戦争を知る世代の人々はもはや圧倒的少数派に違いない。「戦争を知らない子供たち」が当たり前になった社会は、平和のありがたみが実感されにくい社会でもある。

2020.1.21  【今週はこれを読め! SF編】波瀾万丈な人生のなかにの潜む"得体の知れぬ"裂け目

メキシコ出張中、急な雨を避けるために飛びこんだ古本屋。ほとんどはスペイン語の安手のペーパーバックだったが、棚の下のほうにハードカバーが何冊かある。私の目を引いたのは、とくに大判の一冊だ。英語のようだが、背文字は色褪せていてよくわからない。黴の匂いのするページを開くと、扉に『黒曜石雲』とあった。十九世紀の本のようだ。著者はRev. K. Macbaneとある。「Rev.」ということは牧師(reverend)か? 私がその本に運命的なものを感じたのは、副題に「エアシャー郡ダンケアン町の上空で起きた今も記録に残る奇怪なできごとの記述」とあったからだ。

2020.1.15  【今週はこれを読め! エンタメ編】想像のななめ上を行く展開にびっくり〜町田そのこ『うつくしが丘の不幸の家』

『うつくしが丘の不幸の家』。果たしてどのような物語だろうか。「うつくしが丘」という地名は素敵な感じ、しかしより注目すべきは「不幸の家」というキーワードだろう→「不幸」というからには不幸なのだろう。...ということで、私が想像したのはイヤミスだった。

2019.8.27  【今週はこれを読め! SF編】ゲンロン出身作家の意欲作から、ベテラン津原泰水の傑作戯曲まで

オリジナルアンソロジー・シリーズ《NOVA》の最新刊。前巻より、雑誌のような巻号表記となった。

2019.4.2  【今週はこれを読め! SF編】いつか卑徒(ひと)になる日まで

酉島伝法のデビュー作「皆勤の徒」は衝撃だった。同作を巻頭に収めた同題の連作集は、第三十四回日本SF大賞を射止めた。選考委員ほぼ全員が一致しての受賞決定である。また、〈本の雑誌〉で二〇一五年におこなった「21世紀SFベスト100」(選者は鏡明、大森望、牧眞司)でも堂々の第一位に選出された。まさに怪物的作品といえよう。

2018.10.2  第17回「『このミステリーがすごい!』大賞」、大賞は倉井眉介氏

10月1日に宝島社が発表した。大賞は倉井眉介「怪物の木こり」、優秀賞は井上ねこ「殺戮図式」。井上氏は65歳。同賞の最年長受賞者となった。応募総数は449作品。両作とも来年1月以降に発売する予定。

2018.9.11  【今週はこれを読め! SF編】ひとつの地形として横たわるだけ巨竜が作品世界を支配する

《竜のグリオール》は1984年から断続的に発表されたシリーズで、つごう七篇を数える。本書はそのうち前半四篇を収録している。

2018.8.21  【今週はこれを読め! SF編】土地そのものとしての精霊、歴史の底から甦る異教の魅惑

日本版オリジナル短篇集。「解説」で植草昌実さんが述べているように、ブラックウッドはイギリス怪奇幻想作家のなかでは、早い時期から知られた作家で、それなりの数の作品が邦訳されている。本書は、新訳2篇、初訳3篇、つごう5篇の構成だ。

2018.5.28  歴史小説の大家、津本陽さん死去…89歳

歴史小説の大家、津本陽(つもと・よう、本名・寅吉=とらよし)さんが26日午後10時10分、誤えん性肺炎のため、東京都内の病院で死去した。

2018.3.23  独占インタビュー「ラノベの素」 さがら総先生『変態王子と笑わない猫。&教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2018年3月24日にMF文庫Jより『変態王子と笑わない猫。』第12巻&『教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』が同時発売となるさがら総先生です。物語としていよいよラストを迎えることになる『変態王子と笑わない猫。』、さらに最新シリーズとしてスタートする『教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』の両作品について、物語の見どころや新シリーズの礎となったご自身の体験談などを語っていただきました。

2017.4.17  文学の森オープン 湯布院 太宰治の下宿「碧雲荘」移築

由布市湯布院町川北に16日、交流施設「ゆふいん文学の森」がオープンした。

2017.4.4  【今週はこれを読め! SF編】まるごと菌糸のアンソロジー

キノコをテーマにしたアンソロジーとは、またニッチな企画を考えついたものだ。

2017.3.16  『人間じゃない』綾辻行人

1987年9月5日。

2017.2.23  田辺聖子文学館がジュニア文学賞52作品の入賞者発表

田辺聖子文学館(東大阪市菱屋西4、大阪樟蔭女子大学内)が2月22日、「第9回 田辺聖子文学館ジュニア文学賞」の入賞者を発表した。

2017.1.7  森高千里も吉高由里子も作品に登場していた!詩人・銀色夏生の旅行記「つれづれノート」第30弾!

ユニークな旅行記を連想させるようなタイトル。詩人の「旅行熱」とはどんなものかとページをめくると、旅行そのものよりも日常の感覚の中で、自然や人と対峙してきた著者の素顔が見えてくる。『海外旅行熱、急上昇して急降下 つれづれノート(30)』(銀色夏生/KADOKAWA)は、自由の体現者である著者がベトナム、スリランカ、インドなど半年で6回の海外旅行を通して、自分にあった旅の仕方、日々の暮らし、心情などを時に客観視しながら描いた徒然日記である。

2016.11.16  岡山県文学選奨入選決まる 小説Bの島原さんら4人

岡山県、県文化連盟などは16日、第51回県文学選奨の入賞作品を発表した。

2016.10.11  【今週はこれを読め! SF編】日常のすぐ隣、睡眠のわずか手前、半現実の領域

グラビンスキは1910年代末から作品を発表しはじめ36年に亡くなったポーランドの作家で、その作品はポーやラヴクラフトを引きあいに評価されている。

2016.10.3  辻原登(作家) におい立つ昭和の群像 小説『籠の鸚鵡』を刊行

金と暴力、セックス。目の前の欲望にとらわれた人間たちがふわふわと道を踏み外す。

2016.7.16  熊本地震:3カ月 「橙書店」被災と復興の物語 文学の拠点、守りたい

熊本地震の発生から3カ月がたった。熊本の被災地ではいまだ4870人が避難生活を送る。一方で仮設住宅の建設などが進み、生活再建に向け、手探りながらも新たな一歩を踏み出した人々も少なくない。

2016.6.21  【今週はこれを読め! SF編】赤いリボンをつけ、買いもの籠を手に、不思議な世界をどこまでも

人間がいなくなった世界で、残された人造物が変わらぬ日常を営みつづけている。

2016.5.24  外国文学は小学生から読んでいたが、最も影響を受けたのは安部公房の『箱男』 ------アノヒトの読書遍歴:鴻巣友季子さん(前編)

翻訳家として活動する鴻巣友季子さん。これまでに数々の海外の有名作品を翻訳し、代表的なものにイギリスの小説家エミリー・ブロンテの長編小説『嵐が丘』や、アメリカの小説家マーガレット・ミッチェルの著書『風と共に去りぬ』があります。

2016.3.8  【今週はこれを読め! SF編】閉じこめられた娘、自由にうごけないわたし

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアは1987年に亡くなっており、翌88年に刊行された本書が最後の短篇集となる。

2016.3.1  この素晴らしい世界に祝福を!:アニメ化成功で原作売り上げ3倍増

ライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!」(略称・このすば、角川スニーカー文庫)の売り上げが、テレビアニメ化(1月から放送中)に伴い3倍に伸びていることが明らかになった。

2016.2.5  【今週はこれを読め! ミステリー編】青崎有吾の痛快青春ビブリオ・ミステリー『図書館の殺人』

エラリー・クイーンとは何者かと問われたら、どう答えるべきだろうか。

2016.1.26  【今週はこれを読め! SF編】歪んだ因果の閉空間に正真正銘の「終末」が訪れる

シャーリイ・ジャクスンの長篇小説は、これまで第五作『丘の屋敷』(創元推理文庫)と第六作『ずっとお城で暮らしてる』(同)が翻訳されている。

2016.1.9  まるで少女マンガ! 甘くて胸キュンの青春恋愛小説『ケーキ王子の名推理(スペシャリテ)』

少女マンガのような青春小説を読みたい方に、ぜひともオススメしたい小説がある。『ケーキ王子の名推理(スペシャリテ)』(七月隆文/新潮社)は、度々重版が掛かっている今話題のライト文芸だ。

2015.10.6  本格ミステリー作家・乙一が20年越しで挑んだ  異世界ファンタジー、「アークノア」シリーズ開幕

兄弟そろっていじめられっこのアールとグレイは、不思議な絵本『アークノア』の世界に迷いこんでしまった。[冷凍庫峠][図書館岬][ギロチン渓谷][もどかしい階段の丘][最果ての滝の部屋]……。

2015.7.27  登山と文学 高み目指す…島田雅彦さん

子どもの頃から登山と読書が好きでした。

2015.5.6  【今週はこれを読め! SF編】しっとりした情緒、先鋭的テーマ、知的ギミック......さまざまな音色を響かせる名手

ケン・リュウは1976年生まれ。2002年のデビュー以来、旺盛に執筆をおこない、発表した短篇はかなりの数にのぼる。

2015.2.14  『白球残映』直木賞作家、赤瀬川隼さん…野球に人生重ね合わせた"7番打者"

昭和57年、近未来野球小説『球は転々宇宙間』でデビューし、吉川英治文学新人賞を受賞する。51歳になっていた。6歳下の弟、赤瀬川原平(尾辻克彦)はその2年前に『父が消えた』で芥川賞を受賞している。

2014.12.11  若者へ日本文学のすすめ ドナルド・キーンさん 金沢工大講演

米コロンビア大名誉教授で日本文学研究者のドナルド・キーンさん(92)が十日、野々市市の金沢工業大扇が丘キャンパスで「私と金沢~若き人たちへ~」と題して講演した。

2014.11.29  アニメ『冴えない彼女の育てかた』ノイタミナほかで1月スタート

来年1月よりフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送開始予定のテレビアニメ『冴えない彼女の育てかた』。オープニング&エンディングテーマの情報や第2弾キービジュアルが公開中だ。

2014.11.5  『犯人がわかりますん。』は超能力者の主人公と女子高生推理作家が謎に挑むコミカルミステリー【電撃文庫新作紹介】

黒沼 昇先生が執筆する電撃文庫『犯人がわかりますん。』の紹介記事をお届けします。

2014.10.18  デイジー図書 楽しんで あす体験会…大阪

大阪府吹田市千里山松が丘の市立千里山・佐井寺図書館は、文字の読み書きが困難な人のための「マルチメディアデイジー図書」の体験会を19日に開く。

2014.9.1  書店員に聞く 長編小説に挑む - 牧村健一郎

暑い夏がまだ続きます。何もしないでも、じわーっと汗がでる。セミもうるさい。でもこんなときこそ、開き直って、長い小説でも読んでみませんか。日常を離れ、脳内旅行を楽しむ。ちょっとした達成感も味わえます。

2014.5.26  【今週はこれを読め! ミステリー編】"カリブ海のメグレ"を目指す!『ネルーダ事件』

ミステリーは治安の良い民主主義国家のみで発展しうる娯楽である、という説がある。

2014.5.25  名作を斜め上からメッタギリ! 文学に出てくるダメンズたち

『レ・ミゼラブル』『嵐が丘』『リア王』『車輪の下』『曽根崎心中』…名前は聞いたことはあるけれど、実際に読んだことはない。

2014.4.19  辻原登さん新作長編、性暴力の悲痛 女性の視点で

作家の辻原登さん(68)が、性暴力被害に苦しむ女性を主人公にした長編『寂しい丘で狩りをする』(講談社)を出版した。

2014.4.13  【書評】『寂しい丘で狩りをする』辻原登著

映画のフィルムエディターを務める野添敦子は、かつて自分をレイプした凶悪犯・押本史夫の理不尽な怒りにおびえていた。

2014.4.5  地域の古本を買い取り…岐阜のブックカフェ

不用になった書籍を地域で活用しようと、岐阜県関市栄町のブックカフェ「ブックエカ」が、ブック基金の活動を始めた。

2014.4.2  辻原登さん 長編「寂しい丘で狩りをする」 義憤から真の救い求めて

ストーカーやDV(ドメスティックバイオレンス)被害など女性を狙う凶悪犯罪は後を絶たない。

2014.2.28  旅立つ少女にラノベを贈ろう ―ブンガク!【第21回】―

中高生を中心に大人気の「ライトノベル」(通称ラノベ)。最近ではテレビアニメ化などの影響でファン層も拡大しています。

2014.2.20  きらら著者インタビュー 第67回 青山七恵さん『めぐり糸』

現実にあるかもしれないと信じたくなるような特殊な関係を、この小説で書けないかなと思いました。

2014.2.4  三銀ふるさと三重文化賞:文学部門に衣斐さん 音楽・演劇、山本さん 美術、樋口さん /三重

三銀ふるさと文化財団(岩間弘理事長)は3日、今年度「三銀ふるさと三重文化賞」の受賞者を発表した。

2014.1.8  長編小説「めぐり糸」を刊行 青山七恵さん

魂触れ合う特別な関係

2013.11.29  【文芸月評】哀しき人間への慈しみ

浮き沈みする生への共感

2013.10.25  宮木あや子『セレモニー黒真珠』が第9回酒飲み書店員大賞を受賞! 受賞コメントも掲載

宮木あや子による連作短編集『セレモニー黒真珠』(MF文庫ダ・ヴィンチ)が、このたび、第9回酒飲み書店員大賞を受賞した。

2013.10.10  「チェインクロニクル」,人気ライトノベル「まおゆう魔王勇者」コラボ開始

『チェインクロニクル』 「まおゆう魔王勇者」コラボ開始!

2013.9.4  星好き男子が語るウンチクがロマンチックすぎる!

男性のほうが女性よりもロマンチストだとはよく言われるが、そのなかでも特に星好き男子のロマンチストっぷりは格別。

2013.8.26  「冴えない彼女の育てかた」ヒロインは女子高生ラノベ作家

発売中の月刊ビッグガンガンVol.09(スクウェア・エニックス)にて、ライトノベル「冴えない彼女の育てかた」のコミカライズ連載がスタートした。マンガを執筆するのは武者サブ。

2013.8.11  「アークノア」刊行開始 乙一さん

箱庭連なる魅惑の世界

2013.8.2  「赤毛のアン」翻訳者 山梨で顕彰盛ん

甲府市出身で「赤毛のアン」の翻訳者として知られる村岡花子(1893~1968年)が、今年で生誕120周年を迎え、その波乱万丈の人生を紹介する展示会が開かれるなど、山梨県内で顕彰する動きが活発になっている。

2013.7.21  『ベン・ブルベンの丘をめざして』 琉球文化・文学の未来へ

ベン・ブルベンの丘をめざして―沖縄英文学者の半生とその文学・文化批評

2013.7.19  10人のイラストレーターによる「百物語」展開催

参加者がそれぞれに奇怪な話を持ち寄り、1人ずつ物語るという怪談肝試しの会「百物語」。

2013.6.21  きらら熱烈インタビュー 第97回 柚木麻子さん

この小説で伝えたいことは、「ランチの1時間を楽しんでほしい」ということに尽きます。

2013.6.19  作家の読書道 第138回:畑野智美さん

2010年に地方都市のファミレスを舞台に人間模様を描く『国道沿いのファミレス』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー、二作目の『夏のバスプール』がフレッシュな青春小説として評判を呼び、三作目、図書館に勤務する人々の群像劇『海の見える街』は吉川英治文学新人賞の候補に。

2013.5.23  木南さんに最高賞 与謝野晶子短歌文学賞

第19回与謝野晶子短歌文学賞(産経新聞社主催、兵庫県、豊岡市、城崎温泉観光協会共催、高松建設特別協賛)の選考が22日までに終わり、最優秀の文部科学大臣賞に、兵庫県たつの市の木南圭子さん(80)の「ひとり用惣菜さわにならべたる明るきストアのこの寂しさは」が選ばれた。選者は篠弘、伊藤一彦、今野寿美の各氏。

2013.5.22  "今でしょ!"林先生だけじゃない! BL界でも人気の予備校講師たち

「今でしょ!」のひとことで一躍大人気となった予備校講師の林修。今ではテレビでも引っ張りだこで、学生じゃなくても彼の授業を聞いてみたいと思った人は多いはず。

2013.5.21  俳人の星野麦丘人氏が死去

星野麦丘人氏(ほしの・ばくきゅうじん、本名・重蔵=じゅうぞう=俳人)20日、肺炎のため死去、88歳。

2013.5.20  【書評】『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹著

評・橋爪大三郎(社会学者)、宇野重規(政治学者・東京大教授)

2013.4.13  注目アニメ紹介 : 「変態王子と笑わない猫。」 本音しかいえなくなった変態少年の運命は…

本音しかいえなくなった少年と表情をなくした少女が巻き起こすラブコメディー「変態王子と笑わない猫。」が13日スタートする。原作は、さがら総さん作、カントクさんイラストの「MF文庫J」(メディアファクトリー)のライトノベルだ。

2013.3.14  新たなラノベレーベル「NMG文庫」創刊

オークラ出版が、新たなライトノベルレーベル「NMG文庫」を創刊させる。

2013.3.12  激情、萌え、ダメ男、ピュア……文学男子の魅力を解読

最近、ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』や映画『レ・ミゼラブル』などの影響で、名作と言われる文学作品に興味を持ったという人もいるだろう。そして、そこには必ず女子を惹きつけてやまない魅力的な男子がいる。2月25日に発売された『文学男子―BUNDAN―』(いのうえさきこ/集英社)によると、そんな文学作品に登場する男子=ブンダンは、大きく分けて4つのタイプに分類することができるそう。

2013.3.5  児童文学作家をめざす入門講座

日本児童文学者協会は、「第41期日本児童文学学校」の受講生を募集(ぼしゅう)している。

2013.2.23  向かいの家で殺人事件!? ドラマでも話題沸騰の原作の文庫判が80万部突破

学生が卒業を意識し始めるこの季節は、4月からの新生活に向けて準備が行われる時期。ライフスタイルや消費活動について研究している「トレンド総研(東京都渋谷区)」が"働くママ"500人を対象に行った『理想の住まい』調査によれば、住まい選びに重要視されるポイント1位は家賃。2位が住居内の満足度、そのあとは立地、周辺施設と続いていきます。

2013.2.20  作家の読書道 第134回:篠田節子さん

さまざまなテイストのエンターテインメント作品で読者を魅了しつづける篠田節子さん。宗教や音楽、科学など幅広い題材を取り上げ、丁寧な取材に基づいて世界を広げていく作家は、どのようなものを読んで育ち、どのような作品に興味を持っているのか。現代社会の食をめぐるハイテク技術と、そこに潜む怖さについて斬り込んだ新作『ブラックボックス』についてのお話も。

2013.2.5  児童虐待 救いの道…坪田文学賞「きみはいい子」

第28回坪田譲治文学賞(岡山市主催)の受賞作に決まった、神奈川県在住の作家中脇初枝さん(39)の小説「きみはいい子」(ポプラ社)。平易な文体で児童虐待という重いテーマに挑んでおり、中脇さんは「報道で伝えられる虐待は最悪の状況に至った事例が多い。そうなる前に、『こういう道があるんだ』と作品を通して示したかった」と語る。

2013.1.31  室蘭文学館の会・名誉会長の樋口遊魚さん死去

室蘭文学館の会・名誉会長で室蘭市港の文学館の生みの親ともいえる、樋口游魚(ゆうぎょ)さん=本名・昭七郎、室蘭市西小路町=が30日、入院先の病院で死去した。

2013.1.17  著名人&担当編集者が明かす 直木賞作家・三浦しをんの素顔

松田龍平&瑛太主演で1月11日からスタートしたドラマ『まほろ駅前番外地』。その原作者である直木賞作家・三浦しをん。過去には、『風が強く吹いている』が実写映画化、また昨年の本屋大賞受賞作『舟を編む』の映画公開も4月に控えている人気ぶりだ。また、『神去なあなあ日常』には宮崎駿が帯にコメントを寄せるなど、著名人からの支持も深い。

2013.1.16  井上靖文学館:若き日の作品知って 「流転」の企画展開催−−長泉 /静岡

長泉町東野のクレマチスの丘にある井上靖文学館で、井上靖(1907〜91)の若き日の作品「流転」に関する企画展が開かれている。

2013.1.14  「好き」を超えた! 三浦しをんが読み返すマンガ5作

直木賞受賞の映画化作品『まほろ駅前多田便利軒』にひきつづき、『まほろ駅前番外地』のドラマが1月11日からスタート、また、2012年本屋大賞受賞作の『船を編む』の映画公開も4月に控えている人気作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号では、今年ますます人気を博すこと間違いなしの三浦しをんを大特集。特集では、無類の読書家としても知られる三浦しをんが頻繁に読み返すという、彼女のルーツともいえるマンガを紹介している。

2013.1.13  直木賞作家・三浦しをんが小説の「凄さ」を感じた5作

直木賞受賞の映画化作品『まほろ駅前多田便利軒』にひきつづき、『まほろ駅前番外地』のドラマが1月11日からスタート、また、2012年本屋大賞受賞作の『船を編む』の映画公開も4月に控えている人気作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号では、今年ますます人気を博すこと間違いなしの三浦しをんを大特集。

2013.1.12  ファンタジー世界で自衛隊とドラゴンが交戦する。「放課後ライトノベル」第124回は『ゲート』の向こうで状況開始!

世界が滅亡することなく迎えた2013年。この「放課後ライトノベル」もどうやら無事,打ち切られることなく連載が続いていくようである。ゲーム情報サイトに掲載という場違い感にもそろそろ慣れ,今後もこの調子で頑張っていきたいところ。とりあえずまた1年,どうぞよろしくお願いいたします。

2013.1.1  青空文庫に柳田国男「遠野物語」、吉川英治「私本太平記」など登場

青空文庫に1月1日、同日で著作権保護期間が終了した柳田国男や吉川英治、室生犀星ら12人の作品が公開された。

2012.12.23  書き出し小説大賞・第6回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。

2012.11.29  歌人の岡部桂一郎さん死去…読売文学賞受賞

読売文学賞を受賞した歌人の岡部桂一郎(おかべ・けいいちろう)さんが28日、死去した。

2012.11.27  【本の話をしよう】誰かから見た世界を体験する 柴崎有香

スポーツにまったく関心がない友人は、野球の攻撃と守備を逆だと思っていた。つまり、ピッチャーのボールをキャッチャーが受けとると点が入るのであって、バッターはそれを邪魔している、と。…な、なるほど。

2012.10.25  連載作家インタビュー 辻村深月「ミステリではできないことを試したい」

今年7月『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞し、さらなる活躍が期待されている辻村深月さんですが、『Mei(冥)』で彼女の新連載がスタートしました!

2012.10.16  【本の話をしよう】変わりゆく都市の姿を感じて 柴崎友香

ニューヨークは、たいていの人が知っているし、わたしも知っていた。超高層ビルに広い公園、美術館や劇場。金融の中心街、流行の先端……、イメージが次々浮かぶし、なにより、そのシンボルだった二つのタワーが崩れていくのを、テレビで見たのだから。

2012.10.12  【エンターテイメント小説月評】秘密が人を照らし出す

時間は本来、誰にも公平なものだが、もし皆と違う時間を生きる人がいたとしたら――。大島真寿美『ゼラニウムの庭』(ポプラ社)は、そんな秘密を抱えた一族四代の歴史を祖母・豊世(とよせ)が語り、作家である孫・るみ子が書き残すという形で進む物語である。

2012.10.4  三浦綾子祭 6~12日 旭川の文学館

■盛りだくさん 三浦綾子祭 ■コンサート、朗読、大正・昭和の映像・・・

2012.10.1  塩尻で書評合戦「ビブリオバトル」 市立図書館が初企画

塩尻市の市民交流センターえんぱーくで30日、好きな本の魅力を人前で紹介して、聞いた人が読みたくなった本を選ぶ「ビブリオバトル(書評合戦)」が開かれた。同市内外の5人の発表者が順番にお薦めの本を手に熱弁を振るい、30人余の「観戦者」が聞き入った。

2012.9.18  【エンターテイメント小説月評】亡友のSF奇跡の合作

おそらく、運命のようなものが二人を結んでいたのだろう。伊藤計劃(けいかく)、円城塔両氏はSFの新人賞の最終候補にともに残ったことをきっかけに、同じ叢書(そうしょ)から2007年、一月(ひとつき)違いでデビュー。現代社会の矛盾を近未来エンターテインメントに投影した伊藤氏と、理系的諧謔(かいぎゃく)が純文学からも評価された円城氏は、ほどなくSF新世代の両雄として脚光を浴びた。

2012.8.15  作家・イラストレーターインタビュー > 第106回 高遠るいさん

Q.まずはスーパーダッシュ文庫の読者の皆さんにご挨拶をどうぞ。 高遠るいです。17歳美少女漫画家ということでやってきたんですけど、小説家デビューをきっかけにハイパーメディア十七歳美少女を名乗ることにしました。たぶん、今あなたが想像しているのの3倍くらい美少女だと思います。愛してください。

2012.8.1  寄付殺到 本棚が足りない 大槌町

大槌町吉里吉里の丘に立つ「森の図書館」に、全国から児童書の寄付が殺到し、蔵書は4千冊を超えた。どれも名作ばかりで、3年かけて石を積んで図書館を造った佐々木格(いたる)さん(67)は「本棚が足りない」とうれしい悲鳴を上げている。

2012.7.29  【このライトノベルが売れて欲しい!】第20回『冴えない彼女の育てかた』

【このライトノベルが売れて欲しい!】第20回は『冴えない彼女の育てかた』 丸戸史明が描くメインヒロイン育成ラブコメディ!?

2012.7.28  「放課後ライトノベル」第102回は『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた』で,冴えないあの子を誰もが憧れるメインヒロインに!

先日,「連載100回を記念してジュースをおごってやろう」と担当氏に呼び出されたので喜び勇んで出向いたところ,開口一番「やっぱね,この連載がもうひと伸びするためには,君たちはキャラが薄いよね」と酷いことを言われ,さらには「次回までにスキンヘッドにして,革ジャン着て来い」「プロテインがぶ飲みして強靭な肉体を作れ。あるいは新宿二丁目に通え」と適当なアドバイスの連発。

2012.7.22  「日本を変えてやる!」アイドル政治家誕生!?

「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である!」 街頭でこんな演説をしている女子高生がいたら、どうする!?

2012.7.2  【書評】『きみはいい子』 中脇初枝著

評・角田光代(作家) 収められた五編の短編小説の語り手は、小学校教師、母親、四人家族の父、ひとり暮らしの老婦人、女性編集長とさまざまだが、すべての話はゆるやかにつながっている。

2012.6.30  山間の町で展開された小さくて大きな大冒険、道尾秀介氏の最新作『光』

『月と蟹』で第144回直木賞を受賞した道尾秀介氏の最新作『光』は、小学四年生の仲間たちが、わくわくするような謎や逃げ出したくなる恐怖、わすれがたい奇跡を経験する物語。都会から少し離れた山間の町で起こるさまざまな事件は、少年たちにとってすべて大冒険でした。

2012.6.28  ネット掲示板発の人気小説がアニメに 「まおゆう魔王勇者」がテレビシリーズ化

橙乃ままれさんの人気ファンタジー小説『まおゆう魔王勇者』がテレビアニメ化されることが発表された。6月28日にはティザーサイトもオープンした。

2012.6.20  作家の読書道 第126回:須賀しのぶさん

明治期に一人の少女が大陸に渡り、自らの人生を切り開いていく『芙蓉千里』シリーズがいよいよ完結を迎えた須賀しのぶさん。歴史の知識、アクションあり驚きありの冒険譚はどのようにして生まれるのか。幼い頃からの読書遍歴をうかがってそのあまりの"須賀さんらしさ"に膝を打ちます。作品に込めた熱い思いも語ってくださいました。

2012.6.19  【コラム・ネタ・お知らせ】 「妹は僕に手を出すなっ!」木緒なち先生インタビュー

好きな手帳は書泉さんで貰えるミニ手帳、GA文庫のサトです。今回は、6月のGA文庫新シリーズ「妹は僕に手を出すなっ!」のインタビュー記事です。ゲームシナリオライターであり、『ひだまりスケッチ』をはじめとしたデザイナーでもある木緒なち先生、初のライトノベル。その見所を、モバマスで一部に有名な二人がインタビュー!?

2012.5.24  大宅壮一ノンフィクション賞受賞 作家・増田俊也さん

格闘技の昭和史「読者が共感してくれた」

2012.5.24  寅彦、独の思い出・・・県立文学館

留学中の絵はがき展示

2012.5.18  「お金もうけの神様」、直木賞作家、経済評論家…邱永漢さんが死去 88歳

直木賞作家で経済評論家の邱永漢(本名・丘永漢=きゅう・えいかん)さんが16日、心不全のため死去した。88歳。葬儀は近親者のみで行い、後日「お別れの会」を開く予定。喪主は妻、丘亜蘭(きゅう・あらん)さん。

2012.5.15  公募ガイド 賞と顔 本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト

加藤眞男さん 遅過ぎることはない 小学校のクラスに一人はいた絵が少し上手でおだてられると漫画を画かくお調子者。そんな子供が私でした。

2012.5.13  室蘭でこどもの読書週間イベント…司書体験など楽しむ

「こどもの読書週間」行事が12日、室蘭市内で開かれた。参加した市内の小学生は市立室蘭図書館での司書体験や室蘭ゆかりの作家の文学碑巡り、港の文学館見学などを楽しみ、本に親しんでいた。

2012.3.8  児童図書館 36年で幕

36年間、地域の子たちの成長を見守り続けた川崎市麻生区の「私設ゆりがおか児童図書館」が今月末、閉館する。公立図書館が整備されていない時代、個人の熱意から生まれた小さな図書館は、静かにその役目を終えようとしている。

2012.2.21  「オレンジ党シリーズ」…28年ぶり「最後の歌」で完結

詩人、フランス文学者で、児童文学者でもある天沢退二郎(あまざわたいじろう)さん(75)=写真=の新刊(しんかん)『オレンジ党(とう) 最後の歌』(マリ林(りん)・絵、復刊(ふっかん)ドットコム)が出版(しゅっぱん)されました。悪と戦う小学生を描(えが)く長編(ちょうへん)物語「オレンジ党(とう)シリーズ」の28年ぶりの新作で、本作が完結編となります。

2012.2.8  「みんなで選ぶベストライトノベル2011」投票結果発表

「みんなで選ぶ2011年ベストライトノベル」にたくさんの投票ありがとうございました。投票総数1570票から選ばれた2011年度ベストラノベを発表します。

2012.2.1  著者インタビュー:松崎有理先生

「あがり」第一回創元SF短編賞受賞作

2012.1.22  まおゆう魔王勇者 :完全新作の朗読劇が2月に開催 人気声優が総出演

橙乃ままれさんの人気ライトノベル「まおゆう魔王勇者」(エンターブレイン)の朗読劇が2月19日、渋谷公会堂(東京都渋谷区)で開催される。魔王と勇者が出会う半年前の物語で「エピソード0(ゼロ)はじまりに至る物語」と題された橙乃さんの新作。魔王役の小清水亜美さん、勇者役の福山潤さんら同ライトノベルの付録ドラマCDの人気声優陣が総出演する。

2012.1.16  神奈川近代文学館で「作家と万年筆展」-漱石や乱歩の自筆原稿も

横浜・港の見える丘公園内にある県立神奈川近代文学館で、「作家と万年筆展」が開催されている。

2011.12.15  公募ガイド 賞と顔 第18回電撃小説大賞

九丘望さん 「ごっこ遊び」から物語を書いた 大抵の人はそうだと思うんですが、僕は幼い頃「ごっこ遊び」が好きでした。男の子でしたから、ごっこといえば棒を振り回したり銃撃戦の真似事をするアレです。

2011.12.10  激戦のライトノベル戦線に新レーベルが創刊! 「放課後ライトノベル」第71回は『魔法使いなら味噌を喰え!』で味噌まみれ

もう12月ということで,振り返ってみれば2011年も大変な一年でしたが,皆さんはいかがでしたでしょうか。ライトノベル界隈でも,いろいろなことがありました。 4年ぶりにハルヒの続編が出たり,秋山瑞人の新刊が今年も出なかったり。フェザー文庫やKCG文庫など,ネット上の小説を書籍化するレーベルが登場し,ネット出身の作家の活躍が目立つ一方で,秋山瑞人の活動が一切見られなかったり。業界最大手の角川ホールディングスが人気レーベルMF文庫Jを吸収したかと思ったら,秋山瑞人と古橋秀之が手を組んだ『龍盤七朝』シリーズの続きが一冊も出なかったり……。

2011.8.24  作家の読書道 第117回:内澤旬子さん

今年、癌の"頑張らない"闘病体験を率直につづった『身体のいいなり』で講談社エッセイ賞を受賞した内澤旬子さん。これまでにも国内外の各地を旅し『世界屠畜紀行』といった話題作を上梓してきたイラストルポライターであり、装丁家、製本家でもある内澤さんは、本とどのように接してきたのか。興味の対象が多方面に広がっていく様子がよく分かります。

2011.7.8  ラノベ質問状 : 「これはゾンビですか?」 「ちょうどよく」て「運がいい」 アニメ2期も決定

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、なぜかゾンビになってしまった主人公と個性的なヒロインたちのドタバタを描いた「これはゾンビですか?」(木村心一著、こぶいち、むりりん画)です。富士見書房ファンタジア文庫編集部の森丘めぐみさんに作品の魅力を聞きました。

2011.2.19  話題の爽やか系変態ラブコメ第2弾! 「放課後ライトノベル」第31回は『変態王子と笑わない猫。2』で,やっぱり今日も本音がダダ漏れなのです

もう何かあれですよ,毎回毎回,とりあえず冒頭にゲームとかアニメとかの話をしたあとに,無理やり話をライトノベルに持っていくってパターンはどうなんですか?

2010.12.22  作家の読書道 第110回:蜂谷涼さん

小説の執筆はもちろん、地元の北海道は小樽を中心にテレビやラジオでも活躍中の蜂谷涼さん。08年に『てけれっつのぱ』が舞台化され文化庁芸術祭賞演劇部門の大賞を受賞するなど、その作品にも注目が集まる気鋭の読書道は、お父さんの意外な教育方針のお話から始まります。

2010.11.12  ラノベ質問状 : 「本日の騎士ミロク」ユニークでハートフルな物語を、がコンセプト 後書きも魅力

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「帯剣禁止」の風変わりな騎士団に入った新米騎士の奮闘を描くファンタジー「本日の騎士ミロク」(田口仙年堂著、高階聖人画)です。富士見書房ファンタジア文庫編集部の高野直美さんに作品の魅力を聞きました。

2010.10.23  魔眼のヒキニート,ついに就職。「放課後ライトノベル」第15回は,『レイセン File 2:アタックフォース』で見える……僕にも妖精さんが見えるぞ!

この「放課後ライトノベル」も今回で15回め。自分で言うのも何だが,よくもまあ,ここまで続いたものである。キリもいいことだし,このあたりですっぱり最終回ということにしてもいいのではなかろうか。

2010.8.10  石田衣良×持田香織 対談 MUSIC MEETS BOOK

石田さんの『4TEEN』にすごく感動しました。それで、是非、お会いしたいと思ったんです。『美丘』も読みました。

2010.2.4  【B.J. インタビュー】恩田陸 丘の上の屋敷に魅了された人々のゴーストストーリー・ショーケース『私の家では何も起こらない』

原点は子供の頃からの読書体験 ――(以下、杉江松恋)今回の新作『私の家では何も起こらない』を大変面白く読ませていただきました。これは、恩田版ゴーストストーリーですよね。今までこうした作品がなかったというのが意外なくらい、作家とジャンルとの相性がいい。これ以上ふさわしい書き手はいないですよ。だから読み始める前に、逆にどんな趣向が凝らされているのかと、あれこれ妄想を膨らませてしまいました(笑)。最初にお聞きしてしたいのが、ゴーストストーリーを書かれたきっかけです。媒体が怪談雑誌の「幽」だから、ということで幽霊屋敷の話に決まったわけですか。

2009.4.28  作家の読書道 第90回:山崎ナオコーラさん

デビュー作『人のセックスを笑うな』以降、次々と試みに満ちた作品を発表し続けている山崎ナオコーラさん。言葉そのものを愛し、小説だけでなく紙媒体の"本"そのものを慈しんでいる彼女の心に刻まれてきた作家、作品とは。高校時代から現在に至るまで第1位をキープし続けている「心の恋人」も登場、本、そして小説に対する思いを語っていただきました。

2009.3.1  きらら著者インタビュー 津村記久子『八番筋カウンシル』

むちゃくちゃにされた家庭の女の子も男の子も、やりたいように生きていく話にしたかった。 今年1月に『ポトスライムの船』で第140回芥川賞を受賞したばかりの津村記久子さんが、受賞第一作の書き下ろし『八番筋カウンシル』を上梓した。といっても、構想は2年前からあった。描かれるのは、自身も馴染みのある商店街を舞台にした世代間の対立とその変化。「すごく書きたかったものを書いた」という本書には、新芥川賞作家のさまざまな要素がつまっている。

2008.7.25  作家の読書道:第81回 魚住直子さん

キレイごとではない、少女たちのリアルな日常を切り取りとりながら、温かい声援を感じさせてくれる児童文学作品で人気を博す魚住直子さん。最近では大人向けの小説も発表、今後の活躍がますます期待されるところ。本に関しては、幼い頃から気に入った作品は何度も繰り返して読んできたのだそう。そんな濃厚な読書習慣に連れ添ってきた、数々の名作を教えていただきました。

2008.6.27  作家の読書道:第80回 畠中恵さん

体の弱い若だんなと、個性豊かな妖怪たちが謎を解決するデビュー作『しゃばけ』でいきなり大ブレイク、時代小説から現代エンタテインメントまで、幅広いジャンルで活躍する畠中恵さん。ご自身もSFから時代小説まで、幅広いジャンルを読まれてきた模様。夢中になった本は、そして小説を書き始めたきっかけとは?

2008.6.26  著者インタビュー 林真理子さん『RURIKO』

昭和19年、満州の首都、新京。満州映画協会のスタジオで、浅井源二郎は満映理事長の甘粕正彦に娘の信子を女優にすると約束する。やがて終戦。信子は美しく成長し、製作を再開して間もない日活撮影所に入り、少女スター「浅丘ルリ子」として脚光を浴びる。石原裕次郎へのあこがれ、小林旭との恋、美空ひばりとの友情。女優として成功を収め、さまざまな恋をしてきた彼女の胸に去来するものは? いま、大女優の知られざる半生が初めて明かされる。

2007.12.1  きらら熱烈インタビュー 第29回 佐藤友哉さん

昔から作家になりたかったわけでも、本が好きだったわけでもなかった 『1000の小説とバッグベアード』で三島由紀夫賞を受賞し、いま注目を集めている書き手のひとり、佐藤友哉さん。

2007.9.1  きらら熱烈インタビュー 第26回 桜庭一樹 さん

それまで触れずにきた自分の中に溜まっていた暗い側面を書いたものが、私にとって第二のデビュー作となりました。 ライトノベルのフィールドから一般の小説へと活動を広げる作家は近頃多いが、なかでも桜庭一樹さんの活躍は特筆に値する。編集者の「初期の代表作を」の要望で書いた『赤朽葉家の伝説』は日本推理作家協会賞を受賞。その評価はとみに高まっている。

2007.6.29  作家の読書道:第68回 有川 浩さん

自衛隊三部作と呼ばれるデビュー作からの三作、「本の雑誌」が選ぶ2006年度上半期エンターテインメント第一位に輝いた『図書館戦争』。ミリタリー&ラブな要素をたっぷり盛り込んだ有川浩さんの作風は、どんな読書道から生まれたのか? ラストにショックを受けて10年間も引きずったといういわくつきのファンタジーをはじめ、数々の思い出の本が登場します。

2007.5.25  作家の読書道:第67回 永井 するみさん

毎回、さまざまな舞台やモチーフを用意してくれている永井するみさん。その幅広さは、学生時代に音楽から農業まで、いろんなジャンルに触れてきたからかも…? お姉さんの読書傾向の影響をたっぷりとうけた少女時代から、作家に至るまでの経緯と読書生活、そして刊行ラッシュの現在について、たっぷり語っていただきました。

2007.4.1  きらら熱烈インタビュー 第21回 樋口直哉 さん

とにかく真剣で真面目に生きている人たちを主人公にした小説を書きたかった デビュー作の『さよならアメリカ』がいきなり芥川賞候補作品となり、一昨年の「きらら」9月号に掲載された書店員さんによる「芥川・直木」賞座談会でも、同作品が書店員さんの圧倒的支持を得た樋口直哉さん。

2007.3.1  きらら熱烈インタビュー 第20回 道尾秀介 さん

小説を書くときは、いつも自分以外の読者は想定していません 「きらら」12月号でも取り上げた全国の書店を巻き込む、道尾秀介さんの『向日葵の咲かない夏』フェア。

2006.11.24  作家の読書道:第61回 折原 みとさん

少女漫画家として、恋愛小説家として、10代の少女から絶大な人気を誇る折原みとさん。エッセイや絵本、詩集も手がけ、さらに今年は大人の女性向けの恋愛小説も上梓。幅広く活動する彼女の読書道は? 海を見下ろす小高い丘にある瀟洒なおうちは、そこだけ別時間が流れているかのよう。暖炉のある広いリビングで、じっくりとお話をうかがいました。

2006.10.1  きらら熱烈インタビュー 第15回 山本幸久 さん

自分の中にあるものを背伸びせずに書くように心がけている ハートウォームでユーモアがあり、読む者をいつもホッとした気持ちにさせてくれる山本幸久さんの小説。

2006.1.1  きらら熱烈インタビュー 第6回 嶽本野ばら さん

僕の本をバックアップしてくれる方は、自分のチームの大切な一員 「きらら」創刊当時から『続・下妻物語』を連載していただき、読者の方からの反響も大きかった嶽本野ばらさん。

2005.12.1  きらら熱烈インタビュー 第5回 笹生陽子 さん

書店は文化を発信する場所。そこから作家さんが生まれ育っていく このところ児童文学出身の作家の活躍がめざましい。とりわけ書店員さんの間で話題にのぼるのが笹生陽子さん。

2005.1.6  楽天ブックス|著者インタビュー - 吉田修一さん『7月24日通り』

--『7月24日通り』をお書きになったきっかけを教えてください。

2004.7.1  作家・イラストレーターインタビュー 第10回 丘野ゆうじさん

今回のお客さまは、スーパーダッシュ文庫創刊当時から精力的に執筆してくださっている丘野ゆうじさんです。まずはご挨拶からお願いします。

2003.6.30  作家の読書道:第21回 山本 一力さん

江戸の下町を舞台に家族の絆を描いた時代小説「あかね空」で直木賞を受賞して1年半。現在、月刊誌の連載が13を数え、しかもすべて小説という超多忙な山本一力さんを支えるのは、転職等の人生経験に加え、少年時代からの豊富な読書量にあるようです。インタビューでは落ち着いた低音の魅力で、時に静かに時に熱く、自らの読書史をひも解いてくれました。

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