トップページ > 最新小説ニュース > 弥に関連する小説ニュースまとめ

弥に関連する小説ニュースまとめ

キーワード"弥"に関連する小説ニュースの検索結果まとめです。一度の検索結果は200件までとなります。スペース区切りで複合検索も可能です。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

弥 ニュース検索結果

2020.11.28  作家の読書道 第223回:中山七里さん

今年作家デビュー10周年を迎えた中山七里さん。話題作を次々と世に送り出すエンターテインナーの読書遍歴とは? 大変な読書量のその一部をご紹介するとともに、10代の頃に創作を始めたもののその後20年間書かなかった理由やデビューの経緯などのお話も。とにかく、その記憶力の良さと生活&執筆スタイルにも驚かされます。

2019.6.10  新卒1カ月で退社、卑弥呼の物語描く 最年少で小説大賞

第10回朝日時代小説大賞を最年少で森山光太郎さん(27)が受賞した。受賞作「火神子(ひみこ) 天孫に抗(あらが)いし者」は、15歳の卑弥呼が主人公の古代史ロマン。作家を目指していたころ、「1分でも時間を無駄にしない」と決めた森山さんがとった行動とは。

2019.1.18  独占インタビュー「ラノベの素」 上川景先生『撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2019年1月19日にファンタジア文庫より『撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ』が発売となる上川景先生です。第31回ファンタジア大賞にて「大賞」を同作で受賞し、満を持してファンタジア文庫よりデビューされます。人間の存在も、功績も、成果も、結果も、痕跡も、干渉も、そのすべてを消し去る悪魔の弾丸を手にした少年兵と、繰り返す戦争に暗躍する亡霊(ゴースト)の物語を描いた本作。主人公と共に一発の弾丸で変遷する世界を追いかける作品の内容や見どころについてお聞きしました。

2018.9.24  紫式部文学賞に歌人、水原紫苑さんの歌集「えぴすとれー」

女性の文学作品を対象とした「第28回紫式部文学賞」(京都府宇治市など主催)に歌人、水原紫苑(しおん)さん(59)の歌集「えぴすとれー」(本阿弥書店)が選ばれ24日、ウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)で発表・贈呈式が行われた。

2018.5.22  『二度目の人生を異世界で』、10月よりTVアニメ化決定!スタッフ情報公開

HJノベルスで刊行中の人気ライトノベル『二度目の人生を異世界で』が、TVアニメとなって、2018年10月より放送されることが決定!スタッフ情報やアニメティザービジュアルが公開された。

2018.4.19  【書評】『玄鳥さりて』葉室麟 - 横丁カフェ

この作品は、純愛と、そして自由とは何かを描いた小説だ──。

2018.3.6  【今週はこれを読め! SF編】盆暗にして繊細、くだらないからこそ輝く、宮内悠介の短篇集

宮内悠介の短篇集。純文学作品ではすでに『カブールの園』『ディレイ・エフェクト』という二冊の短篇集があるが、SFもしくはミステリの短篇集としてはこれが最初の一冊となる。厳密に言うと、『盤上の夜』『ヨハネスブルグの天使たち』『彼女がエスパーだったころ』『スペース金融道』『月と太陽の盤』は短篇連作を一冊にまとめているので、書誌的には短篇集なのだけど、現在の出版慣習では長篇とほぼ同等の扱いだし、読者もそのように受容している。

2017.9.6  【今週はこれを読め! エンタメ編】ごく短いシーンが心に残る沼田真佑『影裏』

話術に長けている必要などない立場の人であっても気の利いたコメントを期待される風潮というのは、いつ頃から確立したのであろうか。

2017.7.6  縄文時代に生きた少年の戦いと愛  人間の根源を描く歴史ロマン『二千七百の夏と冬』

北関東のダム建設予定地で、縄文人の古人骨が発見された。

2017.6.6  「涙をボロボロ流して読んだ!」"夢見る心を蘇らせる"!! 女子高生×神様コンビの感動ストーリー

夢を描くことは、特出した才能を持つ人間だけに与えられた特権ではない。

2017.4.27  世界には私たちがまだ読んだことのない面白そうな本がたくさんある! 古今東西の「世界文学」をオールカラーで解説

古今東西の「世界文学」をオールカラーの図版入りでわかりやすく紹介した、『世界文学大図鑑』が2017年4月20日(木)に発売された。

2017.3.26  日本近代文学館に室生犀星らの書簡300通寄贈

東京・田端の「文士村」に住んだ詩人で作家の室生犀星(1889~1962年)らが懇意の医師に送った書簡約300通が、日本近代文学館(東京都目黒区)に寄贈されていたことが25日分かった。

2016.12.21  【今週はこれを読め! エンタメ編】豪華作家陣のひとひねりしたクリスマスアンソロジー

クリスマスの甘い思い出。20年ほど前、バイト先の先輩が「これすっごくよかったから貸してあげる!」と手渡された『クリスマス・ストーリー 四つの愛の物語』(ハーレクイン ハーパーコリンズ)なる本を読んだこと。

2016.9.25  田中弥生さん死去=文芸評論家

田中 弥生さん(たなか・やよい、本名高市弥生=たかいち・やよい=文芸評論家)24日午前1時20分、肝臓がんのため川崎市の病院で死去、44歳。

2016.7.30  【書評倶楽部】『炎と苗木』田中慎弥著には「壇ノ浦文学」の系譜が潜む 京セラ元会長・伊藤謙介

気鋭の作家、田中慎弥氏は山口県出身だ。壇ノ浦をのぞむ風土は、中原中也や種田山頭火、金子みすゞなど、特異な作家を育んできた。なかでも耽美(たんび)派の俊英、赤江瀑のめくるめく情念の世界は、私をとりこにした。

2016.5.25  【今週はこれを読め! エンタメ編】田中慎弥の掌劇場完結!『炎と苗木』

"紀元前・紀元後"のような区切りが芥川賞の歴史においてもある気がする。おそらく年配の読者の方々にとっては"石原慎太郎前・石原慎太郎後"などは大きな転換点だったのではないだろうか。個人的に特に顕著だったと感じるのは2例。ひとつは"綿谷りさ金原ひとみ前・綿谷りさ金原ひとみ後"。芥川賞への注目度が飛躍的にアップするきっかけとなった受賞風景だったと思う。もうひとつの転換点が"田中慎弥前・田中慎弥後"だ。

2016.4.19  書評:吹けよ風 呼べよ嵐 [著]伊東潤 - 末國善己

■定説と異なる合戦、現代批判も

2016.4.18  日記で知る啄木の心 生誕130年、函館市文学館で企画展

【函館】函館ゆかりの詩人で歌人の石川啄木(1886~1913年)が生まれて、今年で130年。

2016.2.17  書店員が"世に出したい"作品を選ぶ「本のサナギ賞」第2回受賞作品決定!

未発売の作品を書店員が審査・投票し、「世に出したい」作品を選ぶ「本のサナギ賞」。2016年2月16日(火)、「第2回 本のサナギ賞」の受賞作品が発表され、応募総数365作品の中から、大賞に『アメリカンレモネード』(百舌涼一著)、優秀賞には『顔のない悪魔』(今葷倍正弥著)が決定した。

2015.12.22  【北九州市立文学館】ブンガク最前線-北九州発

現在執筆活動中の北九州ゆかりの作家35人とその作品を紹介する。

2015.12.21  【北九州市立文学館】ブンガク最前線-北九州発

現在執筆活動中の北九州ゆかりの作家35人とその作品を紹介する。

2015.12.2  その災いは『残穢』に続く―『鬼談百景』映像化! Jホラーを代表する6人の監督が10の恐怖を描く

「第26回山本周五郎賞」を受賞した小野不由美の『残穢(ざんえ)』が映画となって、2016年1月30日(土)から全国公開される。この度、小野不由美作品の初映画化を記念して、同氏が初めて手がけた百物語怪談『鬼談百景』の映像化が決定した。

2015.12.1  作家の高田宏さん死去…90年に読売文学賞

樹木や島、雪といった自然をテーマにしたエッセーや小説から、綿密な取材による伝記までを手掛けた作家の高田宏(たかだ・ひろし)さんが11月24日、肺がんのため死去した。83歳だった。

2015.11.27  <芥川賞作家>北九州ゆかりの平野さんと田中さん対談

北九州ゆかりの芥川賞作家、平野啓一郎さん(40)、田中慎弥さん(42)の対談(毎日新聞社共催)が27日、北九州市小倉北区の北九州芸術劇場であった。

2015.10.30  中一弥さん死去…時代小説の挿絵画家、104歳

時代小説の挿絵を80年以上にわたって描き続けた挿絵画家の中一弥(なか・かずや、本名・福寿=ふくじゅ)さんが27日午後1時30分、入院中の津市の病院で肺炎のため死去した。104歳だった。

2015.10.27  気鋭の作家陣と豪華イラストレーターのコラボレーションが続々登場!大人向けライトノベル『μNOVEL(ミューノベル)』

ライトノベルの源流ともいえる「ソノラマ文庫」の創刊が1975年、同じく「コバルト文庫」が1976年。

2015.9.1  大人向けライトノベルの新レーベル 『μNOVEL(ミューノベル)』10月創刊 気鋭の作家陣と豪華イラストレーターのコラボレーションが続々登場

毎日新聞出版株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:黒川 昭良)は、主として大人をターゲットにしたライトノベルの新しいレーベル、「μNOVEL(ミューノベル)」を10月27日(火)に創刊いたします。

2015.7.15  掟上今日子の備忘録:西尾維新の小説が初の実写化 新垣結衣が忘却探偵役で主演

「<物語>シリーズ」などの西尾維新さんの小説「忘却探偵シリーズ」が、10月に日本テレビ系で「掟上今日子(おきてがみ・きょうこ)の備忘録」として連続ドラマ化されることが15日、明らかになった。

2015.4.7  ゆきのまち幻想文学賞 小滝さんが佳作

雪をテーマにした物語を公募した「第25回ゆきのまち幻想文学賞」(「ゆきのまち通信」主宰、読売新聞社など特別協力)で、名古屋市天白区の派遣社員、小滝ダイゴロウさん(40)の「消えた十二月」が佳作に選ばれた。

2015.4.7  bestseller's interview 第67回 田中 慎弥さん

『宰相A』著者 田中慎弥さん

2015.4.7  書評:宰相A [著]田中慎弥 - 蜂飼耳(詩人・作家)

■制度と図式に対抗する小説

2015.4.3  クール・ジャパン、古典文学に源流 中沢新一さん

「古典文学にこそ、クール・ジャパンの源流がある」。多彩な執筆活動を続ける人類学者、思想家の中沢新一さん(64)が、『日本文学の大地』(角川学芸出版)を出版した。

2015.3.30  第9回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門が発表、大賞は該当作なし

深波刹那さんの『朧月夜のしらべ』が優秀賞と読者賞をW受賞した。

2015.3.25  【今週はこれを読め! エンタメ編】田中慎弥の過激な挑発〜『宰相A』

若い頃には「マザコン男とかありえな〜い!」ときゃぴきゃぴしていた女子たちが、息子が生まれると同時に「いつまでもママだけの〇〇ちゃんでいてね」と電光石火の変わり身の速さでマザコン推奨派に転じた例を、いったいどれだけ見てきたことだろう。

2015.3.22  安倍首相のモデル小説を出版! あの芥川賞作家が本人に会った時に感じた弱さと危うさ

「(賞を)もらっといてやる」──『共喰い』(集英社)で第146回芥川賞を受賞した際にこんな発言をして注目された作家の田中慎弥。そんな田中の新作が、いま、話題を呼んでいる。

2015.1.27  【今週はこれを読め! SF編】科学技術の説明すら物語のアクセルとなる、月村了衛の筆さばきに驚嘆

《機龍警察》シリーズはこれまでに長篇4作が発表され、SF読者からもミステリ読者からも高い評価を獲得している。

2014.12.30  読書委員が選ぶ「2014年の3冊」<中>

評・須藤靖(宇宙物理学者・東京大教授)

2014.11.10  お勝手太平記 金井美恵子著 書簡体小説 人生と世相辛辣に

手紙というものが世の中から消えつつある。無論みんな電子メールで済ませているのである。私も書かないし、受け取ることも稀(まれ)だ。もし届いたら、返事を書くのに困ってしまうだろう。せいぜい葉書まで、と思う。

2014.11.4  なぜ縄文時代を選んだのか? 第5回山田風太郎賞受賞 荻原浩受賞コメント

第5回山田風太郎賞の選考会が2014年10月27日(月)午後4時より東京會舘にて行われ、荻原浩『二千七百の夏と冬』(双葉社)が受賞作に決定した。

2014.9.28  【文芸時評】10月号 早稲田大学教授・石原千秋 徹底した言葉へのこだわり

「親米かつ反米」は最近のはやり言葉のようになっているが、赤坂真理との対談で内田樹は「安倍さん」は「アメリカの国益のために何か無理をした後は、必ず何かアメリカが厭(いや)がることをする」と言い、それがこれまでの自民党政治家とちがって「極端」に出るのは、「典型的な人格解離症状」だと断じている(「街場の『戦後』論-東京裁判・憲法・安保闘争」文学界)。

2014.9.12  著名な神サマ総出演! 多宇部貞人先生の最新作『封神裁判』はカオスで愉快なトンデモ法廷コメディ【電撃文庫新作紹介】

多宇部貞人先生による電撃文庫の新刊『封神裁判』の紹介記事をお届けします。

2014.9.11  平愛梨、石田衣良がプレゼンターとして登壇 「スマホ小説大賞2014」発表!

2014年9月8日(月)に投稿サイト「E★エブリスタ」が運営する「スマホ小説大賞2014」の授賞式が行われた。

2014.9.10  『灼眼のシャナ』コンビが放つ新作『カナエの星』の見どころを紹介! 登場人物たちの名前には"とある秘密"が【電撃文庫新作紹介】

高橋弥七郎先生が贈る電撃文庫の新作『カナエの星』の紹介記事をお届けします。

2014.8.27  BD-BOX『灼眼のシャナ III-FINAL-』と『灼眼のシャナ S』の発売を記念して高橋弥七郎先生&いとうのいぢ先生からコメントが到着!

NBCユニバーサル・エンターテイメントは、Blu-ray BOX『灼眼のシャナ III -FINAL-』とBlu-ray BOX『灼眼のシャナ S』が本日8月27日にそれぞれ発売された。

2014.8.10  【書評】文芸評論家・田中弥生氏が読む「春の庭」(柴崎友香著) 悲劇を抑制する言葉の力

取り壊しが決まったアパート「ビューパレス サエキIII」に住む太郎は、数カ月前に越してきた女、西と知り合う。

2014.7.20  金子修介監督の初小説作品「夏休みなんかいらない」がWEBドラマ化

数々のヒット作を手がけてきた映画監督・金子修介の小説を映像化したWEBドラマ「夏休みなんかいらない」が、7月21日から配信される。

2014.7.20  【著者に訊け】荻原浩氏 縄文時代小説『二千七百の夏と冬』

「ずっと縄文時代を書いてみたかった」という荻原浩氏の最新長編『二千七百の夏と冬』は、おそらく本邦初の、本格縄文時代小説だ。

2014.7.15  [カナエの星]「灼眼のシャナ」作者が新作ラノベ いとうのいぢと再タッグ

テレビアニメ化された人気ライトノベル「灼眼のシャナ」(電撃文庫)で知られる高橋弥七郎さんの新作「カナエの星」(同)が8月9日に発売されることが分かった。

2014.6.13  水沢史絵 : プリキュア声優がラノベデビュー

テレビアニメ「ハートキャッチプリキュア!」(テレビ朝日系、2010年放送)のキュアマリン役などを演じた声優の水沢史絵さんが初めて執筆したライトノベル「神楽坂G7 崖っぷちカフェ救出作戦会議」が集英社から25日に出版されることが決まった。

2014.5.22  【エンタメ小説月評】「どこか」へ向かう少女たち

ここではない「どこか」へ――。物語には新たな世界に人を誘(いざな)う魅力がある。思春期の少年少女であればなおのこと。青春期に小説から生きる力をもらった、という経験を持つ本好きは多いだろう。

2014.5.9  【文芸月評】時代に巣くう孤独感 人の定義づけ溶けゆく

作家の大江健三郎さん(79)が、一人で選考する文学賞「大江健三郎賞」を今年度の第8回で終えるにあたって4月18日、最後の受賞者の岩城けいさん(43)と対談した。

2014.3.11  浅間山の噴火描いた文学紹介 軽井沢高原文庫で企画展

北佐久郡軽井沢町塩沢湖の文学館「軽井沢高原文庫」は、浅間山の噴火や噴煙、噴火に伴う災害を描いた文学作品などを紹介する企画展「浅間火山と文学」を開いている。

2014.2.28  ファミ通文庫 : えんため大賞作のPV公開 人気ボカロPとコラボ

KADOKAWAのライトノベルレーベル「ファミ通文庫」から刊行された「リーガル・ファンタジー」(羽田遼亮さん作、三弥カズトモさんイラスト)と「奈落英雄のリベリオン」(朝凪シューヤさん作、夕薙さんイラスト)のプロモーションビデオ(PV)が公開された。

2014.2.10  安部公房の自宅、取り壊しへ

「砂の女」など執筆 見直される作品世界

2014.2.3  余録:「最近の小説って、においが感じられないと思いま…

「最近の小説って、においが感じられないと思いませんか。いつのまにか、無臭の作品が増えたように思う」。

2014.1.24  野上弥生子の書簡を寄贈 文学記念館に展示

臼杵市出身の作家、野上弥生子(1885~1985)の担当編集者を岩波書店で長年務めた、東京都の宇田健さん(85)が、弥生子から送られた年賀状や礼状、事務連絡などの書簡42点を臼杵市観光情報協会に寄贈した。

2014.1.22  「機巧少女は傷つかない」アンソロ本に矢上裕ら作家18名

海冬レイジによるライトノベル「機巧少女は傷つかない」のコミカライズやイラストを収録したアンソロジーが、1月23日に発売される。

2014.1.13  作家・山崎豊子の誕生秘話 森繁久弥さん次男、明かす

昨年9月に88歳で死去した作家、山崎豊子さんがデビューに至る秘話を、デビュー作の映画化作品「暖簾(のれん)」(昭和33年、宝塚映画)に主演した俳優、森繁久弥さんの次男の建(たつる)さん(71)が明らかにした。

2014.1.6  黄金時代のニューヨークでGOSICKな探偵小説が開幕!

「GOSICK」シリーズの舞台はヨーロッパの架空の小国ソヴュール。妖精のような美貌を持つ天才少女ヴィクトリカと日本人留学生・久城一弥がさまざまな事件の謎を解決していくこのジュブナイル・ミステリーは、桜庭一樹の名を世に知らしめた最初のヒット作だ。

2013.12.25  「吉里吉里人」「共喰い」など「日本の地方」描く20作品海外へ

海外ではまだなじみの薄い日本の優れた文学作品などを紹介する、国際交流基金の冊子「Worth Sharing」第2巻が発行された。

2013.12.24  【回顧2013】文芸

現実を受け止める・打ち破る

2013.12.23  若手作家ら「飯田橋文学会」発足 ゆる~くつながるカジュアルな文壇

文学観や互いの作品について率直に意見を交わして刺激し合おうと、30~40代の若手・中堅作家らが中心となり、自主的な交流会を発足させた。

2013.12.15  『ダ・ヴィンチ・コード』のラングドン教授最新シリーズは、ダンテ『神曲』のナゾ!

ハーバード大学で宗教象徴学を専門とするロバート・ラングドン教授が数々の謎に迫る、ベストセラー作家ダン・ブラウンによるシリーズ最新作『インフェルノ』上・下巻(ダン・ブラウン:著、越前敏弥:訳/角川書店)の邦訳がついに発売となった。

2013.12.15  2013年の文庫小説TOP10は有川浩、東野圭吾など人気作家が独占

毎年年末の恒例企画『ダ・ヴィンチ』の「BOOK OF THE YEAR」。その年の総決算となる同特集号が今年も発売された。

2013.12.14  文学の楽しみを作家たちが発信する「飯田橋文学会」が始動

日本国内外で活躍する作家や学者たちで形成される「飯田橋文学会」のホームページ公開記念トークイベントが12月13日、都内で開催され、作家の平野啓一郎、田中慎弥、柴崎友香と日本文学研究者ロバート・キャンベルが出席した。

2013.11.20  田中慎弥さん「燃える家」 渾身の長編 大きな力と対峙する孤独

「一番の目的はしっかり終わらせること。最後までたどり着けてよかった」。

2013.10.28  藤谷治の本屋大賞ノミネート作品が舞台化! 交響劇『船に乗れ!』

「2010年本屋大賞」ノミネート作10作品にも選ばれた藤谷治の小説『船に乗れ!』(ポプラ社)が、舞台化されることになった。

2013.10.13  【書評】「死」を孕む「生」の深さ 『鏡の花』道尾秀介著

いったい道尾秀介という作家は、どこまで読者の想像力を信じ、挑みつづけるのだろう? 新刊『鏡の花』は、そう思わずにはいられない仕掛けに満ちていた。

2013.10.11  『半沢直樹』にハマった人におすすめの傑作お仕事小説

「今でしょ!」「じぇじぇじぇ!」に匹敵する勢いで世間に浸透した「倍返しだ!」。

2013.9.27  新時代の著作権は報酬請求権に――ベルヌ条約をひっくり返すという遺志

9月25日に行われた、「青空文庫」の呼びかけ人・富田倫生氏の追悼シンポジウム「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」の後編(※1)は、以下の方々によるパネルディスカッションが行われた(敬称略)。

2013.9.26  富田倫生氏が抱いた「藍より青い」青空文庫の夢

「青空文庫」の呼びかけ人・富田倫生氏の追悼イベントとして、9月25日に東京會舘にて「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」と題した記念シンポジウムが行われた。

2013.8.31  【書評】『わたしをみつけて』中脇初枝著

誰にもある「光を照らす力」

2013.8.24  ラノベと何が違うの? 大人向けエンタ小説レーベル創刊!!

8月23日に、メディアファクトリーとフロンティアワークスの共同プロジェクトの、「オトナ」向けエンターテインメント小説の新レーベル「MFブックス」が創刊する。

2013.7.25  週1回の書き下ろし連載小説レーベル「文力ノベルス」、DNPらが創刊

大日本印刷と宝島ワンダーネットは共同で、電子書籍の書き下ろし小説レーベル『文力ノベルスを創刊した。

2013.7.18  町田の文学館で「きのこ×文学」展-飯沢耕太郎さんトークも

キノコが登場する作品を紹介する「〈きのこ×文学〉ワンダー★ランド」展が7月20日より、町田市民文学館ことばらんど(町田市原町田4、TEL 042-739-3420)で開催される。

2013.6.26  大島優子は「共喰い」=集英社文庫「ナツイチ」の「課題図書」-AKB48

AKB48がメーンキャラクターを務める集英社文庫の夏のキャンペーン「ナツイチ」で、メンバーら85人それぞれの「課題図書」が25日、決まった。

2013.6.25  5300万超アクセスの人気小説を書籍化 メディアファクトリー新レーベル「MFブックス」創刊

メディアファクトリーはフロンティアワークスとの共同プロジェクトとして、30代~40代男性に向けたエンターテインメント小説の新レーベル「MFブックス」を創刊する。

2013.6.21  きらら著者インタビュー 第59回 薬丸岳さん『友罪』

小説を書く時は、普段の自分の固定観念や倫理観を持ちながらも、違うものの見方を吸収しています。

2013.6.7  ブックスキャンら4社、「日本蔵書電子化事業者協会」設立

スキャン代行サービスを手掛けるブックスキャンら4社が蔵書の電子化を行うための環境づくりを目指す団体「日本蔵書電子化事業者協会」を設立した。

2013.5.30  鬼を殺した刀、長すぎる刀…オタク垂涎あの名刀の仰天伝説!

あなたがもっともカッコイイと思う武器はなんだろう? たしかに銃や西洋の剣も捨てがたいが、やはり一番は日本刀という人が多いはず。

2013.5.27  ワークショップ形式で創作を学ぶ!『新人賞を獲れるライトノベルの書き方』で飯田メソッドを体験。6/23(日)開催。

ライトノベル新人賞対策や作家デビューを研究する「ライトノベル創作塾」は、2013年6月23日(日)に編集者/ライターの飯田一史先生のメソッドによる創作スキルの実践型研修を開催します。キャラクターづくりのノウハウについて実際に手を動かして考えて身につけるワークショップです。

2013.4.27  日本文学「魔性の女」400点

新聞・雑誌など掲載時の挿絵展 明治末期から昭和初期にかけての日本文学に登場した妖艶な悪女を紹介する「魔性の女 挿絵(イラストレーション)展」が東京都文京区の弥生美術館で開かれている。

2013.4.17  文芸誌「新潮」、通巻1300号

老舗の文芸誌「新潮」が、今月6日発売の5月号=写真=で通巻1300号を迎えた。同誌は1904年(明治37年)5月に発行を始め、創刊号は80ページ、定価は12銭だったという。

2013.4.5  歴女もスピも! 古事記が好きなコジキガールが増殖中

森ガール、山ガール、寺ガール、歴女に釣女に鉄子……。これまでもさまざまな分野に興味をもった女の子たちが誕生してきたが、次は"古事記ガール"がブームなのだ。

2013.4.4  eBookJapanが角川グループのライトノベルおよび一般書籍、約4,500冊を配信開始

国内最大級の電子書籍販売サイト「eBookJapan」(http://www.ebookjapan.jp/ebj/)を運営する、株式会社イーブックイニシアティブ ジャパン(本社:東京都千代田区西神田2-5-2、代表取締役社長:小出斉(こいでひとし)、以下eBookJapan)は、株式会社ブックウォーカー(本社:東京都千代田区富士見2-13-3、代表取締役社長:安本洋一)との契約締結により、角川グループが発行するライトノベル作品を4月5日(金)より、文芸書、ビジネス書など一般書籍を4月12日(金)より順次配信開始いたします。

2013.3.8  公募ガイド 賞と顔 第8回日本ラブストーリー大賞

相戸結衣さん きっかけはオンライン小説サイトを立ち上げたこと

2013.2.25  第3回Twitter文学賞国内全投票結果

有効投票数:646

2013.2.14  関西文学つれづれ:「『大阪女性文芸賞』30周年記念 贈呈式&トークイベント」

◇「『大阪女性文芸賞』30周年記念 贈呈式&トークイベント」(大阪女性文芸協会主催)

2013.2.13  【本の話をしよう】「おもかげ橋」作家 葉室麟さん 時代小説には人間の基本がある

美しい情景の中で丹念に描かれる、傷を負った男と女-。直木賞作家、葉室麟さん(62)の最新作『おもかげ橋』は、生きることのほろ苦さが詰まった大人の時代小説だ。若い世代には取っつきづらいイメージのある時代小説だが、葉室さんは「そこには人間の基本がある」と説く。

2013.2.10  メディアアートと文学融合

先端技術を用いた現代美術・メディアアートと新旧の文学作品を融合させた企画展「文学Media Art展~紀貫之からライトノベルまで」が9日、高知市丸ノ内の県立文学館で始まった。コンピューターグラフィックス(CG)などを用い、映像や音、香りなどをコラボレーションさせ、新たな感覚で文学を楽しむことができる。4月7日まで。

2013.2.9  小説に触発され出店

有機野菜を原料にした商品の製造・販売を手掛ける「結 YUI」(帯広市東4南4)代表の本間辰郎さん(55)が、郷土作家の父辰弥さん(84)と共に、有機栽培の食材を中心とした飲食店「立ち食い処『結』(ゆい)」を3月1日、帯広市内の広小路商店街にオープンする。

2013.2.2  乙女系女子が「鬼は内」と叫びたくなるイケメン鬼とは?

2月3日は節分の日。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆を撒くのが習わしだが、鬼の中にも優しい鬼や魅力的な鬼だってたくさんいる。そこで、今回は乙女向けのマンガ、ゲームなどの中から、「こんな鬼だったらむしろ大歓迎!」というものを紹介してみよう。

2013.2.1  ボーイズラブの原点とは!? 古今東西における同性愛事情

ボーイズラブ(BL)は今や出版業界のみならず広くメディアにおいて、しっかりその根を下ろし、堂々たる地位を得ている。BL小説を出版するレーベル数はうなぎのぼりの状態だ。

2013.1.25  江北図書館 存続の危機

◇木之本で100年の歴史~資金難、寄付募る 100年余りの歴史を持つ県内最古の図書館「江北(こほく)図書館」(長浜市木之本町)の存続が危ぶまれている。

2013.1.21  人気上昇中のお仕事ラノベ ゲーム業界ものも登場!

最近、ラノベにおいて増えつつあるジャンルがある。それが、お仕事ラノベだ。

2013.1.16  中学入試によく出る作家は誰?

いよいよ受験シーズンの到来。国語のテスト問題といえば、古典や名作からの出題というイメージかもしれないが、最近の人気作家の作品からの出題も少なくないようだ。

2013.1.10  皇居で「講書始の儀」 日本文学など3分野

年頭に当たり天皇、皇后両陛下が学術各分野の講義を受けられる「講書始の儀」が10日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われ、日本文学、経済、化学の第一人者がそれぞれの識見を披露した。

2012.12.26  深田久弥に新たな光 児童文学者が新刊

金沢市在住の児童文学者、勝尾金弥さん(85)が「山へ登ろう。いろんな山へ――子どもたちへの深田久弥のメッセージ」(桂書房、1890円)を刊行した。

2012.12.24  読み放題カテゴリーの本命? 手のひらマンガ喫茶を実現するauの電子書籍サービス「ブックパス」で新しい本と出会おう

本と「出会える」読み放題、はじまった! 今年2012年は、電子書籍関連のいろんなサービスがはじまったり、注目の端末が数多く登場したりしましたね。5年後、10年後に「日本で電子書籍がほんとの意味ではじまったのっていつだと思う?」って聞かれたら「2012年」と、迷わず言えるくらい、電子書籍が注目された1年だった気がします。

2012.12.17  【2012文芸回顧】にじみ出る命の尊さ

震災後の世界を問う ◆文芸 東日本大震災から1年が過ぎた3月、日本が特別招待国となった書籍展「サロン・デュ・リーブル」がパリで開かれた。震災についてシンポジウムで聞かれた角田光代さんは、このように語った。

2012.12.13  県関係作家ら7人しのび追悼展 熊本近代文学館

今年亡くなった県関係の作家らをしのぶ「追悼 熊本ゆかりの作家たち メモリアル展2012」が12日、熊本市中央区出水の熊本近代文学館で始まった。歌人の安永蕗子さん、作家の永畑道子さん姉妹ら7人の足跡を著書など約140点でたどっている。来年1月28日まで。

2012.12.4  久弥の少年期と児童文学たどる 勝尾金弥さん一冊に

「根底に人間への温かさ」 「日本百名山」などの著作で山の作家として知られる旧大聖寺町(加賀市)出身の深田久弥(一九〇三~七一年)。児童文学者で愛知県立大名誉教授の勝尾金弥さん(85)=金沢市笠舞=が、その少年時代やこれまで知られてこなかった児童向けの作品を調べ「山へ登ろう。いろんな山へ-子どもたちへの深田久弥のメッセージ」として桂書房(富山市)から出版した。

2012.11.26  小説:田中慎弥さん『夜蜘蛛』刊行 死に向かう人間と歴史

作家、田中慎弥さん(39)=山口県下関市=が新作小説『夜蜘蛛(よるぐも)』(文芸春秋)を刊行した。手紙による語りの文体を駆使し、一人の男の死への道のりを凝視した意欲作で、「戦争の記憶」「介護」など今日的テーマに挑んだ。

2012.11.20  きらら熱烈インタビュー 第90回 桜庭 一樹さん

この小説ではリアリズムの目盛りを二次元寄りにして、死について触れても怖くならないように意識しています。

2012.11.19  【書評】『火山のふもとで』 松家仁之著

評・尾崎真理子(本社編集委員) 若い建築家の理想描く 作者は季刊「考える人」等でセンスを発揮した編集者だ。50歳を超え、なぜ小説家としてデビューしたのか。答えは作品の中に見えてくる。

2012.11.10  これはかりそめの,間違った世界。「放課後ライトノベル」第117回は『も女会の不適切な日常』で適切な日常を取り戻すべし

出版不況と言われる中で,安定した売り上げをキープし続けるライトノベル。新規に参入する出版社も多く,この連載でも紹介しているように毎年さまざまな新レーベルも誕生している。しかし,光あれば影あり。新たなレーベルが産声を上げる一方で,ひっそりとその生涯を閉じるレーベルも存在する。今日はそうしたレーベルの話をしよう。

2012.11.9  <織田作之助賞>候補作が決定

第29回織田作之助賞(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、毎日新聞社主催)の最終候補作が9日決まった。

2012.11.5  MF文庫Jライトノベル新人賞受賞作PV第5弾 全10作品は店頭で先行公開

メディアファクトリーは、第8回MF文庫Jライトノベル新人賞企画の公式サイトにて、審査員特別賞受賞作品『スリーピング・ストレーガ 転入少女の魔術戦略』のスペシャルPVを公開した。

2012.11.4  【著者に聞きたい】田中弥生さん 『スリリングな女たち』

「普通」に潜む文学の遺伝子 「書いているときは苦しさばかりだったけれど、6人の名前が並ぶと感慨深い。私の『なでしこジャパン』みたいな感じで(笑)」。築き上げた作風に安住せず、試行錯誤を続けながら世界を深めていく-。活躍が目立つ女性作家の中でも、とりわけスリリングな6人の仕事を読み解いた文芸評論集だ。

2012.11.3  姫路文化賞:児童文学・西村さんに 洋画家・山崎さんも−−25日に授賞式 /兵庫

姫路地方文化団体連合協議会(小坂学会長)は2日、優れた文化活動に取り組んでいる播磨地方の個人や団体を表彰する「第48回姫路文化賞・文化功労賞」を発表した。

2012.10.31  文芸批評、気鋭の意欲作続々

文芸批評に元気のない時代だと言われる。しかし、今秋は気鋭の書き手の意欲作が目立つ。

2012.10.28  恋愛を禁じられた吉原の遊女たち「女による女のためのR-18文学賞」受賞作『花宵道中』

恋愛禁止。脱退は難しく、勤めあげたとしても想い人が自分を待っていてくれるわけではない...。どこかのアイドルグループのようですが、舞台は江戸末期。吉原に生きる遊女たちの話です。

2012.10.11  第19回「電撃大賞」受賞作が決まる 大賞は2作品に

アスキー・メディアワークスが主催する作家・イラストレーターの新人登竜門「電撃大賞」第19回の受賞作品が発表された。小説部門の大賞は同賞史上初となる2作品同時受賞となった。

2012.10.11  【ノーベル文学賞】村上春樹氏、日本人3人目ならず 受賞者は中国の莫言氏 スウェーデンのブックメーカー、ユニベット的中

スウェーデン・アカデミーは11日、今年のノーベル文学賞を発表した。受賞者は中国の作家、莫言氏(57)で、英国のブックメーカー(賭け屋)のオッズ(賭け率)で1位となるなど期待がかかっていた作家、村上春樹氏(63)は惜しくも受賞を逃した。8日に医学・生理学賞に選ばれた京都大の山中伸弥教授(50)に続く快挙とはならなかった。

2012.10.3  野上夫妻の色紙:親族が文学館に寄贈・公開−−臼杵 /大分

臼杵市出身の社会派作家、野上弥生子(1885〜1985年)と夫の英文学者、豊一郎(1883〜1950年)の共作の直筆色紙公開が2日、弥生子の実家(小手川家)の野上弥生子文学記念館で始まった。同館は手紙など遺品約200点を展示するが、夫妻共作は初めて。

2012.9.21  草食系男子から脱却するために。心を鍛える13冊

世界同時不況、超高齢社会、ゆとり教育批判……。今の20代男性は不幸なことに、将来のビジョンが描きにくく、批判されやすい。そんな彼らは何を拠りどころに生きていくべきか。環境に惑わされず、自身の内面にこそ真実を見出す方法のキーワードは「戦う男」だ。

2012.9.3  「非モテ・非エリート文学」はなぜウケるのか 日経エンタテインメント!

芥川賞を受けた二人の小説家、西村賢太と田中慎弥の人気が続いている。受賞作ほか著作が純文学では異例の好セールスで、テレビなどメディアでも引っ張りだこだ。元日雇い工員と引きこもりという、非モテ、非エリートの小説家が、なぜブレイクしたのか。

2012.8.31  『初版グリム童話』より怖い『憂鬱なヴィランズ』のエグすぎる中身

以前紹介した『大人もぞっとする初版『グリム童話』―ずっと隠されてきた残酷、性愛、狂気、戦慄の世界』(由良弥生/三笠書房)。みんなが慣れ親しんだ童話とは違い、残虐なストーリーや描写で人々を震え上がらせたが、そんな初版『グリム童話』よりもずっと怖い作品があった!?

2012.8.29  芥川賞作家・田中慎弥「共喰い」が映画化も、「小説こそが一番」とまたも問題発言?

三浦春馬主演の『東京公園』で第64回ロカルノ国際映画祭・金豹賞(グランプリ)と審査員特別賞を受賞するなど国内外から圧倒的な支持を得る青山真治監督が、田中慎弥の芥川賞受賞作品「共喰い」を映画化することが決定した。

2012.8.18  異生物"ガストレア"に敗れた絶望の近未来。「放課後ライトノベル」第105回は『ブラック・ブレット』で滅びの運命に立ち向かう

毎年この時期になると,なぜか3日ほど続けて東京ビッグサイトを見に行く機会があるのだが,そのたびにいつも思うのが「こいつ,有事の際には絶対巨大ロボに変形して戦うに違いない」ということ。だってあのビジュアルですよ。敷地内に鋸とかあるんですよ。変形して戦う以外になんの目的で建てられたというのか。最近は長年愛用してきた東京タワーソードに加え,念願の新武器・東京スカイツリーブレードを入手し攻撃力が大幅にアップ。これで東京近郊の平和は万全だ!

2012.8.5  【女性編】マンガ化、アニメ化してほしい小説ランキング

まだ読んでいないから!? 人気作家の最新作がトップ 「面白い」と思うドラマや映画の原作が、マンガというのはよくあること。最近では逆に、人気の小説がマンガ化やアニメ化されることも増えてきています。そこで今回は、女性405名に「マンガ化、アニメ化してほしい小説」を聞いてみました。

2012.7.31  【文芸月評】他人も自分と同じ「生」

中年の転落 哀傷呼び起こす 先月29日の川端康成文学賞の授賞式で、江國香織氏(48)の受賞作「犬とハモニカ」について語る選考委員の秋山駿氏(82)の選評が心に残った。

2012.7.30  「全巻読破.COM」、2012年上半期に最も全巻読破された人気ライトノベルランキングを公表―1位はダブルスコアで「ソードアート・オンライン」

「全巻読破.COM」、2012年上半期に最も全巻読破された人気ライトノベルランキングを公表―1位はダブルスコアで「ソードアート・オンライン」

2012.7.15  【書評】『日御子』帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)著

人間と国家の在り方を問う ミステリーから軍記小説まで、多彩なジャンルを横断する作者の新刊は、古代日本と中国を舞台とした歴史小説である。使譯(しえき)(通訳)の一族の生き方を通じて、人間と国家の在り方を問いかけた、堂々たる大作だ。

2012.7.13  【エンターテイメント小説月評】誰もが秘密を持っている

かわいらしい女子高生が、好きな男の家の床下に潜り込むストーカーだったなんて話が、先日見ていた若者向けアニメ「輪るピングドラム」に出てきて、ぎょっとした。

2012.7.8  海堂尊さん、母校の小学校で思い出語る

千葉市立弥生小学校の創立60周年を記念し、同校OBで作家・医師の海堂尊さんによる講演会が7日、同校体育館で行われ、児童や保護者ら約250人が参加した=写真=。

2012.6.25  田中慎弥、瀬戸内寂聴があの大物作家にダメ出し!

「芥川は好きじゃない」「『トロッコ』以外、特にひっかかったものはない」大文豪をディスっているのは、まさにその文豪の名を冠した芥川賞を受賞し「もらっといてやる」発言で一躍時の人となった田中慎弥と、ベテラン瀬戸内寂聴。

2012.6.15  主演・柳楽優弥、蜷川幸雄演出「海辺のカフカ」 21日から大阪で

■思い重ねて役を体に浸透 15歳の少年の心の成長を描く村上春樹のベストセラー小説「海辺のカフカ」が舞台化され、異才・蜷川幸雄が演出をつとめる。主演は柳楽優弥(やぎらゆうや)。ナイーブさを秘めた個性は村上春樹の世界にぴたりとはまる。「村上さん、蜷川さんは、僕にとってリスペクト以上の存在で、そういう方々と仕事ができる幸せを感じている」と話す。

2012.6.10  【Spot the 電撃文庫】常夏の小国を舞台にしたファンタジックアクション『チェンライ・エクスプレス』の百波秋丸先生にインタビュー!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第39回となる今回は、『チェンライ・エクスプレス』を執筆した百波秋丸先生のインタビューを掲載する。

2012.6.7  「2012年上半期BOOK OF THE YEAR」小説部門第1位は?

『ダ・ヴィンチ』7月号では、2012年上半期BOOK OF THE YEAR(※)をジャンル別に発表。小説部門の第1位に輝いたのは、日本ラブストーリー大賞出身の原田マハの新境地ともいえる美術小説『楽園のカンヴァス』(原田は本作で第25回山本周五郎賞も受賞)。

2012.6.5  芥川賞作家:田中慎弥さんの直筆原稿を展示…下関

山口県下関市在住の芥川賞作家、田中慎弥さん(39)の直筆原稿が並ぶ特別展が5日、市立近代先人顕彰館で始まり、寄贈作品5点の一部が無料公開されている。

2012.6.3  「作家はピンチの連続!?」群像新人文学賞授賞式

第55回群像新人文学賞(講談社主催)の授賞式がこのほど東京都内で行われ、小説部門の受賞者3人が抱負を語った。当選作に選ばれたのは神奈川工科大准教授の岡本学さん(39)が書いた「架空列車」。

2012.6.1  インタビュー 新芥川賞作家「田中慎弥に10の質問」

1.波紋広げた受賞会見。いま、何を思う?

2012.6.1  オリコン2012年上半期 文芸(小説)TOP10

文芸(小説)TOP10

2012.5.15  芥川賞・田中慎弥氏の受賞後初作品は「1篇たった1600字」の小説集

芥川賞授賞式の"不機嫌ぶり"が話題となった田中慎弥氏。本人の意図するところではありませんでしたが、一躍時の人となり、受賞作『共喰い』は発売前に増刷決定。結果的に華々しいデビューとなりました。

2012.4.23  高良健吾、ドストエフスキーの名作文学「罪と罰」現代日本版の実写ドラマで罪を犯す主人公に!

「人はなぜ人を殺してはならないのか」そんなテーマに挑んだドストエフスキーの名作文学「罪と罰」を、現代の日本に置き換えて描いた漫画「罪と罰」が、4月よりWOWOW連続ドラマWにてドラマ化される。主演を務める俳優の高良健吾が、罪を犯した主人公への愛憎に似た思いを語った。

2012.4.20  わかりたいあなたのためのライトノベル入門

ライトノベルが人気です。 出版科学研究所の調査によると、2011年の文庫本市場で、ライトノベルの販売シェアは23.5%。出版された文庫の約4冊に1冊はライトノベルだったということになります(「2011年文庫マーケットリポート」出版月報2012年3月号)。

2012.4.9  【このライトノベルが売れて欲しい!】第5回『ギフテッド』

【このライトノベルが売れて欲しい!】第5回は『ギフテッド』特殊なルールに縛られた社会を知略用いて生き延びろ!!

2012.4.4  芥川賞作家・田中慎弥 受賞後第1作発売へ

『共喰い』で第146回芥川賞を受賞した田中慎弥氏の受賞後第1作『田中慎弥の掌劇場』が発売になる。

2012.2.24  芥川賞 新選考委員…現代文学、世代交代を象徴

芥川賞の選考委員に奥泉光(56)、堀江敏幸(48)の両氏が入り、全選考委員が戦後生まれとなる。現代文学を担う作家の世代交代を象徴する出来事だ。

2012.2.22  <田中慎弥さん>自著「共喰い」の朗読ムービーを公開 テレ笑いシーンも

第146回芥川賞を受賞した作家の田中慎弥さんが受賞作「共喰い」(集英社)を朗読するムービーが同書の特設サイトで公開されている。壁の前に立ち、小説の表紙をカメラに向けて「共喰い」とタイトルを田中さんが宣伝するシーンでは、周囲のスタッフが思わず吹き出してしまい、テレ笑いする田中さんの貴重な瞬間も収められている。

2012.2.17  "もらっといてやる"田中さん、受賞あいさつ一瞬で終了 芥川賞・直木賞贈呈式 受賞者3人のあいさつ詳報

17日、東京都内で開かれた芥川賞・直木賞の贈呈式。1月17日の受賞決定直後の会見で「(受賞を)断って、気の小さい選考委員…都知事が倒れて都政が混乱してはいけないので。都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる」と発言し話題を呼んだ芥川賞受賞の田中慎弥さん(39)が何を話すか注目されたが、受賞あいさつは一瞬で終了、会場に衝撃が走った。芥川賞の円城塔さん(39)、直木賞の葉室麟さん(61)とあわせて、受賞者のあいさつを紹介する。

2012.2.17  [田中慎弥さん]芥川賞受賞作が電子書籍配信 紙の書籍販売好調を受け

第146回芥川賞を受賞した田中慎弥さんの小説「共喰い」が電子書籍化され、17日から各電子書籍サイトで配信を始めた。価格は1000円前後で、紙の書籍(1050円)とほぼ同価格。

2012.2.13  芥川賞掲載の文春増刷

文芸春秋は13日、芥川賞の受賞作、田中慎弥さん「共喰い」と円城塔さん「道化師の蝶(ちょう)」を掲載した月刊文芸春秋3月号(10日発売)の増刷(5万3000部)を決めた。発行部数は計78万部に。通常号を約20万部上回る。 

2012.2.10  女流だけの随筆集が刊行スタート!

今では囲碁や将棋くらいしか使われなくなった「女流」ということば。明治以降、新しい文学の世界で「女流作家」は差別されながらも、すばらしい活躍していた。小説はもとより、その随筆は当時の世相を反映しているばかりか、作家の心情や、周辺の人々との交流が鮮やかに描かれ、今読んでも全く古びたところがない。

2012.2.10  芥川賞選考委員を退任 石原慎太郎さん

17年間にわたり務めた芥川賞選考委員を1月20日に退任した東京都知事の石原慎太郎さん(79)。(聞き手、文化部 金巻有美)

2012.2.7  芥川賞・田中さんの言動にも共感…下関市が特別賞

山口県下関市は6日、芥川賞の受賞が決まった市内在住の作家、田中慎弥さん(39)に市文化振興特別賞を贈ると発表した。

2012.2.4  芥川賞・田中慎弥さん、直木賞の大先達と対談へ

芥川賞受賞が決まった田中慎弥さん(39)と直木賞作家古川薫さん(86)が3月10日、山口県下関市の梅光学院大で対談する。

2012.2.3  「次の選考委員は町田康? 角田光代?」石原慎太郎辞任で芥川賞はどう変わるか?

第146回芥川賞が先日発表されたのはご存じの通り。発表前には候補者に「話題性の高い作家がいない」ことなどから、地味な受賞になるのではとの声もあった。が、一転、歴史的大騒ぎの芥川賞となったのだ。もちろんその立役者は田中慎弥。地味な風貌の田中だが、受賞決定後の不機嫌会見&石原慎太郎"東京都知事閣下"への宣戦布告ともいうべき発言で、ワイドショーなどでも大きく取り上げられる事態となった。

2012.2.2  田中慎弥さん :芥川賞受賞の「共喰い」が初登場3位 直木賞「蜩ノ記」は8位に急上昇

2日発表されたオリコン週間本ランキング(6日付)によると、1月17日に発表された第146回芥川龍之介賞を受賞した田中慎弥さんの「共喰い」(1月27日発売、集英社)が、発売初週で2万9000部を売り上げ、初登場でBOOK(総合)部門の3位を獲得した。同日に発表された直木三十五賞受賞作、葉室麟(はむろ・りん)さんの「蜩ノ記(ひぐらしのき)」(11年10月発売、祥伝社)も2万3000部を売り上げて先週62位から8位に急上昇。芥川賞・直木賞の受賞作2作がそろってトップ10位以内に名を連ねた。

2012.2.1  石原知事「今の作家は、時代を反映していない」

東京都の石原慎太郎知事は31日、1995年から務めた芥川賞選考委員を退任後、初の単独インタビューに答えた。

2012.1.31  芥川賞の円城作品 異例の緊急電子化 受賞からわずか2週間

講談社は31日、第146回芥川賞に決まった円城塔さん(39)の小説『道化師の蝶』電子版の配信を同日から始めたと発表した。同社によると、受賞決定からわずか2週間で、電子書籍化されるのは過去に例がないという。

2012.1.30  「共食い」下関で入手困難、著者・田中さん地元書店で入荷即完売

今月17日に第146回芥川賞に決まった作家・田中慎弥さん(39)の受賞作「共喰い」(集英社、1050円)の単行本が27日の発売後、地元の山口県下関市で入手困難となる人気を呼んでいる。受賞決定後の会見で「都知事閣下と都民各位のためにもらっといてやる」と言い放つなど不機嫌な言動が話題となった田中さんだが、売れ行き好調で上機嫌になる!?

2012.1.26  芥川賞に選ばれて:言いたいこと、あの夜と今=田中慎弥

すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。

2012.1.26  田中さん芥川受賞作、はやくも3刷計10万部

集英社は26日、田中慎弥さん(39)の芥川賞受賞作「共喰い」が、計10万部に達したと発表した。

2012.1.17  「都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる」 田中慎弥さんの受賞会見

「共喰い」で芥川賞を受賞した田中慎弥さん(39)は、ジャケットに紺のタイ、デニムパンツという服装。5度目のノミネートを経ての受賞だったが、その顔に笑みはなく、浮かない表情で会見場に登場。脱力したような、斜に構えたような態度で席についた。

2012.1.17  田中さんの横顔と受賞作

田中 慎弥さん(たなか・しんや)昭和47年山口県生まれ。「蛹」で川端康成文学賞、「切れた鎖」で三島由紀夫賞を受賞。「図書準備室」などでこれまでに計4回芥川賞候補に。

2012.1.17  芥川賞に円城塔・田中慎弥さんの2人

第146回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日夜、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞は円城(えんじょう)塔さんの「道化師の蝶(ちょう)」(群像7月号)、田中慎弥さんの「共喰(ぐ)い」(すばる10月号)に決まった。

2012.1.16  第146回芥川賞、決定直前・全候補作チェック&予想

すでに発表されている第146回(2011年下半期)芥川龍之介賞の候補作5作は以下の通り。

2012.1.6  芥川賞・直木賞の候補作発表 17日に選考会

第146回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が発表された。選考会は17日、東京・築地の新喜楽で開かれる。

2011.12.24  【Spot the 電撃文庫】シリアスもおちゃらけも恋愛も痛快もごちゃまぜに――『ギフテッド』の作者・二丸修一先生に作品の魅力を聞く!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第17回となる今回は、『ギフテッド』の作者・二丸修一先生のインタビューを掲載する。

2011.8.13  ついに吹き荒れる"二度目の嵐"。「放課後ライトノベル」第54回は『GOSICK ―ゴシック―』でアニメとは違うもう一つの結末を見届けるのだ

むかしむかしあるところに,「富士見ミステリー文庫」というライトノベルレーベルがありました。その名のとおり「ミステリー」を中心としたライトノベルレーベルという,今振り返っても斬新なコンセプトのレーベルでした。初期には『Dクラッカーズ』『東京タブロイド』『ハード・デイズ・ナイツ』といった人気作が刊行され,とくに『Dクラ』はのちに富士見ファンタジア文庫から新装版が刊行されるほどの人気作となったのです。

2011.7.9  23世紀の国語がヤバイ! 「放課後ライトノベル」第49回は『僕の妹は漢字が読める』できらりん! おぱんちゅ おそらいろ

先日「劇場版 戦国BASARA ―The Last Party―」を観てきた。 かくいう筆者,原作を一作めから通してプレイしている,かねてからのBASARAファン。いい感じに発酵している麗しい方々(婉曲表現)が熱を上げているのを横目に見つつ,やりたい放題なキャラクターや世界観にたびたびコーヒーを噴き出したものだ。そのBASARAが映画になるとあっては,なんとしても観に行かねばなるまい,と万難を排して劇場に向かったのだが,いやはや,期待どおりの内容だった。

2011.4.9  幼女と温泉の村へようこそ! 「放課後ライトノベル」第37回は『伝説兄妹3! 妹湯けむり編』で仁義なき選挙バトルに

アニメやゲーム,マンガなどを見ていると,実在の都市や,それをモデルにした街が舞台になっていることがしばしばある。近年では作品のファンが,舞台となった場所を実際に訪れる,いわゆる「聖地巡礼」も盛んになっている。筆者も横須賀をモデルにした街を舞台とする某ゲームにハマり,実際に横須賀に行って戦艦三笠を見学したり海軍カレーを食べたりした経験がある。いやあ懐かしいなあ。

2011.4.8  ブック質問状 : 「GOSICK」 桜庭一樹の巨編いよいよ終幕へ ビーンズ文庫でイラスト入り刊行

話題の小説の魅力を担当編集者が語る「ブック質問状」。今回は、近代西欧の名門学園を舞台に、天才的な頭脳を持つ美少女と日本からの留学生の主人公がさまざまな事件に遭遇する「GOSICK」(桜庭一樹著)です。角川書店第6編集部の金子亜規子さんに作品の魅力を聞きました。

2011.1.8  「放課後ライトノベル」第25回は『探偵オペラ ミルキィホームズ ~overture~』で,2011年も犯人はやっぱり私! ってなんでですかー!!

新年明けましておめでとうございます。 皆さんはこの正月,どのようにお過ごしになりましたか?

2009.9.1  作家・イラストレーターインタビュー 第71回 弥生翔太さん

Q.とりあえずスーパーダッシュ文庫の読者にご挨拶しましょう。 一年前にスーパーダッシュ新人賞にて佳作をいただき、デビューしていた弥生翔太です! 弥生翔太です! 大事なことなので二度言いました!

2009.2.1  きらら著者インタビュー 山崎ナオコーラ 『手』

自分がやりたいこと、自分がいいと思ってきたことを排除して、小説らしい小説にしようと思いました。「今回のような小説は、もう二度と書かないと思うんです」――最新作『手』について、そんなドキリとする発言をする山崎ナオコーラさん。2004年に作家デビュー、着実に素晴しい作品を発表してきた彼女だが、昨年は小説家として思うことの多い1年だった様子。そんな時期に書かれた本作は、確かにこれまでの作品とはテイストが異なる。そこにこめられた、複雑な思いとは。

2009.2.1  作家・イラストレーターインタビュー 第64回 横山忠さん

Q. こんにちは!今回のインタビューは、新人賞出身、「神乃崎綾香の魔獣」の横山忠さんです。まずは読者のみなさんにご挨拶をお願いします。

2008.8.20  新人ライトノベル作家へのインタビュー 弥生翔太さん

第七回スーパーダッシュ小説新人賞・佳作 『反逆者 ~ウンメイノカエカタ~』

2008.2.29  作家の読書道:第76回 坂木司さん

2002年に引きこもり青年が探偵役となる「日常の謎」の連作集『青空の卵』でデビュー、以来ミステリだけでなくさまざまなエンターテインメントを上梓し、注目を集めている坂木司さん。生年以外は性別すら公表していない人気覆面作家に、こっそりお会いして、その読書歴をうかがうことができました。

2007.9.28  作家の読書道:第71回 近藤 史恵さん

歌舞伎役者、スゴ腕の整体師、キュートな清掃作業員…。ユニークなキャラクターが探偵役となる各シリーズをはじめ、さまざまなミステリ作品を発表している近藤史恵さん。謎ときだけでなく、背後にある人の心理を浮き彫りにさせ、深い読後感を与えるその作風は、どんな作品から影響を受けているのか? 幼稚園児の頃から自分で本を読んでいた筋金入りの読書家が、夢中になった本とは?

2007.4.12  「生きることの意味とは、誰かを愛すること」、瀬戸内寂聴、恋に彩られた人生を語る - 東京

2006年度文化勲章を受章した作家の瀬戸内寂聴さん(84)。51歳で出家し、現代日本で最も有名な宗教指導者の1人だが、その人生の岐路の多くは恋に彩られている。

2005.11.1  第29回すばる文学賞・受賞者インタビュー 「高瀬ちひろ」 高瀬ちひろ」

ナマズについての、話である。もうじき母親になる「私」が、十五年前の出来事について、〈ナマズについての、話をしたい〉と、語りを起こし、胎児に話しかけていく。会話の部分にかぎ括弧を使わず、独白調で続ける文体だ。

2005.6.30  作家の読書道:第44回 吉村萬壱

奇想天外な発想と、破壊的なモチーフを用いて、人間の根源的な部分を描く吉村萬壱さん。作品のグロテスクなイメージに反して、ご本人はおだやかな関西弁で話す優しげな方。芥川賞受賞第一作であり、渾身の長編『バースト・ゾーン』を発表したばかりの彼に、読書道や新作に関してのお話をたっぷりうかがいました。

2004.11.1  第28回すばる文学賞・受賞者インタビュー 「朝倉祐弥」

3ページ目で、いったん文字から目を離した。自分が今まで、いかに軟らかい文体に慣らされてきたかを痛感したのだ。

2000.9.30  作家の読書道:第1回 逢坂 剛さん

「WEB本の雑誌」の自称注目コーナー「作家が買った本」。今月からスタートです。「あの作家はどんな本をどこの本屋さんで買っているのか?」作家の皆さんに我々「WEB本の雑誌」の編集部員が直撃インタビュー。第一回目は『配達される女』(集英社刊)を上梓したばかりの逢坂剛さんです。早速逢坂さんが事務所がある神保町のすずらん通りへ。

現在話題の小説ランキング
現在話題の作家ランキング
広告
新刊売上ランキング
(書名はAmazonリンク)
    現在話題の賞ランキング
    最新小説ニュース
    (外部リンク)
    ブログ(更新履歴等)