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文春文庫に関連する小説ニュースまとめ

キーワード"文春文庫"に関連する小説ニュースの検索結果まとめです。一度の検索結果は200件までとなります。スペース区切りで複合検索も可能です。
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文春文庫 ニュース検索結果

2021.6.18  【今週はこれを読め! ミステリー編】疾風怒濤のホラー西部劇『死人街道』

神を激しく憎みながらその憎悪の対象に祈りを捧げる以外の生き方を知らない男。

2021.6.10  【今週はこれを読め! ミステリー編】ブロック編のアート・アンソロジー『短編回廊』

美しき罠、あるいは牢獄の展覧会と言うべきか。

2020.12.2  【今週はこれを読め! エンタメ編】令和、江戸、平安を生きるヒロインの恋〜川上弘美『三度目の恋』

男女間の心の機微がよくわからない人間としては、恋愛というものをメインに据えた小説というものはほとんど求めていないのだった。それでもたまに「読んでみようかな」と心が動くとしたら、少々変化球なものに対して。川上弘美さんの作品は、私が手放しで読書欲をかき立てられる数少ない恋愛小説だ。男女の触れ合いを端正に描いた恋愛ものであることは間違いないのだけれど、川上作品には読む者の想像を超えるひねりのようなものがあると思うから。

2020.11.28  作家の読書道 第223回:中山七里さん

今年作家デビュー10周年を迎えた中山七里さん。話題作を次々と世に送り出すエンターテインナーの読書遍歴とは? 大変な読書量のその一部をご紹介するとともに、10代の頃に創作を始めたもののその後20年間書かなかった理由やデビューの経緯などのお話も。とにかく、その記憶力の良さと生活&執筆スタイルにも驚かされます。

2020.4.1  【今週はこれを読め! エンタメ編】朝井リョウのタイアップ&コラボ短編集『発注いただきました!』

以前ある作家が「小説やエッセイを書くのは完全にお金のため」という趣旨の文章を書いておられるのを読んで(うろ覚えだが、概ねこういう内容だった)、衝撃を受けたことがある。作家というものは、"たとえお金にならなくても書くのをやめられない"人がなるものだと思っていたからだ。しかしながら、これは私が読者としてナイーブすぎた。それで生計を立てている以上、書くことと収入とは切っても切り離せない。そしてまた、依頼主からの注文があれば、書き手はその希望に沿って書くこともまた必要になってくるわけだ。

2019.12.6  発表! 2019年いちばんおすすめの文庫本は『戦場のアリス』に決定!

書評誌「本の雑誌」が毎年年末に丸ごと文庫本を紹介するガイドブックとして刊行している『おすすめ文庫王国2020』にて、本の雑誌が選ぶ2019年度文庫ベストテンを発表!

2019.11.23  作家の読書道 第212回:呉勝浩さん

2015年に『道徳の時間』で江戸川乱歩賞を受賞、2018年には『白い衝動』で大藪春彦賞を受賞。そして新作『スワン』が話題となり、ますます注目度が高まる呉勝浩さん。小学生のうちにミステリーの面白さを知り、その後は映画の道を目指した青年が再び読書を始め、小説家を目指した経緯は? 気さくな口調を脳内で再現しながらお読みください。

2019.11.21  【今週はこれを読め! ミステリー編】スリル満点のリンカーン・ライムシリーズ最新作『カッティング・エッジ』

スリラー。文字通りスリルを掻き立てることを目的にした娯楽作品だ。

2019.9.6  【今週はこれを読め! ミステリー編】夏の終わりに読みたい二つの中編『エレベーター』『わが母なるロージー』

暑さ寒さも彼岸までと言う。まだ夏が終わらないうちに、この本を読んでしまおう。

2019.5.24  【今週はこれを読め! ミステリー編】"世界一優秀な探偵"コール&パイク登場『指名手配』

あなたの世界にかぎ裂きができてしまい、涙にくれているとする。

2019.4.27  作家の読書道 第205回:今村昌弘さん

2017年に鮎川哲也賞受賞作『屍人荘の殺人』でデビューした今村昌弘さん。意表を突くクローズドサークルの設定が話題となり、年末の各ミステリランキングで1位になり、本格ミステリ大賞も受賞。第2作となる『魔眼の匣の殺人』も期待を裏切らない内容で、今後の活躍が楽しみな新鋭です。でも意外にも、昔からミステリ作家を目指していたわけではなかったのだとか。ではどんな本が好きだったのか、そして作家を目指したきっかけは?

2019.1.31  第4回「吉川英治文庫賞」、第40回「同文学新人賞」候補作品決まる

講談社が1月30日、発表した。3月4日に第53回「吉川英治文学賞」、第53回「同文化賞」と合わせて受賞者を発表する。候補作は次の通り。

2018.7.13  【今週はこれを読め! ミステリー編】虚実入り混じる執筆牢獄小説『さらば、シェヘラザード』

これはミステリーというか、へんてこりんな小説である。

2018.3.26  【今週はこれを読め! ミステリー編】探偵VS殺し屋夫婦の変幻自在ミステリー『アベルVSホイト』

自分の右手と左手が勝手にじゃんけんを始めてしまったような感じ。

2017.11.18  阿部和重×伊坂幸太郎「私小説として読んでいただいてもいい。僕ら二人が世界を救ったんです!」奇跡の合作小説『キャプテンサンダーボルト』待望の文庫化!

純文学のフィールドで活躍する阿部和重と、エンターテインメント小説界の雄として知られる伊坂幸太郎。二人が合作小説『キャプテンサンダーボルト』を電撃刊行したのは、2014年11月のことだった。本屋大賞にもノミネートされ話題を集めた同作がこのたび、上下巻の文庫版に。この機会に改めて、合作の成果を二人にうかがい、胸を張ってもらった。

2017.10.4  【今週はこれを読め! エンタメ編】親バカの父から見た宮沢賢治の生涯〜門井慶喜『銀河鉄道の父』

ときどき「子どもたちも大きくなって、やっと子育てが終わった」的なもの言いをする人がいるが、耳にするたび違和感を覚えてしまう。

2017.7.12  【今週はこれを読め! エンタメ編】死と対峙する物語〜長嶋有『もう生まれたくない』

私がこの本を読もうと思ったのは、長嶋有という作家にこれまでも注目していたためでもあるし、ブルボン小林という別名義からも予想しうるようにどちらかというとユーモラスさが印象的な著者が「死」というものに斬り込んだ作品らしいからという理由もあった。

2017.7.7  SEKAI NO OWARIと文学が融合!「SEKAI NO OWARI×文春文庫」キャンペーン開催

文藝春秋が今秋に開催する「文春文庫秋100ベストセレクション」フェアと、SEKAI NO OWARIのコラボレーションが決定した。

2017.5.18  なぜ、自分はここにいるのか? 自らの原点を問いたくなる、 池井戸潤の爽快青春小説『アキラとあきら』

〈幼いころの君は、どんな音を聴いていた?/幼いころの君は、どんな匂いを嗅いでいた?〉

2017.5.17  作家の読書道 第183回:芦沢央さん - 作家の読書道

作家の読書道 第183回:芦沢央さん

2017.3.23  私の出発点:小川洋子さん『妊娠カレンダー』 理由ないからこその悪意

『防かび剤PWHには強力な発癌(がん)性。人間の染色体そのものを破壊する!』

2016.12.1  週刊文春ミステリーベスト10 2016年【国内部門】第1位は『罪の声』

今年で40回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。国内部門第1位には塩田武士著『罪の声』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。

2016.12.1  週刊文春ミステリーベスト10 2016年【海外部門】第1位は『傷だらけのカミーユ』

今年で40回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。海外部門第1位にはピエール・ルメートル著『傷だらけのカミーユ』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。

2016.9.21  【今週はこれを読め! エンタメ編】数学に魅せられた若者たちの青春物語〜王城夕紀『青の数学』

じゃあ、この夏がんばったことをひとりずつ聞かせてもらおうかな? まずきみから。そう、サッカー! 真っ黒に日焼けしてるもんね〜、大会がんばってね。次、あなた。ああ、吹奏楽。コンクールに向けて? 充実した夏だったみたいだね。では、隣の彼。なるほど、バイトね。コンビニで。いい社会勉強になったでしょう。それじゃ、そこのきみは? そう、数学...、え、数学!?

2016.8.1  「読書好きからしたらすごく憧れる!!」全国の書店1,000店舗にあなたのおすすめ本を並べられるかも!?

2016年7月18日(月)より、課題図書として指定された本へのベストレビューを決める企画「レビュアー大賞」が開催されている。

2016.7.18  読書メーター×ダ・ヴィンチ レビュアー大賞開催!

株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の書評サイト「読書メーター」と株式会社KADOKAWAが発行する本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が連動し、ベストレビュアーを決定する企画「レビュアー大賞」が2016年7月18日(月)より開始される。

2016.5.18  作家の読書道 第172回:本城雅人さん

スポーツ新聞の記者歴20年以上、その経験を活かしつつ、さまざまなエンターテインメント作品を発表している本城雅人さん。作家になりたいと思ったのは30歳の時。でもとある3冊の小説を読んで、断念したという。その作品とは? そして40代で再び小説に向かうこととなった、50冊のリストとは?

2016.4.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】独立独歩の精神で生きるヒーローの物語『ドライ・ボーンズ』

ページをめくり始めてすぐ、あ、そうそうこれ、読みたかったのってこういう小説なんだ、と呟いていた。

2016.4.12  【文学賞記者日記2016】シリーズものに光をあてる新設の文学賞、第1回は『しゃばけ』が受賞!

去る4月11日、東京・日比谷の帝国ホテルで吉川英治賞の贈賞式が開催された。

2015.12.3  週刊文春ミステリーベスト10 2015年【国内部門】第1位は『王とサーカス』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。

2015.12.3  週刊文春ミステリーベスト10 2015年【海外部門】第1位は『悲しみのイレーヌ』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。

2015.11.25  【今週はこれを読め! エンタメ編】算法あり妖怪ありの時代ミステリー〜青柳碧人『彩菊あやかし算法帖』

校内暴力華やかなりし時代を過ごした私にとって、中学校生活は憂鬱な毎日だった。

2015.11.2  【今週はこれを読め! ミステリー編】ルメートルのピカレスク・ロマン『天国でまた会おう』

2015年は単行本の文庫化も含めれば3作ものピエール・ルメートル作品が刊行された。

2015.10.15  「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊

決定版の「21世紀のSFベスト100」は〈本の雑誌〉2015年11月号をごらんください。

2015.9.28  文芸春秋が村上春樹さんの紀行文集を11月21日に発売

文芸春秋は28日、作家の村上春樹さん(66)による新刊『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』を11月21日に発売すると発表した。

2015.9.5  立ち上がれ、ロスジェネ! 半沢直樹からの熱いエール

一大ブームを巻き起こしたドラマ『半沢直樹』は、主役の半沢が悪い上司をやり込めるという痛快な結末のあとで、ヒーローのはずの半沢が出世ではなくまさかの出向を命じられるというところで終わった。

2015.7.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】認知症の父と家族の十年間〜中島京子『長いお別れ』

昔なら「ボケ老人」と呼ばれていた人々を取り巻く状況は、近年大きく変わった。

2015.5.14  初の警察小説 藤井太洋さん

IT業界の闇 「ビッグデータ・コネクト」

2015.5.7  【今週はこれを読め! エンタメ編】やっかいで難しい女の友情〜柚木麻子『ナイルパーチの女子会』

「女同士のつき合いはやっかいである」という言い草は、当てはまる場合もあるが、全面的に正しいわけではない。男同士の友情が強固なものばかりとは限らないし、女子の間にも揺るぎない絆が生まれることもある。

2015.3.26  【エンタメ小説月評】夢と悪夢と冷酷な現実

囲碁は不思議な魅力を持つゲームだ。黒と白の石が作り出す世界は幽玄かつ深遠だが、同時に勝者と敗者を分かつ厳しさも存在する。

2015.1.20  きらら著者インタビュー 第78回 加納朋子さん『トオリヌケ キンシ』

世の中がままならないことばかりだからこそ、話の中では救ってあげたい気持ちがあります。

2014.10.15  作家の読書道 第153回:黒川博行さん

はじめて直木賞候補になったのは1997年。それから18年、6度目の候補で今年7月に直木賞を受賞した黒川博行さん。

2014.10.12  【エンタメ小説月評】胸に迫る「私たちの物語」

力のある作家だからこそ書けた世界に違いない――。

2014.9.17  作家の読書道 第152回:中村文則さん

ミステリやスリラーの要素を感じさせる純文学作品で、国内外で幅広い層の読者を獲得している中村文則さん。

2014.8.21  青春、冒険、恋…ノスタルジックに夏に浸る文庫小説

夏真っ盛り。高校野球は盛り上がり、花火大会で街は浴衣姿であふれかえる。

2014.7.7  池井戸作品、依然好調…ドラマ化、販売後押し

「半沢直樹シリーズ」でブームを呼んだ作家、池井戸潤さんの文庫本が引き続きよく売れている。

2014.6.30  有吉佐和子さんブーム再び…「おしゃれ」「快活」新たな一面

作家の有吉佐和子さんが亡くなって今年で30年。

2014.6.23  文字から生まれる物語。手紙にまつわる文庫たち

年々減少傾向にあるという年賀状。原因は言わずもがな携帯やPCによるメールの普及だ。

2014.5.15  葛藤を真正面から描く! 池井戸潤ワールドが日本中の心をつかむ理由

いまやテレビ業界にとってなくてはならない存在となった小説家・池井戸潤。『オレたちバブル入行組』などバブル組シリーズを原作にした『半沢直樹』が驚異的な大ヒットを果たし、原作本はシリーズ累計100万部を突破した。

2014.5.2  劇作家・演出家・小説家の宮沢章夫氏とともに楽しむ読書 『宮沢章夫と読む』

annotation が主催する読書イベント『宮沢章夫と読む』。

2014.4.23  コレだけは押さえておきたい、海外ミステリー文庫

佐藤健×渡部篤郎のW主演でドラマ化された『ビター・ブラッド』(雫井脩介)。

2014.4.14  ウッドハウスの短編集 刊行続く

英国生まれのユーモア小説の大家ウッドハウス(1881~1975年)の短編を集めた「よりぬきウッドハウス」(森村たまき訳、2200円)シリーズの刊行が、国書刊行会で続いている。

2014.3.21  【ブンコに訊け】芥川賞作品の品切れ残念

芥川賞は有名だから、受賞作はすべて文庫で読めるかというと、さにあらず。

2014.1.12  石井光太さん初小説 差別が主題

貧困や東日本大震災などを題材に、ノンフィクションを次々と発表してきた石井光太さん(36)=写真=の新作『蛍の森』(新潮社)は、著者初となるミステリーだ。

2014.1.11  本だからこそ感じられるものがある! 吉田照美が選ぶエンターテインメントを楽しむ本ランキング

芸能、スポーツ、映画、音楽…エンタメといえど無数にあり楽しみ方は人それぞれ。

2013.12.25  星降る夜にロマンを感じるSF&ファンタジー文庫

年の瀬も迫り、2014年まであと少し。今年をふりかえりつつ、新しい年の新しい自分に想いを馳せる人も多いだろう。この時期、注目されるのが「来年の運勢」。

2013.12.21  【回顧2013】ベストセラー

小説復調 一部の作家人気

2013.12.15  2013年の文庫小説TOP10は有川浩、東野圭吾など人気作家が独占

毎年年末の恒例企画『ダ・ヴィンチ』の「BOOK OF THE YEAR」。その年の総決算となる同特集号が今年も発売された。

2013.12.5  ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2013」発表! コミック部門は『進撃の巨人』、小説部門は村上春樹「多崎つくる」をおさえて12年ぶり刊行のあのシリーズ作品が1位を獲得

12月6日(金)に発売のダ・ヴィンチ1月号では、毎年恒例となる「BOOK OF THE YEAR 2013」特集にて「記憶に残った今年最良の1冊」のランキングを発表。

2013.11.15  【ブンコに訊け】新シリーズに菊池寛イズム

菊池寛(1888~1948)といえば「父帰る」の劇作家で、「真珠夫人」に代表されるベストセラー作家だが、「文芸春秋」創刊者にして、芥川賞・直木賞の生みの親といった方が通りがよいだろう。

2013.11.7  書店員オススメ! 短いけれど心に残る、珠玉の短編集

毎日膨大な量の本に接し、本の知識なら誰にも負けない"本のソムリエ"としてとっても頼りになる書店員さん。そこで今回は、三省堂書店大宮店で文芸、文庫、新書を担当する書店員歴11年目の神原美菜さんに"短いけれど心に残る、珠玉の短編集"をセレクトしてもらった。

2013.11.6  世界遺産に登録されてますます話題! 富士山の魅力を知る本ランキング

先日、初冠雪が観測された富士山。今年、世界文化遺産の登録が決まり、山ブームも手伝ってますます登山者は増えそう。そこで、今回は富士山のお膝元、山梨日日新聞社で富士山の書籍を担当するなど、活躍中の大森真樹さんに"富士山の魅力を知る本"を紹介してもらった。閉山中の今でも富士山を十分に楽しめそうだ。

2013.9.18  作家の読書道 第141回:伊東潤さん

昨今は新作が連続して直木賞にノミネート、今後の歴史小説の担い手として注目される伊東潤さん。

2013.9.16  小説大ヒットのワケは?

今夏の直木賞に輝いた桜木紫乃さん『ホテルローヤル』(集英社)と、テレビドラマ「半沢直樹」の原作、池井戸潤さん『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』(共に文春文庫)の勢いが止まらない。『ホテルローヤル』は受賞1か月余で50万部に達し、『オレたち……』2作もドラマ放送開始50日ほどで160万部を積み上げ、現在計209万部(単行本を含む)。大ヒットのわけは?

2013.9.14  【ブンコに訊け】消えてはよみがえる百けん

漱石、芥川、太宰のように、没後何十年たっても作品の大半を読める作家は、ひと握りにすぎない。去る者日々に疎し。流行語大賞の芸人は消えるというジンクスもあるように、流行は流れ行く。ベストセラーも忘れられ、1冊でも文庫が残るのは至難だ。

2013.8.27  ドラマ「半沢直樹」原作文庫が累計200万部を突破

文芸春秋は27日、TBS系のドラマ「半沢直樹」の原作となった池井戸潤さんの小説『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』(文春文庫)の累計発行部数が200万部を突破したと発表した。

2013.7.6  「ライトノベル」旧作復刊の背景 人気作家の引き抜きなど (1/4ページ)

出版不況下でも活況が続くライトノベル市場で、旧作の掘り起こしが熱を帯びてきた。

2013.7.3  活況「ライトノベル」旧作にも光 文春文庫が参入、古参も復刊に力

出版不況下でも活況が続くライトノベル市場で、旧作の掘り起こしが熱を帯びてきた。数年前のベストセラーが意外な出版元から再度刊行され、入手困難になった作品を復刊させる動きもある。背景を探ると、ライトノベルならではの事情も見えてくる。

2013.6.20  自然だけじゃない! 安曇潤平が選ぶ山の怪異を楽しむ文庫ベスト3

「山ガール」が流行し始めたのが、いまから4年ほど前のこと。そして、近年では、老若男女を問わず、山登りが大ブームだ。

2013.6.16  【手帖】取材に明け暮れた国民作家の青春時代

『竜馬がゆく』や『坂の上の雲』で知られる人気作家、司馬遼太郎(1923~96年)の記者時代の姿を探る『新聞記者 司馬遼太郎』産経新聞社著(文春文庫・651円)が刊行された。

2013.6.7  「文春文庫」巻末の作品解説文をウェブ公開、文庫本の発売と同時に

株式会社文藝春秋は、「文春文庫」の巻末にある作品の解説文を、文庫本の発売と同時にウェブサイト「本の話WEB」に掲載すると発表した。新刊文庫の解説文を、文庫と切り離して継続的に公開していく試みは初めてだという。

2013.4.15  意外な新レーベル 「文春ジブリ文庫」

ジブリ映画読み解く 背景は「崖の上のポニョ」公開初日(2008年)

2013.3.3  【手帖】"修一コンビ"の原作本と映画

平成22年、本屋大賞の第3位に選ばれたのち、柴田錬三郎賞を受賞した吉田修一の青春小説『横道世之介』(毎日新聞社刊、のちに文春文庫)が、商業映画デビュー作「南極料理人」で新藤兼人賞金賞受賞の新進映画監督、沖田修一の手によって映画化され、公開中だ。

2013.1.28  75歳「超実験小説」は日本語変えるか 「最年長・最年少」で読む芥川賞

第148回芥川賞は史上最高齢の75歳の黒田夏子に決まった。その作品『abさんご』は横書きでひらがなを多用し、固有名詞やカタカナを使わないという「超実験小説」。

2013.1.11  実写化作品だけじゃない!三浦しをんの描く濃密な世界

実写映画化された『まほろ駅前多田便利軒』や『風が強く吹いている』など、そして今年映画化される『舟を編む』など、数々の名作を世に送り出している直木賞作家・三浦しをん。『ダ・ヴィンチ』2月号の三浦しをん特集では、数多あるその小説を、各作への著者コメントつきで、4つのカテゴリに分けて紹介している。

2013.1.10  本のソムリエ・書店員オススメの"猫小説"

毎日膨大な量の本に接し、本の知識なら誰にも負けない"本のソムリエ"としてとっても頼りになる書店員さん。そこで今回は、大垣書店高槻店で文芸書を担当している有本純さんに"オススメの猫小説"をセレクトしてもらった。

2012.12.17  ブクログ 2012年ランキングベスト20発表

国内最大のブックレビューコミュニティサイト『ブクログ』が2011年12月1日~2012年11月30日までにブクログで登録された本の登録数を集計した『ブクログ年間ランキング 2012年』を発表した。

2012.12.12  2012年、今年もっとも愛された文庫、ベスト20が決定!

『ダ・ヴィンチ』1月号にて、今年もっとも愛された文庫TOP20が発表された。

2012.11.21  作家の読書道 第131回:東川篤哉さん

本屋大賞を受賞、大ベストセラーとなった『謎解きはディナーのあとで』の著者、東川篤哉さん。ユーモアたっぷりながら鮮やかな推理でも読ませる作風が人気を博すなか、新作『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』は本格ミステリながら魔法使いが出てくるという異色作。

2012.9.21  草食系男子から脱却するために。心を鍛える13冊

世界同時不況、超高齢社会、ゆとり教育批判……。今の20代男性は不幸なことに、将来のビジョンが描きにくく、批判されやすい。そんな彼らは何を拠りどころに生きていくべきか。環境に惑わされず、自身の内面にこそ真実を見出す方法のキーワードは「戦う男」だ。

2012.9.1  筒井康隆×いとうのいぢが贈る衝撃作。「放課後ライトノベル」第107回は『ビアンカ・オーバースタディ』でちょっと危ない生物実験

現在,大ヒット公開中の「おおかみこどもの雨と雪」,皆さんはもう見に行かれただろうか? 「子育て」という,自分の普段の生活から縁遠い題材が扱われているので,素直に楽しめるのか正直不安だったのだが,気がつけばスクリーンにのめりこみ,スタッフロールが流れる頃にはついつい涙ぐんでしまう素晴らしい作品だった。

2012.7.18  作家の読書道 第127回:青木淳悟さん

今年『私のいない高校』で三島由紀夫賞を受賞した青木淳悟さん。デビュー作「四十日と四十夜のメルヘン」から独自の空間の描き方を見せてくれていた青木さんはいったい、どんな本を好み、どんなきっかけで小説を書きはじめたのでしょう。それぞれの作品が生まれるきっかけのお話なども絡めながら、読書生活についてうかがいました。

2012.6.28  第8回酒飲み書店員大賞候補作が決定

酒と本をこよなく愛する書店員=酒飲み書店員が、おもしろ文庫を発掘紹介売り出そうと始まった「酒飲み書店員大賞」の第8回候補作が以下のように決まった。

2012.6.10  本のソムリエ・書店員オススメ"徹夜で一気読みしたい本"

毎日膨大な量の本に接し、本の知識なら誰にも負けない"本のソムリエ"としてとっても頼りになる書店員さん。そこで今回は書店員歴21年目、星野書店 近鉄パッセ店で文芸、文庫、ラノベなどを担当している柘植和紀さんに、"徹夜で一気読みしたい5冊"をセレクトしてもらった。

2012.5.13  【連載】読む鉄道、観る鉄道 (8) 『東京駅物語』 - 明治、大正、昭和…、小説に息づく東京駅と人々の生活感

東京駅丸の内駅舎の復原工事が仕上げの段階に入ろうとしている。大正3年当時の本来の東京駅が姿を現し、今年10月に完成する。その工事現場の活気と、東京駅に集まる人々の雑踏を感じつつ、100年前から始まる東京駅の歴史に想いを馳せてみよう。小説『東京駅物語』(1996年刊。文春文庫版にて発売中)は、明治35年から昭和21年までの東京駅を描いている。

2012.4.21  ミニスカートの死神と4つの魂の物語。「放課後ライトノベル」第89回は『ベイビー、グッドモーニング』を紹介

もう4月も後半を迎えましたが,皆様,新生活には慣れたでしょうか?新しいクラスメイトと知り合ったり,あるいは新社会人になったりと人さまざまだと思いますが,何はともあれ,まずはゴールデンウィークまで頑張りましょう!

2012.4.13  「おっさん好き」有川浩が新著に込めた想い

いま、おじさんがかっこいい。作家、有川浩の『三匹のおっさん ふたたび』(文芸春秋)は、還暦をすぎた3人のおじさんが、ご近所トラブルを解決していく。2009年に単行本で出た『三匹のおっさん』(文春文庫)の続編だ。

2012.3.21  作家の読書道 第123回:はらだみずきさん

少年の成長や周囲の大人たちの人生模様を丁寧に描いた「サッカーボーイズ」シリーズなどが人気のはらだみずきさん。さまざまな人の心の内の迷いやわだかまりを優しく溶かしていくような新作『ホームグラウンド』も、評判となっています。そんな著者は、どのような読書遍歴を辿ってきたのでしょうか。幼い頃の衝撃的な出来事や就職後の紆余曲折など意外な話も盛りだくさんです。

2012.2.10  「十代の頃に夢中になっていた小説」ベスト10

今月の読者アンケートのテーマは、「十代の頃に夢中になっていた小説」。少女小説を読んで恋愛を夢見たり、スポーツ小説を読んで、部活に力を入れてみたり。十代の頃は未知なる経験に胸躍らせる時期。そんな青春時代にあなたが夢中になった小説はなんですか?

2012.1.1  <村上春樹>CMナレーションを初執筆 箱根駅伝限定で放映

作家の村上春樹さんが、サッポロビールの企業広告特別編「走ることについて語ること」で初となるCMナレーションを執筆することが明らかになった。

2011.12.21  作家の読書道 第121回:恒川光太郎さん

独特の幻想的・民話的な世界観の中で、豊かなイマジネーションを広げていく作風が魅力の恒川光太郎さん。新作『金色の獣、彼方に向かう』もダークファンタジーの味わいと神話的な厳かな空気の混じった連作集。その読書歴はというと、やはりSFやファンタジーもお好きだった模様。沖縄移住の話やデビューの話なども絡めておうかがいしました。

2011.9.21  作家の読書道 第118回:桜木紫乃さん

北海道を舞台に、そこに生きる人々の姿を静謐な文章でつづる作家、桜木紫乃さん。釧路で生まれ育った少女が、ある日アパートの一室で見つけた一冊の文庫本とは。読めばいつだって気合が入るという小説や漫画とは。大好きな小説と作家、意外な趣味(?)、さらには一人の女の波乱の人生を描いた最新作『ラブレス』についてもおうかがいしました。

2011.8.24  作家の読書道 第117回:内澤旬子さん

今年、癌の"頑張らない"闘病体験を率直につづった『身体のいいなり』で講談社エッセイ賞を受賞した内澤旬子さん。これまでにも国内外の各地を旅し『世界屠畜紀行』といった話題作を上梓してきたイラストルポライターであり、装丁家、製本家でもある内澤さんは、本とどのように接してきたのか。興味の対象が多方面に広がっていく様子がよく分かります。

2011.1.26  作家の読書道 第111回:梓崎優さん

2008年に第5回ミステリーズ!新人賞を受賞、その受賞作を第一話にした単行本デビュー作『叫びと祈り』で一気に注目の人となった梓崎優さん。今後の活躍が大いに期待される新鋭の読書遍歴とは? 覆面作家でもある著者に、特別にお話をおうかがいしました。

2010.12.22  作家の読書道 第110回:蜂谷涼さん

小説の執筆はもちろん、地元の北海道は小樽を中心にテレビやラジオでも活躍中の蜂谷涼さん。08年に『てけれっつのぱ』が舞台化され文化庁芸術祭賞演劇部門の大賞を受賞するなど、その作品にも注目が集まる気鋭の読書道は、お父さんの意外な教育方針のお話から始まります。

2009.4.28  作家の読書道 第90回:山崎ナオコーラさん

デビュー作『人のセックスを笑うな』以降、次々と試みに満ちた作品を発表し続けている山崎ナオコーラさん。言葉そのものを愛し、小説だけでなく紙媒体の"本"そのものを慈しんでいる彼女の心に刻まれてきた作家、作品とは。高校時代から現在に至るまで第1位をキープし続けている「心の恋人」も登場、本、そして小説に対する思いを語っていただきました。

2009.4.2  その人の素顔|角田光代×池上冬樹対談「怒りからうまれるアイディア」

第2回目は、作家の角田光代さん(聞き手は文芸評論家の池上冬樹さん)。デビューするまでの葛藤、影響をうけた作家、同時代の作家たちへの思い、創作における具体的な方法などを話していただきました。

2009.3.25  作家の読書道 第89回:平山夢明さん

夜眠れなくなるくらい怖い話、気持ち悪くなるほどグロテスクな話を書く作家、といったら真っ先に名前が挙がる平山夢明さん。ご自身も、幼少時代に相当な体験をされていることが判明。そんな平山さんが好んで読む作品はやはり、何か同じ匂いが感じられるものばかり。そのキテレツな体験の数々を、読書歴に沿ってお話してくださった平山さん、気さくな喋り口調もできるだけそのまま再現してあるので、合わせてお楽しみあれ。

2008.11.18  NHK出版|WEBマガジン|インタビュー 角田光代×斎藤環

時代をリードする精神科医の斎藤環さんが、5月に『母は娘の人生を支配する』(NHKブックス)を上梓したのを記念して、朝日カルチャーセンターで小説家の角田光代さんをゲストにお迎えして、「母と娘」の関係について語り合いました。

2008.6.27  作家の読書道:第80回 畠中恵さん

体の弱い若だんなと、個性豊かな妖怪たちが謎を解決するデビュー作『しゃばけ』でいきなり大ブレイク、時代小説から現代エンタテインメントまで、幅広いジャンルで活躍する畠中恵さん。ご自身もSFから時代小説まで、幅広いジャンルを読まれてきた模様。夢中になった本は、そして小説を書き始めたきっかけとは?

2007.11.30  作家の読書道:第73回 宮田 珠己さん

海外の各地でシュノーケルをしたり、国内の巨大仏像を見て巡ったり。旅をベースに、エンターテインメント系のノンフィクションを発表し続けている宮田珠己さん。なんともいえないユーモアの漂う作風は一体どこから生まれたのか? その読書道、はかなり個性的。読んでみたくなるユニークな本が次々登場します。

2005.3.31  作家の読書道:第41回 中場 利一さん

悪ガキたちの青春を描いた大人気作『岸和田少年愚連隊』。その最新作『純情ぴかれすく』がいよいよ刊行に! 作者の中場さんは小説通り、少年時代は本なんて読みもしないワルだったよう。そんな彼も、ひょんなことから、小説、ノンフィクション、写真集、雑誌…とジャンルを問わず読み漁る大の読書家に。その経緯とは? その驚きの読書道を、ご覧あれ!

2004.6.30  作家の読書道:第32回 青木るえかさん

「本の雑誌」「WEB本の雑誌」でおなじみの青木るえかさん。本だけでなく、競輪、競馬を愛し、その方面のエッセイでも大活躍なのはみなさんご存じの通り。現在は日がな本を読んで暮らしている青木さんも、子供の頃は読書が嫌いだったとか。そんな彼女が読書に目覚めたきっかけから、その個性的な読書スタイルに至るまで、たっぷり語っていただきました。

2004.3.31  作家の読書道:第29回 小川 洋子さん

さまざまな作品世界で私たちを"静謐な"世界に導き、特に昨年度刊行された『博士の愛した数式』では、数式の美しさを物語の中にドラマティックに織り込みながら、記憶が80分しかもたない博士ら愛すべき人々の姿を暖かい眼差しで描き、深い感動を与えてくれた小川洋子さん。高校生の時に"書く"ことに目覚めた彼女が辿ってきた読書道とは? その道筋を、たっぷりと教えていただきました。

2003.12.31  作家の読書道:第27回 歌野 晶午さん

毎回、巧妙な仕掛けで読者をうならせる推理小説作家・歌野晶午さん。本年発表した『葉桜の季節に君を想うということ』では、警備員からパソコン教室の講師まで勤める"なんでもやってやろう屋"探偵、成瀬将虎が大活躍。その意外な結末に「ええっ!」とビックリした読者も多いはず。そんな歌野さんが、推理小説の醍醐味を知ったきっかけとは?読書の原点から作家デビューのエピソード、『葉桜~』の制作秘話(?)秘話も語ってくれました。

2002.2.1  作家の読書道:第8回 綿矢 りささん

「作家の読書道」第8回は、昨秋「インストール」で第38回文藝賞を受賞した、綿矢りささんです。最年少17歳での受賞、美少女作家誕生などなど、話題に事欠かない綿矢さんですが、果たしてその素顔は? 取材場所として彼女が指定したのは、京都の実家近くにあるファミリーレストラン。ごく日常的な風景の中に現れた彼女は、ごく普通の高校生の感覚で、本に対する熱い思いを語りはじめました。

2001.6.30  作家の読書道:第5回 北方 謙三さん

「WEB本の雑誌」の自称注目コーナー「作家の読書道」第五回目に登場するのは近著「水滸伝」シリーズがベストセラーの北方謙三さん。我々「WEB本の雑誌」編集部員は、北方さんを第2の住まい?都内某ホテルに訪ねました。そこでは、ハードボイルドな小説の世界とはまた一味違う、"じょう舌"な北方さんとの本の話が繰り広げられて・・・。

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