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牧に関連する小説ニュースまとめ

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牧 ニュース検索結果

2021.6.22  【今週はこれを読め! SF編】血臭と瘴気が立ちこめる魔界西部

拳銃を携え無法の西部を旅する無頼の牧師ジュビダイア・メーサー。彼の行動原理は神への献身でも福音宣教でもなく、魔物たちの殲滅だ。ひたすら狩りまくる。

2021.6.18  【今週はこれを読め! ミステリー編】疾風怒濤のホラー西部劇『死人街道』

神を激しく憎みながらその憎悪の対象に祈りを捧げる以外の生き方を知らない男。

2021.3.23  【今週はこれを読め! SF編】超スケールの宇宙SFから、歴史認識を扱った議論喚起的な作品まで

ケン・リュウ『宇宙の春』(早川書房《新☆ハヤカワ・SFシリーズ》)

2020.11.10  【今週はこれを読め! SF編】Anarchy in Osaka

物語の幕が開くのは1969年。

2020.6.10  【今週はこれを読め! エンタメ編】仕事と家族をめぐる短編集〜田中兆子『あとを継ぐひと』

仕事と家族。この春新社会人になったばかり&現在就活まっただ中な息子たちのいる身には、見逃せないキーワードだ。そうはいっても私などは「会社の方たちとうまくやっていけるのだろうか」「オンライン面接って対面以上に緊張しないだろうか」とハラハラする程度のことしかできないわけだが、本書に出てくる主人公たちの場合は互いにより緊張感のある状況に置かれている。

2020.5.26  【今週はこれを読め! SF編】7分間のお楽しみ。いずれ劣らぬ十一篇。

昨夏に刊行された『5分間SF』につづく、草上仁の短篇集。〈SFマガジン〉に1991年から2006年にかけて発表された十篇に、書き下ろしの一篇を加えた一冊だ。

2020.3.3  【今週はこれを読め! SF編】第二次『幻想と怪奇』に喝采!

伝説の雑誌〈幻想と怪奇〉が45年の歳月を経て甦った!

2020.1.21  【今週はこれを読め! SF編】波瀾万丈な人生のなかにの潜む"得体の知れぬ"裂け目

メキシコ出張中、急な雨を避けるために飛びこんだ古本屋。ほとんどはスペイン語の安手のペーパーバックだったが、棚の下のほうにハードカバーが何冊かある。私の目を引いたのは、とくに大判の一冊だ。英語のようだが、背文字は色褪せていてよくわからない。黴の匂いのするページを開くと、扉に『黒曜石雲』とあった。十九世紀の本のようだ。著者はRev. K. Macbaneとある。「Rev.」ということは牧師(reverend)か? 私がその本に運命的なものを感じたのは、副題に「エアシャー郡ダンケアン町の上空で起きた今も記録に残る奇怪なできごとの記述」とあったからだ。

2019.12.28  作家の読書道 第213回:河﨑秋子さん

東北と北海道で馬と暮らす人々を描いた物語『颶風の王』で注目され、単行本第二作『肉弾』で大藪春彦賞を受賞、新作短編集『土に贖う』も高い評価を得ている河﨑秋子さん。北海道の酪農一家で育ち、羊飼いでもあった彼女は、どんな本を読み、いつ小説を書きはじめたのか。これまでのこと、これからのことを含め、たっぷりと語っていただきました。

2019.5.15  直木賞作家、阿部牧郎さん死去 推理小説に官能小説も

推理小説や歴史小説をはじめ、娯楽性あふれる幅広いジャンルの作品を残した直木賞作家、阿部牧郎(あべ・まきお)さんが11日、急性肺炎のため死去した。85歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れの会を開く予定。喪主は妻、映子(えいこ)さん。

2019.5.7  【今週はこれを読め! SF編】間近にあるディストピア、奪われた声をいかに取り戻すか

舞台は近未来のアメリカ。いや、近未来というよりも、現代というべきだろう。ここに描かれた事態は、アメリカでまさに進行中の悪夢だ。保守化、パターナリズム、押しつけの道徳、差別の正当化。

2019.4.2  【今週はこれを読め! SF編】いつか卑徒(ひと)になる日まで

酉島伝法のデビュー作「皆勤の徒」は衝撃だった。同作を巻頭に収めた同題の連作集は、第三十四回日本SF大賞を射止めた。選考委員ほぼ全員が一致しての受賞決定である。また、〈本の雑誌〉で二〇一五年におこなった「21世紀SFベスト100」(選者は鏡明、大森望、牧眞司)でも堂々の第一位に選出された。まさに怪物的作品といえよう。

2019.3.26  【今週はこれを読め! SF編】それでもなお、ひとは自由意志を希求する

ピーター・ワッツの長篇『ブライントサイト』の衝撃は忘れがたい。知性にとって意識は必然的なものではない。この大前提に、まず痺れた。

2019.1.29  【今週はこれを読め! SF編】異なる生態系のなかで、人類が進むべき未来を探る惑星開拓史

環境破壊によって滅びつつある地球を脱出したひとにぎりの人々は、百五十八年の人工冬眠を経て、酸素と水が豊富にある惑星へとたどりつく。彼らはその惑星を【平和/パックス】と名づけた。地球より重力が二十パーセント強く、六台あった着陸ポッドのうち二台が墜落。その事故によって、唯一の食料合成機が破壊される。いやおうなく、現地で食べものを調達しなければならない。最初の試練だ。

2019.1.19  【今週はこれを読め! エンタメ編】"三人"の友情競作集『そしてぼくらは仲間になった』

実は『ズッコケ三人組』(那須正幹/ポプラ社)シリーズにはあまり親しんでこなかった世代である。いや、世代のせいにするのは違うかもしれない。シリーズ第1作『それいけズッコケ三人組』が刊行されたのは、1978年。自分は11〜12歳だったので、対象年齢の範囲内といえるだろう。とはいえ第1作が出た段階では(もちろんここまでの数の読者を獲得してはいなかっただろうし)、これほどの人気シリーズになるとは予想できなかったというのも事実ではないか。少なくとも私の周りの同学年の中では、かなりの本好きが新刊が出たことを知っていたか知らないか、という感じだった。自分自身を顧みれば、当時は『赤毛のアン』シリーズに夢中になっていた頃だったので、日本の児童文学にはいまひとつ目が向いていなかった。

2018.8.6  「将棋界は創作を超えた!」 人気ライトノベル作家が語る「かつてないブーム」

空前の将棋ブームが到来している。八大棋戦のタイトルを8人の棋士で分け合う31年ぶりの"戦国時代"に突入したことに加え、藤井聡太七段(16)ら若手の台頭も著しい。「今の将棋界は創作を超えていると思います」。驚きをもって語るのは人気ライトノベル(ラノベ)「りゅうおうのおしごと!」(GA文庫)の作者、白鳥士郎さん(36)だ。

2018.7.11  【今週はこれを読め! エンタメ編】惹かれあう女子二人の書簡小説〜三浦しをん『ののはな通信』

生涯ただ一度しか経験できないような、その人のことを思うと何も手につかなくなるほどの恋。

2018.6.21  【エンタメ小説月評】文通で深まる愛 広がる世界

「世界」などというものからはほど遠い、女子高生同士の文通の文面。あるいは授業中にそっと回される、おしゃべり代わりのメモ。そんな、たわいのない文言から始まった物語が、いつの間にか、まさに「世界」を、人生の奥深さを描いている――。女子校で出会ったふたりの女性の二十余年を、その間にやりとりされた手紙だけでつづる三浦しをん『ののはな通信』(KADOKAWA)には、ただただ驚かされた。書簡形式で書き切った胆力にも、冒頭では予想だにしなかった場所へ読者を連れて行く筆力にも。

2018.4.17  【今週はこれを読め! SF編】消えてしまう過去、儚い現在、記憶のなかの世界

『プラネタリウムの外側』は連作集。有機素子コンピュータで会話プログラム(チューリングテストをクリアするレベル)を開発する南雲助教と、彼の研究室に関わるひとたちの物語だ。ITと現実感覚を結びつけたSFは数あるが、この作品はガジェット/アイデアばかりを前景化するのではなく、わたしたちが暮らしている日常、人間関係のなかで出逢う感情や感覚の地平で語られている。そこがとても新鮮だ。

2017.12.26  【今週はこれを読め! SF編】書いているのはタイプライターか私か? 狂っているのは誰か?

マイクル・ビショップが頭角をあらわしたのは1970年代半ば。ジョン・ヴァーリイやジョージ・R・R・マーティンなどと並び、ニューウェイヴで先鋭化したアメリカSFを、やや伝統寄りスタイルに引き戻しながらも、小説的洗練と新しい時代の感覚をほどよく盛りこんだ俊英----という印象が強い。とりわけ邦訳がある『樹海伝説』と『焔の眼』は、文化人類学の発想で異質な文化、オルタナティブな世界観を鮮やかに提示した。

2017.11.27  『このライトノベルがすごい!2018』はアンケート回答数過去最多!? 書き下ろし短編や特製ポスターなど豪華特典付き

いまが旬のライトノベルを紹介するライトノベル総合情報誌『このライトノベルがすごい!2018』(『このライトノベルがすごい!』編集部/宝島社)が11月25日に発売された。

2017.11.24  【今週はこれを読め! ミステリー編】14歳の少女が挑む世界との知恵比べ『嘘の木』

あらゆるものに裏切られ、打ちのめされた女性が世界との知恵比べに挑む小説だ。

2017.8.15  【今週はこれを読め! SF編】十年目を迎え、ますます好調な年刊傑作選。

創元SF文庫の《年刊日本SF傑作選》の十冊目。プロパーSFから文芸誌に掲載された奇想小説、ときに同人誌やネットで発表された秀作をピックアップする視野の広さが嬉しい。

2017.7.20  講談社:ノンフィクション賞など3賞決まる

講談社ノンフィクション賞など講談社が主催する出版部門の3賞が20日、決まった。

2017.7.15  暗号小説で本格ミステリ大賞 相生出身・竹本健治さん

暗号ミステリーの大作「涙香(るいこう)迷宮」で第17回本格ミステリ大賞に輝いた兵庫県相生市出身の作家竹本健治さん(62)=佐賀県武雄市。

2017.5.19  【今週はこれを読め! ミステリー編】アイスランド発、新米警官の奮闘物語〜ラグナル・ヨナソン『雪盲』

レイキャヴィークの警察学校を卒業したアリ=ソウル・アラソンは、北の外れといってもいい小都市シグルフィヨルズルの警察署に雇われる。

2017.5.9  【今週はこれを読め! SF編】21世紀のリアリティで描く、沙漠のユートピア建国

中央アジアの沙漠の小国アラルスタンで政変が起こり、政府の男どもがこぞって逃げだしたあとを、若い女性たちが協力して国家運営をおこなうはめになる。政治家が不在、互いに牽制しあう官庁は機能不全----となれば、わたしたちががんばるしかないじゃない!

2017.3.21  【今週はこれを読め! SF編】天使が見える神経学者、偏執狂の諜報プロ、神聖なるドラッグの探索

子どものころは素朴に、科学思考が信仰や神秘体験を駆逐すると思っていた。合理と実証をつきつめれば神や霊は否定しうる、と。もちろん、実際はそんな単純ではない。科学思考と信仰はじゅうぶんに両立する。

2017.3.21  著者インタビュー 小川洋子 『不時着する流星たち』

作家にとって、どうでもいい人は世の中に一人もいない

2017.3.7  【今週はこれを読め! SF編】幽精(ジン)が記した『千一日物語』、量子コンピュータの夢 - 牧眞司

昔の恋人たちは、別れたあと、それまでにやりとりしたラヴレターを海辺で燃やして気持ちに区切りをつけたものだ。しかし、現代ではそう簡単にはいかない。ネット文化のなかにいれば、SNSなどで別れた相手の情報がいやでも目に入ってくる。『無限の書』は、主人公アリフのそんな悩みからはじまる。

2017.2.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】清澄で不穏さを秘めた短編集〜小川洋子『不時着する流星たち』

年齢のことを言うのもなんだが、いくつになられてもこれほど「文学少女」という言葉が似合う人がいるだろうかといつも思う。

2017.2.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】清澄で不穏さを秘めた短編集〜小川洋子『不時着する流星たち』

年齢のことを言うのもなんだが、いくつになられてもこれほど「文学少女」という言葉が似合う人がいるだろうかといつも思う。

2017.2.3  【今週はこれを読め! ミステリー編】魅力的な絶望を描くデュ・モーリアの短編集『人形』

希望に満ちた物語を書くことができる作家は数多い。しかし魅力的な絶望を文章の形で表現できる作家はごく僅かである。1907年、英国ロンドン生まれの作家、ダフネ・デュ・モーリアはその稀有な人材なのだ。

2017.1.28  サスペンス×年の差恋愛要素に期待の声! 大沢在昌『冬芽の人』が鈴木京香、瀬戸康史でドラマ化

直木賞作家・大沢在昌の傑作サスペンス小説『冬芽の人』が2017年春にドラマ化される。

2016.11.15  黒部さんら最優秀賞 ノース大文学賞

第9回ノースアジア大学文学賞の授賞式が12日、秋田市の同大講堂で行われた。

2016.11.11  詩部門本賞に久石さん 創作・評論部門は佳作2点

第50回北海道新聞文学賞は、今回から応募者の対象を「北海道在住」から「道内在住経験3年以上」に広げた。

2016.10.11  【今週はこれを読め! SF編】日常のすぐ隣、睡眠のわずか手前、半現実の領域

グラビンスキは1910年代末から作品を発表しはじめ36年に亡くなったポーランドの作家で、その作品はポーやラヴクラフトを引きあいに評価されている。

2016.10.10  定年が売れる小説のテーマに? 女性作家の視線に納得

内館牧子の小説「終わった人」が好調なのを受けてなのか、講談社がおもしろい広告を展開している。「定年してからでは遅過ぎる!? 大ヒット!!『定年小説』がおもしろい」というものだ。今、"定年"は売れるテーマなのだろうか。

2016.4.15  次第に変異していく夫に取り込まれていく妻! おかしみと不気味さが奇妙な味を奏でる芥川賞受賞作

『異類婚姻譚』(本谷有希子/講談社)は、『死んでいない者』と共に第154回芥川龍之介賞を受賞した中編小説である。

2016.2.20  新直木賞作家・青山文平の多忙な日々

1月19日に決定した芥川賞・直木賞。世間の耳目を集める文学賞を受賞した作家は、どんな日々を送っているのか。「オール讀物」3月号では直木賞を受賞した青山文平さんを特集するが、本誌に先立ち、密着した編集者が取材余話を披露する。

2015.12.22  「羊飼い」にしか書けない小説 『颶風の王』河﨑秋子インタビュー

又吉直樹さん、星野源さん、加藤シゲアキさん、今年の文芸は専業の作家ではない"異業種作家"の活躍が印象的な一年だった。

2015.12.21  「羊飼い」にしか書けない小説 『颶風の王』河﨑秋子インタビュー

又吉直樹さん、星野源さん、加藤シゲアキさん、今年の文芸は専業の作家ではない"異業種作家"の活躍が印象的な一年だった。

2015.12.15  [ハンドレッド]GA文庫のライトノベルがアニメ化 16年4月放送開始

地球を襲う謎の生命体を相手に戦う箕崎准さん作、ニトロプラスの大熊猫介さんイラストのライトノベル「ハンドレッド」が、2016年4月からテレビアニメ化されることが15日、明らかになった。

2015.11.15  「ツタヤ図書館」地方になぜモテる? 5市が計画・検討

全国各地で「ツタヤ図書館」の建設計画が進んでいる。

2015.10.29  bestseller's interview 第74回 斎藤 惇夫さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2015.10.21  児童文学やファンタジーが「生きる力」を与える――『冒険者たち』作者・斎藤惇夫さんに聞く"子どもと読書"(1)

10月10日に封切られた映画『GAMBA ガンバと仲間たち』は、1972年にアリス館牧新社から出版され、現在は岩波書店から刊行されている日本の児童文学の金字塔『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』が原作だ。

2015.10.20  「ツタヤ図書館」計画白紙に 愛知・小牧、市民と再協議

「ツタヤ図書館」計画をめぐる住民投票で、反対多数となった愛知県小牧市は20日、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との契約を解消し、計画をいったん白紙に戻すと発表した。

2015.10.15  「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊

決定版の「21世紀のSFベスト100」は〈本の雑誌〉2015年11月号をごらんください。

2015.10.6  bestseller's interview 第72回 葉室 麟さん

『鬼神の如く―黒田叛臣伝―』著者 葉室麟さん

2015.10.6  森山未來さん、10日から太宰小説基にダンスパフォーマンス 横浜

映画館だった建物を再利用した「横浜・HONMOKU AREA-2」(横浜市中区)で10~12日、俳優でダンサーの森山未來さん(31)が太宰治の小説「駈込み訴え」を土台に企画し、自身も出演するダンスパフォーマンス「JUDAS,CHRIST WITH SOY」が上演される。

2015.10.5  ツタヤ図書館計画、反対多数 愛知・小牧市住民投票

愛知県小牧市の新図書館建設計画を巡る住民投票が4日、投開票された。

2015.10.2  [屍者の帝国]伊藤計劃×円城塔の名作がアニメに

2009年に34歳で亡くなったSF作家の伊藤計劃(けいかく)さんの小説が原作の劇場版アニメ「屍者の帝国」(牧原亮太郎監督)が2日に公開された。

2015.9.28  「ツタヤ図書館」賛否問う 愛知・小牧で住民投票告示

愛知県小牧市の図書館建設計画を巡る住民投票が27日、告示された。

2015.9.15  書評:颶風の王 [著]河崎秋子 - 蜂飼耳(詩人・作家)

■馬と一族の宿命、体感的に描写

2015.8.30  「さばえ近松文学賞」の入賞者決定 直木賞の藤田宜永さんら審査

「さばえ近松文学賞2015~恋話(KOIBANA)~」(福井新聞社共催)の最終審査と結果発表が29日、福井県鯖江市立待公民館で行われた。一般の部の最高賞「近松賞」には、牧康子さん(東京都杉並区)の「夢の夢こそ」が輝いた。

2015.7.28  【今週はこれを読め! SF編】狂気が生みだした「月」、「月」が夢見る言語化しえぬ現実

冒頭はいきなり天使降臨による日常の壊滅だ。もはや地上には安全な場所はなく、菱屋修介は自らの妄想がつくりだした「月世界」へと逃げこむ。そして、現実が分岐する。

2015.7.26  青森県八戸市が直営施設「八戸ブックセンター」開設へ 民間の書店や市立図書館との関係は?

青森県八戸市は2016年夏、中心市街地に市直営の施設「八戸ブックセンター」(仮称)を開設する。

2015.6.22  とまみん文学賞 佳作2点、奨励賞1点

第24回とまみん文学賞選考委員会が20日、苫小牧市若草町の料亭於久仁で開かれた。

2015.5.24  3部門3人を表彰 詩歌文学館賞 30回記念、シンポや講演

第30回詩歌文学館賞贈賞式(日本現代詩歌文学館振興会など主催)は23日、北上市本石町の同館で行われた。

2015.5.19  【今週はこれを読め! SF編】大きい世界を映す小さな言葉の粒、妙なるアイデア、巧みなプロット

ジーン・ウルフの第二短篇集。ちょっと変わったタイトルは、各収録作がなんらかの「日」----祝祭日もあれば狩猟解禁日みたいなものもある----に対応しているからだ。

2015.5.2  新作が続々登場! 小説界に吹き荒れる怪獣旋風はホンモノか?

ハリウッド版『GODZILLA』の公開、『パシフィック・リム』続編の製作決定、そして日本版『ゴジラ』復活のニュースと、怪獣ブーム再来の機運が高まっている昨今の映画界。

2015.3.30  脚本家がライトノベル作家デビュー! 牧野圭祐の描くライトノベルSF『フリック&ブレイク』の魅力に迫る【レビュー&インタビュー】

高度情報化社会となった現代では、自宅のPC以外でも外出先で携帯端末からネットに繋がることができ、友人とのLINEでスマホが手放せない学生や、タブレット端末が仕事で欠かせないという社会人も多いだろう。

2015.3.27  ■ 苫小牧の高岡啓次郎さんが「立川文学賞」準大賞

苫小牧市の自営業、高岡啓次郎さん(64)=本名・定司順治さん=が書いた小説「恥じらう月」が本年度の「立川文学賞」で準大賞に当たる「佳作・市長特別賞」に輝いた。

2015.3.20  訃報:今江祥智さん83歳=児童文学作家、「ぼんぼん」

「ぼんぼん」「優しさごっこ」などの作品で児童文学に新境地を開いた童話作家の今江祥智(いまえ・よしとも)さんが20日、肝臓がんのため死去した。

2015.3.16  詩歌文学館賞に八木さんら

第30回詩歌文学館賞(日本現代詩歌文学館振興会など主催)は、詩部門が八木忠栄さんの「雪、おんおん」(思潮社)に、短歌部門は来嶋靖生さんの「硯」(柊書房)に、俳句部門は大牧広さんの「正眼」(東京四季出版)にそれぞれ決まった。

2015.3.6  第30回詩歌文学館賞に八木忠栄さんら3人

第30回詩歌文学館賞(一ツ橋綜合財団など主催)が6日、発表された。

2015.2.24  【今週はこれを読め! SF編】オリンポス12寮が激突! 死屍累々の火星バトルロイヤル

火星での吊し首は、重力があまり強くないので首の骨を折るために両足を引っぱる必要がある。その役目を負うのは近親者だ。それがルールだ。

2015.2.10  牧水賞・大松さん、喜びの授賞式

第19回若山牧水賞(宮崎県、県教委など主催)の授賞式が9日、宮崎市の宮崎観光ホテルであり、東京都中野区の歌人、大松達知おおまつたつはるさん(44)に賞状やトロフィーが贈られた。

2015.1.30  作家・河野多惠子さん死去…女性文学をけん引

人間の倒錯した感覚を描き、女性による文学をけん引した作家で文化勲章受章者の河野多惠子(こうの・たえこ、本名・市川多惠子=いちかわ・たえこ)さんが、29日午後7時15分、呼吸不全のため東京都内の病院で死去した。

2015.1.27  【今週はこれを読め! SF編】科学技術の説明すら物語のアクセルとなる、月村了衛の筆さばきに驚嘆

《機龍警察》シリーズはこれまでに長篇4作が発表され、SF読者からもミステリ読者からも高い評価を獲得している。

2014.12.25  魔力のよる学園バトルが展開される『十三矛盾の魔技使い』。13人の視点で物語が語られる【電撃文庫新作紹介】

十階堂一系先生が執筆する、電撃文庫『十三矛盾の魔技使い(ソルヴァナイト)』の紹介記事をお届けします。

2014.11.27  [屍者の帝国]伊藤計劃さん&円城塔の長編SFが劇場版アニメに

2009年に亡くなった作家の伊藤計劃(いとう・けいかく)さんと芥川賞作家の円城塔(えんじょう・とう)さんの共著「屍者(ししゃ)の帝国」が劇場版アニメとして製作されることが27日、分かった。

2014.11.19  作家の読書道 第154回:越智月子さん

2006年に小説家デビュー、その後『モンスターU子の嘘』や『スーパー女優A子の叫び』で注目度を高めてきた越智月子さん。

2014.11.14  著者インタビュー -誉田哲也さん「インデックス」

警察の内部までを鮮やかに活写した警察小説から、青春小説、ホラーといった幅広い作品で、世代性別を超えた読者を魅了し続けている誉田哲也さん。

2014.11.9  ノース大文学賞授賞式

若者に文学と親しんでもらおうと創設されたノースアジア大学文学賞の授賞式が8日、同大の講堂で行われた。

2014.11.9  【新・仕事の周辺】秋山真志(作家) 文学史に残すべき鎌倉文士

鎌倉に住んでもうすぐ33年になる。

2014.10.25  9年で消えた文庫、SF界に与えた大きな影響

四半世紀以上前になくなった海外SF専門レーベルを丸ごと紹介する奇妙なガイドブックが刊行された。大森望、牧眞司編『サンリオSF文庫総解説』(本の雑誌社)は、キャラクターグッズで有名なサンリオが1978年から87年に刊行した同文庫197冊すべてをレビューする。

2014.10.22  <若山牧水賞>大松達知さんの歌集「ゆりかごのうた」

郷土の歌人・若山牧水を顕彰し、宮崎県などが優れた短歌文学に贈る第19回若山牧水賞に22日、東京都中野区の私立校教諭、大松達知(たつはる)さん(43)の歌集「ゆりかごのうた」(六花書林、5月発行)が選ばれた。

2014.9.24  「サンリオSF文庫総解説」発売 伝説のレーベル全197冊をレビュー

あの「サンリオSF文庫」から刊行された全197冊をレビューするガイドブック「サンリオSF文庫総解説」が発売された。

2014.9.18  牧水の未発表短歌、日向市が書軸購入 文学館で18日から公開 [宮崎県]

宮崎県日向市は17日、同市出身の歌人、若山牧水(1885~1928)の未発表の短歌1首が書かれた掛け軸が見つかったと発表した。

2014.9.1  書店員に聞く 長編小説に挑む - 牧村健一郎

暑い夏がまだ続きます。何もしないでも、じわーっと汗がでる。セミもうるさい。でもこんなときこそ、開き直って、長い小説でも読んでみませんか。日常を離れ、脳内旅行を楽しむ。ちょっとした達成感も味わえます。

2014.8.30  ツタヤ図書館「小牧の顔に」 17年度開館、カフェ案も

レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京)が運営することになった新しい小牧市立図書館。

2014.8.23  元俳人協会会長の松崎鉄之介氏死去

松崎鉄之介氏(まつざき・てつのすけ=元俳人協会会長、本名・松崎敏雄=まつざき・としお)22日、気管支ぜんそくのため死去、95歳。

2014.8.18  劇場版制作が決定した『境界の彼方』×『なら燈花会』イベントレポート

2013年10月から12月までTOKYO MXほかで放送されたTVアニメ『境界の彼方』は、鳥居なごむの同名小説を原作とする青春アクションファンタジーだ。今年7月に2015年春公開に向けて劇場版の制作が進行していることが発表され、再び注目を集めている。

2014.7.10  【第16回】新端末はなくても見所たくさん――東京国際ブックフェア2014にいってみた(前編)

7月2日~5日にかけて、東京ビッグサイトで「東京国際ブックフェア」が開催されました。例年「電子出版EXPO」なども併催される規模の大きなイベントです。この連載でも2010年から毎年現地の様子をレポートする形でお伝えしてきました。

2014.7.8  【今週はこれを読め! SF編】哲学と脳科学を結ぶ宮内悠介、世界をひっくりかえす藤野可織 - 牧眞司

7冊目となる創元SF文庫の「年刊SF傑作選」。前巻まで、よくわからないがカッコよさげな四字熟語のタイトルだったが、こんかいから収録作から表題をつけるようになって、まずはめでたい。覚えやすい。

2014.7.7  とまみん文学賞に野乃原さんの自分史「ごめんね母さん 母と娘の人生」

第23回とまみん文学賞選考委員会が5日、苫小牧市のグランドホテルニュー王子で開かれた。

2014.5.27  【今週はこれを読め! SF編】神学と妄想との捩れ、逡巡する物語、螺旋状に深化する思索

カルト的支持も一部にあるディック晩年の問題作『ヴァリス』が新訳された。大瀧啓裕の手による旧訳にくらべ、こんかいの山形浩生訳は語り手「ぼく」の言葉づかいがずいぶんくだけており、ところどころにユーモアや皮肉がにじむ。

2014.5.24  書と文学関係に焦点 文豪や歌人の直筆交え 書家の戦禍震災表現も 成田山書道美術館

成田市の成田山書道美術館で「収蔵優品展~書における文学とは何か」が6月15日まで開かれている。

2014.5.15  「千歳鉱山」の記憶小説に 芥川賞作家・奥泉さん 跡地訪れ取材

【千歳】芥川賞選考委員の作家、奥泉光さん(58)=東京在住=が、市内美笛の金鉱山「千歳鉱山」を題材にした小説の構想を練っている。往時は5千人が暮らしたとされる黄金郷の盛衰に引かれ、12日には現地を訪れて元従業員の取材などを行った。

2014.5.9  【文芸月評】時代に巣くう孤独感 人の定義づけ溶けゆく

作家の大江健三郎さん(79)が、一人で選考する文学賞「大江健三郎賞」を今年度の第8回で終えるにあたって4月18日、最後の受賞者の岩城けいさん(43)と対談した。

2014.4.22  【今週はこれを読め! SF編】数奇な6つの運命が結びつくとき、超広大世界の起源を解く旅がはじまる

ロラン・ジュヌフォールはフランスの現役SF作家。かの地のSFというと、ぼくあたりの世代はかつてのサンリオSF文庫(ミシェル・ジュリやフィリップ・キュルヴァルなど)、それより少し前に邦訳されたレジス・メサック(牧神社から全3巻の全集が出ていた)など、異端文学的な濃密文学空間の印象がまずあるのだが、本書はそれとはまったく別の系統だ。

2014.4.6  ふるさと秋田文学賞:創設 県が随筆、小説、紀行文募集 8月締め切り、内館牧子さんら選考 /秋田

県は、秋田を舞台としたり県内の自然や人物、文化などを題材とする優れた文学作品をたたえる「ふるさと秋田文学賞」を創設する。

2014.2.25  目立つ古書店関連本

自由な形態、奥深さ

2014.1.12  【新・仕事の周辺】保坂和志(作家) 寒く厳しい「楽園」

昨年9月に単行本になった『未明の闘争』は、3年8カ月連載して5月に連載を終了した。

2013.12.3  BOOK☆WALKER 3周年 2013 各編集部に聞くオススメの一作

今年もやって来た年末に「オススメの一作」をKADOKAWAグループ以外の編集部の皆さまにお聞きしました!これで各編集部イチオシ作品を総ざらい!

2013.10.27  [夕鶴]辺見じゅんさん、文学館開館前に無念

富山市出身の作家で歌人の辺見じゅんさんが、同市に昨年7月開館した県立「高志(こし)の国文学館」の館長就任を目前に亡くなって2年が過ぎた。

2013.9.5  『早稲田文学』最新号に多彩執筆陣、黒田夏子『abさんご』特製本付属の限定版も

文芸誌『早稲田文学6号』が9月6日に刊行される。

2013.8.31  17歳教の元祖・井上喜久子さんも推薦! 母親の強さを思い知らされる『俺のかーちゃんが17歳になった』の弘前龍先生を直撃【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第89回となる今回は、『俺のかーちゃんが17歳になった』を執筆した弘前龍先生のインタビューを掲載する。

2013.8.24  山田さんと立木さんにクリスタル杯 とまみん文学賞表彰式

苫小牧民報社主催、第22回とまみん文学賞表彰式が24日、苫小牧民報社で開かれた。

2013.8.21  作家の読書道 第140回:長岡弘樹さん

日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した「傍聞き」を表題作として文庫作品が大ヒット、警察学校を舞台にした新作『教場』も話題となっている長岡弘樹さん。

2013.8.3  【ミステリ・オカルト・ホラー】ラノベ通が選ぶ!暑い夏をのりきる納涼ラノベ特集

こんにちは。『きんいろモザイク』ではツンデレな綾が好きな愛咲です。今回のライトノベルレビューは、納涼ラノベ特集。暑い夏をクールダウンする作品をご紹介!

2013.8.1  言葉もたぬ 動物との交感

小川洋子さん「いつも彼らはどこかに」

2013.6.10  【本の話をしよう】命に対する心の持ち方が問われている 「ゾーンにて」作家 田口ランディさん

作家、田口ランディさんの最新中編集『ゾーンにて』がこのほど刊行された。福島第1原発の20キロ圏内で、人の立ち入りが制限されている警戒区域をめぐる4つの物語を収録。"ゾーン"に分け入り、生命と深く向き合った。

2013.4.24  特設展:「富士山と文学」27日から、県立文学館 /山梨

世界文化遺産登録を目指す富士山にまつわる文学作品に関心を持ってもらおうと、県立文学館(甲府市貢川1)は27日から、特設展「富士山と文学」を開く。富士山をうたった詩歌や裾野を舞台にした小説など約100点を展示。7月7日まで。

2013.3.30  シリーズ最大の強敵が出現! 「放課後ライトノベル」第135回は『デート・ア・ライブ』で百合っ子をデレさせろ

我が身を振り返ると,男子小学生というのは実にしょうもない。男子と女子が2人でいるだけで,からかわずにはいられないものである。たまたま家の方向が同じで,並んで歩いているだけで「やーい,デート,デート!」とはやしたてたり。とはいえ,今はケータイもあるし,そんなシチュエーションもなくなってしまったんでしょうか。

2013.3.28  文豪・芹沢光治良、足跡振り返る 新年度、沼津市が文学祭

沼津市は2013年度、市制90周年の目玉事業の一つとして没後20年を迎える同市出身の文学者芹沢光治良(1896〜1993年)の功績を1年かけて顕彰する「沼津文学祭 芹沢光治良と沼津」を開催する。

2013.3.23  新館長に三枝氏 県立文学館

歌人、初の県出身者 山梨県立文学館の新しい館長に、甲府市出身の歌人三枝昂之(たかゆき)氏(69)=川崎市=が就任することが、22日決まった。

2013.3.18  【本の話をしよう】「天翔る」作家 村山由佳さん 馬と限界に挑戦する「エンデュランス」通して

≪生とまっすぐに向きあう少女≫ 「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズなど、恋愛小説の名手として絶大な人気を誇る作家、村山由佳さん(48)。3月19日に刊行される最新長編「天翔(あまかけ)る」は、「エンデュランス」という馬術競技に出会った一人の少女と、彼女を見守る大人たちの物語だ。厳しく、優しく、温かく。北海道の牧場を舞台に、喪失を抱えた人々の傷と再生を鮮やかに描き出す。

2013.3.11  【書評】『コレクション日本歌人選 全60冊』 和歌文学会監修

評・上野誠(万葉学者・奈良大教授) 「歌の国」の集大成 祝完結!

2013.3.3  今週の本棚・本と人:『冬芽の人』 著者・大沢在昌さん

◇冬の終わりから芽吹きへ−−大沢在昌(おおさわ・ありまさ)さん 強盗殺人事件の捜査中、自分をかばった同僚を亡くし自責の念から警察官を辞めた女性が、その同僚の息子と出会う。事件の真相を追究する過程で愛してしまった若者を守るため、彼女は立ち上がり、「失われた人生」を取り戻していく物語。

2013.2.27  おたくの30年 難波功士さんが選ぶ本

■送り手と受け手の円環 おたく関連本の紹介というオーダーをうけて、まず脳裏に浮かんだのは「汗牛充棟」という故事熟語だった。中森明夫が「おたく」という言葉を提示してから今年で30年。オタク・otaku・秋葉系・萌(も)え系などさまざまな呼称のバリエーションを派生させつつ、実に多くのおたく論が展開されてきた。

2013.2.23  ハロー,ミスター・マグナム。「放課後ライトノベル」第130回は荒野と銃声の『アリス・リローデッド』で悪党どもを華麗に撃て

前回の「放課後ライトノベル」では安井健太郎の新作『アークIX』と共に,氏の代表作である『ラグナロク』を紹介した。『ラグナロク』といえば,続編がなかなか出ない語り手が剣であるというのが大きな特徴だ。

2013.2.2  【Spot the 電撃文庫】アクション過剰なヒートフルファンタジー『灰燼のカーディナル・レッド』でデビューした西村西先生にインタビュー!!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第66回となる今回は、『灰燼のカーディナル・レッド』を執筆した西村西(にしむら せい)先生のインタビューを掲載する。

2013.1.31  『キャプテンハーロック』が荒牧伸志監督でCGアニメ映画化、脚本は福井晴敏

松本零士原作の漫画で、後にテレビアニメ化、アニメ映画された大ヒット作『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』が、2013年秋にCGアニメーション映画として公開されることが発表された。タイトルは『キャプテン・ハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』(仮)。

2013.1.29  世田谷文学館で展覧会「帰ってきた 寺山修司」-初出品の書簡も

芦花公園南口の「世田谷文学館」(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)で2月2日から、展覧会「帰ってきた 寺山修司」が開催される。

2013.1.22  国文学雑誌の「再生」を喜ぶ

国文学の専門誌だった「国文学」「国文学 解釈と鑑賞」の2誌がここ数年のうちに相次いで休刊となった中で、国文学を中心に新たな教養のあり方を模索する季刊誌「アナホリッシュ国文学」(響文社)が先月創刊された。

2013.1.1  杓子庵文学賞に5人 文芸フォーラム静岡

県内の文芸愛好家でつくる文芸フォーラム静岡(谷川昇代表)主催の「第17回杓子庵(しゃくしあん)文学賞」の受賞作が決まった。

2012.12.22  特別展:民主主義文学者で下関出身の中本たか子、著書や万年筆…貴重な資料公開−−27日まで市立近代先人顕彰館 /山口

下関市出身の作家、中本たか子(1903〜1991)の著作や遺品などを展示する特別展「夢さきの波 牧さきの風−中本たか子の軌跡」が、同市田中町の市立近代先人顕彰館で開かれている。

2012.12.4  ベストセラー小説『さよならドビュッシー』が映画化。清塚信也がピアノ教師役で俳優デビュー!

第8回「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社主催)で大賞を受賞した中山七里の小説『さよならドビュッシー』(宝島社刊)が映画化! 2013年1月26日(土)より、新宿ピカデリーほか全国でロードショーとなります。

2012.11.30  小川国夫さん自伝的小説発見 「内向の世代」代表作家

「内向の世代」の代表的な作家で、小説「アポロンの島」などで知られた小川国夫さん(一九二七~二〇〇八年)の未発表の中編原稿が、静岡県藤枝市の自宅から見つかった。〇九年に休刊した文芸雑誌「國文學」(学燈社)を引き継ぎ、十二月に創刊する季刊誌「アナホリッシュ國文學」(響文社東京分室)に掲載される。

2012.10.5  「ハリー・ポッター」作者の新作、日本語版発表へ 初の大人向け小説

大ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者、J・K・ローリングさん(47)が執筆した初の大人向け小説で、12月1日に日本語版が発売される「The Casual Vacancy」の邦題が、「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」に決まった。日本語版独占翻訳権を獲得していた講談社が5日付で明らかにした。

2012.9.25  大原富枝さんの生涯紹介 高知県立文学館

逆境の中で生きる女性を描き続けた小説家、大原富枝さんの87年の生涯を振り返る「大原富枝生誕100周年~書くことは生きること~展」が24日、高知市丸ノ内1丁目の県立文学館で始まった。著書や原稿など約300点を展示している。11月11日まで。

2012.9.18  アイヌ文学永遠に 18日に知里幸恵追悼祭

九十年前、アイヌ民族の十九歳の少女が、故郷を遠く離れた文京区本郷で命を落とした。アイヌ民族の口承叙事詩(ユーカラ)を初めて文字化した知里幸恵(ちりゆきえ)だ。命日の十八日、日本福音ルーテル本郷教会で追悼祭「シロカニペ祭」が開かれる。

2012.8.20  とまみん文学賞表彰式

苫小牧民報社が主催する第21回とまみん文学賞の表彰式が18日、苫小牧の本社で行われ、受賞者一人ひとりにクリスタル杯と副賞が贈られた。

2012.6.10  【倉橋健一の文学教室】(36)宇野浩二『思い川』 小説の鬼のなせる技

『思い川』は昭和23年、文芸雑誌「人間」に連載された、宇野浩二晩年の代表作です。このころ社会はまだ敗戦から立ち直れず、人心もすっかり荒廃し切ったそんな時代にあって、これはまあ、人間の真心をひたすら見つめ続けた小説でしたから、あるいは読んだ人びとにとって、大いなるカタルシス(心の浄化作用)になったかもしれません。

2012.5.29  映画「のぼうの城」魅力語る ロケ地苫小牧で

今秋公開予定の映画「のぼうの城」の犬童一心監督(51)と樋口真嗣監督(46)らが26日、北海道苫小牧市内のホテルで講演し、約420人を前にロケの裏話などを披露し、作品への思いを語った。

2012.5.11  ラノベ質問状 : 「生徒会探偵キリカ」 ファンタジーもののはずが気が付いたら……

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、巨大学園を舞台に平凡な主人公が個性的なヒロインたちとさまざまな事件を解決する「生徒会探偵キリカ」(杉井光著、ぽんかん(8)画)です。 講談社ラノベ文庫の栗田晃宏さんに作品の魅力を聞きました。

2012.5.4  ラノベ質問状 : 「STEINS;GATE」 "助手"のデレっぷり堪能して

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、人気SFアドベンチャーゲームから生まれたライトノベル「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」(5pb.×ニトロプラス原作、三輪清宗著、坂井久太画)です。角川書店角川スニーカー文庫編集部の大輝洋平さんに作品の魅力を聞きました。

2012.4.27  白樺派の理想主義を再発見 日本近代文学館で展示

混迷の時代に白樺(しらかば)派の文学を見直す企画展「今こそ人間愛の文学を 『白樺』の時代」が、東京・駒場の日本近代文学館で開かれている。

2012.3.25  俳句文学賞に芹沢さん 静岡県協会

県俳句協会(甲斐遊糸会長)は24日、静岡市駿河区で第2回県俳句文学賞の授与式を行い、富士宮市の俳画講師芹沢一仙さん(73)に文学賞を授与した。

2012.3.1  企画展「小説『のぼうの城』―その魅力的な時代と人物」 苫小牧市立中央図書館で

苫小牧市立中央図書館で展示貸し出し企画「小説『のぼうの城』―その魅力的な時代と人物」が行われている。2010年夏、苫小牧市内で撮影された映画「のぼうの城」が今年秋、いよいよ公開の見込み。

2012.2.24  読売文学賞、5氏に贈賞式

第63回読売文学賞の贈賞式が、24日午後6時から東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた。

2012.2.21  若山牧水の未発表歌見つかる 家族の日常詠む貴重な1首

宮崎県出身の歌人若山牧水(1885~1928年)の未発表の短歌1首が書かれた掛け軸が見つかったと、同県日向市の若山牧水記念文学館が21日、発表した。旅や酒を愛したイメージが強い牧水が、一家だんらんの日常を詠んだ貴重な作品といい、子どもや家庭を大切にした素顔が伝わる。

2012.2.21  第4回MOE絵本屋さん大賞決まる

絵本の雑誌『月刊MOE』(白泉社(はくせんしゃ))が、2010年10月から11年9月頃(ごろ)までに出版(しゅっぱん)された絵本を対象に、全国の絵本専門店の店員と書店の児童書売り場担当者(たんとうしゃ)1200人へのアンケートを基(もと)に選んだ「ベスト30」の絵本が決まった。

2012.2.16  長野・東御市運営の書店 来月閉店

長野県東御市が運営する、書店と図書室の複合施設「BOOK童夢(どうむ)みまき」(同市大日向)の書店が3月30日に閉店する。約16年前、当時の同県北御牧村が開設し、県内初の「村の本屋さん」として親しまれたが、本の購入は伸び悩んでいた。4月以降は書店から子供向けの図書室に衣替えする予定だ。

2012.2.15  第19回歴史群像大賞作品募集中!

大賞をはじめとする受賞作が続々出版され、ベストセラーランキングをにぎわせる作品を数々輩出している本賞も、いよいよ19回目。エンターテインメント小説界の次代を担う新しい才能の登竜門として、時代にはばたく「あなた」の熱筆、お待ちします!!

2012.2.1  著者インタビュー:松崎有理先生

「あがり」第一回創元SF短編賞受賞作

2012.1.16  寺山修司展始まる/郷土文学館

弘前市立郷土文学館の2012年企画展「寺山修司−生誕地弘前と父そして俳句−」が15日、同館で始まった。

2011.6.11  完全版:村上春樹さんカタルーニャ賞受賞スピーチ

今月9日、スペインの国際的な「カタルーニャ賞」を受賞した作家の村上春樹さんは、授賞式のスピーチで東京電力福島第一原子力発電所の事故について触れ、「私たち日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった」と訴えました。

2011.6.1  作家・イラストレーターインタビュー 第92回 阿羅本景さん

Q.まずは、初めての方もいらっしゃると思うので、ご挨拶をお願いします。 どうも阿羅本景と申します。 初めての方もいらっしゃるかと思いますが、シナリオ関係とか同人誌とかでいろんな所にちょこちょこと名前を出して仕事をしていたりもするので「ああ、あの阿羅本か~」とご存じの方も少なくないかと思います。

2010.2.18  著者インタビュー - 佐々木譲さん『廃墟に乞う』

心の傷が原因で休職中の北海道警の刑事、仙道孝司は友人、知人から刑事としての腕を見込まれて、北海道各地で起こった事件に関わっていく。オージーが増えたニセコ、廃れてしまった旧炭鉱町、漁業が盛んな港町、競走馬の生産牧場がある博労沢など、変わりゆく北海道の町で起こる事件に対し、仙道は、警察とは別の視点から真相に近づいていく。北海道の町を通して、"いま"が見えてくる傑作ミステリ。

2009.2.1  きらら熱烈インタビュー 第43回 坂木 司さん

最初は知ってることでしか小説が書けなかった でも今は、取材から見えてくるものが気になります 覆面作家として活躍中の坂木司さん。

2008.2.1  きらら熱烈インタビュー 第31回 万城目 学さん

読者の想像力は僕が思っているより豊かで、不思議なことでも安心して書けます 京都に住む学生たちの不思議な日常をにぎやかに描いた小説『鴨川ホルモー』で鮮烈なデビューを飾り、本屋大賞にもノミネートされた万城目学さん。

2007.8.31  作家の読書道:第70回 米澤穂信さん

古典部シリーズ、小市民シリーズなど、高校生を主人公にした"日常の謎"で人気を博し、昨今では探偵小説、ダークな青春小説、そして新刊『インシテミル』では殺人ゲームを描くなど、作品の幅をどんどん広げている新鋭エンターテインナー、米澤穂信さん。幼い頃から物語を作るのが好きだった彼は、どんな作品の影響を受け、どんな物語を作ってきたのか。その読書歴&創作歴が分かります。

2006.2.24  作家の読書道:第52回 町田 康

作家であり、ミュージシャンであり、俳優でもある町田さん。人間の滑稽さをさらけだし、ユーモアとウィットと悲哀に満ちた独自の文章世界、小説世界で多くの人々を魅了し続け、さまざまな文学賞も受賞。第一線で活躍する町田さんが読んできたものとは、そして読書スタイルとは。谷崎潤一郎賞を受賞した長編小説『告白』についても触れていただきました。

2006.1.27  作家の読書道:第51回 池上 永一

沖縄を舞台に、その文化を織り交ぜた鮮やかな作品を発表し続けている池上永一さん。昨年は、温暖化の進んだ近未来の東京を舞台にした長編『シャングリ・ラ』を発表。その世界観、魅力的なキャラクター、意外な方向へ進んでいくストーリー展開に、夢中になった人が続出。そんな彼のルーツはどこにあるのか。読書歴、そして沖縄への思いをたっぷりと語っていただきました。

2005.12.29  著者インタビュー - 北方謙三さん『水滸伝』

2005年、『水滸伝』で第9回司馬遼太郎賞を受賞した。

2005.2.28  作家の読書道:第40回 絲山 秋子さん

デビューしてから立て続けに才能あふれる作品を発表した上、史上最速で川端康成賞を受賞、出版界の話題をさらった絲山秋子さん。なんと小学生の頃には、年に500冊は本を読んでいたというのだから驚き。まさに筋金入りの読書家である彼女。その心に残っている本たちは、当然、どれも魅力的なものばかりです。

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