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虚構に関連する小説ニュースまとめ

キーワード"虚構"に関連する小説ニュースの検索結果まとめです。一度の検索結果は200件までとなります。スペース区切りで複合検索も可能です。
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虚構 ニュース検索結果

2021.1.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】ウイルス蔓延下、封鎖都市の殺人事件『ロックダウン』

ウイルス蔓延下、厳戒態勢の都市で刑事はどう動くのか。

2020.4.29  【今週はこれを読め! エンタメ編】"最後の文士"の告白〜岩井圭也『文身』

主人公の庸一は、最初に就職した工場で自分の名前の漢字を聞かれて「凡庸の庸」と答えた。しかし、実際には凡庸どころの話ではない。須賀庸一という人間は、まぎれもなく希有な存在だと思う。

2019.9.21  【今週はこれを読め! ミステリー編】何が起こるかわからない『11月に去りし者』

小説は思いがけないことが起こるからおもしろい。

2019.9.17  【今週はこれを読め! SF編】SFというジャンルを問い直しつづけた年刊傑作選の、これが最終巻。

2008年刊行の『虚構機関』から12巻を数えた《年刊日本SF傑作選》もこれが最終巻。前年に発表された作品のなかから(しかも掲載媒体を問わず)、優れたSFを選びぬくという途轍もない労力をたゆまずにつづけてきた編者のおふたりには、感謝の気持ちしかない。このアンソロジーのおかげで現代日本SFの見通しがぐんと良くなった。傑作の紹介だけにとどまらず、SFというジャンルを問い直す契機を与えてくれた。

2019.5.14  【今週はこれを読め! SF編】場所が特定できぬ孤峰、スパゲッティコードとしての世界

これは旅の物語であり、物語という旅である。地図はない。行ってみないと、その先がどうなっているかわからない。

2018.8.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】覚めることのない悪夢のようなミステリー『通過者』

永遠に覚めることのない悪夢を見させられているような小説だ。

2018.7.13  【今週はこれを読め! ミステリー編】虚実入り混じる執筆牢獄小説『さらば、シェヘラザード』

これはミステリーというか、へんてこりんな小説である。

2018.4.23  徳島文学協会 が「徳島文學」創刊 小説の書き手の養成目指す

郷土の文芸発展に向けて昨年5月に発足した徳島文学協会が「徳島文學(ぶんがく)」=写真=を創刊した。小説の書き手の養成を目指した新たな文学運動と位置付け、創刊号には県内在住の会員や、ゆかりの作家による小説11編のほか、短歌、俳句などを収録。今後、年1回の発行を予定している。

2018.4.17  【今週はこれを読め! SF編】消えてしまう過去、儚い現在、記憶のなかの世界

『プラネタリウムの外側』は連作集。有機素子コンピュータで会話プログラム(チューリングテストをクリアするレベル)を開発する南雲助教と、彼の研究室に関わるひとたちの物語だ。ITと現実感覚を結びつけたSFは数あるが、この作品はガジェット/アイデアばかりを前景化するのではなく、わたしたちが暮らしている日常、人間関係のなかで出逢う感情や感覚の地平で語られている。そこがとても新鮮だ。

2018.1.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】声なき人のための物語〈アイアマンガー三部作〉完結!

エドワード・ケアリー〈アイアマンガー三部作〉がついに完結した。『堆塵館』『穢れの町』に続く最終巻『肺都』を読んで感じたのは、これは声なき人のための声として書かれた物語だ、ということだった。

2017.12.15  【今週はこれを読め! ミステリー編】虚実入り乱れる異色恐怖小説『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』

作業中にパソコンのハードディスクがぐぐぐと唸りだしておだぶつになった経験のあるすべての方にこの本、マイクル・ビショップ『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』をお薦めする。焦るよね、あれは。

2017.11.23  【エンタメ小説月評】戦国の混沌 リアルに表現

時代、歴史小説で新機軸を打ち出すのは難しい。戦国、幕末という定番の時代であればなおのことだ。その中で、武川佑『虎の牙』(講談社)には、新鮮な驚きがあった。

2017.8.15  【今週はこれを読め! SF編】十年目を迎え、ますます好調な年刊傑作選。

創元SF文庫の《年刊日本SF傑作選》の十冊目。プロパーSFから文芸誌に掲載された奇想小説、ときに同人誌やネットで発表された秀作をピックアップする視野の広さが嬉しい。

2017.8.8  8月8日は「妖怪の日」! 暑さを吹き飛ばす、妖怪をテーマにした小説

8月に入りいよいよ夏本番! うだるような暑さに嫌気がさしてしまいますが、そんなときは"妖怪をテーマにした小説" に涼を求めてみてはいかがでしょう?

2017.8.2  【今週はこれを読め! エンタメ編】谷崎潤一郎を囲む女たちの危ういバランス〜桐野夏生『デンジャラス』

"芸術家は放蕩三昧なくらいの方が作品に味わいが出てよい"的な考え方は根強くあると思うが、いまひとつ共感できない。

2017.7.4  【今週はこれを読め! SF編】探偵は棚にいる。扉の鍵は本に隠されている。

SF界きっての技巧派として知られるジーン・ウルフが2015年に発表した最新長篇。『書架の探偵』という邦題から、ジョン・ダニングや紀田順一郎のビブリオミステリに登場するような古書通の探偵、あるいは古今東西あらゆる書物に暁通したボルヘスのような存在を思いうかべる。

2017.4.12  【今週はこれを読め! エンタメ編】芥川賞作家の赤裸々問題作!?〜羽田圭介『成功者K』

「成功者」とは「性交者」とかけているのか!? ...と、セクハラ上司でもそうそう口にしなさそうなベタな下ネタが思わず心をよぎるほど、芥川賞作家である主人公のKは次々に女性と関係を持っていく。

2017.2.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】清澄で不穏さを秘めた短編集〜小川洋子『不時着する流星たち』

年齢のことを言うのもなんだが、いくつになられてもこれほど「文学少女」という言葉が似合う人がいるだろうかといつも思う。

2017.2.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】清澄で不穏さを秘めた短編集〜小川洋子『不時着する流星たち』

年齢のことを言うのもなんだが、いくつになられてもこれほど「文学少女」という言葉が似合う人がいるだろうかといつも思う。

2017.2.16  【書評】『恐怖小説 キリカ』澤村伊智 - 横丁カフェ

日本ホラー小説大賞はその選考が厳しいことで知られている。

2016.11.18  京極夏彦史上最長計1,900枚になった理由とは…?"京極版妖怪大戦争"『虚実妖怪百物語』発売記念イベントで語られた裏話

京極夏彦によるシリーズ作品の最新刊『虚実妖怪百物語』序・破・急の発売記念イベントが11月6日(日)に東京古書会館で行われた。

2016.10.21  水木しげる・荒俣宏ら実在の人物にとてもよく似た人が登場!? 京極夏彦最新作『虚実妖怪百物語』のストーリーに驚愕必至!

京極夏彦の最新作『虚実妖怪百物語』序・破・急の計3巻が、2016年10月22日(土)より3週連続で発売される。

2016.9.30  人生は夕方から楽しくなる:小説家・川崎徹さん

CM界の異才捨て 虚構に切り込む

2016.6.16  『PSYCHO-PASS』ノベライズを手がけた作者最新作!大戦前夜の帝都で、特殊部隊が"逸脱者"たちを蹂躙する!

いつか憧れた揺るぎないヒーロー像とハードな人間ドラマを送り出す小説レーベル「ノベルゼロ」。

2016.4.5  【今週はこれを読め! SF編】それぞれの時代の色合いと情感、スミスの不思議な未来史

コードウェイナー・スミスの全短篇をまとめる企画の第一巻。続巻として『アルファ・ラルファ大通り』と『三惑星の探求』が予定されている。〈人類補完機構全短篇〉とうたわれているが、このシリーズ以外の作品も『三惑星の探求』に併録されるそうだ。

2016.3.10  通夜に集まった人々を通して問いかける生きることの意味! 巧緻な語り口が独自の世界を構築する芥川賞受賞作

滝口悠生氏は『愛と人生』(講談社)で第37回野間文芸新人賞を受賞、『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(新潮社)では第153回芥川賞にノミネートされ、そして、『死んでいない者』(文藝春秋)でついに154回芥川賞を受賞した新進気鋭の作家である。

2016.1.27  人々の暮らしと共に蔓延していく穢れ! 小野不由美『残穢』の恐怖

小野不由美氏はデビュー以来、恐怖の物語にこだわり続けてきた作家だ。

2015.12.5  ハルチカ:アニメ化も話題のミステリー小説を原作者・初野晴が語る 「里見八犬伝」の影響も

初野晴さんのミステリー小説「ハルチカ」シリーズ(KADOKAWA)が原作のテレビアニメ「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」が2016年1月にスタートする。原作は、主人公と同世代の高校生以外にも、40、50代のファンも多いという人気シリーズで、放送前から注目を集めている。原作者の初野さんにアニメへの思いや執筆について聞いた。

2015.10.20  【今週はこれを読め! SF編】甦る『屍者の帝国』、読み換えられる『計劃』

伊藤計劃の三作品をアニメ化する「Project Itoh」と連動し、版元をまたいでの出版企画が相次いでいる。本書もそのひとつだ。

2015.9.15  【今週はこれを読め! SF編】箱から飛びだした〈量子猫〉。六十四卦のマッド・ミステリ。

新刊というにはちょっと時間が経ってしまったけれど(7月刊)、この作品を紹介せずにすますわけにはいかない。

2015.4.1  道尾秀介さん『透明カメレオン』

弱さと向き合い「最高傑作」

2015.3.3  【文芸月評】戦後70年と向き合う

老いて脈打つ執筆の衝迫

2015.2.20  きらら著者インタビュー 第79回 篠田節子さん『インドクリスタル』

女性が幸せになれない世界がある。ロサには激烈な人生を歩んだ後に、こうなってほしいという私の願いをこめました。

2015.1.16  西加奈子さん 「文学界もプロレスのように必ず盛り上がる」 直木賞受賞会見

第152回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の料亭「新喜楽」であり、直木賞に西加奈子さん(37)の「サラバ!」(小学館)が選ばれた。

2015.1.15  <西加奈子さん>「シンプルにうれしい」 直木賞受賞会見一問一答

第152回直木三十五賞(以下、直木賞)に決まった西加奈子(にし・かなこ)さんが15日、東京都内のホテルで行われた受賞会見に出席した。2度目の候補作となった「サラバ!」(小学館)で受賞を決めた西さんは、「シンプルにうれしいという言葉しか浮かばない」と喜びを語った。会見の主なやりとりは以下の通り。

2014.11.25  書評:電氣ホテル [著]吉田篤弘 - 三浦しをん(作家)

■世界の深淵に触れる予言の書

2014.11.20  きらら著者インタビュー 第76回 大島真寿美さん『あなたの本当の人生は』

この小説を書いたことで、なんでも言語化できるという気持ちになりました。

2014.8.14  「多崎つくる」熱狂 欧米ファン、書店へ巡礼 英語版発売 独自の世界描き存在感

世界的な人気作家、村上春樹さん(65)が昨年発表し、日本では100万部以上を売ったベストセラー長編「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の英訳版が12日、英米で発売された。

2014.8.13  いとうせいこう「1点モノ」小説 読者ごとに異なる物語

作家のいとうせいこうが、読者によって内容を変えるパーソナライズ小説『親愛なる』を刊行した。

2014.7.17  角田光代さん授賞式で「嫌な話書くの辛かった」

人の心と世界の深層を支える「物語」を問い続けた臨床心理学者にちなんだ第2回河合隼雄物語賞、学芸賞(河合隼雄財団主催)の授賞式が4日、京都市内で行われた。

2014.7.6  震災後の違和感きっかけ…吉村萬壱さん5年ぶり新著

芥川賞作家の吉村萬壱(まんいち)さん(53)が、約5年ぶりの新著『ボラード病』(文芸春秋)を刊行した。

2014.7.1  【今週はこれを読め! SF編】読むタイムマシン、書くパラドックス

「SF界/文芸界注目の俊英」(コシマキの惹句)とうたわれるチャールズ・ユウの第一長篇。ふたつの"界"にまたがっている。なんだかカッコいい。

2014.5.27  【今週はこれを読め! SF編】神学と妄想との捩れ、逡巡する物語、螺旋状に深化する思索

カルト的支持も一部にあるディック晩年の問題作『ヴァリス』が新訳された。大瀧啓裕の手による旧訳にくらべ、こんかいの山形浩生訳は語り手「ぼく」の言葉づかいがずいぶんくだけており、ところどころにユーモアや皮肉がにじむ。

2014.4.18  きらら熱烈インタビュー 第107回 樋口直哉さん

この作品を通して、僕たちが進む世界の先はずっと広いということを伝えたいです

2014.1.15  アニメ、マンガ、小説…「聖地巡礼」熱い視線 学会注目、新しい観光概念も

アニメやマンガ、小説などの舞台となった土地をファンが訪ねる「聖地巡礼」が、近年盛んになっている。経済効果や地域振興への期待から地方自治体などが熱い視線を注ぐ中、学問的な研究対象として扱う動きも始まっている。

2013.12.25  bestseller's interview 第53回 京極 夏彦さん

『書楼弔堂 破暁』著者 京極夏彦さん

2013.12.18  阿部和重さん短編集「Deluxe Edition」 ヒューマニズム奏でる「名曲集」

来年にデビューから20年の節目を迎える阿部和重さん(45)が短編集『Deluxe Edition』(文芸春秋)を刊行した。

2013.12.4  『存在しない小説』いとうせいこう・編 虚構に贈る虚構

『存在しない小説』という七文字のメモから始まったのだった。

2013.11.20  田中慎弥さん「燃える家」 渾身の長編 大きな力と対峙する孤独

「一番の目的はしっかり終わらせること。最後までたどり着けてよかった」。

2013.9.5  【文芸月評】成長物語 青春を愛惜

日常揺らぐ現代の若者も

2013.6.21  きらら著者インタビュー 第58回 北山猛邦 さん『人魚姫 探偵グリムの手稿』

『人魚姫』に関しては、老若男女、ミステリを普段読んでいない人でも楽しめるものになったと思います。

2013.6.20  永遠の青春小説家、太宰治 ダメ男小説、皮肉とユーモア

映画化され舞台化され、他の作家の手で"カバー"もされる人気作家・太宰治。筆名で最初の短編が雑誌に掲載されて今年で80年。永遠の青春小説家は、今も「青い」か。

2013.5.8  古川日出男の新作小説は構想執筆に10年をかけた大作、アジカン後藤とトーク&ライブも

古川日出男の新作小説『南無ロックンロール二十一部経』が、5月15日に刊行される。

2013.4.20  【エンタメ小説月評】虚構か、奇跡か、真実か

小説家は皆、ウソつきである。事実に虚構を織り込みながら物語を作るからだが、原田マハ『ジヴェルニーの食卓』(集英社)には、その虚構にこそ真実があるのではないか、と思わせる力がある。

2013.4.7  【聞きたい。】矢野優さん 『新潮 5月号』 時代の空気を吸った新しい言葉を

明治37(1904)年に創刊された老舗文芸誌。通巻1300号にあたる5月号では〈小説雑誌の原点回帰〉をコンセプトに、作家25人の短編小説を掲載した記念特集を組んだ。

2013.4.5  著者インタビュー -姜尚中『心』

ひそかに心に傷を負った"先生"が、自著のサイン会で偶然出会った大学生・直広。ふとしたことから直広とメール交換を始めた先生だが、愛と死に悩む直広とメールを交わし続けるうちに、自身の傷をも癒されていくような不思議な感覚を覚える…。

2013.2.10  【倉橋健一の文学教室】(42)伊藤整『若い詩人の肖像』

■文学に向き合う青春の自画像

2013.1.22  小島信夫文学賞 初めての小説 栄冠

各務原市下中屋町の小島正樹さん(71)が初めて書いた小説「野犬飼育法―彼またはKの場合―」が、第7回小島信夫文学賞を受賞した。

2012.12.19  【本紹介】現実逃避したい女性にオススメな長編小説!

「大聖堂」 上・中・下     

2012.12.17  水村美苗さん「母の遺産 新聞小説」に大佛次郎賞 選評

優れた散文作品に贈られる大佛次郎賞は、39回目の今年、作家・水村美苗さんの小説『母の遺産 新聞小説』(中央公論新社・1890円)に決まった。一般推薦を含めた候補作の公募、予備選考を経て、最終選考で委員6氏が協議した。贈呈式は来年1月31日、東京・内幸町の帝国ホテルで、朝日賞、大佛次郎論壇賞、朝日スポーツ賞とともに開かれる。

2012.10.25  著者インタビュー -道尾秀介さん『光媒の花』

認知症の母と暮らす男の遠い夏の秘密。幼い兄妹が小さな手で犯した罪。心の奥に押し込めた哀しみに満ちた風景が、やがてあたたかな光に包まれていく……。道尾秀介さんが、絶望の果てに見える光を優しく描き出した、第23回山本周五郎賞作『光媒の花』が文庫化。

2012.10.12  ミステリーファン必見! 北村 薫が語る 映画『推理作家ポー 最期の5日間』

ミステリーの始祖と呼ばれるエドガー・アラン・ポー。映画『推理作家ポー 最期の5日間』は、その偉大な作家の謎の死を題材とした意欲作であると同時に、彼自身が探偵役を務める奇想溢れる作品だ。ミステリーをこよなく愛する作家・北村薫に、ポーという作家と映画の魅力を語り尽くしてもらった。

2012.10.9  四重奏 カルテット 小林信彦著 編集者の喜怒哀楽にじむ作品集

私小説に向かない作家と自己規定している小林信彦だが、五十年前のデビュー長編『虚栄の市』が大藪春彦ら身近だった存在を強く意識したモデル小説であり、続く『冬の神話』が小学校時代の集団疎開体験をベースにしていたのを見ても、むしろ何かしらモデルが必要な作家であるようだ。

2012.9.22  『ケルベロスの肖像』刊行記念!! ベストセラー作家・海堂尊に聞く「"チーム・バチスタ"シリーズ、そして日本エンタメ界の未来」

2006年に刊行された、海堂尊さんのメディカル・ミステリー『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)。「東城大学医学部付属病院で相次いで発生している術中死を、心療内科医・田口公平と厚生労働省の役人・白鳥圭輔のコンビが調査してゆく」というこの作品は、スピーディな展開と魅力あふれるキャラクター、医療現場のリアルな描写が話題を呼び、デビュー作ながら大ヒットを記録した。

2012.7.13  【エンターテイメント小説月評】誰もが秘密を持っている

かわいらしい女子高生が、好きな男の家の床下に潜り込むストーカーだったなんて話が、先日見ていた若者向けアニメ「輪るピングドラム」に出てきて、ぎょっとした。

2012.6.18  「遠野物語100周年文学賞」受賞作家が語る、柳田國男と震災への思い

岩手県内陸部の街・遠野に生まれ育った佐々木喜善という文学青年が語る怪奇な実話や民間伝承を、いち早くその価値に気づいた柳田國男がまとめて上梓した一冊、『遠野物語』。その『遠野物語』の発刊100周年記念小説コンクールで遠野物語100周年文学賞を獲得した作品、神護かずみの『人魚呪』(角川書店)は、戦国時代の乱世を舞台に史実と虚構があやしく交差する伝奇ホラー小説だ。

2012.6.3  七夜物語 上・下 [著]川上弘美 - 小野正嗣(作家・明治学院大学専任講師)

■現実とつながる「夜の世界」へ 川上弘美の文章には風が通(かよ)っているといつも思っていた。改行や丸みを帯びた平仮名が多用されているから? ちがうちがう。言葉が呼吸している。本が生きているのだ。

2012.5.13  【このライトノベルが売れて欲しい!】第11回『虚構推理 鋼人七瀬』

【このライトノベルが売れて欲しい!】第11回は『虚構推理』 虚構を推理し、現実<シンジツ>を捻じ曲げろ!!

2012.5.13  【このライトノベルが売れて欲しい!】第11回『虚構推理 鋼人七瀬』

【このライトノベルが売れて欲しい!】第11回は『虚構推理』 虚構を推理し、現実<シンジツ>を捻じ曲げろ!!

2012.5.12  皆川博子氏『開かせていただき光栄です』が本格ミステリ大賞受賞!

本日選考会の行なわれた第12回本格ミステリ大賞小説部門で、皆川博子さん『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』が大賞を受賞しました。

2012.5.12  本格ミステリ大賞、小説部門に皆川博子さんら

第12回本格ミステリ大賞(本格ミステリ作家クラブ主催)が12日決まった。

2012.4.10  第12回「本格ミステリ大賞」候補作決定!

小説部門(*タイトル50音順)

2012.2.14  第5回 朝日時代小説大賞 応募規定

「第5回朝日時代小説大賞」は、従来の枠にとらわれない時代小説の書き手を発掘する賞として位置づけ、プロ・アマを問わず、幅広い人材発掘をめざします。進取の気性に富んだ意欲的な作品で挑戦してください。

2012.1.12  著者インタビュー - 村山由佳さん『放蕩記』

女の"性"を真っ正面から描いた『ダブル・ファンタジー』が文学賞3冠に輝くなど、作家として躍進を続ける村山由佳さんが自伝的小説を上梓。――小説家の夏帆は、幼い頃から常に子どもの優位に立つ一方で、人前では理想の妻を演じる母に複雑な想いを抱いてきた。長女の自分にだけ厳しく、思春期の娘に夫の浮気について事細かに不満をぶつける母。夏帆は母への反発と背徳心から、数々の「放蕩」に耽っていく。38歳になり、母との関係を見つめ直そうとした矢先、母に、ある変化が……。「今だからこそ書けた小説」だと語る村山さんに、この作品に込めた想いを伺いました。

2011.10.29  京都観察会へようこそ。「放課後ライトノベル」第65回は『エトランゼのすべて』で素晴らしきキャンパスライフを見つけよう

この秋もたくさんのアニメの新番組が始まった。いろいろと気になる作品がある中で,筆者が注目しているのは『ベン・トー』。「夜のスーパーで半額弁当を取り合って殴り合う」という設定には原作で一度お茶を噴いたものだが,アニメになると破壊力は2倍,いや3倍。スーパーの店内で敗北者たちが死屍累々となっているシュールさと言ったら……。

2011.10.13  著者インタビュー - 京極夏彦さん『ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔』

2001年に出版された近未来SFミステリー『ルー=ガルー 忌避すべき狼』から10年、待望のシリーズ第2弾が登場。――近未来、人々は完全に管理された社会の中で暮らしていた。しかし連続殺人事件が発生、若い少女たちが巻き込まれる。事件は一旦は収束したかに見えたが、ある日事件の犠牲者である律子のもとに毒の小壜をたずさえた雛子がやってくる。雛子から託された毒の正体が気になった律子は調査を始めるが……。  

2011.2.1  きらら熱烈インタビュー 第68回 奥泉 光さん

自分が書いて面白いものではなく、自分が読んで面白いものを書きたい。 昨年、音楽家・シューマンを題材にしたミステリ『シューマンの指』を上梓し話題を集めた奥泉光さん。

2010.8.27  ラノベ質問状 : 「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」 ヒロインのため 主人公の漢っぷりに注目

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、恋愛ゲームの世界を舞台に、主人公とヒロインたちのドタバタ劇を描いた「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」(田尾典丈著、有河サトル画)です。エンターブレイン文芸局ファミ通文庫編集部の川崎拓也さんに作品の魅力を聞きました。

2010.8.25  作家の読書道 第106回:大島真寿美さん

大人の女性たちの人生模様から若い世代の成長まで、幅広い作品を発表、リズミカルな文体で現代の人々の人生を鮮やかに切り取っていく大島真寿美さん。実は幼い頃からジャンルにこだわらず幅広く本を読まれてきた様子。心に残っている本は? 劇団を旗揚げし、その後小説家を目指した経緯とは? 大島さんの気さくなお人柄により、とても楽しいひとときとなりました。

2007.11.30  作家の読書道:第73回 宮田 珠己さん

海外の各地でシュノーケルをしたり、国内の巨大仏像を見て巡ったり。旅をベースに、エンターテインメント系のノンフィクションを発表し続けている宮田珠己さん。なんともいえないユーモアの漂う作風は一体どこから生まれたのか? その読書道、はかなり個性的。読んでみたくなるユニークな本が次々登場します。

2006.9.28  著者インタビュー - 村山由佳さん『ヘブンリー・ブルー』

--『天使の卵』が第6回「小説すばる」新人賞を受賞したのが1993年の年末。それから12年しての映画化なんですね。お気持ちはいかがですか?

2002.5.1  著者インタビュー:神埼照子先生

今回の著者インタビューは、私の地元岡山県在住で、青森市のミニコミ誌「ゆきのまち通信」((株)企画集団ぷりずむ発行)と東奥日報社の主宰する「ゆきのまち幻想文学賞」の'91年第一回大賞と第四回長編賞を受賞した神崎照子さんです。

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