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講談社に関連する小説ニュースまとめ

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講談社 ニュース検索結果

2021.7.26  作家の読書道 第231回:佐藤究さん

今年『テスカトリポカ』が山本周五郎賞と直木賞を受賞、注目を集める佐藤究さん。幼い頃はプロレスラーになりたかった福岡の少年が、なぜ本を読み始め、なぜ小説を書き始め、なぜ群像新人文学賞受賞後に江戸川乱歩賞で再デビューしたのか。そしてなぜ資本主義について考え続けているのか。直木賞発表前の6月、リモートでおうかがいしました。

2021.7.14  第165回芥川賞は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花が咲く島』、直木賞は佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』に決定!

第165回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月14日(水)、都内で開催され、「芥川龍之介賞」は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花が咲く島』に、「直木三十五賞」は佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』に決定した。

2021.4.23  作家の読書道 第228回:阿津川辰海さん

大学在学中に『名探偵は嘘をつかない』でデビュー、緻密な構成、大胆なトリックのミステリで注目を浴びる阿津川辰海さん。さまざまな読み口で読者を楽しませ、孤立した館で連続殺人事件に高校生が挑む新作『蒼海館の殺人』も話題。そんな阿津川さん、実は筋金入りの読書家。その怒涛の読書生活の一部をリモートインタビューで教えていただきました。

2021.2.27  作家の読書道 第226回:酉島伝法さん

2011年に「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞、造語を駆使した文章と自筆のイラストで作り上げた異形の世界観で読者を圧倒した酉島伝法さん。2013年に作品集『皆勤の徒』、2019年に第一長編『宿借りの星』で日本SF大賞を受賞した酉島さんは、もともとイラストレーター&デザイナー。幼い頃からの読書生活、そして小説を書き始めたきっかけとは? リモートでお話をおうかがいしました。

2021.2.24  【今週はこれを読め! エンタメ編】かけがえのない日常を描く短編集〜奥田英朗『コロナと潜水服』

奥田英朗さんの小説を読むとたいてい心に浮かんでくるのは、「身につまされる」という言葉だ。奥田作品と一口にいっても読み心地は幅広くて、『最悪』(講談社文庫)のようなエッジの効いたものももちろんすごいのだが、個人的には『家日和』(集英社文庫)などのそんなに大きな事件は起こらないけれどもかけがえのない日常が描かれた小説が好きだ。そして、『コロナと潜水服』もそういった作品5編が集められた短編集である。

2021.1.23  作家の読書道 第225回:町田そのこさん

2020年に刊行した『52ヘルツのクジラたち』が未来屋小説大賞、ブランチBOOK大賞を受賞するなど話題を集めている町田そのこさん。少女時代から小説家に憧れ、大人になってから新人賞の投稿をはじめた背景には、一人の作家への熱い思いが。その作家、氷室冴子さんや、読書遍歴についてお話をうかがっています。

2020.11.5  <岬のマヨイガ>柏葉幸子の小説が劇場版アニメ化 吉田玲子脚本 david production製作 2021年公開

2016年に野間児童文芸賞を受賞した柏葉幸子さんの小説「岬のマヨイガ」(講談社)が、アニメ化され、劇場版アニメとして2021年に公開されることが分かった。岩手県の古民家を舞台に居場所を失った17歳の少女と住人たちの共同生活が描かれる。「のんのんびより」などの川面真也さんが監督を務め、「若おかみは小学生!」などの吉田玲子さんが脚本を手掛ける。「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどのdavid productionが製作する。

2020.7.15  【今週はこれを読め! エンタメ編】"意外性の作家"の短篇集〜津村記久子『サキの忘れ物』

津村記久子さんって思っていたのとはちょっとイメージの違う作家かもしれない、と思ったのは「フェリシティの面接」という短編を読んだときだ。アガサ・クリスティが生んだ名探偵エルキュール・ポアロの秘書であるミス・レモンが活躍する軽妙な作品で、『名探偵登場!』(筒井康隆他/講談社文庫)というアンソロジーに収録されている。津村作品といえば"職業小説(往々にしてパワハラあり)"という印象が強かったのだが、こんなミステリー絡みのしゃれた作品を書かれるとは思っていなかった(職業小説ではある)。「フェリシティの面接」は、読書好きの方でもあまりご存じでないような気がするので(Wikipediaの津村さんのページにも載っていなかった)、ぜひこちらもお手にとっていただけたら。

2020.6.27  作家の読書道 第218回:藤野可織さん

不穏な世界を時に美しい言葉で、時に奇想を炸裂させた設定で描き出す藤野可織さん。2013年には『爪と目』で芥川賞を受賞、最近では女性2人が破滅に向かう世界で活き活きと冒険する『ピエタとトランジ<完全版>』が評判に。この世界観を生み出す背景に、どんな読書遍歴があったのでしょう? 小説だけでなく、影響を受けた漫画や好きな映画や俳優についてもたっぷり教えてくださいました。

2020.4.25  作家の読書道 第217回:乗代雄介さん

2015年に「十七八より」で群像新人文学賞を受賞して作家デビュー、2018年に『本物の読書家』で野間文芸新人賞を受賞、今年は「最高の任務」で芥川賞にノミネートされ注目度が高まる乗代雄介さん。たくさんの実在の書物の題名や引用、エピソードが読み込まれる作風から、相当な読書家であるとうかがえる乗代さん、はたしてその読書遍歴は?

2020.4.17  東野圭吾さんの人気作、初の電子書籍化 在宅読者のために 出版7社から1作ずつ

作家の東野圭吾さん(62)の作品が初めて電子書籍化される。出版関係者によると、東野さんは「書店を守りたい」との意向が強く、これまで自身の作品の電子書籍化には慎重だったという。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって在宅者が増えたことや、書店の相次ぐ休業で書籍の購入も難しくなっていることから、東野さんの提案で出版7社から1作ずつに限って配信することが決まったという。

2020.4.7  「2020年本屋大賞」決定!! 大賞は凪良ゆう『流浪の月』 全ノミネート作の順位を発表!

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2020」の受賞作が4月7日(火)決定した。

2020.2.22  作家の読書道 第215回:相沢沙呼さん

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が2019年末発表のミステリランキングで3冠を達成、今年は同作が2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補となり、さらに『小説の神様』(講談社タイガ)が映画化されるなど、話題を集める相沢沙呼さん。そんな相沢さんが高校生の時に読んで「自分も作家になりたい」と思った作品とは? 小説以外で影響を受けたものは? ペンネームの由来に至るまで、読書とその周辺をたっぷりおうかがいしました。

2020.2.14  「小説現代」リニューアル復刊 毎号読み切りに

月刊小説誌「小説現代」(講談社)がリニューアル復刊し、22日に刊行される。休刊した雑誌は事実上廃刊となるケースが多く、約1年半のブランクを経て復刊されるのは珍しい。長編小説の一挙掲載を軸に、短編小説、エッセー、対談、特集企画など、すべての企画を毎号読み切りとする。雑誌の電子化が進む中で「紙の小説誌を読んでもらうために何をすべきかを考えた結果、読者に興味を持った号から手にとってもらえる読み切りスタイルにした」(塩見篤史編集長)という。

2020.1.14  評論家の坪内祐三さん死去 61歳 エッセーや書評人気

評論家の坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう)さんが13日、心不全で死去した。61歳だった。通夜は22日午後6時、葬儀は23日午前9時30分から東京都渋谷区西原2の42の1の代々幡斎場で。喪主は妻文子(あやこ)さん。

2019.12.28  作家の読書道 第213回:河﨑秋子さん

東北と北海道で馬と暮らす人々を描いた物語『颶風の王』で注目され、単行本第二作『肉弾』で大藪春彦賞を受賞、新作短編集『土に贖う』も高い評価を得ている河﨑秋子さん。北海道の酪農一家で育ち、羊飼いでもあった彼女は、どんな本を読み、いつ小説を書きはじめたのか。これまでのこと、これからのことを含め、たっぷりと語っていただきました。

2019.12.6  発表! 2019年いちばんおすすめの文庫本は『戦場のアリス』に決定!

書評誌「本の雑誌」が毎年年末に丸ごと文庫本を紹介するガイドブックとして刊行している『おすすめ文庫王国2020』にて、本の雑誌が選ぶ2019年度文庫ベストテンを発表!

2019.11.7  野間4賞、「文芸賞」は松浦寿輝『人外』に

野間文化財団が11月6日に発表。第72回「野間文芸賞」に、松浦寿輝『人外』(講談社)、第41回「野間文芸新人賞」に、古谷田奈月『神前酔狂宴』(河出書房新社)と千葉雅也『デッドライン』(「新潮」2019年9月号)、第57回「野間児童文芸賞」に戸森しるこ『ゆかいな床井くん』(講談社)を選出した。

2019.9.28  作家の読書道 第210回:町屋良平さん

今年1月、ボクサーが主人公の『1R1分34秒』で芥川賞を受賞した町屋良平さん。少年時代から「自分は何か書くんじゃないか」と思っていたものの、実は、10代の頃はなかなか本の世界に入り込むことができなかったのだとか。そんな彼が、読書を楽しめるようになった経緯とは? スマホで執筆するなど独特の執筆スタイルにも意外な理由がありました。

2019.9.11  【今週はこれを読め! エンタメ編】心を揺さぶる至言の宝庫〜ジュンパ・ラヒリ『わたしのいるところ』

複数の人間が万事においてまったく同じ考え方や感じ方をすることはあり得ない。他者に対して大多数の人間は、「だいたい同じような考え方をするけど、こういう点については違う」か「ほとんど似たところはないけど、こういう面は共感できる」か「似通った部分もあれば、そうでない部分もある」かのいずれかの気持ちを持つものではないだろうか(「全否定」に当てはまる他者というのはそう多くない、はず)。

2019.9.4  池内紀さんが死去 独文学者

フランツ・カフカ作品などの翻訳で知られ、エッセイストとしても活躍したドイツ文学者の池内紀(いけうち・おさむ)さんが8月30日、死去した。78歳だった。

2019.8.24  作家の読書道 第209回:吉川トリコさん

2004年に「ねむりひめ」で第3回「女による女のためのR-18文学賞」で大賞と読者賞を受賞した吉川トリコさん。以来、映像化された『グッモーエビアン!』や、あの歴史上の女性の本音を軽快な語り口で綴る『マリー・アントワネットの日記』、そして新作『女優の娘』など、女性、少女を主なモチーフにさまざまな小説を発表。その作風に繋がる読書遍歴を語ってくださいました。

2019.7.27  作家の読書道 第208回:葉真中顕さん

日本ミステリー大賞を受賞したデビュー作『ロスト・ケア』でいきなり注目を浴び、今年は『凍てつく太陽』で大藪春彦賞と日本推理作家協会賞を受賞した葉真中顕さん。社会派と呼ばれる作品を中心に幅広く執筆、読書遍歴を聞けば、その作風がどのように形成されてきたかがよく分かります。デビュー前のブログ執筆や児童文学を発表した経緯のお話も。必読です。

2019.6.20  集英社初のチャット小説アプリ「TanZak」誕生秘話--"1話目を読む"ハードルを下げる

集英社は6月20日、出版社初となるチャットノベル(小説)アプリ「TanZak(タンザク)」を公開した。LINEのようなテキストメッセージ形式にすることで、キャラクター同士の会話を"覗き見"するような感覚で、気軽に物語を楽しめることが特徴だ。「ONE PIECE」など週刊少年ジャンプの人気漫画のノベライズのほか、完全新作のオリジナル作品も用意する。

2019.5.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】少年と20歳年上の女性の恋〜八幡橙『ランドルトの環』

【問題】ランドルト環とは何か? 答え:視力検査の際に使用されるアルファベットのCのような記号。ランドルトというのは、この記号による検査法を考案したスイス生まれの眼科医である。いや、このクイズは簡単すぎだ。ランドルト環については、本書の13ページでも早々に説明されるし。

2019.4.27  作家の読書道 第205回:今村昌弘さん

2017年に鮎川哲也賞受賞作『屍人荘の殺人』でデビューした今村昌弘さん。意表を突くクローズドサークルの設定が話題となり、年末の各ミステリランキングで1位になり、本格ミステリ大賞も受賞。第2作となる『魔眼の匣の殺人』も期待を裏切らない内容で、今後の活躍が楽しみな新鋭です。でも意外にも、昔からミステリ作家を目指していたわけではなかったのだとか。ではどんな本が好きだったのか、そして作家を目指したきっかけは?

2019.4.17  【今週はこれを読め! エンタメ編】不穏な青春ミステリー〜浅倉秋成『教室が、ひとりになるまで』

最近の若者たちがどのように感じるかはわからないが、私くらいの世代だと"結婚相手との出会いのきっかけはSNS"という事例に対してまだまだ若干の驚きを禁じ得ない。

2019.4.16  LINE:小説、ラノベ新サービス「LINEノベル」提供 統括編集長に「SAO」の三木一馬

LINEが、小説やライトノベルの新サービス「LINEノベル」を今夏、スタートすることが16日、明らかになった。文芸作品を中心としたLINE文庫、ライトノベルを中心としたLINE文庫エッジを紙と電子で展開し、原田マハさん、中村航さん、鎌池和馬さんらが新作を発表する。講談社、集英社、電撃文庫などから刊行されている作品も読むことができるほか、小説を投稿でき、書籍化をサポートする。ライトノベル「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」などの編集者として知られるストレートエッジの三木一馬代表取締役が統括編集長を務める。

2019.4.9  「2019年本屋大賞」決定!! 大賞は瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』 全ノミネート作の順位を発表!

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2019」の受賞作が決定した。

2019.3.26  【今週はこれを読め! ミステリー編】現実の非情さを描く『地下道の少女』

重苦しい枷を足にはめられていたはずなのに、いざ走り出してみたらどこまでも駆けていける。

2019.3.23  作家の読書道 第204回:上田岳弘さん

デビュー作「太陽」の頃から、大きな時間の流れの中での人類の営みと、個々の人間の哀しみや郷愁を融合させた作品を発表し続け、『私の恋人』で三島由紀夫賞、そして今年『ニムロッド』で芥川賞を受賞した上田岳弘さん。5歳の頃から「本を書く人」になりたかった上田さんに影響を与えた本とは? 作家デビューを焦らなかった理由など、創作に対する姿勢も興味深いです。

2019.3.4  吉川英治文学賞に篠田節子さん

吉川英治国民文化振興会は4日、第53回吉川英治文学賞は篠田節子さんの「鏡の背面」(集英社)に決まったと発表した。

2019.1.31  第4回「吉川英治文庫賞」、第40回「同文学新人賞」候補作品決まる

講談社が1月30日、発表した。3月4日に第53回「吉川英治文学賞」、第53回「同文化賞」と合わせて受賞者を発表する。候補作は次の通り。

2019.1.26  作家の読書道 第202回:寺地はるなさん - 作家の読書道

婚約を破棄されどん底にいた女性が、ひょんなことから雑貨屋で働くことになって……あたかい再生の物語『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞、以来、現代人の心の沁みる小説を発表し続けている寺地はるなさん。幼い頃は親に隠れて本を読んでいたのだとか。読書家だけど小説家を目指していたわけではなかった寺地さんが小説を書き始めたきっかけは? 読むことによって得た違和感や感動が血肉となってきたと分かる読書道です。

2019.1.16  第160回芥川賞は上田岳弘の『ニムロッド』と町屋良平の『1R1分34秒』に、直木賞は真藤順丈の『宝島』に決定!

第160回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は1月16日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川賞」は上田岳弘の『ニムロッド』と町屋良平の『1R(いちらうんど)1分34秒』の2作品に、直木賞は真藤順丈の『宝島』に決定した。

2018.12.20  【エンタメ小説月評】武家の悲喜 巧みな構成

ああ、うまいものだ――。朝井まかて『草々不一』(講談社)を読みながら、何度そう思ったことだろう。いい塩梅なのだ。武家の悲喜こもごもを描く短編8本を収めるが、語るべきことは存分に語り、余分は記さない。だから一編一編は短くとも、登場人物の人生が確かな手応えをもって伝わってくる。

2018.11.15  文学:全米図書賞に多和田葉子さんの「献灯使」

米国の代表的な文学賞、全米図書賞が14日発表され、今年新設された翻訳文学部門で、ドイツ在住の作家で詩人の多和田葉子さん(58)の小説「献灯使」が選ばれた。

2018.11.7  【今週はこれを読め! エンタメ編】町田康の素晴らしき猫作品集『猫のエルは』

前回に続き、猫本を。昨年だったか、"統計を取り始めて以来初めて、犬よりも猫の方が多く飼われるようになった"的なニュースに目を引かれた。

2018.10.25  【エンタメ小説月評】差別なき世界へ 試される心

舞台が遠い過去でも未来でも、あるいは異世界であっても、小説は現実を映す鏡となり得る。今村翔吾『童の神』(角川春樹事務所)に、改めてそう思わされた。平安時代の京での戦を描きながら奏でられるのは、なぜ人は自分と異なる者を差別するのか、そもそもその差異とは何か、というテーマ。それを重々しい物語とはせず"一気読み"のエンターテインメントに仕立てたのは著者の慧眼だろう。読者を楽しませつつ、人間のあるべき姿も考えさせる。

2018.10.1  『やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯(ニューゲーム)』上栖綴人先生 インタビュー

『新妹魔王』の上栖綴人×アニメスタジオGoHandsが贈る『やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯(ニューゲーム)』とは!?

2018.8.20  大人向け"なろう小説"書籍化 講談社新レーベル「レジェンドノベルス」創刊

講談社は8月20日、「小説家になろう」をはじめとする小説投稿サイトに投稿された作品の出版に特化した新レーベル「レジェンドノベルス」を、10月5日に創刊すると発表した。ゲーム文化を背景とする「ネクストファンタジー小説」のレーベルで、ライトノベルより幅広い読者層を想定し、特に「大人」を主なターゲットしているという。

2018.7.28  作家の読書道 第196回:真藤順丈さん

ダ・ヴィンチ文学賞大賞の『地図男』や日本ホラー小説大賞大賞の『庵堂三兄弟の聖職』など、いきなり4つの文学賞に入選してデビューを果たした真藤順丈さん。その後も着実に力作を発表し続け、最近では戦後の沖縄を舞台にした一大叙事詩『宝島』を発表。骨太な作品を追求するその背景には、どんな読書遍歴が?

2018.7.18  クリップ:第13回小説現代長編新人賞

■第13回小説現代長編新人賞(講談社主催)

2018.7.5  作家・西尾維新、言葉紡いだ15年 原点の京都で展覧会

「京都の二十歳」として出現し、独自の作品世界と驚異的な速筆で活躍する小説家の西尾維新。デビュー15周年を記念する展覧会「西尾維新大辞展~京都篇(へん)~」(展覧会公式サイト http://exhibition.ni.siois.in/別ウインドウで開きます)が7日、京都市の京都文化博物館で開幕します。会場を一冊の辞典に見立て、作品に登場するフレーズやアニメーション原画などの展示で、100冊を超える著作の魅力を紹介。作家その人に、展覧会への思いや執筆秘話を聞きました。

2018.6.29  独占インタビュー「ラノベの素」 悠寐ナギ先生『→ぱすてるぴんく。』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2018年6月29日に講談社ラノベ文庫より『→ぱすてるぴんく。』第2巻が発売となった悠寐ナギ先生です。第7回講談社ラノベ文庫新人賞「佳作」受賞作にして、隔月で続刊が刊行された本作。20歳の新鋭が描いたインターネットやSNSを通じた苦々しくも愛しい、リアルで等身大の青春ストーリーの内容や、第2巻の見どころについてお聞きしました。

2018.6.23  2018年エンタメ小説界の大本命! 沖縄の戦後と"革命"をソウルフルに描いた真藤順丈『宝島』

2008年にダ・ヴィンチ文学賞などを受賞してデビューした真藤順丈は、今年ちょうどデビュー10周年を迎える。その間に上梓した小説は(ノベライズを除くと)11冊。決して量産型の作家とはいえないが、『畦と銃』『夜の淵をひと廻り』など独創的なアイデアと文体によって紡がれる重厚な物語世界は、いずれも高い評価を受けてきた。

2018.5.16  作家の読書道 第194回:石井遊佳さん

新潮新人賞を受賞したデビュー作『百年泥』が芥川賞を受賞、一躍時の人となった石井遊佳さん。幼い頃から本を読むのが好きだった彼女が愛読していた本とは? 10代の頃は小説を書けなかった理由とは? インドのチェンナイで日本語教師となる経緯など、これまでの来し方を含めてたっぷり語ってくださいました。

2018.4.20  異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術:テレビアニメが7月スタート メインキ…

「講談社ラノベ文庫」(講談社)のライトノベルが原作のテレビアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」が、7月からTOKYO MXほかで放送されることが20日、分かった。

2018.4.18  作家の読書道 第193回:奥田亜希子さん

すばる文学賞受賞作品『左目に映る星』(「アナザープラネット」を改題)以降、一作発表するごとに本読みの間で「巧い」と注目を集めている奥田亜希子さん。長篇も短篇も巧みな構築力で現代に生きる人々の思いを描き出す筆力は、どんな読書経験で培われてきたのでしょうか。デビューに至るまでの創作経験などとあわせておうかがいしました。

2018.4.5  エンタメ小説に相次ぐ新星作家、壮大な物語紡ぐ

エンターテインメント小説の世界に新星が登場している。デビュー第2作が文学賞に輝く作家が相次ぐ。人類の進化や迫真の活劇、海外の内戦が描かれた壮大さが魅力だ。

2018.4.4  【今週はこれを読め! エンタメ編】"本造りの裏方"印刷会社のお仕事小説〜安藤祐介『本のエンドロール』

高校野球を見ていて、まっすぐに引かれたグラウンドの白線に涙したことはありますか? 私はある。「球児たちの晴れ舞台のために何事もなく大会が行われるようぬかりなく準備をするスタッフによって、高校野球は支えられているのだ!」と胸を打たれたのだ。と書いてみて、我ながら涙もろいにもほどがあるとあきれる気持ちもなくはない。しかし、私と同じようなガラスの涙腺をお持ちの方も、さすがに野球場の白線では泣けないという方も、本書の最後にある「エンドロール」をご覧になったらきっと込み上げるものがあるのではないだろうか。

2018.4.3  大泉洋「主役の話がちゃんと自分にきたことに安堵しております(笑)」2018年本屋大賞ノミネート作、塩田武士『騙し絵の牙』映画化始動!

塩田武士:著、大泉洋:写真(モデル)の小説『騙し絵の牙』(KADOKAWA)の実写映画化が始動することが明らかとなった。

2018.3.26  【今週はこれを読め! ミステリー編】探偵VS殺し屋夫婦の変幻自在ミステリー『アベルVSホイト』

自分の右手と左手が勝手にじゃんけんを始めてしまったような感じ。

2018.3.22  【エンタメ小説月評】老いと死を見つめて

芥川賞受賞作の若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』(河出書房新社)がベストセラーになっている。著者は60代前半だが、70代の主人公を通して老いや孤独を見つめる作品が共感を呼んでいるのだろう。近年は高齢の著者によるベストセラーも増えている。

2018.3.1  吉川英治文学賞に帚木蓬生氏

第52回吉川英治文学賞は帚木蓬生氏の「守教(上・下)」(新潮社)に決まったと、吉川英治国民文化振興会が1日発表した。

2018.2.21  島清恋愛文学賞に朝倉宏景さん

第24回島清(しませ)恋愛文学賞(日本恋愛文学振興会主催)は朝倉宏景さん(33)の『風が吹いたり、花が散ったり』(講談社)に決まった。

2018.1.31  【今週はこれを読め! エンタメ編】驚きの結末+書きおろしの蘇部健一『小説X あなたをずっと、さがしてた』

近年の出版業界においては、本を売り出す際に従来とはまったく違う宣伝方法が展開されるようになってきている。昨年たいへん注目された『ルビンの壺が割れた』(新潮社)はその好例。発売前に全文がネット上で公開され、読者からキャッチコピーを募るというものだった。結果、6015本のコピーが集まったとなれば、宣伝効果は上々だったであろう。

2018.1.24  作家の読書道 第190回:滝口悠生さん

野間文芸新人賞受賞作『愛と人生』や芥川賞受賞作『死んでいない者』をはじめ、視点も自在、自由に広がっていく文章世界で読者を魅了する滝口悠生さん。実は小さい頃はそれほど読書家ではなかったという滝口さんが、少しずつ書くことを志し、小説のために24歳で大学に入り学び、やがてデビューを決めるまでに読んで影響を受けた作品とは? その遍歴も含めて、たっぷりと語っていただきました。

2017.12.28  【書評】『ドレス』藤野可織 - 横丁カフェ

好き嫌いが非常に分かれる作家なので腰が引けるところがこれまではあったのですが、これほどの作品集を読んでしまったからには口を噤んではいられません。全日本の本読む人らよ、藤野可織を読みましょう。最新短編集『ドレス』(河出書房新社)を筆頭にいずれの本も傑作揃い。

2017.12.20  第156回芥川賞・直木賞の候補作決まる

日本文学振興会が12月20日、発表した。芥川賞候補には第54回文藝賞を受賞した若竹千佐子氏の初小説「おらおらでひとりいぐも」、直木賞候補には人気バンド「SEKAI NO OWARI」で、ピアノやライブの演出などを担当している藤崎彩織氏の『ふたご』が入った。選考会は来年1月16日、東京・中央区の料亭「新喜楽」で行い、同日受賞者の記者会見が開かれる。候補作は次の通り。

2017.11.23  【エンタメ小説月評】戦国の混沌 リアルに表現

時代、歴史小説で新機軸を打ち出すのは難しい。戦国、幕末という定番の時代であればなおのことだ。その中で、武川佑『虎の牙』(講談社)には、新鮮な驚きがあった。

2017.11.10  野間文芸賞:高村薫さん「土の記」が受賞

第70回野間文芸賞(野間文化財団主催)が10日、高村薫さん(64)の「土の記」(新潮社)に決まった。

2017.10.4  【今週はこれを読め! エンタメ編】親バカの父から見た宮沢賢治の生涯〜門井慶喜『銀河鉄道の父』

ときどき「子どもたちも大きくなって、やっと子育てが終わった」的なもの言いをする人がいるが、耳にするたび違和感を覚えてしまう。

2017.10.3  講談社:「小説現代」リニューアル休刊 18年秋

半世紀の歴史を持つ小説誌の「小説現代」(講談社)が来秋、リニューアルのため1年半ほど休刊すると3日、発表した。

2017.9.7  「新本格ミステリ」30年 人気作家が魅力語る

ミステリー小説の一大ジャンルとして人気を集めている「新本格ミステリ」が日本で誕生して30年になるのを記念して、綾辻行人さんら3人の作家がトークショーを行い、30年の歴史や作品の魅力について語りました。

2017.9.4  ブクログ:第5回大賞発表

書評専門インターネットサイト「ブクログ」(http://booklog.jp/)が、ネットで一般読者の投票により決める、第5回ブクログ大賞の受賞作が発表された。

2017.8.28  警察小説の大家・今野敏が、講談社「小説現代」に連載した"同期"シリーズが完結!最終巻『変幻』が今年6月に発刊。9/1から旭屋書店全店にて"同期"シリーズ『同期』、『欠落』、『変幻』全3巻フェア実施!

旬な作家の意外な素顔が・・・?旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画!【旭屋書店主催イベント:著者出演インタビュー】

2017.8.4  ライバルなんて関係ねー?! 三省堂書店神保町本店と八重洲ブックセンター本店で、互いのイチオシおすすめ本を展開中!

ただいま三省堂書店神保町本店と八重洲ブックセンター本店で、ライバル書店という垣根を越えて、お互いのイチオシ小説をコラボ展開中だ!

2017.7.25  危険な企画「文庫X」はなぜ共感をよび、全国650以上の書店に広がっていったのか? 仕掛け人が語った

岩手県盛岡市を中心に10店舗ほど展開する「さわや書店」の書店員が仕掛け、大きな話題となった「文庫X」。それは、

2017.7.21  犯罪が起こる前に見抜く!? 史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ『探偵が早すぎる』が面白い!

先日まで、推理しない探偵がテレビドラマを賑わせていたが、探偵=事件を解決するものというのは万人共通の見解だろう。ところがここに、またニュータイプの探偵が登場した。推理はする。解決もする。だけどそもそも事件を起こさせない。『探偵が早すぎる』(井上真偽/講談社)に登場するのは、事件に先んじてトリックを見破り依頼人を救う、究極の名探偵なのである。

2017.7.20  講談社:ノンフィクション賞など3賞決まる

講談社ノンフィクション賞など講談社が主催する出版部門の3賞が20日、決まった。

2017.7.18  一生懸命な人美しい 児童文学新人賞、郡山・吉田桃子さんに聞く

郡山市在住の作家、吉田桃子さんの第57回講談社児童文学新人賞受賞作「ラブリィ!」が同社から発刊された。

2017.7.7  寝る前にじっくり、一話ずつ読みたい物語でした。吉川英治文学新人賞受賞の「江戸和菓子小説」が文庫化!

「一気読み」は、面白い小説の代名詞みたいなもので、書店にはそれがうたい文句の物語が増えている。

2017.7.6  第12回「小説現代長編新人賞」決まる

7月5日、講談社が発表した。受賞作は葭森大祐(よしもり・だいすけ)氏の「幕末ダウンタウン」、奨励賞は李周子氏の「ネカフェナース」に決まった。

2017.7.4  読書日記:著者のことば 長嶋有さん

■もう生まれたくない 長嶋有(ながしま・ゆう)さん 講談社・1620円

2017.6.27  日本の伝統的な出版技術とデジタル技術の融合へ――講談社・小学館・KADOKAWAなど出版大手やSFCが参画し、未来の出版を研究するラボを発足

株式会社出版デジタル機構は27日、應義塾大学SFC研究所、株式会社KADOKAWA、株式会社講談社、株式会社集英社、株式会社小学館と共同で、未来の出版に関する研究を行う「Advanced Publishing Laboratory(APL)」を発足すると発表した。活動期間は2年間の予定。

2017.6.24  地味な人生を歩いた父には「愛したもの」があった――40過ぎの独身女性6人の物語。疲れた心を癒す優しい短編集『あなたは、誰かの大切な人』

幸せの形は色々ある。昔は、結婚をして、家を建て、子どもを育てることが1つのステータスだった。

2017.6.22  宮部みゆき、辻村深月…超人気作家5名が2年の歳月をかけて"つないだ"ミステリーアンソロジー『宮辻薬東宮』

人気作家たちが約2年の歳月をかけて完成させた全編書き下ろしの"リレーミステリーアンソロジー"『宮辻薬東宮』(講談社)が6月20日、発売された。

2017.5.18  なぜ、自分はここにいるのか? 自らの原点を問いたくなる、 池井戸潤の爽快青春小説『アキラとあきら』

〈幼いころの君は、どんな音を聴いていた?/幼いころの君は、どんな匂いを嗅いでいた?〉

2017.5.17  作家の読書道 第183回:芦沢央さん - 作家の読書道

作家の読書道 第183回:芦沢央さん

2017.5.6  エンタメ小説・今月の推し!:女性と社会の折り合いは?

戦後72年、女性は自由になった。とはいえ「男女共同参画」が叫ばれるほど、いまだ女性の社会参加には困難な道がある。メフィスト賞受賞のデビュー作、宮西真冬さんの『誰かが見ている』(講談社)は、そんな社会の一端を描く。

2017.4.23  北の遊郭でトップを目指す女郎と、タコ部屋で虐げられる青年の交わり。女流作家が描き出す北海道の歴史ドラマ

文明の歴史とは裏を返せば搾取の歴史でもある。いつの時代も社会は階級を生み出し、虐げられた人々の犠牲の上に発展してきた。それは現代まで変わらない理のようなものである。

2017.4.20  講談社、第60回「群像新人文学賞」を決定

4月20日、第60回「群像新人文学賞」の選考結果を発表。当選作は該当なしで、優秀作に上原智美氏の「天袋」と李琴峰氏の「独舞」を選出した。両作品と選評は、5月6日発売の「群像」6月号に掲載する。

2017.4.19  作家の読書道 第182回:塩田武士さん

グリコ・森永事件に材をとった『罪の声』で話題をさらった塩田武士さん。神戸新聞の記者から作家に転身した経歴の持ち主と思ったら、実は学生時代からすでに作家を志望していたのだそう。大阪でお笑い文化に多大な影響を受けながら、どんな小説に魅せられてきたのか。影響を受けた他ジャンルの作品にもたっぷり言及してくださっています。

2017.4.19  京極夏彦公認『薔薇十字叢書』プロジェクト第二期、ついに始動!

書籍にとどまらず、映画、コミック、アニメと広くメディアミックス化され、ファンを魅了しつづける京極夏彦の人気シリーズ「百鬼夜行」。

2017.3.21  内田康夫さんが休筆宣言 未完の小説、完結編は公募で

「浅見光彦シリーズ」などで知られる作家、内田康夫さん(82)が、休筆宣言をした。2015年夏に脳梗塞(こうそく)に倒れ、小説執筆が難しくなったという。同シリーズとして毎日新聞夕刊に連載中に中断していた小説「孤道」は未完のまま刊行する一方、続編を公募して完結させることになった。

2017.3.19  伊坂幸太郎×日向武史のスペシャル対談が『マガジン』で実現! 「ヤバすぎるだろコレッ!」と大反響

2017年3月15日(水)に発売された『週刊少年マガジン』15号で、『あひるの空』作者・日向武史と小説家・伊坂幸太郎のスペシャル対談が掲載され、「2人ともとんでもねぇクリエイティブ精神で、読んでいて熱くなった」と反響を呼んでいる。

2017.3.16  『人間じゃない』綾辻行人

1987年9月5日。

2017.3.15  作家の読書道 第181回:岡崎琢磨さん

デビュー作『珈琲店タレーランの事件簿』が現在第5巻まで刊行される人気シリーズとなっている岡崎琢磨さん。ノンシリーズ作品も順調に刊行され、作風を広げている注目の若手ですが、実は大学時代まで音楽の道を志していたのだそう。そんな岡崎さんが作家を目指すまで、そして作家になってから読んできた本とは? 

2017.3.9  【書評】『我らがパラダイス』林真理子 - 横丁カフェ

主人公は3人のオバサン、邦子と朝子とさつき。3人とも介護が必要な親がいるが、それぞれ家庭に問題を抱えており、満足に親の面倒をみてやれていない。

2017.3.3  吉川英治文学賞に藤田さん

第51回吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催)は3日、藤田宜永さん(66)の「大雪物語」(講談社)に決まった。

2017.2.23  『騎士団長殺し』発売前に、実在する場所を"村上春樹フィルター"を通して見ると? 村上春樹の旅行記おすすめ4選!

いよいよ明日2月24日(金)に発売される、村上春樹の長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)。

2017.2.16  【書評】『恐怖小説 キリカ』澤村伊智 - 横丁カフェ

日本ホラー小説大賞はその選考が厳しいことで知られている。

2017.2.13  『騎士団長殺し』発売までに読んでおきたい! 村上春樹の短編小説たち

2017年2月24日に村上春樹の新作が新潮社から出版されることになった。

2017.1.23  五木寛之さん 小説「青春の門」 23年ぶり連載再開

作家の五木寛之さんが、昭和44年に始めて平成6年から中断していた長編小説「青春の門」の連載を23年ぶりに再開することになり、23日に発売の週刊誌から掲載が始まります。五木さんは「主人公がふるさとに戻るまでを書ききりたい」と物語の完結に向けて意欲を見せています。

2017.1.18  本屋大賞:「コンビニ人間」など10作がノミネート

全国の書店員が一番売りたい本を選ぶ「2017年本屋大賞」(同賞実行委員会主催)の候補作が18日、発表された。第155回芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を含む10作がノミネートされた。

2017.1.18  なぜ電子出版は軽視されるのか (1/4)

不調が続く出版業界の中で、唯一成長している電子出版市場。出版社が電子に注力する価値はありそうに見えるが、実際は業界内の電子への期待はまだまだ薄い。「売れない紙を大事にして、売れ始めている電子を軽視する」のはどうしてなのだろうか。

2016.12.16  いじめ、母親からの虐待…思春期の闇と光、逃げることもできない15歳を描くリアリティとは? 芥川賞作家・川上未映子×映画『イノセント15』甲斐博和監督対談【前編】

上未映子さん。映画『イノセント15』で、虐待を受ける少女・成美と、父親がゲイだと知り混乱する少年・銀の恋を描いた新進気鋭の映画監督、甲斐博和さん。思春期の闇と光を描いたお二人に、自らの思いを語っていただいた。

2016.12.5  小説部門1位は『小説 君の名は。』に決定!さらに、あのAV女優の処女小説もランクイン! 羽海野チカが二冠! ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR2016」発表!

12月6日(火)に発売の『ダ・ヴィンチ』2017年1月号では、毎年恒例の年末「BOOK OF THE YEAR 2016」特集で「あなたが選んだ今年最良の本は?」と題し各ジャンル別でブックランキングを発表! 対象となるのは2015年10月1日~2016年9月30日までに刊行された作品だ。

2016.12.5  BOOK☆WALKER 2016年間ランキング

BOOK☆WALKERで販売中の300,000点を超える作品の中から、もっとも読まれているタイトルTOP100を発表!みなさんの愛読書は何位にあるでしょうか? 同時に各カテゴリー別のランキングも20位まで発表します!

2016.12.1  週刊文春ミステリーベスト10 2016年【国内部門】第1位は『罪の声』

今年で40回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。国内部門第1位には塩田武士著『罪の声』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。

2016.12.1  週刊文春ミステリーベスト10 2016年【海外部門】第1位は『傷だらけのカミーユ』

今年で40回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。海外部門第1位にはピエール・ルメートル著『傷だらけのカミーユ』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。

2016.11.26  毎日出版文化賞:島田雅彦さんら喜びの声 東京で贈呈式

第70回毎日出版文化賞(特別協力=大日本印刷株式会社)の贈呈式が25日、東京都文京区の椿山荘で開かれた。

2016.11.25  今年度の『このライトノベルがすごい!2017』は新たな幕開け!? 新設「単行本・ノベルズ部門」ランキングに、あの大人気WEB小説が!

いまが旬のライトノベルを紹介するガイドブック『このライトノベルがすごい!2017』(このライトノベルがすごい! 編集部/宝島社)が11月24日に発売された。

2016.11.22  よみカル小説教室から2人の女性作家が誕生

よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)の小説教室から2人の女性作家が誕生した。「お師匠さま、整いました!」で第11回小説現代長編新人賞(講談社)を受賞した泉ゆたかさんと、「サイレント・ブレス」(幻冬舎)を出版した南杏子さん。

2016.11.9  【今週はこれを読め! エンタメ編】謎の絵画をめぐる成長小説〜青谷真未『ショパンの心臓』

芸術の秋! 隔週でお届けしている"音楽本スペシャル"、今回は第2回(最終回になる可能性もありますが...)。

2016.10.31  少年漫画史上初!? 『ドメカノ』が官能小説化! 思い切った試みに「よしもっとやれ」と称賛相次ぐ!

2016年10月26日(水)に発売された『週刊少年マガジン』48号に、官能小説が掲載された。これには「マガジンやるなwww」「じわじわくるwww」「ちょっとなにやってんの! でも許すww」と読者から称賛を浴びているようだ。

2016.10.27  【エンタメ小説月評】自他と闘う若者の音楽愛

ただただ引き込まれ、圧倒された。登場人物らが織りなす人間模様に、物語が与えてくれる高揚感に、そして、言葉では表しがたいものを見事に書き切った文章に。

2016.10.25  第7回「山田風太郎賞」受賞作は塩田武士『罪の声』に決定!

過去一年間で「最も面白い」と評価されたエンタテインメント小説に贈る文学賞、「山田風太郎賞」の選考会が2016年10月21日(金)に行われ、選考委員である奥泉光、京極夏彦、筒井康隆、林真理子、夢枕獏の審査により、第7回候補作品の中から受賞作品が決定した。

2016.10.20  BL界の芥川賞・木原音瀬の作品を羅川真里茂がコミカライズ! 吸血鬼とエンバーマー、2人の青年の出会いを描きだす

「BL界の芥川賞」と称された作家・木原音瀬。三浦しをんも絶賛する彼女の作品は、2012年に『箱の中』が講談社文庫にて発売されるなど、BLというジャンルを超えて高い文学性が評価されている。

2016.10.15  業界初! 小説のキャラクター「AI」と会話ができる!? 森博嗣「すべてがFになる」犀川創平のAI bot誕生

第1回メフィスト賞を受賞したミステリー作家・森博嗣の最新作『デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?』が2016年10月20日(木)に発売される。

2016.10.14  「水鏡推理」シリーズ最新刊! 文科省一般職の超美人ヒラ職員、1分1秒を争う気象ミステリーに挑む!

自分の考えていることは何ひとつ言わないが、親には、自分が望むような言葉をかけてほしい。何も言わなくても両親に理解されたいと思うことは、いけないことなのだろうか。理解されないと、あまりにも苦しい。思わず、カッとなって反発してしまう。松岡圭祐の『水鏡推理IV アノマリー』(講談社)は、ある不可解な遭難事故を通じて、あらゆる親子の複雑な関係を描き出していく。

2016.10.13  泉鏡花文学賞:川上弘美さんが受賞

第44回泉鏡花文学賞(金沢市主催)の選考委員会が13日、東京都内で開かれ、川上弘美さん(58)の短編集「大きな鳥にさらわれないよう」(講談社)が選ばれた。賞金は100万円。

2016.10.12  Interview:葉室麟さん(作家) 独自解釈で迫る三成像 徳川史観脱却した『津軽双花』

石田三成の娘・辰姫と、徳川家康の養女・満天(まて)姫−−二人の女性の生きる姿を描いて好評を博した作家、葉室麟さんの本紙連載小説『津軽双花』が講談社から刊行された。

2016.10.10  定年が売れる小説のテーマに? 女性作家の視線に納得

内館牧子の小説「終わった人」が好調なのを受けてなのか、講談社がおもしろい広告を展開している。「定年してからでは遅過ぎる!? 大ヒット!!『定年小説』がおもしろい」というものだ。今、"定年"は売れるテーマなのだろうか。

2016.10.4  読書日記:著者のことば 高樹のぶ子さん

■オライオン飛行 高樹のぶ子(たかぎ・のぶこ)さん 講談社・1728円

2016.10.4  アマゾン電子書籍 小学館の170以上の作品も配信停止

書籍や雑誌の配信停止が相次いでいるネット通販大手アマゾンの電子書籍の読み放題サービスで、大手出版社の小学館も写真集など170以上の作品の配信が停止されたことを明らかにしました。

2016.10.3  講談社、読み放題から削除で抗議 アマゾンジャパンに

講談社は3日、アマゾンジャパンが提供する電子書籍読み放題サービス「キンドル アンリミテッド」で読める講談社の千を超す作品全てを一方的にアマゾン側が削除したとして、抗議する声明を発表した。

2016.9.25  【文芸時評10月号】「現代文学にはもう見切りをつけました」とメッセージ放つ「群像」の企画 早稲田大学教授・石原千秋

「群像」の「創刊70周年記念号」を見て驚いた。「群像短編名作選」と銘打って、かつて「群像」誌面を飾った54篇の短編小説を再録しているのである。

2016.9.3  エンタメ小説・今月の推し!:踏み込む心理 苦い苦い青春

青山文平『励み場』(角川春樹事務所)は、「名子(なご)」をフックにして夫婦それぞれの心理に踏み込む時代小説。

2016.8.3  電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」、月額980円で国内提供開始

アマゾンジャパン株式会社は3日、電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」の国内提供を開始した。

2016.8.1  「読書好きからしたらすごく憧れる!!」全国の書店1,000店舗にあなたのおすすめ本を並べられるかも!?

2016年7月18日(月)より、課題図書として指定された本へのベストレビューを決める企画「レビュアー大賞」が開催されている。

2016.7.27  「こんなに泣けた作品は久しぶりでした」かりゆし58の名曲「アンマー」に着想を得た、有川浩の書き下し感動長編小説『アンマーとぼくら』

2016年2月22日(月)にデビュー10周年を迎えたロックバンド・かりゆし58の名曲「アンマー」に着想を得た、有川浩の書き下し感動長編小説『アンマーとぼくら』が7月19日(火)に発売された。

2016.7.27  本はともだち:児童文学作家5人が対談

2006年にデビューした女性児童文学作家5人が講談社(東京都文京区)で対談した。「恋する和パティシエール」の工藤純子さん、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の廣嶋玲子さん、「トーキョー・クロスロード」の濱野京子さん、「天山の巫女ソニン」の菅野雪虫さん、「鉄のしぶきがはねる」のまはら三桃さん。10年を振り返り、児童文学への思いを語った。

2016.7.22  作家の読書道 第174回:彩瀬まるさん

2010年に「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞、2013年に長篇小説『あのひとは蜘蛛を潰せない』で単行本デビューを果たした彩瀬まるさん。確かな筆致や心の機微をすくいとる作品世界が高く評価される一方、被災体験をつづった貴重なノンフィクション『暗い夜、星を数えて 3・11被災鉄道からの脱出』も話題に。海外で幼少期を過ごし、中2から壮大なファンタジーを書いていたという彼女の読書遍歴は?

2016.7.18  読書メーター×ダ・ヴィンチ レビュアー大賞開催!

株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の書評サイト「読書メーター」と株式会社KADOKAWAが発行する本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が連動し、ベストレビュアーを決定する企画「レビュアー大賞」が2016年7月18日(月)より開始される。

2016.7.15  アマゾンの定額読み放題、講談社・小学館が参加 月額980円

アマゾンジャパンが8月に始める電子書籍の定額読み放題サービスに、講談社や小学館など出版大手が自社作品を提供することがわかった。

2016.7.2  ラノベがやばい!! 新ヒットのキーワードは 異世界、エルフ、嫁、奴隷!?

近年ライトノベル周辺ではWEB小説と呼ばれるジャンルが盛り上がっている。「小説家になろう」をはじめとした小説投稿サイトや個人サイトなどに掲載されていた作品を書籍化したもので、『魔法科高校の劣等生』(電撃文庫)、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(GA文庫)などのビッグヒットも生まれている。

2016.6.23  【エンタメ小説月評】神はどこにいるのか

なあ、君の人生はそれでよかったのかい? 東山彰良『罪の終わり』(新潮社)を読み終えた時、主人公のナサニエル・ヘイレンにそう問いかけたくなったのは、彼の人生は誰のためにあったのか、と思ったからだった。

2016.6.20  【広角レンズ】人工知能を描く小説・漫画…続々 人間らしさとは問う「未来の隣人」

囲碁の世界トップ棋士を破り、入試問題を解き、小説も書く-。

2016.6.15  作家の読書道 第173回:西崎憲さん

作家、翻訳家、アンソロジスト、ミュージシャンと、さまざまな顔を持つ西崎憲さん。昨年は日本翻訳大賞を立ち上げ、今年は文芸ムック『たべるのがおそい』を創刊など、活動の場をどんどん広げていく西崎さんの原点はどこにある? その読書遍歴はもちろん、各分野に踏み出したきっかけもあわせておうかがいしました。

2016.6.12  ラノベとエンタメの間、ライト文芸が進化中!

"中間小説"と言えば、純文学と大衆文学の中間にある娯楽小説のこと。ところが最近は、ライトノベルとエンタメの中間を指すと聞かされて驚いた――という話を目黒考二氏のコラムで読んで驚いた。ええっ、いつの間にそんなことに!?

2016.6.6  直木賞作家・森絵都『ラン』のスピンオフ!突然のプロポーズ? 突然水面に映し出された人影は誰? 予想できない展開が待ち受ける「スワン」

直木賞受賞作家・森絵都による、涙必至の青春ストーリー『ラン』(講談社)。今回、そのスピンオフ作品「スワン(全5話)」が無料公開される。

2016.5.24  村上春樹とイラストレーターをテーマにした初の展覧会にファン大興奮!「これは行かねば…」

現代日本を代表する小説家・村上春樹の文学作品と、イラストレーションとの関係をテーマにした企画展『村上春樹とイラストレーター-佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸-』が2016年5月25日(水)~2016年8月7日(日)まで、ちひろ美術館・東京で開催される。

2016.5.18  小説家の岡野麻里安さん亡くなる ライトノベルで活躍、「鬼の風水」「少年花嫁」シリーズなど

講談社X文庫ホワイトハート編集部が公式サイトで発表。

2016.5.18  作家の読書道 第172回:本城雅人さん

スポーツ新聞の記者歴20年以上、その経験を活かしつつ、さまざまなエンターテインメント作品を発表している本城雅人さん。作家になりたいと思ったのは30歳の時。でもとある3冊の小説を読んで、断念したという。その作品とは? そして40代で再び小説に向かうこととなった、50冊のリストとは?

2016.5.6  西尾維新「戯言シリーズ」アニメ化 未電子化作品も続々配信

「〈物語〉シリーズ」などで知られる作家・西尾維新氏のデビューシリーズ「戯言シリーズ」のアニメ化と、未電子化作品を毎週1作品以上30週以上にわたって連続新配信していくデジタルプロジェクトが6日、講談社より発表された。

2016.5.5  <三木一馬>ラノベ6000万部売った編集者が独立の理由語る

「ソードアート・オンライン」や「魔法科高校の劣等生」など、電撃文庫で6000万部のライトノベルを売ったカリスマ編集者の三木一馬さんが、新会社「ストレートエッジ」(東京都中野区)を設立し、作家のエージェント業に乗り出した。

2016.5.1  「こんな小説は書けない」と村上龍を打ちのめした傑作短編集 講談社文芸文庫・私の一冊

このエッセイのために、久しぶりに各短編を読んでみた。

2016.4.25  伊坂幸太郎×佐々木敦「面白い小説は"文学"ではないのか?」 エンタメと文学のあいだ

佐々木 拙著『ニッポンの文学』では、2010年代の小説の世界はどうなっていくのか、ということに言及したエピローグで伊坂さんのことを取り上げさせていただきました。

2016.4.21  【エンタメ小説月評】変わる世界 正しさとは

葛飾北斎の娘、応為は父と同じ絵の道を選んだが、なかなか芽が出ず、迷ってばかりいた。

2016.4.21  押切もえ、文学賞「山本周五郎賞」にノミネート

「第29回三島由紀夫賞・山本周五郎賞」(主催:新潮文芸振興協会)が21日に発表され、モデルの押切もえの小説『永遠とは違う一日』(新潮社)が、山本周五郎賞の候補5作品の1つに選出された。

2016.4.20  作家の読書道 第171回:中脇初枝さん

こどもへの虐待をテーマにした連作集『きみはいい子』が話題となり、『世界の果てのこどもたち』も本屋大賞にノミネートされ注目されている中脇初枝さん。実は作家デビューは高校生、17歳の時。でも実は作家ではなく民俗学者を目指していたのだそう。そんな彼女はどんな本を読み、影響を受けてきたのか。幼い頃のエピソードもまじえつつ、これまでの道のりを語ってくださいました。

2016.4.15  次第に変異していく夫に取り込まれていく妻! おかしみと不気味さが奇妙な味を奏でる芥川賞受賞作

『異類婚姻譚』(本谷有希子/講談社)は、『死んでいない者』と共に第154回芥川龍之介賞を受賞した中編小説である。

2016.4.14  剣でも、魔法でもなく、少女は"言葉"の力で世界を切り拓く【西尾維新や辻村深月も受賞歴のある「メフィスト賞」受賞作『図書館の魔女』】

本とは、単なる文字の連なりではなく、「言葉」であり、「声」であり、「音」である。現に、ある研究では、本などの文章を読む際に、声に出さずに黙読していても頭の中で文章を読み上げる「声」が聞こえる、という人は8割を占めているらしい。

2016.4.12  【文学賞記者日記2016】シリーズものに光をあてる新設の文学賞、第1回は『しゃばけ』が受賞!

去る4月11日、東京・日比谷の帝国ホテルで吉川英治賞の贈賞式が開催された。

2016.4.9  〈速報〉マシンガンズ滝沢「群像新人文学賞」4次選考で落選

お笑いコンビ、マシンガンズの滝沢秀一(39)が、自身の投稿小説が「群像新人文学賞」の第4次選考まで残っていたことを明かした。

2016.4.6  <大宅壮一賞>書籍部門で堀川恵子さん、雑誌で児玉博さん

第47回大宅壮一ノンフィクション賞(日本文学振興会主催)の選考会が6日、東京都内であり、書籍部門で堀川恵子さん(46)の「原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年」(文芸春秋)が、雑誌部門で児玉博さん(66)の「堤清二『最後の肉声』」(文芸春秋2015年4~6月号)が選ばれた。

2016.4.3  二階堂ふみが無邪気でエロい"金魚"を演じる『蜜のあわれ』 原作本が売れている!

4月1日から全国公開されている映画『蜜のあはれ』。

2016.3.29  ヤキに体罰にシゴキ……!? 想像を絶する大学生生活にして、青春小説。

つい先日、「体罰による学生の自殺」がニュースで取り上げられた。試合中に顧問が生徒の顔を何度も殴るショッキングな映像が流れ、「どうして誰も止めないのだろう?」と思ったものだ。

2016.3.24  【エンタメ小説月評】交番勤務の日常描く物語

警察小説やテレビドラマの定番といえば、事件を解決する刑事の活躍を扱う作品だ。

2016.3.10  通夜に集まった人々を通して問いかける生きることの意味! 巧緻な語り口が独自の世界を構築する芥川賞受賞作

滝口悠生氏は『愛と人生』(講談社)で第37回野間文芸新人賞を受賞、『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(新潮社)では第153回芥川賞にノミネートされ、そして、『死んでいない者』(文藝春秋)でついに154回芥川賞を受賞した新進気鋭の作家である。

2016.3.7  <織田作之助賞>堂垣園江さん、三浦しをんさんら表彰

第32回織田作之助賞(大阪市・大阪文学振興会・関西大学・パソナグループ・毎日新聞社主催、一心寺・ルーブル書店協賛、三田文学会特別協力)の贈呈式が7日、大阪市中央区の綿業会館で開かれた。

2016.3.3  吉川英治文学賞、赤川次郎さんの「東京零年」に

第50回吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催)は3日、赤川次郎さん(68)の「東京零(ぜろ)年」(集英社)に決まった。

2016.2.24  【今週はこれを読め! エンタメ編】通夜の席のそれぞれの思いに寄り添う『死んでない者』

核家族化、少子化、フレックス勤務などの要因によりライフスタイルが多様化されたことで、"お盆やお正月には親戚が一堂に会する"といった経験のない子どもの数も昨今多くなっているのではないだろうか。

2016.2.17  作家の読書道 第169回:深緑野分さん

デビュー短篇集『オーブランの少女』が話題となり、第二作となる初の長篇『戦場のコックたち』は直木賞と大藪賞の候補になり、注目度が高まる深緑野分さん。

2016.2.15  村上春樹が「ありえねえパワー」と絶賛する翻訳小説 講談社文芸文庫・私の一冊

和物の充実ぶりに比べて注目を浴びる機会は少ないかもしれないが、講談社文芸文庫は、翻訳物もなかなか捨てがたいラインアップを揃えている。

2016.2.4  Amazon、「Kindleストア」出版社別年間売上ランキング、KADOKAWAが2年連続1位、「火花」効果で文藝春秋が5位に浮上

アマゾンジャパン株式会社(Amazon.co.jp)は4日、「Kindleストア」における2015年の出版社別年間売上ランキング上位30社を発表した。

2016.1.28  【エンタメ小説月評】終末世界のハードボイルド

2年前にベン・H・ウィンタース『地上最後の刑事』を読んで驚いたことをよく覚えている。

2016.1.27  人々の暮らしと共に蔓延していく穢れ! 小野不由美『残穢』の恐怖

小野不由美氏はデビュー以来、恐怖の物語にこだわり続けてきた作家だ。

2016.1.20  本屋大賞候補に「火花」など10作品

全国の書店員の投票で決まる2016年本屋大賞のノミネート作10作品が20日、公表された。

2016.1.7  2016年に映像化してほしいエンタメ小説10選!

加藤シゲアキ著『ピンクとグレー』や夢枕獏著『神々の山嶺』(ともにKADOKAWA刊)など、2016年も人気小説を実写化した映画・ドラマの公開&放映が目白押しだ。

2015.12.22  芥川・直木賞候補決まる=加藤、梶さんら初ノミネート

第154回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が21日付で発表された。

2015.12.21  芥川・直木賞候補決まる=加藤、梶さんら初ノミネート

第154回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が21日付で発表された。

2015.12.17  <織田作之助賞>堂垣園江さん、三浦しをんさん選ばれる

第32回織田作之助賞(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、パソナグループ、毎日新聞社主催、一心寺、ルーブル書店協賛)の選考会が17日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、堂垣園江さん(55)の「浪華古本屋騒動記」(講談社)と、三浦しをんさん(39)の「あの家に暮らす四人の女」(中央公論新社)が選ばれた。

2015.12.16  ライトノベルを試し読み「pixivノベル」 講談社、KADOKAWAなど105作品

ライトノベルを無料で試し読みできる「pixivノベル」がオープンした。

2015.12.9  【インタビュー】「リア充」小説家・朝井リョウの働き方

大学2年生のときに、『桐島、部活やめるってよ』(集英社)で小説家デビュー。2012年には戦後史上最年少で直木賞を受賞した朝井リョウさん。就職、兼業作家時代を経て会社を辞め、小説に専念するようになったのが2015年の話だ。最新作『世にも奇妙な君物語』(講談社/1,400円+税)発売に合わせ、現在の朝井さんについて伺った。

2015.12.8  静岡書店大賞 | 4部門発表 小説は「朝が来る」 /静岡

県内の書店員や図書館員が県民に一番読んでほしい本を選ぶ「第4回静岡書店大賞」4部門が発表され、「小説部門」は特別養子縁組をテーマにした辻村深月さんの「朝が来る」(文芸春秋)が選ばれた。「本の素晴らしさ」を静岡から全国に向けて発信しようと企画されたイベントで、今回は2014年9月から15年8月31日までに刊行された作品を対象に、県内の書店員と図書館員683人が投票した。

2015.12.3  週刊文春ミステリーベスト10 2015年【国内部門】第1位は『王とサーカス』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。

2015.11.25  【今週はこれを読め! エンタメ編】算法あり妖怪ありの時代ミステリー〜青柳碧人『彩菊あやかし算法帖』

校内暴力華やかなりし時代を過ごした私にとって、中学校生活は憂鬱な毎日だった。

2015.11.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】さまざまな思いを胸に走る選手たち〜まはら三桃『白をつなぐ』

駅伝のよさがわからない、という人は多い。私は無類の駅伝好きであるが、そう感じられるのも無理はないと思う。テレビを見ていても画面にあまり変化が見られないような印象があるからだろう。変わるのは周りの風景だけ、みたいな。だがほんとうにそうだろうか?

2015.11.12  デビューからわずか1年 ミステリー界に新たな巨匠候補が誕生!!

下村敦史氏は2014年に江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビューを果たした。

2015.11.11  【今週はこれを読め! エンタメ編】めざせ新人賞!前向き文芸部の奮闘記〜須藤靖貴『小説の書きかた』

好きなスポーツは何かと聞かれたら、キャッチボールと答える(厳密に言うと、あれは種目ではない気がするが)。

2015.10.28  【エンタメ小説月評】「特別」ではない者の覚悟

大概の人は成長するにつれ、「ちっぽけな自分」に気づいてしまう。

2015.10.21  作家の読書道 第165回:羽田圭介さん

この7月に『スクラップ・アンド・ビルド』で見事芥川賞を受賞した羽田圭介さん。そのぶっちゃけすぎる言動でも今や注目を浴びる存在に。そんな羽田さんに影響を与えた小説、作家を目指したきっかけ、そして高校生でデビューしてから現在に至るまでの道のりとは?

2015.10.21  20~30代の小説偏愛者向け新文庫レーベル「講談社タイガ」刊行開始、電子版も同時配本

株式会社講談社は20日、新たな文庫レーベル「講談社タイガ」の刊行を開始したと発表した。「日々の生活に小説がなくてはならない小説偏愛者のために、エンターテインメント小説の新スタンダードとなるべく」創刊したものだとしており、メインターゲットは20~30代。

2015.10.15  「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊

決定版の「21世紀のSFベスト100」は〈本の雑誌〉2015年11月号をごらんください。

2015.10.14  泉鏡花文学賞に長野まゆみ、篠原勝之両氏

第43回泉鏡花文学賞(金沢市主催)は14日、長野まゆみさんの「冥途(めいど)あり」(講談社)と篠原勝之さんの「骨風」(文芸春秋)に決まった。

2015.9.22  【エンタメ小説月評】戦場の過酷さ 謎が触媒

どんでん返しはミステリーの醍醐味の一つだ。

2015.9.18  きらら著者インタビュー 第86回 島本理生さん『匿名者のためのスピカ』

事件ものをベースにして、登場人物の心理状態を書くことで、ミステリー作品もできるかもと思い挑戦しました。

2015.9.11  「ふたりはプリキュア」「ハートキャッチプリキュア!」が書き下ろしオリジナル小説に!

人気アニメシリーズの小説化で人気の高い「講談社キャラクター文庫」。特に仮面ライダーシリーズは、過去14冊どれもが好評を博している中、遂に「プリキュア」シリーズの登場が決定した。

2015.9.10  【今週はこれを読め! エンタメ編】かけがえのない人生の1年間を描く椰月美智子『14歳の水平線』

プロ野球において開幕したばかりの頃とシリーズ終盤では同じ1勝でも重みが違って思えるように、14歳は人生の中でも特別かけがえのない1年間というイメージがないだろうか。

2015.9.9  宮下遼さん、初の小説集『無名亭の夜』

オスマン帝国の壮麗な世界

2015.9.8  (ZOOM)「十七八より」で群像新人文学賞・乗代雄介さん 思春期の心、自ら重ねて

「一筋縄ではいかない」とは、こういうものを言うのだろう。

2015.8.12  江戸川乱歩の魅力に様々な角度から迫る! 5社共同企画「江戸川乱歩を楽しむ5つのこと」

没後50年で大きな盛り上がりを見せている江戸川乱歩。今回、ブックリスタが講談社・光文社・東京創元社・早川書房と協同して、江戸川乱歩没後50年特別企画「江戸川乱歩を楽しむ5つのこと」を、2015年8月7日(金)より公開した。

2015.7.27  すべての小説を愛する人たちへ 新小説レーベル「講談社タイガ」創刊!

講談社が2015年7月9日(木)に立ち上げた謎のサイト。作家名とカウントダウンだけが行われ噂をよんでいた。そして2015年7月23日(木)、遂にそのヴェールが世に明かされた。

2015.7.23  講談社エッセイ賞は、ジェーン・スー『貴様いつまで女子でいるつもり問題』に決定!

現在発売中の『ダ・ヴィンチ』8月号で特集したジェーン・スーさんの著書『貴様いつまで女子でいるつもり問題』(幻冬舎)が、本日発表された第31回講談社エッセイ賞に選ばれました。

2015.7.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】認知症の父と家族の十年間〜中島京子『長いお別れ』

昔なら「ボケ老人」と呼ばれていた人々を取り巻く状況は、近年大きく変わった。

2015.7.16  芥川賞に羽田さんと又吉さん、直木賞は東山さん

第153回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日夜、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は羽田圭介さん(29)の「スクラップ・アンド・ビルド」(文学界3月号)と又吉直樹さん(35)の「火花」(同2月号)、直木賞は東山彰良さん(46)の「流」(講談社)に決まった。

2015.7.15  掟上今日子の備忘録:西尾維新の小説が初の実写化 新垣結衣が忘却探偵役で主演

「<物語>シリーズ」などの西尾維新さんの小説「忘却探偵シリーズ」が、10月に日本テレビ系で「掟上今日子(おきてがみ・きょうこ)の備忘録」として連続ドラマ化されることが15日、明らかになった。

2015.7.15  作家の読書道 第162回:木下昌輝さん

デビュー単行本『宇喜多の捨て嫁』がいきなり直木賞の候補となり、新しい歴史エンターテインメントの書き手として注目される木下昌輝さん。第二作の『人魚ノ肉』は、幕末の京都で新撰組の面々がなんと化け物になってしまうというホラーテイストの異色連作集。その発想や文章力、構成力はどんな読書生活のなかで培われたものなのか? 

2015.7.13  bestseller's interview 第69回 小野 正嗣さん

『水死人の帰還』著者 小野正嗣さん

2015.7.8  書店、出版社が図書館向け電子書籍貸出サービスへ望むこと

「第22回東京国際ブックフェア」で1日、日本電子図書館サービス(JDLS)の公開セミナー「電子書籍の新たな形!? 出版社が期待する電子図書館サービスの役割について」が行われた。

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