谷崎潤一郎に関連する小説ニュースまとめ
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谷崎潤一郎 ニュース検索結果
2021.2.1 第72回読売文学賞…受賞6氏と作品
第72回読売文学賞(令和2年度)が決まりました。選考委員の選評を紹介します。
2020.10.15 高樹のぶ子さん 鏡花賞 金沢市主催「小説伊勢物語 業平」
金沢市が主催する第四十八回泉鏡花文学賞の選考委員会が十四日、東京都内であり、高樹のぶ子さん(74)の「小説伊勢物語 業平(なりひら)」が選ばれた。高樹さんは「新たな冒険をした作品が評価された。日本の美をきちんと書かれた作家の賞をいただけてうれしい」と喜びを表現した。
2018.9.12 【短編小説の自由】保坂和志さん/円城塔さん
短編小説という器は、短さゆえに自由で先鋭的な手法が試みられやすい。優れた短編に贈られる川端康成文学賞の受賞作を収めた単行本を出した保坂和志さん(61)と円城塔さん(45)の話から、小説という表現の可能性が見えてくる。
2018.3.6 BL、百合、ロリータ、フェチ、女装…文学の世界の極限を美麗マンガで描く
「文学」と聞いて、どんなことを想像するだろうか。
2017.10.1 谷崎潤一郎『神と人との間』『富美子の足』『悪魔』一挙映画化に大反響!「キャストの狂った演技に期待」
近代日本文学を代表する作家・谷崎潤一郎作品3本が、2018年に一挙映画化されることが分かった。この発表にファンからは「これは絶対観たい!」「キャストの狂った演技に期待しよう」と大きな反響が巻き起こっている。
2017.9.4 ドゥマゴ文学賞に松浦寿輝さん「名誉と恍惚」
第27回Bunkamuraドゥマゴ文学賞(東急文化村主催)は4日、松浦寿輝さん(63)の「名誉と恍惚」(新潮社)に決まった。
2017.8.29 SUNDAY LIBRARY:岡崎 武志・評『影裏』『高峰秀子と十二人の男たち』ほか
今週の新刊
2017.8.28 谷崎潤一郎賞:松浦寿輝さん「名誉と恍惚」に
第53回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)が28日、松浦寿輝(ひさき)さん(63)の「名誉と恍惚(こうこつ)」(新潮社)に決まった。
2017.8.2 【今週はこれを読め! エンタメ編】谷崎潤一郎を囲む女たちの危ういバランス〜桐野夏生『デンジャラス』
"芸術家は放蕩三昧なくらいの方が作品に味わいが出てよい"的な考え方は根強くあると思うが、いまひとつ共感できない。
2017.7.28 桐野夏生が挑む、文豪と女たちの「デンジャラス」な四角関係
『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』…。名作を次々と生み出した文豪 谷崎潤一郎の原動力はどこにあったのか。桐野夏生さんによる最新刊『デンジャラス』(中央公論新社)は、谷崎潤一郎の晩年にスポットライトを当てた作品。その刊行を記念して6月28日(水)、桐野夏生さんのトークイベントが三省堂池袋本店で行われた。
2017.3.17 有栖川有栖に、青崎有吾ら豪華作家陣が勢ぞろい! 「東京創元社 新刊ラインナップ説明会」レポート
SFやファンタジー小説の老舗出版社として知られる東京創元社が、今年で4回目となる「新刊ラインナップ説明会」を2017年2月23日(木)に開催。同イベントには報道関係者だけでなく書店・販売会社や一般読者も招かれ、豪華作家陣がゲストとして登場して会場を沸かせた。
2017.3.1 作家の林京子さん死去 原爆文学の傑作「祭りの場」
「祭りの場」をはじめ、原爆文学の傑作を世に送り出し、「8月9日の語り部」とも呼ばれた作家の林京子(はやし・きょうこ、本名宮崎京子〈みやざき・きょうこ〉)さんが2月19日、死去した。86歳だった。葬儀は近親者で行った。
2017.1.3 川端康成 ノーベル文学賞受賞2年前の選考で高評価
1968年に日本人として初めてノーベル文学賞の受賞者となった小説家の川端康成は、すでにその2年前の選考で、選考委員の1人から受賞にもっともふさわしいと評価されていたことが、2日、公開されたノーベル文学賞の議事録で明らかになりました。
2016.12.27 SUNDAY LIBRARY:著者インタビュー 綿矢りさ 『手のひらの京』
ずっと書きたくても書けず、ようやく書けた心のふるさと
2016.10.21 【関西の議論】浴衣の女性司書らが「官能小説朗読ライブ」…「君の名は。」の舞台の図書館に大反響 こんな地域活性化策があったのか
ハッと息をのむ中年男性、はにかむ女性の姿も。
2016.10.5 文学館が異色コラボ、若者狙い文豪キャラ漫画と
「文豪ストレイドッグス」
2016.9.15 親友に妻を"寝取らせた"谷崎潤一郎、"女遊び"に狂った石川啄木…『文豪ストレイドッグス』もビックリな文豪の"ゲス"エピソード
今年4月からアニメ化された人気漫画『文豪ストレイドッグス』(春河35:画、朝霧カフカ:原作/KADOKAWA)。
2016.9.6 谷崎の創作ノート全容、初公開…幻の小説構想も
生誕130年を迎えた作家、谷崎潤一郎(1886~1965年)の創作ノート類9冊とメモ2点の全容が判明し、8日発売の「谷崎潤一郎全集」(中央公論新社)25巻で初公開される。
2016.7.25 池澤夏樹さん、谷崎文学の魅力語る
作家・谷崎潤一郎の誕生日にあたる24日、谷崎をしのぶ「残月祭」(芦屋市谷崎潤一郎記念館主催、読売新聞大阪本社など後援)が兵庫県芦屋市のルナ・ホールで開かれた。
2016.6.17 TVアニメ「文豪ストレイドッグス」とのコラボで『人間失格』など名作文庫の売上好調
宮野真守、神谷浩史、上村祐翔などの豪華声優の共演でも話題のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』の放送を記念し、角川文庫では3月より太宰治『人間失格』、江戸川乱歩『D坂の殺人事件』、芥川龍之介『羅生門・鼻・芋粥』などにアニメの描き下ろしカバーを採用し、以降、売上が大幅に伸び、何度も重版がかかるなど人気を博しているという。
2016.6.4 6月は「塩原文学に親しむ月間」 文人との関わり知って 多彩にイベント /栃木
塩原温泉に尾崎紅葉や夏目漱石ら多くの文豪が滞在した歴史を知ってもらおうと、「塩原もの語り館」(那須塩原市塩原)は今年から、6月を「塩原文学に親しむ月間」と位置づけた。
2016.5.27 村上春樹?夏目漱石?それとも…小説家が選ぶ「影響を受けた作家」第1位が決定!
「この本を読んで考え方が変わった」
2016.4.21 安野モヨコが"女体"を紡ぐ太宰治ら文豪たちの小説を選出、挿絵も描き下ろし
安野モヨコが編者、挿絵で参加している文庫本「女体についての八篇 晩菊」が、本日4月21日に刊行された。
2016.4.19 平松 洋子・評『谷崎潤一郎文学の着物を見る』大野らふ 中村圭子/編著
谷崎文学の女性たちが妖しく艶やかに立ち上がる
2016.4.4 江戸川乱歩「怪人二十面相」、青空文庫で公開
江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズ第1作「怪人二十面相」が4月4日に「青空文庫」で公開された。著者の死後50年が経過し、1月1日にパブリックドメインとなった作品だ。
2016.3.2 文豪ストレイドッグスと角川文庫がコラボ! 名作6作品がアニメ描き下ろしカバーイラストに!
名だたる文豪がイケメンとなって登場する、累計250万部を突破した人気コミック『文豪ストレイドッグス』。
2016.1.5 ノーベル文学賞 選考委員 川端康成への関心高まる
1965年のノーベル文学賞で日本人4人が候補に選ばれ、このうち3年後に受賞者となる小説家の川端康成が日本人作家の中で最も有力だと評価されていたことが明らかになり、選考委員の間で川端への関心が徐々に高まっていたことがうかがえます。
2016.1.5 訃報:佐伯彰一さん93歳=米文学者、文芸評論家
国際的な視野をもつ批評で活躍した文芸評論家で米文学者、東京大名誉教授の佐伯彰一(さえき・しょういち)さんが1日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。
2016.1.1 青空文庫に谷崎潤一郎「春琴抄」、江戸川乱歩「二銭銅貨」など登場
谷崎潤一郎や江戸川乱歩、中勘助らの作品がパブリックドメインとなり、青空文庫に登場した。
2015.11.15 榎本俊二が谷崎潤一郎の小説をマンガに、映画女優の体を知り尽くす男描く
中央公論新社のWeb連載「マンガアンソロジー谷崎万華鏡」にて、榎本俊二「青塚氏の話」が公開された。
2015.8.28 「谷崎潤一郎賞」に江國香織! 「中央公論文芸賞」は篠田節子・中島京子が受賞
又吉直樹の芥川賞受賞により、これまでにない盛り上がりを見せている文学賞。雑誌『中央公論』の中央公論新社主催の文学賞が2つ続けて発表となった。
2015.7.31 芥川賞や谷崎潤一郎賞などに輝く池澤夏樹の33作品が無料で読み放題!? 「池澤夏樹レビューコンテスト」開催
1984年の作家デビュー以来、『マシアス・ギリの失脚』『母なる自然のおっぱい』など、数多くの作品を発表し続ける池澤夏樹。
2015.7.28 作家・三浦しをんさん 「女性同士の連帯 小説通して楽しんで」
婦人公論、創刊100周年に先駆けトークショー
2015.6.19 松子への愛、赤裸々に…谷崎の佐藤春夫宛て書簡
作家の谷崎潤一郎(1886~1965)が、代表作の一つ「春琴抄(しゅんきんしょう)」を執筆中の1933年(昭和8年)、友人で作家の佐藤春夫に宛てた書簡2通が見つかり、19日、和歌山県新宮市の市立佐藤春夫記念館が発表した。
2015.6.15 『谷崎潤一郎全集』 評・若松英輔
新時代開いた作家の全貌
2015.5.20 きらら著者インタビュー 第82回 古川日出男『女たち三百人の裏切りの書』
読んだり書いたりすることで物語が歴史を動かせるんだと、この本が小さく証明できたらとは思っていました。
2015.5.17 早生まれは作家になりやすい? 芥川賞選考委員の9割も…「なぜ」を調べてみた
1月1日から4月1日に生まれた、いわゆる「早生まれ」。国内の作家の経歴をひもとくと、なぜかこの"早生まれ率"が高い、という話が文壇でささやかれている。
2015.5.10 文豪漫画で学生来館増 近代文学館
県立神奈川近代文学館(横浜市中区)で、若い世代の来館者が急増している。
2015.5.10 谷崎は萌えブタ!?「谷崎潤一郎メモリアル」イベントレポート
文豪・谷崎潤一郎は2015年に没後50年を迎え、来年2016年には生誕130周年を迎える。中央公論新社からは5月10日(日)より初収載の作品100点以上を収録した『谷崎潤一郎全集』(全26巻)の刊行が開始されるなど、谷崎文学が盛り上がりを見せている。
2015.4.21 谷崎文学への嫉妬と魅力
谷崎賞作家3人がトークイベント
2015.4.16 子煩悩、孤独…谷崎潤一郎の素顔
娘への書簡 創作ノートの写真…神奈川近代文学館で「没後50年」展
2015.4.10 文豪ストレイドッグスと神奈川近代文学館のコラボ実現
神奈川近代文学館は4月4日(土)から5月24日(日)まで、特別展「没後50年 谷崎潤一郎展-絢爛たる物語世界-」を開催中。
2015.4.7 bestseller's interview 第67回 田中 慎弥さん
『宰相A』著者 田中慎弥さん
2015.4.2 <谷崎潤一郎>40代後半の創作ノート 印画紙で残っていた
中央公論新社(東京都)は2日、文豪、谷崎潤一郎(1886~1965年)の創作ノートを撮影した印画紙255枚が見つかったと発表した。
2015.4.1 ノーベル文学賞 キーン氏に評価尋ねる
ノーベル文学賞を選ぶスウェーデンの選考委員会が、52年前の1963年、日本人初の受賞者として誰がふさわしいかを日本文学の研究者ドナルド・キーン氏に尋ね、キーン氏は、三島由紀夫を最も高く評価しながらも、年功序列を意識して年上の谷崎潤一郎を第1に推したことが分かりました。
2015.3.9 谷崎賞受賞作家と夢眠ねむによるトークショーイベント「谷崎潤一郎メモリアル2015」開催!
文豪・谷崎潤一郎没後50年を機に、谷崎賞受賞作家である阿部和重・奥泉光・川上未映子に、アイドルグループでんぱ組.incの夢眠ねむを加えた豪華メンバーが集結する!
2015.3.6 代表作を語る作家、映像に
文学インタビュー 初回は高橋源一郎さん
2015.3.2 「文豪ストレイドッグス」春河35が、谷崎潤一郎展のポスターを描き下ろし
「文豪ストレイドッグス」の春河35が、4月4日より神奈川近代文学館で実施される「没後50年 谷崎潤一郎展-絢爛たる物語世界-」のポスターイラストを描き下ろした。
2015.2.23 出版不況でも「全集」活況の背景 「世界文学全集」異例の40万部 「より深く考えるコンテンツを」
「活字離れ」の傾向が続く中、ここ数年、全集を目にする機会が増えている。この出版不況の折に、なぜ重厚な書物を世に出すのか――。
2015.2.13 女として「谷崎」に挑む 山田詠美さん
デビュー30年記念作
2015.2.10 小説賞「水声」 川上弘美さん 56
「えっ、うれしい。本当に……。ありがとう」。受賞を知らせた際の電話の声が、意外なほど大きかった。ベストセラー『センセイの鞄かばん』の谷崎潤一郎賞をはじめ多くの賞歴があり、現在は芥川賞選考委員を務める。それでも、この作品で賞を受けるのは格別だった。
2015.2.6 運命に翻弄される男女の悲喜劇を描く 谷崎の『痴人の愛』に挑んだ衝撃作
残酷な性犯罪者の顔と人も羨む紳士の顔を併せ持つ男と、彼に魅せられた男の異色の恋愛を描いたピカレスク小説『ジェントルマン』。
2015.1.30 作家・河野多惠子さん死去…女性文学をけん引
人間の倒錯した感覚を描き、女性による文学をけん引した作家で文化勲章受章者の河野多惠子(こうの・たえこ、本名・市川多惠子=いちかわ・たえこ)さんが、29日午後7時15分、呼吸不全のため東京都内の病院で死去した。
2015.1.30 【ドストエフスキーに学ぶ人生の教訓】読みたくても読めなかった傑作『カラマーゾフの兄弟』を今度こそ!
太宰治に三島由紀夫、谷崎潤一郎。彼ら文豪の作品が愛読書と言えたらなんだかカッコいい。フランスのスタンダールに、ロシアのトルストイ、ドイツのトーマス・マン。海外の文豪の名を出せたら、もっと知的でおしゃれな自分を演出できるような気がする。
2015.1.23 『文豪ストレイドッグス』×神奈川近代文学館のコラボ再び、今度は「谷崎潤一郎展」
2014年の「太宰治展」に続き、神奈川近代文学館が主催する「没後50年 谷崎潤一郎展-絢爛たる物語世界-」で『文豪ストレイドッグス』とのコラボレーションが実現。
2015.1.3 谷崎潤一郎 ノーベル文学賞の候補だった
1964年のノーベル文学賞で日本人4人が候補に選ばれ、このうち小説家の谷崎潤一郎は最終選考の直前の6人の候補の中にも残り、受賞に近い位置にいたことが明らかになりました。
2014.12.21 思わず「うまい!」と唸らせる日本の作家の名表現、集めました
メールやLINE、ブログやFacebook、Twitterなど、ネットの発達によって以前より文章を書く機会が飛躍的に増えた昨今、書きたいと思ったことを上手く文章化できず、もやもやした経験がある人は多いことと思う。
2014.11.25 文豪谷崎の愛の手紙、未公開288通の現存確認
日本近代文学を代表する作家の一人、谷崎潤一郎(1886~1965年)と、長編「細雪(ささめゆき)」の4姉妹のモデルとなった妻・松子やその妹・重子などとの間で交わされた未公開書簡288通が、現存していることが24日分かった。
2014.11.19 今なぜ…文学全集が次々出版される理由
文学、活字文化に逆風が強まる中、河出書房新社は47年ぶりの「日本文学全集」を14日に刊行する。
2014.9.20 三島も川端も芥川も......文豪はみんなスイーツ好き?
森鷗外、夏目漱石、正岡子規、永井荷風、志賀直哉、谷崎潤一郎、芥川龍之介、川端康成、三島由紀夫......といった、日本を代表する文豪たち。
2014.9.9 谷崎潤一郎賞に奥泉光さん
第50回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)は9日、奥泉光さん(58)の『東京自叙伝』(集英社刊)に決まった。
2014.9.1 「エンドレス・ワルツ」稲葉真弓さん死去
「エンドレス・ワルツ」「半島へ」で知られた小説家の稲葉真弓(いなば・まゆみ)さんが8月30日午後6時38分、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。
2014.8.29 兵庫)3人の妻、谷崎文学への影響は 芦屋で展覧会
「痴人の愛」や「春琴抄」など、女性にほんろうされる男の姿を描いた名作を生み出した文豪・谷崎潤一郎(1886~1965)。
2014.8.27 夏目漱石や志賀直哉もハマっていた!? 近代日本のアイドル史に迫る
明治、大正、昭和、平成と、時代は続きながらも移り変わっている。
2014.7.27 怪談の世界へ/「怖くて不思議な文学展」開幕
近現代の文豪が残した怪談や怪奇幻想小説に焦点を当てる「怖くて不思議な文学展」が26日、香川県高松市昭和町のサンクリスタル高松で始まった。
2014.7.14 谷崎潤一郎、戦時中の俳句 細雪の掲載中止で心境吐露
文豪・谷崎潤一郎が戦時中に執筆したが掲載中止になった小説「細雪(ささめゆき)」について、不安や悔しさを詠んだ俳句2句が書かれたはがきが見つかったことが、分かった。
2014.7.6 【手帖】池澤作品を順次電子化
作家、池澤夏樹氏の作品を電子化したシリーズ「impala e-books」の配信が今月から始まった。
2014.6.29 あさのあつこさん講演…「小説は五感で書く」
学生の活字離れを防ごうと、武庫川女子大と兵庫県の芦屋市谷崎潤一郎記念館は28日、若い世代に人気の小説家を招いたイベント「作家と語る」を、西宮市池開町の同大学で開いた。
2014.6.21 出版不況下に日本文学全集…読者広がる、強気見通し
古典から近現代文学まで網羅した『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(全30巻)の刊行を11月から始めると、河出書房新社が発表した。
2014.6.20 栃木)塩原温泉を訪ねた文豪を紹介 和泉屋旅館文学亭
塩原温泉を訪ねた文豪たちを紹介する企画展が、那須塩原市塩原の和泉屋旅館文学亭で開かれている。
2014.6.8 【記者ノート】枯れぬ情熱が生んだ怪作
怪作、と言い切ってしまっていいだろう。
2014.5.26 池澤夏樹さん編集の日本文学全集
作家、池澤夏樹さん(68)の個人編集による『日本文学全集』(全30巻、河出書房新社)が今秋から刊行されることになった。
2014.5.19 『源氏物語』を角田光代が、『たけくらべ』を川上未映子が新訳する! 「池澤夏樹 個人編集 日本文学全集」収録作品発表
河出書房新社から創業130周年記念企画として「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)の刊行が決定し、そのラインナップが発表された。
2014.1.12 書店員オススメ! 大人のための官能小説
毎日膨大な量の本に接し、本の知識なら誰にも負けない"本のソムリエ"としてとっても頼りになる書店員さん。今回は、書店員歴21年、書泉ブックマートで文庫・新書を担当する江連聡美さんに"大人のための官能小説"5冊をセレクトしてもらった。
2014.1.3 三島由紀夫、ノーベル文学賞候補だった 1963年推薦
作家の三島由紀夫(1925~70年)が、1963年にノーベル文学賞候補としてスウェーデン・アカデミーに初推薦され、最終選考リスト一歩手前の候補6人の中に入っていたことがわかった。
2013.12.23 【回顧 平成25年】文芸 「物語の原点」体現した小説 死を思い、生を考える
■震災から2年
2013.11.28 堤清二氏が死去 セゾンG創設 作家・辻井喬でも活躍
セゾングループを立ち上げ、1970年代以降の消費文化を育てるなど、経済人として活躍する一方、辻井喬(つじい・たかし)のペンネームで作家・詩人としても活躍した堤清二(つつみ・せいじ)さんが、25日午前2時5分、肝不全のため、都内の病院で死去した。
2013.10.23 第49回谷崎潤一郎賞、第8回中央公論文芸賞贈呈式
■谷崎賞 川上未映子さん「過去の受賞作と響き合う」
2013.10.16 作家の読書道 第142回:川上未映子さん
詩人として、小説家として活動の場を広げる川上未映子さん。はじめて小説を発表してからまだ6年しか経っていないのに、今年は短篇集『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞も受賞。さまざまな表現方法で日常とその変容を描き続けるその才能は、どのようにして育まれていったのか。読書を通して感じたこと、大事な本たちについて語ってくださいました。
2013.10.1 文学的でない瞬間を小説に…角田光代さん
作家が書き下ろし作品を解説し、読者と交流する「よみうり読書 芦屋サロン」(読売新聞大阪本社、芦屋市谷崎潤一郎記念館主催)が30日、兵庫県芦屋市のルナ・ホールで開かれた。
2013.9.23 【話の肖像画】作家・島田雅彦(52)(1)作品を磨き上げていく「職人魂」
〈大学在学中にデビューを飾った"文壇のプリンス"も今年、作家生活30年の節目を迎えた。文学、そして作家という存在の現在形を語る言葉は、作風同様、批評性とユーモアに富み、深く考えさせるものがある〉
2013.8.28 谷崎潤一郎賞に川上未映子さん「愛の夢とか」
谷崎潤一郎賞に川上未映子さん 第49回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)は28日、川上未映子さんの「愛の夢とか」(講談社刊)に決まった。
2013.7.29 『銀河鉄道の彼方に』 (高橋源一郎 著) | 著者は語る
「夜になると、子どもは布団の中で、死んだらどうなるんだろうとか、宇宙に果てはあるのかとか考えて眠れなくなる。子どもって哲学的なんです。まあ最終的には寝ちゃうんですけど(笑)」
2013.7.22 【書評】『ヤマネコ・ドーム』 津島佑子著
評・角田光代(作家) 見ないふりをしたもの
2013.7.14 必読の文章100を精選
国書刊行会から『日本語文例集 名文・佳文・美文百選』野内良三著(3990円)が刊行された。
2013.7.11 関西文学つれづれ:第27回「残月祭」
谷崎潤一郎の誕生日7月24日を記念し、業績を回顧する。今回のテーマは「狐と谷崎、そして歌舞伎」。
2013.5.21 【ブンコに訊け】挿絵にも気を配った谷崎
赤レンガの東京駅構内の東京ステーションギャラリーで、「生誕120年 木村荘八展」が開催中だ。入場料は大人900円。
2013.4.27 日本文学「魔性の女」400点
新聞・雑誌など掲載時の挿絵展 明治末期から昭和初期にかけての日本文学に登場した妖艶な悪女を紹介する「魔性の女 挿絵(イラストレーション)展」が東京都文京区の弥生美術館で開かれている。
2013.4.11 太宰治の必殺技は"人間失格"!? 文豪たちのバトルがすごい
古書店を舞台にした『ビブリア古書堂の事件手帖』(三上延/アスキーメディアワークス)や辞書の編纂メンバーを描いた『舟を編む』(三浦しをん/光文社)など、近年小説や本を題材にした作品は鉄板ジャンルになっている。
2013.3.19 中公の敏腕編集者、滝田樗陰の小説2編活字化
「中央公論」主幹を務めた大正時代の名編集者、滝田樗陰(ちょいん)(1882~1925年)が、雌伏時代に書いた小説2編が見つかり、全文が活字化された。
2013.3.3 『細雪』のラストが下痢!? ラスト1行で名作が楽しめる本
名作文学を読まなきゃ……そう思いながら、なかなか読みはじめられない人は多いと思う。情報過多なこの時代、話題の新刊を早く読みたいし、ネットを見ているだけで活字欲求が満たされたりもして、なかなか重厚な文学作品に手が出ない。
2013.2.22 「吉川英治」 群雄割拠の刊行
著作権切れ 電子書籍も 昭和の大衆小説を代表する作家、吉川英治(1892~1962)の代表作『三国志』や『宮本武蔵』の刊行が相次いでいる。没後50年が経過して著作権保護期間が終わり、今年から出版が自由になったためだ。
2013.2.21 特設展示:「震災と文学」谷崎記念館で開催中−−兵庫・芦屋
兵庫県の芦屋市谷崎潤一郎記念館で、特設展示「震災と文学」が開かれている。関東大震災(1923年)、阪神大震災(95年)、東日本大震災(2011年)を扱った文学作品の書籍など23点。3月24日まで。
2013.2.20 作家の読書道 第134回:篠田節子さん
さまざまなテイストのエンターテインメント作品で読者を魅了しつづける篠田節子さん。宗教や音楽、科学など幅広い題材を取り上げ、丁寧な取材に基づいて世界を広げていく作家は、どのようなものを読んで育ち、どのような作品に興味を持っているのか。現代社会の食をめぐるハイテク技術と、そこに潜む怖さについて斬り込んだ新作『ブラックボックス』についてのお話も。
2013.1.14 谷崎潤一郎と西脇順三郎、ノーベル賞候補に4回
作家の谷崎潤一郎、詩人の西脇順三郎の2人が、少なくとも1958年から62年の間に4回にわたってノーベル文学賞の候補になっていたことが、同賞を選考するスウェーデン・アカデミーへの情報公開請求で分かった。
2012.12.24 【回顧 平成24年】文芸 現実と対峙 小説の力
歴史たどり、自らの足元照らす 師走の大型書店で、カルチャー総合誌「ブルータス」(マガジンハウス)の12月15日号が異彩を放っていた。〈一度きりの文芸誌〉と銘打ち、目次は文芸誌と同じ観音開き。出版社の垣根を越えて計8誌が協力し、伊坂幸太郎さん(41)や舞城王太郎さん(39)らの単行本未収録作品など11編を掲載する。
2012.11.30 震災後の文学語る、谷崎賞の高橋源一郎さん
第48回谷崎潤一郎賞を受賞した作家の高橋源一郎さん(61)の記念講演会「震災と文学」(兵庫県芦屋市、中央公論新社、読売新聞社主催)が29日、芦屋市の芦屋ルナ・ホールで開かれた=写真=。高橋さんは、東日本大震災の前後で日本の作家に生じた作風の変化と、谷崎作品との関係について話し、ファンら約280人が聞き入った。
2012.11.28 山田詠美さん:野間文芸賞に決まった デビュー27年「小説に謙虚に」
作家の山田詠美さんが、長編小説『ジェントルマン』(講談社)で野間文芸賞の受賞を決めた。決定後の記者会見で、「小説に対して謙虚になって、畏れを知ったと思っていた時期でした。
2012.11.13 【集う】第48回谷崎潤一郎賞、第7回中央公論文芸賞贈呈式
□10月19日、東京・丸の内のパレスホテル東京 ■「気が付いたら30年…」
2012.10.29 【日本近代文学館 創立50周年、開館45周年展示】 谷崎、川端…創設へ意気込み熱く
昭和37年に運営団体が発足し、42年に東京都目黒区の駒場公園内に開館した「日本近代文学館」は、日本近代文学の資料の集積や展示を目的としてできた国内で最初の文学館だ。今年は、創立50周年と開館45周年の大きな節目。開催中の記念の特別展は、明治期以降、出版文化の発展とともに読者の裾野を広げてきた日本近代文学のたゆまぬ歩みを浮かび上がらせる。
2012.10.19 谷崎文学の魅力まとめて新聞に…芦屋の記念館
芦屋市谷崎潤一郎記念館(兵庫県芦屋市)は、文豪・谷崎の世界とその生涯をまとめた「谷崎潤一郎新聞」を制作した。タブロイド判4ページ、カラー。
2012.10.5 谷崎潤一郎のあの名作が北欧でブームに!?
『陰翳礼讃』(中央公論社)といえば、谷崎潤一郎が日本の美意識を説いた名随筆。じつはこの渋い1冊が北欧で人気を集め、現在は国内でも突然棚から消えるほどに売れているのだ。
2012.9.22 川端康成、ノーベル賞は7年越し 谷崎・西脇も候補者
1968年に日本人で初めてノーベル文学賞を受けた川端康成が、7年前の61年から候補者リストに入っていたことがスウェーデン・アカデミーに対する朝日新聞の情報公開請求でわかった。この年は56人の候補の中に、谷崎潤一郎、西脇順三郎と計3人の日本人の名前があった。
2012.9.10 【書評】『父、断章』 辻原登著
評・尾崎真理子(本社編集委員) 昭和を生きた日本人 七つの短編のうち五つが、作者の生い立ちと接点を持つ。自伝的と呼ぶには断続的で空白が多く、年譜ともずれがある。にもかかわらず、読み終える頃には「辻原登」という生身の小説家が、紀伊半島の輪郭の中に姿を現す。
2012.9.9 【著者に聞きたい】清水良典さん『あらゆる小説は模倣である。』
オリジナリティーを疑え ひたすら盗め。自由自在に巧妙に-。華麗な模倣のすすめを説く異色の創作指南書は、大学で15年ほど続けてきた創作ゼミでの指導経験から生まれた。
2012.8.28 谷崎潤一郎賞に高橋源一郎さん「さよならクリストファー・ロビン」
第48回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)は28日、高橋源一郎さん(61)の「さよならクリストファー・ロビン」(新潮社)に決まった。
2012.8.27 後藤明生の未完長編、初出版
「千円札文学論」という独自の文学理論を唱えた作家、後藤明生(1932~99年)=写真=の未完長編小説『この人を見よ』(幻戯(げんき)書房)が、初めて出版された。「書くこと」について考えた作品は今も新鮮だ。
2012.8.4 橋本愛はなぜ包帯が似合うのか?
8月4日に映画が公開される『Another』(綾辻行人/角川書店)で、主人公の女子高生・見崎鳴(みさきめい)役を演じる橋本愛。黒髪ぱっつん前髪のおかっぱヘアに、白い眼帯――それが、橋本愛が持つ雰囲気とハマりすぎて、公開前から「萌える!」との声が続出している。しかし、この眼帯や包帯といった衛生医療品を身に付けた"包帯少女"というジャンルは、実は昔から愛でられてきたものなのだ。
2012.7.21 天国のセンセイ方はフリーダム!ドラマCD『文豪シリーズ』で文学史のお勉強!?
明治・大正・昭和に活躍した文豪たち。彼らの作品が素晴らしいのはもちろんですが、ひと癖もふた癖もあるエピソードの数々も伝えられ、キャラ立ちも十分で「もし○○センセイが○○だったら…」という想像をめぐらせたことのある方も多いのでは。
2012.7.17 日本近代文学館:夏恒例の文学教室、坂東玉三郎さんら迎え−−東京・有楽町で30日から
日本近代文学館は30日から8月4日まで、東京・有楽町のよみうりホールで恒例の「夏の文学教室」を開く。1964年に始まり、49回目となる今年のテーマは「文学・『土地』の力」。「土地」に隠された文学の源を、じっくり語り尽くそうという試みだ。
2012.5.26 小説家の森岡さん尾道学講義
尾道市久山田町の尾道市立大で、尾道ゆかりの人を招いて街の歴史や文化などを学ぶ教養科目「尾道学入門」があった。会社会長で小説家の森岡久元さん(71)=東京都練馬区=が教壇に立ち、約200人が聞き入った。
2012.5.15 第二十五回 三島由紀夫賞
第二十五回 三島由紀夫賞
2012.5.7 第三十八回川端康成文学賞
「犬とハモニカ」 江國香織
2012.4.26 文豪ちなむ記念展示など実施へ
蒲郡市竹島町の海辺の文学記念館が今年5月にオープン15周年を迎え、歩みをたどる記念展示などを行う。
2012.4.24 第25回 三島由紀夫賞候補作品発表
第二十五回三島由紀夫賞候補は次の六作品に決定しました。本賞の今後の日程は下記の通りです。
2012.4.6 西宮ゆかりの文学紹介 来月から連続講座 兵庫
西宮ゆかりのSF作家、小松左京にまつわるエピソードや夙川が登場する文学作品などを紹介する3回連続講座「西宮文学案内」が5~7月、西宮市内で開かれる。講師として登場する作家、土居豊さんは「夙川が生んだ文学者が4人もノーベル賞候補になっており、その深さを紹介したい」と意気込んでいる。
2012.4.1 読み解く谷崎潤一郎と村上春樹 芦屋文学検定
芦屋ゆかりの作家谷崎潤一郎と村上春樹さんに関する知識を楽しみながら学ぶイベント「芦屋文学検定」(兵庫県芦屋市など主催)が31日、同市業平町のルナ・ホールで開かれた。「猫」と「月」のテーマから2人の文学作品を読み解く研究者らのトークに、猫好きの文学ファンら約260人が聞き入り、解答に臨んだ。
2012.3.21 作家の読書道 第123回:はらだみずきさん
少年の成長や周囲の大人たちの人生模様を丁寧に描いた「サッカーボーイズ」シリーズなどが人気のはらだみずきさん。さまざまな人の心の内の迷いやわだかまりを優しく溶かしていくような新作『ホームグラウンド』も、評判となっています。そんな著者は、どのような読書遍歴を辿ってきたのでしょうか。幼い頃の衝撃的な出来事や就職後の紆余曲折など意外な話も盛りだくさんです。
2012.2.21 芦屋文学検定:今年は「春樹」と「谷崎」で--来月31日 /兵庫
芦屋市ゆかりの村上春樹、谷崎潤一郎という2人の作家について知識を問う「芦屋文学検定」が来月31日、芦屋市業平町の市民センターである。昨年2月の村上春樹検定に続く第2弾。主催の市は「ともに芦屋の身近な風景を描いており、その魅力を再発見して」と話している。
2011.2.23 作家の読書道 第112回:林真理子さん
小説もエッセイも大人気、文学賞の選考委員も務める林真理子さんが元文学少女だったことは有名な話。"小説の黄金期"をくぐり抜けてきたその読書遍歴のほんの一部と、作家になるまでの経緯、そして作家人生ではじめて書いたという児童文学『秘密のスイーツ』についてなどなど、おうかがいしてきました。
2010.11.24 作家の読書道 第109回:宮下奈都さん
日々の暮らし、小さな心の揺れを丁寧に描き出し、多くの人の共感を読んでいる宮下奈都さん。今年は一人の若い女性の成長を4つの段階に分けて描いた『スコーレNo.4』が書店員さんたちの熱烈な応援を受けて再ブレイク。福井に住む、3人の子供たちを育てる主婦でもある宮下さんが辿ってきた本との出合い、そしてつきあい方とは?
2010.8.25 作家の読書道 第106回:大島真寿美さん
大人の女性たちの人生模様から若い世代の成長まで、幅広い作品を発表、リズミカルな文体で現代の人々の人生を鮮やかに切り取っていく大島真寿美さん。実は幼い頃からジャンルにこだわらず幅広く本を読まれてきた様子。心に残っている本は? 劇団を旗揚げし、その後小説家を目指した経緯とは? 大島さんの気さくなお人柄により、とても楽しいひとときとなりました。
2010.8.1 bestseller's interview 第18回 中島京子さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』。第18回の今回は第143回直木賞を受賞した中島京子さんです。受賞作『小さいおうち』で中島さんが描きたかったこととは一体なんだったのでしょうか?
2010.7.28 作家の読書道 第105回:平山瑞穂さん
ファンタジー、SF、ミステリ。さまざまな要素のつまった作品を発表し続け、作家生活6年間の集大成ともいえる『マザー』を上梓したばかりの平山瑞穂さん。実は若い頃はずっと純文学志向だったのだとか。おそらくそれは、ご家族の影響も大きかったのでは。意外なバックグランド、多感な10代の頃の読書、そして長い応募生活など、作家・平山瑞穂ができるまでがようく分かります。
2010.5.26 作家の読書道 第103回:前田司郎さん
劇団「五反田団」を主宰し、劇作家、演出家、俳優として活躍する一方で、09年には『夏の水の半魚人』で三島由紀夫賞も受賞し、小説家としても注目されている前田司郎さん。実は、幼い頃から志していたのは小説家。どんな経緯を辿って現在に至るのか、そして大学生の頃に出合った、それまでの本の読み方、選び方を変えた1冊とは。
2009.11.25 作家の読書道 第97回:越谷オサムさん
一作ごとにまったく異なる設定で、キュートで爽やかなお話を発表している越谷オサムさん。新作『空色メモリ』は、地味だけど愛らしくて憎めない高校生の男の子2人が探偵役として活躍。そんな発想はどこから生まれるのか。辿ってきた読書道は、まさに男の子っぽいラインナップ。そして小説の執筆に至るまでの、意外な遍歴とは?
2009.2.1 きらら著者インタビュー 山崎ナオコーラ 『手』
自分がやりたいこと、自分がいいと思ってきたことを排除して、小説らしい小説にしようと思いました。「今回のような小説は、もう二度と書かないと思うんです」――最新作『手』について、そんなドキリとする発言をする山崎ナオコーラさん。2004年に作家デビュー、着実に素晴しい作品を発表してきた彼女だが、昨年は小説家として思うことの多い1年だった様子。そんな時期に書かれた本作は、確かにこれまでの作品とはテイストが異なる。そこにこめられた、複雑な思いとは。
2006.6.30 作家の読書道:第56回 小池 真理子
読者の胸に突き刺さるように、微妙な心理を鋭く描く小池真理子さん。その読書歴をおうかがいしました。10代の頃から一冊一冊を深く読み込んできた姿勢には感服。また、マスコミに翻弄された20代、作家としての転換期など、一人の女性の波乱含みの来し方は、小説のようにドラマティックです。
2006.2.24 作家の読書道:第52回 町田 康
作家であり、ミュージシャンであり、俳優でもある町田さん。人間の滑稽さをさらけだし、ユーモアとウィットと悲哀に満ちた独自の文章世界、小説世界で多くの人々を魅了し続け、さまざまな文学賞も受賞。第一線で活躍する町田さんが読んできたものとは、そして読書スタイルとは。谷崎潤一郎賞を受賞した長編小説『告白』についても触れていただきました。
2005.7.29 作家の読書道:第45回 鹿島 茂
新作エッセイ集『モモレンジャー@秋葉原』でも、メイドカフェから独裁者のイコンまで森羅万象を縦横無尽に分析し、なるほどとうなってしまう膝ポンな仮説を示してくれる。本職は女子大でフランス文学を教える大学教授だが、いったいこの人の頭の中はどうなっているのか? その莫大な蔵書はどう整理されているのか? 一体どんなキッカケで読書狂になったのか? 読書道を神保町の事務所で聞いてみた。
2004.10.1 作家の読書道:第36回 恩田 陸さん
ホラーからミステリ、コメディまで、テイストのまったく異なる作品を"矢継早に"発表し続けているエンターテインナー、恩田陸さん。たいていの作品は過去の小説へのオマージュとなっているというだけに、やっぱり幼少の頃からジャンルと問わず、相当数読んでおられる様子です。とにかく出てくる出てくる、いろんな本のタイトルが。絶版本もあるので追体験ができないのが残念! しかし読書の楽しみを、改めて思い出させてくれるのでありました。
2004.3.31 作家の読書道:第29回 小川 洋子さん
さまざまな作品世界で私たちを"静謐な"世界に導き、特に昨年度刊行された『博士の愛した数式』では、数式の美しさを物語の中にドラマティックに織り込みながら、記憶が80分しかもたない博士ら愛すべき人々の姿を暖かい眼差しで描き、深い感動を与えてくれた小川洋子さん。高校生の時に"書く"ことに目覚めた彼女が辿ってきた読書道とは? その道筋を、たっぷりと教えていただきました。
2003.9.30 作家の読書道:第24回 横山 秀夫さん
御巣鷹山の日航ジャンボ機事故を題材に、男たちの苦闘を描いた本格長編『クライマーズ・ハイ』がヒット中の横山秀夫さん。昨年『半落ち』で話題を席巻しベストセラー作家となった横山さんは、少年時代からどんな本を読んできたのでしょうか。斬新な警察小説などで注目を集める「短編小説の職人」が、群馬県高崎市の仕事場でちゃめっ気たっぷりに語ります。
2002.11.30 作家の読書道:第15回 目黒 考二さん
まさに、この『WEB 本の雑誌』で、『中年授業』を連載中の目黒考二さん。やはり『WEB 本』上での連載だった『今週の一冊』が『だからどうしたというわけではないが。』として本になったばかりでもあります。蔵書については「2万冊を越えたのが15年前。それ以来、数えていない」とか。そんな言葉に裏打ちされた遥かな読書道と、人生を変えた本についてお聞きしました。
2002.2.1 インタビュー 作家「清水博子」
「ふつうは本を読むとき、一時間なら一時間、読書に没頭すると思うんですけど、わたしの小説って、読んでいるうちに雑音が飛び込んできて神経を逆なでされて、読み終えてもいったい自分は何を読んでいたんだろうと呆然とする人が多いらしい。きっと言葉がその人のなかにある雑念を喚起するので、ある人にとっては、それが不潔な、と映ることもあるでしょう。蓮實重彦さんが松浦理英子さんの小説を『上品』と評していらっしゃいますが、そういう意味でわたしの小説は『下品』なのかもしれませんね」
2001.12.31 作家の読書道:第7回 川上 弘美さん
大人気の「作家の読書道」第7回目に登場するのは、今年「センセイの鞄」で谷崎潤一郎賞を受賞された川上弘美さん。編集部は、三鷹を訪ね、「うんうん」と頷き、澄んだ文章そのままのたおやかな言葉で話される川上さんのお話に耳を傾けました。
2001.4.1 インタビュー 作家「辻原登」
東京、東小松川のマンションを舞台に、若くして高座を去った盲目の噺家を主人公にした『遊動亭円木』は、現代の人情噺、長屋噺と評され、昨年、第三十六回谷崎潤一郎賞を受賞した。
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