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集英社に関連する小説ニュースまとめ

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集英社 ニュース検索結果

2021.7.26  作家の読書道 第231回:佐藤究さん

今年『テスカトリポカ』が山本周五郎賞と直木賞を受賞、注目を集める佐藤究さん。幼い頃はプロレスラーになりたかった福岡の少年が、なぜ本を読み始め、なぜ小説を書き始め、なぜ群像新人文学賞受賞後に江戸川乱歩賞で再デビューしたのか。そしてなぜ資本主義について考え続けているのか。直木賞発表前の6月、リモートでおうかがいしました。

2021.7.14  第165回芥川賞は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花が咲く島』、直木賞は佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』に決定!

第165回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月14日(水)、都内で開催され、「芥川龍之介賞」は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花が咲く島』に、「直木三十五賞」は佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』に決定した。

2021.6.25  作家の読書道 第230回:一穂ミチさん

短篇集『スモールワールズ』が大評判となり、直木賞にもノミネートされている一穂ミチさん。文体も形式も人物造形も自在に操って読者の心を揺さぶる一穂さん、同人誌での二次創作からBL小説でプロデビュー、そこから一般文芸へと活動の場を拡張中。漫画も小説もノンフィクションも幅広いジャンルを読むなかで惹かれた作品とは? さらにはアニメや動画のお話も。リモートでたっぷりおうかがいしました。

2021.5.28  作家の読書道 第229回:蛭田亜紗子さん

2008年に第7回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞、10年に『自縄自縛の私』(受賞作「自縄自縛の二乗」を改題)を刊行してデビューした蛭田亜紗子さん。現代人の日常を描く一方で、『凜』では大正期、開拓時代の北海道を舞台に過酷な環境を生きる男女を描き、最新作『共謀小説家』では明治期に小説執筆にのめりこんだある夫婦の話を描くなど、幅広い作風で活躍中。では蛭田さんが親しんできた作品とは? リモートでたっぷりおうかがいしました。

2021.4.23  作家の読書道 第228回:阿津川辰海さん

大学在学中に『名探偵は嘘をつかない』でデビュー、緻密な構成、大胆なトリックのミステリで注目を浴びる阿津川辰海さん。さまざまな読み口で読者を楽しませ、孤立した館で連続殺人事件に高校生が挑む新作『蒼海館の殺人』も話題。そんな阿津川さん、実は筋金入りの読書家。その怒涛の読書生活の一部をリモートインタビューで教えていただきました。

2021.4.14  「2021年本屋大賞」決定!! 大賞は町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』 全ノミネート作の順位を発表!

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2021」の受賞作が4月14日(水)決定した。

2021.4.2  渡辺淳一文学賞に千早茜さん 「透明な夜の香り」

第6回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)は1日までに、千早茜さんの「透明な夜の香り」(集英社)に決まった。賞金200万円。

2021.2.27  作家の読書道 第226回:酉島伝法さん

2011年に「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞、造語を駆使した文章と自筆のイラストで作り上げた異形の世界観で読者を圧倒した酉島伝法さん。2013年に作品集『皆勤の徒』、2019年に第一長編『宿借りの星』で日本SF大賞を受賞した酉島さんは、もともとイラストレーター&デザイナー。幼い頃からの読書生活、そして小説を書き始めたきっかけとは? リモートでお話をおうかがいしました。

2021.2.24  【今週はこれを読め! エンタメ編】かけがえのない日常を描く短編集〜奥田英朗『コロナと潜水服』

奥田英朗さんの小説を読むとたいてい心に浮かんでくるのは、「身につまされる」という言葉だ。奥田作品と一口にいっても読み心地は幅広くて、『最悪』(講談社文庫)のようなエッジの効いたものももちろんすごいのだが、個人的には『家日和』(集英社文庫)などのそんなに大きな事件は起こらないけれどもかけがえのない日常が描かれた小説が好きだ。そして、『コロナと潜水服』もそういった作品5編が集められた短編集である。

2021.1.23  作家の読書道 第225回:町田そのこさん

2020年に刊行した『52ヘルツのクジラたち』が未来屋小説大賞、ブランチBOOK大賞を受賞するなど話題を集めている町田そのこさん。少女時代から小説家に憧れ、大人になってから新人賞の投稿をはじめた背景には、一人の作家への熱い思いが。その作家、氷室冴子さんや、読書遍歴についてお話をうかがっています。

2021.1.21  気になる大賞はどの作品に!?「2021年 本屋大賞」ノミネート10作品発表!

2021年1月21日(木)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2021年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。大賞の発表は、4月14日(水)。

2021.1.6  【今週はこれを読め! エンタメ編】地球滅亡までの1ヶ月の物語〜凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』

"地球の滅亡まであと○○"という物語に外れはない。ぱっと思いつく限りでは、『ひとめあなたに...』(新井素子/創元SF文庫)も『終末のフール』(伊坂幸太郎/集英社文庫)もそうだ。そして、新たにこの系譜に連なるのが本書。

2020.12.18  第164回「芥川賞・直木賞」、候補作決まる

日本文学振興会は12月18日、第164回「芥川賞」と「直木賞」の候補作を発表した。来年1月20日に東京・中央区の新喜楽で選考会を開き、同日受賞者の記者会見を開く。候補作は次の通り。

2020.11.28  「作家になるとは思わなかった」三浦しをんさん流「小説の書き方」

熱い友情、悲しい恋愛、夢あふれる冒険――。心揺さぶられる小説に出合ったとき、自分も物語を書きたいと思ったことはないだろうか。

2020.10.24  作家の読書道 第222回:武田綾乃さん

学生時代に作家デビュー、第2作「響け!ユーフォニアム」がいきなりアニメ化され人気シリーズとなった武田綾乃さん。さまざまな青春を時にキラキラと、時にヒリヒリと描く武田さんはどんな本を読み、どんな思いを抱いてきたのか。お話は読書についてだけでなく、好きなお笑い芸人や映像作品にまで広がって…。意外性に満ちたインタビューをお楽しみください!

2020.9.26  作家の読書道 第221回:高山羽根子さん

この夏、『首里の里』で芥川賞を受賞した高山羽根子さん。これまでも一作ごとにファンを増やしてきた高山さん、多摩美術大学で日本画を専攻していたという経歴や、創元SF短編新人賞に佳作入選したことがデビューのきっかけであることも話題に。読んできた本のほか美術ほか影響を受けたものなど、高山さんの源泉について広くおうかがいします。

2020.9.4  すばる文学賞に木崎みつ子さん

第44回すばる文学賞(集英社主催)は4日、大阪府出身の木崎みつ子さん(29)の「コンジュジ」に決まった。

2020.9.3   東急文化村は3日、第30回Bunkamuraドゥマゴ文学賞(選考委員・野矢茂樹氏)が石川宗生氏の「ホテル・アルカディア」(集英社)に決まったと発表した。賞金100万円。授賞式の日時や場所は未定。

東急文化村は3日、第30回Bunkamuraドゥマゴ文学賞(選考委員・野矢茂樹氏)が石川宗生氏の「ホテル・アルカディア」(集英社)に決まったと発表した。

2020.4.17  東野圭吾さんの人気作、初の電子書籍化 在宅読者のために 出版7社から1作ずつ

作家の東野圭吾さん(62)の作品が初めて電子書籍化される。出版関係者によると、東野さんは「書店を守りたい」との意向が強く、これまで自身の作品の電子書籍化には慎重だったという。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって在宅者が増えたことや、書店の相次ぐ休業で書籍の購入も難しくなっていることから、東野さんの提案で出版7社から1作ずつに限って配信することが決まったという。

2020.3.28  作家の読書道 第216回:青山七恵さん

大学在学中に書いて応募した『窓の灯』で文藝賞を受賞してデビュー、その2年後には『ひとり日和』で芥川賞を受賞。その後「かけら」で川端康成賞を受賞し、短篇から長篇までさまざまな作品を発表している青山七恵さん。衝撃を受けた作品、好きな作家について丁寧に語ってくださいました。

2020.2.1  読売文学賞に島田雅彦さんら

第71回読売文学賞(読売新聞社主催)が1日付で発表された。賞金は各200万円。贈賞式は17日、東京・内幸町の帝国ホテルで。各賞の受賞者は次の通り(敬称略)。

2020.1.25  作家の読書道 第214回:凪良ゆうさん

引き離された男女のその後の時間を丁寧に描く『流浪の月』が大評判の凪良ゆうさん。もともとボーイズラブ小説で人気を博し、『神さまのビオトープ』で広い読者を獲得、新作『わたしの美しい庭』も好評と、いま一番勢いのある彼女ですが、幼い頃は漫画家志望だったのだとか。好きだった作品は、そして小説を書くようになった経緯とは。率直に語ってくださっています。

2019.12.28  作家の読書道 第213回:河﨑秋子さん

東北と北海道で馬と暮らす人々を描いた物語『颶風の王』で注目され、単行本第二作『肉弾』で大藪春彦賞を受賞、新作短編集『土に贖う』も高い評価を得ている河﨑秋子さん。北海道の酪農一家で育ち、羊飼いでもあった彼女は、どんな本を読み、いつ小説を書きはじめたのか。これまでのこと、これからのことを含め、たっぷりと語っていただきました。

2019.12.6  発表! 2019年いちばんおすすめの文庫本は『戦場のアリス』に決定!

書評誌「本の雑誌」が毎年年末に丸ごと文庫本を紹介するガイドブックとして刊行している『おすすめ文庫王国2020』にて、本の雑誌が選ぶ2019年度文庫ベストテンを発表!

2019.11.7  野間4賞、「文芸賞」は松浦寿輝『人外』に

野間文化財団が11月6日に発表。第72回「野間文芸賞」に、松浦寿輝『人外』(講談社)、第41回「野間文芸新人賞」に、古谷田奈月『神前酔狂宴』(河出書房新社)と千葉雅也『デッドライン』(「新潮」2019年9月号)、第57回「野間児童文芸賞」に戸森しるこ『ゆかいな床井くん』(講談社)を選出した。

2019.9.28  作家の読書道 第210回:町屋良平さん

今年1月、ボクサーが主人公の『1R1分34秒』で芥川賞を受賞した町屋良平さん。少年時代から「自分は何か書くんじゃないか」と思っていたものの、実は、10代の頃はなかなか本の世界に入り込むことができなかったのだとか。そんな彼が、読書を楽しめるようになった経緯とは? スマホで執筆するなど独特の執筆スタイルにも意外な理由がありました。

2019.9.12  小説すばる新人賞に上畠菜緒さん、佐藤雫さん

第32回小説すばる新人賞(集英社主催)は12日、上畠菜緒さん(25)の「しゃもぬまの島」、佐藤雫さん(31)の「海の匂い」に決まった。賞金は各200万円。贈賞式は11月15日に東京都内で行われる。

2019.9.5  すばる文学賞に高瀬隼子さん

第43回すばる文学賞(集英社主催)は4日、東京都在住の大学職員、高瀬隼子さん(31)の「犬のかたちをしているもの」に決まった。

2019.7.27  作家の読書道 第208回:葉真中顕さん

日本ミステリー大賞を受賞したデビュー作『ロスト・ケア』でいきなり注目を浴び、今年は『凍てつく太陽』で大藪春彦賞と日本推理作家協会賞を受賞した葉真中顕さん。社会派と呼ばれる作品を中心に幅広く執筆、読書遍歴を聞けば、その作風がどのように形成されてきたかがよく分かります。デビュー前のブログ執筆や児童文学を発表した経緯のお話も。必読です。

2019.6.22  作家の読書道 第207回:最果タヒさん - 作家の読書道

作家の読書道 第207回:最果タヒさん

2019.6.20  集英社初のチャット小説アプリ「TanZak」誕生秘話--"1話目を読む"ハードルを下げる

集英社は6月20日、出版社初となるチャットノベル(小説)アプリ「TanZak(タンザク)」を公開した。LINEのようなテキストメッセージ形式にすることで、キャラクター同士の会話を"覗き見"するような感覚で、気軽に物語を楽しめることが特徴だ。「ONE PIECE」など週刊少年ジャンプの人気漫画のノベライズのほか、完全新作のオリジナル作品も用意する。

2019.4.16  LINE:小説、ラノベ新サービス「LINEノベル」提供 統括編集長に「SAO」の三木一馬

LINEが、小説やライトノベルの新サービス「LINEノベル」を今夏、スタートすることが16日、明らかになった。文芸作品を中心としたLINE文庫、ライトノベルを中心としたLINE文庫エッジを紙と電子で展開し、原田マハさん、中村航さん、鎌池和馬さんらが新作を発表する。講談社、集英社、電撃文庫などから刊行されている作品も読むことができるほか、小説を投稿でき、書籍化をサポートする。ライトノベル「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」などの編集者として知られるストレートエッジの三木一馬代表取締役が統括編集長を務める。

2019.4.12  現役大学生とは思えない堂々の書きっぷり――小説すばる新人賞受賞作『闇夜の底で踊れ』著者インタビュー

35歳、無職、パチンコ依存。その日暮らしの無為な生活を送る元極道の男が、ソープ嬢に恋をしたことがきっかけで、ふたたび闇社会の混沌へと飲み込まれてゆく——。

2019.4.4  渡辺淳一文学賞に松井今朝子さん

第4回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)は、松井今朝子さんの「芙蓉(ふよう)の干城(たて)」(集英社)に決まった。賞金200万円。贈賞式は5月17日、東京都内のホテルで。

2019.3.23  作家の読書道 第204回:上田岳弘さん

デビュー作「太陽」の頃から、大きな時間の流れの中での人類の営みと、個々の人間の哀しみや郷愁を融合させた作品を発表し続け、『私の恋人』で三島由紀夫賞、そして今年『ニムロッド』で芥川賞を受賞した上田岳弘さん。5歳の頃から「本を書く人」になりたかった上田さんに影響を与えた本とは? 作家デビューを焦らなかった理由など、創作に対する姿勢も興味深いです。

2019.3.13  【今週はこれを読め! エンタメ編】高校生たちの日常の謎短編集〜青崎有吾『早朝始発の殺風景』

「青春ってきっと、気まずさでできた密室なんだ」。格言付きのカレンダーに加えてもらいたいような至言である。『早朝始発の殺風景』は、高校生たちがさまざまな状況で推理を繰り広げる連作短編集。前述のフレーズは最終話「三月四日、午後二時半の密室」に出てくるフレーズだが、きっと本書の登場人物たち全員の、いや、読者である私たちを含めた全員の感情をなぞったものであるに違いない。

2019.3.4  吉川英治文学賞に篠田節子さん

吉川英治国民文化振興会は4日、第53回吉川英治文学賞は篠田節子さんの「鏡の背面」(集英社)に決まったと発表した。

2019.1.26  作家の読書道 第202回:寺地はるなさん - 作家の読書道

婚約を破棄されどん底にいた女性が、ひょんなことから雑貨屋で働くことになって……あたかい再生の物語『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞、以来、現代人の心の沁みる小説を発表し続けている寺地はるなさん。幼い頃は親に隠れて本を読んでいたのだとか。読書家だけど小説家を目指していたわけではなかった寺地さんが小説を書き始めたきっかけは? 読むことによって得た違和感や感動が血肉となってきたと分かる読書道です。

2019.1.9  【今週はこれを読め! エンタメ編】図書委員2人の推理物語〜米澤穂信『本と鍵の季節』

主役は高校生の男子ふたり。ひとりは顔もよくスポーツもできる。ひとりは人から頼られるタイプ。

2018.11.24  作家の読書道 第200回:白岩玄さん

『野ブタ。をプロデュース』で鮮烈なデビューを飾り、その後着実に歩みを続け、最近では男性側の生きづらさとその本音を書いた『たてがみを捨てたライオンたち』が話題に。そんな白岩さん、実は少年時代はほとんど小説を読まず、作家になることは考えていなかったとか。そんな彼の心を動かした小説、そして作家になったきっかけとは?

2018.10.25  【書評】『青少年のための小説入門』久保寺健彦 - 横丁カフェ

心からおもしろいと思える小説と出会ったとき、私は文庫と文芸書の担当の書店員なので、その小説を店頭であの手この手で売ろうとすることができます。おもしろい!伝えたい!売りたい!という、すごくワクワクした気持ちで売場をつくりますが、思ったように売れないときもあります。おもしろい、売りたい、そんな気持ちが強いときこそ、あと何が足りなかったんだろう......と悔しさと無力感を感じてしまうことがあります。

2018.10.7  【書評】小説家・秋山香乃が読む『波の上のキネマ』増山実著 いったい何が人を救うのか

希望など何一つないと思える苦しい現実の中、いったい何が人を救うのか-。この問いに真正面から取り組んだのが本作だ。

2018.9.22  作家の読書道 第198回:久保寺健彦さん

7年ぶりの長篇『青少年のための小説入門』が話題となっている久保寺健彦さん。この新作小説にはさまざまな実在の名作が登場、久保寺さんご自身の読書遍歴も投影されているのでは? 聞けばやはり、幼い頃から本の虫だったようで――。

2018.9.20  【エンタメ小説月評】一筋縄ではいかない異色作

タイトルを見て、よくあるスパイ小説だと思ってはいけない。一條次郎『ざんねんなスパイ』(新潮社)には、このジャンルならではの知的な駆け引きも、スリリングな冒険もほとんどないからだ。

2018.9.12  【今週はこれを読め! エンタメ編】甲子園復活に尽くした人々の物語〜須賀しのぶ『夏空白花』

この夏、いわゆる夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)は第100回を迎えた。しかし、前身である全国中等学校優勝野球大会から数えると今年は104年目。この事実が示すものがピンとこない若者たちは、幸せだといえるだろう。戦中や戦後間もなくの不自由さを実際に経験していないのはもちろん、祖父母や両親たちから戦争中の話を折り入って聞く機会も少なければ日常生活において傷痍軍人や戦争孤児を見かける場面もない平和な時代に育った証しである。なぜ大会の回数と年数にずれがあるのか、それは太平洋戦争によって中断していた時期があったからだ。

2018.8.10  【今週はこれを読め! ミステリー編】頼りない男の犯罪小説〜ジョー・ネスボ『真夜中の太陽』

まだ気がついていない読者のために書いておくが、ジョー・ネスボはミステリー界の宝だ。

2018.7.28  作家の読書道 第196回:真藤順丈さん

ダ・ヴィンチ文学賞大賞の『地図男』や日本ホラー小説大賞大賞の『庵堂三兄弟の聖職』など、いきなり4つの文学賞に入選してデビューを果たした真藤順丈さん。その後も着実に力作を発表し続け、最近では戦後の沖縄を舞台にした一大叙事詩『宝島』を発表。骨太な作品を追求するその背景には、どんな読書遍歴が?

2018.7.21  【今週はこれを読め! ミステリー編】痴話喧嘩から始まるどんでん返し『ブルックリンの少女』

喧嘩して恋人に投げつけた言葉がひどい結果を産んでしまう。

2018.7.19  【エンタメ小説月評】半生の回顧で生まれる力

過去を振り返るのは、後ろ向きなことばかりでない――。

2018.5.16  作家の読書道 第194回:石井遊佳さん

新潮新人賞を受賞したデビュー作『百年泥』が芥川賞を受賞、一躍時の人となった石井遊佳さん。幼い頃から本を読むのが好きだった彼女が愛読していた本とは? 10代の頃は小説を書けなかった理由とは? インドのチェンナイで日本語教師となる経緯など、これまでの来し方を含めてたっぷり語ってくださいました。

2018.4.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】アイドルに魅せられた人々の心の内〜渡辺優『地下にうごめく星』

「地下アイドル」というものについてはほとんどまったく知識がなかったけれども、きれいな女の子に魅了される心理は理解できる。

2018.3.26  地下かつ地方な"アイドル小説"の新機軸!『地下にうごめく星』

アイドル戦国時代、と呼ばれるようになって久しい。その現象とシンクロして、物語カルチャーにおいてもアイドルを題材にした作品が数多く見受けられるようになった。小説分野で言えば、先日文庫化され巻末につんく♂の解説が掲載されていることも話題となった、直木賞作家・朝井リョウの『武道館』。桐野夏生の短篇「神様男」(『奴隷小説』収録)も、アイドルファンならば必読の一篇だ。

2018.2.21  作家の読書道 第191回:原田ひ香さん

2007年に『はじまらないティータイム』ですばる文学賞を受賞してデビュー、『東京ロンダリング』や『人生オークション』、最新作『ランチ酒』などで話題を呼んできた原田ひ香さん。幼い頃、自分は理系だと思っていた原田さんが、小説家を志すまでにはさまざまな変遷が。その時々で心に響いた本について、教えてもらいました。

2018.2.19  「ラノベ」はなぜ生まれたのか 興隆期の雑誌を研究

書店の売り場で少なからぬ面積の棚を占める一大書籍ジャンルになった「ライトノベル」。

2018.1.24  作家の読書道 第190回:滝口悠生さん

野間文芸新人賞受賞作『愛と人生』や芥川賞受賞作『死んでいない者』をはじめ、視点も自在、自由に広がっていく文章世界で読者を魅了する滝口悠生さん。実は小さい頃はそれほど読書家ではなかったという滝口さんが、少しずつ書くことを志し、小説のために24歳で大学に入り学び、やがてデビューを決めるまでに読んで影響を受けた作品とは? その遍歴も含めて、たっぷりと語っていただきました。

2017.11.23  【エンタメ小説月評】戦国の混沌 リアルに表現

時代、歴史小説で新機軸を打ち出すのは難しい。戦国、幕末という定番の時代であればなおのことだ。その中で、武川佑『虎の牙』(講談社)には、新鮮な驚きがあった。

2017.11.6  麻耶雄嵩「貴族探偵」シリーズの番外編が読める! 書き下ろし新作を無料公開

今月の"あの人"は…「貴族探偵」シリーズの

2017.9.5  すばる文学賞に山岡ミヤさん

第41回すばる文学賞(集英社主催)は5日、神奈川県在住の山岡ミヤさん(31)の「光点」に決まった。

2017.7.20  被災地発の文学賞=東北テーマに-仙台市の出版社など

仙台市の出版社が20日、記者会見し、「仙台短編文学賞」を創設すると発表した。

2017.7.20  講談社:ノンフィクション賞など3賞決まる

講談社ノンフィクション賞など講談社が主催する出版部門の3賞が20日、決まった。

2017.6.27  日本の伝統的な出版技術とデジタル技術の融合へ――講談社・小学館・KADOKAWAなど出版大手やSFCが参画し、未来の出版を研究するラボを発足

株式会社出版デジタル機構は27日、應義塾大学SFC研究所、株式会社KADOKAWA、株式会社講談社、株式会社集英社、株式会社小学館と共同で、未来の出版に関する研究を行う「Advanced Publishing Laboratory(APL)」を発足すると発表した。活動期間は2年間の予定。

2017.6.23  氷室冴子文学賞を創設…秋頃から作品公募

「なんて素敵にジャパネスク」などの少女小説で一世を風靡した岩見沢市出身の作家氷室冴子さん(1957~2008年)の作品を顕彰し、次世代の作家を発掘する「氷室冴子青春文学賞」が、市民有志の手で創設されることになった。

2017.6.19  "幼なじみ"という奇跡! 墨田区が舞台。"73歳の老人コンビ"がくり広げる、ハチャメチャなのに心温まる物語

6月22日、三浦しをんの小説『政と源』(集英社)が文庫化される。『まほろ駅前多田便利軒』『舟を編む』『神去なあなあ日常』などのヒット作で知られる著者がこの作品で扱っているのは、家族でも恋人でもない"幼なじみ"という特別な間柄だ。

2017.6.11  【手帖】「美術史小説」をアートの入り口に 新田次郎文学賞受賞の原田マハさん

第36回新田次郎文学賞(新田次郎記念会主催)の授賞式が先月東京都内であり、受賞者の原田マハさん(54)が「これからも『美術史小説』を書き続けたい」と抱負を語った。

2017.6.6  渡辺淳一文学賞:贈賞式 美しい世界、読者共鳴 - 毎日新聞

第2回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)の贈賞式が東京都内のホテルであった。

2017.5.17  作家の読書道 第183回:芦沢央さん - 作家の読書道

作家の読書道 第183回:芦沢央さん

2017.5.6  【2017年本屋大賞2位】"朝ドラ化"希望の声多数!? 教えることに人生を捧げた、塾教師たちの感動巨編

限られた時間のなかで、子どもたちに何を教えてあげられるのだろう。

2017.4.25  SUNDAY LIBRARY:著者インタビュー 窪美澄 『やめるときも、すこやかなるときも』

傷口を広げて見せるような物語は今の時代に合わないのだと思う

2017.4.20  「氷室冴子文学賞」創設へ 岩見沢 有志ら青春テーマ全国公募

【岩見沢】市内出身の小説家氷室冴子さん(1957~2008年)の作品を顕彰し、将来の小説家を発掘するため、市立図書館や市民有志らで実行委(木村聡委員長)をつくり、「氷室冴子青春文学賞(仮)」を創設する。

2017.4.20  【エンタメ小説月評】過去から何を学ぶのか

人は過去から何を学び、未来に何を手渡すべきなのか――。

2017.4.20  北方謙三さん:「書き続けたい」 「大水滸伝」累計1000万部突破

1999年から17年間にわたって書いた北方謙三さん、竹内紀臣撮影=の「大水滸伝(すいこでん)」シリーズ(『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』)が完結したのが昨年5月。

2017.4.19  作家の読書道 第182回:塩田武士さん

グリコ・森永事件に材をとった『罪の声』で話題をさらった塩田武士さん。神戸新聞の記者から作家に転身した経歴の持ち主と思ったら、実は学生時代からすでに作家を志望していたのだそう。大阪でお笑い文化に多大な影響を受けながら、どんな小説に魅せられてきたのか。影響を受けた他ジャンルの作品にもたっぷり言及してくださっています。

2017.4.5  渡辺淳一文学賞に平野啓一郎さん『マチネの終わりに』

第2回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)は、平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』(毎日新聞出版)に決まった。

2017.3.31  渡辺淳一文学賞に平野啓一郎さん

第2回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)は31日、平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」(毎日新聞出版)に決まった。

2017.3.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】誰にも媚びない強烈美女のウェディング〜白河三兎『計画結婚』

白河三兎の小説といえば、例えばスクールカーストの底辺に属していたり、自分から周囲の人間を遠ざけたりと、胸が痛くなるような10代の若者たちの姿を描いたものが主流だ。

2017.3.21  西尾維新×中村光『十二大戦』アニメ化決定でファンから喜びの声続出中「最強タッグの作品がアニメで観れるとは!」

西尾維新と中村光という夢のタッグで生まれた小説『十二大戦』がテレビアニメ化されることが決定した。この知らせにファンからは「これはやっばい作品がアニメ化されるぞ!!」「最強タッグの作品がアニメで観れるとはありがてぇ!!」と喜びの声が続出中だ。

2017.3.13  窪美澄最新作!「大切な人の死を忘れられない男」と「恋の仕方を知らない女」は、"最悪の出会い"から次第に惹かれあう…

全国から桜のたよりが届く頃、今年は書店の店頭にも美しい花が咲く。窪美澄さんの待望の新作長編『やめるときも、すこやかなるときも』(集英社)の表紙にはやわらかな青空をバックに花が美しく咲き誇り、結婚式の愛の宣誓を引用したタイトルと共に「幸せなはじまりの予感」をふわりと心に届ける。

2017.2.15  作家の読書道 第180回:住野よるさん

ネットで評判となり、書籍化されて大ベストセラーとなった『君の膵臓をたべたい』。その後『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』と話題作を発表し続ける住野よるさん。詳しいプロフィールやお顔は非公表ですが、読書遍歴や小説に対する思いを、真摯に語ってくださいました。

2017.2.13  宝石に宿るせつない謎…美しき敏腕宝石商×迂闊な正義の味方が解き明かすジュエル・ミステリーの第4弾がついに発売

宝石の輝きは、誰かの人生を物語る。喜びも悲しみも愛おしさも憎しみも、宝石は持ち主のすべての思いを吸い込むことで、ますます美しく輝き始める。

2017.2.8  【今週はこれを読め! エンタメ編】気鋭・渡辺優の短編集『自由なサメと人間たちの夢』にノックアウト!

昨今のサメのクローズアップぶりって何なの? 動物番組でもしょっちゅう取り上げられてるし、いつだったかテレビ東京でやってるお昼の映画枠でサメものに力を入れてたことがあって今週もサメ来週もサメみたいな月があったと記憶している。

2017.2.6  子供たちを救う"現代のヒーロー"を描き、人生の生き方を問う『彼が通る不思議なコースを私も』

どんな子供にも未来に向かって開かれていく"可能性"がある。それがうまく花を開かせることもあれば、道半ばで潰えてしまうこともあるだろう。子供にとって何より不幸なことは、歪んだ家庭環境や学校の教育システムによって、未知の可能性が奪われてしまうことだ。

2017.2.1  読売文学賞にリービ英雄氏ら

第68回読売文学賞(読売新聞社主催)が1日付で発表された。賞金各200万円。贈呈式は17日、東京都千代田区の帝国ホテル東京で。

2017.1.24  坪田譲治文学賞に岩城けいさん「Masato」

岡山市は24日、第32回坪田譲治文学賞に、大阪府生まれで豪州在住の岩城けいさん(45)の「Masato」(集英社)が選ばれたと発表した。副賞100万円が贈られる。

2017.1.18  本屋大賞:「コンビニ人間」など10作がノミネート

全国の書店員が一番売りたい本を選ぶ「2017年本屋大賞」(同賞実行委員会主催)の候補作が18日、発表された。第155回芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を含む10作がノミネートされた。

2016.12.19  「東京喰種:re」初の小説版と最新9巻発売で、クリアしおり当たる

石田スイ「東京喰種トーキョーグール:re」の単行本9巻と、「東京喰種:re」初の小説版「東京喰種-トーキョーグール-:re[quest] 」が、本日12月19日に同時発売された。

2016.12.5  小説部門1位は『小説 君の名は。』に決定!さらに、あのAV女優の処女小説もランクイン! 羽海野チカが二冠! ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR2016」発表!

12月6日(火)に発売の『ダ・ヴィンチ』2017年1月号では、毎年恒例の年末「BOOK OF THE YEAR 2016」特集で「あなたが選んだ今年最良の本は?」と題し各ジャンル別でブックランキングを発表! 対象となるのは2015年10月1日~2016年9月30日までに刊行された作品だ。

2016.12.1  週刊文春ミステリーベスト10 2016年【国内部門】第1位は『罪の声』

今年で40回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。国内部門第1位には塩田武士著『罪の声』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。

2016.11.25  今年度の『このライトノベルがすごい!2017』は新たな幕開け!? 新設「単行本・ノベルズ部門」ランキングに、あの大人気WEB小説が!

いまが旬のライトノベルを紹介するガイドブック『このライトノベルがすごい!2017』(このライトノベルがすごい! 編集部/宝島社)が11月24日に発売された。

2016.11.18  【【文学賞記者日記2016 11/18 第29回小説すばる新人賞贈賞式レポート】】16歳の新人作家、登場「『2分ぐらいここでしゃべれ』と言われて、『マジか!?』と」

ジャンルを限定しない長編小説の新人賞でいちばん打率が高いのは、集英社の小説すばる新人賞だろう。

2016.11.8  読書日記:著者のことば 森絵都さん

■みかづき 森絵都(もり・えと)さん 集英社・1998円

2016.10.22  三浦しをん氏の小説『光』実写映画化 井浦新、瑛太ら出演

「まほろ駅前」シリーズでタッグを組んだ大森立嗣監督によって、作家・三浦しをん氏の小説『光』(集英社)が実写映画化されることが22日、明らかになった。

2016.10.7  【今週はこれを読め! ミステリー編】殺し屋オーラヴの魅力が詰まったネスボ『その雪と血を』

──人は何をきっかけに、自分は死ぬのだということを理解するのか。(中略)もちろん理由は人それぞれだろうが、おれの場合は親父が死ぬのを見たから、それがどれほど平凡で物質的なことかをまのあたりにしたからだ。蠅がフロントガラスにぶつかるみたいなものだった。

2016.10.4  森村 誠一・評『金の価値』『東京零年』

独自の作風を変えることで新たな魅力を生み出す作家

2016.9.15  小説すばる新人賞:愛知の高2糟谷悠さん 最年少受賞

「星に願いを、そして手を。」

2016.9.7  【今週はこれを読め! エンタメ編】会心の高校野球シリーズ第二弾!〜須賀しのぶ『エースナンバー』

今年はリオ五輪とぶつかってたから高校野球のことを忘れていたですって? そんなあなたに猛省を促すためにも、須賀しのぶ『エースナンバー 雲は湧き、光あふれて』をお薦めさせていただきたい。

2016.9.6  発売後すぐに重版決定! "医療現場のリアル"を、皮肉とブラックユーモアで不気味に抉る『嗤う名医』が話題!

麻痺して回復が見込めない手足を巡る鮮烈なデビュー作『廃用身』(幻冬舎文庫)に始まり、日本医療小説大賞を受賞した『悪医』(朝日新聞出版)、ドラマ化された『破裂』『無痛』(ともに幻冬舎文庫)など、久坂部羊といえば、現場のリアルを鋭く抉るシリアスな社会派医療サスペンスの書き手という印象が強い。

2016.9.5  すばる文学賞に春見さん

第40回すばる文学賞(集英社主催)は5日、札幌市の薬剤師、春見朔子さん(33)の「そういう生き物」に決まった。

2016.9.4  足袋の街・行田沸く 小説「陸王」が話題に

かつて日本人の足元を支えた足袋の国内最大産地だった行田市。そこを拠点とする小さな足袋メーカーの奮闘を描いた池井戸潤さんの小説「陸王」(集英社刊)が出版され、地元行田市が沸いている。

2016.8.25  【エンタメ小説月評】つらい記憶と共に生きる

つらい記憶を過去のものだと葬り去り、今を生きていけるのであれば、人生はどれだけ楽なものになるだろうか。

2016.7.31  【桜木紫乃に聞く】「ストリップは20分間の短編小説だと思った」 踊り子の物語「裸の華」を書いたのは1通の手紙がきっかけだった

北海道を舞台に小説を書き続ける直木賞作家、桜木紫乃さん(51)の新作長編『裸の華』(集英社)は、けがで踊れなくなったストリッパーが主人公。踊りに恋し、踊りに人生をかけた女の矜恃が描かれるとともに、人にとって"恥"とは何かを考えさせられる。自他共に認めるストリップファンでもある桜木さんに、新作にかけた思いを聞いた。

2016.7.31  今回の『私の消滅』では、かなり無意識を使うことになりました――中村文則(1)

――新作の『私の消滅』(2016年文藝春秋刊)は〈このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。〉という、非常にそそる一文から始まりますよね。そう書かれた手記を読む一人の男が巻き込まれていく不条理な状況と、悲惨な幼少期から始まる手記の内容が並行して進んでいく。先入観なく読んだほうが面白いと思うので、このインタビュー記事ではあまりストーリーに触れないようにしますが。

2016.7.31  <チア男子>際立つ力強さ 小説、アニメが追い風

はじける笑顔、高く蹴り上げる足、ポンポンを手に華やかに舞うのは--筋骨たくましい男子。女子のイメージが強いチアリーディングの世界に、男子が増えてきている。今月からは、直木賞作家・朝井リョウさんの小説「チア男子!!」(集英社)を原作としたアニメ放送も始まり、ますます人気が高まりそうだ。

2016.7.29  足袋作り100年の老舗がランニングシューズ開発に挑む―池井戸潤最新作『陸王』が熱すぎる!複製サイン付き限定ブックカバーも見逃すな!

百年の歴史をもつ老舗足袋業者がランニングシューズ開発に挑む――。ドラマ「半沢直樹」の原作などで知られる人気作家・池井戸潤の新作『陸王』が2016年7月8日(金)に発売された。

2016.7.21  【エンタメ小説月評】激動の世 永遠に続く杜

歴史・時代小説の中で、戦国と幕末は定番の題材と言っていい。激しく世の中が動き、人の運命が交錯する。人物や視点を変え、あまたの作品が書かれるのもうなずける。

2016.7.6  「生きる世界は他にもある」朝井リョウが『世界地図の下書き』で伝える、「逃げる」ことの意味

児童養護施設「青葉おひさまの家」で暮らす小学生の太輔。

2016.6.20  芥川・直木賞候補決まる

第155回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が20日付で発表された。

2016.6.13  第1回渡辺淳一文学賞 人間の本質に深く迫る 『あこがれ』で川上未映子さん受賞

作家、渡辺淳一(1933〜2014年)の功績をたたえる第1回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)の贈賞式が東京都内であった。

2016.6.12  ラノベとエンタメの間、ライト文芸が進化中!

"中間小説"と言えば、純文学と大衆文学の中間にある娯楽小説のこと。ところが最近は、ライトノベルとエンタメの中間を指すと聞かされて驚いた――という話を目黒考二氏のコラムで読んで驚いた。ええっ、いつの間にそんなことに!?

2016.6.7  『小説王』 早見和真さん

文芸の世界に問う勝負作

2016.6.7  ディストピア小説、受けるワケ 「若者が自決広める扇動」「男が人工子宮で出産」

新聞や雑誌の文芸批評で、「ディストピア小説」と呼ばれるジャンルが注目されている。

2016.5.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】 小路幸也の大家族もの『恭一郎と七人の叔母』がもっと読みたい!

"七人のおば"と聞けば、思い出されるのはパット・マガーの名作ミステリーである。結婚して夫のピーターと英国に渡ったサリーは、友人のヘレンからの手紙で自分のおばが夫を毒殺して自殺したことを知らされる。しかし。サリーにはおばが7人もいるのだが、手紙にはどのおばが事件を引き起こしたかは書かれていなかったのだ...!

2016.5.16  三島賞に蓮実重彦さん、山本賞に湊かなえさん

第29回三島由紀夫賞と山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の選考会が16日開かれ、三島賞はフランス文学者で元東大学長の蓮実重彦さん(80)の「伯爵夫人」(「新潮」28年4月号)に決まった。

2016.5.5  【今週はこれを読め! エンタメ編】奇妙で不穏な三崎亜記の短篇集『ニセモノの妻』

三崎亜記という作家を形容するのに、「とらえどころのない」「不穏な」「不条理な」あたりは欠かせないキーワードではないだろうか。

2016.5.3  ラノベ作家の松智洋さんが死去 『迷い猫オーバーラン!』など

ライトノベル作家の松智洋(まつ・ともひろ)さんが2日、死去した。3日、集英社ダッシュエックス文庫編集部が公式ツイッターで発表した。43歳だった。

2016.4.21  【エンタメ小説月評】変わる世界 正しさとは

葛飾北斎の娘、応為は父と同じ絵の道を選んだが、なかなか芽が出ず、迷ってばかりいた。

2016.4.21  押切もえ、文学賞「山本周五郎賞」にノミネート

「第29回三島由紀夫賞・山本周五郎賞」(主催:新潮文芸振興協会)が21日に発表され、モデルの押切もえの小説『永遠とは違う一日』(新潮社)が、山本周五郎賞の候補5作品の1つに選出された。

2016.4.20  作家の読書道 第171回:中脇初枝さん

こどもへの虐待をテーマにした連作集『きみはいい子』が話題となり、『世界の果てのこどもたち』も本屋大賞にノミネートされ注目されている中脇初枝さん。実は作家デビューは高校生、17歳の時。でも実は作家ではなく民俗学者を目指していたのだそう。そんな彼女はどんな本を読み、影響を受けてきたのか。幼い頃のエピソードもまじえつつ、これまでの道のりを語ってくださいました。

2016.4.12  【文学賞記者日記2016】シリーズものに光をあてる新設の文学賞、第1回は『しゃばけ』が受賞!

去る4月11日、東京・日比谷の帝国ホテルで吉川英治賞の贈賞式が開催された。

2016.4.6  こんな宮部みゆき読んだことない!10年前の深夜番組『最後の晩餐』が執筆のきっかけに!

脱力系ファンタジー「ここはボツコニアン」シリーズ文庫版刊行スタート!!

2016.3.31  第1回渡辺淳一文学賞に川上未映子さん

第1回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)は31日、川上未映子さんの「あこがれ」(新潮社)に決まった。

2016.3.25  [チア男子!!]男子チアリーディング描いた直木賞作家の小説 7月にテレビアニメ化

大学生の男子チアリーディングチームの活動を描いた直木賞作家・朝井リョウさんの小説「チア男子!!」(集英社)が、7月からテレビアニメ化されることが25日、明らかになった。

2016.3.16  【今週はこれを読め! エンタメ編】"復讐の申し子"小峰りなの青春ミステリー〜渡辺優『ラメルノエリキサ』

「この本、『小説すばる新人賞』って書いてあるけど、文芸雑誌の賞って堅苦しい内容だったりするんじゃない?」とか、「『ラメルノエリキサ』って何? ドコサヘキサエン酸みたいなもの?」とか思われた方、いらっしゃいませんか? 私もまったく同じことを思いました! しかし、『小説すばる新人賞』はエンターテインメントの賞、「ラメルノエリキサ」は魚に含まれているものではありません。

2016.3.5  池井戸潤が描く企業の不祥事隠蔽 ―働く意味を見失った普通の人々

歯車のひとつに過ぎない従業員の間違った行動で、企業は途端にうまく回らなくなる。

2016.3.3  吉川英治文学賞、赤川次郎さんの「東京零年」に

第50回吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催)は3日、赤川次郎さん(68)の「東京零(ぜろ)年」(集英社)に決まった。

2016.2.25  ピース又吉がきっかけ!? 俳句をSS作品として紡ぐ「五七五の小説工房」オープン!堀本裕樹×田丸雅智対談【前編】

定期的にWEB上で俳句を公募し、特選、秀逸、佳作を決定して選評をつけ、さらにその中から二句を選んでショートショート作品として紡ぐという、俳人の堀本裕樹さんとショートショート作家の田丸雅智さんがコラボレートする企画「五七五の小説工房」が2月25日に双葉社の文芸WEBマガジン『カラフル』にオープンする。

2016.2.24  猿渡哲也が夢枕獏「神々の山嶺」のスピンオフ小説をコミカライズ

本日2月24日に発売されたグランドジャンプPREMIUM3月号(集英社)には、夢枕獏原作による猿渡哲也の読み切り「呼ぶ山」が掲載されている。

2016.2.19  AV女優が書く小説はどこまでが実体験なのか?【紗倉まな×DJあおい対談】

「絡み、フェラ、乱交、オナニー……。めんど、くさ」――。人気AV女優、紗倉まなの処女小説『最低。』の一節である。年齢や境遇がばらばらな4人のAV女優が登場するオムニバス作品だが、どうしても4人がすべて、紗倉自身に思えて仕方がない。筆者は女性だが、感情の発露があまりにも生々しく、思わず目を背けたくなるほどだった。

2016.2.4  Amazon、「Kindleストア」出版社別年間売上ランキング、KADOKAWAが2年連続1位、「火花」効果で文藝春秋が5位に浮上

アマゾンジャパン株式会社(Amazon.co.jp)は4日、「Kindleストア」における2015年の出版社別年間売上ランキング上位30社を発表した。

2016.1.25  「なんて不謹慎な小説!」と宮部みゆきがイチオシ! "復讐"をモットーとする危ない女子高生の痛快青春ミステリー

生きるのも死ぬのも、人を殺すのも、つきつめていけば、すべて、「自分のことが好きだから」成し得ることではないか。

2016.1.20  本屋大賞候補に「火花」など10作品

全国の書店員の投票で決まる2016年本屋大賞のノミネート作10作品が20日、公表された。

2016.1.15  『ざるそば(かわいい)』ってなんだよ! ラノベタイトルをめぐる仁義なき戦い

ラノベレーベルMF文庫Jの新作になにやら不可思議なタイトルが……。

2016.1.6  伊坂幸太郎ワールド全開!ちょっと間抜けな裏稼業コンビの友情ストーリー

掛け違えられたボタンのように、ひとつ現実をずらすだけで、目の前の景色がたちまち間抜けに見えてしまうことがある。

2015.12.9  【インタビュー】「リア充」小説家・朝井リョウの働き方

大学2年生のときに、『桐島、部活やめるってよ』(集英社)で小説家デビュー。2012年には戦後史上最年少で直木賞を受賞した朝井リョウさん。就職、兼業作家時代を経て会社を辞め、小説に専念するようになったのが2015年の話だ。最新作『世にも奇妙な君物語』(講談社/1,400円+税)発売に合わせ、現在の朝井さんについて伺った。

2015.12.3  週刊文春ミステリーベスト10 2015年【国内部門】第1位は『王とサーカス』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。

2015.12.3  週刊文春ミステリーベスト10 2015年【海外部門】第1位は『悲しみのイレーヌ』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。

2015.11.25  ダッシュエックス文庫 東京・秋葉原で"1周年記念祭"

集英社のライトノベルレーベル「ダッシュエックス文庫」の創刊1周年を記念したイベントが、きょう25日から東京・秋葉原でスタートした。

2015.11.15  『かたづの!』が柴田錬三郎賞、『長いお別れ』が中央公論文芸賞を受賞した現在の気持ちを語る――中島京子(1)

出版社勤務ののちフリーライターを経て、2003年に『FUTON』で小説家デビュー。同作は第25回野間文芸新人賞候補に。2010年に『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞。2014年に『妻が椎茸だったころ』で、第42回泉鏡花文学賞を受賞。2015年に『かたづの!』で第3回河合隼雄物語賞、第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞および第28回柴田錬三郎賞を受賞、さらに『長いお別れ』で第10回中央公論文芸賞を受賞。

2015.11.6  冒険小説・ハードボイルド好きの好奇心を満たす、骨太の文学全集『冒険の森へ』

集英社創業90周年企画の「冒険の森へ 傑作小説大全」。冒険小説・ハードボイルドを中心に幅広い国内小説を集めた話題の文学全集である。

2015.10.21  作家の読書道 第165回:羽田圭介さん

この7月に『スクラップ・アンド・ビルド』で見事芥川賞を受賞した羽田圭介さん。そのぶっちゃけすぎる言動でも今や注目を浴びる存在に。そんな羽田さんに影響を与えた小説、作家を目指したきっかけ、そして高校生でデビューしてから現在に至るまでの道のりとは?

2015.10.15  「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊

決定版の「21世紀のSFベスト100」は〈本の雑誌〉2015年11月号をごらんください。

2015.9.27  大人向け「キャラ文芸」台頭 ライトノベルと一線…ドラマ化にも向く

20代以上の大人に向けた「キャラクター文芸」などと呼ばれる文庫の品ぞろえを出版各社が強化し、書店の店頭でも目立つようになってきた。

2015.9.20  小説すばる新人賞決まる

第28回小説すばる新人賞(集英社主催)は渡辺優(ゆう)さん(28)の「ラメルノエリキサ」に決まった。

2015.9.3  すばる文学賞に黒名氏

第39回すばる文学賞(集英社主催)は3日、高松市の自営業、黒名ひろみ氏(47)の「温泉妖精」に決まった。

2015.8.12  ピース又吉絶賛の小説『教団X』著者が「又吉くんより先に芥川賞を獲っておいてよかった (笑)」と告白

芸人初の芥川賞作家となったピース又吉の『火花』が発行部数229万部を突破。

2015.7.23  講談社エッセイ賞は、ジェーン・スー『貴様いつまで女子でいるつもり問題』に決定!

現在発売中の『ダ・ヴィンチ』8月号で特集したジェーン・スーさんの著書『貴様いつまで女子でいるつもり問題』(幻冬舎)が、本日発表された第31回講談社エッセイ賞に選ばれました。

2015.7.15  作家の読書道 第162回:木下昌輝さん

デビュー単行本『宇喜多の捨て嫁』がいきなり直木賞の候補となり、新しい歴史エンターテインメントの書き手として注目される木下昌輝さん。第二作の『人魚ノ肉』は、幕末の京都で新撰組の面々がなんと化け物になってしまうというホラーテイストの異色連作集。その発想や文章力、構成力はどんな読書生活のなかで培われたものなのか? 

2015.7.14  日本文学アンソロジー、相次ぎ刊行

日本文学の100年を振り返るアンソロジーが相次いで刊行されている。

2015.7.6  3.11を体験した作家・伊坂幸太郎によるエッセイ集『仙台ぐらし』。そのなかで、彼が本当に言いたかったこととは…

昨年9月の御嶽山噴火にはじまり、箱根山や浅間山など、いまにわかに火山活動が活発化している。これは恐るべき天変地異の前触れなのか…。となると、やはり思い出されるのは、「東日本大震災」だ。現地で暮らす人々の生活には、いまだ震災の爪痕が残り、不安が完全に払拭されているわけではないだろう。

2015.7.4  小説の次は俳句探究 又吉直樹さん、入門の書

初めての純文学小説「火花」が芥川賞の候補に挙がっているお笑い芸人の又吉直樹さんが、俳人の堀本裕樹さんと俳句の世界を探究した「芸人と俳人」(集英社)が出版された。

2015.6.17  作家の読書道 第161回:磯﨑憲一郎さん

2007年に文藝賞を受賞して作家デビュー、2009年には芥川賞を受賞。意欲的な作品を発表し続けている磯﨑憲一郎さん。叙事に徹した日本近代100年の物語『電車道』も話題に。時間の大きな流れの中で生きる人々をとらえたその作品世界は、どんな読書生活から育まれていったのか? 商社に勤めながら40歳を前に小説を書きはじめた理由とは? 

2015.6.1  冲方丁の二次創作解禁企画の詳細遂に発表!「冲方サミット×ブックショート」イベント開催

『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、舟橋聖一文学賞、北東文芸賞と、数々の文学賞を受賞した冲方丁(うぶかた とう)。

2015.5.22  TVアニメ『六花の勇者』、2015年7月放送開始! キャラクター設定画を紹介

「このライトノベルがすごい」(宝島社刊)で2013年度3位、2014年度8位にランクインするなど高い人気を誇る山形石雄氏の『六花の勇者』(集英社/「ダッシュエックス文庫」刊)がTVアニメとなって、2015年7月よりMBS、TOKYO MX、AT-X、BS-11にて放送開始となる。

2015.5.16  「封神演義」のキャラがみんな美少女に!! 集英社から新作ライトノベル「封神演戯」刊行

美少女とニートによる封神演義がはじまる!? 中国古典の傑作「封神演義」をモチーフにした新作ライトノベル「封神演戯」が集英社から5月22日に発売されます。

2015.5.12  河合隼雄物語賞に中島京子さんの「かたづの!」

第3回河合隼雄物語賞・学芸賞(河合隼雄財団主催)の選考会が11日、京都市内で行われ、物語賞は作家・中島京子さんの「かたづの!」(集英社)、学芸賞は大澤真幸さんの「自由という牢獄――責任・公共性・資本主義」(岩波書店)がそれぞれ選ばれた。

2015.5.8  震災後の「無」向き合う個人 金原ひとみ『持たざる者』

震災後の「無」向き合う個人 金原ひとみ『持たざる者』

2015.5.7  ジャンプ作品スピンオフとオリジナル小説で注目度急上昇!「JUMP j BOOKS」

「ジャンプ×小説のBOOKSが織り成す∞のエンタテインメント!」を謳う集英社のJUMP j BOOKSは、これまでに数多くのジャンプ連載作品のノベライズやオリジナル小説を刊行してきたライトノベル系の新書レーベル。

2015.5.7  小説とラノベを分けるのはナンセンス!? 人気の「キャラ文芸」とは何か?【識者解説】

「ライト文芸」「キャラ文芸」と呼ばれるエンタメ小説のレーベルが次々と創刊されている。これは「ライトノベル」や一般文芸のエンタメ小説といったいどこが違うのか? そんな基本的なことから、このジャンルが注目されている理由、今後の展開についてまで、『ライトノベルから見た少女/少年小説史』の著者で辰巳出版が2月に創刊したライト文芸レーベル「T-LINEノベルズ」の監修も務める大橋崇行さんに聞いた。

2015.5.6  日本の「少女小説」のすべてがわかる! 『少女小説辞典』であの感動やドキドキをもう一度

あなたは初めて読んだ少女小説を覚えていますか? 

2015.4.30  「関ヶ原」の複眼的小説 多様な価値観に支持

徳川家康率いる東軍と石田三成中心の西軍が戦った関ヶ原の戦い※。

2015.4.23  渡辺淳一文学賞を創設 集英社 心理に迫った作品、浅田さんら選考

昨年4月に亡くなった作家渡辺淳一さん(空知管内上砂川町出身)の功績をたたえ、集英社(東京)は渡辺淳一文学賞を創設した。

2015.4.20  きらら著者インタビュー 第81回 須賀しのぶさん『革命前夜』

ライトノベルを書いてきた16年間を全部捨てて、自分が書いてきたものを見直すと見えてくるものがありました。

2015.4.16  宮本輝さん「田園発 港行き自転車」刊行

「職人さんの手仕事を感じさせる、小物が好きなんです。ふっと見て『これ、いいなぁ』と思うものを、小説に出してみたいんですよ」

2015.4.15  KADOKAWA 売り上げ2位浮上

オリコンが集計した2014年(13年12月30日~14年12月28日)の出版社別売り上げランキングで、KADOKAWAが前年比2倍以上の約943億円を売り上げ、集英社と小学館を抜いて2位に浮上した。

2015.4.6  映画『王妃の館』公開記念SP対談 浅田次郎×水谷 豊

「相棒」シリーズでもおなじみの杉下"右京"演じる水谷豊が、今作では天才小説家の北白川 "右京"になる!?

2015.4.3  アーバンギャルド松永天馬、初の小説連載開始

アーバンギャルドの松永天馬(Vo)による小説「少女か小説か」の連載が集英社文庫のオフィシャルサイトでスタートした。彼が小説連載を担当するのはこれが初となる。

2015.4.3  注目アニメ紹介 : 「終わりのセラフ」 人気作家タッグの原作 吸血鬼と人類の戦い描く

吸血鬼の脅威にさらされている世界を舞台に、吸血鬼と人類の戦いを描くアニメ「終わりのセラフ」が4日から放送される。

2015.4.3  【今週はこれを読め! ミステリー編】予断のできないフランス・ミステリー『悪意の波紋』

『ミレニアム』三部作により北欧ミステリーが注目されるようになり、フェルディナント・フォン・シーラッハが登場してドイツの作品が脚光を浴びた。

2015.3.22  安倍首相のモデル小説を出版! あの芥川賞作家が本人に会った時に感じた弱さと危うさ

「(賞を)もらっといてやる」──『共喰い』(集英社)で第146回芥川賞を受賞した際にこんな発言をして注目された作家の田中慎弥。そんな田中の新作が、いま、話題を呼んでいる。

2015.3.9  【今週はこれを読め! ミステリー編】タイの犯罪報道記者ジム・ジュリー登場!

ジム・ジュリーは1年前まで「チェンマイ・メール」の犯罪報道記者だった。

2015.3.4  『ビブリア古書堂の事件手帖』に続く大ヒット作は出るか? いま「キャラクター文芸」がアツい

ジャンルを牽引する『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ。

2015.2.24  <小松未可子>ラノベ「もんらぶ」の魅力を熱弁 「イチャイチャしおって…」

集英社のライトノベルレーベル「ダッシュエックス文庫」の創刊時に応援隊長を務めた人気声優の小松未可子さんが、同レーベルの「文句の付けようがないラブコメ(もんらぶ)」(鈴木大輔さん作、肋兵器さんイラスト)に推薦文を寄せた。

2015.2.2  第36回「吉川英治文学新人賞」の候補作決まる

吉川英治国民文化振興会は2月2日、第36回「吉川英治文学新人賞」の候補作を発表した。

2015.1.23  【今週はこれを読め! ミステリー編】元法務大臣が書く警察小説『凍える街』

海外の作家にはときどき意表を衝くプロフィールの持ち主がいる。

2015.1.8  丸善書店とジュンク堂書店、出版社別売上げベスト300を発表

丸善書店とジュンク堂書店はこのほど、2014年の出版社別売上げ上位300位をそれぞれ発表した。

2014.12.27  [回顧2014]エンターテインメント小説…際立つベテランの力

エンターテインメント小説では、ベテランの底力に改めて触れる年となった。

2014.12.20  「DX文庫」リニューアル効果は? 新たな目的と現状のギャップを改善

2014年11月、集英社のライトノベルレーベル「ダッシュエックス文庫」が新創刊された。

2014.12.17  作家の読書道 第155回:津村記久子さん

主に大阪を舞台に、現代人の働くこと、生活すること、成長することをそこはかとないユーモアを紛れ込ませながら確かな筆致で描き出す芥川賞作家、津村記久子さん。

2014.12.13  2014年文庫ランキング発表! 東野、池井戸、百田が安定した人気

書店員、文筆家など、本好き4589名の声が詰まったブックランキング「BOOK OF THE YEAR」特集が、2014年12月6日発売の『ダ・ヴィンチ』1月号に掲載されている。ここでは文庫ランキングを10位まで紹介しよう。

2014.12.6  2014年No.1小説は東野圭吾『マスカレード・イブ』!

本好きたちの一年を締め括る、「BOOK OF THE YEAR」大特集。あなたにとって、今年はどんな一年でしたか? どんな素晴らしい本との出会いがありましたか? ダ・ヴィンチ読者、書店員、文筆家など、本好き4589名の声が詰まったブックランキング、いよいよ発表です。

2014.12.5  「ダ・ヴィンチ」、ブック・オブ・ザ・イヤー2014を発表

「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA メディアファクトリー)は12月5日、「BOOK OF THE YEAR2014」を発表した。2013年10月から2014年9月までに発行された本を対象に、書評家、書店員、アンケート会員ら4589人が選考した。主なジャンルの上位銘柄は以下の通り。

2014.11.30  墓碑銘にしたい…佐藤正午さん、5年ぶりに長編

寡作ながら小説巧者として根強いファンを持つ佐藤正午さん(59)の『鳩の撃退法』(小学館、上下巻)は、5年ぶりとなる長編小説だ。

2014.11.23  【謎解きイベントの作り手が推薦】 非日常体験をくれる!「謎解き製作のバイブル」ベスト10

そろそろ年末、仕事に忙殺されている人も多いのでは? そんな時は、本の世界に没入し、非日常体験をしてみるのはどうでしょう? そこで今回は、謎解きイベント製作団体UniBirth代表で、慶應義塾大学医学部5年生の近藤慶太さんに"謎解きイベント製作のバイブル本"10冊をランキング形式で紹介してもらいました!

2014.11.19  作家の読書道 第154回:越智月子さん

2006年に小説家デビュー、その後『モンスターU子の嘘』や『スーパー女優A子の叫び』で注目度を高めてきた越智月子さん。

2014.11.19  ラノベヒロインと秋葉原の街がコラボ ダッシュエックス文庫創刊

21日に集英社から新創刊されるライトノベルの新レーベル、「ダッシュエックス文庫」。「エンターテイメントの本質はキャラクター。

2014.11.16  小説すばる新人賞に中村理聖さん 福井市出身、「砂漠の青がとける夜」

第27回小説すばる新人賞(集英社主催)の贈賞式が14日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれ、福井県福井市出身の会社員、中村理聖(りさと)さん(28)=京都市在住=が表彰を受けた。

2014.11.14  「アース・スター」ノベル創刊 テレビCMとオーディオドラマには釘宮理恵と鳴海杏子を起用!

アース・スター エンターテイメントは2014年12月12日(金)に大人のためのエンタメ小説レーベル「アース・スターノベル」を創刊する。(2014年12月12日創刊、以降毎月15日発売)

2014.11.3  毎日出版文化賞に重松清氏ら

第68回毎日出版文化賞(毎日新聞社主催)の受賞作が3日付で発表された。

2014.11.1  西尾維新の新作短編を小畑健、中村光らがマンガ化 集英社コミック4誌で連続掲載!

小説『化物語』などの著者であり、マンガ『めだかボックス』などの原作者である、西尾維新氏の完全新作短編9作品が連続して4 誌でマンガ化される、スペシャルプロジェクト「大斬―オオギリ―」が2014年11月1日(土)より開幕する。

2014.10.22  山口譲司が泉鏡花の怪談小説をマンガに

本日10月22日に発売されたグランドジャンプPREMIUM11月号(集英社)には、「江戸川乱歩異人館」で知られる山口譲司の読み切り「百鬼辞典 丑の刻詣の女鬼~泉鏡花『黒壁』より~」が掲載されている。

2014.10.5  実在の女大名、家臣の命を救うために奮闘

中島京子さん(50)の新刊『かたづの!』(集英社)は、江戸初期の東北に実在した女大名が、次々と訪れる困難を懸命に乗り越える様を、人のような意識を持つカモシカの角「片角様」が語るという著者初の歴史ファンタジー小説だ。

2014.9.17  作家の読書道 第152回:中村文則さん

ミステリやスリラーの要素を感じさせる純文学作品で、国内外で幅広い層の読者を獲得している中村文則さん。

2014.9.14  すばる新人賞に28歳・中村理聖さん「砂漠の青がとける夜」

第27回小説すばる新人賞(集英社主催)は14日までに、中村理聖さん(28)の「砂漠の青がとける夜」に決まった。

2014.9.9  谷崎潤一郎賞に奥泉光さん

第50回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)は9日、奥泉光さん(58)の『東京自叙伝』(集英社刊)に決まった。

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