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本多孝好

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経歴

本多 孝好|ほんだ たかよし|1971年3月8日 - は日本の小説家、推理作家。東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。
元々読書は好きで、小学生の頃は江戸川乱歩、中学生の頃は赤川次郎、高校生の頃は半村良、大学時代は村上春樹や村上龍に夢中だった。
弁護士を志して法学部に在籍していたが、大学4年生の時、同じ学部の金城一紀に卒業文集に入れる小説の執筆を依頼されたことがきっかけとなり、作家を志すようになった。その後、金城の助言で習作を続け、共に切磋琢磨した。本格的に作家を目指すか、弁護士になるか心が揺れていた時(1994年)に「眠りの海」で第16回小説推理新人賞を受賞し、作家になる決心をした。
受賞から約5年の歳月を経て、デビュー作を含む短編集『MISSING』が発売され、このミステリーがすごい! 2000年版でトップ10に入り脚光を浴び、約10社から執筆依頼が舞い込んだという。デビュー以降、物語をつくるという根底に、死への恐怖心とそれに対する覚悟の作り方があり。『ストレイヤーズ・クロニクル』では娯楽性を重視し、田島昭宇の挿絵を取り入れた作品となっている。
2008年11月、『FINE DAYS』に収録された「イエスタデイズ」が自身の作としては初めて映画化された。2014年から2015年にかけて、『真夜中の五分前』、『ストレイヤーズ・クロニクル』、『at Home』が相次いで映画化。2018年7月期のドラマ『dele』(テレビ朝日)では、原案と脚本を担当。

受賞歴

本多孝好関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)

  • 2014.12.26 楽天ブックス: 著者インタビュー -本多孝好さん「真夜中の五分前 sideA/sideB」

    ■映画と原作は別物、だけどこれは間違いなく『真夜中の五分前』を読んだ人がつくったものだなという感覚。

  • 2010.5.1 きらら熱烈インタビュー 第58回  本多孝好さん

    最初は物語がどううねっていくのか流れに身を任せる。ラストシーンは書いているうちに浮かびあがってきます。 スタイリッシュな文体と「生」と「死」に向き合った作風で読者の注目を集めている本多孝好さん。

  • 2009.10.1 きらら著者インタビュー 本多孝好『WILL』

    エンターテインメントの書き手として当然、小説の中に企みは持ち込みたい。 30万人が読んだという本多孝好さんのベストセラー『MOMENT』。その続編『WILL』が刊行された。物語は7年後、今回は前作の主人公、神田の幼なじみの女性、森野が視点人物。彼女が両親の跡をついで経営する葬儀屋を舞台に、さまざまな出来事を彼女が解決していく。もちろん、前作が未読でも楽しめる1冊。著者にとってすでに完結した小説の続編を書くのははじめてだという。なぜ、7年後の今、筆を執ったのだろう。

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