朱雀門 出(すざくもん いづる、男性、1967年 - )は、日本の小説家。本名は池内俊貴。
大阪府高槻市出身。北海道大学大学院博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、2003年より長浜バイオ大学講師となる。長浜市在住であり、作中にも長浜の地名が用いられている。
2009年に「寅淡語怪録」で第15回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、同年に受賞作を改題し表題作とした短編集『今昔奇怪録』でデビュー。その作風は、「直接的な暴力、グロテスク、残酷描写は避け、人物描写などで底知れない恐怖を描き出す手法」と評されている。
『てのひら怪談』にも作品が収録されている。
また、執筆以外にふるさと怪談トークライブや怪談社によるイベントなどで怪談を語っている。柔らかい語り口から、[http://www.youtube.com/watch?v=5G4zDJdVesc 『男たちの怪談百物語』刊行記念イベントでのプロモーションビデオ]では「静かなる西の語り部」という二つ名が付けられている。
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*今昔奇怪録(角川ホラー文庫)2009
*首ざぶとん(角川ホラー文庫)2010
*脳釘怪談(竹書房文庫)2014
*脳釘怪談 呪殺(竹書房文庫)2014
*第三脳釘怪談 (自主電子出版)2019
*忌田の枝足 (自主電子出版)2019
*謎の河童銭 (続首ざぶとん)(自主電子出版)2019
*「オーグリーンは死にました」考 (自主電子出版)2019
*第四脳釘怪談 (自主電子出版)2020
*第五脳釘怪談(竹書房怪談文庫)2020
*第六脳釘怪談(竹書房怪談文庫)2021
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