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岩橋邦枝

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経歴

岩橋 邦枝(いわはし くにえ、女性、1934年10月10日 - 2014年6月11日)は、日本の小説家。本名、根本邦枝。
広島県広島市生まれ、1955年『婦人公論』募集の女流小説に「不参加」が入選、1956年「逆光線」が『新女苑』に発表され、女版石原慎太郎としてマスコミが殺到した。当時の女性では先端的だったオートバイを駆り、マフラーを風になびかせ走らせた。「逆光線」と「女子寮祭」が映画化され、短編集『逆光線』を上梓する。1957年お茶大を卒業、執筆をやめ、英文タイピスト、別荘番などの職につき、『女性自身』で1年、社会面的なルポライター、『週刊平凡』で1年コラムを持つ。1960年根本英一郎と結婚、一女を儲ける。
1965年から『小説現代』を中心に中間小説を書くが、1972年これをやめ、1974年野間宏の励ましで17年ぶりの純文学作品「日時計」を『文藝』に発表。1975年と1976年、「暮色の深まり」「冬空」で芥川賞候補。
1982年『浅い眠り』で平林たい子文学賞、同年夫が急逝。1986年夫の死を描いた『伴侶』で芸術選奨新人賞、1992年『浮橋』で女流文学賞、1994年『評伝 長谷川時雨』で新田次郎文学賞、2012年『評伝 野上彌生子−迷路を抜けて森へ』で紫式部文学賞、蓮如賞受賞。日本文藝家協会理事、新田次郎文学賞選考委員。
2014年6月11日午後4時43分、汎発性腹膜炎のため福岡市中央区の病院で死去。79歳没。

受賞歴

岩橋邦枝関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)

  • 2014.6.12 作家の岩橋邦枝さん死去…女性文学者の評伝など

    女性文学者の評伝などで知られる作家の岩橋邦枝(いわはし・くにえ、本名・根本邦枝=ねもと・くにえ)さんが11日、腹膜炎で死去した。

  • 2013.10.14 蓮如賞に岩橋邦枝さん

    第13回蓮如賞(本願寺維持財団主催)の選考会が9日開かれ、岩橋邦枝さんの「評伝 野上彌生子」(新潮社)に決まった。

  • 2012.8.7 紫式部文学賞:岩橋邦枝さんの「評伝 野上彌生子」

    昨年に刊行された女性作家の作品が対象の「紫式部文学賞」(京都府宇治市など主催)の選考委員会は7日、第22回受賞作に東京都在住の岩橋邦枝さん(77)の「評伝 野上彌生子(やえこ)−迷路を抜けて森へ」(新潮社刊)を選んだと発表した。岩橋さんは日活映画「逆光線」(1956年)の原作者。11月に同市である贈呈式で、賞金200万円が贈られる。

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