富岡 多惠子(とみおか たえこ、1935年7月28日 - )は、日本の詩人・小説家・文芸評論家。日本芸術院会員。上方お笑い大賞選考委員。静岡県伊東市在住。
本名は菅多恵子であり、現代美術家の菅木志雄は夫。
大阪女子大英文科卒。在学中から詩を書き、1957年に詩集『返礼』を刊行。卒業後は高校教師を務めたが、上京して多くの詩集を出し、『物語の明くる日』(1961年)以降は小説に転じた。乾いた言葉で人間存在の根源を問う。
1935年(昭和10年)大阪府大阪市出身。大阪府立桜塚高等学校、大阪女子大学文学部英文科卒業。池田満寿夫と同棲していたことがあり、当初詩人として出発したが、1970年代初めから小説を書き始めた。多数の詩・小説・評論・エッセイがある。また映画のシナリオも書いている。
1976年(昭和51年)、坂本龍一作曲によりアルバム「物語のようにふるさとは遠い」を発表している。
フェミニストであり、上野千鶴子、小倉千加子との鼎談『男流文学論』を刊行している。また、大阪の芸能への傾倒が大きく、秋田實の評伝の執筆などをしている。
2008年に芸術院会員。
from wikipedia(名前を用いての自動収集のため、別人の場合もあることをご了承ください)