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皆川博子

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経歴

皆川 博子|みながわ ひろこ|1929年12月8日あるいは1930年1月2日 - は、日本の小説家。様々なジャンルにわたる創作活動を行うが、中井英夫や赤江瀑などの作家への敬愛から生まれた幻想文学、または幻想的なミステリにおいて知られる。
父は正心調息法の創始者の医師で、心霊研究者でもあった塩谷信男。父の影響で幼少期に霊媒をさせられたこともあるという。弟に北里大学医学部名誉教授の塩谷信幸、伝奇・SF作家の塩谷隆志、 再従弟に脚本家・演出家の福田陽一郎がいる。木崎さと子は従妹(母の兄の次女)で、少女時代に文学教育をほどこした。
朝鮮京城出身。東京女子大学外国語科英文学専攻中退。
『海と十字架』で児童文学作家としてデビューした後、推理小説・サスペンスに転向。当初は男女の奇縁を現代的な道具立てを用いてサスペンスフルに描く作風だったが、『光の廃墟』で浪漫的な異国譚、『花の旅 夜の旅』でトリッキーな本格ミステリに挑むなど、後年の作品に続く志向もみせている。
80年代は幻想文学にも創作をひろげているが、編集者にノベルスブームへの迎合を依頼されて、一般的な「ミステリー」の創作をおこなうこともあった。
新本格ミステリのムーヴメント以降再評価が始まり、千街晶之・東雅夫・日下三蔵の三名によってアンソロジーが編まれたり、文庫での再版も行われている。同時に新作の執筆も活発化し、80代とは思えぬペースでの発表が続いている。

受賞歴

皆川博子関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)

  • 2021.6.9 【今週はこれを読め! エンタメ編】緊急事態宣言下の1日1編『Day to Day』

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  • 2017.10.3 講談社:「小説現代」リニューアル休刊 18年秋

    半世紀の歴史を持つ小説誌の「小説現代」(講談社)が来秋、リニューアルのため1年半ほど休刊すると3日、発表した。

  • 2013.5.31 日本の小説、英訳し電子書籍に 早川書房、映画化を期待

    早川書房は、日本のミステリーやSF作品を英訳し、海外向けに電子書籍として配信する事業に今秋にも乗り出す。日本の作品を英訳配信することで、米ハリウッドでの映画化などにつなげることが狙いだ。

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